今年のノーベル物理学賞を「日本人の研究者」3人が受賞した、と報じている。
テレビや新聞では相変わらずの
「日本人が!」
「日本人としての受賞が!!」
と、長々と嬉々とした番組編成が行われている。
もちろん喜ばしいことだし、素晴らしいニュース。
この放送で良いと思うし、全て悪いとも思わないのだが、以前、錦織圭選手のアメリカでの快挙の時に書いたブログと同じ内容をもう一度ここで書きたいと思う(「錦織選手報道に感じる違和感」)。
3人の受賞者のうちの一人。中村修二博士。
彼は日本のメディアが「日本人としての受賞で!」と騒ぎ立てている中、平然と一人、アメリカはカリフォルニアで淡々とインタビューに答えている。もちろん、英語で。
中村裁判。
青色発光ダイオード裁判。
2001年、日本でも当時少し話題になった裁判だ。本当に大きく話題になったのは2002年9月の事であり、このニュースが伝えられた時、多くの日本人はまだ
「中村は変わり者だ」
「日本の企業には日本の企業の倫理とルールがある!」
「実は勤務態度も悪かったらしいぞ!」
と寝ぼけたことをぬかすコメンテーターも少なくなかった。
2001年。中村修二氏は所属していた企業に対し訴訟を行った。いわゆる「中村裁判」だ。
青色発光ダイオードの発明は「100年に一度くらいしかないレベルの発明」と主張。あまりに巨額の利益がもたらされたにもかかわらず、中村氏が所属していた会社は、中村氏に対して…
2万円
の特別ボーナスしか出さなかった。後にノーベル賞を取る、この研究成果について、だ。この青色発光ダイオードの発明は、特許出願中にその市場がなんと1兆円規模にまで膨らむあまりにも大きな発明だった。にもかかわらず、
2万円
だった。あまりにもひどすぎる!と訴える中村氏に対して、会社側は
「研究費用をねん出したのは会社である」
「会社の中で行われた研究の発明で得た成果は、会社に権利が帰属されるという契約がある!」
と主張。一般論ではわからなくはない話だが、中村氏の発明は「時代を動かすレベル」の発明だった。2001年当時、少しだけ報じられたそのニュースは、2002年9月、大きく報じられることとなる。
東京地裁が下した判決は「中村氏の貢献は604億円の価値がある!」という驚きの判決。
そもそも中村氏はお金のために裁判をしていたのではなかった。後々の研究者のために、礎になれれば、という思いから、嫌われ役を買って出ていた部分が大きかった。なので、中村氏は
「200億円しか」請求していなかった。
200億しか請求していないにもかかわらず、判決は
「いえいえ、あなたの価値は604億円ですよ」
と言ってのけた。これはとても大きなニュースになった。未来の研究者たちの大きな光になる、と中村氏も喜んだ。
しかし、だ。
会社は不服だった。裁判所の判決にも一切納得せずに、控訴。会社は徹底的に争う姿勢を見せ、裁判は泥沼の様相を呈し始める。
中村氏は
諦めた。
何に諦めたのか?会社か?それはもちろんそうだろう。でも、それだけじゃなかった。当時はテレビもマスコミも、会社側が流すネガティブ情報をそのままコメントするキャスターやコメンテーターも少なくなかった。
中村氏は
日本に呆れてしまった。
中村氏は、わずか6億円という、地裁が認めた600億円から100分の一というあまりにも小さすぎる値段での和解に合意(実際には延滞損害金が発生しているので支払われたのは8億円)。そして…この天才科学者は日本から去っていった。
錦織選手の時にも同じことを書いたが、それが全部悪いとは言わない。悪いとは言わないし、それでもいいのだが…
なんで、マスコミは、中村博士のニュースと共に
「日本人が!」
「ニホンジンの快挙が!!!」
と喜べるんだ?
あの時のブログにも、くだらない僕への批判や悪口を懸命に書いて来た人たちは少なくなかったが、もう一度全く同じことを書きたい。あの時、「素直に喜べ」と書いてきた全ての人にもう一度問う。
わずか13歳で、日本を離れた錦織選手。彼は日本を離れたからあの実力を手に入れた、と僕は指摘した。もちろん「一般の人は喜んでいい」と思う。国籍は日本だし。でも「マスコミはバカ騒ぎしてればいい」のか?サッカーのワールドカップの時と同じように、単に騒げば気が済むのか?その裏側にあるものを全部無視して気持ちいい放送だけをしていていいのか?
中村博士も同じだ。喜んでりゃそれでいいのか?中継繋いで「今のお気持ちは?」でいいのか?
なんで、彼らが日本を捨てたんだ?
日本のシステムが…
日本の教育環境が…
日本的な会社の仕組みが…
天才の力を失わせ、天才の芽を摘み、天才たちのやる気を失わせる仕組みだから…
彼らは日本から出ていったんじゃないのだろうか?
一部の「老害ジジィ」や学校の「先輩」という「単なる年上なだけの人間」たちが、「年功序列」という完全に狂いまくったシステムをかさに、くだらないことを言い続けてくるから、本当に才能のある人間は、出ていくしかないんじゃないだろうか。
会社のシステムもそう。なんで韓国のサムスンやLGがあれだけ急な勢いで勢力を伸ばせたのか…日本の優秀な技術者を引き抜きまくったからだ。裏を返せば、日本の会社は才能があろうがなかろうが、「部下の功績を一部の上司が全部ひとり占めする」システムがありすぎるので、本当に才能のある人間は「自分を正当に認めてくれる国へ」出ていくんじゃないだろうか。
なんでそれを報じないのだろう。マスメディアはもっと日本の会社の「闇」を報じるべきなんじゃないかと、切に思う。
もちろん素晴らしいニュースだ。素晴らしいニュースだから、まずは喜んでもいいとは思う。が、僕は今回のブログでも、喜ぶのと同時に、僕たち日本人は本来は反省すべき点もあるんじゃないか、ともう一度訴える。
何が悪いのか?
何がおかしいのか?
ちなみに多くのアホマスコミが「日本人3人が受賞!」という大バカ報道を繰り返しているが、完全な間違いである、という事をここで指摘しておきたい。
中村博士はすでに「アメリカ国籍を取得」している。正式に日本国籍を放棄はしていないが、しっかりしろよ、大マスコミ、と言いたい。中村博士がどんな思いとともに、日本を捨てたのか、もっと酌んであげるべきだ。
今回のニュースは
「日本人2人と、日本国籍も持つアメリカ人1人」の計3人が受賞したニュース
だと報じるべきだと、少なくとも僕は思っている。
テレビや新聞では相変わらずの
「日本人が!」
「日本人としての受賞が!!」
と、長々と嬉々とした番組編成が行われている。
もちろん喜ばしいことだし、素晴らしいニュース。
この放送で良いと思うし、全て悪いとも思わないのだが、以前、錦織圭選手のアメリカでの快挙の時に書いたブログと同じ内容をもう一度ここで書きたいと思う(「錦織選手報道に感じる違和感」)。
3人の受賞者のうちの一人。中村修二博士。
彼は日本のメディアが「日本人としての受賞で!」と騒ぎ立てている中、平然と一人、アメリカはカリフォルニアで淡々とインタビューに答えている。もちろん、英語で。
中村裁判。
青色発光ダイオード裁判。
2001年、日本でも当時少し話題になった裁判だ。本当に大きく話題になったのは2002年9月の事であり、このニュースが伝えられた時、多くの日本人はまだ
「中村は変わり者だ」
「日本の企業には日本の企業の倫理とルールがある!」
「実は勤務態度も悪かったらしいぞ!」
と寝ぼけたことをぬかすコメンテーターも少なくなかった。
2001年。中村修二氏は所属していた企業に対し訴訟を行った。いわゆる「中村裁判」だ。
青色発光ダイオードの発明は「100年に一度くらいしかないレベルの発明」と主張。あまりに巨額の利益がもたらされたにもかかわらず、中村氏が所属していた会社は、中村氏に対して…
2万円
の特別ボーナスしか出さなかった。後にノーベル賞を取る、この研究成果について、だ。この青色発光ダイオードの発明は、特許出願中にその市場がなんと1兆円規模にまで膨らむあまりにも大きな発明だった。にもかかわらず、
2万円
だった。あまりにもひどすぎる!と訴える中村氏に対して、会社側は
「研究費用をねん出したのは会社である」
「会社の中で行われた研究の発明で得た成果は、会社に権利が帰属されるという契約がある!」
と主張。一般論ではわからなくはない話だが、中村氏の発明は「時代を動かすレベル」の発明だった。2001年当時、少しだけ報じられたそのニュースは、2002年9月、大きく報じられることとなる。
東京地裁が下した判決は「中村氏の貢献は604億円の価値がある!」という驚きの判決。
そもそも中村氏はお金のために裁判をしていたのではなかった。後々の研究者のために、礎になれれば、という思いから、嫌われ役を買って出ていた部分が大きかった。なので、中村氏は
「200億円しか」請求していなかった。
200億しか請求していないにもかかわらず、判決は
「いえいえ、あなたの価値は604億円ですよ」
と言ってのけた。これはとても大きなニュースになった。未来の研究者たちの大きな光になる、と中村氏も喜んだ。
しかし、だ。
会社は不服だった。裁判所の判決にも一切納得せずに、控訴。会社は徹底的に争う姿勢を見せ、裁判は泥沼の様相を呈し始める。
中村氏は
諦めた。
何に諦めたのか?会社か?それはもちろんそうだろう。でも、それだけじゃなかった。当時はテレビもマスコミも、会社側が流すネガティブ情報をそのままコメントするキャスターやコメンテーターも少なくなかった。
中村氏は
日本に呆れてしまった。
中村氏は、わずか6億円という、地裁が認めた600億円から100分の一というあまりにも小さすぎる値段での和解に合意(実際には延滞損害金が発生しているので支払われたのは8億円)。そして…この天才科学者は日本から去っていった。
錦織選手の時にも同じことを書いたが、それが全部悪いとは言わない。悪いとは言わないし、それでもいいのだが…
なんで、マスコミは、中村博士のニュースと共に
「日本人が!」
「ニホンジンの快挙が!!!」
と喜べるんだ?
あの時のブログにも、くだらない僕への批判や悪口を懸命に書いて来た人たちは少なくなかったが、もう一度全く同じことを書きたい。あの時、「素直に喜べ」と書いてきた全ての人にもう一度問う。
わずか13歳で、日本を離れた錦織選手。彼は日本を離れたからあの実力を手に入れた、と僕は指摘した。もちろん「一般の人は喜んでいい」と思う。国籍は日本だし。でも「マスコミはバカ騒ぎしてればいい」のか?サッカーのワールドカップの時と同じように、単に騒げば気が済むのか?その裏側にあるものを全部無視して気持ちいい放送だけをしていていいのか?
中村博士も同じだ。喜んでりゃそれでいいのか?中継繋いで「今のお気持ちは?」でいいのか?
なんで、彼らが日本を捨てたんだ?
日本のシステムが…
日本の教育環境が…
日本的な会社の仕組みが…
天才の力を失わせ、天才の芽を摘み、天才たちのやる気を失わせる仕組みだから…
彼らは日本から出ていったんじゃないのだろうか?
一部の「老害ジジィ」や学校の「先輩」という「単なる年上なだけの人間」たちが、「年功序列」という完全に狂いまくったシステムをかさに、くだらないことを言い続けてくるから、本当に才能のある人間は、出ていくしかないんじゃないだろうか。
会社のシステムもそう。なんで韓国のサムスンやLGがあれだけ急な勢いで勢力を伸ばせたのか…日本の優秀な技術者を引き抜きまくったからだ。裏を返せば、日本の会社は才能があろうがなかろうが、「部下の功績を一部の上司が全部ひとり占めする」システムがありすぎるので、本当に才能のある人間は「自分を正当に認めてくれる国へ」出ていくんじゃないだろうか。
なんでそれを報じないのだろう。マスメディアはもっと日本の会社の「闇」を報じるべきなんじゃないかと、切に思う。
もちろん素晴らしいニュースだ。素晴らしいニュースだから、まずは喜んでもいいとは思う。が、僕は今回のブログでも、喜ぶのと同時に、僕たち日本人は本来は反省すべき点もあるんじゃないか、ともう一度訴える。
何が悪いのか?
何がおかしいのか?
ちなみに多くのアホマスコミが「日本人3人が受賞!」という大バカ報道を繰り返しているが、完全な間違いである、という事をここで指摘しておきたい。
中村博士はすでに「アメリカ国籍を取得」している。正式に日本国籍を放棄はしていないが、しっかりしろよ、大マスコミ、と言いたい。中村博士がどんな思いとともに、日本を捨てたのか、もっと酌んであげるべきだ。
今回のニュースは
「日本人2人と、日本国籍も持つアメリカ人1人」の計3人が受賞したニュース
だと報じるべきだと、少なくとも僕は思っている。
コメント
コメント一覧
そもそも、司法って何をする所なのか? 判例では「法を適用することによって具体的な争訟を解決すること」と定義されています。つまり、法を根拠に裁判を行います。
当時、発明者への報酬について、具体的に定めた法律(売り上げの何パーセントとか)があったのか?
中村さんと会社の間では具体的にどのような契約が交わされていたのか?
これらから検討すると、「司法が腐っている」と怒りたいのは会社側なのでは。
なんかいろいろな情報があって、錯綜してるようですが。
複数の国籍ってもてるんですか?
なんか、今回のブログははっきりしませんねぇ。
まあ、それにしても、日本にいたときの仕事が評価されたのだからいいと思いますがね。
明るい話題があまりない中で、こういうニュースはみんなで喜べばいいんじゃないですか?
今回のニュースを
「日本人2人と、日本国籍も持つアメリカ人1人の計3人が受賞」と報道しておいて、後から日本社会の特番を組むマスコミがいれば、他社より一歩先んじることができるのにね。。。と思いました。
>「日本人2人と、日本国籍も持つアメリカ人1人」の計3人が受賞と報じるべき・・・
そりゃ、法的にはアメリカ人だが「ルーツ」はれっきとした日本人なわけで。
逆にアメリカ人から国籍を移した日本人が賞をとって「日本人が取った!取った!」と大喜びもしないだろう。
赤崎氏の故郷の鹿児島県では県民も出身校の小学生も大喜びらしいが、それでいいんじゃないか。
何十年も昔にとっくに住民票を移しているからすでに「鹿児島人じゃない」と言えばそれまでなわけで。
鹿児島県の小学生のように素直に喜べばいいだろうに。
目くじら立てて否定しなくても「日本人が取った!」でいいんじゃないか。
今日1日、このニュースで持ちきりだったテレビ。
私は全く別の見方をしているのですが、実は夕方のニュース番組で某女性キャスターが
「ノーベル化学賞は日本人は取れませんでした。残念」
と話していたんですね。
この発言に私はとても違和感を感じます。
同じ日本人としてノーベル賞を日本人が取ると言うのは、凄い!と確かに思います。
素晴らしいなぁと思います。
でも、ノーベル賞を取る方たちはどの国の人であっても、人類や世界にとって有益なもの・ことを提供して下さっている訳ですよね。
「日本人が取れなくて残念」の発言になってしまうのが、なんとも私は不思議な感じがします。
そもそもLEDってそんなに素晴らしいもの?
廃棄物になったときに有害物質は?
目にやさしいの?
電磁波は?
よいことばかりではないです…。
いつも楽しみに読ませていただいています。
日本人がーっていう内容には
私も違和感を感じていました。
海外に10年程住んでいましたので、
日本の良さも、良くないところも
見てきたつもりです。
テニスの錦織選手の快挙のあとに
アジア大会で金メダルを獲得した西岡選手。
彼もアメリカのアカデミーに
中学三年から参加しているそうですね。
無用な愛国心。というか誤解を生む愛国心を
振りかざす記者は辟易です。
どのニュースももちろん嬉しいんですけどね。
長谷川さんの記事には毎回納得させられます。
>報じるべきなんじゃないかと、切に思う。
とおっしゃっておられますが、
「なんで」も何も長谷川さん「ゲスの中のゲス」のエントリーの中で御自分で
>どんなにゲスであったとしても、世間が求めるコメントであれば、
>僕たちはそれを撮ってこなければ。だって、僕らが撮らなきゃ、
>世間の皆さんは「知る」ことすらできないのだから。
と、「世間が求めてる」とマスコミの方々が思っている「ゲス」い話題を集めて
垂れ流して飯食ってるんですってことで、結論も「難しい問題ですよね」って
出されているじゃないですか。
なんで報じないのか?→世間の皆さんは日本の「闇」のことなんか別に知りたく
ないとマスコミの方々が判断したから。
(以下勝手な想像)
他にもっとお手軽に世間の耳目を集められる話題はたくさんあるし、わざわざ
手間暇(コスト)かけてこんな「闇」のことなんか取材する必要なんかなし!
コストパフォーマンス考えろ!
マスコミといえども営利企業。至極当然な判断なのではないでしょうか?
錦織選手の時も全く同じ、「日本人ガー!スゲー!」までが、「求めてる」もので
「何でアメリカに渡らなければならなかったのか」みたいな話題が「求めてない」
とマスコミの方々が判断しただけの話、関心のある人や利害が及ぶ人たちは
マスコミが報じようが報じまいがコストをかけて調べるし知ろうとする。
なんで長谷川さんが熱くなるのかさっぱりわかりませんが、
これからもがんばってください。
今更何の期待もしていません。
気の利いた国民は、その辺見極めて見聞きしていると思います。
最近は、特にテレビですがバカのような文字の間違いが多いと思います。
まぁー、三人の受賞者の方々には、心から拍手です。
グローバルで活躍する人たちって
ナショナリズム的な熱狂(あるいはそれに近い別のもの)の対象になりやすい気がします。
この間の「ウヨク的なもの~」という記事にもつながる話かもしれませんが、
組織(国・地域・企業等)と個人との<よい良い関係>について日本人はそろそろマジメに
考えないといけないのかもしれませんね。
メディアという一種の<窓>を通じて。
大学でかじった程度なので、大きい事は言えませんが裁判するのはとても勇気が入りますし、心労を伴うはずです。
白黒はっきりさせる、決着つけるんですから…。
中村さんは係争中、どんな気持ちだったのか考えると、なんとも言えません。
ただ、報道に関しては、初期のお祭り報道がさめた段階で、ご指摘の問題を扱った報道や特集番組を組んでくれる心ある報道機関がたくさん現れることを期待しています。
『企業と訴訟も・・・』と、
一応テロップが少しのあいだ出てました。
でも扱いは基本的に
『快挙!』
ばかりですね。
真実を伝えろと言いたくなります。
バラダンで期待してます!
大変直球的な表現が、一部の人に もしかしたら 受け入れられないのかな~?
なんて思ったりしますが、いつも私にとって大変わかりやすい表現であり、
毎回、大きく頷いています。
長谷川さんの文章にはいつも大なり小なり げんこつ が見えて
それが、日頃の私たちの気持ちを代弁してくださっているのだなとつくづく感じます
ありがとうございます
さすがに2万円はないと思いますが、冒険家と同じで資金を出してくれるスボンサー(企業や大学)や周囲のスタッフのサポートや助言があっての成果なので開発リーダーが成果を総取りというのもちょっと違和感があります。
研究者がもっと認められる仕組みは必要だとは思いますが、一部のリーダーだけではなく周囲のスタッフにも還元される形がいいのでは?という気がします。
日本人だけど日本が育ててない。
企業愛なんて持っちゃダメ。何かあってどれだけのことをしてくれるかと言ったら何もしてくれないんだから。そして、厄介払いをする。そういう企業はつまり人がクソなんです。
長谷川さんのコメントが正しい。
では、これからの日本は、どうしたらいいの?
それは、これからの日本人をしっかりと育てなきゃですよね。
でも育てる教育機関と教育者がなぁ。。。。ですよね。
メディアもかぁ。。。。。。
うんざりします…。
凄いのは日本人ではありません。
ノーベル賞を受賞された三人です。
悲劇ですよね
才能ある人が日本から流出して
日本は老人だけの国になるのか
日亜化学工業はおかしいですね。
2万円は無いわー。
LED事業も、大手においしい所を持って行かれてる印象です。
私は、名城大学理工学部電気電子工学科の卒業生なので、
赤崎先生はご高齢というのもあり、ノーベル賞取れて良かったと思ってます!
変えることは本当に大変ですよね。
搾取することに慣れ親しんだ既得権者は死にもの狂いで改革派を駆逐してきますし。
かといって海外に飛び出してみてもそこは過程や努力は一切関係の
無い完全なる結果主義だったりします。
普通の人だとどっちが幸せなんでしょうかね(汗
私の勘違いでなければ、日本は基本的に二重国籍を認めてないので、中村氏がアメリカ国籍を取得した段階で日本国籍を自動的に失うと思います。間違っていたなら申し訳ありません。
錦織選手の時にも、今回も あなたのおっしゃることは正しいとこころから思います。
どの社会でも同じことがあり、私の働く医療の世界でも同じことが起こっています。
能力のある人が あきらめて現場を立ち去る・・・
この変な社会のシステムを何とか変えることができないものですかね?
そんな私たちを貴方は支えてくださっています
これからもがんばってくださいね