インド、原発警備の隊員が同僚3人を射殺
2014年10月08日 17:09 発信地:ニューデリー/インド
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×インド南部タミルナド(Tamil Nadu)州にあるカルパッカム(Kalpakkam)再処理プラントの入口を警備する治安要員(2003年8月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/Dibyangshu SARKAR
【10月8日 AFP】インドの準軍組織、中央産業保安部隊(Central Industrial Security Force、CISF)に所属し原子力発電所の警備を担当している要員が8日朝、CISFの基地内で同僚3人を射殺する事件が発生した。
事件が起きたのは、インド南部タミルナド(Tamil Nadu)州にあるCISFの基地。動機は明らかになっていない。CISFはインドで政府庁舎やタージ・マハル(Taj Mahal)のような重要史跡、さらに原子力発電所の警備を担っている。
CISFのヘメンドラ・シン(Hemendra Singh)報道官によれば、同僚を射殺した容疑者はその場で拘束され、警察に引き渡された。容疑者について同報道官は「新人ではなく、24年勤務の大ベテラン。非常に驚いている。何があったのか、取り調べ後にもっとはっきりするだろう」と語った。事件があった基地から10キロ圏内にあるカルパッカム(Kalpakkam)原発の運転には支障はないと、シン報道官は述べた。(c)AFP
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