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【地球を斬る】
日露関係に好影響及ぼす都知事発言「日本は米に頼らざるを得ない」
舛添要一東京都知事のロシア・シベリアのトムスクでの発言が、今後の日露関係に肯定的影響を与えるかもしれない。4日、露国営ラジオ「ロシアの声」は、舛添発言についてこう報じた。
東京都知事 「日本政府は米国の圧力のもと対ロ制裁を導入」
4日、西シベリア・トムスクでの記者会見で舛添東京都知事は「米国は、日本が対ロシア制裁を導入するため、日本政府に圧力を加えた」と述べ、次のように続けた-
「日本は、安全保障問題において、米国に大きく依存している。日本には、対中国、対韓国、対北朝鮮と数々の問題があり、そうした事から、米国の軍事力に頼らざるを得ない状況にある」
このように述べた舛添都知事は、さらに「ロシアの人々は、日本がそうした複雑で困難な状況に置かれていることを理解してほしい」と述べ「導入された日本の制裁が持つ性格は、取るに足らないものだ」と指摘し「日露関係改善のため自分は、あらゆる努力を傾けるだろう」と約束した。
舛添都知事は、トムスクで9月4日から6日まで行われている「アジア主要大都市ネットワーク」サミットに出席中だ>(http://japanese.ruvr.ru/news/2014_09_04/276858220/)