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河野談話の「官憲等が直接これに加担」とは何のことか --- 池田 信夫

アゴラ 10月7日(火)16時37分配信
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超こまかい話だが、先日の朝まで生テレビでもスタッフが理解していなかったので、歴史の継承のためにメモしておこう。河野談話(http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/kono.html)でもっとも重要なのは、次の強調部分だ。

“慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。”

この「官憲等が直接これに加担」の意味について、このときの記者会見で「強制連行の事実があったという認識なのか」という質問に、河野洋平氏が「そういう事実があったと。結構です」と答えたことが、韓国側が「日本政府は強制連行を認めた」と主張する根拠になっている。これは明らかな事実誤認なので、河野氏は「私の答は誤っていた」と訂正する必要がある。

ただ河野氏は文書の作成にはかかわっておらず、この「加担」の中身は知らなかった。これについて、当時の外務省の記者レクではスマラン事件(http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51914397.html)のことだという説明が行なわれたとされる。1997年の国会答弁(http://www.sankei.com/politics/news/140403/plt1404030012-n3.html)でも、内閣外政審議室審議官が「韓国政府が行ったという元慰安婦の証言以外にはバタビア[インドネシア]の事件が1つあっただけだ」と答弁している。

韓国に対する外交文書に、インドネシアの事件を根拠にして「強制性」を書くのはおかしいし、国会でも指摘されたようにスマラン事件は強制連行ではない。これが事実なら、外務省は問題の部分を「インドネシアでは」と修正すべきだ。そうすれば「日本政府は強制連行を認めた」という誤解もなくなる。この点はこまかいが重要なので、国会であらためて検証したほうがいい。
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池田 信夫
最終更新:10月7日(火)16時37分
アゴラ
 
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  • 熱湯代

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    その場合も、甘言、強圧による等

    この「甘言」ってのは「朝鮮語」だと思っているよ。
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  • ska*****

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    官憲=当時の警察的な組織。地元民で構成されてるはず。ってことは日本人じゃナイジャマイカ
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  • wty

    |違反報告 いいね
    >>「インドネシアでは」と修正すべきだ。

     この説明では分かりにくいので補足すれば
    そのような軍部の個人的な犯罪による連行はあった。

     すでに、「死刑」などで処罰されている。
    つまり、国が「強制連行」に加担はしていない。
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