ノーベル物理学賞を受賞した赤崎勇・名城大教授(85)は7日夜、名古屋市内で記者会見を開き、「ちょっと半分サプライズで、こんな名誉なこと、これ以上のことはない」と喜びを語った。以前から候補に名前が挙がっていたが、「私は自分でこの賞に値すると思ったことはない。思ってもいなかった」と言う。

 研究を振り返り、仲間への感謝を語った。「とても20世紀中にはできないと言われていたので、どんどん辞めていく人もいた。私は成否は考えていなかった。やりたいことをやってきた。仲間たちが支えてくれたこと、さらにバックにそれぞれの組織の皆さんの支えがあった」

 若い研究者へのメッセージを問われると、こう語った。「私が時々言っているのは、はやりの研究にとらわれないで、本当に自分がやりたいのならやりなさいと。自分のやりたいことをやれば、仮になかなか結果が出なくても、やり続けることができるんじゃないかと思います」