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 北海道大の男子学生(26)がシリアに渡って、戦闘員として中東の過激派組織「イスラム国」に加わろうとした事件で、学生が8月にもシリアへの渡航を計画していたことが警視庁公安部への取材でわかった。このときも東京・秋葉原の古書店の関係者を通じて試みたが、断念したという。

 公安部によると、学生は8月にシリアへの初の渡航を計画し、航空券も手配していたが、関係者のトラブルで断念した。今月7日に再度、渡航を試みていた。公安部は6日、「勤務地:シリア」などと書いた求人広告を出していたこの古書店や、古書店関係者が東京都杉並区に所有するシェアハウスを関係先として家宅捜索した。

 古書店関係者は30代の日本人男性。9月下旬の朝日新聞の取材に対し、求人広告を出したのが4月で、イスラム法学が専門の元大学教授には「イスラム国」に戦闘員として加わることを希望する数人を紹介したと説明した。