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ひまわり8号 あす午後打ち上げ10月6日 17時54分
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観測や予報の精度の向上につながると期待されている気象衛星「ひまわり8号」が、7日午後、H2Aロケット25号機で鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられます。
現地では台風の影響を避けるため早めに作業を進め、今のところ7日の打ち上げに問題はないということです。
今回打ち上げられる「ひまわり8号」は、現在運用されている気象衛星に比べ、観測技術やデータの処理能力が大幅に向上します。
センサーの感度が格段に上がり、これまで1キロメートル四方だった衛星画像の解像度が500メートル四方とより細かくなり、白黒だった画像がカラーで表示できるようになります。
また、現在30分に1回行っている観測は10分に1回になり、日本付近や台風の観測は2分半に1回と頻度が増えます。
これによって台風や集中豪雨をもたらす積乱雲が急速に発達する様子を詳細に把握できるようになるなど、観測や予報の精度の向上につながると期待されています。
種子島宇宙センターでは、台風18号の影響を避けるため、当初5日行う計画だった準備作業の一部を4日のうちに終えるなどの対応を取りました。
今のところ発射場周辺の気象条件にも問題はない見込みだということで、作業が順調に進めば、打ち上げは7日午後2時16分に行われる予定です。
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