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歌麿、写楽など浮世絵ずらり 岡崎市美術博物館

喜多川歌麿の美人画(手前)などが並ぶ会場=岡崎市高隆寺町の市美術博物館で

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 江戸時代の木版画・浮世絵の誕生から発展、円熟期までの歴史を体系立てて紹介する絵画展「浮世絵の美」(中日新聞社主催)が、岡崎市高隆寺町の市美術博物館で開かれている。十一月二十四日まで。

 日本屈指の浮世絵コレクションとして知られる平木浮世絵財団の収集品の中から国の重要文化財十点、重要美術品百三十五点を出展。美人画で有名な喜多川歌麿、役者絵で知られた東洲斎写楽、西洋の近代絵画に大きな影響を与えた葛飾北斎、歌川広重の作品がずらりと並ぶ。

 展示では草創期に当たる元禄年間(一六八八〜一七〇四年)の墨一色刷りから、年代順に広重が活躍した幕末までを網羅。印刷技術の進歩や購買層の拡大が、絵画に与えた影響を垣間見られる。

 月曜休館(祝日の場合は開館)。入場料は千円(中学生以下は半額)。開館時間は午前十時〜午後五時。十九日と十一月十六日のいずれも午後二時からは、学芸員による無料の展示品解説がある。(問)市美術博物館=0564(28)5000

(帯田祥尚)

 

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