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NTT 外国人にスマホで全国の観光情報10月3日 4時24分
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2020年の東京オリンピック開催に向けて外国人観光客の集客につなげようと、NTTは、大手旅行会社のJTBと組んで全国各地の観光情報などをスマートフォンに配信するサービスの実証実験を今月から始めることになりました。
東京オリンピック開催に向けては、外国人に対して交通や観光などの情報を提供をするための環境をいかに整備するのかが課題となっています。
このため、NTTは大手旅行会社のJTBと業務提携し、Wi-Fiと呼ばれる無線LANを使って外国人観光客向けの新たなサービスを全国で展開することを検討しています。
具体的には、スマートフォン向けに専用のアプリを開発し、日本語のほか、英語、中国語それに韓国語で、訪れた地域の観光名所や飲食店のクーポン券などの情報を提供する予定です。
第一弾として今月中旬に福岡市で、このサービスの実証実験を始めることにしており、海外の旅行代理店などを通じ、日本を訪れる旅行客に紹介することにしています。
さらに、サービスの利用データは地元の自治体に提供され、外国人観光客が興味を持った対象を分析するなど地域の観光産業の活性化に役立てたいとしています。
開発に携わったNTTアドの及川宗之担当部長は「日本を訪れる外国人の満足度を高め、地方の集客力強化にもつなげていきたい」と話していました。
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