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未来の旅客機の必須機器?エアバスが「ヘルメット」特許出願

2014年10月05日 16:40 発信地:その他

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未来の旅客機の必須機器?エアバスが「ヘルメット」特許出願 ▲ キャプション表示
×エアバス(Airbus)が特許申請用に作製したヘルメット型ヘッドレストのイメージ図。(c)Relaxnews/Airbus
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【10月5日 Relaxnews】エアバス(Airbus)は先ごろ、独創的なヘッドレストの特許を出願した。映画や音楽だけでなく、リラックスするための香りまで楽しめる「バーチャル・リアリティー」ヘルメットだ。

 特許出願時にエアバスが提出した図には、ヘルメットが設置された旅客機の座席が描かれている。美容院で使われてきた、椅子の上部にあって頭がすっぽりと入るドライヤーと似ていなくもない印象だが、このヘルメットは髪形を整えるためではなく、外部の環境から使う人の「感覚を分離」させるためのもの。音楽や映画、さらには「嗅覚」によって、周囲の環境と自分を切り離すことができる。

 ヘッドレストからは風が出るようになっており、内部で香りを循環させることができるという。換気機能も付いており、内部の空調はリモコン操作で行うことができる。

 イヤホンやマイク、テレビや映画、ビデオゲームの画像を見るためのメガネレンズを内蔵する計画である点など、ヘルメットは全体として、米グーグル(Google)の眼鏡型端末「グーグル・グラス(Google Glass)」の技術を連想させるものとなっている。

 映し出されたキーボードを使ってヘルメットにデータを送信し、操作指示を出すこともできるほか、3Dやホログラム映像の再生機能も搭載する可能性があるという。(c)Relaxnews/AFPBB News

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