“同級生殺害”逮捕生徒の父が死亡、自殺か

　今年７月、長崎県佐世保市で同級生を殺害したとして逮捕された県立高校１年の女子生徒の父親が５日午後、自宅で首をつった状態で死亡しているのが見つかった。自殺したとみられている。

　死亡していたのは殺人容疑で逮捕された生徒の父親。５日午後４時１０分頃、長崎県佐世保市で父親の知人から「救急車をお願いします」と消防に通報があった。救急隊が自宅に駆け付けたが、父親は首をつった状態で見つかり、すでに死亡していたという。警察は自殺した可能性が高いとみている。

　父親は今年８月、今回の事件について「娘の行った行為は決して許されるべきものではありません」との謝罪文を公表していた。

　逮捕された生徒は現在、精神鑑定を行うため今年８月から３か月間、医療機関に鑑定留置されている。