熊本市電:「COCORO」くつろぎの空間を演出

毎日新聞 2014年09月12日 19時54分(最終更新 09月12日 21時54分)

水戸岡氏がデザインした熊本市電の超低床車両=熊本市中央区の大江車庫で2014年9月12日午前10時30分、柿崎誠撮影
水戸岡氏がデザインした熊本市電の超低床車両=熊本市中央区の大江車庫で2014年9月12日午前10時30分、柿崎誠撮影

 JR九州の豪華寝台列車「ななつ星」を手がけた工業デザイナー、水戸岡鋭治さん(67)が考案した熊本市電「COCORO」が12日、同市で報道陣に公開された。

 車両(2両)は熊本城をイメージして外観は濃い茶色のメタリック塗装。内装には木材をふんだんに使い、市電初のテーブルやベンチも登場して、くつろぎの空間を演出した。

 乗客第1号として市内の幼稚園児らも招かれ、大喜び。10月3日の運行開始を前に水戸岡さんは「多くの乗客におもてなしのココロが伝わってほしい」とニッコリ。【柿崎誠】

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