エルニーニョ現象:発生の確率は5割 秋から冬にかけ

毎日新聞 2014年09月10日 19時39分

 気象庁は10日、異常気象の原因となる「エルニーニョ現象」について、秋から冬にかけて発生する可能性は5割程度と発表した。

 エルニーニョ現象は、南米ペルー沖の赤道海域で、海面水温の高い状態が続くことで発生する。日本で夏に発生すると冷夏に、冬は暖冬になりやすい。同庁は4月、同現象の発生を今夏と予想。その後、7月に「秋から冬にかけて発生の可能性が高い」、8月には「秋から冬にかけて発生する可能性がこれまでよりやや低下した」と修正している。【狩野智彦】

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