ここから本文です

小塚「自信を持ってやっていきたい」=フィギュア5選手がGPシリーズへ意気込み

スポーツナビ 10月5日(日)14時53分配信

 フィギュアスケートのグランプリシリーズに出場する男子シングルスの小塚崇彦(トヨタ自動車)、無良崇人(HIROTA)、町田樹(関西大)、女子シングルスの村上佳菜子(中京大)、宮原知子(関大高)の5人が5日、都内で会見を行った。

 選手はそれぞれ、今季に向けての思いを書いたパネルを披露。2008年、10年とグランプリファイナルで2回表彰台に上っている小塚は「万能(マルチ)スペシャリスト」を掲げ、「(いままでは)広く浅く、という感じだったので、すべてではなく、自分の得意とするところ、スケートというところを深く追求していきたい」と目標を述べた。また、新プログラムについては「ジャンプだけきっちり決めればすごく良いプログラムを与えてもらったなと思っているので、しっかり自信を持ってやっていきたい」と意気込んだ。

 一方、村上は今季、映画「オペラ座の怪人」をショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)で演じることから「SP+FS=Phantom of the Opera」を掲げた。劇団四季のミュージカルを見て感動して以来、やりたくてもできなかった作品だという村上は、「ずっとやりたくて秘めていた思いを、思いっきりSPとFSの両方でやることができる。2つで1つのオペラ座の怪人を作りあげれたら」と熱く語った。

 グランプリシリーズでは、25日から始まるスケートアメリカを皮切りに計6大会が行われる。選手は最大2大会に出場し、成績ごとに与えられたポイント合計の上位6人が12月のグランプリファイナル(スペイン・バルセロナ)に進出する。

最終更新:10月5日(日)18時30分

スポーツナビ

 

PR