情報まるごと 2014.09.26

こんにちは。
情報まるごとです。
きょうのメニューです。
国連総会で安倍総理大臣が一般討論演説を行いました。
国連と日本について解説します。
そして、神戸の女児遺体遺棄事件。
さらに、その下です。
今、増えている大学や短大の中退についてお伝えします。
各地のニュース、話題です。
北海道、東京、愛知、広島です。
東京からは秋の花、お楽しみください。
そして、アンテナショップめぐりがあります。
アンテナショップ、今回は大分県です。
これまでさまざまなお店を巡りましたけれども、この大分県のアンテナショップ、今までにないスタイルでした。
後ほどお届けします。
まずは神戸市で、小学1年生の女の子が遺体で見つかった事件です。
大阪からお伝えします。
この事件で遺体を遺棄したとして逮捕された47歳の男は、遺体が発見された翌日の未明、1人で現場の雑木林の近くを訪れ、警察官から警察署への同行を求められていたことが分かりました。
警察は、男が遺体や現場の様子をうかがおうとしていた可能性もあると見て、調べを進めています。
警察のこれまでの調べによりますと、女の子の遺体は今月23日の午後4時過ぎに、現場の雑木林で3つの袋に分けて入れられた状態で見つかりましたが、翌日の未明、君野康弘容疑者が、1人で雑木林の近くを訪れ、警戒中の警察官から任意同行を求められていたことが、警察への取材で新たに分かりました。
容疑者は当時、酒に酔っていて、不審な様子だったということで、取り調べを受けたあと、死体遺棄の疑いで昼過ぎに逮捕されました。
君野容疑者の自宅と雑木林は30メートルほどの距離で、警察は君野容疑者が、遺体や現場の様子をうかがおうとしていた可能性もあると見て、引き続き自宅を捜索するとともに、事件のいきさつや動機について調べを進めています。
またこの事件で、遺体が入れられていた袋には、新聞紙や空き瓶などの家庭から出たごみが一緒に入っていたことが、警察への取材で分かりました。
警察は君野容疑者が、自宅で女の子の遺体を袋に入れた可能性があると見ています。
警察などによりますと、君野容疑者は雑談には応じるものの、事件については黙秘を続けているということです。
続いて、広島からです。
土砂災害の現場で活動しているボランティアについて、丸井さんです。
土砂災害で大きな被害を受けた広島市安佐南区と安佐北区では、災害ボランティアが、住宅などに流れ込んだ土砂やがれきの撤去に当たってきました。
災害から1か月が過ぎ、ボランティアは農地にも、その活動の範囲を広げています。
土砂災害で大きな被害を受けた、広島市安佐北区です。
農地には今も大量の土砂が残されたままとなっています。
土砂災害から1か月が過ぎ、災害ボランティアは、農地でも土砂の撤去を始めています。
このうち香川君子さんの畑にはきょう午前、災害ボランティアセンターから派遣された、およそ30人のボランティアが訪れました。
里芋などを栽培している香川さんの畑では、今もおよそ30センチの土砂が流れ込んだままになっていて、ボランティアたちは、スコップや手で、土砂を土のう袋に入れて撤去していました。
今回の土砂災害で、広島市では19ヘクタールの水田や、8.6ヘクタールの畑など、28ヘクタール余りで、土砂が流れ込むなどの被害が確認されているということです。
今後、こうしたボランティアの活動に期待が寄せられています。
次は、先週から始まった国連総会。
ことしの最大の焦点は、イスラム過激派組織イスラム国への対応です。
安倍総理大臣も、日本時間のきょう未明、国連総会で一般討論演説を行い、イスラム国が勢力を拡大するイラクやシリアなどの安定に向けて、緊急支援を行う考えを表明しました。
先週から始まった国連総会。
日本時間のおとといから、各国首脳らによる一般討論演説が始まりました。
最大の焦点は、イラクやシリアで勢力を強めるイスラム過激派組織イスラム国への対応です。
イスラム国などイラクやシリアで活動するイスラム過激派組織には、80か国以上から、1万5000人以上の外国人戦闘員が参加しているとされています。
オバマ大統領の呼びかけで安全保障理事会の首脳級の会合が開かれ、外国人戦闘員への対策を強化する決議が全会一致で採択されました。
一方、今回の国連総会では、西アフリカで患者が増え続けているエボラ出血熱への対策も話し合われ、各国が支援の拡大を約束しました。
そして、日本時間のきょう未明、安倍総理大臣が一般討論演説に臨みました。
安倍総理大臣は、エボラ出血熱の感染拡大防止や、イスラム国が勢力を拡大するイラクやシリアなどの安定に向けて、支援を行う考えを表明しました。
さらに来年、国連創設70周年の節目の年になることを踏まえ、日本が安全保障理事会の常任理事国となることを目指す考えを示しました。
では、国連の取材に当たっているニューヨークの鴨志田記者に聞きます。
鴨志田さん。
今回の国連総会では、イスラム国が最大の焦点となったということですが、具体的には何が決まったんでしょうか?
国連総会では、多くの国の首脳が演説でイスラム国について触れまして、その残虐な行為を非難し、自国の若者が、イスラム国に加わった末に帰国して、テロを引き起こす危険に強い懸念を示していました。
そして総会に合わせて、アメリカのオバマ大統領が安全保障理事会で開いた首脳級の会合では、イスラム国に加わる外国人戦闘員を封じ込めるため、各国が情報を共有して移動を阻止したり、資金源を断ったりすることを求める決議が、全会一致で採択されました。
アメリカ軍はすでにイスラム国に対してシリアで空爆を行っていますが、これについては疑問の声も出ているようですね。
イスラム国の壊滅の名の下に、アメリカがシリア政府の了解なしにシリア国内での空爆にも踏み切ったことにつきましては、シリアや、その後ろ盾となってきたロシアやイランから、主権の侵害だという批判も上がっています。
イランのロウハニ大統領は25日の演説の中で、過激派対策について、正しい解決策は外部からはもたらされないと述べまして、名指しは避けながらもアメリカをけん制しました。
アメリカの強力な働きかけの下、イスラム国に対する国際的な包囲網が強まっている一方で、アメリカの軍事行動に対しては、なお、根強い反発や不信感もくすぶっていまして、新たな火種へと発展しかねない状況です。
ニューヨークから中継でお伝えしました。
では、国連の取材経験が豊富な高橋弘行解説委員とお伝えしていきます。
まさにイスラム国の問題など、さまざまな問題が話し合われていると思うんですけれども、今回の国連総会を、どう見てらっしゃいますか?
ひと言で言うと、危機感共有総会といいますか、もともと国連って、やっぱり紛争を扱うこともあって対立することが多いんですが、今回は今、表れているさまざまな事柄に危機感を持って各国に迫っているという意味で、そうした状態、そういう危機感が共有されている総会と言っていいと思います。
では、国連の直面する課題、そして国連と日本について聞いていきますが、まずは高橋さん、国連の基礎知識ということで、加盟国数は?
193か国にまで増えました。
そして今、安倍総理大臣も行ってますが、総会が行われています。
9月の第3火曜日から始まるんですけれども、実際に期間はほぼ1年、来年の9月前半まで行われます。
ですから、通年総会と。
ほぼ、じゃあずっとやってるということですね。
やってます。
首脳が行くのは2週間だけですけど、1年間やっててあらゆる問題を話し合います。
そして重要な問題は、3分の2の投票、そして一般問題は、過半数の賛成で採決されるということですね。
今、実際に行われているのが、総会が始まったころに、各国首脳による一般討論演説というのが、原則、各国の代表15分ということなんですが、過去にはいろんな演説もありました。
例えばこちら、キューバのカストロ議長、非常に長く、毎年のように国連に来てましたけども、これ、1979年の演説ですけども、当時ですね、1960年でしたか、4時間半やってました。
4時間半?
このように身ぶり手ぶりで、延々とやり続けて、果たしてどこまで誰がいっぱい聞いていたかというのもあるんですが、自分たちの主張をきちんとしたいということもあって、こういう人もいますね。
あと、さまざまな反米、アメリカ批判とか、ありとあらゆることがこの総会の議場で話し合われました。
そういう意味では、そのときの世界の姿が表れる場所と?
そのとおりですね。
では先ほどありました、ことしは危機感共有の総会ということでしたが、世界の課題について、どんな成果があったんでしょうか。
こちら見ていきます。
まずイスラム国、そして地球温暖化、ウクライナ、エボラ出血熱と、それぞれについてどう評価しますか?
今回の国連総会に関して見たいと思うんですけれども、まず今もありました、イスラム国、これはまぁ、△と。
△?
つまり、今もありました、安保理でイスラム国の脅威、それから外国人戦闘員、これをどう取り締まっていくかということもありましたので、評価はできるんですが、やはり安保理決議のないままアメリカがシリアを空爆したりしているので、これはやはり△といわざるをえないでしょう。
そしてこちら、地球温暖化、これは、大負けに負けて○。
おまけで○?
おまけで○。
もともと地球温暖化は、二酸化炭素をどう出すかということで、特に中国、アメリカがなかなかこの規制に反対するわけですが、今回は両国とも歩み寄りの姿勢を見せました。
環境サミット、開かれましたけれども、そこでも、前向きな姿勢が見えましたので、これからに期待して、○と。
それからウクライナ、これは×ですね。
やはりロシアの態度が非常にかたくなで安保理も先へ進みません。
ですからこれはちょっと×といわざるをえません。
そしてエボラ出血熱に関しては○と。
これは日本時間きのうからけさにかけて、特別な会議が開かれました。
より一層支援を進めていくという意味で、そういうことが約束されましたので、○ということが言えると思います。
評価、課題によって分かれましたけれども、その今の世界において、国連は機能できているのか、ちょっと疑問に思うような場面もあるんですけれども、高橋さん、どう見てますか?
そうですね、例えばイスラム国に関しては、やはりその安保理決議のない中で話が進んでしまったということで、ここは国連にとって大きな問題が浮き彫りになると思うんですが、ただ10年前、実は2003年にイラク戦争があったときに、アメリカがやはりこれも、安保理決議がない中で、武力行使をしたということで、当時、国連を真っ二つに割るような大変な激論になってアメリカはずいぶん批判されたんですが、今回のこのイスラム国に関しては、中国やイランといった国々が反対の姿勢を示しましたけれども、あのとき、イラク戦争のときほどの反発はないという面で考えると、やはりイスラム国の脅威が、そうした反発を超えたということが言えるのではないかと思います。
では、ここからは国連と日本ということで見ていきます。
国連の中での日本の立場というのは、どういう立場なんでしょうか?
率直に申し上げて、大変に切ないということが。
切ないんですね。
切ない立場とは?
日本は本来、国連では非常に重要な高い地位を占める資格は十分にあります。
例えば分担金をとっても、これ、2014年の分担金の割合ですけれども、日本は10.8%で第2位。
非常に大きな存在感だと思うんですけども。
そうですね。
ちなみに中国は何位だと?
ええ、でも。
ここに出てないんですけど。
じゃあ10位。
日本超えましたね。
第2の経済大国になって、6位になりました。
だから半分。
それでも6位なんですね。
5.1%ぐらいで、半分、やっぱり少ないんですね。
その意味で言うと、日本はもっと地位があってもいいと思うんですが、国連の専門職員が2013年の資料で、3万人いる中で760人ちょい、2.4%しかいないということなんですね。
やっぱり、人数はかなり大事になってくるんですか?
大事です、それは非常に大事です。
やっぱりそれは国連というのは、みんなそれぞれ世界平和を考えるんですけれども、日本人がどれだけここに関わっているかというのが、極めて大事だと思いますね。
またこういうふうに日本の地位が、決してお金以外では地位が高くないということもありますし、もともと国連が第2次世界大戦で勝った国が作ったということもあるので、なかなか日本は地位を上げることが難しい、その最たるものがまさに今、安倍総理大臣が求めている安全保障理事会の常任理事国の立場といえると思いますね。
なるほど。
今まさに出ましたが、こちらですね。
安倍総理大臣、日本時間のきょう、安全保障理事会の常任国入りを目指すという考えを示しました。
そうですね。
これは実現してほしいという思いも国民の立ち場としてはあるんですが、どうなんでしょうか。
私もずっと取材してますけども、大変に難しいです。
解けない方程式を解くぐらいに難しいと思います。
常任理事国、こちら、5か国ですね。
P5・パーナメント5、5か国、常任理事国、5つあります。
第2次世界大戦で勝った国々が中心となって、あるわけですよ。
拒否権といって、安保理で決めることを拒否できる権利がこの5か国にある。
これ、非常に大きな権利です。
やっぱり日本もこうした地位を持ちたいと。
残りの安保理、非常任理事国というのは今現在10か国で、2年が任期で5年ごとに交代していきますので、来年、日本がなる可能性も。
5か国ごとに?
5か国ごとに上がっていくので、来年、日本がなる可能性も高いんですけれども、日本はここじゃなくてこうなりたいよと言っているわけですね。
ところが、特にこのG4といわれている日本、ドイツ、ブラジル、インド、こうした国々が入りたいというふうに言っていて、常任理事国の数を増やしませんか?そして拒否権はどうしますか?ということが争点になっているんですが、やはりこれらの国々、特に日本に関しては中国、ロシア、特に中国があまり賛成の姿勢を示していません。
それはいろんな理由があります。
自分たちの権利はキープしておきたいということもあれば、アジアの代表はうちですということで、ここの地位をキープしたいということもあります。
あるいは、ドイツに関していえばイタリア、インドに関して言えばパキスタンといった国々がやっぱり、隣の国がね、なかなか反対しているということもあります。
そういった意味でなかなか難しいんですけれども、言い続けていることは大事です。
さまざまな課題があるというのは分かるんですけれども、ただそれでも今の世界に、この国連がある意味っていうのは、どう考えてますか?
さっきのイスラム国やエボラ、そういった問題以外にもですね、本当にさまざまな小さなことが、いろんな国から助けてくれという叫び声が毎日届くわけです。
その意味で言うと国連は、世界の駆け込み寺だといっていいと思います。
ですから、この国連の存在をなくすというふうに考えるよりは、むしろ今ある国連というものを生かして、やっぱり世界のよりよい平和のために活動すべきだと思いますし、緒方貞子さんという、非常に日本を代表する、国連のエースと言われていた方が、こう言ってるんです。
国連というものを何か特別なものと考えてはいませんかと、国連は空っぽの箱であって、その箱の中に193か国の人々が入っているんだから、国連は私たち自身だと思わないといけませんと。
だから、国連が何かしてくれると期待するのはそもそも間違いで、国連の中で何をやるかということをちゃんと考えていかないと、変な期待を持って、そしてがっかりして、失望して幻滅してしまうというのは、本当に愚かなことだと言っています。
ですから国連、いろんな問題あります。
解決できません。
だけど、この存在をぜひ日本はよりよく生かすために知恵を絞って、より参加していく方向で取り組んでいくべきだと思います。
加盟国の国民である私たちも国連の一部である。
それこそが大事だということです。
国連と日本について、高橋解説委員に聞きました。
きょうは、過去に強い台風が日本を襲い、大きな被害が出た日です。
55年前の伊勢湾台風、そして60年前の洞爺丸台風。
犠牲になった方たちの慰霊式典が各地で行われました。
このニュース、名古屋と札幌から続けてお伝えします。
東海地方を中心に、5000人余りの死者・行方不明者を出した伊勢湾台風から、きょうで55年になります。
東海地方では各地で慰霊の式典が行われました。
町のほぼ全域が海抜0メートル以下の三重県木曽岬町。
台風のよくとしに、犠牲者を悼んで建てられた神社で、慰霊祭が行われました。
伊勢湾台風の襲来から、きょうで55年。
東海地方を直撃し、死者・行方不明者5098人を出しました。
このうち三重県では、死者・行方不明者が1281人に上り、木曽岬町でも当時の町民の1割に当たる328人が亡くなりました。
遺族の思いは。
木曽岬が安全に皆さんが逃げられるとこを作っていただきたいですね。
それだけが私、思うんです。
53万人余りが被災し、1851人に上る死者・行方不明者を出した名古屋市。
慰霊祭には、河村市長らが出席しました。
黙とう。
そして、犠牲になった人を悼むとともに、伊勢湾台風の教訓を風化させないことを誓っていました。
過去の災害の歴史をきちっと振り返るいうのが、単純だけど一番大事でしょ、それ。
いっときも、堤防より中に、中に水を入れんようにという防災ができれば、まず、まあ第一歩ええかなと思ってますけどね。
札幌です。
今から60年前、昭和29年のきょう、国内の海難史上、最悪の惨事となった事故が起きました。
洞爺丸台風による海難事故です。
青函連絡船の洞爺丸など、5隻が転覆・沈没。
1430人が犠牲となりました。
慰霊碑がある北海道南部の北斗市の七重浜では、遺族などが出席して、法要が営まれました。
北斗市七重浜にある慰霊碑の前で行われた法要には、遺族らおよそ100人が出席しました。
荒れ狂う北海の波間に、一瞬にして赤い転覆を照らし、洞爺丸は見る影もなく、一夜にして1004人に上る人命を奪った海の色は、あくまで不気味に淀んでいました。
昭和29年9月26日。
台風による暴風と高波で、洞爺丸など青函連絡船5隻が相次いで転覆・沈没しました。
犠牲者は1430人。
国内の海難史上最悪の惨事でした。
法要の中で、青函連絡船殉職者遺族会の富樫淳次会長は、60年がたち、事故の風化が心配されるが、運輸関係者の安全を願う法要として、今後も続けていきたいとあいさつしました。
台風の多い季節を迎えています。
日頃から災害に備える心構えを新たにしたいと思います。
次は気象情報です。
奈良岡さん。
きょうは全国各地で青空が広がっています。
こちらは茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園の様子です。
見えているのは、コキアです。
この公園には、およそ3万2000本のコキアが植えられています。
丸くてモコモコしているこのコキアは、夏から秋にかけて、緑から黄色、そして赤と色が変化していきます。
今は黄色くなりはじめという状況です。
来月の中旬になると、真っ赤に色づくということです。
たっぷりの日ざしで気温が上がっています。
では午後2時の各地の気温、見ていきましょう。
関東から西日本にかけては、黄色い表示の所が多く、25度以上の所が多くなっています。
高知は28度6分となっています。
きょうは湿度も低めで、からっとした暑さになっています。
日中は暑くなっていますが、夜は空気がひんやりとしそうです。
午後9時の気温の予想を見ていきましょう。
北海道や東北の一部では白い表示、1桁の気温になりそうです。
東日本も青色の表示の10度から15度ぐらいの所が多くなりそうです。
東日本、そして北日本では特に夜は暖かい服装でお過ごしください。
さて、あす、土曜日、そしてあさって日曜日にかけて、秋晴れが広がりそうです。
行楽日和になるでしょう。
ではその理由を天気図で見ていきましょう。
大陸からのこの高気圧に広く覆われそうです。
あす土曜日、そしてあさって日曜日にかけ、この乾いた空気を持った高気圧に覆われて、秋晴れが続きそうです。
さわやかな陽気が続くでしょう。
この秋晴れになる日は、朝晩と日中との気温差が大きくなります。
気温の予想を見ていきましょう。
札幌はあすの朝の最低気温、10度まで下がりそうです。
そして大阪や名古屋、日中の気温は30度ぐらいまで上がりそうなんですが、最低気温は20度ぐらいと、朝晩と日中との気温差が10度ぐらいにもなります。
体調を崩さないようにお気をつけください。
では台風17号についてです。
台風17号は日本の南の海上を時速15キロで北西に進んでいると見られます。
日曜日には小笠原諸島に接近する見込みです。
小笠原諸島は次第に風が強まって、あすは非常に強い風が吹きそうです。
また海は大しけとなりそうですから、高波にはくれぐれも注意、警戒が必要です。
そのあと進路を、次第に東へ変えて、来週の初め頃には伊豆諸島に近づくおそれもありますので、今後も最新の情報にご注意ください。
次です。
今、大学や短大などを中退する学生が増えています。
平成24年度の1年間で中退した学生は7万9311人。
文部科学省の調査によりますと、5年前に比べておよそ1万6000人増えています。
では取材に当たっています、社会部の成田記者とお伝えしていきます。
成田さん今、大学全入時代といわれて進学率も高まっていますよね。
そういう中で、せっかく入った大学を辞めてしまうというのはどうしてなんでしょうか。
実は、辞めたくて辞めてるわけではありません。
辞めざるをえなくなっている学生が増えているんです。
辞めざるをえない?
こちらをご覧ください。
中退した理由の内訳です。
最も多いのが経済的理由で20.4%、5人に1人に上っています。
5年前の調査では、中退の理由で最も多かったのは転学だったんですが、今回は経済的理由が6ポイント余り増えました。
中退した若者がどのような状況に置かれていたのか、取材しました。
営業実習生のふじわらさとしとよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
若者を対象に無料で就職支援を行っている会社です。
最近、大学を中退して相談に訪れる若者が増えているといいます。
私、営業実習生…。
小金井大介さんです。
ことし3月に、神奈川県内の大学を中退しました。
航空関係の仕事に就くのが夢で、大学では機械工学を学んでいました。
家は母子家庭、自治体の支援を受け、250万円を借りて進学しましたが、それだけでは学費や生活費を賄いきれないため、アルバイトをしていました。
小金井さんのスケジュール表です。
夜遅くに始まり、明け方まで月に20日以上、居酒屋で働いていました。
疲れて、授業に集中できなくなっていったという小金井さん。
4年生のときに単位を落としてしまい、留年しました。
通い続けるには、さらに借金をする必要があり、これ以上、家族に迷惑をかけたくないと、中退を決めました。
今は正社員の仕事を求めて、就職活動をしていますが、中退した人は、書類選考で落とされることも、少なくないといいます。
学校に通うためのアルバイトが中退のきっかけになってしまうというのは、やるせないですね。
追加で奨学金を受けるなど、何か手だてはなかったんでしょうか。
小金井さんが自治体から借りていた250万円は、大学の4年間を想定したもので、留年したからといって、追加で新たに借りられるわけではありません。
さらにほかの奨学金と併用することも、原則として許されてなかったので、さらに大学に通い続けるためには、ほかに借金を増やさなければならない、これが負担が増えてしまうため、できなかったと話していました。
小金井さんですが、今はアルバイトをしながら、月に2万円ずつ自治体から借りたお金の返済を行っているということです。
VTRにありましたように、中退したあと、就職がうまくいかないといった、そういった影響というのは避けられないものなんでしょうか?
そうなんです。
大学を中退した若者の6割が、アルバイトやパートなどに就いていて、正社員の職に就けてる人は1割にも満たないという調査結果もあります。
中退の増加は不安定な職に就く人の増加につながりかねません。
こうした中、経済的理由による中退を防ごうと、大学の中で対策に乗り出したところもあります。
およそ2万人が通う立教大学です。
昨年度は170人が中退しました。
この大学では、経済的な理由で中退するのを防ごうと、奨学金制度を拡充しています。
在学生向けの奨学金の枠を広げたほか、今年度からは地方出身の新入生を対象にした、新たな奨学金も設けました。
文系なら年間50万円、理系なら年間70万円が支給されます。
いずれも返済の必要はありません。
OBなどからの寄付金を充てていて、合わせて500人分の奨学金を用意しているといいます。
学生の立場からすると、本当に救われる支援だと思うんですけども、こういった対策をする大学は今、増えているんですか?
NHKが昨年度、全国の主な大学168校にアンケートを行ったところ、90%の大学が中退予防の対策を取っていると話していました。
また、返済の必要のない奨学金や、授業料の減免制度を導入する大学も増えています。
資金面以外でも、学生が1人で悩みを抱え込まないような工夫も行われているんです。
これまでの大教室中心の授業を改め、1年生のうちからグループ学習の機会を増やしたり、クラス担任を設けたりして、学生の孤立を防ごうとしています。
この問題に大学だけで対応するのは難しいという気もするんですが、大学以外の取り組みというのはあるんでしょうか。
国も奨学金制度の充実を検討しています。
利子がかからなかったり、収入に応じて返済する額が変わったりする出世払い型と呼ばれる制度を整えていくほか、将来的には返済の必要がない、給付型の奨学金も検討しているとしています。
また、中退することがもしあったとしても、その後の生活に響かないようにするため、社会や企業などが理解や支援をしていくことも必要だと思います。
まさに社会全体の問題だと感じますね。
社会部の成田記者とお伝えしました。
このところ、虫の音などね、一層大きく聞こえたりして、秋が深まっていくのを感じます。
秋の花も見頃を迎えています。
遠藤さんがお伝えします。
小さくてかれんな萩の花。
ミヤギノハギという種類です。
ここ、実はハギのトンネルになっているんですよ。
奥まで長さは30メートルあります。
もう吹きぬける風ですとか、さし込む光がとっても気持ちいいんですよね。
きょうは東京・墨田区にある、向島百花園に来ています。
江戸時代に開園して、ことしで210周年を迎えました。
四季折々の草花、年間500種類楽しめるんですが、秋は小さくてひっそりと咲くようなお花が多いのが特徴です。
さあ、こちら、見てください。
イタドリといいます。
ようく見ると、小さくて少し変わった形をしているんですよね。
今度はこちらです。
フジバカマです。
昔は日本でどこでも見られたそうなんですが、今は珍しい、貴重なお花となってしまいました。
さあ、そしてこちら、ご覧ください。
どうでしょう。
ぱっと見ると、ただの原っぱにも見えませんか?でもここ、実はきちんと手入れをされたお庭なんです。
ちょっと見てください、これ。
私たち、ネコジャラシと呼んでいますが、正式にはエノコログサといいます。
それからこちら、白やピンクのお花はゲンノショウコといいます。
ここには、日本に古くからある野の草花が植えられているんです。
こうした草花を楽しみたいと、毎日、平日でもおよそ1500人の人が訪れるほどの、人気の場所なんです。
その人たちが、必ず立ち止まって写真を撮る場所があるんですが、それがここです。
さあ、ここからの景色、ご覧ください。
どうですか?昔懐かしい日本の風景、そして萩のトンネル、奥には東京スカイツリーも見えているんですよ。
ここで皆さん、写真を撮って楽しんでいらっしゃいます。
ではお話伺います。
向島百花園の土屋さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
きょうもたくさんの人、来ていますが、どんなふうに楽しんでいただきたいですか?
そうですね、皆様、忙しい日々をお過ごしのことと思いますけれども、ぜひこの時期、百花園にお越しくださった際には、今、ご紹介いただきましたように小さなお花とかですね、お庭でなく、虫の声などに、ぜひ足を止めていただいて、ゆっくりとした時間を過ごしていただきたいなというふうに考えております。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
東京・墨田区の向島百花園からお伝えしました。
こちらの向島百花園の萩まつり、来月5日まで行われています。
そして期間中の土曜日曜は夜9時までですから、秋の夜長を楽しめそうです。
続いては。
続いてはアンテナショップめぐりのコーナーです。
今回はこちらです。
大分県のアンテナショップ、ちょっと変わったスタイルのアンテナショップなんです。
東京・銀座です。
大分県のアンテナショップはちょっと変わってます。
ビルの8階にあるんです。
目立たなくないんですか?
そうなんですけど、ここに。
こんにちは、きょうはよろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
アンテナショップといいますと、物産品がたくさん並んでいるイメージだったんですが、こちらはちょっと違うんですね。
10年以上前は大分県のものを中心に販売する時代があったんですけれども、私どもはレストランという形で、ちょっと変わったアンテナショップを展開しております。
8階にある理由は、この眺望なんです。
そして店内は、大分の魅力を伝えるため、調度品にもこだわっているんですね。
間仕切りは大分県特産の日田杉の格子戸。
くぎを一本も使わずに組み合わせているんです。
見事ですよね。
そしてこちら、国の伝統工芸品に指定されている別府竹細工も飾られているんです。
落ち着いて、高級感ありますね。
すてきな店内なんですよ。
早速、自慢のお料理を頂くことになりました。
関あじは大分県沖の豊後水道の急流で育ったマアジのことなんです。
大きいですね。
そうなんですよ、こちら体長40センチ余り。
なかなか見かけない大きさです。
そして人の手が触れると、鮮度が落ちてしまうため、一本釣りされてるんですね。
立派なアジです。
うわー、見事なお造りですね。
この厚切りの関あじに、今、旬を迎えている大分特産のかぼすを絞って頂くんです。
身がプリップリですね。
あっ、そしてこりこりという歯応えがありますね。
そして、続いてのお料理はこちらです。
伸ばしているのは、お湯で練った小麦粉。
大分ではだんごと呼ばれているんです。
出来上がったのは、大分の郷土料理、だんご汁です。
里芋、にんじんなどとみそで煮込んでいるんです。
もっちもちで、おみその味がしみこんでて、おいしいですね。
そして、このだんご汁に添えられたのは、大分の料理には欠かせないゆずこしょうです。
また味に深みが増しますね。
そうですね。
こちらのお店では、郷土料理を味わうだけでなく、より深く知ってもらおうと、体験教室も開かれているんです。
先日行われた、ゆずこしょう作り。
こちら、特別に体験させてもらいました。
ゆずこしょうは青ゆずの皮と、青とうがらし、そしてお塩を混ぜて作るんです。
じゃりじゃり音がしています。
さらに完成には1年熟成させる必要があるんですって。
おいしそうなものばかり味わっていましたけれども、大分料理を出す一般的なお店と、このアンテナショップと、何が違うと感じますか?
やっぱりスタッフのほとんど9割の方が大分出身の方ですし、そして現地に足を運んで、生産者の方とお話をしたりですとか、その食べ物がどうやって送られてきたか、どうやってやって来たか、そしてそのお料理の、郷土料理なんかの歴史も聞けたりするので。
解説付きで食事を?
そうなんですよ、もう楽しくてしょうがなかったですね。
さあ、そしてこの新鮮なぷりぷりの関あじですけれども、お値段はどれだけですか?
2人前で3650円で、ちょっとこの値段を聞くと、びっくりする方もいるかもしれないんですが、もうこれは1回食べる価値がありますよ。
1回と言わず、何度でも。
同じマアジなんですけれども、やっぱり急流で育っている関あじの味、食感はもう全くほかにないものですね。
そしてとり天やだんご汁。
こういったものが入った、土曜日限定のコース料理になっていまして、お値段は5000円だそうです。
大分県のアンテナショップ、坐来大分は、地下鉄銀座一丁目駅からすぐです。
お店の隣には大分県の観光案内コーナーもありますので、大分の魅力、たくさん感じてください。
アンテナショップめぐりでした。
きょうは各地で秋晴れが広がっています。
それでは空の散歩に出かけましょう。
熊本市の様子です。
金峰山が見えています。
そしてこちら、熊本城でしょうか。
日ざしは届いているようですね。
そうですね、気持ちのいい青空が広がっています。
気温は28度ぐらいまで上がっていますけれども、湿度低いですから、からっとした暑さになっています。
あす、そしてあさってにかけても、おおむね晴れの天気が続きそうです。
続いて静岡県下田市からの伊豆半島南部の様子です。
南伊豆町の漁港では先週、伊勢エビ漁が解禁になりました。
来年5月まで続くそうなんですが、ただちょっと波がね、高いそうで。
そうなんですよ。
今、波が高くなっていて、あすにかけても波が高いですから、高波十分気をつけてください。
また海は風も強く吹きそうです。
天気はおおむね晴れそうです。
こちらは秋田県にかほ市の様子です。
これは、見えているのは鳥海山ですね。
ちょっと雪でしょうか、雲でしょうか、白くなってますけれども。
雲じゃないでしょうか。
いい眺め。
そうですね、すっきり青空も見えていますね。
あすもさわやかな陽気、続きそうです。
最後は北海道えりも岬の様子なんですが、ここ、ゼニガタアザラシの生息地だそうで、600頭ものアザラシが生息しているんですって。
きょうはちょっと残念ながら、本来なら見えるそうですよ。
そうなんですね、見たかったですね。
Dialogu2014/09/26(金) 14:05〜14:55
NHK総合1・神戸
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▽学費払えず中退増加 どうする苦学生の支援 【キャスター】小澤康喬,滝本沙奈,【気象キャスター】奈良岡希実子

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【キャスター】小澤康喬,滝本沙奈,【気象キャスター】奈良岡希実子

ジャンル :
ニュース/報道 – ローカル・地域
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音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz

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