おはようございます。
7時になりました。
神戸市で小学1年生の女の子の遺体を遺棄したとして、47さいのおとこが逮捕された事件についてです。
遺体が入れられていた袋には、新聞紙や空き瓶などが一緒に入っていたことが、警察への取材で分かりました。
警察は、男が自宅で女の子の遺体を袋に入れた可能性があると見て、きょうも引き続き自宅を捜索し、事件に関係する手がかりがないか、調べる方針です。
きのう捜索が行われた君野康弘容疑者の自宅。
君野容疑者は、神戸市長田区の雑木林に、行方が分からなくなっていた小学1年生の生田美玲ちゃんの遺体を遺棄した疑いが持たれています。
警察によりますと、君野容疑者は調べに対し黙秘しているということです。
昨夜、接見した弁護士は。
関係者によりますと、君野容疑者は、鹿児島県の高校を卒業したあと、陸上自衛隊に入り、宮崎県の駐屯地でおよそ2年間勤務しました。
当時の君野容疑者を知る男性は。
君野容疑者と見られる人物が、インターネットの大手会員制交流サイトに開設したページです。
自己紹介の欄には、誰か友達になってくださいというメッセージが。
さらに、5年前の平成21年8月には、僕は神戸市に住んでいますと書かれていました。
近所の住民によりますと、君野容疑者は、現在の集合住宅に1年半ほど前に引っ越してきて、1人暮らしで仕事には就いていなかったということです。
日中、酒などを持って歩いている姿も目撃されていました。
これまでの調べによりますと、女の子の遺体は3つの袋に分けて入れられ、雑木林に遺棄されていましたが、袋の中には、遺体と一緒に君野容疑者の名前が書かれた診察券のほか、新聞紙や空き瓶などが入っていたことが、警察への取材で分かりました。
警察は、君野容疑者が自宅で女の子の遺体を袋に入れた可能性があると見て調べるとともに、きょうも引き続き自宅を捜索し、事件に関係する手がかりがないか、調べる方針です。
原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる核のごみの問題を検討してきた日本学術会議の分科会は、原発の再稼働を判断する際、新たに発生する核のごみを、暫定的に保管する施設を、電力会社の責任で確保することを条件とすべきという報告書をまとめました。
原発の再稼働の前提となる審査では、こうした条件を求めておらず、今後、論議を呼びそうです。
国内の科学者の代表で作る日本学術会議は、おととし9月、高レベル放射性廃棄物、いわゆる核のごみを地下深くに埋めて処分するという国の計画は行き詰まっているとして、白紙に戻す覚悟で見直すべきだなどと提言しました。
その際、数十年から数百年、核のごみを暫定的に保管し、その猶予期間を利用して、新たな技術の開発や、国民的な合意を形成すべきだとし、この問題を検討してきた分科会が、このほど報告書をまとめました。
この中では、暫定的な保管は一世代に当たる30年を1つの期間として、その間に、その後のより長期の政策選択をすべきだとしています。
また原発を再稼働させると、核のごみが追加的に発生することから、再稼働の判断には、核のごみを暫定的に保管する施設を、電力会社の責任で確保することを必要条件にすべきで、その点をあいまいにしたままの再稼働は、将来世代に対する無責任を意味するので容認できないとしています。
日本学術会議は、今月29日に記者会見を開いて、報告書の内容を説明するとともに、技術的な検討も踏まえた新たな提言を、年内をメドにまとめたいとしています。
各地の原発で、再稼働の前提となる審査が進んでいますが、原発の新しい規制基準では、電力会社の責任で核のごみの暫定保管施設を確保することは求めていません。
法的な拘束力はありませんが、内閣府の特別機関として、政府に勧告する権限を持っている学術会議の政策提言は重いものがあるだけに、今後、論議を呼びそうです。
日本の大企業の1つが、雇用の在り方を抜本的に見直します。
日立製作所は、管理職を対象に、いわゆる年功序列の制度を来月廃止し、仕事の内容に応じて給与を支給する仕組みに見直す方針を固めました。
年功序列は、年齢や勤続年数に応じて役職や給与が上がる制度で、終身雇用と並び、日本企業の雇用の大きな特徴とされてきました。
日立製作所はこれまで管理職の社員の給与全体の70%を年功序列の制度で支給し、30%を仕事の内容に応じて支給してきました。
関係者によりますと、日立は年功序列の制度を来月、全面的に廃止し、給与の全額を仕事の内容に応じて支給する仕組みに見直す方針を固めました。
対象は、管理職の社員およそ1万1000人で、国内外のグループ会社の管理職にも、対象を拡大していく方針です。
制度の見直しで、例えば管理職になったばかりの社員でも高い給与を得られるようにして、士気を高め、競争力を高めるねらいがあるものと見られます。
一方、当面は管理職の社員が受け取る給与が減らないような仕組みにするということです。
年功序列は、日産自動車が管理職の社員で廃止したほか、ソニーも来年度から、管理職・一般社員ともに、年功序列を廃止することを検討しています。
グローバルに活躍する優秀な人材を確保して、国際的な競争力を高めるために、日本企業の間で戦後確立した雇用慣行を抜本的に見直す動きが出始めています。
豊かな社会を目指して発言し続けました。
日本を代表する経済学者で、公害などの社会問題の解決にも尽力した、東京大学名誉教授の宇沢弘文さんが、今月18日、肺炎のため亡くなっていたことが分かりました。
86歳でした。
宇沢さんは鳥取県の出身で、東京大学理学部数学科を卒業後、シカゴ大学の教授などを歴任しました。
数理経済学の研究を進め、安定した経済成長のための必要な条件を、消費と投資の2つに分けて示した、2部門経済成長モデルで注目を集めました。
東京大学の教授に就任したあとは、公害問題などにも取り組みます。
水俣病にも目を向け、自然環境や教育、医療など、文化的で豊かな生活をするうえで欠かすことができないものを、社会的共通資本と位置づけ、効率や経済利潤から守るべきだと提唱しました。
その後、成田空港問題の平和的な解決に尽力したほか、地球温暖化の問題では、二酸化炭素を排出する企業などにコストを負担させる、炭素税を導入するよう求めるなど、社会的な提言を続けました。
こうした功績で、平成9年に文化勲章を受章しました。
宇沢さんは3年前に体調を崩し、療養を続けていましたが、今月18日、肺炎のため、東京都内で亡くなりました。
86歳でした。
アメリカ軍が、シリアでイスラム過激派組織イスラム国に対して行っている空爆についてです。
アメリカ国防総省は、サウジアラビアなど、アラブの周辺国が空爆に参加し、大きな役割を果たしたと説明し、今後も各国と連携して、軍事作戦を続ける構えです。
イラクに続いてシリアでも空爆に踏み切ったアメリカ軍は、24日には、イスラム過激派組織イスラム国の資金源となっていた、シリア東部にある石油精製施設に対して大規模な空爆を行いました。
国防総省のカービー報道官は、空爆に参加した16機の戦闘機のうち10機が、同盟関係にあるサウジアラビアとUAE・アラブ首長国連邦の戦闘機だったとして、アラブの周辺国が空爆の実行に大きな役割を果たしたと説明し、今後も各国と連携して軍事作戦を続ける構えを示しました。
また、アメリカが攻撃した施設に、シリアの政府軍が侵攻しているといった動きは見られていないと述べ、アメリカの空爆によって、アメリカが対立するアサド政権を利する形にはなっていないと強調しました。
国連総会に合わせて、G7・先進7か国の外相会合が開かれ、アメリカなどによる軍事行動を含めて、イスラム国壊滅に向けた取り組みを支持する声明を発表しました。
国連総会に合わせて、G7・先進7か国の外相会合が25日、ニューヨークで開かれ、会合には岸田外務大臣も出席しました。
声明では、イスラム国による残虐な暴力を非難するとともに、イスラム国はわれわれの社会を含め、致命的な脅威を与えると指摘し、直ちに無条件で拘束している人質を解放するよう求めるとしています。
その上で、イスラム国を弱体化させ、壊滅させるための取り組みを支持するとし、アメリカなどが行った軍事行動も重要だと指摘しています。
そしてイスラム国を封じ込めるためには、シリアで穏健派の勢力を支援する必要があるとしています。
一方、G7の外相は、ウクライナ情勢を巡っても共同声明を発表し、ロシアに対して、ウクライナから直ちにすべての部隊や武器を撤収させるよう求めました。
そして、ロシアがこれに応じず、ウクライナの主権を尊重しない場合には、制裁を強化する用意があると警告しました。
安倍総理大臣は、日本時間のきょう未明、国連総会で一般討論演説を行ない、エボラ出血熱の感染拡大防止に4000万ドル、イスラム過激派組織イスラム国が勢力を拡大するイラクやシリアなどの安定に向けて、5000万ドルの支援を行う考えを表明しました。
安倍総理大臣は政権復帰後、2度目となる一般討論演説を英語で行い、冒頭で次のように訴えました。
そしてエボラ出血熱の感染拡大防止に向けて、国連などに対して総額で4000万ドル、日本円にして43億円余りの追加支援を実施するとともに、日本の企業が開発した治療に効果の見込める薬を提供する準備があることを表明しました。
続いて安倍総理大臣は、イスラム過激派組織イスラム国について、次のように述べました。
その上で、イラク、シリア、それにパレスチナ暫定自治区など、中東地域の安定に向けて、すでに表明したものも含め、合わせて5000万ドル、日本円にして54億円余りの緊急支援を行う考えを示しました。
さらに安倍総理大臣は、来年、国連創設70周年を迎えることを踏まえ、国連改革を実現し、日本の安全保障理事会の常任理事国入りを目指す考えを示すとともに、女性の輝く社会の実現に積極的に取り組み、世界を先導していく決意を示しました。
安倍総理大臣としては、エボラ出血熱やイスラム国など、国際社会が直面する課題に積極的に貢献していく姿勢を打ち出し、国連改革もにらんで、日本の存在感や指導力をアピールするねらいもあったものと見られます。
次は、太陽光や風力などと比べて、安定的に発電する太陽熱発電についてです。
日本の大手企業が、横浜市に設備を設けて、実用化に向けた本格的な技術開発に乗り出すことになりました。
太陽熱発電の実用化を目指すのは、三菱重工業と日立製作所の火力発電関連の部門がことし2月に統合した、三菱日立パワーシステムズで、横浜市にある工場の敷地内に、太陽熱発電の設備を建設し、再来年から実証運転を始める計画です。
太陽熱発電は、太陽光を集めることで発生した熱で蒸気を作り、タービンを回す方式の発電所で、熱を蓄えることで、夜間や日ざしのない日中でも発電することから、太陽光や風力などと比べて、安定的に発電するのが特徴ですが、設備の建設コストが高いうえ、発電効率が低いことが課題になっていました。
実証運転では、効率的に高温の蒸気を発生させたり、太陽の光を集めたりすることで、コストを引き下げる技術開発を進めることにしていて、この会社では、火力発電の増加に伴う二酸化炭素の排出量の削減が課題となっている日本をはじめ、世界各地での本格的な実用化につなげたいとしています。
スポーツ、西堀アナウンサーです。
おはようございます。
さあ、けさもインチョンアジア大会、競泳ですね。
男子200メートル背泳ぎでは、3連覇を狙う入江陵介選手と、今大会5つ目の金メダルを目指す萩野公介選手が対決しました。
萩野はここまで6種目に出場。
金メダル4つを含む6つのメダルを獲得しています。
入江も100メートル背泳ぎで金メダル。
好調を維持しています。
レースは、序盤から入江が引っ張る展開。
積極的ですね。
レースに集中していたと入江。
徐々に萩野との差を広げます。
入江選手がこのまま行くんでしょうか。
入江は大会新記録で、この種目、3大会連続の金メダル。
萩野は銅メダルで、出場したすべての種目でメダルを獲得しました。
両チーム3人が総当たりで9試合を戦う、フェンシングの団体戦。
序盤、日本は長身の中国選手に苦しみ、大差をつけられます。
6試合目に登場したエースの太田。
相手は個人戦の金メダリストです。
流れを引き寄せるために繰り出したのが、この技。
どんな技ですか?
相手に剣が見えないように、腰の位置から突きました。
太田は1ポイント差まで詰め寄ります。
このあと逆転した日本、アジア大会40年ぶりの金メダルです。
きょうは大会8日目。
競技最終日となる競泳は、男子400メートルメドレーリレーが行われ、日本は6大会連続の金メダルを目指します。
ここまでスポーツでした。
ではここからは、安倍総理大臣の記者会見を、ニューヨークから中継でお伝えします。
先ほどもお伝えしましたように、安倍総理大臣は、国連総会での一般討論演説などのため、ニューヨークを訪れています。
記者会見場です。
ニューヨークは現在、25日の午後6時20分過ぎ。
日本とは13時間の時差があります。
今、安倍総理大臣が入ってきました。
これから記者会見を行います。
それではただ今より、安倍内閣総理大臣によります、内外記者会見を行います。
初めに安倍総理からご発言がございます。
皆様からの質問、それに対する応答は、それに続きまして行います。
それでは安倍総理、ご発言をお願いいたします。
日本の皆さん、おはようございます。
ここ、ニューヨークで、錦織選手が、並みいる強豪を押しのけて、アジア人初の決勝進出を成し遂げたのは、2週間余り前のことでした。
9月はニューヨークにおいて、国連総会が開催され、世界中から政治や経済のリーダーたちが、集まる季節でもあります。
ニューヨークがまさに世界の中心となる、それは、日本の考え方を発信する絶好のチャンスでもあります。
昨年に続き、ことしもこのタイミングを捉え、ニューヨークにやってまいりました。
復活を遂げた日本経済は本物なのか。
世界経済をリードする投資家や、ハーバード大学など、世界でも一流の経済学者の皆さんが、日本の成長戦略に大いに注目しています。
特色ある日本の地方にこそ、投資のチャンスがある。
和歌山県知事、京都市長、新潟の十日町市長、岡山の美作市長と共に、日本の魅力あふれる地方のアピールも行いました。
日本から世界を変えてほしい、女性の輝く社会を目指す日本の役割に、ヒラリー・クリントンさんをはじめ、多くの女性リーダーたちから、大きな称賛と期待の声を頂きました。
日本が再び、世界の中心で活躍する国になろうとしている。
そのことを改めて実感いたしました。
世界は今、深刻な危機に直面しており、われわれは国連の旗の下、結束すべきである。
国連総会の場で、先ほど私は、このように世界に呼びかけました。
エボラ出血熱は、人々や物が世界中を活発に動き回る現代において、アフリカだけではなく、世界の安全保障を脅かしかねない課題です。
日本はさらなる人的な貢献や、最先端医薬品の提供も含め、力を尽くしてまいります。
太平洋やカリブ海などに浮かぶ島々にとって、地球温暖化は国家の存亡に関わる問題です。
気候変動への対処でも、日本は世界最先端の省エネルギー技術や、災害対策の知見を最大限に活用して、世界に貢献してまいります。
アイスル、イスラム国の活動は、国際秩序に対する重大な脅威です。
人道支援や周辺国支援のため、緊急支援を行っていきます。
イラクのマンスーム大統領にも、イラクのテロとの戦いを支持する考えを直接、お伝えしました。
ウクライナの安定確保に向けて、引き続き力強い支援を行ってまいります。
こうした世界的な課題に日本は、国際社会と手を携えながら、大きな責任を果たしていく決意であります。
積極的平和主義の旗の下、日本は世界の平和と安定に、これまで以上に貢献してまいります。
さて来年は、国連創設から70周年を迎えます。
グローバルな課題に有効に対応できるよう、21世紀の現実に合った姿へと、国連を改革していかなければなりません。
その中で日本は、ふさわしい役割を担っていく覚悟であります。
こうした日本の考え方は、世界の国々から強い支持を得ることができました。
今回、ニューヨークでは、フランスのオランド大統領や、オーストラリアのアボット首相をはじめ、多くの首相の皆さんと再会を果たしました。
いずれも会ったらすぐに具体的な各論から話し合える友人たちばかりでもあり、充実した議論を行うことができました。
この20か月余りで行った首脳会談は、200回を超えました。
首脳どうしが直接対話することで、相互の理解が深まり、日本の国益にもつながる。
今後も地球儀をふかんする外交を積極的に展開してまいります。
さて、今回訪問したニューヨークの名門、コロンビア大学では、日本について学びたいと考えるアメリカの学生が5年前と比べて、2倍に増えているそうです。
4月に訪日したオバマ大統領と、2020年までに日米の学生交流を2倍にしようと約束しました。
日米同盟の絆をさらに強め、両国関係に新たな発展をもたらす原動力になると確信しています。
国と国との絆の原点は、次世代を担う若者たちの交流です。
日本への注目が高まっている今、日本の若者たちにも、もっと世界に飛躍してもらいたい、力強く後押ししてまいります。
地方、女性、そして若者。
日本が持つありとあらゆる可能性を世界という舞台で大きく開花させていく、その決意を新たにいたしました。
若き日本のサムライ、田中将大選手が今週、見事に復活を遂げました。
来年以降もヤンキースで長い年月にわたり、すばらしい活躍をしてくれると期待している、あのデレク・ジーター選手が、こうエールを送ってくれました。
…キャプテンと過ごしたこの1年間は、田中選手にとってもさらなる成長の糧となったに違いありません。
今回の私の訪問を歓迎してくれたニューヨークの皆さんに、感謝するとともに、ことし引退するジーター選手の長年の活躍に、心から敬意を表したいと思います。
私からは以上であります。
それでは皆様からの質問をお受けいたします。
それでは最初に日本側の記者の方からの質問から始めさせていただきますので、質問される方、私が指名いたしますので、所属とお名前を明らかにしたうえで、お願いをいたします。
それではどうぞ。
総理は11月のAPECの首脳会議の際、中国の習近平国家主席との首脳会談の実現を目指しておられますけれども、中国側は尖閣諸島を巡って、領有権問題があることや、靖国神社参拝をしないよう求めています。
こうした課題に、どのように対応するお考えでしょうか。
また、韓国のパク・クネ大統領は、従軍慰安婦問題を巡って、日本側に解決を促していまして、国際社会でも同様の主張を展開されていますが、こうした韓国の対応について、どのようにお考えになりますか?また、具体的に事態を打開する方策はお考えになっていますでしょうか?
私は、中国や韓国との関係を改善していきたいと考えています。
中国も韓国も、日本にとって大切な隣国であります。
隣国どうしであるがゆえに、さまざまな問題が生じるわけでありますが、課題があるからこそ、前提条件を付けずに対話をしていくべきであると考えています。
11月には北京でAPECが開催されます。
中国の平和的発展は、日本にとって、そして世界にとってチャンスであるといえると思います。
APECで北京を訪問する際に、日中首脳会談ができればよいと考えていますが、そのためには、両国がお互いに静かな努力を重ねていくことが必要だろうと、こう思っています。
韓国についても、ちょうど今頃、日韓外相会談が、ここニューヨークで行われています。
今後、さまざまな国際会議の機会に、首脳会談を行うことができればいいと考えています。
次に外国プレスの方から質問を受けます。
挙手をお願いします。
指名された方は、名前と所属を名乗ってください。
どうぞ。
沖縄のアメリカ軍基地についてお聞きします。
普天間飛行場の移設に関係して、辺野古への基地移設に関係した作業が始まっている兆候が見られますが、まもなく基地移設を進めるお考えがあるのでしょうか。
抵抗や反対が予想されるにもかかわらず、基地の移設を進められるのでしょうか。
そうだとすれば、11月の沖縄知事選の前に、建設を開始するお考えなのでしょうか。
最も大切なことは、まさに市街地の真ん中にあり、住宅や、そして学校などに囲まれている普天間の固定化は、決してあってはならないということであります。
これが大前提であり、政府と地元の皆様の共通の認識であるといってもいいと思います。
普天間の返還については、辺野古への移設が日米間で合意した唯一の解決策であります。
これは昨年の日米2+2でも再確認されており、また本年、オバマ大統領との首脳会談においても、早期移設の必要性について、一致しています。
辺野古移設に必要な、沖縄県知事の埋め立て承認を受けてすでに、本年8月、移設に必要な海上作業に着手したところであります。
引き続き、速やかな普天間の返還に向けて、作業を進めていく考えであります。
沖縄の負担軽減については、できることはすべて行うというのが、安倍政権の基本的な方針であり、考え方でもあります。
先月、普天間配備のKC130空中給油機、15機全機、山口県岩国基地への移駐が完了をいたしました。
今後も沖縄の方々の気持ちに寄り添いながら、目に見える形で、負担軽減を進めていく、負担軽減を図るために、政府一丸となって、さまざまな政策を進めていく考えであります。
ありがとうございました。
それでは再び、日本側の記者の方の質問、どうぞ。
日ロ関係についてお聞きします。
政府は24日にウクライナ情勢を巡り、対ロシアの追加経済制裁を発動しました。
安倍総理は、北方領土問題を解決する観点から、ロシア側と対話と関与を通じた働きかけを重視されていますが、日ロ首脳で合意した、プーチン大統領の秋の訪日を引き続き模索するのか、それとも11月のAPECに合わせて会談を目指すのか、総理の対ロ戦略をお聞かせください。
プーチン大統領とは、就任以来、1年9か月の間に5回、首脳会談を行っています。
先日21日、私の誕生日にも、プーチン大統領から電話を頂き、電話会談を行ったところでありますが、今後も両国の間で対話を継続していくことで一致をいたしました。
ウクライナ情勢については、日本は力による現状変更は、断じて認めることができない、認められないという基本的な立場に立って、G7の連携を重視して対応しています。
24日に発表した、追加措置もその一環であります。
同時にロシアに責任ある国家としてふるまうよう、働きかけを行っていくためにも、対話は重要であると考えています。
日ロ関係については、今後とも日本の国益に資するように進めていきます。
11月の北京、APECの際の首脳会談の可能性も含めて、マルチの国際会議の機会も、活用していく考えであります。
プーチン大統領訪日については、引き続き実現を目指していく考えでありますが、訪日の日程については、なんら決まっていません。
種々の要素を総合的に考慮して、検討をしていく考えであります。
再び、外国のプレスの方から質問を受けます。
私が指名しますので、所属と名前を名乗ってください。
どうぞ。
日本は、アメリカなどによるシリアとイラクのイスラム国に対する攻撃を支持していらっしゃるんでしょうか。
そして今後、日本が支援を行うという可能性はあるのでしょうか。
アイスルの攻撃によって、イラクやシリアの都市が制圧をされ、多くの犠牲者が出ている事態を深く憂慮しています。
武装勢力による攻撃を強く非難します。
日本は米国を含む、国際社会のアイスルに対する戦いを支持しています。
今回の米国等によるシリアでの空爆については、シリア政府が武装勢力の活動を取り締まることができない状況の中で、これ以上の事態の悪化を防ぐためのやむをえない措置であったと理解しています。
日本としては、難民支援や周辺国に対する人道支援など、軍事的貢献でない形で、可能な範囲の支援を国際機関と連携して行っていく考えであります。
時間が少なくなりましたので、もう1問、質問を受けます。
もう1問だけ最終問として受け付けます。
きのう、岸田外務大臣が、日本と北朝鮮の間で外交当局間の会合を持つということを発表されました。
来週に行われるということです。
ここで、拉致被害者らの調査について、進捗状況の説明を受けるということでした。
当初、この調査の結果については、夏の終わりから秋の初めにかけて、連絡があるんじゃないかということだったわけですけれども、これが総理は、いつぐらいまでには、やはり、1回目の最初の報告があるべきであるとお考えでしょうか。
また、若干、当初の予定よりずれ込んでいることは、総理もお認めになっていましたけれども、こうした事態を受けて、例えばやはりもう一回、経済制裁をする、解除したものをもう一回するというお考えはございますでしょうか。
日本側としては、北朝鮮側が誠意をもって迅速に調査を行い、その結果を速やかに通報すべきと考えています。
こうした観点から、29日の瀋陽における外交当局間会合の開催を、日本側から提案をしたところであります。
この会合において、北朝鮮側に調査を迅速に行い、その結果を速やかに通報すべきである旨を、強く求めていきます。
同時に、北朝鮮の特別調査委員会による調査の現状をしっかりと聴取をし、状況を見極めていく考えであります。
対話と圧力の姿勢であるということに、変わりはありません。
すべての拉致被害者がご家族がですね、拉致被害者のご家族がご自身の手で肉親を抱きしめる日がやって来るまで、使命は終わらないとの決意で、今後も対応していく考えであります。
ニューヨークで行われた、安倍総理大臣の記者会見でした。
では政治部の長内記者に聞きます。
長内さん、今回の安倍総理大臣の一連の外交で、どんな成果があったといえるでしょうか。
今まさにクローズアップされている、国際社会の危機への貢献をアピールした点です。
その一つがイスラム国で、安倍総理大臣は、アメリカ軍などがシリアでの空爆に乗り出す中、イラクやイラン、フランスなど、主要な関係国の首脳たちと会談を重ねました。
そして緊密な連携を確認し、地域の安定に向けて、軍事的な貢献ではない形で、できるかぎりの支援を行っていく姿勢を示しました。
もう一つは、感染が拡大するエボラ出血熱で、安倍総理大臣は、一般討論演説で、追加支援や薬の提供を打ち出しました。
先ほどの記者会見でも安倍総理大臣は、世界的な課題に日本が大きな責任を果たしていく決意だと述べました。
さらに今回のニューヨーク外交で重視したのは、内閣の重要課題である、女性の活躍です。
安倍総理大臣は、大統領選挙の対応で注目が集まるヒラリー・クリントン氏らと意見を交わしたほか、演説でも女性の輝く社会を目指して、日本が国際社会をリードしていく決意を示しました。
そして、安倍総理大臣はあす帰国しますが、週明けの29日には、臨時国会が始まり、また日朝政府間協議も行われます。
今後、課題もありますよね。
帰国後、すぐに待ち受けているのが、拉致問題への対応なんです。
先ほどの記者会見でもありましたように、北朝鮮から、拉致被害者らの調査の進捗状況などの詳細な説明を受けるため、週明け29日に、北朝鮮との政府間協議が行われます。
日本側は特別調査委員会による調査の現状をしっかり聴取し、見極める構えで、北朝鮮側がどのような説明を行うのかが注目されます。
また安倍総理大臣は、日中関係の改善に向けて、先ほどの記者会見でも、静かな努力を重ねるとしていますが、11月に北京で開かれるAPECの首脳会議に合わせて、中国との首脳会談を実現させることができるかが、焦点となります。
一方、内政に目を向けますと、第2次安倍改造内閣が発足してから、初めての国会論戦となる臨時国会が、29日に召集されます。
安倍総理大臣は、地方創生国会にする意気込みだとしておりまして、女性が輝く社会の実現や、災害対策などの法整備も進めたい考えです。
これに対し野党側は、来年10月に予定されている消費税率の10%への引き上げや、集団的自衛権の行使容認、それに原発の再稼働などを巡って、政府側を追及する構えで、国会論戦が幕を開けます。
政治部の長内記者でした。
ここまで、安倍総理大臣の記者会見をお伝えしました。
では、続いて気象情報です。
きょうは晴れマークの所が多いですね。
東京・渋谷は、どんなお天気でしょうか。
渡辺さん。
たった1時間の間に、こんなに雲が取れて、きれいな青空ですよね。
今、日傘が必要なくらいに、ちょっとかなり、日ざしが強いんですけれども、風はとっても爽やかで、心地よいです。
本当にきょうはまさに、お洗濯日和。
よく乾きそうです。
きょう、にわか雨の所もほとんどなさそうなので、安心して干せちゃいます。
まずは雲の様子を見ていきましょう。
きのう不安定な天気をもたらした低気圧や前線の雲は東へ離れて、今晴れている所がほとんど。
きょうはからっとした秋晴れになりそうです。
ただ、南の海上に目を向けますと、台風17号に伴う大きな雲がありますね。
台風情報です。
現在、ゆっくり西へ進んでいますが、このあとは発達して暴風域を伴い、日曜日ごろには小笠原諸島に接近する見込みです。
大荒れの天気になるでしょう。
そのあと、進路を北東へ変えて、来週半ばころにかけて進んでいきそうです。
コースによっては関東地方など、影響が出るかもしれないので、今後の情報にご注意ください。
では、きょうの全国の予報です。
気象情報でした。
けさお伝えしているニュースです。
遺体を自宅で袋に入れた可能性があると見て、捜査を進めています。
今月23日、神戸市長田区の雑木林で、小学1年生の生田美玲ちゃんが遺体で見つかった事件。
おととい、近くに住む君野康弘容疑者が、死体遺棄の疑いで逮捕されました。
君野容疑者は調べに対し、黙秘しているということです。
警察の調べによりますと、遺体は3つの袋に分けて入れられていましたが、袋の中には、新聞紙や空き瓶なども入っていたことが、警察への取材で分かりました。
警察は君野容疑者が自宅で女の子の遺体を袋に入れた可能性があると見て、きょうも自宅を捜索し、手がかりがないか調べる方針です。
日立製作所は、およそ1万1000人いる管理職の社員について、年齢や勤続年数に応じて昇給する、いわゆる年功序列の制度を、来月、全面的に廃止する方針を固めました。
日本を代表する経済学者で、社会問題の解決にも力を尽くした、東京大学名誉教授の宇沢弘文さんが、今月18日、肺炎のため亡くなっていたことが分かりました。
86歳でした。
宇沢さんは鳥取県の出身で、東京大学理学部数学科を卒業後、経済学の研究を始めました。
昭和44年に東京大学の教授に就任したあとは、水俣病などの公害問題に取り組んだほか、成田空港問題の平和的な解決にも尽力しました。
平成9年に文化勲章を受章し、平成21年には、環境問題の解決に尽くした研究者などに贈られる、ブループラネット賞を受賞しました。
太陽光や風力などと比べて安定的に発電できる、太陽熱発電の実用化を目指し、三菱重工業と日立製作所の火力発電関連の部門がことし2月に統合した会社が、横浜市に設備を設けて、本格的な技術開発に向けて乗り出すことになりました。
2014/09/26(金) 07:00〜07:50
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]
神戸市で小学1年生の女の子の遺体が遺棄され、47歳の男が逮捕された事件。容疑者の男の人物像や捜査の最新情報をお伝えします。
詳細情報
番組内容
▼神戸市で小学1年生の女の子の遺体が遺棄され、47歳の男が逮捕された事件。容疑者の男の人物像や捜査の最新情報をお伝えします。▼ニューヨークで行われている国連の総会。「イスラム国」や「エボラ出血熱」などへの対応を世界の首脳が議論しています。一連の日程を終えた安倍首相の記者会見の模様を中継でお伝えします。
出演者
【キャスター】阿部渉,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】西堀裕美,【気象キャスター】渡辺蘭
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
スポーツ – スポーツニュース
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:937(0x03A9)