シリーズ世界遺産100「アランフエス〜スペイン〜」 2014.09.24

これからも住民の方々に喜ばれる壁画を描いていくぞ〜!
(一同)オ〜!来週もお楽しみに!
(テーマ音楽)
(松平定知)スペインに造られた水と緑の町。
庭園の総面積は市街地の20%を占めています。
今流れている音楽は「アランフエス協奏曲」。
スペイン中部のこの町で作られました。
町は16世紀宮殿とともに生まれ当時は王侯貴族だけが住んでいました。
宮殿はスペイン帝国最盛期の王フェリペ2世が夏の離宮として造らせました。
ヨーロッパ建築の粋を集め完成は200年後の18世紀でした。
200年の間それぞれの王たちは自分の好みに合った部屋を造っていきます。
ここはカルロス3世による…。
壁や天井が磁器で覆われています。
18世紀に流行していた中国趣味を取り入れたものです。
磁器はすべて王立の陶磁器工場で焼かれました。
当時ヨーロッパには東洋への強いあこがれがあり中でも中国の磁器が人気でした。
ヨーロッパの磁器作りの技術は中国の磁器を模倣するところから発展したのです。
アラブの間は19世紀の女王イサベル2世が夫の喫煙室として造りました。
きらびやかで精巧なモザイクの装飾。
グラナダにあるアルハンブラ宮殿のアラブ様式の部屋をまねて造ったといわれます。
極彩色の鮮やかな色彩は100年以上たっても失われていません。
アランフエスは王宮だけでなく町全体が世界遺産になっています。
歴代の王たちは川を利用し運河を掘って緑豊かな町を造り続けてきたのです。
ここは島の庭園。
人工の島を庭園にしたものです。
「アランフエス協奏曲」は作曲家ロドリーゴが町の庭園を散策中に曲想を得たといわれます。
1930年代のスペイン内戦でこの町も被害を受けました。
曲には平和への願いが込められているのです。
ここは王子の庭園と呼ばれています。
かつては王室の農業試験場になっていてスペインの黄金時代に世界中から集めた植物が栽培されていました。
王家の避暑地として発展してきた宮殿や庭園は19世紀の革命によって王家の手を離れます。
しかしスペインの輝かしい時代を刻み込んだ緑豊かな町の景観はその後も守られ世界に誇る遺産となったのです。
2014/09/24(水) 11:25〜11:30
NHK総合1・神戸
シリーズ世界遺産100「アランフエス〜スペイン〜」[字]

庭園の町 ▽文化遺産 【語り】松平定知 【テーマ音楽】久石譲

詳細情報
番組内容
庭園の町 ▽文化遺産 【語り】松平定知 【テーマ音楽】久石譲
出演者
【語り】松平定知
音楽
【テーマ音楽】久石譲

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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