生字幕放送でお伝えします≫鶏肉のあぶり焼き。
姫路の人たちに愛されているB級グルメです。
≫もうもうと煙が上がっていてすごくいいにおいがしますね。
今日来ているのは、兵庫県姫路市。
全国的にも養鶏が盛んな地域です。
お皿に取り分けていただいて。
いい色ですよね。
ちょうど、ちょっと焦げ目がついたような感じで。
そして仕上げに上にかかっているのはさんしょうです。
これで、いい香りがさらに増しました。
どうですか、高橋さん。
≫いい香りがするんですよね。
≫宇野さん、どうですか?≫おいしそう、食べたいです。
≫宇野さん、ちなみに鶏肉は好きですか?≫大好きです。
たんぱく質にもなるので。
≫ヘルシーですしね。
代わりに私がいただきますね。
すごい、さんしょうの香ばしい香りと肉の歯応えがすごくあってあとから、かめばかむほど味が出てくるんですね。
≫本当にジューシーなんですよね。
宇野さん、実は今高橋さんから歯応えという話がありましたがこれ、実は卵を産み終えたあとの鶏ひね鳥という鶏の肉なんです。
肉がちょっと硬めなので全国的にはあまり、見向きもされない肉なんですが姫路では昔からこれを食べていてあの手この手で硬いひね鳥を工夫をして食べているんです。
≫宇野さん、あぶり焼きは小さく切って強火でサッと焼くことによって肉が硬くならないようにしてあるんです。
≫なるほど。
ジューシーな鶏肉、食べたい。
≫いいですよね。
女性は喜ぶかもしれないですね。
そして、ほかにも、から揚げそしてポン酢とあえたり食べ方はさまざまなんですね。
≫さっぱりおいしそうですね。
≫今日はひね鳥をはじめとして姫路の人が知恵と工夫で育んできた庶民のグルメB級グルメをたっぷりと紹介しますよ。
≫お願いします!≫お楽しみに!国宝・姫路城。
今日はこの晴天もありまして城が白く輝いていますよね。
≫青空によく映えていますね。
≫平成の大修理で白さを取り戻したんですね。
≫姫路は古くから多くの街道が通って交通の要衝として栄えてきた地域です。
北は日本海、南は瀬戸内海。
そして、東は大阪・京都などと道がつながっていて多様な食文化が姫路では育ちました。
その結果たくさんのB級グルメが姫路では生まれたんです。
今日来ているのは姫路城のすぐそば。
この向かいの商店街です。
こちらには姫路の人が愛するB級グルメのお店がたくさんあります。
今日は、その味をどんどん伝えていきますよ。
今日お邪魔しているのは姫路で50年続く焼き鳥屋さんです。
お邪魔しています。
こんにちは。
地元の知恵と工夫が詰まったグルメ。
続いては、こちらですね。
≫ひねポンですね。
鶏肉をポン酢であえた料理です。
定番のお酒のおつまみです。
早速、宇野さんの代わりにいただきたいと思います。
≫全部私の代わりに食べちゃうんですね。
≫次、宇野さんが姫路に来たときの参考になるように。
≫こちらさっきと打って変わってさっぱりしていて。
歯応えがあってすごくおいしいです。
≫さっきのあぶり焼きと比べて歯応えはどうですか?≫言われてみればやわらかいかもしれないです。
≫これは硬いひね鳥をポン酢に漬け込むことでやわらかくして食べようというこれも、姫路の人の知恵なんです。
≫ポン酢につけるとやわらかくなるんですか?≫酢の効果でやわらかくなるんですね。
あまり流通していないひね鳥なんですがさっきからひね鳥、ひね鳥といっていますがどういうお肉なのかというと金井さん、お願いします。
宇野さん、向かって右側がスーパーなどでよく売っている若鶏の肉。
そして、左側がひね鳥なんです。
≫宇野さん何か違い分かりますか?≫色がピンクっぽいのと赤っぽいのと…。
≫そうなんですね。
ひね鳥は身が赤いんですね。
これは卵を産み終わった鶏をひね鳥といって卵を産み続けている期間はたった1年なんですがそこで筋肉が発達して毛細血管が張りめぐらされて肉が赤く見えるんです。
≫なるほど。
筋肉なんですね、それは。
≫そうなんです。
ただひね鳥は硬いという理由から敬遠されて、一般的に捨てられてしまうことが多かったんですね。
でも、姫路の人はいろいろ工夫をしてこのひね鳥を食べているんです。
≫それは、宇野さん姫路を治めたある戦国武将の教えが今に生きているからともいわれているんです。
宇野さん、誰だか分かりますか?≫ヒントをください。
≫今、NHKの大河ドラマでやってますよね。
≫はい!黒田官兵衛!≫正解!そうなんです!黒田家の教えで質素倹約というのがありまして質素倹約とはもったいない精神ですよね。
だから、本来捨てられてしまうひね鳥もあの手この手で食べようということでその黒田家の教えが今も生きているのではないかといわれているんです。
≫金井さん、ひね鳥には姫路の人の知恵と工夫が詰まっているんですよね。
≫そうですね。
≫姫路に来たら食べてもらいたいですか?≫それぞれの店でいろいろ工夫をしていますのでぜひ姫路にいらしたときはひね鳥を食べてみてください。
≫ということで宇野さん、よろしくお願いします。
≫お願いします。
行きます!≫どうもごちそうさまでした。
ありがとうございました。
姫路の人の知恵と工夫が詰まったB級グルメ続いてお邪魔するのはこちらの喫茶店です。
≫なんと、姫路の喫茶店の危機を救ったB級グルメがあるんですね。
≫喫茶店の救世主ともいうB級グルメ。
お邪魔します。
こんにちは。
宇野さん、そのB級グルメは実は、こちらのご主人に今、オーブントースターの中で焼いてもらっています。
≫パン?≫パンの上に何か塗ってありますね。
≫アーモンドトーストといいまして姫路の喫茶店では定番中の定番なんです。
宇野さん、知ってました?≫知らなかったです。
≫では早速、こちらに用意していただきましょうか。
≫いい焦げ目。
≫絶対、おいしい。
≫宇野さん、パン好きですか?≫大好きですよ。
≫では、私が…。
≫また私の代わりに高橋さんが食べるんですね…。
≫じゃあ、早速アーモンドトーストをいただきます。
香りがいいですねすごくアーモンドの香りがして。
サクサクで、アーモンドの香ばしい香りとすごく合います。
≫おなかすいた…。
≫宇野さんこのアーモンドトーストの上にのっているのはアーモンドバターというものなんですがそれぞれの喫茶店で作っていまして、自家製で独自の味があるんです。
どんなものが材料かというとこちらの手前の2つがアーモンドでこれは粗く砕いたアーモンド。
これは細かく砕いたもの。
歯応えと風味を出すということですかね。
アーモンドバターなんですが使っているのはマーガリンであとは砂糖、これを混ぜてアーモンドバターになっています。
これを塗ったものがアーモンドトーストなんですね。
≫このアーモンドトーストが宇野さん、どう姫路の喫茶店の危機を救ったか紙芝居で説明しますね。
今からおよそ30年前。
昭和60年代。
1200軒近くの喫茶店が姫路で営業をしておりました。
当時はバブルによるイタメシブーム。
ピザやパスタが全国的に大流行。
そのとき、喫茶店でパンを食べる人が減り、大打撃。
危機感を持った喫茶店とコーヒー豆などを扱う商社がタッグを組み、考案したのがこのアーモンドトーストなんです。
当時、アメリカで食べられていたものをヒントに開発しました。
それがこのコーヒーにも合うことから好評を博し喫茶店の客足も戻ったということなんです。
めでたし、めでたし。
≫宇野さん、どうですか?姫路の喫茶店の危機を救ったというのは分かってもらえましたか?≫分かりました。
コーヒーに絶対、合いますよね。
≫今では市内のほとんどの喫茶店にこのメニューがあるんですよね。
≫そうです。
私も姫路で生まれ姫路で育ちまして若いころから喫茶店に行くと当たり前のようにアーモンドトーストがありました。
≫おなじみなんですね。
≫アーモンドトーストがほかのところにはないと言われてご主人、驚きました?≫正直、驚きました。
本当に当たり前のようにありましたのでほかのところにないというふうな形で言われるというのが本当に驚いたという格好です。
≫姫路の人にとってはモーニングの定番ともなっていて本当に当たり前にあるものなんですがほかの地域の人にとっては珍しいと。
≫これをきっかけに全国にもみんな、試すんじゃないかなと。
広まったらいいなと思います。
≫東京でも食べたいな。
≫姫路に来ないと食べられませんから宇野さんよろしくお願いします。
どうもご主人ありがとうございました。
ひね鳥、それからアーモンドトーストとおなかすきましたかね。
お昼どきですからね。
いろいろと姫路ならではのご当地グルメ、B級グルメ紹介してきましたね。
≫ここからたたみかけていきますからね。
≫今、商店街に今日はたくさんの人が。
お昼どきですがにぎわってますが、こんにちは。
この商店街にはまだまだたくさんのB級グルメがあるんですが古いものから新しいものまでいろいろあるんですが続いて、紹介するのはまず、古いほうから紹介していきましょうか。
≫古いほうのB級グルメといえばちゃんぽんなんですが宇野さん、ちゃんぽんってどういうものか分かりますか?≫ちゃんぽんって中華麺と野菜がのっていて白いスープなのがちゃんぽんですよね。
≫こういうのですよね?≫大好きです。
≫一般的にちゃんぽんはこれなんですが姫路ではこちらです。
≫これが姫路のちゃんぽんなんです。
≫それ焼きそばじゃないですか?≫見た目ではちょっと分からないですかね。
ちょっと分かりやすく麺を持ち上げてみますね。
どうですか?何か、気付きませんか?≫太いのと細いの?≫いいところに気付きました。
実は姫路のちゃんぽんはうどんと中華麺を一緒に炒めたものなんです。
≫どっちも入っているってことですか。
≫そうなんです。
宇野さん、いただきますね。
≫また、私の代わり?どうですか?≫これは新感覚かもしれないです。
うどんの太い麺と中華麺の細い麺と食感が違うからすごく口の中が楽しいというか。
すごくおいしいですよ。
≫すごくぜいたくですねうどんも中華麺も食べられて。
いいな。
≫宇野さん、ちゃんぽんという言葉はもともと2つの言葉を一緒にするというところから生まれてきている言葉なんですね。
なので、お酒でもビールと日本酒を一緒に飲んだらちゃんぽんしたとか言いますよね。
そこからうどんと中華麺が混ざったこの食べ物も姫路ではちゃんぽんと呼ばれるようになったのではないかといわれています。
≫なるほど!≫ご主人ありがとうございました。
≫新しいですねさすがB級グルメ。
≫まだあります。
今のは60年前から伝わっていたちゃんぽんなんですが続いて、紹介するのは新しくできたB級グルメです。
黒田官兵衛をPRするために作られたB級グルメは、こちらです。
かわいい女の子たち姫路のご当地アイドル姫っ娘5の皆さんなんですがそのB級グルメとは…。
≫かんべいくんバーガーです。
具材は、甘く煮た牛肉なんです。
≫絶対おいしいですね、これ。
≫宇野さんクエスチョンマーク出ませんでしたか?≫なんで牛肉なのがかんべいくんバーガーなのかといいますと。
実は黒田官兵衛の誕生日が11月29日なんです。
1129、イイニクにちなんでいるんですね。
≫なるほど。
いい肉の日。
≫高橋さん、爽やかに紹介ありがとうございます。
そして宇野さん、今持っていてくれているこちらの方々は姫路のご当地アイドル姫っ娘5の皆さんです。
小学6年生から中学2年生までがメンバーで彼女たちも官兵衛をPRしています。
今日は学校の行事のために1人、お休みで姫っ子44人で今日は来てくれています。
≫格好いい衣装ですね。
そして、姫路にはほかにも宇野さん、さまざまなB級グルメがあるんですよ。
じゃあ、いきますよ。
VTRスタート!≫姫路城の真正面、姫路駅です。
駅のホームの立ち食いそば屋さんにB級グルメがあります。
和風だしの中にはそばではなくて黄色い中華麺。
これが姫路の人にとっては立ち食いそばなんです。
≫戦後、食糧難の時代。
こんにゃく粉で麺を作ったのが始まり。
その後、工夫を重ねて現在の形になりました。
≫姫路市民のソウルフードとして大人から子どもまで、65年もの間親しまれています。
≫さらに、たこ焼きのB級グルメも。
たっぷりとソースをつけたたこ焼きをなんと、だしにつけて食べるんです。
≫ソースもだしも両方楽しみたいという声に応えた工夫です。
こちらも55年もの間姫路の人に愛されているんですね。
宇野さん意外なものばっかりだったでしょ。
≫本当においしそうな気になるものがいっぱいありますね。
姫路には。
≫そうなんです。
今日、最後にご紹介したいのは姫路ならではの素材を生かしたB級グルメです。
≫こちらです、どうぞ!おでんです!≫ふだんはちょっと離れたところで営業をしている屋台ですが、今日は特別にこちらに出店してもらいました。
≫姫路のおでんはですね知恵と工夫が込められているんですね。
ではご主人早速注文してもいいですか。
こんにゃくと、大根と、牛筋。
≫はい、ありがとうございます。
≫おでんに込められた姫路の人の知恵と工夫。
宇野さん、探してみてください。
≫なんだろう…。
≫タネを入れておだしをとりました。
分かりますか?≫今のところ…。
なんだろう?≫具材にはそんなにほかとの違いはなくて食べ方に工夫があるんですよ。
≫それが、こちらです。
しょうがです。
意外でしょ。
こちらをすり下ろしましてしょうがとしょうゆを加えます。
そして、このしょうがじょうゆで食べるのが姫路流なんですね。
≫意外!≫食べたくなってきました?≫確かにおいしそう!普通、からしとかですよね。
≫そうですよね。
≫絶対、おいしい!≫このだしのしみた大根を。
しょうがたっぷりつけて。
いただきます。
まず先に、しょうがの爽やかな香りがスッときてそのあと、だしのいい味が口の中に広がります。
≫いいな。
高橋さん説明がうまいから、本当に食べたくなりますね。
≫おいしい!≫宇野さん、でもちょっとしょうがじょうゆを加えたら味が濃いんじゃないかなと心配されるかもしれないんですけど姫路のおでんのだしは関西ならではの薄味ということもありましてなので、しょうがじょうゆがちょうど味を引き締めていいんですよ、これが。
≫でもこれから寒くなったら余計におでんも温かいししょうがでさらに温かくなってますますいいですね。
≫これ、すごく温まると思います。
≫姫路でなんでしょうがじょうゆが広まったかというといろいろな説がありまして。
有力なのは昭和の初めにおでんを煮込みすぎて味が抜けてしまったと。
そういうときにしょうがじょうゆを加えて食べたらおいしく食べられるんじゃないかということで始まったという説があります。
≫じゃあ、最初はちょっと失敗してから生まれたものなんですね。
≫そうです。
そこからヒントを得て今では広まっていて。
コンビニでおでんを買ってもしょうがじょうゆがついてくるほどなんです。
≫それ、いいですね。
それでは、ここであの人を呼んでみたいと思います。
かんべえくん!≫黒田官兵衛のマスコットキャラクターイメージしたキャラクターのかんべえくんです。
かんべえくんは軍師なんですが軍師のトレードマークといえば右手の采配棒。
この采配棒がモチーフのおでんダネがあります。
≫それがこちら、レンコン棒です。
姫路特産の練り物とあとレンコンを組み合わせたものなんですね。
≫だいぶ、采配棒とちょっと見た目、違いますけど…。
≫これもしょうがじょうゆでいただきたいと思います。
宇野さん、ごめんなさいね。
僕ばかりで。
≫本当、何回私の代わりに食べるんですか。
≫レンコンの食感がすごい残っていてすごく、おでんとしておいしいです。
≫新しいですね、やっぱり。
≫新しいですね。
≫しょうがとしょうゆも姫路の特産品ということでもう、姫路の特産品がぐっと詰まったおでんの屋台でした。
2014/09/23(火) 12:15〜12:41
NHK総合1・神戸
ひるブラ「“B級グルメ”に歴史あり!〜兵庫・姫路市(ひめじし)〜」[字]
姫路市で人気のB級グルメ商店街をご紹介!特産のショウガじょうゆで食べる、姫路おでん。歯ごたえと味わい抜群の焼き鳥、ひねポン。誕生の歴史と共に姫路の味を堪能!
詳細情報
番組内容
【ゲスト】高橋光臣,【コメンテーター】宇野実彩子,【司会】内藤雄介
出演者
【ゲスト】高橋光臣,【コメンテーター】宇野実彩子,【司会】内藤雄介
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:34197(0x8595)