ことし6月兵庫県西宮市にある…
オペラやクラシック音楽を上演するホールに意外な男が現れた
その男とは…
歌手デビュー30周年を迎えた日本ポップス界を代表するシンガーだ
ふだんとは違うステージの雰囲気からか表情は固い
だが今なお意欲的に音楽活動の領域を広げる男は新たな境地を切り開こうとしていた
振り返るといつも君が笑ってくれた風のようにそっとまぶしすぎて目を閉じても浮かんでくるよ涙に変わってく
この全く違う2つの音楽を掛け合わせ新たな音を創造する
そして今回初の男性ボーカルとして藤井フミヤに白羽の矢が…
30年の歌手生活で初の試みだったが迷わずその話を受けたという
だが…
彼を戸惑わせたのが大人数で生演奏を行うオーケストラ特有の現象
(藤井フミヤ)だからよくオーケストラをテレビで見てもらうと分かるけど……驚くほど…
技術面の不安に加えフミヤを襲ったのが見えない重圧
ツアー初日…そこにはらしからぬ姿が…
ふ〜っ!だからこうやっぱり畑違いといいますかね…
これまでの経験と自信が通用しない戸惑い…
だが公演を重ねるにつれある事に気づかされた
やっぱり……っていうのが大きいでしょうね。
…っていうそこがやっぱり違うんじゃないですかね?
ふだんから「ことば」を大切にしているというフミヤ
歌は数分間で繰り広げられる世界
このわずかな時間に込められた思いをことばで表現し伝えることが歌手の使命
その使命を全うすることが大切なのだ
全国5か所で行われたコンサートもこの日は4会場目愛知
今回のような……の限りでございます。
フミヤは歌に込めた熱いメッセージで観客の心を揺さぶった
指揮者として間近で彼を見てきた山下一史さんもその気持ちを感じ取っていた一人
(山下)それが分かるにつれて…多分フミヤさんも……そこまでもうホントに…
実は今回のコンサートのため生活習慣を変えたという
何か2〜3時まで友達とワ〜っとかって飲みに行くってのもないですね。
今回やってすごく思ったことは…
クラシックへの挑戦が歌手としての原点を思い出させた
歌へのまっすぐな気持ちを語るフミヤの姿があった
6月4日5日ツアー最後の公演が兵庫で行われた
会場となったのは…
…が最後の舞台
本番10時間前
朝から大勢のスタッフが準備に追われていた
実はこの中にいつものフミヤのコンサートスタッフは1人もいない…
主にクラシックを手がける彼らは全員がフミヤとは初対面
だがこのアウェーともいえる現場に飛び込んだ彼の覚悟にスタッフは驚いたという
(舞台監督)あ!これまずいな…本人本気だなっていう感じで何とかしてあげなきゃいけないなっていうのはあったんですけども…。
とはいえ今回のテーマである「クラシックとポップスの融合」
これを表現するのにスタッフも苦しんだ
その1つが照明
派手な演出のポップスに対しクラシックは生明かりが基本
それゆえ照明をつるすバトンは1本しかなく天井からの明かりには限界が…
そこで…
(照明チーフ)フミヤさん基本的にやっぱりポップスなので色をつけたかったんですけどLEDライトは赤から青からいろいろなものが出るんですよ。
今回はポップスとの融合なのでいかに演出もしながらクラシックの良さも出すかというところで試行錯誤しました。
さらには音響面
一方…
(音響チーフ)…するというところが一番苦労しているところですね。
クラシックという未知の世界に身ひとつで飛び込んだフミヤの覚悟にスタッフも全力で応えようとしていた
おはようございます。
会場にフミヤがやって来た
ノドのために始めた節制生活もはや1か月
おはようございますよろしくお願いします。
それだけこのステージは彼にとって特別なものなのだ
初めて訪れたこのホールフミヤの目にはどう写ったのか?
最終公演で演奏を務めるのは…
さらに指揮は今回の音楽監修も手がける大友直人
あの小澤征爾に師事し世界の名だたるオーケストラを指揮してきた一流マエストロが初めてフミヤのためにタクトを振る
あの…あいさつまだしてないんで改めてきょうはよろしくお願いします。
リハーサルが始まった
実は日本センチュリー交響楽団との音合わせはこれで2度目
自身のコンサートなら納得いくまでリハーサルを重ねるが大勢が一度に集まることが難しいオーケストラでは普通のことだという
それがフミヤにとって不安の種だ
(大友)気持ちね気持ちね…。
だが妥協は許さない
フミヤの音楽へのこだわりが垣間見えた
さらには別の曲のリハーサルで…
大友の表情が変わった…
いったい何が…?
リハーサルが終わるとすぐさま大友が動いた
(音響マン)ボーカルの…。
(大友)ボーカル。
(音響チーフ)分かりました…はい。
(大友)…全体にぜひ…。
スタッフへの細かい注文も全ては観客に「最高の音」を届けるため…
大友も妥協を許さない
コンサートの最後に披露される曲「夜明けのブレス」
実はそのラストのサビでフミヤがオペラ歌手同様マイクを通さず生声で歌を披露するという
彼の豊かな声量とホールの響きを生かしたサプライズ演出
♪〜君のことを守りたい♪〜そのすべてを…あぁそれはいいなと思いましたね。
歌手として真の力が試される一番の見せ場が用意されているのだ
会場には2,000人を越す観客が…
その大半が女性ファン
彼女たちもフミヤの挑戦に熱い視線を送っていた
開演5分前
本番の衣装に身を包んだフミヤが現れた
さすがに緊張の色は隠せないかこの日一番の固い表情
よろしくお願いします。
指揮者の大友を楽屋の前で出迎える
デビュー30年のベテランフミヤといえどここでは新人だ
ついに本番の時が…
藤井フミヤ30年目の挑戦の最終ステージが始まる
コンサートが開演した
マエストロ大友がステージへ
まずはフミヤの代表曲の1つAnotherOrionがオーケストラによる序曲として披露された
フミヤが呼ばれた
いよいよ夢のステージへ
オープニングを飾るのは200万枚を売り上げた最大のヒットナンバー自身の名刺代わりという「TRUELOVE」
振り返るといつも君が笑ってくれた風のようにそっとまぶしすぎて目を閉じても浮かんでくるよ涙に変わってく君だけを信じて君だけを傷つけて僕らはいつもはるかはるか遠い未来を夢見てたはずさ立ち止まるとなぜか君はうつむいたまま雨のようにそっと変わらないよあの日君と出会った日から涙に変わっても君だけをみつめて君だけしかいなくて僕らはいつもはるかはるか遠い未来を夢見てたはずさ夢見てたはずさこんばんは藤井フミヤです。
ようこそシンフォニックコンサートへ。
きょうが7回目の公演でしてこの兵庫県立芸術文化センターでの公演が最後になります。
最後なんですけどいまだに緊張が解けないという…。
ハンカチ忘れちゃったみたいな…。
(観客笑い)きょうのすばらしい演奏をしてくださる奏者の方々は日本センチュリー交響楽団の皆さんです。
そして指揮者マエストロは大友直人さんです。
まあ大友さんよりもタキシードの似合う燕尾服の似合う人を僕はいまだに知りませんけれども…。
(大友)いやいや…そんなことないですよ藤井さんのこれね…。
もう何にでも使えるように…。
(観客笑い)ホントに…。
作りました。
あとで教えてくださいテーラー。
あっ分かりました。
きょうは最後までよろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
続いての曲はフミヤが世界平和への思いを込めて作ったという「夜明けの街」
笑っていてもじつは辛い事があったり誰かといてもなんだかひとりぼっちで怒っていても問題は自分にもあったり涙流れても本当かどうかわからない人はそれぞれだね十人十色それでも寄り添いながら同じ明日を見つめる今も必ず世界のどこかに夜明けの街があり僕らは繋がり生きてる愛するために青い空はどこまでもつづいていろんな夢になる限りある日々を生きてく僕らのために今も必ず世界のどこかに夜明けの街があり僕らは繋がり生きてる愛するためにLOVE&PIECE。
夜空が夕焼けを包むオリオンを見つけたよごらんさあ立ち上がり繋いだ手を離そうここからはひとりでも帰れるだろう君と君の涙に教えておくよ別れじゃなくてこれが出会いさ君のために僕は強くなるたとえどんなに離れていてもあの星を見上げてるいつでも君の涙に約束しよう別れじゃなくてこれが出会いさ君のために僕は強くなるたとえどんなに離れていてもあの星を見上げてるいつでもなんかいいこときっといいことちょっと素敵ないいことが今日は君にいいことが起きるからね
この曲はフミヤが自分らしいクラッシックコンサートの在り方を考えてあえて取り入れたという
まるでミュージカルのような華やかなステージは必見だ
世の中は何次第信じる気持ち次第夜空の星も君の心も買えないんだよさあ両手広げて受け止めてみてほら世界はすべて君のものだよ生まれた時に神様が全部君にくれたんだなんかいいこときっといいことそれはなんだろうなんか簡単きっと単純なことだよなんかいいこときっといいことちょっと素敵ないいことが今日は君にいいことが起きるからねなんかいいこときっといいことそれはなんだろうなんか簡単きっと単純なことだよなんかいいこときっといいことちょっと素敵ないいことが今日は君にいいことが起きるからねオーイェーエー!今日は君にいいことが起きるからねヤーヤーヤーヤー!
藤井フミヤ新たなる挑戦となったフルオーケストラとの夢の競演は全14曲を熱唱
さめやらぬ感動と興奮が会場を包み込んだ
やまぬ熱い拍手に応え再びステージに姿を現したフミヤ
いよいよあの曲…
歌手としての真の力が試されるサビの生歌に注目だ
消えかけた街が静かに色づく夜明けのブレスが傷跡に染みる羽ばたくことさえ疲れはてた時胸の奥に振り返える影がある君のことを守りたいそのすべてを守りたい君を生きる証しにしよう誰のためでもなく君のことを守りたいそのすべてを守りたい君を生きる証しにしよう誰のためでもなく君のことを守りたいそのすべてを守りたい君を生きる証しにしよう誰のためでもなく君のことを守りたいそのすべてを守りたいそして今を共に生きよう誰のためでもなく君のことを守りたいそのすべてを守りたいそして今を共に生きよう誰のためでもなく
観客が一斉に立ち上がった
フミヤに思わず笑みが…
ありがとうございました。
ふだんは経験することのないスタンディングオベーション
鳴りやまぬ喝采こそがコンサート成功の何よりの証しだ
あ〜。
カーテンコールのため再びステージへ
「何度もお客さんの前に出るのは気恥ずかしい」というフミヤ
てれ隠しかお得意の華麗なステップ
ありがとう!
観客の惜しみない拍手に見送られフミヤの挑戦は大成功で幕を閉じた
ありがとうございました…。
客席では余韻に浸る観客がまだ拍手を送り続けている
(舞台監督)あっ!大丈夫です…。
えっそうなんですか?
(観客の大歓声)
フミヤの再登場に再び大歓声が
今シャワー浴びようとしてたところだったのに…。
ホンマおおきに!
(観客)イェーイ!ほなまた!
(観客)イェーイ!あ〜良かったいや〜。
また1つ…本当にありがたい…今後とも精進して歌ってまいります。
よろしく。
そして2人はある場所へ…
実はここでコンサートを行ったアーティストたちがステージ裏の壁に記念のサインを残しているのだ
漢字で書こう読みやすいように…。
2人も記念にサイン
(大友)よしじゃあ隣に僕も…。
フミヤはクラシック界に確かな足跡を残した
しかも大友さんの隣に…。
ここに相合い傘書いとこうかな。
(スタッフ笑い)あとでこっそりアハハハ…。
30年ぐらい歌ってるとだいたいどういう状況でも歌えるんですよ。
モニターが悪かろうがなんだろうが…。
演奏がある程度下手だろうが…。
でも今回は本当に難しかったんですよね…。
でもそれでも歌えるようになったんで本当にその技術経験を積めたというかそういう喜びはありますねボーカリストとして。
2014/09/23(火) 10:00〜10:55
テレビ大阪1
フルオーケストラと夢の競演[字]
デビュー30周年の藤井フミヤが、オーケス
トラと競演するコンサートツアーを全5 カ所
でおこなった。この番組ではコンサートツア
ーでの歌手・藤井フミヤを描く。
詳細情報
番組内容
デビュー30周年の藤井フミヤが、あらたなチ
ャレンジとしてオーケストラと競演するコン
サートツアー『billboard classics FUMIYA
FUJII PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2014』を
全国5 カ所、計7 回公演でおこなった。
番組内容2
この番組では最終公演となった兵庫県立芸術
文化センターでの模様を中心に愛知公演など
も交えて、藤井フミヤのチャレンジする意気
込みと緊張感、達成感などに迫る。また本人
だけでなく指揮者、楽団員などのインタビュ
ーも織り交ぜ藤井フミヤを描き出す。
番組内容3
「TRUE LOVE 」、「Another Orion 」といっ
た藤井フミヤの軌跡を彩る不朽の名曲たちが
、超華麗なオーケストラサウンドでドラマチ
ックに誕生し、新たなる世界を演出。” リズ
ム楽器がない” という、ボーカリストにとっ
て非常に難度が高いとされる環境の中、圧倒
的歌声と表現力で観客を魅了。” 歌手・藤井
フミヤ” の懐の深さを見せつけた珠玉のコン
サートはまさに必見・必聴。
出演者
藤井フミヤ(歌手)
大友直人(指揮者)
山下一史(指揮者)
日本センチュリー交響楽団 ほか
NA:窪田等
ジャンル :
音楽 – 国内ロック・ポップス
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
ステレオ
サンプリングレート : 48kHz
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