(ショーン)メ〜。
みんなはどうやって作られているか知ってる?今日はとってもおもしろい作り方の秘密をたっぷりお見せしちゃいます。
ではさっそくショーンに会いに飛行機に乗ってレッツゴー。
12時間かけてやって来たのはイギリス。
まずはショーンにごあいさつ。
…と思ったらおっと本物の羊じゃないか。
思わず探しちゃいました。
(羊の鳴き声)気を取り直してイギリスの首都ロンドンから電車で2時間ほどゆられてブリストルという町にとう着。
ここに「ひつじのショーン」を作っている会社アードマン・アニメーションズがあるんです。
こちらがさつえいスタジオのようですが…中をのぞいてみましょうか。
おっとさつえい中みたい。
そのおくには…いた〜!大きな牧場の中にショーンと仲間たちを発見!やっとショーンに会えました。
やっぱりかわいい。
とつぜんですがここで…みんなが好きなキャラクター。
だれだかわかるかな?これだ〜れだ?これはちょっと難しいかな?フワフワのシャーリーでした。
これはもうわかるよね?やっぱりかわいいな。
この日もスタジオでは「ひつじのショーン」の新しいお話をさつえい中。
どんなお話かこっそり教えて。
う〜んまだ秘密か〜。
「ひつじのショーン」はキャラクターの人形を少しずつ動かして一こまずつ写真としてさつえいしそれを並べて映像にしています。
これはストップモーションアニメと呼ばれていて1秒間に必要な写真は25枚。
気が遠くなるくらい作るのに時間がかかるんです。
では簡単にアニメーションの仕組みを説明しましょう。
まず少しずつちがった絵をかいてこの5枚の絵を順番に並べてみると…。
何か飛んできましたよ。
そう。
ユーフォーですね。
止まっている絵を並べているだけなのにユーフォーが飛んでいるように見えるでしょう?これがアニメの仕組み。
「ひつじのショーン」ではこれと同じことをごらんの人形でやっているんです。
人形をほんのちょっとだけ動かす。
そしたらまた…ちょっとだけ動かす。
こういう細かい作業を何度も何度もくり返してさつえいした写真を並べると…びっくりするぐらいなめらかな動き。
ここでまたまた…当ててみて。
3たったの6秒。
みんなの答えは決まったかな?正解は〜なんと1日で作れるアニメーションはたったの6秒分。
…ということは単純に計算するといつもみんなが見ている7分のお話を作るのになんと70日もかかる計算。
でもスタジオでは150人ものスタッフが20以上ある牧場のセットを同時に使ってさつえいをしているんだとか。
これならたくさんのお話が作れるね。
「ひつじのショーン」を作っているアードマン・アニメーションズは世界中で有名なアニメ制作会社。
ちょっとせん入してみましょう。
入るとすぐにアードマンで生まれたキャラクターたちがお出むかえ。
こちらは30年以上も前に作られた「モーフの冒険」というアニメーション。
ねん土で作られたキャラクターがかわいいね。
そしてこちらは…「ひつじのショーン」と並ぶアードマンの代表作…さらにその先にはショーンが座っていました。
アードマン・アニメーションズはすばらしい映画に贈られるアカデミー賞を4回も受賞しているすごい会社なんです。
こんなにも愛されるキャラクターを作り続けるなんてすごいことです。
それではいよいよ「ひつじのショーン」ができるまでをスタジオの中を探検しながら見ていきましょう。
レッツゴー。
さつえいまでふくめると5つのお仕事に分けられています。
まずすべてのもととなるお話作り。
みんなで集まってアイデアを出していくんです。
おもしろいお話を作るためにとっても時間をかけて話し合うんだって。
メ〜ッ!エ〜ッ!こちらはアードマンの中で「ひつじのショーン」にいちばんくわしい…お話を考えるのって楽しそうですね〜。
話し合って生まれたアイデアだけではなくゴリーさんが実際に経験したこともお話に盛りこまれているんだとか。
例えば「おもいでの木」というお話。
牧場主が木を切ろうとしたら子どものころの落書きを見つけて切れなくなってしまうという心温まるお話。
実はゴリーさん本人のお話なんだって。
お話が決まったらそれをどんな映像で見せるかを考えていくんですがそれを作っているのがここ。
お話の内容にそってどんどんどんどん絵をかいていきます。
これはストーリーボードといってアニメ作りの大もとになる物。
ストーリーボードと完成したアニメーションを比べてみましょう。
女の子がショーンに乗って棒を飛びこえるシーン。
どう?ちゃんとストーリーボードのとおりに作られていますね。
(羊たち)メ〜。
ストーリーボードができたらさつえいに使う人形やセットを作っていくんですが…。
それを作っている場所に向かうと…。
おっと!行く手をはばむモンスターが!…ってもちろんこれ絵ですね。
アードマンのスタッフが遊びでかいたとのことですがこれすごいはく力。
大きく開かれた口の中に入っていくとそのおくにはさつえい用のセットや小道具を作る部屋がありました。
こちらはキャラクターの人形を作る…よく見ると作っているとちゅうの人形がたくさんありますね。
これカエルの卵みたいだけど…こちらのジムさんは人形作りの大ベテラン。
この長〜いひげがトレードマーク。
ジムさんの机には人形作りに使う道具や作業とちゅうの人形が並んでいます。
いちばん作るのが難しいのはだれですか?牧場主が出来上がるまで2か月もかかるっていうからおどろき。
ではみんなにもできる人形作りを教えてもらおう。
ほらね。
次にジムさんが作ったのは羊の耳。
2つ目の耳をつけて棒で頭となじませれば…。
あっという間に羊の頭の出来上がり。
完成まで30分。
みんなにもできそうだね。
こうして作られていくキャラクターたち。
みんなそれぞれに個性があってやっぱりいいな〜。
それではここでアードマンのスタッフとイギリスや日本の街角で聞いた…第3位は牧場主と羊たちとの間でいつも板ばさみになる牧羊犬のビッツァー。
意外にも主人公のショーンは第2位。
…ということは第1位はだれだ?第1位はいちばん小さくてかわいい赤ちゃん羊のティミーでした。
みんなの好きなキャラクターは入っていたかな?「ひつじのショーン」がすごいのは人形たちがかわいいだけじゃないんです。
家や車ちょっとした小道具もものすごくリアルなんです。
次はその秘密にせまりましょう。
セットや小道具が作られているのがこのワークショップという部屋。
そう。
牧場主が住んでいる家のえんとつ。
工作みたいにとっても楽しそうな仕事だね〜。
いちばん上手なのがこちらのマットさん。
いったい何を作った人かというと…。
そう。
セットや小道具は作ったらそれで終わりではありません。
さつえいが続くとだんだん傷んでくるのでお手入れが欠かせないんだそうです。
こちらのジェイムスさんはお手入れが大得意。
取り出したのは…。
こうやって…なるほど。
緑色にぬっているからいつもきれいなんだね。
さあこれでさつえいの準備完りょう。
さつえいが行われるのはこちらのスタジオ。
たくさんの人が力を合わせてさつえいを進めるんです。
この背の大きな男の人はカメラや照明をセットする…デイブさんが照明をいじると…昼間からあららいっしゅんで夜になっちゃった!明るさが決まると今度はカメラの準備。
さつえいに使っているのは特しゅなカメラではなく電気屋さんで売っているふつうのデジタルカメラなんだとか。
さあいよいよさつえいだ!ビッツァーをちょっとずつ動かしているのはロイさん。
実際に人形を動かすアニメーターという仕事をやっています。
ここでクイズ!今からロイさんがショーンを少しずつ動かしてアニメーションを作るから何をしているシーンか当ててね。
まずは目を開いているショーンの写真を…1枚とったよ。
あっロイさんが何か取り出した。
どうやら目の上につけるまぶたみたいだね。
つけ終わったら写真を1枚。
そうしたらまぶたを外して…あっまた別のまぶたをつけるんだ。
目をつぶっているショーンをまた1枚。
どう?ショーンが何をしているか…だんだんわかってきた?ここでロイさんまた何か取り出した。
ここでまた1枚。
さらに…。
もう1枚。
これでさつえいはおしまい。
全部で9枚の写真をとったけどショーンが何をしているかわかったかな?じゃあ順番に並べてみよう。
もうわかったね。
こうして見ると改めて細かい作業の連続なんですね。
もう一つロイさんがおもしろい物を見せてくれました。
牧羊犬のビッツァーは場面に合わせて12個の口をつけかえながらさつえいしているんです。
確かにビッツァーの口はいろんな形があるね。
どうやって口をつけかえるのかその秘密を見せてもらったよ。
あ〜!口が外れちゃいました。
取り外し可能なんですね。
そして別の形の口をつけると…。
ビッツァーが笑いました!こんな細かい作業の連続でアニメーションが出来上がっていくんだね〜。
最後はさつえいした映像を1本にまとめて声や音を入れてようやく「ひつじのショーン」が完成。
みんな本当に楽しんで仕事をしている感じがしましたね〜。
ところで「ひつじのショーン」が作られる前にもショーンは別の作品に登場していたんだけどみんな知ってる?その答えを知っている人がここにいるって聞いたんだけど…。
あれ?あの人ショーンに話しかけてるよ。
もしかしてあなたショーンを作った人?このとっても優しそうなおじさんが「ひつじのショーン」を生み出した…「ウォレスとグルミット」というアニメでアカデミー賞を受賞し世界的なアニメーションかんとくになりました。
ショーンの初めての登場シーンがこちら。
いたずら好きだけど頭がよくて勇気があるひつじのショーン。
それは最初からずっと変わらないんだね。
ここでニックさんが「ひつじのショーン」の中でいちばん好きなキャラクターをイラストでかいてくれました。
だれだと思う?ショーンを考えた人だからやっぱりショーンかな?正解は…?ワ〜!「ひつじのショーン」の人気は日本にも届いています。
イベントが開かれれば朝早くからたくさんの親子連れでにぎわいこのとおり。
こちらでは…。
国や世代をこえてみんなを夢中にさせる「ひつじのショーン」。
時間をかけて真心こめて作られていた「ひつじのショーン」。
たくさんのスタッフたちの愛情がたっぷりとつまった作品なんですね。
ショーンはこれからもきっとわたしたちを楽しませてくれるはず。
みんなテレビの前で大きな声で笑っちゃおう!これからも「ひつじのショーン」よろしく!メ〜。
2014/09/23(火) 09:00〜09:25
NHKEテレ1大阪
ひつじのショーンができるまで[字][再]
「ひつじのショーン」の魅力を、制作スタジオ(イギリス)でのメイキング映像やスタッフへのインタビュー、クイズなどを通して楽しく紹介。
詳細情報
番組内容
スタジオ内での制作風景やアニメーターによるストップモーションアニメの作り方講座、作品の生みの親・ニック・パークによる誕生秘話など、子どもだけでなく大人も楽しむことができるエンターテインメント。
出演者
【語り】八嶋智人
制作
〜東北新社制作〜
ジャンル :
アニメ/特撮 – 海外アニメ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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