2014インチョンアジア大会 ◇競泳・決勝 2014.09.22

2分9秒97。
世界新記録!
世界の頂点へ駆け上がった選手たち。
飛躍を遂げた、その第一歩。
それがアジア大会。
未来の活躍を夢みて若きアスリートが躍動する。
なのでその自信をつけるためにもいいレースをしたいなっていうふうに思います。
複数の金メダルを狙う競泳のエース・萩野公介。
萩野が来た、萩野が来た!勝ったのは萩野公介!
200m自由形で日本新記録。
1つ目の金メダルをつかんだ。
女子のホープ・渡部香生子17歳。
得意の種目で惜しくも銀メダル。
心に火がついた。
競泳日本の未来を担う次世代の主役たち。
リオデジャネイロそして、東京へ。
あくなき挑戦が始まった。
生字幕放送でお伝えします♪〜
こんばんは。
19日に開幕しましたアジア大会。
きょうが大会4日目です。
今回の舞台は韓国のインチョン。
今回は、45の国と地域から36競技439種目が行われています。
きょうは、きのうメダルラッシュになりました好スタートを切りました競泳をたっぷりとお伝えしていきたいと思います。
まずは、ゲストをご紹介いたします。
お二人に来ていただきました。
中村真衣さんそして、為末大さんのお二人です。
よろしくお願いします。
中村真衣さんは競泳の背泳ぎでシドニーオリンピックで銀メダル。
そして、為末大さんは陸上400mハードルで3度のオリンピック出場。
アジア大会でも銅メダルを獲得されています。
お二人ともアジア大会出場されていますがまず為末さんこのアジア大会というのは選手にとってどういった位置づけの大会なんでしょうか。
日本では少しなじみがなかったりするんですが海外に行くと、各エリアのチャンピオンっていうのはものすごく尊敬されるんですね。
ですので、アジアチャンピオンの肩書というのはこれから世界に出ていくうえですごく重要になります。
陸上なんかだとバンコクなんかのときに高橋尚子さんがここで記録を出しました。
それから世界にいきましたけどそういうふうに世界にいく選手の登竜門ではないかと思います。
中村さんは選手のときはどういった思いで…。
私はこのアジア大会出場しているわけなんですけども特に競泳の女子は中国が強いんですね。
そういった意味で次のオリンピックを占う意味でもすごく重要な大会でもありました。
そんな重要な大会に臨みます選手たちにNHKでは応援メッセージを募集しています。
パソコンやスマートフォンなどから特設ホームページを開いていただいてお送りください。
そして、ツイッターでも応援メッセージ募集しています。
応援メッセージは番組の中でご紹介していく予定です。
それでは、早速競泳を見ていきましょう。
まず競泳の注目選手といえばこちらの選手萩野公介選手です。
すでに、きのう200m自由形日本新記録で金メダル。
また、100mの背泳ぎでも銅メダル2つのメダルを取っている選手。
8月のパンパシフィック水泳ではアメリカのマイケル・フェルプス選手を抑えて優勝しました。
本当に実力のある選手だと思うんですが中村さん、この萩野選手ってどういった選手ですか。
やはり、精神的にとても強い選手ですね。
レース後のコメントを聞いていてもすばらしい結果なんですけどもうすでに次のレース、もしくは次の目標に向かっている。
誰もなしえたことのないそういった栄光に向かって楽しくチャレンジしているなっていうのは感じます。
きょうは、男子の200mの個人メドレーに参加をしたんですが予選の映像がこちらです。
予選は、3位で通過したんですけども最初からいい泳ぎをしていましたこの萩野選手。
この後半はかなり、相手を引き離すというような展開になりましたよね。
かなり余裕のある泳ぎだったんじゃないかなと思いますね。
この予選の泳ぎを見て萩野選手今大会をどう捉えていますか。
でも、彼自身、この200の個人メドレーは優勝を狙ってくると思うので決勝は、必ずすばらしい記録泳いでくれるんじゃないかなと思ってます。
この予選のトップだったのは藤森太将選手なんですよね。
でも、実力はやはり萩野選手のほうがありますから胸を借りる気持ちで精いっぱい泳いでいただきたいなと思います。
では、その注目の決勝をご覧いただきます。
男子200m個人メドレーきょう大会2日目。
最も注目のレースといってもいいでしょう。
日本の萩野公介。
アジア記録のところに名前もありますがきのう、200m自由形で大活躍の萩野公介が2つ目の金メダルとその2つ目の日本新記録を狙います。
3レーンに入った日本の萩野です。
予選トップは同じく日本の藤森太将。
初めてのアジア大会で4レーンに入りました。
選手たちが入ってきました。
インチョンのムナクパク・テファン水泳場藤森、そして、萩野が今、姿を現しました。
大きく息を吐きます。
そして、天井を見上げます。
解説は日本水泳連盟常務理事の設楽義信さんです。
設楽さん、本当の楽しみですね。
楽しみですね。
きのうの自由形の最後の50mの泳ぎを見るときょうは、日本記録はもとより記録、世界記録が1分54秒00なんですけどそれに迫る記録が期待できるかなと…。
1レーンは地元・韓国のチョン・ウォニョン。
去年、世界選手権この種目で2位先月のパンパシフィック選手権で優勝しました萩野公介。
日体大大学院、藤森太将。
初めてのトップの日本代表です。
設楽さんからは、萩野選手はライアン・ロクテの記録に迫るんじゃないかということが言われていましたがそのポイントどの辺りになってきそうでしょう。
最後の自由形のところになるかなと思います。
4レーンが日本の藤森正弘です。
最初のバタフライは得意のシンガポールのスクーリング。
それから6レーンの中国の汪順もいいスタートを切っています。
日本の萩野はついていくような展開で先頭争いです。
萩野が出てきたでしょうか。
最初のターンの日本記録は24秒89ですがそれと同じペース。
25秒13ちょっと遅れていますね。
得意の背泳ぎですからここから、萩野君の1人旅になろうかと思うんですけどね。
できれば、4レーンを泳ぐ藤森君ここで離されないようにしてこの位置をキープしてもらいたいですよね。
平泳ぎは萩野は改良中の部分でここをなんとかしのいで得意の自由形につなげたいですね。
ここの日本記録が38秒80でカバーしてるんですけどね。
その辺が、どうか。
手前を泳ぐ藤森君これ、平泳ぎが得意な選手ですからいい感じで出てきましたね。
ここで中国の汪順が上がってきて藤森に迫ってきております。
この辺り2位争いが激しくなっている。
1分27秒92ということはやはり、ここで自分の記録日本記録よりも0.5遅れています。
萩野が先頭でフィニッシュ。
金メダル。
そして、2位争い激しくなって藤森、最後、入った、銀メダル。
中国の汪順を抑えました。
萩野の記録は1分55秒34。
しかし、自身の日本記録にあと100分の1秒でした。
やはり、最初に予想したとおり最後の自由形という話をしたんですけども自由形は相当、力つけてますよね。
きのう200m自由形でもすばらしい泳ぎがあったわけですが。
自身の日本記録よりも遅いペースだったんですが自由形で伸びたということになりますね。
日本記録を出したときよりも0.5秒ほど速くなってますからね。
1分55秒34の記録は今月、学生選手権で自身が出した日本記録1分55秒33に100分の1秒およびませんでしたがしかし、レース展開を考えると最後の自由形の強さがかなり際立ってきました。
スタートからご覧いただいていますが萩野が、去年からことしにかけて伸ばしてきたのはこのバタフライです。
ここで早くも先頭に立ちました。
バタフライは落ち着いて入れてかなと思いますし、背泳ぎ平泳ぎ、全部ですねそれなりにうまくまとめてると思いますよね。
そして、これが平泳ぎ。
平井コーチは、この平泳ぎがかなりよくなればライアン・ロクテ復帰してきたフェルプスとも戦えるという話もしていますが。
日本記録とほとんど同じペース100分の1秒日本記録のときよりも遅い平泳ぎだったんですけどこの自由形がきのうの200m自由形でも最後の50m見事だったですけれどもきょうもすばらしい泳ぎを見せてくれましたね。
萩野公介アジア記録ということになりましたが1分55秒34で金メダル。
これはアジア記録ではないですよね。
55秒33を持ってますから。
ゲームレコードですよね。
銀メダルが藤森。
ワンツーフィニッシュです。
個人種目では今大会2つ目の2つ目の金になりましたがいかがでしたか。
最初のバタフライのとこ…そのところが、ちょっと最後まで響いたかなという感じがしましたがメダルを取ることができて太将さんとワンツーフィニッシュをすることができて日本チームに貢献できたかなと思います。
日本記録、アジア記録まで後100分の1秒までいきました。
それもつい先日出した記録なので抜きたかったですけど、今回はところどころミスがあったのでじかい、泳ぐときには修正してタイムを更新できるように頑張りたいと思います。
藤森選手です。
ワンツーフィニッシュの銀いかがでしたか。
ワンツー狙ってたんでよかったと思います。
萩野選手についてずっと2位。
最後は中国の選手も追い上げてきてましたがその辺りはどんなふうに考えて泳いでましたか。
萩野選手についてくように泳いでラスト、中国の選手フリーが強いので抜かされないように頑張りました。
日本代表として決勝しかも4レーンを泳いでの銀メダル。
ご自身にとってどうでしょう。
ベストタイムまで全然、程遠かったのでそこらへんは、まだ課題の残るレースだったと思います。
このあとも期待しています。
ありがとうございました。
アジア大会初出場で銀メダルの藤森。
初出場で結果を残しました23歳。
なかなか、これ一発にかけてくるわけですからプレッシャーとかいろいろあったと思うんですけどよく自分の役目を果たしてくれたかなというふうに思いますね。
日本新記録で瀬戸大也を破ってこの初めての代表入り。
藤森、結果を出しました。
そして、萩野公介。
きのうの200m自由形に続いてこれで、2つ目の金メダルということになりました。
改めてレースどうだったでしょう。
最後の自由形はすばらしい泳ぎを見せてくれましたから相当、自由形に自信を持っているなというふうに思います。
残念ながら日本記録には100分の1秒およばなかったわけですけれど400mの個人メドレーもこのあと控えていますしあしたは400m自由形もありますから期待が持ってくるかなと思いますね。
男子200m個人メドレー。
ご覧のように日本の萩野公介が今大会2つ目の金メダル。
そして、アジア大会初出場の藤森太将、23歳が銀メダルを取りまして日本勢ワンツーフィニッシュ。
中国の汪順が銅メダルという結果でした。
早くも今大会2つ目の金メダル。
そして、藤森選手も2位ということでしたが為末さんご覧になってどうでしたか。
すばらしい泳ぎだったと思うんですけどなんか、萩野選手、見てるとちょっと浮いてるっていうんですかね。
水の上に浮いてるように見えるんですが。
彼のすばらしいところは本当に軸がぶれないんですよね。
そういった意味では本当に今回も最後まで軸のぶれない泳ぎを泳いでいたんじゃないかなと思いますけど。
中村さんとしてはこの萩野選手注目するポイント強さの秘密っていうのはどういうところにあると思いますか。
今、言われたように軸がぶれない泳ぎですか。
今の決勝のレースなんですけど150まで日本新記録から0.5も遅れていたんですけど最後の50mで0.01まで追い上げたということは本当に今回、自由形がすごく調子がいいのかなというふうに感じましたね。
やはりそれは体がぶれないというのが大きく関わってきているんですか。
最後までエンジンを上げられる泳ぎということですね。
最後、優雅に見えますもんね一人だけね。
頭の位置、腰の位置がほかの選手よりもあがってるんですね。
終わったあともかなり余裕のある表情を見せていましたよね。
普通そんな余裕ないですからね。
そういうむだのない泳ぎというのができているわけですか。
そういったことでいろんな種目、多種目で活躍できる選手だと思います。
多種目でとありましたが今大会の最大8つの種目に出場する予定。
かなり体力的にも厳しいと思うんですが萩野選手が、これをできる理由っていうのはどこにあるんですか?
やはり、タフということもそうなんですけど必ず体を動かすと乳酸というものが出るんですけど彼は乳酸の除去能力がすごく優れている。
例えば、そういった乳酸を除去するのに普通1時間かかるところに彼は10分、もしくは30分でできてしまうそういったものを持っています。
為末さん、陸上でもよく乳酸が抜ける、抜けないという話をしますが為末さんから見てそれは、どういう?
実際には疲労した状態から回復が早い選手がいるんですね。
これは乳酸がどのくらいかかわっているかというのはちょっと分からないんですけどもそういうタイプの選手がいてこれがトレーニングで作れるのか生まれつきか分からないんですけどでも、今の話を聞いてみてたぶん、萩野選手というのは回復力っていうのがものすごく早いんだと思います。
どうですか、中村さん回復力というのは鍛えたらやっぱり強くなっていくものなんですか。
彼の場合はジュニア時代からかなりきつい練習、そういった乳酸を出して耐えるたい乳酸というトレーニングをトレーニングをジュニア時代からこなしていると思います。
その積み重ねというのが今の結果につながってるわけですね
萩野選手を作ってるんだと思いますね。
改めて200m個人メドレーの結果を見ていきたいと思います。
続いて注目の選手もう一人いるんです。
それが、こちらの方渡部香生子選手。
まだ17歳高校3年生なんですね。
ことしの日本選手権は100m平泳ぎ、200m平泳ぎそして200mの個人メドレーの3冠を達成している高校生なんです。
この渡部香生子選手も強さの秘密ってどういったところにあるんですか。
最近、渡部選手のコーチが以前、私がお世話になってた竹村コーチに指導してもらってるんですけどそれまでは、かなり精神的にムラがあって練習ができなかったりとかあったんですけど竹村選手に代わって安定したトレーニングを毎日こなせてると聞いてます。
コーチが合う合わないコーチによっても違うんですか。
竹村先生の話を聞くとしっかりとコミュニケーションを今まで以上にとって渡部選手がどういった意味でトレーニングをしているのかそういったコミュニケーション重要に考えてるみたいです。
きのうは100m平泳ぎ終わったあとにすごく、悔しそうな表情を見せていましたけれども。
その悔しさがたぶん、この200につながってくるんじゃないかなというふうに思ってます。
気持ちの切り替えっていうのは難しいんですか?
でも、渡部選手はたくさんのレースをこなしてますから、今までも。
しっかりと気持ちを切り替えて望んできてくれると思います。
そして、こちらも予選のトップだったのは実は渡部香生子選手ではないんですね。
金藤選手なんですけどもこちらの選手もやはり期待ができる。
金藤選手は、先日行われたパンパシでは残念ながら2位という結果だったんですけどその悔しさを今回のアジア大会で晴らすと本人も言っていましたから金藤選手も期待のできるレースを行ってくれるんじゃないかなと思っています。
その金藤選手渡部香生子選手が出場しました女子の200m平泳ぎ決勝ご覧いただきます。
女子200m平泳ぎ決勝を泳ぐ8人。
姿を現しました。
渡部香生子、その後ろに金藤理絵。
日本勢2人が4レーン5レーンを泳ぎます。
まず渡部から伺いますが設楽さん、好調が伝えられていましたがきのうの100mは銀メダルでした。
どう見たらいいでしょう。
泳ぎに対して違和感があったというようなことも聞いていますけれども先ほどレース前のウオーミングアップを見たんですけども非常にいい泳ぎができていたと思いますのでぜひとも前半から積極的に入って金メダルを狙ってもらいたいですね。
1レーンから紹介しましょう。
東海大の卒業生金藤理絵。
北京オリンピックの経験者。
今シーズンぐっとタイムを伸ばしてきた東京武蔵野高校3年生の渡部香生子。
設楽さん、渡部、金藤競り合って、金、銀期待したいところですね。
2人とも100mのスピードは渡部選手があるんですが金藤選手は後半、持久力に優れた選手ですからね。
画面向こう側が1レーン。
手前が8レーンです。
黄色いロープに挟まれました2つのレーンがありますが。
向こう側の4レーンが金藤5レーンが渡部。
6レーンの史せい琳がいいスタートですね。
序盤から飛ばしてきました。
きのう100m勝っていますからこういうレース展開も考えられるかなと思いますけど渡部選手もじわっじわっと追いついてきましたね。
中国の史せい琳はすでに渡部が抜きました。
最初の50mの入りは32秒66で入ってきました。
渡辺の自己ベスト高校記録がありますがこの記録よりも速いペースで入ってきています。
ラスト、もつれてくると6レーンの中国の史せい琳がきのうのようなレースを考えてると思いますので落ち着いていってもらいたいですし4レーンの金藤選手がじわじわと渡部選手を追ってきましたね。
5レーンを泳ぎます黒いスイミングキャップの渡部。
設楽さんの予想どおりやはり前半から出てきました。
100m、1分9秒51というタイムがありましたがそれよりも速いタイムで。
このタイムは日本記録を出したときの金藤よりも速いタイムとなってきました。
これは、速いペースとみていいんでしょうか。
きのう、負けていますからここが勝負だというふうに考えているんだと思います。
ここで一かき一かきで史せい琳との差を広げてきました。
金藤がついていってますね。
2位に上がってきたでしょうか。
6レーンの史せい琳もテンポを上げてきました。
どうやら表彰台は3人に絞られてきた感じもあります。
渡部香生子が先頭でいっています。
渡部は泳ぎが大きいんですが。
渡部香生子が先頭だ。
渡部がフィニッシュしました。
金メダル。
金藤、銀メダルでワンツーフィニッシュ。
記録は2分21秒82。
自身の自己ベストよりも僅かに遅れましたがしかし、渡部香生子金メダル。
大会新記録ですね。
大会記録が中国の選手2分23秒93でしたからこれは、超えてきまして大会記録での金メダルということになりました。
そして、終盤の追い上げ見事だった金藤が銀メダルでワンツーフィニッシュです。
予想してたとおりの展開になりましたね。
渡部選手が前半いって後半、得意な金藤選手がじわじわと追い上げてくる。
その中で中国の史せい琳きのう優勝した選手なんですけどそういったプレッシャーも渡部選手感じながらいいレースをしてくれましたね。
最後、身長差も金藤と渡部10cmありますんで。
タッチの勝負になってきましたが。
その差は、10分の1秒ですね。
金藤、2分21秒92。
渡部香生子2分21秒82でした。
きのう、悔しい思いがあってきょうの泳ぎ、レースの途中で設楽さんは悔しさをぶつけてるんではないかとコメントがあったんですが。
相当悔しかったと思うんですよね。
自分のベストぐらいで泳いでれば金メダル取れたわけですからそういったところでその悔しさ、いろんな迷いとかいろんなことも考えたと思うんですけども記録的にはベストに届かなかったんですけど金メダルですから立派ですよ。
最後まで金藤の追い上げも振り切った渡部香生子。
金メダルを獲得しました。
きのうの悔しさをぶつけました。
2位に日本の金藤でワンツーフィニッシュ中国の史せい琳きのうの100mのチャンピオンは銅メダルでした。
日本記録を狙って泳いだので記録的には納得できないんですがきのう、優勝できなかった分きょう、優勝できてとてもうれしいです。
きのうの悔しさというのはきょうのエネルギーになりましたか?
きのうは勝てなかったのが本当に悔しかったんできょうは、絶対に勝ってやろうという気で泳いだので、そういうところは頑張ったと思います。
前半、いつも遅いのでそこはちょっと課題だったんですが…。
どうなんですかね。
すごい引っ張ってくれたのであまり焦らずにしっかりついていこうと思って泳ぎました。
しかし、渡部さんとワンツーフィニッシュ、改めて。
今シーズンずっと渡部選手に勝てなくて、最後の最後まで勝てなかったっていうのが悔しいんですけどワンツー取れて本当によかったと思います。
女子200m平泳ぎの表彰式が、これから行われます。
日本勢、ワンツーフィニッシュ。
若い渡部。
それから、経験豊富な金藤。
すばらしいレースをしてくれました。
渡部が金メダル。
金藤が銀メダルで日本勢はワンツーフィニッシュです。
この種目も取りました。
そして、金藤です。
北京の代表の選ばれてそのあと少し苦しい時期もあったんですがこうして国際舞台で活躍しています。
本人は渡部に勝てなくてという話もありましたが。
ただね、本当、前半は少し遅れ気味になるんですけど金藤選手の後半は世界のトップレベルですからね。
ぜひ、もう少し前半のスピードをつければというところだと思います。
渡部と10分の4秒差でした。
そして、渡部。
きのう、立てなかった頂点に今、立ちました。
笑顔が出ました。
本当、きのうは相当悔しかったと思うんですよね。
まだ高校生なんですけどそういったところを見せないようなずばり前半からいくぞというふうに決めて一線級の選手じゃないとできないようないいレースをしてくれましたね。
きのうと変わって笑顔がはじける渡部です。
2分21秒82で金メダル。
金藤が10分の1秒差で2分21秒92で銀メダルという結果でした。
この2人が勝ったということも含めて設楽さん今後に向けて女子の200m平泳ぎは日本、楽しみだなと思うんですがね。
世界ランキングを見てみますと世界のトップ10の中に日本の選手がね4人も入っているんですね。
ですから、その、1国2名で代表が決まるわけですけどその2名の中に入る最も難しい日本の中で種目といっていいかと思います。
層の厚い日本勢、そういった代表がアジア大会で結果を出しました。
この先も楽しみになってきます。
渡部が金メダル金藤が銀メダルを獲得しました。
改めて競泳200m女子平泳ぎ決勝の結果です。
金藤選手最後いい追い上げでしたが渡部選手が優勝。
渡部選手の泳ぎどうでしたか。
やはりきのうの100mが悔しかったのか前半からいきすぎて最後ね、ちょっと疲れてしまったようですけどそういった状況の中でしっかりと勝ってくるっていうのは本当、これからの渡部選手へのプラスになりますし今回、残念ながら2位でしたけど金藤選手もすばらしい泳ぎができてたと思うので2人で、もっともっとレベルを上げていっていただきたいなと思います。
渡部選手は、まだ17歳。
そして、東京オリンピックが行われる6年後はまだ23歳ということで本当に東京オリンピックパラリンピックに向けては期待の星といえる選手なんです。
その期待の星ともいえるこの渡部選手ですが本当に泳いでいる姿がきれいだなという印象があったんですが。
体全体を使って北島康介選手のように大きなストロークで最後まで泳げるというのが特徴です。
これは泳いでいるときの映像なんですがやはり、この泳ぎ方。
水中での姿勢が本当にきれいですのでね。
見ても分かるようにキャッチ、水の捕らえがすごく上手なんですね。
この大きな泳ぎが最後までキープできるというのが彼女の特徴でもあると思います。
やっぱり最後は苦しくなってキープできなくなるんですね。
ちょっとストロークが早くなってしまったり頭の上下動が大きくなってしまったりするんですけど彼女はそういった中でもこういった大きな泳ぎがキープできるというのは本当にすばらしいことだと思います。
それを17歳の高校生がやってるわけですからね。
まだまだ伸びると思います。
そうなるとやはり東京オリンピックパラリンピックに向けたこの6年後というのはかなり期待したいところなんですが6年後に向けてっていうのはこの渡部選手どういったところが必要になってきますか?
竹村コーチとも話したんですけど技術ということよりもメンタルをもう少し強くしていかなきゃいけないということとやはり、いろんな大きな大会に出場して勝つことも大切ですけど負けることも大切。
そこでレースをする喜びであったり感謝する気持ちを持っていただきたいなっていうのはいってましたね。
そして、為末さん6年後に向けて競泳だけじゃなくてアスリートとしていろいろ、皆さんやっていかないといけないと思うんですがそのアスリートとしてはどういった心構え、そして何を6年間というので積み上げていけばいいですかね。
個人でいえばたくさんの経験を積むのが大事だと思います。
案外、競技外の経験っていうのも重要なんですね。
結局、勝負どころでどう勝負するかも人生経験っていうか広くなりすぎてしまいますけどスポーツは人生の一部だということであんまり、スポーツだけにこだわらずにやっていったほうが結果としても僕はいい結果が出ると思うのでぜひ、人生も一緒におう歌してもらえれば。
さまざまな経験が必要なわけなんですね。
それではほかの競泳種目の結果を見ていきたいと思います。
800m自由形リレーには萩野公介選手をはじめとします豪華メンバーが出場。
50m背泳ぎはアジア大会3連覇がかかります古賀選手。
そして、きのう金メダルを獲得しました入江選手も出場しました。
きょうのレースにはもともと自由形の山口選手とそれから個人メドレー得意の寺村選手が起用されたんですが予選を突破して決勝に勝ち上がったのは3レーンを泳ぐ山口美咲ということになりました。
寺村は予選8位同タイムでスイムオフで敗れてこの決勝に進むことができません。
紹介された日本の山口美咲。
設楽さん、やはり短い50mですから。
中国、陸えい。
それから、シンガポールの選手。
スタートしました。
女子50mバタフライの決勝です。
山口、なかなかいいスタートを切りました。
1着でフィニッシュは中国の陸えいが金メダル。
26秒72のタイムでした。
2位に入ったのが…。
4レーンを泳ぎましたシンガポールの選手。
そして、設楽さんに冒頭ご紹介がありましたが中国の劉蘭が銅メダル。
日本の山口は4位でした。
惜しかったですね。
あと100分の4秒。
ちょっとタッチ板を見て悔しいと思って。
でも、自分の種目じゃなかったんでベストが出てそれはうれしいことなんでよかったと思います。
続いて、インチョンのムナクパク・テファン水泳場では男子50m背泳ぎの決勝が行われます。
日本の背泳ぎといえばきのう100mで金メダルを取った入江選手が中心となりますがこの50mは古賀選手が大会3連覇を狙います。
予選トップで4レースに入りました。
中国の伸び盛り5レーンに入った19歳の徐嘉余との対決。
そこに入江が絡んでくるかという50m背泳ぎです。
オリンピックのメダリスト・入江。
ことしはパンパシフィック選手権でも100m金メダルきのうのアジア大会も取りました。
この大会50mは3連覇がかかります。
日本記録保持者・古賀。
古賀が中心のレースが予想されるんですが。
今のところ古賀君が予選で24秒46という世界ランキング1位の記録で泳いだんですがそれまでのトップの記録が5レーンを泳ぐ徐選手の58秒46.この2人の勝負になろうかというところです。
古賀早くもスタートでリード。
これは速いタイムが出そうだ。
古賀が先頭。
24秒28で古賀がフィニッシュ!金メダル!あと一歩で日本記録というタイムでした。
あと100分の4秒でした。
2位に入ったのが入江ですね。
中国の選手を最後はかわしました。
ワンツーフィニッシュということになりました日本選手。
まずスタートから振り返りますがいいスタートを切りました。
また予選と同じく0秒52の反応のよさを見せてすばらしい浮き上がりだったですね。
ほかの選手たちを大体、半身長くらい離しましたね。
この短い50mで24秒28。
あと一歩で自身の日本記録だったんですが。
ちょっとゴールタッチが合わなかったところがありましたね。
これが合ってればあるいは…ですね。
入江はすばらしい追い上げでしたね。
予選よりもタイムを上げました。
注目の若手の徐嘉余は下位に沈むというレースでした。
ベストではなかったので悔しいんですけどもいいレースができたと思うのでまだ200mとメドレーリレーがあるので残り2種目しっかりやっていきたいと思っています。
狙っていたタイムとの関係はどうだったんですか。
24秒7が自己ベストだったのでそこを狙ってたのでちょっと足りなかったので残念ですけどまだ2種目あるので気持ちを切り替えてやりたいと思います。
3連覇です。
うれしいです。
ありがとうございます。
あと少しで日本記録でしたね。
最後タッチが合わなかったのでその分が0.04秒だったのかなと思います。
スタートから前半いかがでしたか。
スタートが少し深かったなと思ったんですけどそのあとの泳ぎにうまくつなげられたんでそこは、うまくなってるところなのかなと思いました。
この3連覇このあとにどうつなげていきましょう。
とにかく僕は100が、まだ結果が出ていないので来年、代表に入って今度は、入江選手と一緒に決勝で100m競い合えたらなと思います。
おめでとうございました。
ありがとうございます。
日本の古賀淳也がこの種目アジア大会3連覇を達成しました。
そして、入江が終盤持ち味の伸びを生かしまして銀メダルに入っているという日本の2人の選手がこれから表彰台に上がります。
入江の50についてはどう見たらいいでしょうか。
後半の追い上げは見事なレースだったと思いますからね。
これは、200mは相当いい記録が出るんじゃないかなというふうに思いますね。
きのうの100mのレースも含めてですけどもすばらしいレースですよね。
なんか自信を持ってレースに挑んでるなという感じですよね。
きのうはすばらしいタイムで金メダルを取りました。
久しぶりに52秒台でね。
2009年の高速水着の記録を上回るような記録が出てきてますからね。
得意の200mはしあさって25日に行われます。
そして、古賀です。
この金メダルは古賀にとっても自信があるんではないでしょうか。
アジア大会3連覇ですからね。
きょうは、いつもだったら最後の15m10mぐらいになると古賀君の泳ぎはばたつくんですけどもそういったところが一切、なかったですからね。
ということは今、100m泳いでも相当いい記録で泳げるんじゃないかと思います。
これから2年後のリオデジャネイロを考えると設楽さんこの種目は出場がありませんでしたが萩野選手が100m背泳ぎもあるいは狙おうかという段階にあって。
先ほどもいいましたけども今の古賀君のスピードをもってすればですね萩野君との争いも分かんないかなと思いますね。
続いて女子100m自由形の決勝です。
日本の内田美希が自己記録の更新。
さらに、上田春佳選手の日本記録54秒00の更新を目指すレースです。
中国、2人の選手が非常に強い女子100m自由形ですが日本の内田は3レーンに入りました。
今月、50m自由形で日本記録を出しました調子を上げました、内田。
日体大学院を卒業しました松本弥生。
6レーンを泳ぎます。
中国の2人が強いんですが。
まだ日本人が54秒台で泳いでいませんがぜひとも彼女はきのうのリレーでも54秒41で泳いでますから前半を25秒台で入って期待したいですね。
6レーンに日本の松本。
スタートしました。
スタートの内田まずまずじゃないですか。
内田が、まず前を引っ張る形で唐奕と先頭を争っていますが唐奕は後半非常に強い選手です。
内田は、まず25秒台で入ることができるかどうか。
先頭争いは内田から4レーン、5レーンこの争いになっています。
26秒台ということになった。
26秒30かかりました。
前半かかりましたね。
2番目で入りましたからね。
これで、2レーンを泳ぐ香港の選手もベストタイム早いんです。
フィニッシュしました。
金メダルは中国の沈鐸。
そして、中国、唐奕が銀メダルで日本の内田は銅メダル。
内田は54秒66のタイムでした。
優勝した沈鐸のタイムが54秒37。
そして、銀メダルの唐奕が54秒45で銅メダルの内田が54秒66。
レースを振り返りますが内田は持ち味のスタートからよかったと思うんですが。
泳ぎもスムーズに少し、横回転を入れながらストローク、リカバリー動作をやっていたんですがね。
今、テンポを上げてるという話もしてますがね。
この辺まではいいレース展開でしたが最後ね、ちょっとばてましたね。
中国の若手、沈鐸そして、後半強い中国の唐奕に抜かれました。
記録から考えると十分、金メダルも狙えましたけど。
結果的に考えればですね。
全体としては決して速いペースではなかったですね。
タイムはもうちょっとできるとは思ったんですけど正直、残念です。
スタートから泳ぎの流れ、全般的にどうでした?
隣の中国の選手に前半ついていこうと思っていたのでそこはよかったんですけど後半、思った以上にばててしまいました。
銅メダル、いかがですか。
メダルを取れたことはすごく光栄に思うんですけどタイムがいまいちだったので少し悔しい気持ちがあります。
目標はどれくらいに置いてたんですか。
目標はとにかくベストを出そうと思ってやってみようと思って。
感覚は悪くなかったのにタイムはいまいちだったなと思います。
今度は世界大会でもっと大きな世界大会でメダルが取れるように頑張りたいと思います。
女子100m自由形。
日本の内田美希。
銅メダルの表彰です。
記録は54秒66。
本人は記録への悔しさを口にしていましたが設楽さん、改めてどうだったでしょうか。
やはり、記録的には54秒66ということだったんですけどもこの隣の表彰台に1位、2位でのる選手たち。
これが世界ですからね。
そういった世界のトップを争う選手たちとほとんど変わらないようなレースができたというようなことは収穫になったんじゃないかなと思います。
特に最後のレースを振り返りますと10mぐらいで引き離されてるというところがありますのでそういったところで今後、磨いていけば53秒台、世界でも決勝に残れるような記録が見えてくるのかなと思います。
インチョンアジア大会競泳2日目。
最後のレースです。
男子800mフリーリレー。
再び、萩野公介がこのプールに登場します。
1人200mずつ4人でリレーしていきます。
この種目も日本と中国の一騎打ちが予想されますが孫楊が決勝直前になってこのレースに出ないという情報が伝わってきています。
地元・韓国のメディアによりますときのう、萩野選手に逆転を許して敗れましたが左手の親指をタッチのときに傷めたと。
インチョン市内の病院で治療を受けまして骨に異常はないが大事をとってこのリレーの出場は見合わせたということです。
小堀、萩野、瀬戸、松田。
この4人で2大会ぶりの優勝を狙います。
第一泳者の小堀君彼も1分47秒前半の記録でことしは泳いでいますから中国の1泳も持っていますからぜひともトップで帰ってきてもらいたいですね。
プールの中央が日本です。
5レーンがライバルの中国。
3レーンの韓国もいいスタートを切りましたが4レーンの小堀が早くも差を広げようとしています。
画面一番向こう側が1レーンで手前が8レーンです。
黄色いロープに挟まれました2つのレーン、奥が日本です。
今、先頭で最初の50mです。
一人200mずつ泳いでいきますがまず、小堀が、設楽さんまずまずいいスタートを見せていますよね。
47秒対決ということで手前の中国の選手も47秒持ってるという話をしたんですけど中国の選手は比較的、後半が強いですからねできれば、このまま小堀君、この差をキープしていってもらいたいですね。
腕の長さ分ぐらい、それから幅半分ぐらい体半分くらい広がっているでしょうか。
リードを広げている日本の小堀が100のターンは52秒46というタイムでいきましたが日本記録よりも0秒46ぐらい遅いというタイムにはなっていますが萩野が出したタイムです。
52秒46というタイムは小堀君自身の記録を考えるといいタイムだと思います。
だんだんその差が広がって体一つぐらいに広がっていきました。
中国の李いんき残り50のターン。
800mフリーリレーの場合は先手を取る、リードを取るとかなり、後半有利に展開していくそういうレースでもあります。
今の50mを小堀君27秒57でキープしてきました。
足を入れましたね。
体1つ分以上のリード。
1分46秒台を期待したいですね。
日本の小堀。
萩野への引き継ぎ。
小堀は自己ベストですね、恐らく。
いいタイムで小堀がつなぎました。
きのう200m自由形日本新記録で孫楊と韓国のパク・テファンを破った萩野の滑るような泳ぎです。
先ほど、200m個人メドレーで金メダルを取ったばかりですが滑らかに泳いで50m入ってきました。
ぐいぐい差を広げていきますね。
この50mの入りが24秒26ですね。
これは速いですね。
きのう萩野が出した日本新記録24秒71。
もちろん、このレースは引き継ぎがありますけどもかなりいいペースで萩野が泳いでるということになります。
自由形かなり力をつけてきた萩野。
もう中国とは差が50mくらいに広がってきました。
先頭、萩野。
3位は6レーンのシンガポールという状態で男子800mフリーリレーが進んでいます。
設楽さん、萩野のフリー自由形はどこが…。
左肩がちょっと下がるようなところでキャッチが甘かったんですけどそういったところが改善されてますよね。
平井コーチも言ってました。
パク・テファンの完璧なストロークがないとやっぱり、相手側には勝てないということを言っていましたからね。
萩野公介、その差を10mぐらいに広げています。
どうやら日本の800mフリーリレーの優勝、金メダル。
2大会ぶりの金メダルはこの萩野の時点で決まったといってもいいかもしれません。
かなり快調にその差を広げてきました萩野公介。
このあと第3泳者は日本瀬戸大也、同じ20歳の瀬戸大也。
萩野から瀬戸へのリレーということになります。
今萩野がキャッチをしていって瀬戸が飛び込んでいきました。
3分32秒12という記録は日本記録よりも0秒4ぐらい遅れてはいますが…。
かなり、いいペースで泳いでるということで。
1分44秒97でカバーしていました。
レースしたばっかりでしたけどすばらしい記録ですね。
これだけ速いタイムだと瀬戸も気持ちが入ってきますか。
あとは記録だけになりますけどただ、日本記録が2009年の高速水着のときの非常に早い記録なんですね。
それを目標にしてくれればと思います。
瀬戸大也は最初の100のターン。
800mのフリーリレー。
リードを広げたチームは追いかけられると少し余裕を持って泳いで最後の20mで広めるというパターンが非常に多いんです。
そんなこといっていられないくらい差が開きましたからね。
瀬戸が完全に自分のペースで泳いでいますので。
そういった駆け引きは全く必要ありません。
瀬戸君も51秒台で100mのラップを取りましたからね。
相当、速いですよ。
きのうの男子200mバタフライで見事、金メダルを獲得している、瀬戸大也です。
アンカーの松田丈志への引き継ぎとなります。
瀬戸も、こうして力を発揮する選手です。
松田、飛び込んでいった。
先頭、松田、大きく差を広げてもう20mくらい差を広げています。
2位が中国。
3位は3レーンの韓国。
地元が上がってきました。
大歓声が起きてます。
パク・テファンが飛び込みましたね。
3位に上がってきたところで2位の中国との差が10m弱というところですから。
なかなか差が開きすぎていますけどぜひ、地元のパク・テファンいい泳ぎを見せてもらいたいですね。
4位は6レーンのシンガポール。
完全に日本1人旅。
日本の松田、金メダルは間違いありません。
2大会ぶりの金メダルがこの松田の泳ぎとともに徐々に近づいてきています。
日本の松田、残り100mです。
2位で中国が追いかけてきます。
中国、追いかけるアンカーは中国の選手ですが。
3位で韓国のパク・テファン。
中国の選手も力がありますので…ただ、設楽さん順位はもうこの時点で確定ですね。
決まりましたね。
優勝はこのままいけば日本。
15mほどの差を広げていますが。
松田君最後の50mですからしっかり足を入れて…。
その日本の4人の合計タイムですよね。
このタイムをどんどん日本記録に近づけていくことがオリンピックでのメダルにつながるかと…。
圧倒的な差をつけて日本金メダル!7分6秒74。
そして、中国が今帰ってきます。
孫楊がいない、これは大きかった。
7分16秒51で銀メダル。
そして、韓国パク・テファン戻ってきて7分21秒37の銅メダル。
日本、金メダル、2大会ぶり。
7分6秒74。
ライバルの中国に10秒の差をつけて。
大会新記録ですね。
ゲームレコードの表示が出ました。
大会新記録。
前回のアジア大会で中国が地元で7秒68という記録を出していますがそれよりも早いフィニッシュとなりました。
大会記録7分6秒74のタイムで日本、2大会ぶりの金メダル。
中国、孫楊がいない中銀メダルで10秒近い差がつきました。
自分たちのレースをしようと決めていたので自分でももう少しタイムが欲しかったんですけどそれに勝ててほっとしています。
この800mリレーというのは自分の大好きな種目になりますので気持ちが入ったレースができたかなと思いますし本当に失格だけはしないように失格だけはしないようにうまくつなげようと思ってたのでとりあえずよかったと思います。
引き継ぎで失格しないようにタッチしてから跳んだ感じでちょっと遅かったですけどタイム的にも自分が一番遅いタイムでもっと、もっと出したかったんですけど。
まだまだ自由形の強化が必要だと思ったんですけど優勝できたことはまずよかったと思います。
大きな差で後輩たち来てくれたんで気持ちよく泳がせてもらいましたしこの種目、ずっとね日本が勝ってた種目なんですけど前回、負けてしまってたのできょう、勝ててよかったですしこれからもずっと勝っていってほしいなと思ってます。
日本この800mフリーリレー金メダル。
大会2日目、今大会これで7つ目の金メダルということになりました。
中国との激しい争いは見られませんでしたけどこの結果を、これからにつなげていってもらいたいですね。
先ほどから何度も言ってるようですけどもこの種目がリレーの中では男子のメドレーリレーと男子の800mリレー。
この2種目がオリンピックでメダルを狙える種目ということで日本の水泳陣もやってるわけなんですけどもさらなるタイムを一人一人が上げていけばその目標は間違いなくメダルが取れるかなというところまできていますからね。
今回も自信になったかと思いますよ。
改めて競泳の結果です。
この金メダル大会7つになりましたが泳ぎ見て、どうでしたか。
最後の男子の800mのリレーなんですけどこの種目は本当に世界との差がある種目なんですね。
日本の自由形のレベルを上げていってくれるんじゃないかなと思っています。
そんな期待のできる水泳競泳ですがあさっても萩野選手瀬戸大也選手が出場する400m個人メドレーなど、競技のもようたっぷりとお伝えしていきます。
今回のアジア大会日本人選手700人を超える選手が参加しています。
その中には若い選手もたくさんいるんです。
高校生が28人。
そして、中学生が2人。
海外の学校に通っている15歳の1人というそういった若い選手たちがたくさんいる大会となっています。
為末さん、若い選手このアジア大会っていうのは多く出場している印象がありますがやっぱり、そういう大会という位置づけになっているんですか?
2020年を見込んだとしても今回、どんな選手が来るかというのを試してみたいというところもあると思いますし実際にたくさんのいい選手がいるんだと思うんですが一方で、このアジア大会の結果で少し、強化費の配分も変わってくるんですね。
こういう成績も出さなきゃいけないけども次世代の選手も育てなきゃいけない。
そういうバランスの上でなりたってるんじゃないかなと思います。
その東京オリンピックに向けても期待の星ともいえる選手きょうも見つけました。
それが体操です。
女子団体の決勝が行われました。
4種目の合計得点を競う女子団体決勝。
実は日本チーム6人中4人が高校生。
まさに2020年を見据えたメンバー構成なんです。
1種目めは段違い平行棒。
16歳、本田美波。
離れ技も、このとおり。
最後の着地も、ぴたり。
日本は段違い平行棒で2位につけ勢いにのります。
日本のエース16歳の石倉あづみ。
ことしの高校チャンピオンが得意の平均台で見せます。
最後まで集中していました。
4種目すべてで演技を行った石倉。
持ち前の安定感でチームを引っ張ります。
3種目めは、ゆか。
17歳、山本優理子が最初から大技に挑みます。
これを見事に決めペースをつかみます。
山本は最後まで伸び伸びと演技。
初の国際舞台で納得の得点。
笑顔がはじけます。
最後は17歳の湯元さくら。
得意の跳馬、一発勝負です。
伸身ユルチェンコ1回ひねり。
いかがですか?為末さん。
きれいですね。
着地も決まって。
見事に着地も決めました。
高校生カルテットが活躍した日本は、うれしい銅メダル獲得。
若い4人にとっては最高の経験となりました。
本当に2020年が楽しみな結果です。
自分らしく思い切ってできたと思います。
すごく楽しかったです。
結構、狙いすぎてしまった部分もあるのでまた、そこをしっかり修正してできるように練習を積んでいきたいと思います。
すごい試合する前から楽しみでこの舞台で…この舞台に立てたことはみんなのおかげでもあるしそして、この舞台で演技できたのは、すごく楽しくて笑顔でできたので、よかったです。
自分の持ち味である安定した演技がすべての種目で出せたと思うのでよかったと思うしあとは、このチームですごい楽しく試合ができたのでよかったです。
改めて結果です。
体操女子団体金メダルは強豪の中国。
銀メダルは北朝鮮が獲得。
日本は3位となりました。
メンバー6人中4人が高校生という若いチームなんですが現地で解説しています北京オリンピック代表の上村美揮さんによりますとふだんはみんな明るくて元気なんですが練習になると集中力がすごいんだそうです。
国際大会でも堂々と自分たちの演技ができていたと。
今もぐんぐん成長していて東京オリンピックに向けて伸びしろも十分。
間違いなく主力なるでしょうということでした。
為末さん、今回出場していないんですけど男子の白井選手などもいらっしゃいますからかなり期待が持てますよね。
陸上なんかでも桐生選手が若い世代でいますけどこの世代は、日本とか世界とか全然関係なくていきなり世界っていうところから始まってますからものすごく期待ができますね。
今、桐生選手の名前が出ましたが為末さんとして2020年に向けて期待のかかる選手というのはいますか。
桐生選手もいますがやまがた選手という選手も今回、出てまして彼も100m9秒台に一番近いところにいますから彼の走りを見ておくと日本人初の9秒台の兆しが見えるかと思います。
今回のアジア大会そこから先というのも楽しみな選手が多いですね。
それではそのほかの競技の結果もお伝えしていきます。
VTRご覧ください。
男子90kg級吉田優也選手は決勝でウズベキスタンの選手と対戦。
どちらかがポイントをあげた時点で勝敗が決まる延長戦です。
吉田選手が背負い投げを仕掛けます。
これが有効となって見事、吉田優也選手が90kg級金メダルに輝きました。
100kgを超えるクラスでは王子谷剛志選手がモンゴルの選手と対戦。
両者ポイントなく残り2分30秒。
この有効のポイントを守りきり、22歳のホープ王子谷選手が金メダルを獲得しました。
シンクロナイズドスイミングチームのフリールーティーン。
日本は銀メダルを獲得しました。
およそ10年ぶりに代表に復帰した井村雅代コーチのもと挑んだフリールーティーン。
演技開始直後高さのあるリフトを決めます。
井村コーチから「シャープに動いて勢いを見せつけなさい」という指示を受けて臨んだ選手たち。
華麗な足技など息の合った演技で観客を魅了します。
後半に入ると、疲れからスピードが落ちてきた日本。
演技にも僅かな乱れが出てきます。
再出発の試合を泳ぎきった日本。
3大会連続の銀メダルを獲得しました。
最後のリフトちょっと乱れましたけどあれが、あの子たちの今の本当の力かなと。
今の力を出しきってくれたかなと思います。
理想?理想はそんなの…一番上じゃないですか?
井村コーチが10年近く戻ってきてのこの結果ですが、どうでしたか中村さん。
井村選手が中国にいってから本当に中国は力をつけてきたんですけどその井村さんが帰ってきたということで日本のシンクロもこれから期待できるんじゃないかなと思ってます。
やはり、先ほどもコーチのお話もありましたがコーチの存在というのも大きいですかね、為末さん。
あとは、2020年に向けて各競技がどういうコーチの体制でいくかというのが結構、僕は興味があります。
コーチが来るとチームが変わりますから一体、どういう人がどういう方針でやっていくのかというのも楽しみかなと思います。
為末さんも現役時代そういった経験というのがあったわけですか。
特に代表を見るコーチは全体の方針が決められますのでそれによって変わってきますよね。
中村さんもコーチの勉強するためにアメリカに先日まで行かれていたということですがそういった視点から見るとどうですか。
今後の日本代表にかける思い。
私もJOCの指導者海外派遣で行かせてもらったんですけど本当に、コーチと選手の信頼というのはすごく重要ですしそういったものを日本のコーチたちもいろいろと勉強して選手たちを育てていく大切さも重要なんじゃないかなと感じました。
そしてメッセージもあります。
瀬戸選手、大好きですというメッセージもありました。
あす以降も選手たちの活躍というのを期待したいとこなんですが日本人選手これからアジア大会というのは活躍できていけそうですか。
あんまりはっきりと…。
でも、いろんな競技がこれから始まりますし僕は、やはり陸上なので、これから陸上が始まってきますし水泳もまだね。
本当に始まったばかりなんですけどこの波に乗って活躍していただきたいなと思います。
その日本の選手たちに対して改めて為末さんからエールといいますかことばをいただけると。
僕がなんかいえるようなものではないですがやっぱり選手たちにはやっぱり楽しんでやってもらいたいなと思いますね。
それと、つながっていく大会だと思いますので。
これで終わりではなくて。
この経験が次に生かせるようなできれば、ちょっとチャレンジするようなことも選手たちには頑張ってほしいなと思います。
中村さんは、どうですか?
今、為末さんが言ったようにレース・競技を楽しんでいただきたいですし2年後のオリンピックに向けていい結果を残してつなげていっていただきたいなと思います。
お二人ともきょうはありがとうございました。
それでは、あすの放送の予定です。
あす、BS1では夜の8時から柔道の団体のもようをお送りします。
そして、総合テレビでは夜の10時55分から放送お伝えをしていく予定となっています。
きょうも日本人、競泳などで多くのメダルを取りました。
あしたからも、その活躍が期待されますがその日本人選手の活躍あすもたっぷりとお伝えしていこうと思います。
きょうはこの辺で失礼します。
♪〜2014/09/22(月) 22:00〜23:15
NHK総合1・神戸
2014インチョンアジア大会 ◇競泳・決勝[字]

男子200m個人メドレー 女子200m平泳ぎ 女子50mバタフライ 男子50m背泳ぎ 女子100m自由形 男子800mリレーほか〜ムナク パク・テファン水泳場〜

詳細情報
番組内容
▽メダルラッシュに期待高まる競泳ニッポン! 萩野公介・渡部香生子 ▽日本の誇るエース達が続々登場! ▽出場日本選手の情報も リオそして東京五輪へ 未来の主役の誕生は! 【ゲスト】中村真衣,為末大,【キャスター】宮崎慶太,【競泳】解説…設楽義信,林享,アナウンサー…太田雅英
出演者
【ゲスト】中村真衣,為末大,【キャスター】宮崎慶太,【競泳】解説…設楽義信,林享,アナウンサー…太田雅英

ジャンル :
スポーツ – オリンピック・国際大会
スポーツ – マラソン・陸上・水泳

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