でも横綱は危なげなく引いて、はたいて勝っているんじゃないんですか。
余裕がありますか。
ありますね、追い詰められて勝っているという感じではないですね。
ただ白鵬と比べられるとどうしても相撲っぷりが違うのでね。
まだまだというふうに思われてしまうんでしょうね。
どうしてもそう見えてしまうんですね。
きのうで10場所連続の中日勝ち越しを決めた横綱白鵬です中日の勝ち越し、白鵬は35回目となります。
そして初土俵からの通算の白星860勝歴代8位の寺尾に並びました。
横綱白鵬露払い時天空太刀持ち玉鷲行司は木村庄之助であります。
(館内)ヨイショ!館内から日本一という声が飛んでいます。
拍手
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!今場所の白鵬、鋭い踏み込みで相手に相撲を取らせず、という内容で中日勝ち越しを決めました。
尾車さん、こちらは立ち合いから厳しい攻めですね。
もう言うことないというか8日間全く危なげないですね。
そうですよね。
特に、先ほどもご紹介しましたが10場所連続で中日勝ち越し下位の力士には取りこぼしがないんですよね。
安定していますね。
やっぱり厳しいですよね。
踏み込みからの攻めがね。
そして、しっかりと相手の取り口相手のよさというのを頭に入れてそれを出させないようにしていますね。
全くそのとおりですね。
日馬富士の休場こそありましたが白鵬、鶴竜、2人の横綱が勝ちっぱなしで中日を折り返しました。
きのう、中日で勝ち越しを決めた鶴竜、白鵬の2人の相撲です。
やはり尾車さん、鶴竜はまだ余裕がありますね。
引いてはいるんですけれどね。
押されて、苦し紛れに引くのではなくて後ろは本当にまだまだという余裕がありますね。
鶴竜にとっては横綱3場所目横綱としての初優勝がほしいところです。
そして白鵬はすでに優勝30回。
千代の富士、大鵬にあと1つあと2つと迫ってきました。
すごいですね。
本当に。
長年にわたる安定感これは本人の日頃の摂生、努力のたまものでしょうね。
本当に休場をするようなけががない白鵬ですよね。
このあたりがやはり安定感今場所も示しています。
九日目、大関どうしの対戦が組まれました、新大関、5勝3敗豪栄道と7勝1敗の稀勢の里戦です。
中日を終えた時点で8戦全勝は横綱の白鵬と鶴竜1敗が大関稀勢の里となんとここに逸ノ城の名前があります。
この逸ノ城の名前がどこまで後半に入っても残っていくのか。
勝つとは思いましたけれどもここまで勝つとはねちょっと思わなかったですね。
お伝えします。
愛知県豊田市の県道が、道路脇で業者が行ったとみられる土砂の採掘の影響で崩落するおそれが出ていて、県が交通規制を行う事態になっています。
業者は現在、土砂を埋め戻す作業を進めています。
崩落するおそれが出ているのは、愛知県豊田市枝下町の県道豊田明智線です。
愛知県によりますと、この県道脇では3年前から土地を所有する豊田市の業者が、崖崩れ対策の名目で工事を行っていましたが県が許可した範囲を超えて土砂を掘って砂利を運搬している様子がみられたということです。
このため愛知県はことし3月、業者に是正を命じましたが、県によりますと業者は命令に従わずに採掘を進めたとみられるということで、県は6月、関係する条例への違反の疑いで警察に告発しました。
採掘の範囲はその後も広がり、一時は、県道のおよそ4メートル手前まで崖が迫ったため、県は先月20日から、およそ50メートルにわたって、崖側の車線をふさいで片側通行にする交通規制を行っています。
業者は現在、県道付近で土砂を埋め戻す復旧作業を進めています。
採掘を行っていた業者の従業員はNHKの取材に対し、作業は県の指示に従って行ってきた。
現在、復旧作業を進めており、崩落の危険はないと話しています。
続いて気象情報、今夜の天気です。
沖縄から九州と北海道を中心に雨が降りやすく雷を伴って雨足の強まる所があるでしょう。
台風16号の影響で、沖縄付近は波の高い状態が続く見込みです。
生字幕放送でお伝えしています場所も後半に入った国技館です、現在中入りの時間です。
中日を終えて、この秋場所は横綱の白鵬と鶴竜が勝ちっぱなし1敗で大関の稀勢の里と新入幕の逸ノ城まだ付け出しデビューから5場所目の逸ノ城がこの成績で中日を折り返しました。
きょうは、この逸ノ城の今場所前半を少し時間をかけて振り返っていこうと思います。
対戦相手も合わせてご覧いただいています。
三日目の栃煌山から松鳳山、千代鳳きのうは隠岐の海と三役経験者4人を破るという活躍ぶりを見せています。
この中から三日目、四日目そしてきのうの取組です。
実況
左が深く入りました。
首をひねりながら下手投げ、そして出ました。
寄り切りました、逸ノ城が勝ちました。
実況
もろ手突き、中に入ろうという松鳳山、左から入って小手投げ振り回しました、逸ノ城の勝ちねじ伏せました。
実況
中に入ってもろ差し、逸ノ城が上手投げ放り投げました。
きょうの正面の解説は尾車さんです。
強いですね。
尾車⇒強いですね、本当に。
ため息が出ますね。
きのうの隠岐の海があんな形で投げられるとはね。
全く通じなかったですね。
勢に七日目、敗れていますが、あの相撲も大熱戦でしたね。
そうでしたね。
この力というのは、新入幕尾車さんはどのように評価しますか。
今3番、VTRで見ましたがやっぱり腰がね下りているんですよ。
立たないんですよ。
伸びるということがないんです。
栃煌山戦なんかは立ち合いもちょっと変わり気味に引いてまた攻められたところも引いているんですよね。
だけど腰が伸びないですよね。
きちんと安定した形でいつも下半身がしっかりしていますよね。
今の東の花道の奥の様子です。
きょうは4番目で相撲を取ります。
すでに花道の奥に出てきています。
1m92cmで199kgの巨体。
これだけ大きいと、動きが悪いというのが普通なんですけれども。
動けるんですね。
この人は本当にね自在に動けますよね。
逸ノ城について部屋の師匠の湊親方にも話を聞いています。
2桁、三賞が目標ですから僕の中でですね。
当初の予定ですから。
それによっては順調な前半だったと思います。
大きくなっているにもかかわらず体が動いているところが強くなっているところだと思います。
動けている。
体が大きくて、重いというのではなくて、重くても体は動けているのがいいんじゃないですかね。
彼は土俵を離れていても土俵というか、相撲のことを考えているんじゃないかと思います。
負けた相撲に対して、自分は何が悪かったのか。
どこが敗因なのかということを彼なりにリプレイをずっと見てここか、あそこかとあそこが悪かったここがだめだったと反省してその反省で次にあったときには2度と同じような失敗をしないという気持ちが出ていると思います。
どういう形で育てていきたいとかありますか?決して上に上がってもおごらないというかでかい態度を取らないいつも謙虚な気持ちいつも応援してくださった皆さんに感謝を忘れないでやっていくというのを伝えていきたい。
みんなに愛されて、みんなに応援してもらえるようなそういう相撲取りになってほしいなと思っています。
尾車さん、本人にも話を聞きました自分の取った相撲は、帰ってからビデオで見るし、対戦する相手のビデオも見ますと話をしていました。
真面目なんですね。
根っから相撲が好きなんですね。
だからこそ伸びて今伸び盛りなんでしょうね。
一門の連合稽古にも一日、稽古にきましたけれどもね。
そうでしたね。
玉鷲の胸を借りてね。
ぶつかり稽古で少し長くしごかれていましたけれどもね。
はい、はいと言ってねどんどんどんどんぶつかっていきましたよね。
ああいう姿を見ていると本当に素直な子なんだなというのがすごく分かりましたね。
きょうは前半の勝負審判に師匠の湊親方がいらっしゃいます。
舞の海さんが向正面です。
舞の海⇒逸ノ城は強いですね。
特に目につくのが豪快な上手投げですね。
あれはなくしてほしくないですね。
それと自分の有利な体勢になるまで我慢するという相撲もありますよね。
そうですね、本当に動かざること山のごとしといいますかね。
ここだけではなく動かないところがあります。
じわじわと自分の形を作っていますね。
舞の海さんは体が小さいからこそ相手を研究しましたが、逸ノ城も相手の相撲をよく見てよく考えたというんですよ。
この大きな体で研究されると小さい力士というのは苦しくなりますね。
ですよね。
慌てて動いてくれないとですね対戦相手もなかなか対策が立てられないですよね。
やっぱり慌てさせたいですか?対戦する側とすれば。
そうですね、ばたばた動いてほしいんですよね。
その逸ノ城が、もうまもなく登場してきます。
きょうは4番目で取組が組まれています。
佐田の海戦です。
尾車さん興味深いですねこの対戦。
楽しみですね。
速攻の佐田の海と本当に舞の海さんが言うような山のような逸ノ城また佐田の海がどんなふうにこの山を動かすのかね。
そうですね。
佐田の海も部屋に豊響や佐田の富士ですとか、体の大きな力士がいますからね。
練習はしてきたんじゃないですか。
注目の両力士が今、花道の奥です。
きょう九日目の幕内の取組が始まるところです。
九日目も満員御礼になりました。
これで今場所は三日目を除いて8回目の満員御礼です。
あすが祝日ですしそれ以降終盤です。
どうやらこのまま出続けるのではということになってきました。
ありがたいですね。
その期待に応えるような相撲が幕内、前半から今場所は展開されています。
現在の勝負審判が館内に紹介されています。
今場所は主役というだけではなくさまざまな役者が出ていますそんな場所になっています。
最初の一番、東に40歳幕内の旭天鵬前半6勝ですよ尾車さん旭天鵬。
立派ですね。
衰えというのを全く感じないですよね。
体の張りといい。
旭天鵬自身は、投げを打って自分が転がってしまうのは年かな、ということばを返しています。
年を感じて6番も勝てるから若手も立つ瀬がないですね。
昭和16年5月、藤ノ里以来73年ぶりの40歳勝ち越しに近づいています。
稽古の量は少なくなっていますがしっかりと汗をかいていますよ。
土俵の周りに姿が見えますよね。
真面目さというかそれがこれまでもたせたということでしょうね。
きょうの対戦相手は蒼国来過去1対1です。
つり気味に出ていって寄り切り蒼国来の勝ち蒼国来勝って5勝4敗旭天鵬は6勝3敗です。
引っ張り込みにいきましたがきょうは蒼国来の攻めが速かったですね。
向正面の舞の海さんに伺います。
蒼国来も攻めがよくなりましたね。
きょうは速い攻めでしたね。
旭天鵬に結局、上手を取らせなかったんですかね。
最後は、旭天鵬が取りましたけれども、そのときには腰が伸び切って守りの体勢を作ることができませんでしたね。
時折見せるつり気味の寄りで。
締め込み2枚分の違いがありますよね。
いい内容の相撲が増えている蒼国来です。
5勝4敗と白星が1つ先行の蒼国来です。
蒼国来が今、佐田の富士に力水をつけました。
土俵に旭秀鵬と佐田の富士花道からまもなく逸ノ城が入場してきます。
新入幕がきょう九日目に勝ち越しをかけます。
199kg場所中はやはり体を使いますので体重は少し落ちたといいます。
立っている姿を見ても下半身がどっしりしていますよね。
太もものももまわりというんでしょうか。
そうですね。
上体にしても胸が張って腕も太く鍛えているという体をしていますよね。
ただの200kgではないですね。
ことしの1月初場所が幕下付け出し。
ちょうど1年前の9月がアマチュアの実業団横綱のタイトルをとった月でした。
九州場所で新弟子検査を受けました。
そのころから、大きな体アマチュアの実績も含めて話題にはなっていましたがこれほど早く上がってくるとはね。
本当ですね。
モンゴルの遊牧生活の中で育った21歳。
モンゴルの力士というとどちらかというと筋肉質の力士が多いんですけれどもね。
わざ師のようなタイプが多いんですよね。
最近では珍しく、大きいですよね。
土俵上は旭秀鵬と佐田の富士です。
旭秀鵬が今場所は低く踏み込んで左前まわしこの形ができつつあります、4勝4敗の五分の成績対戦相手の西は佐田の富士です。
返り入幕今場所は思うように突き放すことができず、差して止まる相撲も前半は見られました。
佐田の富士も200kgあります。
こちらも体ががっちりとしています。
大きいですね。
そんなにあるように、実は見えませんね。
時間です。
まだまだ今場所は立ち合いからの突っ張りを出さずにまわしを取ることに徹底しています。
肩すかし旭秀鵬の勝ちです。
抱えられた腕を思わず振りました。
ひじも痛めています。
きょうは佐田の富士が自分から組みにいってしまったような感じでしたね。
うまく旭秀鵬が立ち合いから左をねじ込みにいったんですね。
それで突っ張れなかったですね。
佐田の富士も左四つですと相撲になるんですけれども逆の四つになってしまいましたね。
押っつけながら右をつけて出ていったんですけれども残されて上手が切れてそして肩すかしを引かれましたね。
旭秀鵬はといいますとすべて寄り切りの決まり手でした。
きょうは肩すかしで勝っています。
攻める姿勢が増えてきていますね。
体は攻めていったほうがいいと思いますよ。
守りになるとけがが増えてしまいますね。
幕内の取組をご紹介していきます。
初白星が出た遠藤です。
きょうは豪風との対戦です。
誰が横綱に待ったをかけるのか注目になってきます。
幕内前半の取組話題を独り占めにしているのが逸ノ城です。
向正面は舞の海さんです。
逸ノ城の表情はどうですか?舞の海⇒新入幕と思えませんね。
落ち着いてますね。
不気味なのは表情が変わらないというところですね。
眼光鋭く相手をにらみつけるわけでもなく不安そうな表情をするわけでもなくですから怖いですね、対戦相手は。
対戦相手というのは相手の表情も見て、読んでいますもんね。
そうですね。
何を考えてるのか、緊張しているのか、それとも落ち着いているのかそれさえもなかなか見られない感じがあります逸ノ城です。
モンゴルの大草原のように大きな気持ちで相手はどんな相撲を取ってくるか分かっていないと思いますので思い切っていこうというそういう、おおらかな気持ちかもしれませんね。
佐田の海のほうが意識していますかね、対戦相手を。
そうですね。
表情、でもいいんじゃないですか佐田の海。
佐田の海の目つきは何か考えているという表情ですよ。
対戦はこの一番のあとになります。
土俵上は千代丸と貴ノ岩です。
千代丸は3勝5敗です。
貴ノ岩は立ち合いいいと引き付けがでてうまく相撲を取ることができます。
式守与太夫が合わせます。
制限時間いっぱいです。
寄り切り、貴ノ岩の勝ちです。
力強さを見せました。
左が強いですね、やっぱり。
よく残りましたねえ、貴ノ岩。
千代丸もいい攻めでしたけれどもね。
お互いにいい相撲になりましたね。
貴ノ岩も最後土俵際どうかというところだったんですけれども。
決まり手は寄り切りです。
こういう攻防のある相撲がファンの期待に応えますね。
まわしを取りたい四つ相撲と取られてはいけない押し相撲というその思いが出ていましたね。
千代丸、よかったですね。
よく突っ張って前に出ていましたよ。
もう少し頭であたりたかったですね。
腕だけだったもんですから貴ノ岩があまり、上体が起きなかったですね。
足技があっても、左のまわしは本当に強いですね。
最後まで命綱になりました。
なんとかしようと一生懸命振りほどこうとするんですけれどもね振りほどけなかったですね。
貴ノ岩4勝5敗です。
九日目前半の注目の取組です。
去年の実業団横綱ことしの初場所が幕下付け出し。
この1年の新入幕力士の話題となった力士の成績を見ますと1年前去年の秋場所は遠藤大砂嵐ことしに入ってからは照ノ富士が8勝7敗夏、佐田の海が10勝を挙げています。
そしてきょう逸ノ城九日目に勝ち越しがかかっています。
やっぱり違いますね。
名前の中でもいちばん早く勝ち越しなるかというところですね。
新入幕となると少しは幕内の力士から幕内の厳しさを教えられるというかそう簡単には勝てないというもんですけれども逸ノ城はそれが通じない感じがしますね、今のところ。
佐田の海は夏場所十日目に勝ち越しをしています。
佐田の海の取材です。
このところ3連勝できていますね。
足がよく出ています。
新入幕のころから体重が5kgほど増えました。
136kgと簡単には押されなくなったと話しています。
佐田の富士ですとか、豊響との稽古のたまものだということです。
思った相撲がとれている番数が増えているということでした。
逸ノ城戦ですけれども、巡業でも稽古場でも対戦したことありません、左上手を引かれると身動きが取れないので浅くもろ差しになってひじを張る、もしくは、右四つになったとしても頭をつけて上手を与えない、そのどちらかの対戦になりたいなと話しています。
きのうも、隠岐の海がつかまえられてしまいました。
舞の海さん佐田の海のスピード対逸ノ城のパワー、そんな感じですかね。
そうですね、大きく見えるとそんな感じですね。
佐田の海はどんな攻めがいいか危険なのは、身長差懐の深さそれがありますから。
逸ノ城は懐が深いですよ。
がちっと上手を取られてしまうような気がしますけれどもね。
はず押しで、押せるかというとなかなか相手が大きくて動けないですね。
そこが悩みですね。
尾車さん佐田の海の速攻なるかどうかは逸ノ城の落ち着きというところですかね。
佐田の海はあたった勢いを利用しないとだめですね。
一度止まってしまうと逸ノ城の体がぐっと重たくなりますから。
逸ノ城としては、じっくりといくんですね。
慌てないことだと思います。
新入幕の九日目勝ち越しがかかる逸ノ城6勝2敗の佐田の海、初顔です。
制限時間いっぱいです。
寄り切り、逸ノ城勝ちました。
九日目勝ち越し。
この落ち着きは何でしょうかねえ逸ノ城。
佐田の海はこれしかないという格好の攻めをしたんですけれどもね。
いい攻めだったですね。
決まり手は寄り切りです。
師匠の前で九日目に勝ち越しました逸ノ城。
2桁三賞という期待があります。
どこまで上積みをするのか白星。
三賞はまちがいないでしょう。
逸ノ城張り差しだったんですね。
右意識した浅かったんですけれどもねえ下手かいなの深さでどんどん手繰りながらかいなを返してきましたね。
佐田の海の攻めもよかったのではないですか。
最初の寄りで勝負をつけたかったと思いますよ。
相手の取り口をビデオでも研究しているという逸ノ城です。
攻められても腰が立たないですね。
ひざが曲がっていますねえ。
伸び切るということはないですね。
常に前傾姿勢なんですね。
勢戦では途中で鼻血が出て行司に待ったをかけられましたけれどもあれも初めての体験で、何か慌てたとしていましたけれども。
この一番も勝ってもおかしくない一番だったですから本当に全勝のようなもんですよ。
あすは嘉風戦です。
嘉風も佐田の海の一番をよく見て研究することでしょうね。
佐田の海悔しそうに戻ってきました。
寄ったときに重かったというよりも自分のほうが足をあげて重心を軽くしてしまったかなと悔やんでいました。
佐田の海、攻めを急ぎすぎたということですかね。
あそこはもう攻めるしかありませんでしたね、強いて言えばちょっと、右の下手が深かったからというとこですね。
もう少し右の下手前みつを引いていれば左から振られたときに上手が切れなかったかなということですけれども佐田の海としては100点満点の攻めだったんではないでしょうか。
新入幕、平幕勝ち越し第1号勝ち越しおめでとうございます。
刈屋⇒勝ち越しの気持ちはいかがですか。
インタビュールーム入ってにこりとなってきましたね。
逸ノ城⇒うれしかったです。
勝ち越し1番でしたけども緊張はしませんでしたか。
特に何も考えずに、自分の相撲を取るようにしました。
九日目での勝ち越しはどうですか。
うれしいです。
このあとどういう相撲を見せてくれますか。
もう一番一番集中して自分の相撲を取れるように思い切りいこうと思います。
時天空と栃乃若は栃乃若が寄り切りで勝ちました。
連敗を4で止めました。
時天空は六日目から4連敗です。
尾車さんようやく出ましたね攻めが。
ぐいぐい前に出ると強いんですけれどもね。
前にではなくて下がりながらこの形になっていきましたね前半は。
きょうは時天空の上手を怖がらずに自分の右の腰をつけていきながらぐいぐいぐいぐい前に出ていきましたね。
どうしても上半身と下半身が崩れてしまうことがありますが腰をぶつけていくというのはいいですか。
いいと思いますよ。
これだけの上背がありますからこれだけの上背のある力士に腰をぶつけてこられると、なかなか上体が上がって残すことは難しいですよ。
巡業場所で行ったジャカルタに土俵をプレゼントしたんですね。
ぜひみんなに相撲を取っていただきたくて土俵をプレゼントさせていただきました。
日本で仕事で行っている人も多いですから指導をする人もいるんですね。
はい、いらっしゃるんです。
立派な土俵が非常にうれしいです。
どういう使われ方をしてるか伝わってきますか。
子どもたちが土俵に上がって取っているようですよ。
日本の小学校ですとか地域にも土俵を送ろうという動きが、出てきているということですが海外もこうして広めようとされているんですね。
ぜひせっかく現地にいったんですから、見ていただいたんですから子どもたちにも日本の大相撲を分かってもらえればという気持ちで作りました。
体の大きい子がいるんですねあちらにはでもプロに来るかどうか別として相撲が盛んになってくれれば勝ってくれれば大変うれしいです。
注目している逸ノ城も遊牧生活の中から出てるというね日本の相撲はテレビで見ていて知っていたというんですね。
BSですかやはりどこの国の方たちもかなり相撲を見てくれています。
いつかジャカルタでも大相撲の力士が入場してきますとびっくりしていましたよ。
実際に力士たちの姿を見てると本当に大きいと思いますね。
迫力のあるぶつかったときの音なんかもそういうものが聞こえるとはという歓声が上がっていましたね。
国技館の館内でも、外国からの観光客が非常に多く見られるようになりました。
日本の文化に触れるというそういう面もあるようですね。
そうですね、化粧まわしの美しさ力士の和装そういういろんな意味で日本の文化が見えますからね。
国技館の中に入ってきていただいてもつり屋根であったり升席であったり相撲字であったり本当にいろんなものがあります。
英語のパンフレットなども用意されていますが、この先は何か国語も必要になりますね。
たくさんの国のことばをしゃべれる方がいないと困るようになってくるんじゃないでしょうか。
出し投げ、上手出し投げ鏡桜の勝ちです。
荒鷲は2勝7敗。
鏡桜は4勝5敗です。
前まわしが取れると鏡桜はいい技を持っています。
1勝5敗のあと3連勝になりました鏡桜です。
あとは幕内勝ち越しに持っていくかですね。
頭であたって前みつが速かったですよ、そのあとすぐに荒鷲の首を押さえて上手投げですよね。
こういう速攻の相撲を取るともっと星が挙がってくると思います。
モンゴル出身の力士が多いですね。
子どものころにその姿を見ていたという力士がどんどんどんどん旭天鵬の姿を見て出てきていますね。
特にモンゴルの子どもたちは大相撲への期待が多くなりましたよね。
そして日本で大相撲の世界で相撲を取りたいという子どもたちがたくさんいるようですね。
そうした中から日本に実際に渡ってくる中で選抜のようなものもありますのである程度力を持った技術を持った人が入門してくるという状況になっています。
あとは逆に入りますと日本の子どもたち若い人たちにもっともっと、大相撲の世界に挑戦して飛び込んできてもらいたいと思いますね。
そのあたりは舞の海さんにも伺いたいんですが、舞の海さんは子どものころから相撲に親しんでいましたねそういう環境にいましたね。
最近は、青森でもなかなか入りたがらない子が多いですね。
まあそうですね神社での相撲大会の数も減っていますしそこあたり寂しいですね。
誰か1人地元のスターになるような人が出てくればあるんですかね。
それはあると思いますよ。
舞の海さん隠岐の海も島根からは久しぶりの関取ですよね。
それ以降は隠岐の出身の力士も入ってきていますよね。
1つのきっかけを作りましたね。
私もよく考えたりするんですが1人関取が誕生すればですね相当な効果が出てくると思うんですね、地方に仕事にいくとやはり横綱大関よりも自分たちの関取の今後が心配なんですね。
一生懸命応援しています。
二日目から6連勝で6勝2敗きのうは逸ノ城に屈しましたが今場所は攻める相撲、速い相撲を心がけているように見えますね。
ちょっと、けががありましたけれどもだいぶ癒えてきたようで前に出ていく相撲が増えてきましたよね。
対する栃煌山は先場所、途中休場があっていまだ本来の出足には戻っていないのかなと、そんな印象を受けます。
大関候補ですからね。
なんとか早く上のほうに1人戻ってくるだけでも、また取組内容が変わってきて層が厚くなってきておもしろいんですけれどもね。
豪栄道は同期生で上がりましたね。
また悔しい思いをしているのではないでしょうか。
隠岐の海も同期生でどちらがもう一度上位へいくのか。
こちらもいっぺんに持っていってもらいたい力士ではあります。
5勝3敗栃煌山と、6勝2敗の隠岐の海の対戦です。
平成17年初場所初土俵の同期生。
木村晃之助が合わせます。
足が出ました。
栃煌山の、足が出た。
軍配、隠岐の海本人も分かったようです。
しかし物言いです、確認をします。
これは2人とも分かったようですね。
取っている本人がいちばん見えたんじゃないですか。
隠岐の海の足の運びも確認しておきます。
晃之助の軍配は隠岐の海に上がりました。
しかしこうして審判が上がって確認するのはいいことですよね。
栃煌山の足が早く出たかどうかの確認であり軍配どおり隠岐の海の勝ちとします。
最後は下がりましたが、お互いに攻防がありました。
隠岐の海7勝2敗、勝ち越しにあと1つです。
今の一番は舞の海さんに伺っていこうと思います。
立ち合い、栃煌山も低くあたっていったんですが、隠岐の海の序盤は、いい流れだったんでしょうか。
それは、もうね立ち合いで差し手争いで栃煌山左右と差しますよね。
ここで、喜んだんですね。
ここ詰めきれなかったのは、まだ休場明けの感触が戻っていないということなんでしょうか。
それはないと思いますけれどもね。
ふだんからの足の運びが悪いんですね。
足をせめて親指先だけでもですね土俵にすわっていなければいけないですね。
きょうの出方は、すり足にならなかったですね。
すっていれば俵で止まりますよね。
しっかりと足を運んで、歩くようにして相撲を取りますからこういうことが起こります。
隠岐の海は勝ち越しを受けてあす松鳳山戦です。
では、今場所、舛ノ山初白星の取組です。
すくい投げで舛ノ山が勝ちました。
途中から出場した舛ノ山、痛々しい姿でしたがすくい投げで勝って、会場からたくさんの拍手をもらいました。
今場所は、なかなか先手を取ることができません。
少し左へずれてあたる立ち合いもありました玉鷲です、2勝6敗の成績千代皇は引かれてもついていく持ち味の相撲が戻りつつあります4勝4敗の五分千代鳳、勝って5勝4敗です。
千代鳳がこれで3連勝白星先行です。
玉鷲2勝7敗です。
だいぶ相撲が戻ってきましたね。
そうですね、動きがよくなってきましたね。
やっぱりこの人は、はたかれてもなかなか落ちませんね。
一方の玉鷲ですが一門の稽古でもご覧になっていると思いますが、今場所はなかなか突き放しきれないんですよね。
この押し相撲というのはこのひとつつぼにはまるとこの体の動きから、何から全部変わっていくんですけれども今場所は逆で押せない、引いても落ちない。
なかなか攻める場面がないですね。
まして、千代鳳ですから引いてはいけないんですけれどもね。
千代鳳に引きにいったら負けにいくようなものですからね。
しかしそれだけ引きたくなるような圧力千代鳳が、ぐいぐいぐいぐいかけていってますよね。
上から見るとよく分かりますよね。
背中が大きく見えるというのはそれだけ腰が曲がって伸びているわけですから。
玉鷲のリポートです。
起こそうとするけれども押す形ができなかった、上下しながらいきました。
下から、上に押し上げてくるんですね、きっと。
そうですね。
玉鷲の言い方を考えますとそうですね。
前半の取組は21歳逸ノ城が話題をさらっていこうとしていますが30代半ばから40歳までベテランのほうの取組も光ります。
東の安美錦が3連勝中きょうで、幕内の出場回数が1222回麒麟児を抜いて単独の歴代7位となってきました。
舞の海さん、これだけのけがを抱えながらしかも、活躍をしているというのは見事ですよね。
そうですね。
しかも、幕内の常に上位にいますよね。
これは大変なことだと思います。
今場所東の6枚目、本人にとっては不本意な番付でしょうね。
そうかもしれないですね。
どうしてここまで長く務められると、舞の海さん、思いますか?相撲をよく知ってるしよく分析をしてるんですね。
先日やくみつるさんがいらっしゃったときも体が大きくなったと、思うということを言っていましたが押し相撲でも対応できますね。
そうですよね。
相手がですねそれほど踏み込んでこない相手に対しては一気に速攻で持っていきます。
自分がどうしてもあたっても押せないなという相手には押させておいて土俵際うまくかわして勝機をつかみます。
押し引きが非常にうまいです。
魁聖との相撲は安美錦が横について崩すという展開が多くなっています土俵際もつれることが多い相撲も多い魁聖2年ほど前になりますが後ろもたれといういう決まり手で魁聖が勝ったこともありました。
右差しの魁聖魁聖も六日目から3連勝出足を生かす相撲が続いています。
下手出し投げ、安美錦の勝ち。
安美錦、勝って6勝目、6勝3敗。
きょうは左にいくと見せかけて右からきました。
相手の力を逃がしていくのがうまいですね。
うまいですね。
そして勝機というのはよく心得てますね。
魁聖の右を警戒していったわけですね。
ちょっと左に変化気味ではないですけれども、少し左に寄って左左から押っつけて右の下手ですよね。
半身半身で右から魁聖に攻めさせないようにしてうまく回り込んでの下手投げですよね。
よく聞く話として、左に来るとそれと逆に右に来る、そういったことはかわしづらいということがあるんでしょうか。
力士はおおまかに予想してるんですけれどもね。
魁聖、この右の足が送れなかったですよね。
体の開き具合というのも技術ですね。
うまくうまく回り込んで正面に胸を合わせるような形にさせないですよね。
下手投げの決まり手で安美錦6勝目。
安美錦は場所後に36歳になります。
40歳もいたり36歳で新関脇、豪風もいます。
豪風も安美錦がいるから頑張っていますよ。
お互いに、若いころの稽古の蓄積がありそしてベテランと言われるようになってよく考えて体を動かすようになっていると。
それが相撲のおもしろさというか年齢も体の大きさも関係ないというのがいいんじゃないですか。
尾車さん現役のころはやはり30を超えると現役を続けるのが難しかったんですよね。
私なんかは部屋でも豪風にはあまりいうことがないんですよ。
私は28歳で、辞めていますから豪風のやっていることは未知の世界なんです。
30過ぎから、どんな力が出るだろうというのは僕にはよく分からないものですから。
30過ぎてといいますと嘉風もいずれ30過ぎて力を出してむしろ力がついていますよね。
見ているとやはり、全体的に大相撲、幕内の力士がね全体的に平均年齢が上がってきたんじゃないかと思うんですけれども。
今土俵に上がっている北太樹も場所後に32歳北太樹はまさに大器晩成型と言われますよね。
入門が遅くなりましたからその分上がってくるのも遅くなってきています。
私たちのころは結構18、19で幕内に上がってくる力士はいましたからね。
スピード出世もいますけれども時間をかけて力をつけて上がってきた力士、学生相撲出身で2年その時点からはもう20代という力士も多いわけですから勢は10月に、61年生まれですから、28になります。
勢も時間がかかりましたが上位に定着しつつある力士の1人ですね。
29、30と聞くとね、昔はそろそろかなという感じを受けましたけれども今はもう全然違いますね。
これぐらいから力が出てくるんですね。
安美錦ですけれども、首をかしげながら戻ってきました。
なってはいけない形になってしまった。
上手を取られないように、目を合わせないようにと思ったんですけど、それをずらして上手を与えない、なってはいけない形になってしまったと勝てたのはたまたまですよとどちらかというと反省の声でした。
年齢を重ねて勝負で勝てるようになってくるとそういった力士も増えているわけですね。
安美錦は、ひざのけがを抱えていますからこのけがをしたあと、また相撲の研究して帰ってきたいろんなことが安美錦は中に生きているんでしょうね。
ほかの力士にも言えることだと思います。
5勝3敗どうしの対戦差すだけの相撲ではなく押っつけの相撲も出てきていると、勢、逸ノ城を破って注目をされる1人に加わってきました。
あれは鬼気迫るすばらしい一番でしたね。
両者に拍手が送られました。
一方の北太樹、差して速攻の相撲で今場所も健在です右と左のけんか四つの一番ともにスピードはあります。
前半最後の一番制限時間いっぱいです。
押し出し北太樹の勝ちです。
北太樹6勝3敗、勢5勝4敗一歩目のあの低さが効いたんでしょうか。
途中で攻めづらくなって、引いてしまいましたね。
その引きに乗じて、一気に北太樹が出てきましたね。
もろ差しねらいでしたが十分入りませんでした。
このあとですね、ここですね。
この引いたところをすかさず一気に形勢が逆転しましたね。
やっぱり出てくる相手は、引いてはいけないんですよね。
ということは、たまに決まりますけれどもやっぱり引いちゃいかんですよ。
北太樹6勝目。
では、ニュースをお伝えします。
中国・上海の食品加工会社が、使用期限切れの食材を加工し、出荷していたとされる問題で、この会社は、近いうちに生産を再開できる可能性はほとんどないとして、従業員340人を解雇すると発表しました。
中国・上海の食品加工会社、上海福喜食品が、使用期限が切れた食材を加工して出荷していたとされる問題では、食材を使っていた日本マクドナルドや、ファミリーマートが商品の販売を中止する事態になりました。
上海市の捜査当局は、会社が劣悪な商品を生産・販売していたとして、この会社の幹部ら6人を逮捕し、実態の解明を進めています。
この会社の親会社で、アメリカに本社がある食品加工会社、OSIグループは、きょう、声明を発表しました。
この会社は近いうちに生産を再開できる可能性はほとんどないとして、従業員340人を解雇する計画だということです。
ただ政府の調査に協力するため、現在の段階では会社を完全に閉鎖することはできないと説明しています。
さまざまな画法で日本画に新たな作風をもたらしたとされる明治時代の画家、菱田春草の作品を集めた展覧会が、あすから東京・千代田区で開かれます。
菱田春草は、西洋画の影響を受けながら色づかいにこだわって、さまざまな画風を用いた日本画の巨匠で、会場には、重要文化財を含む作品86点が展示されます。
明治35年に描かれた王昭君です。
中国・前漢の時代に、女性が敵に嫁ぐ場面を描いた作品で、輪郭を筆で描かずに、さまざまな色を細かく重ねる画法が用いられ、女性の柔らかな雰囲気が生み出されています。
また、明治42年の落葉は、山に落ち葉が降り積もる様子を描いた作品です。
背景を描かないことで、見えてくるものを問う、春草の晩年の作風の一端をかいま見ることができます。
この展覧会は、あすからことし11月3日まで、東京・千代田区の東京国立近代美術館で開かれます。
生字幕放送でお伝えしていますきょうも満員御礼の垂れ幕が下がる国技館です。
九日目の後半の取組が始まります。
あすが祝日でお休みを取って連休にされている方もいらっしゃるようです。
月曜日ですが非常に出足の早い国技館です。
その期待に応えるような前半、攻防のある相撲が続いてきました。
後半最初の一番、激しい相撲が期待されます。
後半は松鳳山と大砂嵐戦から始まります。
中日を終えて横綱白鵬と鶴竜が勝ちっ放し、1敗で大関稀勢の里と新入幕の逸ノ城が1敗です。
逸ノ城はすでに勝って勝ち越しを決めています。
4勝4敗の松鳳山と3勝5敗の大砂嵐。
松鳳山が今場所もろ手突きからの突っ張りを見せています。
逸ノ城、旭天鵬には吸い込まれてしまうような相撲もありましたが4勝4敗の五分です。
大砂嵐は六日目から3連敗中です。
きのう魁聖との相撲では右のかち上げて行きました。
今場所はもろ手突きからの攻めが目立ちます。
後半の勝負審判が場内に紹介されました。
きょうは正面の解説は元琴風の尾車親方です。
向正面は舞の海秀平さんです。
舞の海さん、大砂嵐の印象を伺いたいんですが、相当研究されているんでしょうか。
それもそうですけど、やっぱり左の足をかばいながら相撲を取っていますね。
ですから激しく突っ張るんですが足が運べないんですよね。
下がってしまいますよね。
それと、かち上げを封印していますね。
きのうは出してしまいましたけど。
ですから大相撲の、なんていうんでしょうか、相撲道的なモラルとルールのはざまで本人は相当苦しんでいるのではないかと思います。
次の流れにつながらないという相撲もありましたね。
きょうはどう考えていくのか、大砂嵐です。
松鳳山は恐らく突っ張っていくと思いますが、時間です。
張り手、はたき込み大砂嵐の勝ちです。
連敗を止めました。
右の張り手は相当効きました。
舞の海さん舞の海さんのところに音が聞こえるんじゃないですか。
激しいですね。
荒々しさも魅力の1つですね。
きょうも結局前には出ていませんね。
ほとんどそうですね。
きょうはパワーでたたきのめしたというような相撲ですね。
松鳳山はかち上げでいっておきながら、ついて張り手とはたきでした。
突っ張りの手の動きも基本どおりの動きではないですね。
松鳳山も十分意識を頭に入れていたと思いますがこのあとの右ですね。
突っ張りというよりも、顔を目がけて手が伸びていますね。
松鳳山も、考えていたと思いますが、左にややずれるような感じでした、松鳳山はややかち上げ気味でした。
なんとか連敗を止めたいという大砂嵐の意図もあったかもしれません。
大砂嵐はあす白鵬戦が組まれました。
大砂嵐は2つ金星がありましたが白鵬には勝つことができませんでした。
新入幕の逸ノ城がきょう勝って勝ち越しをきめました。
逸ノ城が勝ち越しを決めた一番です。
寄り切りで逸ノ城の勝ち。
九日目に勝ち越しです。
新入幕が平幕の勝ち越し第1号。
8勝1敗と星を伸ばしています。
もう1人1敗は大関の稀勢の里です。
きょうは大関どうしの対戦です。
豪栄道戦です。
そして勝ちっぱなしの両横綱。
白鵬は結び前で宝富士と、鶴竜は結びで嘉風と対戦します。
それにしても今もう一度見返しても逸ノ城の落ち着きぶり大変なものですね。
本当ですね。
とても新入幕の力士には見えませんね。
逸ノ城のリポートです。
歩きながらインタビューのあと話したんですけど全く緊張しませんでした落ち着いて相撲が取れています、きょうは張り差しに行ったということです。
相手がどうくるかということを研究する、自分の相撲の反省点ではなく周りの力士の研究もするというのが、逸ノ城が伸びてきた1つの要因とも言えます。
ですから、これから先はほかの力士がもっともっと逸ノ城を研究しないとあっという間に逸ノ城は上に上がってくると思いますよ。
自分の相撲を取る。
もちろん自分の相撲を取るためには相手のよさを消していく。
その部分も必要ですね。
表裏一体な部分があります。
相手の一端をねらっていくということですね。
土俵上、制限時間いっぱいです。
4勝4敗どうしの対戦です。
今場所は馬力、出足が戻っている豊響。
まだ連勝がありません。
突き落とし、碧山逆転です。
碧山が勝って5勝4敗豊響は敗れて4勝5敗です。
一度で立てないと立ち合いを受けてしまうことが多くなる碧山です。
突っ込んでいくかと思いましたけれどもね。
やっぱり速攻を直していかないといけませんよね。
差しにきましたね。
豊響も誘い込まれるようにいきました。
左のまわしを取ってまわしを取っちゃったんですね一気に出て行ったんです。
左からうまく碧山が突き落としました。
押っつけながら左に回り込まれましたね、それで突き落としです。
向正面から見ると豊響は差していくんですけれども、しっかりと深く差し込めないまま出していきました、それをうまくつかれましたね。
もっと密着していきたかった豊響ですね。
あす十日目は秋分の日、祝日です。
きょうも満員御礼となった国技館です。
このまま千秋楽まで続いていきそうな雰囲気になってきました。
豊響のリポートです。
きょうは両前まわしをねらってそれを引いて前に一気に走りたかったという話です。
うまくいきませんでしたと、曇った表情でした。
深く差せなかったというよりは前まわしをねらっていったということなんですね。
あす十日目の取組をご紹介します。
かなり日の傾きが早くなってきました。
十日目、十両は幕下の力士が1人十両の土俵に上がっていきます。
高田川部屋の達です。
勝ちっぱなしの栃ノ心はあすは臥牙丸と対戦します。
上位経験豊富な嘉風と新入幕きょう勝ち越しを決めた逸ノ城との対戦が組まれました。
土俵上は照ノ富士と豊ノ島の対戦です。
ちょうど制限時間いっぱいが告げられました。
東の前頭筆頭と、来場所はいよいよ新三役かと期待をされた照ノ富士。
きのうようやく本来の相撲が出た千代大龍を破りました。
役力士との対戦は終わりました。
きょうは初めて平幕との対戦です。
一方の豊ノ島は初日ひざを痛めて休場、そして再出場です。
まだ今場所白星がありません肩すかし、豊ノ島の勝ちです。
豊ノ島今場所初白星です。
照ノ富士は敗れて2勝7敗です。
尾車さん照ノ富士から伺いたいんですがどこまで力が通じるかと思いましたが今場所は崩れていますね。
そうですね。
やはりきょうも引っ張り込んで下がりながら振っているんですけど、引っ張り込んで前に出ていくならいいんですけど下がりながら振るだけでは、やはり上には通じないですよね。
初日、琴奨菊戦では変化で白星でした。
今場所こそ取らなければいけない相撲が取れていませんね。
上位に対して向かっていってほしかったですね。
そうです、せっかく筆頭に上がってきたんですから、今場所は自分の力量を試すいいチャンスなんですよね。
つまり白星にこだわるような相撲は今から取ってはいけないですよね。
豊ノ島はほっと一息の初白星ですね。
きょうは前半新入幕逸ノ城の豪快さを中心に見てきました。
きょうから大関どうしの対戦も組まれています。
きょうはまず新大関の豪栄道と、7勝1敗の稀勢の里戦が組まれた九日目です。
豪栄道はすでに東の花道の奥に姿を見せました。
名古屋場所ではひざを痛めながらつかみ取った大関の座。
その後、治療になっていて場所前は本来の豪栄道は稽古できずにこの場所に臨みました。
きょうは稀勢の里戦。
この1年では豪栄道が4対2とリードしています。
夏場所、名古屋場所この2人の対戦を振り返りながら展望していきたいと思います。
下手投げで稀勢の里の勝ち寄り倒しで豪栄道が勝ちました。
立ち合いの踏み込みは豪栄道が勝りますが右四つになるか左四つになるかですね。
尾車⇒そこが大きなポイントになるかもしれませんが今場所の稀勢の里は非常に落ち着いていますからね。
慌てなければ、やっぱりなかなか豪栄道も崩すのは難しいかも分かりませんよね。
それだけに豪栄道には、立ち合いからの踏み込みあたり、スピードこれがきょうは要求されるのではないですかね。
向正面は舞の海秀平さんです。
大関どうしどんな点に注目ですか?おっしゃるとおり稀勢の里は右四つに組み止めるか豪栄道は違いますね。
稀勢の里は左四つに組み止めるか豪栄道は、右四つに組み止めるかそれに豪栄道は負けると勝ち越しに向けて苦しくなりますね。
まだ上位どうしの対戦がこれから残っていますね。
大事な一番です。
稀勢の里も、優勝争いに向けて大事な一番です、両者譲れないですね。
土俵が時間になりました。
新三役小結の常幸龍と高安の対戦です。
常幸龍が上位から白星を挙げることはできませんでした。
左前まわしの相撲それに気持ちを集中させて臨んでいるここまでです。
拍手
上手、常幸龍です。
投げの打ち合い押し出し、高安の勝ち。
歓声
高安、勝って4勝目。
常幸龍は、敗れて2勝7敗。
決まり手は押し出しここぞという攻めどころでした。
尾車⇒目まぐるしい一番になりましたね。
まずきょうは高安が突っ張りからいきました。
頭であたって突っ張っていきました。
このまま突き切るかと思ったんですけれども。
それがいちばんだと思ったんですけれども、左の上手を取りにいきましたね。
高安は左四つどちらでも、まわしを引くと、力を出すことができますが、右四つですと常幸龍のほうがいい体勢になります。
でも徹底して相手の動きを警戒する様子が見えましたね。
高安が巻き替えにいったところを出たかったですね。
そこではすぐに攻められませんでした。
このあと腰を振って左の上手を取ったんですね。
それで常幸龍の形上手投げからそして最後勝ったと思ったんじゃないですか。
ただ高安の下手も切っておきたかったですね。
回り込んで逆転です。
高安勝って4勝5敗。
館内が先ほど大きく沸いて遠藤の登場です。
きょうは豪風戦です。
今の人気、まず火をつけたのは遠藤なんですよね。
そうですね、本当にそうですね。
ですから館内の歓声の大きさからも分かります。
遠藤も、すい星のように上がってきましたからね。
新入幕が遠藤はちょうど1年前この秋場所9番勝ってただ終盤けがをしてしまいました。
3勝まで手は届きませんでした。
三賞には手が届きませんでした。
初場所で敢闘賞を受賞しました。
今場所はきのう中日、やっと初白星です。
横綱大関戦、歯が立ちませんで圧倒された内容でした。
もうちょっと惜しい相撲が1番2番出るかなと思ったんですけれどもちょっと今場所は全く歯が立ちませんでした。
リポートです。
遠藤のリポートです。
本人も上位との対戦で、少し押し込めたり、あるいは少し残せたり自分は相手にまわしを与えないようにとか最初に突っ張ったりとかまだ違うことを試みて、少しはできているんだけれどもでも結果として結び付かないのでまだ内容がいいというところまでの取組ではないということでした。
やはり連敗できて1つ勝って、ほっとはしたけれどもやはりこれからだという気持ちでいるそうです。
自分がいろいろ考えてやることは勝ちに結び付かないと内容として自分の中では評価できない。
とにかくこれからの後半戦は勝ちに結び付くことができる相撲を取りたいということでした。
対戦相手は新関脇の豪風、4勝4敗です。
琴奨菊から白星を取っています。
両横綱との対戦を残しています。
部屋の豪風ベテラン、健闘してますね。
尾車⇒ここまでよくやっていると思います。
言うことないんじゃないですか。
どうでしょうか、新鋭。
先場所は豪風が遠藤を退けました。
ここもまだまだという気持ちを強く持っているでしょうね。
そうでしょうね、思い切った相撲を取ってもらいたいですね。
制限時間いっぱいです。
16本の懸賞が懸かりました。
1勝7敗の遠藤と4勝4敗関脇の豪風の対戦。
引き落とし、豪風の勝ち遠藤負け越し。
豪風は5勝4敗と白星を先行させました。
もう涼しげな表情の豪風懸賞をわしづかみです。
決まり手は引き落とし。
まず舞の海さんに伺います。
舞の海さんは今場所の遠藤はどんな見方をしていますか?前にばったり落ちる相撲が多いですね。
確かにそうです。
何か原因は考えられますか?やはり立ち合いのあたりがまだないですから押し負けまいとして、体を前に倒しすぎるんですね。
押されて押し返そうとしてということですね。
そうですね。
今場所前に上位に胸を借りに出稽古に向かいました。
これから、いちばん必要なのはまずそれなんですね。
今回初めてですからね出稽古に行ったのは。
ですからこれを1年2年と続けていかなければいけない。
技術はいいものを持ってますからね。
それを出す前に敗れているんですね。
そうです、あとは立ち合いのあたりとがっぷり組み合ったときの引き付けて前に寄っていく力ですね。
これは稽古をしないと何番も何番もあたっていかないと強くあたっていかないとどうしても力がつかないですからね。
そのあたり次への課題となりそうです。
豪風、勝って5勝4敗あすは鶴竜戦です。
きょうの正面は豪風の師匠の尾車親方に座っていただいています。
豪風は表情を変えませんでしたね。
そうでしたね。
やっぱりベテランうれしそうな顔もできないんじゃないですか。
先ほども少しお話をいただきましたが、ベテランと言われる年齢になってからまた力が伸びてくる。
そうなんですよね、30歳を過ぎてから非常に相撲がまた変わってきたというか思い切りがよくなってきましたね。
それが嘉風と2人の相乗効果にもなっていますね。
決して、あたりが強くなったとかそういうことではないと思うんですが正確にあたることができるようになっていますね。
逃さないわけですね。
相手ののど元の胸元というんでしょうかそれを目がけてあごを引いて一歩踏み込んであたっていますね。
ですから今のようなはたきが決まるんですね。
話を切り替えていきますがきょうは大関どうしの対戦があります。
豪栄道と稀勢の里まずは立ち合いですね。
けんか四つですから特に豪栄道は、右四つ左の前みつですね。
これをなんとか踏み込んで引きたいところでしょうね。
稀勢の里はどうするんでしょうか。
きょう、どうするでしょうね。
突きっぱなしでしょうかそれとも思い切って差しにいくんでしょうかね。
低さは豪栄道のほうがありますね。
やはり食いつかれないようにあたって突っ張っていくとあとは流れというのが普通なら、それが稀勢の里の考えだとは思うんですよね。
序盤で星を落としてしまいましたが、稀勢の里はそのあと落ち着いていますからね。
非常に落ち着いていますね。
最初のうちはちょっと腰が高くて攻めが遅いのでね。
いまひとつかなと思っていたんですがそれはそうではなくて一つ一つ落ち着いた動きで勝負を決していくということだということがなんとなくここにきて見えてきましたね。
表情はいつもとさほど変わらないように見える両大関です。
土俵上の一番のあと対戦します。
土俵上は琴奨菊と千代大龍です。
琴奨菊が五日目から3連敗がありました。
横綱、大関、上位どうしの対戦がこれからという中で4敗というのは今の状態からすると気がかりです。
先場所の勢いとは結果が伴っていないんですよね。
途中の3連敗ですか。
それが何かね、もったいないというかちょっと首をかしげたくなりますね。
一方の千代大龍は新三役小結で1勝7敗今場所は、なかなか馬力を見せることができずにいます。
思い切っていってはいるんですけれども、ちょっと通じなかったですね。
はね返されていますね。
現在、両者の対戦は、琴奨菊の4連勝中です。
ここはなんとしても白星を先行させておかなくてはいけません琴奨菊。
あたりがどこまで通じるでしょうか千代大龍。
1勝7敗の千代大龍。
琴奨菊は4勝4敗。
琴奨菊、右で抱えてがぶってがぶって、がぶりより、琴奨菊の完勝です。
白星先行、5勝4敗。
きょうは危なげがありませんでした。
千代大龍は新三役、負け越しです。
これでいいんですよね?そうです踏み込んでつかまえてねそしてがぶる琴奨菊の場合は右から抱え込みにいくというのが特徴ですからね。
抱え込んで、相手の動きを封じてから腰をがぶるこれがいちばんいいですよね。
連敗のときは、抱え込みが甘いように見えますよね。
ちょっと上からね上から、かぶるような形になっていますよね。
ですから逃げられてしまうんですね。
何かすっぽりと抜かれたようなねそんな感じになりましたよね。
これで白星1つ先行です。
勝った琴奨菊が、このあとの豪栄道に力水をつけます。
拓郎が呼出します。
新大関の豪栄道と大関稀勢の里の対戦です。
歓声
拍手
大関どうしの一番です、九日目。
新大関、5勝3敗の豪栄道。
7勝1敗の稀勢の里星1つで横綱を追います。
二日目、大関としての初白星が不戦勝でした豪栄道。
四日目から4連勝です。
次第に内容がよくなった感があります。
きのうは、碧山に防戦一方でした。
稀勢の里としては何度も迫ってきた初めての優勝に今回はなんとかついていきたい。
そうですね。
初優勝に向けて星を落とすわけにはいかない新大関としてふさわしい成績を残したい豪栄道の対戦です。
お互いに、この一番にかけるものは大きいですね。
まず豪栄道の評価からですが尾車さん、けがの影響はどうですか、しかたがないですけども5勝3敗ですね。
そうですね、どうしても最初に少し不安があったというかつまずきましたけれどもまあおいおいよくなってきたんではないかと思います。
きのうはちょっと残ったあと出て行ったところをはたき込まれてもったいない一番でしたけれどもね。
きょうは稀勢の里戦です。
舞の海さん途中の連勝だんだんよくなってきていますね。
そうですね。
やはりまわしが取れないとなると苦しみますね。
きょうは稀勢の里戦ですからなんとしてでもまわしを取りたいですね。
気をつけなければ、いけないのは身長が低いですから絶対胸を合わせちゃいけませんね。
上手を取ったとしても左の上手かなり前の位置を取らないと下手がどんどんどんどん稀勢の里が差し込んできましたらそこは気をつけなければいけません左の押っつけが今場所稀勢の里に厳しいですね。
そういった相撲ができると稀勢の里からすると上手から左の攻めなんか意識するのか尾車さんはどうですか。
そうですねえ。
やはり押っつけが効いてますから上手上手を取りにいって気にする必要は、今場所はないんじゃないかと思います。
落ち着いて腰を下ろして。
両者の声援が交錯します国技館九日目大関どうしの対戦、制限時間がいっぱいです。
後半に入って、両者にとって大きな意味を持つ対戦となりました。
5勝3敗の豪栄道7勝1敗勝ち越しがかかる稀勢の里。
40代式守伊之助が合わせます。
2回合いませんでした。
稀勢の里、立ち合い合わせづらいときには、あまりいい結果になりませんがきょうの場合はどうですかね。
きょうは豪栄道が速いですかね。
稀勢の里も、ちょっと下を向いてますからね。
相手の目を見て立たなければいけませんね。
豪栄道に軍配です。
稀勢の里背中から落ちました。
大関どうしの一番は豪栄道が勝ちました。
これで稀勢の里は2敗です。
星の差2つになりました。
決まり手は首投げです。
逆転、豪栄道が勝ちました。
稀勢の里は2敗。
両横綱を追う1敗は逸ノ城だけになりました。
もう一度、ご覧いただきましょう。
どうでしょうか、舞の海さんどうですか。
豪栄道、少し強引にも見えたんですが。
作戦を変更しましたね。
最後は左へ張っていきましたね。
稀勢の里の組み手ですね、苦しいんですね豪栄道は、胸が合いそうになった瞬間に一か八か首投げにいきましたね。
本当は首投げは悪い結果になることが多いんですけれどもね。
そうですね、危ないですね。
このままだと胸があって、全く力が出ないし、打つ手がないとその一瞬、豪栄道は判断したんですね。
尾車さんには稀勢の里側から伺います。
左四つになっていたんですね。
そうですね。
左を差していましたから慌てないで落ち着いていこうと思ったんでしょうけれども出てくるところを左下手投げでこらえてこらえて豪栄道も右の上手が切れていくところで出て行ったんですが右の上手に手がかかりそうなところで豪栄道に体を開いて、首投げをしましたね。
一瞬のタイミングでしたね。
あれ、指1本でもまわしにかかってから首投げを打てなかったんですがまわしを取るか取らないかのところで捨て身の首投げが出ましたね豪栄道としてみれば一か八かの大きな、相撲でしたね。
優勝争い、後半に向けてということになると、稀勢の里が大きく後退に。
そういう意味ではちょっと残念ですね。
豪栄道、これから横綱戦も控えていますから優勝のラインがどこまで降りてくるか。
豪栄道も、このまま勝ち越しというだけではなくて勝ち進んで優勝争いに食い込んでいけるような両横綱を崩していくような相撲を取っていってほしいですね。
あす琴奨菊戦です、豪栄道。
まず大関どうしの一番に勝ったという意味では豪栄道にとって大きいんですね。
きょうの一番は大きいですよ。
稀勢の里はテレビモニターを最後まで見ませんでした、コメントもありませんでした。
結び前の一番です。
白鵬に宝富士戦です。
10場所連続で中日の勝ち越しです。
通算の勝ち星も860まできました。
寺尾と並んでます。
来場所、大鵬の数字に迫る勢いです。
あっという間にこの数字になってきましたね。
故障がないですね白鵬は。
まだまだいけそうなそういう雰囲気がありますね。
土俵下には寺尾の顔が見えます。
きょう勝てば単独の8位になります白鵬。
優勝回数もそうですが通算の勝ち星数どこまで一気に上がってきそうですね。
近いうちに引退があるかというと、そんなものは全く感じませんからまだまだ白鵬は取れますからね。
そうなってくると本当に早いですね。
1場所に15勝ち星があるわけですからね。
かなり速いペースで追い抜いていく可能性があると思います。
優勝回数は32です。
積み上げてきました。
制限時間いっぱいになりました。
宝富士戦は過去3回いずれも白鵬が勝っています。
呼び戻しという豪快な技も出しています白鵬。
宝富士は今場所4勝4敗です。
攻められてもあまり下がらずにしのいでいく、そんな相撲も今場所は見られます。
時間です。
もろ差し十分白鵬全く危なげなし。
初日から、9連勝です。
宝富士は敗れて4勝5敗です。
決まり手は寄り切りです。
大関どうしの一番を勝った豪栄道が東の花道へ引き揚げていきます。
宝富士、きょうは何もできませんでしたね、早いですね横綱。
踏み込んで、すぐ左が入って右も入って。
足の運びを含めて本当に今場所は隙がありませんね。
通算の白星寺尾を抜いて歴代8位まで上がりました。
861勝です。
あすは大砂嵐戦です。
金星を去年の初場所妙義龍に許して以来許していません。
全く安定感が抜群ですね。
誰が白鵬の優勝にストップをかけるのか、そういう状況が続いています。
きょうの結びの一番です。
この相撲一番にて本日の打ち止め!豪栄道のリポートです。
左で張って右の前まわしを取る。
そういう立ち合いでした。
結果として少し深くなりすぎたとそういうふうに反省していました。
左四つになろうと、右四つになろうとか右の前まわしのいい位置を取りたいと話していました。
この両力士は鶴竜が6連勝中です。
ここ2場所は鶴竜の右差しを許さず自然にはたき込みという結果になっています。
舞の海さんから伺います。
対戦成績以上に楽しみな対戦と言っていいですがどういうことを期待しますか。
鶴竜というよりも嘉風がどれだけ激しく動き回って引っかき回すかということですね。
この1年間でいちばんおもしろいお客さんを魅了する相撲を取ってるのは嘉風かと思います。
敢闘賞も受賞しています。
沸くだけではなく、お客さんが見る人の心の奥底を揺さぶるような相撲を取るんですね嘉風は。
毎日一生懸命やっている人だからですかね。
親方の指導だと思うんですね。
師匠の尾車さんに聞きます。
ちょっと元気がないですけれどもやっぱりあたってからの動き非常に、今場所も早いですよ。
あたりがいいから、あとにつながっていくと思うんですね。
きょうもあたっていかなければいけない、それしかないんですけれどもきょうはちょっと鶴竜というのは横綱、相撲はうまいですからねえなかなか動き回ってかく乱するとか嘉風は逆についていけないと思います鶴竜の動きにね。
先場所でしたかと日馬富士は嘉風に敗れたときに速いということばが出ましたけれども鶴竜の速さは違うんですか。
土俵の縁をうまく使う回り込むそれについていけないですね。
攻めているようで全然攻めることができていません。
そういう柔らかさ土俵を使ううまさがありますねえ。
中日勝ち越しを決めたのは平幕のときに1回、大関、11代横綱になって今場所が初めてという鶴竜です。
初日から9連勝はまだ経験がありません。
白鵬はすでに勝って9勝です。
1敗の力士は逸ノ城。
きょう稀勢の里が敗れています。
かく乱できるか嘉風。
横綱どうし併走するか鶴竜。
九日目の結びの一番です。
木村庄之助が合わせます。
まずしっかりあたっておきたい嘉風です。
館内大きなため息です。
押し出し。
嘉風の勝ち。
2場所連続の金星、嘉風。
2横綱2大関を破りました。
勝ちっぱなしは白鵬1人。
座布団が飛び交います国技館。
1敗で鶴竜と逸ノ城です。
正面に嘉風の師匠の尾車親方に座っていただいています。
迷いがありませんでした、嘉風。
嘉風は攻めるしかありませんからね。
2回立ち合いが合いませんでしたけれども。
ちょっとはやったところがあったと思います。
でもあたって鶴竜のはたきこれを警戒しながらついていきましたね。
回り込む動きもしっかりと見ていましたね。
あごを引いてよく鶴竜の動きを追いかけていました。
鶴竜としてはどうだったんですか。
はたいたんですけれども回り込めなかったんですね嘉風に見て突いていかれたもんですから。
鶴竜は回り込んで逃げたかったんですかね。
それをさせなかったですね、きょう嘉風。
6勝3敗になりました嘉風。
先場所の日馬富士戦に続いての金星です。
優勝争い全勝は白鵬。
1敗が逸ノ城と鶴竜になりました。
白鵬の1人になりそうですね。
白鵬の安定感がいっそう目立ってきましたね。
嘉風がインタビュールームに着きました。
見事な金星、嘉風関です。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
いい相撲でしたね。
ありがとうございました。
よかったです。
座布団が舞いましたね。
うれしいですね。
2場所連続の金星について。
鶴竜関になかなか勝ったことがなかったのでこの勝ちはうれしいですね。
立ち合い、なかなか合いませんでしたね。
ちょっと自分が速かったですね。
早かったので申し訳なかったんですけれどもちょっと冷静に急いでいるなと思ったのでちょっと落ち着かせてそういう冷静さも自分にあったと思います。
よく見て突いていきましたねえ。
よく見ていたわけではないんですけれどもなるべく頭を下げないようにでも上げないようにそれがいい位置で相撲が取れたのでああいう形になったと思います。
相手が引いてくるのは感じましたか。
いつもはたき込みで出ているので負けるんだったら違う負け方がいいなと思っていました。
今場所早くも殊勲インタビュー4回目ですね。
ありがとうございますか、上位戦が終わったので早く勝ち越してまた呼ばれるように頑張ります。
やりきったという表情を見せた嘉風です。
これで勝ちっぱなしは白鵬ただ1人、1敗鶴竜と逸ノ城という結果になりました。
あすの取組を画面で紹介しています。
白鵬も独走ですかね、させちゃいけませんね。
そうですね。
逸ノ城ととってもいいんじゃないですかね。
見てみたいですね。
楽しみです。
「大相撲秋場所九日目」をお伝えしました2014/09/22(月) 15:55〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲秋場所 九日目 ▽逸ノ城の強さを徹底分析[二][字]
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)尾車,向正面(幕内)舞の海秀平,【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦,<副音声>【実況】ロス・ミハラ
詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)尾車,向正面(幕内)舞の海秀平,【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦,<副音声>【実況】ロス・ミハラ 〜国技館から中継〜 <中断>(4:00)−(4:03)[字]ニュース (5:00)−(5:03)[字]ニュース
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)尾車,向正面(幕内)舞の海秀平,【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦,<副音声>【実況】ロス・ミハラ
ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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英語
サンプリングレート : 48kHz
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