ソロモン流【賢人:五木ひろし(演歌歌手)】 2014.09.21

年間140万人以上の日本人が訪れる台湾。
市場や屋台などグルメスポットが人気です。
最近の注目はドバイに抜かれるまで世界一だった超高層ビル。
なんと101階。
その地下にあるフードコートを今宵の賢人は訪ねていました。
フードコートは来なれていないせいか手持ちぶさたなご様子。
どんなメニューを頼んだんでしょうか?アツアツのホクホクでおいしそう。
もちろん五木さんグルメ旅行で来たのではありません。
数時間後に大舞台を控えていたのです。
歌手生活50年記念イベントのひとつ台湾公演。
五木さんは台湾にも多くのファンがいます。
これを機に日本の歌のよさをもっと広めたい。
とはいえ慣れない土地でのコンサート。
おはようございます。
特に海外公演はアクシデントがつきもの。
現場には緊張感が走っていました。
スタッフは?そうなんですか?そうなんです。
五木さんはただ歌うだけではありません。
バンドから照明美術まで取りしきる総監督。
あらゆるスタッフに細かな指示を出すのも仕事です。
歌い始めたと思ったらすぐに指示。
言い終わると歌に戻ります。
常に複数の仕事を同時にこなす五木さん。
はいすみません。
リハーサルが厳しいのには訳がありました。
今回のステージではヒット曲『山河』の中国語バージョンにも挑戦します。
台湾の人に通じるのか?会場は日本のトップスターが来るとあって大盛況。
最上階の奥まで満席となりました。
どんなパフォーマンスを見せてくれるのか?50周年コンサートいよいよ開幕です。
(拍手)台湾の歌手たちはこぞって五木さんの曲をカバーしてきました。
それだけに本家本元の歌は待ち焦がれたものなのです。
いや〜たまりませんねという顔の観客たち。
歌の途中ではこんなアドリブも。
そしてここ台湾で最も人気のある五木さんの曲『山河』。
中国楽器の前奏で郷愁を誘います。
中国語の歌は心に響いていたようです。
密着4か月。
活躍を支える素顔を追いました。
ひと言…いかがですか?やった〜。
五木さんは『よこはま・たそがれ』で売れるまで4度の改名。
長年支え続けた奥様にも密着。
かつては女優和由布子として活躍しましたが今は子育てと夫のサポート。
知られざる夫婦の絆にも迫ります。
そしてクラシックの殿堂サントリーホールでオペラに挑戦。
フルオーケストラをバックに熱唱。
感動の結末もありました。
無事台湾公演を終え日本に戻ってきたある日。
久々のオフタイムを過ごしていると聞きこの方がやってきました。
こんにちはおじゃまします。
あいらっしゃいました。
どうも。
ごぶさたしております。
あっ…。
今日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
モモタロー君ですか。
なんと3匹もトイ・プードルを飼っている五木さん。
こちらは五木さんが愛犬とよく訪れる多忙な五木さんにとってワンちゃんたちと過ごす時間は日ごろの疲れを癒やしてくれる大切なひとときなんだそうです。
ムーちゃん。
五木家はそんなワンちゃんたちと奥様長男次男長女の5人家族。
愛犬たちにすっかりデレデレの五木さんですがご家族の反応は?この子が来てから…。
あそうなんですか。
行ってくれるんですよ。
(笑い声)実は奥様さち子さんと長女の華菜子さんが来ていました。
ということはそうそう。
きっとあの五木さんの思いがここにあってそして今宵は五木ひろし66歳愛する家族のために歌い続ける姿に迫ります。
時代を切り開く賢者の鍵を回せば人生の謎が解き明かされるだろう。
進むべき輝く未来へ。
浮き沈みの激しい世界でトップランナーで居続けるために五木さんはどんなふうに自分と向き合ってきたのか。
そしてこの先どこまで走り続けるのか。
今宵は国民的歌手の知られざる生きざま。
更に66歳の新たな挑戦にも密着しました。
それでは始めましょう。
賢人の生き方には明日のヒントがきっとあります。
歌手生活50周年の記念に五木さんは芸能界の常識を超える驚きのステージを用意していました。
なんと坂本冬美さん由紀さおりさん都はるみさん大月みやこさん川中美幸さんという当代人気歌手5人をゲストにした1か月公演をしようというのです。
場所は百数十年の伝統を誇る明治座。
その舞台で5人の歌手を日替わりで迎え毎日スペシャルコラボを見せようという豪華な企画です。
記者会見のあとすぐにリハーサルが始まりました。
初日まで10日しかありません。
5人の歌手とのコラボをいったいどう見せるのか?そのゲストの1人由紀さおりさん。
ジャズも得意な由紀さんの魅力を引き出すため五木さんが用意したのはドラム。
なんとスウィングの名曲で共演しようというのです。
体力を使うドラムソロも。
そうだよね。
これからだから。
わたしゃ年がら年中困り続けだからあってもなくっても同じことさ。
「秋風寒く」そして川中美幸さんとはギターで共演。
「天城越え」それぞれのコラボは五木さんの幅広さを感じさせる見せ場にもなっていました。
でも練習は大変。
休む暇がありません。
ゲストが帰ったあとも…。
個人練習は続きます。
まず始めたのは和太鼓。
もう。
そのときの調子で。
続いて篠笛。
サックスやフルートなど10種類の楽器を披露する予定です。
体はもつのでしょうか?五木さんのご自宅を訪ねました。
こちらがお気に入りの部屋。
プライベートはどう過ごしているのか。
奥様の声が聞こえてきました。
あっおはようございます。
ごぶさたしてます。
どうも。
さち子さんです。
あっそうなんですか。
そうそう。
するとそこへ…。
(スタッフ)あっすみません。
忙しいなかですが笑顔で迎えてくれました。
あっそうなんだ。
そうそう。
カラオケも置いてあるし。
五木さんはここで100曲近く作ってきたそうです。
感動的な歌の世界を生み出してきた場所。
(歌声)そしてこの部屋体を鍛える場所でもあるんです。
さする…。
そうそうここまで。
膝を…こう横やったり。
本番の合間もスクワット。
少しの空いた時間も体づくりに励んでいるのです。
努力のかいあって50年間体型は同じ。
自らに厳しいのです。
すると娘さんが現れました。
何の準備なのか?そうそう。
なんと『ソロモン流』のスタッフに奥様が手料理。
こうした心遣いを周囲にすることが五木さんを支える力になってきたことでしょう。
いただきます。
これお皿これこれ。
その姿はまさに女将さん。
内助の功は明治座でも発揮されていました。
この日は本番前日のリハーサル。
最後の仕上げに余念がありません。
ロビーに向かうと…。
そこはさながら五木ひろし記念館。
奥様のアイデアを盛り込んでロビー全体を飾りつけました。
歌手生活50周年節目の年だけにこうしたディスプレーの一つひとつが大切です。
ちょうど奥様もディスプレーを見に来ていました。
しばし夫婦で感慨にふけります。
外にも巨大パネルがずらり。
50周年にふさわしい演出です。
こうしたひと時が気持を引き締めます。
そしていよいよ初日当日。
ウイッス。
おはようございます。
明治座は満員御礼となりました。
その頃舞台の裏では…。
50年歩み続けた五木さん。
夫婦の絆で作り上げた舞台とは。
これから1か月明治座で長丁場のコンサートが始まります。
序盤からお客さんもノリノリ。
ボルテージが上がります。
そして見せ場のひとつ楽器演奏。
さすがにリハーサルとは別次元の仕上がりです。
和太鼓では大舞台を仕切る気迫を感じさせました。
ソイヤ!
(拍手)そして初日のゲストは坂本冬美さん。
こんにちは坂本冬美でございます。
ようこそ。
(笑い声)こんな女の人に初めて会った。
語りと演歌を織り交ぜた歌謡浪曲。
粋でいなせな世界に観客をいざないます。
これだけではありません。
更に踊りとの共演。
耽美的な世界を表現します。
名曲『細雪』。
ごきげんようさようなら!
(拍手)初日は大成功で幕を閉じました。
ありがとうございましたお疲れさまでした。
(拍手)奥様にとっても安堵のとき。
お疲れさまでしたありがとうございました。
その後も日替わりで豪華歌手との共演は続きます。
(2人)ムーチョ!
(笑い声)芸達者揃いだけに連日大盛況。
都はるみさんの日はなんとロックギターで共演。
大熱演で1か月公演を乗り切りました。
そんな五木さんのふるさとこの日は奥様と墓参りに訪れました。
亡き母の命日なのです。
五木さんは母親に特別な思いがあるとか。
昭和23年この美浜に生まれた五木さん。
両親が離婚したため女手ひとつで育てられました。
母親は毎日土木工事などで働いていたとか。
歌で身を立てようと決意し中学を出ると音楽学校に入ります。
そして16歳でコロムビア全国歌謡コンクールに出場。
見事優勝をさらいました。
6枚のレコードを出しますが全く売れません。
レコード会社をかわり一条英一と名前を改め再デビュー。
でもやっぱり売れない。
またレコード会社をかわりそれでも売れない。
派手なキャンペーンも徒労に終わりました。
もしかしたら自分は歌手としてやっていけないのか?次第に生活も追い詰められていきます。
何度も芸名を変え再デビューしても五木さんは追い詰められていきました。
困り果てた五木さんを救ってくれたのは母親でした。
なけなしのお金を渡してくれたのです。
東京に戻った五木さんは藁にもすがる思いで素人の出る歌のコンクールに出場します。
まさに背水の陣でした。
全日本歌謡選手権。
見事これで4度目のデビューが決まります。
今月亡くなられた作詞家山口洋子さんに付けてもらった芸名は五木ひろし。
「よこはまたそがれホテルの小部屋」「くちづけ残り香煙草のけむり」レコード大賞歌唱賞を受賞。
その後も快進撃は続きます。
わずか数年で日本のトップ歌手の仲間入りを果たすまでになりました。
そんな五木さんは母親の命日にふるさと美浜でのコンサートを開きました。
母親に捧げた1曲があります。
『おふくろの子守歌』。
天国の母に恥ずかしくない自分でいたい。
頑張れるのはそんな気持があるからです。
コンサートのあと母親との思い出の場所に向かいました。
子供の頃に来たレストランです。
今は五木さんゆかりの店として写真がずらり。
婚約の報告で美浜を訪れた際もこの店で食事をしていました。
店の名物ソースカツ丼。
幼き日の憧れのごちそうです。
苦しい暮らしのなか母親にとって丼1杯も高かったに違いありません。
五木さんはこれを食べるたび母の恩を思い出しているのです。
そしてこの命日にはもうひとつ意味がありました。
すると奥様から疑問が。
(スタッフ)ひとごとみたいな感じで言ってますけど。
26年前日本中を騒がせた歌手と女優の結婚。
舞台での共演がきっかけでした。
披露宴の費用は当時の芸能界で最大規模の5億円といわれました。
結婚後奥様は芸能界を引退。
五木さんを陰で支える存在となったのです。
クラシックの殿堂歌手生活50周年の記念イベントとして五木さんはここでの大舞台を控えていました。
世界中の著名な音楽家が来日公演で技を競ってきた格式ある音楽ホール。
ここでフルオーケストラをバックに歌ってみたい。
歌手なら誰もが夢見ることです。
(歌声)五木さんの挑戦はここでオペラを歌うこと。
指揮者は欧米で活躍してきた西本智実さん。
人気ある美貌のマエストロです。
今回の五木さんの挑戦については…。
同じ歌とはいえオペラは複雑な節回し。
まして歌詞はイタリア語。
(歌声)本番前日。
別の場所を借りてリハーサルとなりました。
実はこの日がオーケストラと初の音合わせ。
慣れないクラシックの世界に足を踏み入れての挑戦です。
(歌声)五木さん出だしのタイミングを間違えてしまいました。
リズムが取りづらいこれがオーケストラの難しさ。
50周年イベント大舞台でミスるわけにはいきません。
早くもコンサート当日となりました。
もちろん満員盛況です。
奥様もさすがに心配なご様子。
一方舞台裏の五木さん。
さすがにオペラを歌うとあっていつもとは違う緊張感です。
お願いいたします。
はい。
(拍手)さぁ本番。
果たして…。
歌手生活50周年の記念イベント。
五木ひろしさんはオペラをどう歌うのか?しかも場所はクラシックの殿堂サントリーホールです。
最初の関門はイントロからの出だしのタイミング。
続いて難しいのはオーケストラの細かなフレーズとどう響き合うか。
慣れないイタリア語とは感じさせない仕上がりです。
続いて最大の見せ場ソロのアカペラ部分。
五木さん50周年の舞台でイタリア語のオペラを歌いきりました。
そしてもちろん大ヒットもフルオーケストラで披露。
貧しい時代を支えてくれたふるさとの母親芸能生活の荒波をともに越えてくれた妻さち子さん。
50年の喜びも悲しみも祈るような歌の中に溶けていきます。
五木さんにとって歌は祈り。
スタンディング・オベーションとなりました。
これはこの日の歌だけでなく五木さんの人生すべてへの惜しみない拍手です。
ありがとうございました。
するとそこへ娘さんの姿が。
愛娘との握手は何よりの祝福です。
そしてもちろん奥様も。
大舞台を終えた五木さんの元に奥様が。
あっありがとうございます。
娘さんの撮る記念写真かと思いきや…。
想い溢れてのハグとなりました。
それほどのプレッシャーだった大舞台。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
お世話になりました。
どうも。
ありがとうございました。
50周年の記念イベントを終えて五木さんは…。
夢は尽きません。
歌い続けて50年。
チャレンジの連続だったという五木さん。
でもその経験こそが何よりの宝。
いくつになっても新しいことに挑戦する気持だけは持ち続けていきたい。
そう思っていらっしゃるそうです。
それではまた次回ソロモン流で輝きを放つのは果たして?2014/09/21(日) 21:54〜22:48
テレビ大阪1
ソロモン流【賢人:五木ひろし(演歌歌手)】[字]

今年で歌手活動50周年を迎えた男の日常に密着!常に演歌界の第一線を走り続けるということは何を意味するのか?挑戦を止めない男、演歌歌手・五木ひろしの正体に迫ります。

詳細情報
番組内容
今年7月、芸能生活50周年を記念した、明治座での『歌舞奏スペシャル』。1ヵ月間・全40公演をこなすという超過酷なロングランを、66歳とは思えない強靭な体力と精神でこなした五木。今月7日には、指揮者・西本智実とコラボレートし、歌手人生初となるオペラにも挑んだ。そんな“五木ひろし”の知られざる誕生秘話、秘蔵映像を公開。取材の果てに見えてきたものとは…?そして、船越さんもタジタジ!?の五木ファミリーも登場!
出演者
【案内人】
船越英一郎
【ナレーション】
魚住りえ
【賢人】
五木ひろし(演歌歌手)
次回の賢人
【オーベルジュスペシャル】
■「薪の音」里山オーベルジュ館主・山本誠一
■「フェリス」オーナーシェフ・谷田部茂也
ソロモン流とは
様々なジャンルで強烈なこだわりを持ち輝きを放つ、今、最も注目される旬の人物の仕事や生活に密着。その個性的なライフスタイルや人生哲学を紹介する人間ドキュメンタリー。
音楽
エンディング曲
「GRACELAND〜ソロモン流のテーマ」
溝口肇
ホームページ

http://www.tv-tokyo.co.jp/solomon/

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – その他
音楽 – 歌謡曲・演歌

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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