大相撲秋場所 八日目 ▽ゲスト やくみつるさん 2014.09.21

生字幕放送でお伝えします大相撲の秋場所、中日です。
両横綱、白鵬と鶴竜が初日から7連勝、全勝できょうの中日を迎えています。
新入幕の逸ノ城はきのう敗れて1敗。
両横綱を1敗力士3人が追うという展開できょう中日を迎えました。
東京・両国の国技館です。
きょうも、たくさんのお客さんがこの国技館に足を運びました。
正面解説は元大関・貴ノ浪の音羽山親方⇒青色ゲストは、やくみつるさん⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
きょうも満員になりました東京の両国国技館。
満員札止めで、きょうの9時24分にチケット完売です。
正面の放送席、きょうはゲストに漫画家のやくみつるさんをお迎えしています。
やくさん、たくさんきょうも入りましたね。
やく⇒久々に自分はこの状況を見ましたね。
立ち見まで出ているような。
どうなんでしょうね、満員この感じというのは若貴ブームのころ以来と言ってもいいでしょうね。
そういう光景ですよね。
実際に、やくさんにはこの相撲ブームについて漫画を描いてきていただきました。
はっきり、ありていに申しますとこの盛況は謎ですね。
いろんな要素が考えられるんですが、どれも、決定的足りえなくて今はまだ相撲場見物ブームなのかなと。
いろんな日本の古くからあるもの再発見、再評価しようという動きの中で相撲場をのぞいてみようかとこれから、相撲場が取れて相撲見物につながっていくのかその入り口くらいにいるのかなという気がしますね。
外国人のお客さんもたくさんいらっしゃいますけど。
相撲に限らず日本のよさを再発見してくれるような場面がかなり目につくような。
何か自信を失いかけている日本人がそういうところを評価してくれるんだと認識を新たにしているようなところが。
相撲もその流れの一環なのかなという気がするんです。
なので相撲場、ということですね。
音羽山さんは今の、やくさんのとらえ方どうですか。
音羽山⇒そういう予想は十分あると思いますしね、今までは強い力士がスターとして君臨していた状況でしたが、新しく遠藤という彗星ような力士が現れてそれをきっかけに若い人たちの間に相撲というワードが入ってきたのかな。
会場を見渡しても渋い声をした男性の方々僕らが現役のころは多かったですが、女性の方が増えてきていますし。
いろんな層の方が、見に来てくれていることが結果、観客が来ていただける状況になっていると。
その中で、相乗効果で相撲内容もよくなっているんですよね、やはり満員の歓声の中で取れる喜びというのは、現役の力士は知らずに過ごしていた中でこれだけ興奮する環境で取れる幸せをかみしめながら、取っているんだと思います。
それがなおさら相撲のいい内容につながっているんじゃないかなと感じています。
確かに今場所も、特に前半の取組などは熱戦が多いですよね。
今、満員御礼の数、去年の秋場所から15日間の間、何日満員御礼が出たかの数を出しています。
以前は平成に入ってから、すぐ666日間満員御礼が続きましたけれどもまた満員御礼の数字だけを見ても増えてきています。
大阪も名古屋も2桁いきましたね。
気は早いですけど次の九州、頑張ってくれよと思いますね。
去年は4日間でした。
これがどこまで伸びるか。
今女性のファンも、増えてきているという話でした。
当然、遠藤が相当引っ張ってくれたなということがありますよね。
一度地に落ちたイメージのところにしばらくたって遠藤が出てきて清潔感のある力士ですよね。
それも大きいなと。
清新なイメージで払拭してくれたなと。
見ているうちにほかの人に目がいく。
きのうのお客さんのインタビューでお嬢さんが、逸ノ城とおっしゃったんです。
そういう人も出てくる。
ほかのお相撲さんにも目が行くようになると、いよいよ本物になってくるのかなという気がしますね。
遠藤、逸ノ城。
相撲女子ということばも少しずつ定着しつつある。
ことしはカープ女子か、相撲女子かという感じになっています。
これをどれだけ永続的に取り組めるのか遠藤にも、かかってくると思います。
この人気が果たしてこのあと続くのか、どうなのか。
ここでやっぱり一番一番がおもしろいなと思ってもらえるかどうかそれに応える力士も、かなり出てきている気がします。
俺の相撲をという。
音羽山さんも、やはり力士たちもそれを感じ始めてると。
そうなんですね。
ですから先ほども言いましたが大歓声の中で取れる喜び興奮の度合いは今まで経験したことない状況で、取っているんですね、今の関取衆は。
それに感謝して甘えることなくいい相撲内容を見てまた見に来てもらうんだという感謝の気持ちを持てる中で自分の最高の力を出す。
この状況が続けば、やはり長く続くでしょうけどそういう気持ちを多く持った人が関取になってほしいですし活躍してほしいなと思いますね。
やくさん、まだこの相撲人気が本物とは言い切れない部分がありますか。
まだ異空間をのぞくという興味の対象なのかなと思います。
相撲という異空間をちょっとのぞいてみようかと。
のぞいた人を引き込んでいかなければいけませんね。
相撲協会もさまざまな取り組みをしていますね。
そういうところもいろいろ聞いていると思います。
携帯での配信とかいろんなサービスもしているみたいですし。
いろいろ合わさって相乗効果を発揮しているんだとは思います。
きょうもそういった力士たち意気に感じて土俵上で熱戦を繰り広げていってもらいたいと思います。
幕内の相撲がこれから始まります。
楽しみに見ていきたいと思います。
土俵上に蒼国来と鏡桜が上がって仕切り。
最後の塩です。
4勝3敗の蒼国来。
2勝5敗の鏡桜です。
先場所は蒼国来が寄り切りで勝ちました。
先場所は鏡桜が、立ち合い右にずれる立ち合いで、蒼国来がもろ差しの形を作っています。
鏡桜が寄り切りました。
ちょっと鼻の辺りを押さえています。
やくさんは、毎日テレビ観戦ですか。
それがもっぱらですね。
どういうところを見てらっしゃるんですか。
全取組が終わった段階で、翌日のスポーツ新聞用に漫画を描かなければなりませんので何かネタはないかなという目では見ているんですが。
きょうもいろいろお気付きの部分があると思います。
東西の花道のリポーターがいます。
常幸龍は初めて結びで白鵬に挑みます。
やくさんは相撲をご覧になっていてどんなところに注目して相撲を楽しんでいるのか聞きながらなんですが事前にお話を伺った、4つのキーワードを出しました。
五角形ですね。
なんのことだか分かりますか?いちばん最初のテーマは何となく分かります。
幕内序盤戦の楽しみ方は、門番的な存在をいかに若手が貫いていくのかそれがおもしろみであって、突き抜けていく若手を発掘するかでもありますね。
発掘する場でもあります。
このあと取組を見ながら、答えをやくさんに聞いていきたいと思います。
やく⇒大番頭は若干、想定していらっしゃる方と違うかもしれませんね。
親方は大ベテランの力士を想定したような気がするんですけれども。
音羽山さんは首をかしげてらっしゃいますが何も打ち合わせをせずにこの放送に臨んでいただいています。
毎日やくさん、何かテーマを見つけて描いていかないといけない、これは、大変なことですね。
それは個性がほしくなるわけですよね。
個性的な力士。
一見、地味かに思えた兄弟がいろいろ名を売るにつれて人気者が出てきましたね。
きょうは佐田の海が西押し相撲の千代丸は東です。
佐田の海の差し身でいくようなお相撲さん幕内に必ずほしいですよね。
攻めきった佐田の海きょうは差し身のうまさというところは、展開せずに勝負が決まってしまいました。
千代丸が4連敗のあと3連勝できたんですがきょう敗れました3勝5敗です。
佐田の海は6勝2敗また少し力をつけてきましたね。
力をつけたというよりも足の状態がほぼ完治したという見方ですね。
ですから力を十分に発揮できる状況それですから向かっていく気持ちが出てくるんですね、けがが癒えて、自分の持っている差し身からの鋭さ前に突っ込む速さそういった状況になってきました。
新入幕のときに好成績で10番勝って敢闘賞を獲得しました、それと同じ6勝2敗の成績であすから後半を迎えます。
敗れた千代丸は3勝5敗あすは貴ノ岩戦です。
土俵に貴乃花部屋の貴ノ岩が上がりました。
貴ノ岩というしこ名なかなかイメージどおりという感じでしょうか。
ピンとくるしこ名がなかなか出てこない中これは、はまったという気がします。
よくぞ岩、という字をもってきたなと貴ノ岩が仕切りを始めました。
風貌からということなんでしょうね。
入門時から、ごつごつした体で岩のような体型でした。
なかなか多くを語るタイプではありません寡黙なタイプなので岩というのは師匠からしてもピンときたんでしょうね。
大番頭の貫禄というのは貴ノ岩のことなんです。
貴ノ岩の場所入りです。
説明いただけますか。
何とも言えない貫禄、キャリア以上の貫禄醸し出す雰囲気時代劇の大番頭のような雰囲気、このムードを大切にしてほしいですね。
相撲内容もそうですけれども昭和のイメージが強い力士です。
小さいころに見ていた昭和の名力士たちは寡黙で堂々としていて小さいときに見ていた中で見ていた中のかっこよさなんですね。
それをまねしようとしてきましたし、今後関取衆の中でも先輩たちのいいところ見せて粋な感じを、まねてほしいなと思います。
場所前は相当張り切って稽古をしていました。
番数をこなしていますのでスタミナは十分です。
頑固なところがあって、相撲に速さが身につかないのかなという感じがします。
力があります。
きょうは時天空との対戦です。
大体、右四つの形に組む形になっています。
あっけなく勝負が決まりました。
勝ったのは貴ノ岩です。
今の貴ノ岩の評価はどうですか音羽山さんの。
常にご覧になっている親方でしたら注文もあるんならきょうは文句のつけようのない相撲でした。
岩のような肉体が向こう側に転がるようなあれは止められないですね。
先ほどは場所入りの姿を映像でご覧いただきました。
国技館の本場所になりますと土俵上ではない姿を見ることができます。
土俵上は逸ノ城に隠岐の海です。
きょうの相手は隠岐の海。
館内の雰囲気が変わりましたね。
後半戦5時45分ぐらいの感じになってきましたね。
この2人これから対戦します。
逸ノ城は1敗力士全勝の横綱を追いかけています。
新入幕、モンゴル出身の逸ノ城。
土俵入りの歓声などを聞きますと初日のころは、そんなに拍手は多くなかったんですが。
知名度自体も上がってきましたね。
勝ち続けるというのは、大きいですね。
逸ノ城を見て何も感じない相撲ファンはいないでしょう。
とうとうきちゃったなという感じですね。
楽しみな相撲です。
きのうは逸ノ城は連勝できて、勢に敗れました。
冗談で家で見ていまして勢、インタビュールームだろうと言っていたら本当に呼ばれましたね。
予想していたんですね。
われわれの演出を読んでいますね。
逸ノ城のリポートです。
きのうの相撲については自分の形ができたのでそこでいけるかなと思ったんだけど、投げにいってしまいました、前に出なければいけませんね、と反省していました。
こんなに勝ち続けるとは正直思いませんでしたと、本人の話です。
上手を取ると自信があるので、ということで成績を残すという面では、本人も自信を持って新入幕に臨んでいるようです。
声援の話がありました。
本人も感じていました。
きのう負けたのに、これまででいちばんたくさん握手を求められたそうです。
そのあたりで非常に注目していただいているのは、励みになります、という話でした。
隠岐の海としては負けられませんね。
胸を合わせて正対するようですと四つが強みである隠岐の海でも苦しいと思います。
隠岐の海としてはななめ方向、横方向から攻める展開を作っていきたいですね。
稽古場でも相撲、やったことがないという対戦です。
隠岐の海は右四つでも左四つでも胸が合う形ですと苦しいということでどんな展開になるんでしょうか。
放り投げました。
拍手
またきょうも三役経験者を破りました、逸ノ城です。
得意の左の上手決まり手は上手投げです。
いかがでしょう?やくさん。
元三役力士に対する勝ち方が、尋常ではないですね。
栃煌山戦、松鳳山戦きょうの隠岐の海戦も、いずれも格下の相手に、という勝ち方です。
隠岐の海もこれほど来ると思っていなかったでしょうね。
隠岐の海のねらいとしてはどうでしょうか。
もろ差し入って上手を引かせないような状況でそれを速攻というのを隠岐の海はねらってたんですけど立ち合い、隠岐の海のほうが、圧倒的にいい立ち合いをしていました。
逸ノ城は上手を取りましたが一瞬危ないと思ったはずなんですよ。
上手を引いた瞬間に上手投げにいっています。
そのあとは稽古場で三段目、幕下を稽古しているような感じで放り投げています。
まだまだ伸びる余白があります。
重心を重くして、下に沈んでいくような重い立ち合いができれば上手をすんなり取れるだろうしひざも柔らかいですからね。
隠岐の海は。
隠岐の海のリポートです、左を取らせない相撲で右を差したんだけど、取れちゃったそのあと振り回されましたと言っています。
隠岐の海の取組後自分の相撲を見ている映像です。
投げられている途中から見るのをやめようとしていました。
最初に言ったのは取られちゃったなと言っていました。
隠岐の海は、前面に、ことばを発はしないんですが穏やかではないですね。
話したことあるんですが、隠岐の海自身相撲人生の、行程表からすると平成26年秋は新横綱のはずだったんです。
将来設定ですね。
それとは、だいぶ離れてしまいました。
実は闘志を秘めているんです。
隠岐の海に勝った逸ノ城が戻ってきました。
逸ノ城のリポートです、右が差せなかったけれど本人は、左の上手が取れたのでよかった、一度残られましたが、ああなってしまうと、投げを打つしかありませんと話していました。
風貌は、怖い風貌に見えるんですが、声はかわいい声です。
時折見せるかあどけない顔がお客さんが敏感に悟っています。
土俵上は旭秀鵬と玉鷲です。
もろ差しで寄り切りました旭秀鵬。
4勝目です。
玉鷲敗れて2勝6敗となりました。
音羽山さん、最近旭秀鵬は突っ張らなくなってきましたね。
そうですね。
きょうの相手は特に、突いた状況だと、自分のほうが、あまり分がよくないという思いもあるでしょうからすんなり組みにいきましたけどね。
上手が引けました。
玉鷲も、ここ数場所突きがよくなってきて番付が上がった時期に比べると少し、突き押し自体がなりを潜めたというか少し残念なところではあるんですけどね。
玉鷲は、2勝6敗。
今場所はあまり成績が伸びません。
音羽山さんは、現役時代、満員御礼666回。
ちょうど、そのさなかに活躍されました。
あのころの人気と比べると今、どのように感じていますか。
おじ様たちがいっぱいいるイメージですね、僕らの時代は。
東西分かれてホーム、アウェーという感じが完全に分かるような土俵の感じがしていましたね。
自分の声援が、背中からくる感じがしますし相手の声援が正面からくる感じも実感しました。
ですから見に来てくださる方お客様が、おのおのひいき力士がいて熱狂的なファンの方が本当に多かったなという気がします。
今土俵下に控えている旭天鵬もちょうどそのさなかに入門してきました。
平成4年春場所西は刈屋アナウンサーです。
あのころとの違いというのは本人としてはなかなか分からないそうです。
入ったときにものすごかったので今、すごい声援を受けると懐かしさがこみ上げてくるといいました。
入門当初の人気がついに戻ってきたなということが実感できると言いました。
入ったときにはお客さんが多いし稽古場も人にあふれているし同期が160人入ったこういう世界なんだ、大相撲と思ったそうです。
そのあとどんどん人が減って入門の人も減っていて不祥事もあってどん底も見てこういうこともあるんだという経験者だけに今のお客さんの声援が本当に心にしみてくるといいました。
40歳になって自分の気持ちをいちばん支えているのはお客さんの声援だと話しています。
きのう40歳と7日。
名寄岩を抜いて戦後の幕内力士としてはいちばん長く土俵を務めています。
平成4年の春、あのころは連日立ち見でしたからね。
やく⇒チケットを買うのに徹夜で並ぶというのは当たり前のことでした。
土俵下に当時活躍した千代大海、土佐ノ海佐ノ山さんと立川さん今は審判として勝負を見つめています。
チケットが買いやすくなったというのもこのところの人気の1つの要因といえるでしょうか。
いろいろな方法で入手できます。
それでも、手に入りにくくなったと、きょうもどこかで見ている愚妻がぼやいていました。
土俵は、制限時間いっぱいを迎えています。
佐田の富士と栃煌山です。
2勝5敗の佐田の富士です。
今場所は、突き放す相撲がなかなか土俵上で出すことができません。
休場明けの栃煌山関脇から、平幕に陥落しました。
4勝3敗の成績です。
合わせる行司は木村寿之介です。
一気の攻めです。
ちょっと佐田の富士が元気がありません。
音羽山さん、栃煌山の攻めは問題ないと思います。
満点ですね。
仕切りの時間も、多少時間がかかりましたよね。
完全に栃煌山の間合いで仕切った典型的な相撲なんですよね。
ですから立ち合う前での呼吸の仕掛け方で佐田の富士が飲まれてしまっているんですよね。
佐田の富士は、何をしたかったんでしょう。
構えて、力が入った状態でしばらく静止して待っているものですから体が緊張して待ってしまっている。
次の動作に移るためのリラックスができる状況であたっていないんですよね。
うまくその世界に持っていった栃煌山の呼吸のうまさというか仕掛け方がよかったんじゃないでしょうかね。
けがから戻ってきたわけです。
まだまだ、栃煌山本来の相撲ではないと思うんですが足の運びなんかを見てもこうして前に出ていればいいですが少し攻められるともろいものがあります。
豪栄道は大関になっていますので自分の中で、ライバルの存在という思いもあるでしょうからいちばん奮起してもらいたい1人でもありますね。
佐田の富士が2勝6敗。
栃煌山5勝3敗です。
土俵上が旭天鵬、松鳳山です。
この1年は松鳳山が3連勝。
いずれも、もろ手突きから突っ張って旭天鵬に組ませずに相撲を取っています。
先ほど4つのキーワードを挙げていただきました。
大番頭の貫禄で貴ノ岩を紹介しました。
眼光鋭く、これは分かりやすいと思います。
これだけアップされるということは松鳳山の視線の強さだと思います。
ということでよろしいですかやくさん。
そうですね。
それからすると、きょうの眼光は足りないですね。
もっとぎらぎらしてほしいという気がします。
原因は何でしょう。
上位にいて、なんぼの人だと思います。
まだ全開という感じにはなっていないという感じがします。
特に相手が大ベテランだからということはないですか。
そういう気後れを感じる人ではないと思います。
もっと前面に出してもらっても個性がより発揮されるんじゃないかと思います。
目というのは大切なポイントですか。
反らしがちであるよりは目で圧倒するぐらいの力士がいていいと思います。
その有力候補ではあるわけです。
やくさんとしては不満が残りますか。
平常モードという気がします。
西は旭天鵬です。
5勝2敗です。
40歳での勝ち越しを目指しています。
はたき込み。
拍手
勝ったのは旭天鵬です。
6勝目です。
松鳳山には3連敗中でしたが今場所は、旭天鵬が勝っています。
左をのぞかせての肩すかし。
決まり手は肩すかしを取っています。
やはり眼光が影響したでしょうかやくさん。
ちょっと、やはり前面に出してほしかったなという気がします。
それ以上に旭天鵬のほうが、今場所、がぜんやる気が出ていますのでね。
やはり旭天鵬も目標が目の前にありますから。
ことし、スキージャンプの葛西選手とか、中日ドラゴンズの山本昌選手とか年長者が、レジェンドということばでくくられる恐らく流行語に絡んでくると思うんですけれどそういう時の人に図らずもなってしまっているという気がしますね。
特に相撲の場合は、肉体をぶつけ合う競技ですので、その中で40歳を超えて取り続けるこのすごさというのはあると思うんです。
40歳での勝ち越しを目指しています。
あと2番というところまできました。
40歳で幕内で勝ち越しを決めますと73年ぶりです。
藤ノ里以来ということになります。
音羽山さんも旭天鵬とは何度も対戦があります。
そうですね。
若いころは引っ張り込みの技術なんかも聞きにきましたし。
長身力士のよさというもの外国出身ということでとてもフランクな感じで聞きにきました。
聞きにきた人には素直に、簡単に教えるほうなので相撲の大きい力士、上手から勝負するタイプの相撲の取り方というのを話し合いした記憶があります。
引っ張り込み方を聞くというのもおもしろいですね。
相手と正対する引っ張り込むといっても肩の関節をきめるのではなくて、正対する位置を自分の立ち位置までどう持っていくか。
それを旭天鵬に話をした気がします。
ということは、今旭天鵬が40歳を超えて頑張っている…少しの要因は僕にもあるということですね。
旭天鵬のリポートです。
ああよかったと言って帰ってきました、最近苦手意識があるからきょうは負けてもいいからうんと手を出していったそうですね。
眼光は全然気にしてないですと言っていました。
敗れた松鳳山のリポートです。
ちょっと遠目にモニターを見て、自分の相撲を確認したあとふだんであれば眼光の鋭さがなくなって気さくに話しをしてくれる松鳳山ですが、きょうはかなり納得がいかなかったのかひと言も話してくれませんでした。
終わったあとのほうが眼光が鋭かった感じですね。
土俵は千代鳳と栃乃若。
きのうは旭天鵬にまわしを与えずに攻めきった千代鳳です。
栃乃若は3連敗中です。
下から攻められますと栃乃若はどうしても、あごが上がる悪い癖があります。
晃之助が合わせます。
拍手
逆襲、千代鳳です。
最後まで差させませんでした。
過去2度の対戦はいずれも千代鳳でしたが今場所も千代鳳が勝っています。
きょうは、なかなか前半の相撲で館内が沸くような相撲は、逸ノ城の上手投げは館内が大きく沸きましたがこの相撲はなかなか千代鳳の。
やく⇒千代鳳の、前に落ちないというのも売りにしていいと思います。
千代鳳のお守りを作るとかね。
いろいろグッズ展開も落ちないとか。
音羽山さん、きょうの千代鳳については、どうでしょうか。
栃乃若の特性でもある、下手からすくうように中に入ってきますね。
どちらか一方がしっと決めて押すのではなく、差してきたほうをつける自分が攻め込むチャンスさえつかめば反撃という栃乃若私自身は期待しているのできょうはもの足りなさをきょうの相撲、感じてしまいます。
自分がこうなったら絶対にいいなという差し手を決めて取ったほうがいいんじゃないかなと思うんですけどね。
稽古場では右の上手を一生懸命取る練習をしています。
栃乃若が、なかなか土俵ではそういう動きが見えないですね。
左を差しにいく押っつけられる苦しいから反対にいく後々に対応している相撲を取るように見えます。
自分から積極的に仕掛けないはたいてくる力士はそういう中で、勝機が見いだせると思うんですがしぶとい相手には自分から積極性を見せていかないとなかなか白星にはつながりませんね。
きょうも落ちませんでした。
北太樹と安美錦です。
これから仕切りが始まります。
北太樹と安美錦ですが過去の対戦は6対5、安美錦のほうが対戦成績では上回っています。
この両者も、ベテランといっていい年齢になってきました。
北太樹はことしの誕生日で32歳安美錦は10月の誕生日がきますと36歳です。
きょうは前半からやくさんの相撲の楽しみ方4つのキーワードを挙げてもらいました。
4つだけではないと思うんですがきょうは4つ挙げてもらいました。
膨張率というキーワード音羽山さん今気付いたという表情でしたね。
安美錦のことですね。
新入幕当時の安美錦です。
今の安美錦。
本人はどんな話をしていますか?上がってきたころは、とにかく自分に重さがなくて、持っていかれたり残れなかったりするということが多かったので、とにかく入幕してからも常々、体重を増やそうと思っていたそうです。
当時の安治川部屋は稽古が非常に厳しかったのでなかなか太れなかったけど、夕食を3回に分けて、夜にちゃんこがあって10時に食べて寝る前の12時にも食べて少しずつ増やそうとしていたそうです。
145kgを超えたころから前に出る圧力残す腰そういうものがついてきたという体重の実感です。
一時期は150kgを超えたこともあったんですが、ひざのけがもあると、なかなかそれだけ重たいと自分に負担がかかるので今は143kg145kg前後で維持することがいいということです。
体が重くなるだけではなくてコンディションによって調整する大切さも話の中からは感じられました。
新入幕当時は117kgだったそうです。
小兵の技能派というケースの典型的なお相撲さんでしたがまさか後年乳が垂れるとは思いませんでした。
土俵際詰まってからかわいそうだなと思っていました。
重みがでてきて、右差しの速攻が出せるようになって対戦相手もいろんなことを考えます。
きょうは北太樹戦です。
北太樹は新入幕当時は144kg今は151kgこちらはそんなに膨張していません。
柔らかみのある理想的な体型ですねお相撲さんとしてはね。
膨張率ということで言いますと横綱と対戦する豊ノ島ですね。
豊ノ島もかなり大きくなりました。
見事におなかが太鼓腹になりましたね。
そういうところも相撲を見るうえでの楽しみの1つと見ればいいんですね。
それなりに描き分けないといけないのでね。
きちんと太ったら太ったなりに描かないと雰囲気が出ませんので横綱貴乃花もそうでしたね。
輪郭も体型も変わるやくさんの仕事柄そういうところも影響を受けるんですね。
立ち合いの強い一発も持っている安美錦です。
北太樹は今場所は速い攻めが光ります、右でも左でも差しますと、すぐに走ります。
3連勝中です。
行司は木村庄太郎です。
はたき込み連勝が止まりました北太樹首をかしげます。
何事もなかったかのように少し首の辺りを押さえた安美錦。
音羽山さん、安美錦のよかったところはどの辺りですか?立ち合い踏み込んでいますし相手のよさを消すために一歩目の踏み込みの重要性はとにかく安美錦よく考えていますね。
まわしにこだわりすぎて、ずっとしがみついていくという姿勢はあまり安美錦は見せないですね。
大事なところは絶対に離さないですが、離していいところは突き押しに変えたりします。
対応性、順応力が高い力士です。
少し体が大きくなって踏み込んだ相手の圧力それが効いてたんですね。
体ができてきて攻められるからこその対応力ですね。
北太樹のリポートです。
立ち合い一瞬ずれたので待ったかなと思ったので立ってしまったそうなんです。
左の上手に手が掛かったんですが離してしまったようです。
確かにいつもの北太樹の立ち合いではなく、少し上体が起きるような立ち合いでしたね。
勝ったのは安美錦です。
きょうも満員です、東京・両国の国技館、中日8日間のうち7日間が満員御礼きょうは、満員札止めチケット完売です。
千代の国はきょうから休場です。
両ひざを痛めて、きょうから休場ということになりました。
里山はきょう敗れて1敗となっています。
栃ノ心がきょうも右四つ左の上手を引きました。
寄り切りで双大竜を破っています。
ただ1人勝ちっぱなし。
きょう勝ち越しを決めました。
2場所連続の十両優勝をねらっています。
十両きょうのこの一番は、きのうから大量の塩まきを復活させました旭日松の相撲です。
拍手と歓声
実況
肩すかし左右に入れ替えた押し出し、旭日松の勝ち三瓶⇒やくさんの漫画には旭日松も時々登場しますね。
やく⇒描いたことありますね。
きれいにまゆ毛を切りそろえているとかそういうよけいなことも描きます。
描きやすいですね。
話しやすいですしね。
明るい力士です。
塩まきは途中までやめてたんですが復活させました。
そのほうが、らしいですね。
前半最後の相撲の荒鷲と豊響です。
荒鷲がじわじわと力をつけてきています。
自己最高位の今場所です、西の8枚目豊響も今場所は本来の押し相撲が出ています。
今場所は白星と黒星が交互に並んでいる豊響きのう勝って4勝3敗の成績です。
連敗癖のある豊響ですが、今場所はまだ連敗はありません。
夏場所、荒鷲が寄り切りで豊響を破っています。
左の前まわしをねらってその前まわしを引いて一度切られましたがもう一度引き付けて、豊響を寄り切りで破っています。
だいぶ力をつけてきたんじゃないでしょうか。
音羽山⇒四つの自信が十分見受けられます。
幕内の立ち合いのうまさに、今までは少しやられているかなという感じがします。
きょうの相手は押し相撲の豊響です。
制限時間いっぱい。
幕内の前半最後の相撲です。
下手投げ勝ったのは荒鷲です。
右からすくっていきました。
豪快な相撲を取りました。
決まり手は下手投げです。
館内がまた沸きました。
大いちょうがこれだけ崩れている豊響です。
やくさん、この豊響も個性のある力士だと思います。
星以上に目立っていると思います、この場所はね。
典型的な、がつんといってそのままという相撲がありましたね。
きょうは音羽山さん、荒鷲は上手を探りにいったんですか。
まともにまわしを引きにいってしまうと、立ち合いが強いということで上手を探り気味に変化という形だと思います。
見ていて呼び込む形になっていますし、豊響のほうもある程度変化を想定しながら立っています。
うまくやられたなと見ていますけど残ったまわしを引いてしまうと四つ身のうまさですね。
地力がついてきたんですね。
土俵際、下手投げが豪快ですが見ているほうとしてはけがの心配もしますし寄り切りで決められるのではないかという思いの中で投げにいっています。
少し怖いような気がします。
荒鷲が今場所の2勝目です。
2勝6敗としています。
きょうの幕内の前半の相撲が終わったところです。
きょうは正面の放送席、ゲストにやくみつるさんをお迎えしています。
人気復活の兆しが見えてきた中で力士たちに土俵で頑張ってもらいたいということですが前半の相撲をご覧になってどんな印象ですか?やく⇒あっけなく決まった一番はなかったですね、わりに攻防があったと思います。
今、荒鷲はちょっと変化しましたが、楽して勝負が決してしまった一番もなかったので見応えがあったんじゃないですかね。
今それぞれ注目の人が豪快な勝ち方をしたりだいぶ沸きましたね、お客さんが。
きょうはやくさんがどんなところを楽しみにして相撲を見ていらっしゃるかというポイントを4つ挙げていただいてこれだけではよく分からないんですけれども大番頭の貫禄が貴ノ岩場所入りの姿をご覧いただきました。
眼光鋭くが松鳳山です。
膨張率は安美錦の新入幕からの体の大きくなる感じの話をしました。
音羽山さん、○○ペンタゴン。
これがいちばんの謎ですよね。
五角形ですよ。
土俵が丸い。
きれいな五角形が生じるということです。
うん?今土俵をいくら見ていても出てきていないです。
○○ペンタゴンは答えは、いずれ出てくると思います。
やくさんは常にこういうことを考えながらご覧になっているんですか?何かキャッチフレーズになるようなことばが見つかればしめたものだし同時にその人の個性が発揮されてるということにほかなりません。
どんな人にもキャッチフレーズができるようになるとおもしろいんですけどね。
よりたくさんの人に相撲を見てもらいたいと。
そうですね。
相撲女子ということばが生まれて女性も相撲場にたくさん足を運んでくれるようになりました。
相撲女子の相撲の見方というのは?意外なのは、見方自体ははめを外したりしないんですね。
わりとキャーキャーしていないです。
グッズを使っての応援も見受けられてはいますがわきまえるべきところはわきまえていらっしゃる。
例えば歌舞伎を見に行ってうちわを掲げたりグッズをきらきらさせるような人がいないのと同じで相撲場に来た若いお嬢さんたちはその場にあった応援のしかたをちゃんとしています。
音羽山さん、いかがですか?もちろんそのとおりだと思います。
ですが現役のときは大人の渋みの効いた声よりは甲高い声のほうが、より力が出るような気が僕がしますけどね。
和装dayというのもあります。
かなり和装で相撲観戦という人も増えてきました。
こういった地道な努力が少しずつ実を結んできているところもあると思います。
やっぱりなかなか、できてくるとじゃあ私もという効果がありますよね。
貴ノ岩のリポートです。
大番頭の貫禄で帰ってきました。
本人は大番頭ということばを知らなかったですね。
それは何ですかといって、簡単に説明したら、本人は非常にうれしそうににっこりと笑いました。
ぜひ音羽山さんに、詳しく教えておいていただけたらと思います。
時代劇か何かで川合の演技でも見せるとかこういう人のことを言うんだとか。
それは分からないでしょうけど昭和を感じさせる力士の1人だと思います貴ノ岩。
そういう力士に、今後、なってもらいたいですね。
大砂嵐が人気に火をつけた関取だと思います。
見よう見まねでやっているうちに強くなって最近は研究され始めているかなという気はするんですがどういうふうにさらに自分が上に行くか見ものだと思いますね。
だいぶかち上げを封じられてきています。
今場所はもろ手突きの立ち合いもよくなっています。
かち上げに対して賛否いろいろあって、自分も考えるところなんですが私個人の考えではどんどん出してほしいです。
それをしのぐ力士がいてそれを越えて、大砂嵐というところが見たいです。
いろんな自分たちの持っているいちばん最高の技術を土俵で展開してもらいたいですね。
大砂嵐は左のひざに大きなテーピングがありません。
寄り切りました。
魁聖の相撲が、よくなってきました。
これで3連勝です。
大砂嵐は敗れて、3連敗。
だいぶ魁聖が戻ってきましたね。
四つの形のよさが魁聖にはあります。
突きから、右四つが入ってしまいますと四つの形がいいですね。
ここ2日間左の前まわし、すぐには取れませんでした。
序盤の突っ張りが、ここ2日間は相手に伝わってきています。
上手を引いて、十分ですし大砂嵐は四つ身の力の出し方というのは、自分でうまく理解していないというかどうしても、下手から勝負してしまうんですね振り回すときは、上手から振り回して自分の体を逃がす方向を考えながら、力を入れていかないといけないんですがぎりぎりのところで勝負をしてしまう。
土俵際、詰まってしまうと逃げ場がなくなります。
その辺も経験で覚えていくんでしょうけれども大事ですね。
上手からですと、体を逃がすことができるんですね。
次の攻めにつながる動きができるんです。
魁聖はこれで3連勝。
星を五分に戻しました。
勢が登場しました。
きのうは逸ノ城を破りました。
勢も大変な人気力士となってきました。
きのうは、負けてたまるかという気持ちがあったという話です。
ここまで5勝2敗成績も好成績の勢です。
きょうは動きのいい嘉風との対戦です。
過去5回の対戦、勢が3勝2敗と対戦成績ではリードしています。
きのう、逸ノ城を破った相撲をご覧いただきます。
きのうの勢の攻めなかなか見応えがありましたね。
やく⇒どうしても左の上手からぐっと抱えられちゃいますから右の腰をぶつけるような感じで進むあたりが強いなと勢も強くなっているなと思いました。
音羽山さん、逸ノ城がこの投げですね、本人は反省していました。
どうしても右からの差しで半身で寄り立てていくので自分の力が完全に相手に伝わっていない。
だから、投げを使って展開を作ろうとするんですがそれをさせるために勢は圧力をずっとかけているわけですから相手の術中にはまったということですね。
勢はだいぶ強くなってきていますか。
体勢は悪いんですがこらえているうちに勝機があるんではないかということで簡単に体を浴びせて勝負をつけに行くのではなく少し我慢するようになりましたね。
そうすることによって本来は、どっち転ぶか分からない勝負も拾えるようになるんです。
これが1番2番とつながっていけば大勝ちにもつながっていくだろうし。
きょうは嘉風戦ですね。
星にかかわらず賞をあげるとしたら敢闘賞はこの人ですね。
どんな展開になるんでしょうか。
このところ嘉風には、勢、右からのかち上げで立ち合いぶつかっています。
嘉風4勝3敗、32歳1横綱2大関を今場所倒しています。
5勝2敗、好成績の勢。
木村恵之助が合わせます。
左を返しながら、右を絞り上げながら嘉風。
きょうもいい相撲を展開した嘉風です。
やくさんに伺います。
きょうもいい相撲を取ってくれましたね。
ひじを張って相手に相撲を取らせませんでした。
立ち合い1発、嘉風はあたっていくんですね。
もともと、けれんみのない人ですから十分にそれが伝わりますからね威力が。
音羽山さん、勢としては右を差したかったんでしょうね。
右を差して前みつをのぞくような展開ですね。
差し手からじわじわ寄っていきたかったんですけれどもそれを、嘉風は読んでいますね。
差し勝ってしまえば自分の体勢の低さが出てきます。
勝ったのは嘉風です。
きのう逸ノ城を破った勢はきょうは嘉風のうまさに敗れました。
5勝3敗と両者並びました。
土俵がまた大変な歓声に包まれました。
遠藤が登場です。
きのうで横綱大関陣との対戦すべて終わりました。
まだ今場所、白星がありません。
7連敗です。
それでもこの人気ですからね。
いちばん声援が大きいのが遠藤ですね。
大変な人気の中で人気に見合う力をつけようと頑張っているところです。
きょうの相手は、高安です。
両者の対戦、過去は遠藤2連勝のあと、高安の2連勝。
高安が勝った相撲は突っ張る展開、序盤見せています。
ともに左四つの両者です。
やくさんの4つのキーワード○○ペンタゴンの答えが出ていません。
音羽山さんが考え込むような表情がありました。
丸い土俵に五角形が現れるということでした。
難しいですね。
その五角形をご覧いただきたいと思います。
ありませんか、五角形は。
美しいですね。
なるほど、そういうことか。
分かりました。
これをやくさんは遠藤ペンタゴンと。
腰が下りて、ひざにもゆとりがあって寄っていく、押していくときの遠藤は強いんですね。
これは相撲の理にかなっていますか。
攻めにも、守りにも対応している形ですのでこれが理想の形です。
今場所、あまり見られませんか。
一瞬、見えたことがあったんですが、ほとんど今場所はないですね。
きょうは高安との対戦です。
同じ平成2年生まれ。
高安は3勝4敗。
今場所は2人の大関を倒しています。
序盤、突っ張っていくんでしょうか高安。
合わせる行司は木村玉治郎遠藤、攻めた。
遠藤、中日に初白星。
大歓声の国技館。
高安を破りました。
追い込まれた状況から、きょう中日に今場所の初白星を挙げている遠藤です。
今場所初めての勝ち名乗り。
決まり手は寄り切り。
大変な拍手です。
なんとか長いトンネルから抜け出しました。
遠藤の攻めですが、やくさんペンタゴンは、どうでしょうか。
この辺は、きっちり構えていますね。
高安が、組んでくれてむしろ助かったような気がします組みかけてくれて。
怖いのは離れて取ったときの下半身ですね、今場所よく前に落ちているのできょうはそんな展開になりませんでした。
遠藤の足の構えきょうはどうでしたか。
このぐらいの立ち合いの踏み込みで十分だと思うんですね。
上位との対戦、今まで立ち合いで軽量を突かれて一変されてしまう。
それに対抗するがために強いあたりという意識が強いのかどうか、異常に前に突っ込みすぎるんですね。
遠藤のよさは、バランス感覚であって踏み込みの強さではないと思っているんです。
遠藤のよさを生かすためには、このぐらいの立ち合いで十分足りていますしまわしさえ引ければうまさ、相手の力を利用しての攻め方ができるわけですから稽古で鍛えることが必要ですが場所で、特にそこにこだわる必要はないと思います。
決まり手の訂正の発表がありました。
寄り切りから押し出しに決まり手が訂正されています。
遠藤が勝って館内が沸いたところで、あすの取組です。
十両ただ1人きょう勝ち越しを決めた栃ノ心は翔天狼との対戦です。
逸ノ城は2敗の佐田の海との対戦です。
大関戦が組まれました豪栄道と稀勢の里やくさん、先ほど遠藤ペンタゴン、いろいろなところで広めようとしてらっしゃいますが。
流行語をねらっているんですがいまひとつ浸透しませんね。
遠藤についてのリポートです。
全く表情を変えずに戻ってきました。
もっともっといい相撲を取りたいですと、ひと言だけでした。
土俵には新三役の千代大龍と東筆頭の照ノ富士です。
ここまでともに白星が1つ1勝6敗どうしです。
初土俵同期の千代大龍、照ノ富士。
木村玉治郎がさばきます。
照ノ富士が2勝目。
連敗を6で止めました。
千代大龍は1勝7敗です。
ようやく照ノ富士らしい相撲が出たでしょうか。
場所前から期待していただけに残念だなと今場所の成績を見ていましたがきょうは少し、その照ノ富士らしさが出てきたかなと思います。
積極的に仕掛けることはいいことだと思います、照ノ富士。
上位戦は終わりましたからまだまだこれからです。
白星を追加していくことが大事ですね。
右から押っつけると、照ノ富士強いですね。
2度目の立ち合いは変わるなと思っていましたがそうではありませんでした。
初日は変化しましたね。
放送席に漫画家のやくみつるさんをお迎えしています。
やくさん、きょう4つの見方を話していただきましたがああいう見方をするとおもしろいですね。
私たちは技術の説明はできるんですがやくさんのような柔軟な発想はできませんのでいろいろな方に見ていただいて相撲を広めるためにいろんな意見を出してほしいと思いますね。
遠藤は美男子力士ですので顔のほうに注目が集まりますが下半身の安定さに注目してらっしゃいますね。
きょうは、遠藤ペンタゴンが何回も出てきましたのであすからも皆さん、注目をして見ていただきたいと思います。
やくさん、各力士に自覚が必要だということをおっしゃっていますがどうですか。
一番一番見ていると、きょうの相撲もいいなと思います。
攻防があります。
その中で、土俵に上がった琴奨菊が心配ですね。
先場所よかっただけに一段上にいってもらえるかなと思ったんですがちょっと負けると弱気な面が出てきてしまうのかなと思います。
音羽山さん琴奨菊、こらえる感じがちょっと少ないですね。
積極的に差し込んで寄っていくよさがあるんですがそれが、いったん、自分のリズムで前に出られなくなると、いなされる、すかされるそういうことが出足を遅くさせてしまっていますね。
きょうは過去3回、すべて寄り切りで勝っている宝富士戦です。
きょうは勝っておきたいときですね。
左がすぱっと入るはずですから画面に向かって右方向だか前方の方向にどっと浴びせるような相撲が取れるようになれば、また琴奨菊の相撲が戻ってくると思います。
照ノ富士のリポートです。
にこっと笑って、ほっとしたと言って帰っていきました。
琴奨菊、3連敗中で黒星が1つ先行しています。
宝富士は、白星を1つ先行させています。
4勝3敗連敗癖のある宝富士ですが今場所はここまで連敗はありません。
館内から、がぶれという声も聞こえてきました。
突き落としました。
琴奨菊、連敗を止めて星を4勝4敗の五分に戻しました。
まだ会心ではないですね、琴奨菊左四つに寄って出ていきましたが立ち合いからの流れで寄っていきたいんですが足がきちんと運べていません。
自分の立ち合いの威力が相手に十分伝わっていないところ、悔しい思いをしながらの相撲だったと思います。
会心の一番がなかなか取れませんね、琴奨菊。
決まり手は突き落としです。
先場所の好成績もあるだけにまた1つ上に向かっていってくれたのかと思っていましたが。
横綱戦ではその辺を思い出して、いい相撲を取ってくれると思います琴奨菊。
新大関の豪栄道に碧山が挑戦します。
新大関の場所、豪栄道はここまで5勝2敗1勝2敗から、4連勝できています。
碧山は3勝4敗です。
やくさん、豪栄道が相撲人気復活に果たした役割というのはどうですか?やはり大関が欲しいところでした。
2年間、耐えに耐えて、ようやく大関になってくれたわけですから期待が高まるのは当然だと思います。
白鵬に2場所連続勝ったり豪栄道が、新しい風を吹き込んでほしいところですね。
白鵬戦に強いところが評価されたなと思います。
何よりも豪栄道はむちゃをしなくなりました。
三日目、負けたときも、これまでだったら、首に巻くだろうなと思いましたがそういうことをしませんでした。
音羽山さん、豪栄道と大関昇進について。
ほかの力士への影響はあると思います。
白鵬よりは豪栄道のほうが今までは、三役力士ですが身近な力士として、ほかの力士は感じるわけです。
この豪栄道を通じて、白鵬に自分たちも近づいてきてるんじゃないかという思いをさせるようにもなっていると思います。
豪栄道が大関に昇進したことでほかの力士にも気持ちの変化が起こってきていると思います。
過去9回の対戦はすべて豪栄道が勝っています。
式守勘太夫が合わせます。
軍配は、碧山に上がりました。
10回目の対戦で初めて豪栄道に勝ちました碧山物言いはありません。
豪栄道は3敗です。
碧山は4勝4敗五分の星としました。
決まり手は、はたき込みです。
新大関豪栄道は中日で5勝3敗となりました。
碧山の足は残っています。
やくさん、きょうの豪栄道はどうでしょうか?変な負け方ではないと思います。
それほどのショックを受けるような一番ではないと勝手に推察します。
音羽山さんどうですか?当然そうだと思います。
2つ3つ、押し込まれているんですね。
そこで、はたくんですが今までの豪栄道ですとそのはたきで勝負を決めてしまおうというはたきなんですがきょうの、はたきは展開を見つけようというはたきでしたね。
次の攻めにつなげるためのはたきでした。
自分の感覚で反撃できると判断して突っ込んでいたんですが体勢が十分に戻ってないうちに前へ出てしまいましたね、勝負を仕掛けていきましたね。
自分がいちばん力が出る体勢になるまで我慢するというのが上位にとっては大切なことだと思います。
確かに、豪栄道の敗れた3つの黒星はいずれも少し攻め急いだ感じがします。
以前に比べれば、少しできていると思うんですがね。
もう少し我慢できれば安定してくると思います。
豪栄道についてのリポートです。
立ち合いに下から押し上げて一度引いてしまいましたね。
あの部分を後悔しています。
あそこを我慢して、下から下から入っていかなければと言っています。
最後に、はたかれて自分が先に落ちたのは分かりましたと言っています。
新大関の重圧当然あると思いますが、やはり。
先輩大関のすごさというのを小さいころから相撲を見て横綱大関というのは強いものだという感覚でいるわけですね豪栄道。
自分が果たしてそこにいて、どういう相撲が取れるのかと自問して土俵に上がるんですが歴代の力士のように強くありたい身の丈以上のことをしてしまいがちなんです。
まだ経験がないですからそういった中で、苦しみながら自分の新しいスタイルを作っていかなければいけないと思います。
1年間ぐらい長い目で見てあげれば、その辺が分かってくると思います。
大関豪栄道関に勝ちました碧山関です。
10回目の対戦で初めて勝ちました、いかがですか。
そうですね、やっと勝ちました。
うれしいです。
やっと、ということばがありましたが、きょうどうやっていこうと思っていましたか。
頭であたろうとして四つになるか悩んでいて突っ張って前に出ようと思って前に出たんですけれども相手がいなして、いなしてよかったと思います最後は引いてしまいましたけれども、僕もちょっと高くなりましたから。
大関に勝って星が五分に戻りました。
後半戦に向けて意気込みをお願いします。
最後まで頑張ります。
稀勢の里が土俵上、最後の塩です。
稀勢の里は今場所はじっくりと相撲を取っています。
二日目に敗れたあとに5連勝中です。
6勝1敗です。
全勝の両横綱を星の差1つで追いかけます。
きょうは場所前に稽古を行った豪風との対戦です。
押し出しました、稀勢の里。
6連勝で7勝1敗。
場所前に、稽古では豪風に苦しめられる場面もありました。
きょうは、しっかりと相手を正面に置いて攻めきりました稀勢の里。
まず音羽山さんに伺います。
豪栄道が少し攻め急ぐ場面が多い今場所です。
稀勢の里はどうでしょういいんですよね。
負けた相撲も立ち合いからゆったりしようというところでうまくつけ込まれたような立ち合いから、いっぺんに持っていかれた感じです。
負けた一番はあまり悪いという感じではなくて今場所はとにかく攻め込む次の体勢まではリラックスして構えるんだとそういう姿勢がいいですね。
きょうも、左の押っつけがきちんと外れなければ持っていかれないだろうという自信の表れですね。
気持ちが落ち着いてきたような気がします。
さらに僕は稀勢の里が上に、ということで期待してもいいような心の成長を感じます。
やくさんはどう見ていますか。
稀勢の里は1敗でついていくほうが、むしろよいのではないか。
なまじ先頭に立ってそれに気付いちゃったときの緊張というのはろくな結果を招かないのでいいポジションについていると思います。
ちょっと左の上腕を気にしています。
大したことがなければいいんですが。
確かに、そうですね。
追いかける形で白鵬とぶつかって白鵬を引きずり下ろすようなそういう形のほうが、稀勢の里にはいいのかもしれません。
きょうは、3大関のうち新大関の豪栄道が敗れました。
全勝の横綱2人これから土俵に上がります。
音羽山さんは新大関の場所が平成6年の春場所、そのときは初日敗れました。
そうですね。
自分で土俵入りからふわふわした感じ。
幕内から、ある程度期間もたっていますので興奮することはないと思って場所入りしたんですが舞い上がっていましたね。
自分のやれること以上のことをできると思っていました。
初日、寺尾関だったと思うんですが大関にあがったんだからと、はじき飛ばして勝てるような強さを持っていたんじゃないかと思ったんですが。
横綱、大関は強くなければいけないという思いですか。
そうありたいと思っていましたね。
当時は。
負けたことによって変化があったんですか。
横綱、大関になったからには負けたことによって悲鳴でも出るのかなと思ったら館内が寺尾フィーバー。
逆に、これは大丈夫だと。
好きなとおりやらせてもらえれば伸び伸びやらせてもらえるぞといういい意味での開き直りができた。
とにかく、成績を残すしか、自分が評価してもらえることはないんだなという気持ちになったことを覚えています。
豪栄道にもそういう気持ちで取ってもらいたいいう部分もあります。
豪栄道はきょう敗れてしまいました。
全勝の横綱2人です。
まず鶴竜きのうは鶴竜が初めてと言っていいと思います今場所、前に攻める相撲で勝ちました。
それまでは肩すかしであったりはたいたり不思議と勝ち星を重ねているという状況でしたので全く、満足がいっていなかったんですがようやくという感じだったですね。
音羽山さんは鶴竜の7日間はどういう評価ですか。
相手の力を利用して、星を拾っているなという感じです。
鶴竜は対応力の強さうまさがありますので、なかなか評価されにくいんですがね。
きょうは豊ノ島戦です。
同じ一門、何度も稽古場で稽古を重ねてきました。
勝てば、勝ち越しの横綱鶴竜です。
きょうもはたきました鶴竜。
回り込んでのはたき込み。
右からの突き落とし気味です。
鶴竜勝ち越しです。
横綱になって初めて中日に勝ち越しを決めました。
8連勝です。
決まり手は突き落としです。
やはり、ちょっと難しいですよね評価としては。
豊ノ島から見るとあたり勝って押し込めるという感覚があるから前に出ていくんですが鶴竜のほうもさほど慌てている様子もなく攻めてくるだろうという想定の中で、はたいているんですよね。
ですからこれをどう評価するかなんですが。
やくさんの評価はどうですか。
放送冒頭で今の相撲への人気が謎であると言ったのの1つが、ここら辺なんですよね。
上位の取組になると、むしろ食い足りない。
むしろ悔い足りない相撲が身に食い足りない相撲が目につくと。
今のような一番それがあるんです。
横綱がこうなったら横綱のスペシャルというような技が出てみんな最後は沸いて帰るいい終わり方じゃないのでね少し食い足りないです。
横綱の立場ですから絶対負けられないという強い気持ちを持って臨んでいるんでしょうが金看板を背負って土俵に上がっているわけですからある程度見せるということも地位として必要なことでその辺は期待したいところです。
だからといって見せすぎて負けてしまっては元も子もないわけですからやくさん、この横綱はどうですか。
同じようなことが言えると思います。
さばいて勝ってしまうというような一番が多いので。
ここ、ずっとですけれど。
強さを見せつけるということもこの横綱の使命でしょうから食い足りない相撲が散見されますね。
きょうは初めての挑戦を受けます常幸龍戦です。
常幸龍とは、場所前番付発表の日にも白鵬は、常幸龍の名前を会見で挙げて横綱稽古総見でも横審稽古総見でも常幸龍を指名して木瀬部屋にも出向いて、常幸龍と稽古をしました。
常幸龍にとっては夢にまで見た白鵬戦です。
常幸龍についてのリポートです。
小さいころからの夢がかないました、と言いました。
結びの一番を取ることを1つの憧れとしてい、しかも30回優勝の大横綱だししかも中日、八日目最高の舞台ですね。
わくわくしますねと言いました。
場所前の稽古で全く歯が立たなかったのでどうしたら勝てるんだろう勝機が見いだせるんだろうかということで過去、白鵬に最も勝っている力士を探したんだそうです。
朝青龍が白鵬にどういう攻めをしているのかVTRで研究した。
左のまわしを取りにいく立ち合いというのを見つけたんだそうです。
朝青龍は、白鵬に対して左のまわしを取りにいくときには頭と、右手を相手の胸に出して踏み込んで、すぐ左を取る。
これしかないと思ったんだそうです。
きのう、照ノ富士戦でその立ち合いを試してみた。
そうしたら、左が取れてしかも右も入ったそのまま、もろ差しで一気に出られた。
きょう、あの立ち合いをもう一度やって、もし右が入ったら一気に出るし、右が入らなければ出し投げを打って崩して出たいと具体的なイメージも作っていますね。
やくさん相当、研究していますねと。
びっくりしましたね。
こういうときには何も考えずに無心であたりますというのが常ですが緻密に計算している、自分もそのほうがいいと思いますね。
このくらい考えているのであれば白鵬の立ち合いと照ノ富士の立ち合いは全く違うと思いますが自信にしてほしいですね。
右を差し込まれてしまうのであればどの程度で止められるかがポイントだと思います。
深く差されてはだめですか。
ひじまで差されてしまうと前みつが横より前方にかかると、走れますし、展開できます。
白鵬は右が入らないと一息にはたきを見せますね。
右が入らないと強引な仕掛けをすることが多々あります。
初顔の相手には、めっぽう強いんですよね。
本当ですね。
場所前から、あれだけ稽古場で指名されているわけですからある程度、技量を確かめられているところもあるでしょうし立ち合いからある程度、力量が分かっていれば受けてくれるところもあるでしょうけれど。
さあ中日結びです。
鶴竜は勝ちました。
白鵬は、常幸龍の初めての挑戦を受けます。
白鵬、勝てば35回目の中日勝ち越し。
常幸龍、自分の考えが横綱に通じるでしょうか。
問題にしませんでした。
白鵬、8連勝。
両横綱、中日に勝ち越しです。
今場所も、白鵬は中日勝ち越しこれで10場所連続の中日勝ち越し、35回目。
初めての対戦相手にはこれで22連勝です。
決まり手は、寄り切りです。
まずは、やくさんに伺います。
まわしは遠かったですね。
指先も、かからなかったですね。
右手は出して、やりたいことをやろうとしましたが、全くできませんでしたかね。
音羽山⇒そうですね。
右手を出したことによって止めにいくような立ち合いになってしまいました。
前みつをねらっていったわりには締めていっていますのでね。
相手の右差しをブロックするという姿勢が立ち合いになっています。
白鵬はもう上手を引いているんですね。
常幸龍は左方向に動いて前みつをねらわなければいけないんですがやりたいことを横綱にやられてしまっていますね。
常幸龍は、これで次の対戦のときには、考えて。
次は、無心でくるかもしれないですね。
これは策を立てても無理だと。
音羽山さん、そのあたり難しいですね。
勝つための努力は絶対してほしいですし横綱にあたって正々堂々といけたらよかったですというようなコメントは絶対出してほしくないですし頑張ってほしいです。
常幸龍のリポートです。
相手が右から張ってくると思ったので本来だったら右手と頭が同じぐらいのスピードであたればよかったんですが右手だけ先に伸びてしまった、頭がいくのが遅れてしまった。
それにしても速いですね、これもまた勉強ですと言って帰っていきました。
これから、何度も横綱にあたると思いますが、きょうの経験を生かしてほしいと思います。
秋場所は折り返して、あすから後半に入っていきます。
きょうも満員御礼。
逸ノ城の相撲ですけどやくさんに事前に聞いてどの取組かと聞いたら逸ノ城というお話でした。
逸ノ城を選ばないとお叱りをくらいそうな気がしました。
逸ノ城の相撲をご覧いただきました。
やるべきじゃないかもしれませんが首を巻いてひねりながらというのはこれだけ上背があって力の強い人だと逸ノ城スペシャルになる可能性がありますね。
今場所、何度か見せましたね。
本来、窮したときの体勢なんでしょうけれどこれは、こらえられないですね。
音羽山さん1敗に逸ノ城がいるというのはなかなかいいですね。
おもしろい展開になると思います。
稀勢の里も健闘しています。
逸ノ城の位置が、本当におもしろいですね。
今の相撲人気が果たして本物なのかどうなのかという話で伺ってきました。
このあと、この人気を持続していくためには。
やや懐疑的なものの言い方をしましたけれどきょうの内容を見るとおもしろいですよね。
これを続けていってもらえればというところですね。
悪くないと思いますね。
やくさんにも相撲の見方やくさん流の見方をいくつかご紹介いただきました。
相撲場を見ていただいて、おもしろさに触れていただいて、いい相撲に頑張ってもらいたいですね。
だんだん自分で見つけたポイントなど周りに刺激してもらってもいいわけですからこういうところに注目しているということでね。
解説は音羽山さんでした。
やくさんの相撲の見方をご紹介していただきました。
どんな印象ですか。
自分たちでは発見しづらいいろいろなところを見せていただきました。
これをさらに広めるべく頑張っていかなきゃいけないと思います。
協会の一員としてはこの人気を続けていかなければいけないですね。
力士に土俵上で精いっぱい頑張ってもらうための環境づくりが、自分に課せられた使命だと思います。
優勝争いということでいうと横綱が全勝です。
横綱が頑張って優勝を盛り上げるのが本来の形ですから、それにいかについていくということでしょうね。
あした豪栄道と稀勢の里をあてますかね。
協会もずいぶんサービスをしたものだと思います。
もうちょっと取っておきたい取組だと思います。
きょうはゲストにやくみつるさんでした、どうもありがとうございました。
「大相撲秋場所八日日」をお伝えしました2014/09/21(日) 16:00〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲秋場所 八日目 ▽ゲスト やくみつるさん[二][字]

(4:10)「幕内取組」 【ゲスト】やくみつる,【解説】正面(幕内)音羽山,【アナウンサー】正面(幕内)三瓶宏志,<副音声>【ゲスト】ケネス・スエンセン

詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【ゲスト】やくみつる,【解説】正面(幕内)音羽山,【アナウンサー】正面(幕内)三瓶宏志,<副音声>【ゲスト】ケネス・スエンセン,【実況】ラジャ・プラダン 〜国技館から中継〜
出演者
【出演】【ゲスト】やくみつる,【解説】正面(幕内)音羽山,【アナウンサー】正面(幕内)三瓶宏志,<副音声>【ゲスト】ケネス・スエンセン,【実況】ラジャ・プラダン

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スポーツ – 相撲・格闘技

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