2014インチョンアジア大会 ◇サッカー 男子・予選リーグ「日本×ネパール」 2014.09.21

≫アジア大会サッカー男子第2戦。
日本は、完敗を喫した。
≫予選リーグ最終戦。
勝って、決勝トーナメントへ…。
生字幕放送でお伝えします≫こんにちは。
2014インチョンアジア大会です。
この時間はサッカーの男子日本対ネパールの試合をお伝えしていきます。
スタジオの解説はアテネオリンピック日本代表監督の山本昌邦さんです。
よろしくお願いします。
日本は初戦でクウェートに勝ってそしてイラクに敗れてのこの3戦目となりますがここまでの2試合山本さんはどんなふうに評価していますか。
≫まだ準備時間が短いということもあって十分に力は発揮できていないんですがこの世代は17歳以下のワールドカップで世界のベスト8に入ったメンバーが中心なので上がってくると思います。
≫それでは、予選リーグですがこのグループDの順位表を確認しておきましょう。
イラクが2勝でトップに立っています。
日本は1勝1敗。
勝ち点が同じ場合は当該チーム間の成績、上のチームが上位になりますので日本はクウェートに勝っていますので日本が今、2位です。
2位以上が決勝トーナメントに進みます。
イラク対クウェートの試合は同時キックオフで行われます。
日本は今日、勝ちますとイラク対クウェートの結果にかかわらず決勝トーナメント進出が決まることになります。
山本さん、日本はどんなことが今日の試合、求められますかね。
≫今日はネパールが相手なので格の違いを見せ付けて決勝トーナメントに向けていい試合にしてほしいと思いますしうまさだけではなく強さっていうところを今日は見せてほしいと思います。
≫実力としては恐らく日本がネパールよりは上に行くと思われますので何か、この試合だけではなく次につながる試合を我々、見たいんですが。
≫勝利と内容両方、注目です。
≫ちなみに、ネパールに対してはイラクは4対0で勝ってそしてクウェートは5対0でネパールに勝っていますので日本としては、やはりある程度結果が求められる試合になりますね。
≫いい形のゴールがほしいですね。
≫それでは、現地からお伝えしていきます。
コヤンスタジアムから解説、小島伸幸さんアナウンサーは酒井博司アナウンサーでお伝えします。
≫アジアの頂点を目指す21歳以下の日本代表決勝トーナメントに向け勝利が求められる一戦です。
サッカー男子、予選リーググループD。
前回の広州大会に続いて連覇を狙う日本。
1勝1敗で迎える第3戦です。
ここまで、2連敗のネパールとのゲーム勝てば決勝トーナメント進出が決まります。
両チームの選手が入ってきました。
コヤンスタジアムです。
インチョン市内から北へおよそ30km。
サッカーはこのコヤンも含めて男女6つの会場で行われています。
日本との時差はありません。
このあと、午後2時キックオフです。
気温は22度湿度57%というコンディションです。
両チームの国歌がスタジアムに流れます。
♪〜♪〜
(「君が代」)≫連覇を狙う日本。
予選リーグ突破のためにはこの試合、勝利が必要です。
おとといに開幕したインチョンアジア大会。
サッカーは、開会式よりも前に試合が行われています。
今日とあすで男子予選リーグの最終戦が行われベスト16が決まります。
ネパールの先発メンバーです。
ネパールのベンチのメンバーです。
アジア大会は5回目の出場。
まだこのアジア大会で勝利のないネパールです。
日本の先発メンバーです。
ここまで20人中17人の選手たちを起用しています。
16番、吉野、17番、野澤19番の秋野が出場すると今大会初出場となります。
審判です。
主審と第1副審がタイ。
第2副審、第4審がインドのセットで行われます。
1勝1敗で第3戦を迎える21歳以下の日本代表。
こちら、ネパールを率いますジャック・ステファノウスキー監督です。
就任2年目を迎えます。
23歳以下そしてフル代表の監督を兼任しています。
エースストライカー9番の鈴木武蔵の姿がありました。
日本を率います手倉森誠監督。
今年初めリオデジャネイロオリンピックに向けてのU‐21代表監督に就任しました。
大会を通して選手を成長させたいと語っています。
このネパール戦の解説は元日本代表ゴールキーパーの小島伸幸さんです。
よろしくお願いします。
小島さん、日本としては勝利が必要な一戦です。
ゲームプランとしてはどんなことが理想でしょうか?≫頭から飛ばしていって早めに先制点というのがほしいですよね。
≫まもなく前半の45分が始まります。
同時刻、イラクとクウェートのゲームも行われています。
左にエンドが赤のユニホーム、ネパール。
右にエンドがブルーのユニホームの21歳以下の日本代表です。
今、前半の45分が始まりました。
勝利が求められる一戦。
日本はクウェートに4対1と初戦で勝っています。
この試合で得点というのはさほど重要ではありません。
まず、勝つことが必要です。
中盤の構成を見ていますと7番の大島僚太とそして右に遠藤、今日はダブルボランチです、日本。
10番の中島翔哉がトップ下の位置。
小島さん、ネパールのチームの印象はいかがですか?≫立ち上がり、非常に頑張る印象はあるんですが試合の終盤でちょっと集中力、体力が切れてきて、大量失点という印象があります。
≫その辺り、日本がいかに、つけるかという形になります。
立ち上がりから日本が大きなチャンスを見せました。
アルビレックス新潟今シーズン、途中出場でリーグ戦で2得点。
そしてJリーグカップでも3得点。
計5得点を挙げている鈴木武蔵。
今日、立ち上がり日本はダブルボランチ。
大島僚太と遠藤航。
トップ下に10番の中島翔哉を置いている4−2−3−1のような布陣になっています。
左のサイドアタッカーに12番浦和レッズでプレーする矢島。
右に13番のサンフレッチェ広島の野津田を置いています。
ネパールに対して手倉森監督はアグレッシブ、粘り強い。
対人プレーを怖がらないチームだと語っています。
その中で、一瞬のスピードはあるのでそこは警戒したいと語っていました。
ファウルがあって日本のフリーキックです。
日本は、セットプレーも攻撃の魅力の1つです。
小島さん、このように日本がボールを持つ展開になりますか。
≫実力的には日本が主導権をとって攻めていくという形になりますね。
ですので今のようなカウンターというのがちょっと怖いですが今はもう、植田がよく予測していましたね。
≫この辺り、ボールは持てる日本ですがこの分厚い赤い守りをどう崩していくか。
≫少しこの2戦この辺りからの攻撃の最後の崩しのところの精度がちょっと課題に挙がっていましたのでこのゲーム、いかに精度よく、テンポよくスピーディーに崩していくかがポイントになるでしょう。
≫引いた相手をどう崩すかというところが1つ、立ち上がりのポイントになってきますね。
≫シュート、狙ってきた。
ファーストシュートは日本。
浦和レッズ、若い才能ある矢島慎也のシュートでした。
≫ここ、矢島がフリーでボールを持ったとき周りの選手、今も野津田が内側に入ってきましたけどね。
その空いたスペースに右サイドの室屋も動いていましたのでこうしたところが出せれば非常に決定機というのは作れそうな気がしますね。
≫日本の先発メンバーです。
今日は4−2−3−1のフォーメーションで入ってきています。
初戦は4対1でクウェートに勝利。
第2戦はイラクに1対3で敗れました。
日本としては初戦、第2戦と、いいところと悪いところが出た試合だと思うんですけどこの3戦目に向けての期待はどうなんでしょうか。
≫2戦目のイラク戦でちょっと、球際の強さだったり最後のフィニッシュの精度というところで敗れてしまいましたがそういったところがこの3戦目で改善できればいいんじゃないでしょうかね。
≫20人で戦う日本です。
フリーキック、いい位置です。
そして、日本はこの21歳以下の代表非常に高さのある選手が多いセットプレーの強いチームです。
今は10番の中島が倒されました。
20番の植田が1m86cm4番、岩波は1m86cm。
3番の遠藤が1m78cm。
9番、鈴木武蔵、1m85cmと長身がそろっている日本。
ファウルをとります。
ゴールキーパーよりも頭が上にいっていましたか。
≫今、ゴールキーパーの手の位置と同じくらいの位置で競り合ってましたけど。
ただネパールのゴールキーパーは178と、少し小柄なんですよね。
≫今大会、初出場になります。
ゴールキーパーのクトゥーです。
鈴木武蔵は父親がジャマイカ人母親が日本人。
1m85cm、長身。
ジャンプ力があります。
ネパールの先発メンバーです。
4−2−3−1というこちらもフォーメーションです。
右サイドバックのタパセンターバックのライがオーバーエージです。
そして10番のジャガジートがネパールのメッシといわれるエースの選手です。
日本、ボールを持って相手陣内に押し込む時間が多くなっています。
日本としてはボールをつなぎながらカウンターに注意したいですかね。
≫それより簡単にボールをとられないことでしょう。
つなぎのところでね。
≫野津田、きのうの練習後も得意の左足ミドルレンジからのシュートを繰り返していました。
今は、12番のラマの対応でした。
強力な左足があります野津田。
鈴木武蔵のボールは足元。
コーナーキックをとりました。
日本としては立ち上がり、早い段階でまず、1点目が欲しいという状況です。
≫ちょっと立ち上がりからキーパーを見ているとボールのハンドリングというところでちょっと難があるような感じですね。
セカンドをしっかりしたいです。
≫ゴールキックになります。
この辺りは、うまく初出場のゴールキーパーの隙を突いていきたい日本です。
3月の東京合宿8月の福岡合宿そして、直前の9月の千葉合宿を経て韓国・インチョンの地にやってきました。
当然、選手たちは各チームから集まってという形で連携を高めるためにもこの第3戦ある程度、実戦経験を経て高めていきたいですね。
≫そうですね。
やはり、1、2戦より3戦、4戦とよくなっていきたいというのはあるでしょうね。
≫J2の湘南ベルマーレでセンターバックとして活躍し、J2の首位独走に貢献している遠藤。
今シーズンも30試合全先発。
その遠藤を今日はボランチの位置に置いています日本代表です。
ネパールボールです。
この辺りの攻守の切り替え立ち上がりどう感じますか、小島さん。
≫少し、ネパールのほうもプレッシャーかけられるとロングボールになってしまいますので。
ただ、イラク戦でも今のようなところで簡単に前を向かせて行かれたところがあるので。
ああいったところを最低限前には、やはり進入を許さないような早いアプローチと粘り強さがほしいですね。
≫日本がボールを持つ時間が圧倒しています。
遠藤、シュート。
ゴールキーパーの正面。
うまく左足で合わせてきました。
J2でも今シーズンは7得点。
チームで3番目の成績を上げているセンターバックですがかなり得点能力が高いディフェンスの選手ですよね。
≫今の合わせ方なんかも非常にセンスがありますね。
≫技術の高さをうかがわせます。
≫ちょっと、ボールを回しながら相手陣に入って、ラストパスの1個前ぐらいがちょっと、引っ掛かり気味なので。
≫倒れて、いい位置でのフリーキック、日本ボールです。
左の45度。
この辺り、日本としてもフリーキックを得ますとチャンスになってきます。
≫高さはやはりネパールの選手180を超える選手がいませんので。
セットプレーは本当にチャンスになりますね。
≫先ほども逆サイドから一気に植田が入ってきたという場面や鈴木武蔵の高いジャンプ力が見られました。
激しく当たられて室屋は倒れこみましたが大丈夫でしょうか。
青森山田高校から明治大学。
この20人のメンバー中唯一の大学から選出されている室屋成。
≫アフターでこられてますけど。
≫前回、優勝した広州大会では20人中6人が大学生の選手でした。
今大会は室屋1人だけ。
それだけ、日本の21歳以下の代表がJリーグで実績を積んでレギュラーを確保しているという選手が多くなっています。
その中心は川崎フロンターレでもがっちりとボランチの位置をつかんでいますキャプテンマークの大島僚太です。
Jリーグでも好調の川崎フロンターレの攻撃を展開しています。
最後の崩しのパスをどうかという話が小島さんからありました。
≫ちょっと全員が3枚同じところに入っていってしまいましたね。
≫人数、4人は入っていましたが少し、いわゆる動きが同じになってしまいました。
ネパールは、初戦イラクに0対4。
第2戦はクウェートに0対5で敗れました。
過去に日本はこのアジア大会でネパールと2試合戦っています。
ともに5対0で日本の勝利。
2勝0敗という過去のアジア大会の成績があります。
一番最近は98年のバンコクアジア大会。
トルシエ監督が率いたチーム。
5得点は福田健二、2得点。
小野伸二、1得点。
稲本潤一、2得点という成績でした。
≫ちょっと、立ち上がりからクロスのところはちょっと人のいないところにいく傾向にありますね。
この辺の精度はやはり点を取るためには上げていきたいところですがその前の人の間でボールを受けるところは非常に精度は高く今日のゲームはボールが入っていますのでもったいないですよね。
≫相手の陣内、深いところまではいくんですが最後のラストパスというところでしょうか。
≫クロスがやはり人に入っていないですよね。
≫この辺りは遠藤がしっかり対応しています。
千葉合宿中に発熱をして初戦は、先発メンバーから外れました、遠藤です。
第2戦のイラク戦から先発に復帰しています。
同時刻で行われています試合はイラク先制です。
クウェートに対してイラクが先制。
1対0というグループDの途中経過です。
日本はイラクとクウェートの結果に関係なくこのネパールに勝てば決勝トーナメント進出が決まります。
この辺りは日本の考え方としてもシンプルに自分たちの勝利という形でいいんでしょうか。
≫ほかのところを気にしてもしょうがないですからね。
まずは、勝つということでしょう。
≫勝てば文句なし決勝トーナメント進出。
仮に引き分けますとイラクとクウェートの結果次第ということになります。
≫スタジオの山本さんもおっしゃってましたが内容と結果ですよね。
どういう勝ち方をするかというところも重要になってきますね。
≫勝利はもちろんその中である程度内容も高めていきたい日本です。
率いる手倉森監督も予選リーグで徐々によくなっていき決勝に立ったときに現時点での完成形を示せればいいと語っていました。
どうでしょうまだ初戦、2戦目を見るとその攻撃の部分では連係は小島さんから見ていかがでしょう。
≫1戦目のクウェート戦の4点目鈴木武蔵選手にクロスで低いボールが入って完全に崩して取りましたがああいったサイドの崩しだったりゴール前の入りと精度。
こういったところがやはり何回も出てくるようですといいんですがね。
≫鈴木武蔵もクウェート戦の後半は非常に選手との距離感がよかったと語っています。
≫ミドルレンジからシュート!≫かなりゴール前に人が密集していますので今のようなミドルシュートなんかも本当に有効ですよね。
これを打っていくことで前に人が出ていくのでそうするとゴール前にスペースができるので人が飛び出していくとラストディフェンスラインの裏が空いてきますよね。
≫第2戦のイラク戦でもゴールを決めた中島。
今シーズンはJ2の富山で活躍していましたがこのアジア大会の直前にFC東京に復帰しています。
2009年ベガルタ仙台を率いてJ2優勝。
そして、2012年にはベガルタ仙台、J1で2位に入った手倉森監督です。
アギーレ代表監督からはオリンピックのような雰囲気を選手に味わわせてほしいと激励を受けたそうです。
そのためにも決勝トーナメント、そして上に勝ち進むことが求められる日本です。
≫ちょっと、イージーなミスというところは少なくしたいですね。
≫この年代の代表は17歳以下のワールドカップではベスト8に入っています。
ただ、20歳以下のワールドカップは出場権を逃しました。
クロスはクロスバーの上。
ここも、クロスが人に合いませんでした。
≫ちょっとシュートを狙ったような雰囲気もありますが…。
鈴木が空いたので合わせてもよかったという感じですけれどもね。
ここは、密集している外をうまく、中島は回ったんですけどね。
≫今のを見ていますと狙ったような動きでした中島翔哉です。
2012年には東京ヴェルディ時代18歳と59日でJリーグ最年少ハットトリックも記録しています。
≫イラク戦、中島は終盤にかなりチャンスがあったのでこのゲームでもやはり得点に対してはかなり、どん欲になっていると思うんですけどね。
≫イラク戦では同点のチャンスなどでゴール前でゴールキーパーと1対1という場面がありました中島翔哉。
ゴールキーパーにはじかれてしまいましたシュートを。
もう自陣に11人すべて引いているネパールの守備。
かなりネパールも引いて守ります。
これを崩すポイントは小島さんから見ていかがでしょうか。
≫今、ボールが入るとボールが入ってから周りを見ながらどこがあいているかなという感じで日本の選手たちボールを動かしていますがもっと速く動かさないとやはり、これだけ人がいますからね。
間はあかないですよね。
例えばワンタッチぐらいの本当に早いパス回しから人が飛び出していくというようなところはちょっと、作りたいですね。
今、ボールを持って少し、見てパスを出してってところではちょっと、ネパールのディフェンス陣が対応をしやすくなっているような気はします。
≫相手のネパールはフル代表のFIFAランキングでいいますと183位。
日本は最新で48位です。
ワールドカップ、オリンピックは出場したことがないネパールです。
≫今のところなんか非常によく見ていましたよね。
前の一番危ないところにボールが入りましたけど。
あの辺りで周りの選手のフォローだったり反応がもっと速くなってくるとやはり、ネパールの守備陣が隊形を作る前に攻撃が完了するのかなという気がします。
≫タッチを割って日本ボールのスローインです。
すぐ、スローインを入れた日本。
まだキャプテンの大島がゴール前までというシーンはありません。
先ほど、1つ10番の中島翔哉のミドルシュートがありました。
昨日の練習では13番の野津田もミドルレンジから強力な左足のシュートの練習を繰り返していました。
ハンドをアピールしますがホイッスル鳴らず。
ここは体を張ります、ネパール。
粘り強いディフェンス。
ゴールキックです。
中央からミドルシュートそして、最後は右サイドバックの室屋を使った日本の攻撃でした。
ここはハンドではないかという…。
≫手に当たっているように見えましたけどね。
ただ、今の一連の攻撃サイドからの最初の崩し。
相手の裏へ飛び出す選手やはり、ボールを持てますのでそのタイミングというのがやはり、とれましたね。
≫今のは1つ、日本としてはいい形の攻めとみていいでしょうか。
≫やはり、ああいったところディフェンスラインの裏を狙っていくとやはり相手は怖いですから。
≫0対0、両チーム得点なし。
ネパールを率いるステファノウスキー監督。
2010年にはプエルトリコの代表監督も務めています。
ネパールは1998年のバンコク大会以来、4大会ぶりのアジア大会出場です。
5回目の出場でまだこのアジア大会での勝利はありません。
今の辺りも、どうでしょう。
中島がいい位置でボールを引き出す場面が増えてきましたか。
≫サイドにいいボールが出たんですが、ちょっと矢島ワンタッチ目で少し、ボールが浮いてしまって。
本来ならば縦に突破してキーパーとディフェンスの間で鈴木武蔵を勝負させたかったんでしょうけども戻るような形になりましたのでね。
ただ、上がってくるときもうちょっとアクションを起こして待っているのではなくみずからスペースを見つけて真ん中の選手も出ていってそこへ精度よく合えばもっと、ゴール前でフリーでシュートを打てるような状態になったりするんでしょうけどね。
≫鈴木武蔵ループ気味のシュート。
ゴールキックになります。
長い足を伸ばしていきました鈴木武蔵です。
今はサイドバックの山中の上がり。
インチョンの市内から北へおよそ30kmコヤンの街にありますコヤンスタジアムで行われています。
先日は、このスタジアムで韓国の代表の国際Aマッチウルグアイ戦が行われました。
この辺り、ネパールはもう全員の選手が引いて、守備に入っています。
しっかりネパールの選手が対応。
左サイドバックのラビンシュレスタです。
現在、両チーム、得点なし。
この辺りまで得点がないと日本としての焦りじれといったものは心理的には…。
≫早く取りたいでしょうけどまずは勝つことですのでしっかりとじれないでというのもやはり、必要なことですよね。
アジア大会の順位の決め方は勝ち点が並ぶと当該チーム同士の勝ち点得失点差の比較で順位が決まります。
グループリーグ内での得失点差はあまり関係ありません。
日本はネパールに勝てば同じ時間のイラク、クウェートの結果に関係なく決勝トーナメントに進出することができます。
中島がボールを持つとチャンスになってくるこの時間帯の日本。
ここは、シュートに対してはネパールもきますね。
≫もっと早くボールが動くといいですね。
シュートはゴールキーパーがキャッチ。
野津田のシュートでした。
≫今、鈴木がゴール前にいったところへかなりの人数が引っ張られましたからね。
こういった引っ張って空ける動きも必要になってくるでしょうね。
それと、今はかなりサイドに出てから早い段階で勝負をして全体が下がりきる前にクロスが上がっていますのでやはりスペースがありましたよね。
今はボールを回していますがサイドへ動くボールというのが少しゆっくりなので全体が…。
≫野津田のミドル、決まった!強力な左足、日本、先制!前半の33分。
≫全体が、ネパールの選手たちがしっかりと追いつくと言おうとしたんですけど見事に振り抜きましたね。
≫あのシュートはネパールの選手はもうどうしようもありません。
野津田の見事な左足のミドルシュート!急激に落ちました。
≫ここ、もうシュートを狙っていたような感じですよね。
ワンタッチでいいところへ出して相手がくる前にシュート、振り抜いたので。
≫昨日は全体練習のあと手倉森監督と1対1で少し離れたミドルレンジからの強力な左足のシュートの練習を繰り返していました、野津田。
まさに、その練習の成果が出たゴールになりました。
これで、まず得点が入った日本。
試合は動いてきます。
このままいきますと日本としてはイラク、クウェート戦に関係なく決勝トーナメントに進出が決まります。
日本陣内でネパールの最初のセットプレーです。
10番のジャガジート・シュレスタが左足で蹴ってきます。
ネパールリーグで2年連続ベストミッドフィールダーに選ばれています。
あわや、オウンゴールかという形になりました。
≫ちょっとポープ・ウィリアムも試合開始からほとんどボールに触っていないんですよ。
1度、ゴールキックがあったくらいじゃないですか。
手で処理したことがなかったのでちょっと嫌なセットプレーでしたね。
≫ここは4番の岩波が入ってネパールの最初のシュートになりました。
6番のセンターバックのチャンド。
今日、ゴールキーパーはポープ・ウィリアム。
19歳の選手が3戦目にして初出場です。
どんどんミドルシュートを狙ってきています日本です。
≫やはり、ゴール前に人が多いですから誘い出す…。
しかも野津田はやはりあの距離から決めていますから。
≫今シーズンもサンフレッチェで14試合出場しています。
中3日、中2日でこの厳しい日程での予選リーグについてJリーグでも連戦は経験しているから問題ないですと語っていました。
この辺りは、リーグ戦に出ているという強みがあるでしょうかね。
≫それは、あるでしょうね。
ちょっと、不用意な、今も後ろから体を合わせていきましたけどこの辺りのジャッジも頭に入れて相手に簡単にセットプレーのチャンスを与えないようにしないとこれから先やはり、勝ち進んでいくうえで必要なことですよね。
≫このあと、アジア大会は決勝まで進むと7試合。
19日間で7試合を戦うという一気に決勝トーナメントに入ると厳しい日程が待っています。
強豪相手に勝つためにはああいった不用意な位置でのフリーキックなどを与えてはいけません、日本。
≫先ほどの野津田のシュートはスピードが…。
あのスピードで落ちてくるんですからね。
キーパー、ちょっと難しいですよね。
≫それだけ強力な左足です。
手倉森監督としても居残り特訓してやったりという表情。
1対0、日本リード。
先ほどから野津田10番の中島辺りがボールをもらいにいい位置に顔を出しています。
ヘディング!クロスバーの上。
野津田、2点目かというような入り方。
≫今は、山中のクロス非常に勝負のところもいいですし非常にキーパーも出られないいいボールを入れましたね。
≫左足のテクニックがあります山中。
≫完全にドンピシャかと思ったんですけどね。
≫頭1つ上からたたきつけようという野津田のシュートでした。
レイソルユースから上がってきた山中。
今シーズンはJ2の千葉で試合経験を積んで22試合3得点です。
実戦経験も積んでこのアジア大会に臨んできた若き日本代表です。
手倉森監督も将来の日本のサッカーの希望を示したいと意気込みを語っていました。
ホイッスルは日本ボール。
いいクロスを上げた山中が倒れています。
まだ、立ち上がれません。
≫ちょっと相手のひじがわき腹か何かに入ったような感じでしたね。
≫このあと決勝トーナメントに入ると中1日、中2日でゲームが続いていくという形になっていきます、日本。
仮にこのままグループDを2位で突破するとグループCの1位パレスチナが、すでにグループCでは1位を確定させています。
今の中央の崩しなどはどう映りましたか?≫非常にスピードアップするところもよかったですし。
鈴木に入るときの矢島の動き出しもよかったですけどね。
ただ、やっぱり人がいる分足が出てきましたね。
≫コーナーキックになります。
なかなか人数をかけて守ってくるネパールに対してミドルシュートでの得点となった日本。
そして、大きな武器はセットプレーです。
この年代、21歳以下の代表は非常に長身の選手が多くなっています。
≫クウェート戦でもそうだったんですが単純に入れたほうがチャンスになりましたね。
≫クウェート戦では高さを使ってセットプレーの流れから2点を取りました。
山中が少し痛そうな表情を見せてベンチのほうにサインを送りました。
ここまで、左サイドバックで3試合連続の先発出場の山中。
≫イラク戦もかなり、いい上がりと仕掛けというのが山中のサイドからかなり見られましたのでね。
ちょっと、これけがとなると日本にとっては痛いですよね。
≫練習では、サイドバックには秋野が練習で同じようなポジションで繰り返していました。
同じ柏レイソルユース出身の山中と秋野が左サイドバックのレギュラーポジションを争うというこのU‐21の代表です。
植田の空中戦の対応でした。
≫ちょっと、山中も…。
≫立ち上がれない状況です。
この映像には映っていませんが横で山中が今、倒れ込みました。
それを見て、慌てて日本はベンチが動き出します。
秋野へ準備の指示を出した手倉森監督です。
ここは植田の厳しい対応がありました。
≫ちょっとチーム、植田1枚通算で…。
≫初戦でイエローカードをもらっています。
この大会は2枚イエローカードが累積しますと次の試合、出場停止です。
≫すぐ代えそうですね。
≫19番の秋野が入ろうという準備。
山中、これで負傷で交代です。
山中に代わって秋野央樹が左サイドバックに入っていきました。
ちょっと、この辺りは心配ですね。
≫この先、ありますからね。
ちょっと…。
先ほども非常にいいクロスを上げていましたので野津田にね。
≫代わって、今シーズンレイソルでプレーする秋野が入りました。
秋野も左足のクロスの精度の高い選手。
日本は、きのうの練習を見ていましてもセンターバックの西野も同じ練習ができていませんでした。
20人という登録メンバーで戦っていかなければならないこのアジア大会です。
≫一応、日本はゴールキーパーを2人にしてフィールドプレーヤーが18人入れるようにはしていましたけどね。
≫ほかのチームはゴールキーパーを3人登録というところが多いんですが日本は2人だけ。
この時間帯はボールを失わないような形で攻める日本。
≫今のようなところから当てて、落とすか前を向いたときに周りの選手がぐっと動き出すとね。
ディフェンスラインが今、バランスよく並んでいますけどそれが崩れてくると思うんですけどね。
≫そういった形をこれから後半に向けてもいかに出していけるかということになってきますかね。
≫ネパールは真ん中を3枚にしてかなり、中央を固めてきていますので。
今の鈴木の動きに合わせて今のは遅れて入ってきましたが鈴木が動くことでできたところへ同じぐらいのタイミングで入ってくる選手がいるともっと破けそうな気はするんですけどね。
≫確かに鈴木武蔵が動くとディフェンスが引っ張られました。
逆サイドに少し遅れて12番の矢島が入っていきました。
その辺りをこのゲームを通じて連携を高めたい日本。
アディショナルタイムは2分の目安。
野津田の強力な左足のミドルシュートで日本が先制しています。
≫やっぱり時間がかかっている分今のようなパスが出てきそうな雰囲気は相手に分かられちゃいますね。
≫読まれてしまうわけですね。
≫もっともっとテンポよく速く回していくとちょっと相手が…。
今のも、1個飛ばしてもよかったですね。
対応がくるのでここの、今、矢島サイドでしたがあそこまでね。
≫大島を経由せずにということですね。
≫はい。
≫その辺りはフロンターレで活躍する大島僚太は素早いパス回しは得意。
キャプテンマークの大島がいかにその辺りを引っ張っていけるかという部分です。
日本ボールです。
ネパールは初戦のイラク戦では前半は2失点。
一方の2戦目のクウェート戦では失点は、前半では1。
しかし、後半に多く失点をしていた初戦、2戦目の戦いぶりです。
≫かなり前半から守備をする機会も多くてしかも、一生懸命頑張りますのでね。
ちょっと広範に息が切れる印象がありましたね。
≫後半の30分以降にイラクそしてクウェートも連続得点という場面がありました。
この辺りもしっかりと守備を固めています、ネパール。
前半終了の笛です。
前半終わって、1対0。
日本が前半33分サンフレッチェ広島の野津田岳人の左足のミドルシュートで1点を先制しています。
小島さん、前半の印象どのように感じますか?≫人の間にはボールが入るんですがちょっと、遅いですよね。
相手の対応がしっかり整いながらの攻撃でしたので。
もっと飛ばすパスだったり裏へ飛び出す複数の動きこういったところがあってもよかったですね。
≫得点はミドルシュートでしたが連係で崩すような場面が見たいですね。
≫そうですね。
鈴木が動いたところに2列目が出て行くそういうところをもうちょっと出したいところですね。
≫日本の第3戦ネパールに対して1対0、日本が1点リードで前半を終えます。
≫日本対ネパールですが前半は1対0、日本リード。
前半33分、野津田選手の左足ミドルシュートが決まりました。
スタジオ解説山本昌邦さんですが1点先制してこの前半の45分どう映りましたか。
≫1点取れたのは精神的には落ち着けると思うんですよね。
ただ、ネパールの守備の組織と集中力が高くて球際にシュートブロックにきているのでやっぱり日本もワンタッチで打てる崩しは必要だと思います。
≫見ていますと、日本はパスは回るんですが、なかなか効果的な崩しが見られないような印象でした。
≫1点取ったシーンも時間はかかってしまいましたが野津田選手のシュート力で入ったんですけどあそこ、ワールドクラスになると寄せがきてしまうのでもう少しディフェンスラインの背後ワンタッチで打つようなスピーディーな攻撃が必要だと思うんですけどね。
その辺りは修正してくると思います。
≫その辺り、野津田選手左足というのはやはり、さすがだなという感じがしましたけどね。
≫これはパンチ力がありますのでネパールのキーパーは体感したことがないようなシュートだったんじゃないでしょうかね。
≫あとは、なかなか各選手が連動していって崩すシーンをもっと見ていて増やしてほしいという気はしたんですけどね。
≫2014インチョンアジア大会生字幕放送でお伝えしています生字幕放送でお伝えしていますサッカー男子です。
予選リーグのグループDです。
日本対ネパール前半は1対0。
日本が野津田選手のゴールで1点リードしています。
スタジオ解説山本昌邦さんとともに振り返っていきたいと思います。
では、ハイライトをご覧いただきましょう。
まず日本は前半5分です。
矢島のシュート。
これがファーストシュートです。
そして12分。
今日はボランチのポジションに入りました遠藤がスルスルッと上がります。
3番の選手。
この遠藤の左足。
これが12分でした。
≫ペナルティーエリアの中のワンタッチなのでいいですよね。
≫さらには、20分。
10番の中島のミドルシュートがありました。
そして今日は山本昌邦さん1つポイントとして挙げていただいたプレーです。
山中選手の突破。
このクロスに野津田のシュート。
≫ボールを奪ってから1本のパスでフィニッシュ。
それもワンタッチで打ってこれている。
こういうスピーディーな攻撃はいいですね。
≫そして、この直後のプレー。
前半の33分。
野津田のミドルシュートが生まれます。
≫この人の左足はワールドクラスといっていいと思うんですよね。
すばらしいパンチ力です。
≫ちょっと、いやな時間帯の中でそれを振り払いました。
≫こういうスペースさえあれば決めきる力があるのでこういうスペースを作るボールの動かしかたができればいいと思いますけど。
≫34分、ネパールにチャンス。
チャンドの最後はシュートでした。
38分、これも決定的。
左サイドを崩しました。
野津田のヘディングシュート外れました。
という前半だったんですが見ていますと、やはり左サイドを効果的に崩すシーンがいくつかありましたね。
≫左を縦に崩してクロスワンタッチシュートという形が得点の香りがすごくしていると思うのでこういうシーンを作りたいですね。
縦に崩せば相手のディフェンスがどうしても自陣に戻るような方向になるのでそうすると、視野が悪くなって判断が悪くなるのでシュートの確率が日本としては上がると思います。
≫後半は、左サイドバックに山中選手に代わって秋野選手が恐らく後半もプレーすることになると思われます。
そして、同時キックオフのクウェート対イラクのゲームは現在、ハーフタイムに入っていまして、こちらは1対0でイラクがリードしているという情報です。
今、首位のイラクが1対0とリードという情報。
では、その得点シーンをご覧いただきましょう。
これは前半15分です。
クロスからこぼれたところすばらしいシュートですね。
11番のファラジ。
≫これ、クロスを折り返してワンタッチシュートなのでワールドクラスといってもいいような展開ですね。
このあとのワンタッチのボレー。
見事ですね。
≫これ、日本戦でもすばらしい、レベルの高いゴールをイラクは決めていますが本当に、アジアのレベルでは非常に高いレベルのシュートですね。
≫今のシュートシーンだけ見ても力はあるという印象ですね。
≫それでは順位表をもう一度確認します。
日本はグループDに入ってますがイラクが2勝0敗です。
今も1対0でイラクがリードしています。
日本は今、1勝1敗です。
クウェートも1勝1敗です。
ただ、勝ち点が並びますと当該チーム間同士の勝ち点、得失点などが考慮されますので日本が今、クウェートの上にいっていることになります。
今日はイラク対クウェートの結果にかかわらず日本が勝ちますと、日本は決勝トーナメント進出が決まるということになります。
アジア大会のサッカー男子ですが実は、出場している選手は23歳以下の選手なんですね。
ただ、2年後にリオデジャネイロオリンピックがありますので日本は21歳以下のメンバーで構成されています。
2年後のリオオリンピックを目指す日本代表の今後の主な日程です。
来年がU‐22アジア選手権の予選。
これが、1次予選になりますね。
オリンピックへの。
そして、再来年に本大会。
これが、オリンピックの最終予選になります。
この大会で3位以内に入りますと同じ年に行われるリオデジャネイロオリンピックの出場権が得られることになります。
ですから、山本さんこう見ますとあまり本番に向けて国際試合がそんなに多くはないという印象ですね。
≫そうですね。
そして特にリオの五輪は選手村に入ってほかの競技の方々と一緒に暮らしながら大会を継続していくという。
それも2週間以上の大会になるわけですがそういう意味でいうとまさしくアジア大会が同じ仕組みなのでこういう環境の中でチームが一体になって生活もピッチ外のことも乗り越えて1つになっていくということでいうとここしかないんですね大会の中で。
この中で成長していくのはすごく重要な視点ですね。
≫そして、アジア大会を戦う日本代表の20人をちょっともう一度ここで見ていきたいんですが全員が21歳以下の選手です。
黄色い文字の選手は今日の先発メンバーです。
アジア大会はオーバーエージ枠が3人設けられていますが日本はもう、使わないんですね。
オーバーエージ枠を使わずにこの大会に臨んでいますがどんな狙いがありそうでしょうか。
≫予選はオーバーエージは使えませんので継続してオリンピックへの予選はこのメンバーで継続して強化して戦っていくことの準備だと思いますね。
≫ということは、やはりこの試合だけではなくてこれ以降の決勝トーナメントさらには、オリンピックを見据えてという戦いを見たいなという感じですね。
≫日程が重なってきて厳しくなってくると疲労が当然出てくるのでそこで成長していくとそこで何ができるかという強さが問われるんですよね。
そういう経験ができる場ですね。
≫その中で、山本さんには注目の選手を挙げていただいたんですがこの3人です。
≫それぞれ、個性はあるんですが今日1点取った野津田選手は先ほどの左足のシュートというところは持ち味ですよね。
決定力に関しては、世界に通じるパンチ力のある左足は武器です。
≫今日もその結果を見せました。
≫この距離から決めきれるシュートの精度と特に、パンチ力。
あと、左足というところが日本の中ではやっぱりタレントが少ないのでそういう意味では非常に貴重な選手と言っていいと思います。
≫セットプレーでも軸になってほしい選手ですね。
そして、もう1人今日はワントップで起用されました鈴木武蔵選手にも注目したいんですが。
スプリント力がありますね。
≫この人のスプリント力は世界で通じると思いますしこういう感じのフィジカルの強さですね。
速さ、強さそして高さもありますしこれは、1つ合えば本当に世界で通じるタレントだと思います。
≫お父さんがジャマイカ人でそれから、お母さんが日本人ということでボルトを生んだ国、ジャマイカの血を引いているといいますか。
≫これはすごいと思います。
このスプリント力は。
50mが5秒台ですから。
≫そして、それからセンターバックを務める植田選手。
19歳なんですが最終ラインをうまく統率してますね。
≫彼はU‐17のワールドカップでも世界のベスト8。
彼がいたから世界のベスト8にいけたといってもいいくらい高さそして球際の強さ。
この辺りは本当に世界で力をもう、実証済みなので。
順調に鹿島でもレギュラーポジションをとりましたし成長してきているなという印象はあります。
タレントはいるんですよ。
≫186cmの長身ですね。
鹿島の2年目、まだ19歳この先も楽しみな選手です。
それでは、皆様からツイッターなども送っていただきましたのでご紹介します。
後半は大量得点だ。
頼むぜ武蔵。
鈴木武蔵選手ですね。
そうですね。
ワントップであれだけ動いていますから結果がね。
≫相手が疲れたらチャンスがあるので点につなげてほしいですね。
神奈川県の女性から大島へのメッセージです。
フロンターレでは実績を積んでいるのでこういった国際大会でも本領を発揮してほしいですね。
≫ゲームを作っていますし点にもいざとなったら絡んでくると思います。
後半、持ち味が出てくるんじゃないですかね。
≫皆様から、たくさんのツイッターをお寄せいただきたいと思います。
それでは、後半をご覧いただきましょう。
解説は小島伸幸さん実況は酒井博司アナウンサーです。
≫若き日本代表がアジアの頂点を目指す戦いです。
インチョンアジア大会サッカー男子予選リーググループD。
前回の広州大会に続いて連覇を狙う日本。
1勝1敗で迎える第3戦。
ネパール相手に前半終わって1対0。
リードして後半を迎えます。
解説、小島伸幸さんでお伝えしています。
小島さん後半に向けての注目いかがでしょうか?≫得点を取るところでしょう。
試合の流れからいってそのゴール前の場面は非常に多くなりましたのでどうやって、この分厚いネパールのゴール前人がいるゴール前を崩していくかというところにかかってくると思いますけどね。
≫流れの中で、そして連係でこの分厚い守りをこじ開けてほしいですね。
≫そうですね。
≫今日はポープ・ウィリアムが先発ですがなかなか、ボールを触る機会がないほど日本がボールを支配しています。
≫少し、前半途中からネパールのほうもサイドバックの2番のシュレスタを内側に入れて5バック気味にしてるんですね。
≫後半の45分が始まりました。
その5人のディフェンスの中でほとんどの選手が下がっていく中で日本が、どうこじ開けるか。
エンド、左がブルーのユニホームの日本。
U‐21の代表です。
右にエンドは赤のユニホームのネパール。
前半から後半にかけては選手交代はありません。
前半のうちに日本は左サイドバックに山中から秋野が入っています。
ネパールのフリーキックです。
トップ下の位置に入っていた10番の中島。
ミドルシュートも前半は積極的に狙っていきました。
先制点は日本、前半の33分。
野津田のミドルシュートでした。
左サイドからチャンスは作れていた日本ですがその左サイドの上がりを見せていた山中が負傷で秋野に前半のうちに代わっています。
オフサイドです。
まず左サイドからチャンスを作ろうという日本でした。
前半のうち、日本はボールポゼッションボールを持つ割合は日本が67%ネパール、33%。
シュートは日本、7本。
ネパール、1本という前半の内容です。
ディフェンス、入りました。
コーナーキックをとります。
あの辺り、一瞬のスピードいかがでしょうか。
≫やっぱり、こういうところを鈴木、持っているのでどんどん出していってほしいですよね。
≫コーナーキック、後半は1本目。
前半の33分に野津田の強力な左足のミドルシュートがあって日本、1点リード。
日本ボールです。
ワントップのカルキはネパールのフル代表でも活躍しています。
シュートコースにはことごとくネパールの選手が体を入れていきます。
4番の岩波が相手選手とぶつかりました。
≫うまく今左サイドを割ってから鈴木が引っ張って野津田が少しうまく角度を変えてゴール前でフリーになりそうでしたが。
そのあとのプレーで今、岩波相手の足のところを怖がらずによくいきましたね。
≫今のプレーで9番のカルキにイエローカードが出ています。
両チームを通じて初めてのイエローカード。
前半のうちなかなか、なかった鈴木武蔵が上がったところ同時に入っていくという形が少し見られた日本。
あの辺りから野津田が仕掛けるとやはり、左足のシュートを相手も注意してきます。
日本の後半のメンバーです。
前半から変わらず4−2−3−1のシステム。
左サイドバック、前半のうちに山中から秋野に代わっています。
まだ、この時間帯でもディフェンスに人数を割いているネパール。
ネパールは最終ラインに人数をかなり多く置いて守りを固めてきています。
植田の競り合いはネパールのファウル。
≫いいタイミングのヘディングなんですけどね。
≫空中戦に自信を持ちます植田。
4月下旬から鹿島アントラーズでもがっちりレギュラーの座を獲得しています。
≫少し、レフェリーが手の使い方というのを見ているような気がします。
ただ、練習の中では植田選手、一番飛ばしますからヘディングを。
≫1m86cmでかなり空中戦に強さがある植田直通です。
まだ19歳の選手。
≫ヘディング練習はコーチが蹴った分ぐらいはヘディングで飛ばして返してきますからね。
≫昨日の練習が終わったあと1人でヘディングの練習を残って、繰り返していました。
中島、シュート流し込んできた!決まりました!日本、2点目。
後半の立ち上がり、2対0と日本、リードを広げます。
≫今はうまく鈴木が戻ったところへ出ていきましたよね、うまくね。
≫そしてボールを持ったあとじっくり持ち直して狙いすましてというシュートに見えました。
≫ちょうどね、イラク戦ですか同点ゴールもこの角度で、同じような体の向きでシュートを入れましたね。
≫今大会2得点目ということになりました中島翔哉。
≫前の鈴木と周りの選手がスペースを空けたりスペースを使ったりと連係が見えてきましたのでね。
≫後半の8分に中島翔哉のゴールで2対0とリードを広げました日本。
どうでしょう、その辺り後半はこういった連係で得点を挙げる場面が多く見られるでしょうか。
≫出したいですよね。
それと、再三クロスからというのがありましたので…。
そういったところでサイドからのクロスでも点を取りたいですね。
≫公式記録、後半9分の中島のゴールで日本、2対0とリードを広げます。
今のはオフサイドでした。
≫ただ、前半に今のような動き出しでクロスが上がるときと自分から相手の裏に飛び出す動き出しが少なかったような気がしますが後半になって今、出ましたよね。
ああいったところでタイミングとボールさえ合えば完全に相手を振り切れますから。
スピードあるので鈴木は。
≫後半10分を経過しましたがその辺り、裏への意識飛び出す動きというのは増えていますか。
≫今のところなんかスペースをうまく見つけて出ていっていますよね。
裏への動き出しはかなり意識されているような感じがしますね。
≫ハーフタイムに手倉森監督もその辺りを修正してきたでしょうか。
≫今のも悪くないですがもっと大きく使ってもいいという気はしますよね。
やはり、人が集中していますので。
大きく相手を振って…。
≫鈴木は決めることができませんでした。
≫シュートミスがちょうどうまく持ち出した形になりましたけどね。
≫左足でブロックされたあと右足でという鈴木武蔵の連続シュートでした。
今度は右サイドバックの室屋が倒れました。
前半のうちに日本は左サイドバックの山中が負傷で選手交代しています。
ちょっと、ピッチ内で両チームの選手がヒートアップしています。
日本としてはネパールは今、2敗で迎えるこの第3戦です。
球際、厳しくくる中けがにも1つ、注意が必要です。
10番のジャガジート・シュレスタが主審のもとに行っています。
先ほどの鈴木武蔵のシュートの映像です。
≫このあとキーパーの手と一緒にボールごとという感じでしたからキーパーが痛んで倒れてます。
このあとのプレーでちょっと日本の選手がネパールの選手にパスを出したあとにタックルを受けてという場面がありましたが。
≫ゴールキーパー20番のクトゥーは今大会、初先発。
鈴木武蔵は大丈夫です。
初戦、鈴木武蔵は2得点。
その試合後、手倉森監督もエースストライカーの鈴木武蔵が点を取れたことが非常に大きいと語っていました。
やはり点を取るべき選手が取るとチームというのは乗っていきますかね。
≫活気付きますからね。
≫今日も再三チャンスを作ろうかという鈴木武蔵です。
これは中島翔哉の2点目のゴール。
この辺りはテクニック持ち味です。
ヴェルディユースで育ってそしてFC東京でプロデビュー。
今シーズンはJ2の富山で28試合全試合先発出場しました。
その後、FC東京に復帰してこのアジア大会を迎えています中島翔哉。
野津田のフリーキック。
壁は越えませんでした。
日本ボールです。
日本はこのあとこのまま終わりますとグループ2位で決勝トーナメント進出となります。
中3日でパレスチナと対戦となります。
その後、決勝トーナメントは中1日で準々決勝、中1日で準決勝という厳しい内容になってきます。
秋野とコンビネーションがちょっと合いませんでした。
ネパールの後半の布陣です。
最終ラインに5人が入っています。
5枚が最終ライン、その前に4枚が守って9番のカルキを残してほぼ10人で守っているネパールの布陣。
この分厚い守りをどうパスワーク、連係で崩していくかという後半になってきます。
小島さんからこうした、各駅停車ではなく1つ飛ばすパスが必要と語っていましたが今、そのパスを遠藤が使ってきました。
≫そうすると横にずれなければいけないのでボールと自分の、日本の選手をマークしなきゃいけない。
こういったところが同時には見づらいんですね。
振られると。
そうすると少しマークが空いてくる可能性ありますので。
ネパール、粘り強いですね。
今のところでも3人遅れてもいきますから。
≫もう、自陣に全員が戻っているネパール。
≫9番のフォワードのカルキも自陣に戻りましたね。
≫ネパールはもう自陣に引いて守ろうというところ。
これをどう崩していくか、日本。
≫鈴木武蔵、シュート!決まりました!3点目!オフサイドラインギリギリ!鈴木、今大会3点目!3対0、リードを広げた日本。
その前にスルーがあってという展開でしたが。
≫やはり、予測をかなりしてきてボールの出どころになりそうなところにはネパールの選手かなり食いつくんですよね。
≫手前で野津田がつないだんですね。
≫そこへ下がった選手に対してディフェンスラインが近いディフェンスラインが食いついていった分鈴木の入っていくスペースができました。
≫鈴木武蔵も自分が決めればチームの勝利につながっていくんだと語っています。
鈴木武蔵のいいゴールが決まりました。
≫ここで、ギヤを緩めずにもう一段階上げていけるかですね。
≫どうですか3対0になっても緩まない感じは伝わってきますか?≫ただ、人数をかけたところではボールをとりたいですよね。
≫今のはネパールのボール回しでした。
先ほど、矢島からのスルーパスそして、野津田がまたで抜いてスルーを選択して裏に鈴木武蔵が抜け出しました。
ネパールの選手交代があります。
15番、右サイドのカワスに代わって5番のディフェンダーバンダリーが入ります。
23歳以下、そして3人のオーバーエージを使ってきているネパール代表です。
日本は21歳以下。
2年後のリオデジャネイロオリンピックを見据えて、21歳以下で臨んでいるアジア大会です。
テクニックのあるジャガジート・シュレスタに入りますとしっかりとしたディフェンスを見せました。
ネパールです。
前を向かせない大島のディフェンス。
日本、ここで2人目の選手交代です。
中盤の原川力が準備しています。
キャプテンの大島に代えて中盤の愛媛でプレーします原川を入れます、日本です。
大島は、今日もしっかりと中盤で仕事をしていきました。
この辺りは決勝トーナメントを見据えて…。
≫それもあると思いますね。
≫多くの選手に経験、そして体力的、コンディション面を考えてという交代になります日本です。
まだ日本はここまで選手交代は2人だけ。
3人目の交代はまだ残しています。
この時間でもしっかり守りの堅さは崩さないネパールです。
鈴木武蔵、倒れたがファウルはありません。
シュートのところまでいきましたが、鈴木足は振り抜けませんでした。
鈴木武蔵は積極的にボールを引き出す動きを続けています。
シュートを狙ってきた。
≫鈴木武蔵の足元が前半は多く見られましたが後半は鈴木武蔵が裏に飛び出すところに合わせるというのが増えてきましたね。
≫鈴木武蔵の動きを見ていましてもいつでも裏に抜けだそうという構えになっています。
矢島のミドルシュートがありました。
イラクとクウェートの速報が入ってきました。
イラク、2点目です。
2対0、イラクがリード。
このままいきますとイラク、1位で勝ち点9。
日本、2位勝ち点6ということになります。
日本は決勝トーナメントD組2位で進出となります。
D組の2位で決勝トーナメントにいきますとC組の1位、すでにパレスチナが確定しています。
ベスト16、ラウンド16でパレスチナと対戦ということになります、日本。
手倉森監督も、いかに試合数実勢経験を多くしていくか。
このアジア大会は7試合できるかどうかがポイントと語っていました。
ポープ・ウィリアム久しぶりにキャッチ。
≫手で扱ったのは初めてじゃないですか。
≫ようやくポープ・ウィリアムまでボールがいきました。
昨日の練習のあとにはコーチとマンツーマンで指導を受けていました。
ゴールキーパー、19歳のポープ・ウィリアムです。
今大会は京都サンガでプレーする杉本大地選手が合宿に参加していましたが合宿中に足首を負傷して急きょ、ポープが招集されることになりました。
日本のゴールキーパー2人という選手選考は小島さんとしてはどう感じますか。
≫多分、かなり近いですからね。
入れ替わりというところでは本当にすぐ呼べますので。
そういう意味ではフィールドプレーヤーこちらに比重を置いたように感じますけれどもね。
今回、でもポープは入れ替えられましたのでね。
僅か、東京からでも3時間で来てしまうので。
そういう意味では、本当に国内移動と同じような感覚でできるというのがあるので。
≫シュート決まりました!4点目。
4対0、日本、リードを広げます。
鈴木武蔵が逆サイドで長い足を伸ばしていきました。
≫ボールもね、キーパーとディフェンスの間非常にいやなところですね。
鈴木は追いつくんだけど前のディフェンダーには触れないという非常にいいボールがきましたね。
≫この辺りは鈴木武蔵の特長を生かしたゴールそして、その野津田のパスということになりました。
≫非常にいやなというか守っているほうとしては一番いやなところに入っていきましたボールが。
≫このように、若い選手たち実戦を一つ一つ積み上げることで、連係は高まっていくんでしょうね。
≫そうですね。
お互いの特徴も分かってきますしあそこで野津田が持つと必ず出てくるというのも分かってくるでしょうし。
≫1月に行われた22歳以下のアジア選手権では日本はベスト8でイラクに破れました。
今大会は決勝まで進むと7試合できます。
その7試合を戦いたいと語っていた手倉森監督。
今大会でこのチームの完成度を80%に。
そして、リオデジャネイロで100%にというふうに意気込んでいます。
ネパールのシュートはまだ前半の1本だけです。
鈴木、倒れたがノーファウル。
後ろから足がかかったようにも見えましたが主審の笛は鳴りませんでした。
≫1人目のところうまく入れ替わりましたね。
≫この辺りは鈴木武蔵のスピードが後半になってまたいかんなく発揮されています。
最後は、6番のネパールのA代表でもプレーしますロヒト・チャンドのプレーでした。
野津田、矢島、中島が自由なポジショニングでパスを引き出す動きを繰り返しています。
オフサイドです。
この辺り、後半また少し時間がたって日本の動き出しなどの連係はどう感じますか?≫今のところなんかはサイドに大きく振ったあとにつないで、縦に出る選手…。
ちょっとタイミングが悪くてオフサイドになりましたが。
やはり、かなり意識してスピードを上げるところは選手が少しずつ実践しているような感じはします。
≫今大会、日本は21歳以下の代表で臨んでいます。
アジア大会は23歳以下の選手とオーバーエージ年齢制限のない選手を3人加えることができるオリンピックと同じ基準で行われています。
日本は2年後のリオデジャネイロに向けて21歳以下で臨んでいる大会です。
≫この選手たちがこのままオリンピックの予選に向かいますのでね。
そういう意味ではいい経験になっていると思います。
≫98年のバンコクアジア大会から日本は、このアジア大会で21歳以下の選手を送るようになってきました。
そのバンコクアジア大会では2次リーグ敗退になりました日本。
そのときの中心選手が高原、宮本小野伸二、中村俊輔稲本といった2002年のワールドカップでも主力になったメンバーたち。
ですから、小島さん今の21歳以下の代表もリオデジャネイロそしてゆくゆくはフル代表という形を期待される選手たちですね。
≫そうですね。
特に、植田辺りはかなり期待されているようですよ。
やはり、今ちょっとセンターバックというところが日本代表、ほしいって言われていますから。
≫ネパール、2人目の選手交代です。
10番のジャガジートを下げます。
ジャガジート・シュレスタに代えて11番のグルンが入ります。
同じようなゲームメークもできる選手です。
≫かなり、前線どちらかというと得意な攻撃よりは守備に回る時間が長かったので。
≫21歳のこれからネパール代表を引っ張っていくジャガジート・シュレスタがベンチに下がりました。
キャプテンマークを大島から遠藤が受け継いでいます。
今日は山中が前半に負傷しました。
≫外から1つ、取りたいですね。
今は内側からこじ開けましたが。
≫今のように、真ん中ですくっておいてサイドに開いてという形を日本、作れるか。
≫ほとんど、ネパールは5バックより1人多くなって6バックぐらいになっていますからね。
≫やはり、こういった分厚く守った相手を崩すのは、なかなか簡単ではありません。
≫多分、オリンピックのアジア予選の中ではこういった分厚く守備を敷いてくるチームも出てきますから。
≫このあと、年が明けますと3月に22歳以下のアジア選手権。
これがオリンピックの1次予選にあたります。
そして、2016年1月に22歳以下のアジア選手権があって、それがリオデジャネイロに向けての最終予選となります。
イラク、3点目です。
クウェートに対して3対0とリード。
このままですと日本は2位で決勝トーナメント進出ということになります。
4対0、日本リード。
サイドを崩してクロスという形から得点も挙げていきたい日本です。
ゴールキックになります。
そして日本、3人目の交代です。
センターバックの岩波に代えて17番の野澤が起用されます。
日本、3人目の選手交代です。
岩波もセンターバックでしっかりと存在を見せました。
この岩波も、これからセンターバックとして期待される1人だと思いますが。
≫サイズもありますしね。
≫そして正確なフィードもあります。
J1の神戸でしっかりレギュラーを獲得しています。
≫野澤がボランチに入って遠藤が1つ下がりましたね。
最終ラインに本来のポジションに戻った感じで。
≫センターバックが遠藤と植田。
そして、中盤の真ん中の位置に野澤が入りました。
遠藤としたら湘南ベルマーレでやっている本来のポジションというセンターバックに入っています。
≫これで今日は今大会まだ起用のなかった野澤それから秋野を起用しています手倉森監督。
これで、日本は20人中19人がこのアジア大会でプレーしたことになります。
あとは、吉野恭平がまだ今大会出場がありません。
今、見ていますと17番の野澤がアンカーのような位置に入っています。
過去、このアジア大会で日本は2回ネパールと対戦し2勝0敗、ともに5対0で勝っています。
もうネパールはクリアするだけです。
≫ちょっと、今のところもハンドのような感じでしたけどね。
笛を吹いてくれませんね、今日は。
何回か、あったんですがね。
ただ、ちょっとクロスが上がるときにもうちょっと2列目の選手が入ってもいいのかなという気がしますね。
≫鈴木武蔵のヘディングはクロスバーの上。
確かに今前線で待っている選手に合わせるというクロスが多くなっています。
日本の攻めです。
ネパールは3人目の選手交代。
17番のダンゴルが準備をしています。
9番、ワントップのネパールのフル代表のカルキを下げてダンゴルが入ります。
今日はもう、前線のネパールの選手はほとんど前にいくことはできず守備という時間が多くなってしまいました。
ネパールはバンコクアジア大会以来アジア大会は4大会ぶりの出場です。
2008年に国王が退位して連邦民主共和制になってからようやく国際大会の場にコンスタントに出場できるようになってきました。
その間はオリンピック予選ワールドカップ予選などには出場することがなかなかできませんでした。
もうセンターバック2人そしてアンカーの野澤を置いて全員、前にいっています日本。
前半の33分に野津田のミドルシュートで先制。
後半に入って9分、中島18分と25分に鈴木武蔵のゴールで4対0とリードしています。
手倉森誠監督率います21歳以下の日本代表です。
各チームが23歳以下そしてオーバーエージで臨む中、日本は21歳以下の代表で臨んでいます。
このままいきますと小島さんベスト16ではパレスチナと対戦することが濃厚になっていますが。
パレスチナは23歳以下にオーバーエージA代表の経験がある選手も加えたというチームです。
≫しかも、かなり不気味なチームではありますね。
あまり、情報が入ってきていないですよね日本にはね。
≫パレスチナもそれほど国際大会など試合を多く積んでいないチームです。
ネパールボールです。
≫この大会にはオマーンやタジキスタンといったチームがいるんですがしっかり、この辺りに連勝という形ですから。
≫パレスチナはタジキスタンに2対1、オマーンに2対0で勝って2勝0敗すでにグループ1位を決めています。
このあと1月に行われるアジアカップでも日本はパレスチナと同じグループに入ることが決まっています。
それだけにどういうチームなのかを含めて次のラウンド16も注目されます。
≫スカウティングは出ていると思いますけどね。
≫そのほか、日本のライバル優勝を目指すうえで倒さなければいけない韓国代表は順当にいくとベスト8で当たる形になります。
≫しかも、地元ですからね。
≫韓国は、23歳以下の選手にオーバーエージ。
マインツ、岡崎慎司選手と一緒にプレーしますパク・チュホなども呼んで。
≫本気で優勝を目指していますからかなり手ごわいチームだと思います。
≫そういったチームとラウンド16以降は厳しい戦いをしないといけない日本です。
まだ、アジア大会で1勝ができていないネパール。
5回目の出場ですがまだ1勝ができていません。
≫ちょっと、イージーなミス。
簡単に、とったボールを相手に渡すようなところは試合を通して、大会を通して少なくしていきたいですね。
≫手倉森監督も今、一番ベンチの前までいってミスを見て、それに対して大きな声を出しました。
この辺り、しっかりと…。
≫切り替えてマイボールになって攻撃の態勢に入った瞬間にとられると大ピンチになりますので。
≫フリーキックを取りました。
日本。
いい位置でのセットプレーです。
≫ちょっと今この時間帯は勝っているというのもありますけどボールを回す時間が長くなってちょっとシュートにいってないですね。
≫4対0とリードしたあと残り5分ですがその20分間得点は奪えていません。
また、シュートまでいく場面も多くなっていません。
直接狙っていい位置です。
≫秋野と野津田も行きました。
≫原川、右足ですと8番の愛媛でプレーする原川。
左足ですとサイドバックの秋野。
野津田はセットプレーのキッカーの位置からは外れました。
練習ではサインプレーも使っていた日本。
この4対0という状況でまだ、決勝トーナメントを控える中。
≫あまりサインプレーはしたくないですね。
≫キーパー、よく止めました。
≫壁の空いたほうを狙っていきましたね。
右足のキッカーですと壁の上の今のようなボールも狙えますのでキーパーとしては、ちょっと対応が嫌なんですよね。
ここはクトゥーがよく反応しましたね。
≫原川もいいキックを見せました。
今も、鈴木武蔵のジャンプそして後方から、大きな選手遠藤も入ってきましたね。
最後のヘディングシュートは遠藤です。
先ほどはゴールキーパーのクトゥーの好セーブがありました。
決勝トーナメントに向けて日本としてはアジア大会、2大会連続の決勝トーナメントに向けて残り時間になってきます。
前回の広州大会では大学生主体のチームで優勝しました、日本。
永井が5得点で釜本さん以来のアジア大会得点王という形で優勝を果たした日本。
連覇を狙うこの21歳以下の日本代表。
もう、この辺りは急ぎません。
ネパールもクリアするだけ。
矢島のスルーパスに最後、野澤が入っていきました。
まもなく手元の時計で後半45分。
日本、2大会連続の決勝トーナメント進出に向けてカウントダウンの時間になってきました。
このままいくと、グループD1位、イラク2位、日本で決勝トーナメント進出が決まります。
アディショナルタイム目安4分です。
≫もう1点、いきたいですね。
時間がありますからね。
≫5対0という形に持ち込めるか、日本。
≫もう1枚、ネパールがディフェンスラインに増やしてきましたからね、人を。
≫7人の最終ラインという形。
≫今のところでもクロスもいいんですけど打てるような気はするんですけどね。
≫狙ってきた。
中島翔哉のシュートです。
最後は右足でコントロールしてカーブをかけようかというボールでした。
≫6人が横並びで待っているのでなかなかクロスを入れるところも今、ないですからね。
少しこういった形でシュートというところでもいいですよね。
≫アジア大会でネパールに対して日本は2勝0敗。
ともに5対0で勝利しています。
初めての大会は86年のソウル大会。
そのときはA代表。
得点者は都並、原博実、木村和司という面々が並びます。
≫そうそうたるメンバーですね。
≫ですから、この選手たちも成長をしてこういったレジェンドたちに追いつき、追い越せるかという期待が高まっていきます。
場内では、ネパールに対する応援がまだ続いています。
≫ちょっと、縦のスペースでほしかったんですけどちょっとスピードを止めてしまった感じでした。
もったいないですね。
≫まだ時間は2分ほどあります。
シュートを狙ってきた。
コントロールするようなシュートかそれともパスだったでしょうか。
≫シュートですがちょっと当たらなかったですね。
≫今シーズンは愛媛で主力として活躍24試合で1得点。
手倉森監督がこの年代の代表を率いて最初のゴールを決めたのがこの原川でした。
22歳以下のオマーンで行われた選手権のイラン戦で得点を挙げています。
このままいくと日本は中3日でベスト16でパレスチナと対戦することになります。
それ以降は中1日、中2日で準々決勝、準決勝、決勝と進んでいきます。
19日間で7試合行うという決勝までいくとそうした日程になりますアジア大会。
アジア大会グループD日本の最終戦。
ここで試合終了の笛。
日本、4対0。
ネパールを破って決勝トーナメント進出!2勝1敗。
結果を残さなければいけないゲームでしっかりと4対0で勝利を収めました。
小島さん、まずしっかり勝利したこの部分、いかがでしょうか。
≫しっかりと前半にちょっと課題に挙がっていたところが後半しっかり相手の裏をとって点を取れたというところは非常に評価できますし後半の立ち上がりのような攻撃を見せられればやはり、どんな相手からでも点が取れるかなという雰囲気はありましたね。
≫これで2位でグループリーグ突破決勝トーナメント進出ですがこれからが本当の勝負となってきますかね。
≫厳しい戦いになると思うので精神的にも肉体的にもこれからが踏ん張りどころという感じではありますよね。
≫日本、決勝トーナメント進出を決めました。
ここまで解説、小島伸幸さんでした。
どうもありがとうございました。
≫日本4対0でネパールを破りましてこれで決勝トーナメント進出を決めています。
決勝トーナメント1回戦の相手はパレスチナと決まっています。
では、試合をハイライトで振り返ります。
得点シーンご覧いただきましょう。
まず前半33分野津田のミドルシュート。
均衡を破りました。
≫これは本当、パンチ力がありましたよね。
後半9分、2点目は中島でした。
見事な連係でした。
≫この鈴木のスルーファーストタッチがすばらしかったと思います。
≫中島、今大会2点目。
2試合連続ゴールです。
そして、3点目は18分。
エース、鈴木武蔵。
≫外へ展開するのかなというところで中央へグサッときたパス見事ですね。
ボールコントロールもよかったと思います。
≫そして25分。
鈴木のこの試合2点目のゴール。
≫このリーチ。
これはやっぱり、いいですよね。
≫鈴木武蔵選手はこれで今大会4点目となりました。
今日、試合前に山本さんには内容と結果が求められるというお話があったんですが、改めて今日の90分、いかがでしたか?≫すべてが満足というわけにはいきませんが確実に成長しているのとコンビネーションが高まってきている、その一体感がこのあと、ググッとチーム全体で上がってくるんじゃないかということを感じさせてくれました。
その辺はよかったと思います。
≫徐々に連係を高めるというのがチームのテーマの1つだと思うんですがその辺り、どうですか?≫失敗もしながらいい連係からのゴールも生まれているのでこうしたことが一つ一つ自信になると思います。
≫そして、同じ時間にキックオフされましたクウェート対イラクですがイラクが3対0で勝ちました。
これで、3連勝となりました。
ですから、これが最新のグループDの順位表ですがイラクが1位、そして日本は2位で通過しました。
これで9月の25日パレスチナとの決勝トーナメント1回戦となります。
ということで決勝トーナメントの組み合わせもご覧いただきましょう。
9月の25日、パレスチナと決勝トーナメント、1回戦ということになりましたがいかがでしょうか?≫パレスチナは、年明けのアジアカップでも1月の12日に日本と代表同士で当たるんです。
かなり、代表メンバーが半分ぐらい入っていると思うのでそういう相手とトーナメントの初戦で当たれるのは力試しとしては最高じゃないですか。
きちっと勝ってほしいなと思います。
≫日本ではパレスチナ戦も放送する予定になっています。
BS1で午後5時キックオフのゲーム。
日本対パレスチナBS1でお伝えする予定です。
どうぞ、お楽しみに。
それでは、アジア大会大会3日目を迎えていますが今日行われたそのほかの競技をご紹介しましょう。
セパタクローの男子ダブル準決勝に進出しましてメダルを確定させました。
日本は予選リーグを2勝1敗で突破しまして上位4チームに入りましてメダルを確定させました。
残念ながら準決勝でミャンマーに0対2で敗れて銅メダルを獲得しました。
日本は、セパタクローは銅メダルとなりました。
それでは、アジア大会のこのあとのラインナップもご覧いただきましょう。
BS1で今夜7時柔道をお送りいたします。
柔道は昨日、女子52kg級で中村美里選手が待望の日本金メダル第1号となりました。
今日、お伝えする5つの階級ではいくつの金メダルが生まれるんでしょうか。
どうぞ、お楽しみに。
そして、総合テレビではこちらも注目競技の競泳をお伝えします。
萩野選手とそれから、渡部香生子選手の姿が映っていますが200m個人メドレーで金メダル候補の萩野公介選手が登場します。
それから、女子200mに渡部香生子選手が登場する予定です。
日本の活躍に注目です。
これで、サッカーは日本は9月の25日決勝トーナメント1回戦日本対パレスチナというゲームになりました。
改めて山本さんこのゲームに日本としては今大会4試合目になりますがどういうところを高めていけばいいでしょうか。
≫決勝トーナメントに入ると戦い方が変わるのでその辺り、しっかりと整理をするということですね。
あとは成長していくことと全体のスピードアップ。
思考のスピードだったりボールのスピード展開のスピードを上げれば日本の選手の技術がもっともっと発揮されると思うので、そこは自信を持ってチャレンジしてほしいと思います。
≫手倉森監督も7試合戦うのを1つのテーマにしていますが。
≫7試合目まで戦えたら本当に心身ともにきつくなりますからそこで何ができるかが問われているいい大会だと思います。
≫日本の決勝トーナメント以降の戦いにも注目です。
今日のスタジオ解説は山本昌邦さんでした。
どうもありがとうございました。
≫ありがとうございました。
生字幕放送でお伝えします2014/09/21(日) 13:50〜16:00
NHK総合1・神戸
2014インチョンアジア大会 ◇サッカー 男子・予選リーグ「日本×ネパール」[字]

1勝1敗で臨むサッカー男子アジア大会代表の3戦目。勝てば予選リーグ突破が決まる。次世代の日本代表を担う選手たちの活躍に期待。スタジオ解説は山本昌邦さん。

詳細情報
番組内容
1勝1敗で臨むサッカー男子アジア大会代表の3戦目。勝てば予選リーグ突破が決まる。次世代の日本代表を担う選手たちの活躍に期待。スタジオには若い選手を率いて世界で戦った実績を持つ山本昌邦さんを迎えて解説を頂く。(試合開始 2:00)〜コヤンスタジアムから中継〜 <中断> ハーフタイムに ニュース(約3分)
出演者
【スタジオ解説】山本昌邦,【スタジオアナウンサー】鳥海貴樹,【現地解説】小島伸幸,【現地アナウンサー】酒井博司

ジャンル :
スポーツ – オリンピック・国際大会
スポーツ – サッカー

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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