朝日新聞が、ついに謝罪した。
東京電力福島第一原発事故の対応に当たった当時の吉田昌郎所長に聴取した報告書。
いわゆる吉田調書に関する記事について、木村伊量社長は、所長命令に違反、原発撤退と報じた記事の誤りを認め。
間違った記事だと判断いたしました。
命令違反で撤退の表現を取り消すとともに、読者および東電の皆様に深くおわびを申し上げます。
また木村社長は、8月5日の朝刊で訂正した、従軍慰安婦問題に関する報道にも言及。
より謙虚であるべきであったと、痛感をしております。
訂正が遅きに失したことについて、読者の皆様におわび申し上げます。
と述べ、併せて謝罪した。
朝日新聞は慰安婦検証記事の中で、韓国の済州島で慰安婦狩りをしたという吉田清治氏の証言を、虚偽だと判断し、記事を取り消すとしながらも、戦時中、日本軍兵士らの性の相手を強いられた女性がいた事実を、消すことはできないと強調。
記事の虚偽を認めながら、謝罪のない朝日新聞に対して、週刊文春と週刊新潮が、大見出しで批判記事を掲載。
朝日新聞側は、この2誌の広告の掲載を拒否。
さらに、ジャーナリストの池上彰氏が、朝日新聞に連載中のコラムの中で、慰安婦問題に関する朝日の報道を批判したことで、朝日側が池上氏の原稿の掲載を拒否。
池上氏が朝日新聞に対し、連載中止を申し入れる事態に。
明治12年の創刊以来、135年の歴史を持つ朝日新聞は、まさに最大の危機を迎えているが。
朝日の誤報はなぜ生まれ、どのようにして掲載に至ったのか。
朝日はなぜ、日本をおとしめるような記事を掲載したのか。
朝日にその意図はあったのか。
朝日はなぜ、これまで誤りを認めず、謝罪してこなかったのか。
そしてなぜ、今になって謝罪したのか。
今回のそこまで言って委員会は、慰安婦検証記事、吉田調書誤報記事をはじめ、これまで朝日新聞が抱えてきたさまざまな問題を、徹底検証。
元朝日新聞ソウル特派員の前川惠司氏、産経新聞政治部編集委員の阿比留瑠比氏、
全国のそこまで言って委員会ファンの皆さん、お待たせいたしました。
本日、満を持して、朝日新聞。
この間から、局のほうにちょっといつになったらやるんだと、この番組で朝日新聞を、そういうお叱りを多数頂いておりまして。
きょうは皆さんに、存分に方っていただいて。
本日満を持してお届けをいたします、本日のスペシャルMC、委員長代理、櫻井よしこさんです。
よろしくお願いします。
櫻井さんといえば、毎週金曜日の夜9時から、インターネット生放送、櫻ライブ君の一歩が朝を変える!という番組、これ、ライブでやってらっしゃる?
そうです。
言論テレビといいましてね、ここにおられる方、ほとんど皆さん、レギュラー出演をしてくれて。
ほとんどの方。
ちょうど100回目が先週行われまして、そこにもう、百田さんとかですね。
100回目で百田さん?
そうなんです。
満を持して、朝日新聞大特集ということになります。
本日の委員会の皆さんです。
そして、きょうはこちらに、お三方、スペシャルゲストです。
前川さんは元朝日新聞の方ですからね。
朝日新聞の中で、一体何が起きていたんだという話をじっくり伺います。
その隣が、天敵の産経新聞。
こういうことになってます。
あちらも朝日の天敵の。
天敵。
もうこれ2冊出してね、完売ですよ、これ。
本当に。
きょうはね、これだけ見せてきてくれって編集部に言われた。
花田さん、花田さん、この大騒動が勃発する前は、対朝日ということになると、もう、ウィルが独走状態だった。
ところが今、各週刊誌、全部追っかけてきて、商売、かえってやりにくくなってないですか?
でも厚みが違う。
歴史が。
ということで、きょうはもう、1分1秒が大切です。
で、私の本の紹介をさせていただきます。
新刊、出ました。
ヨットの遭難記なども、てん末記などが書いてあります。
お願いします。
早速まいりましょう、きょうは朝日新聞スペシャル、最初のテーマは、こちらです。
済州島で200人の若い朝鮮人女性を狩り出した。
慰安所軍関与示す資料、朝鮮人女性をてい身隊の名で強制連行した。
その人数は8万とも20万ともいわれる。
これらは、朝日新聞がいわゆる従軍慰安婦問題を伝えた記事である。
そして、後にこれらの内容はすべて誤報であったことが判明。
それに関して朝日新聞は、8月5日、6日付の朝刊で、慰安婦問題の検証記事を掲載したが、ここでは当委員会なりに、朝日の慰安婦報道を検証してみたい。
この慰安婦狩りについての記事は、1982年9月2日の大阪本社版朝刊の社会面に初掲載されたもので、私の戦争犯罪・朝鮮人強制連行の著者、吉田清治氏の、大阪市内での講演内容として、紹介された記事である。
日本の植民地だった朝鮮で戦争中、慰安婦にするために、女性を暴力を使って無理やり連れ出した。
と、著書や講演会で証言していたこの吉田氏について、朝日新聞は、80年代から90年代初めに記事で取り上げ、確認できただけで、16回記事にしたという。
1991年5月22日付の、従軍慰安婦加害者側の証言と題する記事では。
多数の朝鮮人を強制連行した側からの証言がある。
1942年、朝鮮人の徴用を目的に発足した、山口県労務報告会下関支部の動員部長になり、それから3年間、朝鮮人およそ6000人を強制連行した吉田清治さんである。
とし、吉田氏は朝日新聞の取材に対し。
手を下した側から従軍慰安婦について証言できるのは、もう私1人しかいないかもしれない。
政府は民間の業者がやったことと言うが、そんなことはない。
とはいえ、その実態は歴史から消えている。
慰安婦だった人は、過去を知られたくないのは当然で、日本人の側が犯した罪を証言し、記録しておく義務がある。
と、語っている。
しかしその後、現代史家の秦郁彦氏による韓国での現地調査や、地元紙の済州新聞の報道で、吉田氏の告白は、完全に作り話だったことが判明。
1992年4月30日には、産経新聞が、秦氏の調査結果をもとに、吉田証言に疑問を投げかける記事を掲載し、週刊誌も創作の疑いと報じ始めたが、朝日新聞は沈黙を守り続け、2012年11月30日、日本記者クラブで行われた党首討論会で、自民党の安倍総裁は朝日新聞社特別編集委員の星浩氏に、河野談話の見直しについて聞かれ。
そもそも星さんの、朝日新聞の誤報による吉田清治という詐欺師のような男が作った本が、まるで事実かのように日本中に伝わっていったことでこの問題がどんどん大きくなって伊来ました。
安倍総理の言うように、朝日新聞は吉田氏の証言を確認も検証もしないまま繰り返し報じた結果、吉田氏のうそは、日本だけではなく世界にも広まり。
韓国政府が1992年にまとめた、日帝下軍隊慰安婦実態調査中間報告や、国連人権委員会に提出され、慰安婦を性奴隷と認定した、1996年のクマラスワミ報告も吉田証言を引用しており、日本が性奴隷の国という不名誉なレッテルを貼られてしまうことに。
これは朝日新聞が吉田証言にお墨付きを与えた結果だともいえるのではないだろうか。
この軍関与についての記事が掲載されたのは、1992年1月11日朝刊の一面。
防衛庁防衛研究所図書館所蔵の公文書に、旧日本軍が、戦時中、慰安所の設置や慰安婦の募集を監督、統制していたことや、現地の部隊が慰安所を設置するよう命じたことを示す文書があったとの内容だった。
この記事が掲載されたのは、当時の宮沢総理の韓国訪問の5日前で、朝日の報道は韓国側にも伝わっていたため、宮沢総理はノ・テウ大統領との首脳会談で、反省・謝罪ということばを繰り返し、その後、1993年の河野洋平官房長官の談話につながっていったことは間違いない。
新しい教科書をつくる会理事の藤岡信勝氏によると、朝日新聞の記事のもととなった公文書は。
慰安婦を集めるときに、日本人の業者の中には誘拐まがいの方法で集めている者がいて、地元で警察沙汰になったりした例があるので、それは軍の威信を傷つける。
そういうことが絶対ないように、業者の選定も厳しくチェックし、そうした悪質な業者を選ばないように。
と記されていた通達文書だったという。
ということは、朝日が、強制連行をするなという資料を使って、軍が強制連行したというイメージをこしらえたということにはならないだろうか。
女子てい身隊とは、戦時下の日本内地や、旧植民地の朝鮮、台湾で、女性を労働力として動員するために組織された、女子勤労てい身隊を指し、朝鮮では国民学校や高等女学校の生徒らおよそ4000人が、内地の軍需工場などに動員されたもの。
目的は労働力の利用であり、将兵の性の相手をさせられるようなことはなかった。
この誤報について、朝日新聞は8月5日、6日付の検証記事で。
原因は研究の乏しさにあった。
とし。
当時は、慰安婦問題に関する研究が進んでおらず、記者が参考にした資料などにも、慰安婦とてい身隊の混同が見られたことから、誤用しました。
と、釈明している。
さらに朝日新聞は、1991年8月11日の大阪本社版社会面のトップに、思い出すと今も涙。
元朝鮮人従軍慰安婦、戦後半世紀、重い口開くとの記事も掲載している。
その内容は。
女子てい身隊の名で戦場に連行され、売春を強いられた朝鮮人慰安婦が、ソウル市内に生存することが分かり、韓国挺身隊問題対策協議会が女性の話を録音したテープを、朝日記者に公開したというもの。
ところが、本人が3日後にソウルで開いた記者会見では、生活が苦しくなった母親によって、14歳のときに、ピョンヤンのキーセン置屋に売られたと告白。
日韓関係研究家の西岡力氏が、この事実を指摘し、朝日に訂正を求めたが、今回の検証記事でも、誤報とは認めていない。
現在、韓国の日本大使館前や、アメリカ各地に、慰安婦少女像が建てられるなど、この問題は今も日韓の外交問題となっており、問題がこじれる原因になったともいわれる河野談話に関しては、産経新聞が、河野談話の根拠は崩れた。
河野談話の欺まん性が露呈したとする、スクープ記事を2度にわたって掲載。
その中で、阿比留瑠比氏は。
日本の官憲が女性を強制連行して慰安婦としたという虚構を世界に広めた主犯は河野談話だが、その共犯ともいえるのが、事実関係を誤って報じた朝日新聞である。
と、断じているが。
そこで皆さんに質問です。
あなたは朝日新聞の慰安婦検証記事のどこに一番怒りを感じますか?
あなたは朝日新聞の慰安婦検証記事のどこに一番怒りを感じますか?
はい、ここのコーナーは、慰安婦、いわゆる従軍慰安婦関係の話をしていただこうと思うんですが、櫻井さん、一つですね、重大な発表をするのを忘れておりました。
実は本日お越しの、時事通信社だった加藤清隆さんは、きょうの番組収録のために、時事通信社に辞表をお出しになられました。
なるほど。
その理由を一つ。
その理由というのは、木村社長の関係のこともしゃべらなきゃいけないんですが、とにかくここで憂いなく、洗いざらいしゃべるために、環境を切ってきたという。
そんな、そんな拍手を頂くような話じゃない。
ひと言申し上げていいですか?むちゃくちゃですね。
もともと大した給料もらってないから。
まずその発端となった吉田証言ですけれども、これに関してどうこんなうそが、最初に出てきたのかっていう、そのあたりの話からしたいと思うんですけれども、大高さん。
そもそも、この吉田清治が動員部長をしていた下関労務報告会というものを調べると、単なる日雇い労働者を現場に采配する組織であって、慰安婦とは全く関係ないんですよ。
だから秦さんが済州島に行かなくたって、朝日はこの組織を調べた時点で、もう吉田の虚偽を暴けたはずなのに、やってなかったということなんですね。
つまり、要するに、信じたいものを信じたという構図なんでしょうね。
実際、朝日にはちょっと、前川さんいかがですか?
信じたい?
何が起きたのか、当時。
宣伝させてくれるということで。
前段ですね、この検証の前の前段ですね、やっぱり記事の一つ一つを一種の点検していったものなんですね。
前川さんのご本に、たぶん書かれていると思うんですけどもね、この慰安婦の吉田証言についての朝日のねつ造報道と、それから、東京電力福島第一原発の吉田所長の調書に対するねつ造報道と、基本点があるんですよ。
朝日は現場を取材しない。
これ、驚くほど取材しない。
この吉田調書のほうですね、福島第一原発のほうでも、命令に違反してみんなが撤退したと書きましたけども、現場の人、約700人以上いるんですが、誰一人、当たっていない。
このことを所長が認めましたね。
あとでちょっとまずいと思ったんでしょうね、現場取材したけれども、証言が得られなかったと書いてある。
でも、ジャーナリズムというのは、証言が得られなかったら、報道しないんですよ、普通はね。
そのとおりです。
私もずっとこの問題はね、同じ根だと、とても単純な構造。
新聞記者というのは、報道記者というのは、ファクトがなければ、何も言えない。
ファクトを持ってかたらしむというのが新聞記者の本分ですよ。
ところが朝日新聞は、何かそれがイデオロギーなのか、なにかこう大きな物語とかっていうものにだまされたのか、あるいはファクトをわい曲して、何か言いたいことを言おうとする。
こういうことがね、原因だと思います。
それはね、私、新聞記者なので、ちゃんと説明しますけど、取材に行くときに、やっぱり、これはこういうニュースじゃないのかなっていうストーリーを作るんですよ。
先入見がある。
ストーリー。
そのストーリーに当てはめて、事実を集めるということがあるし、それは普通の新聞記者の新人だったらよくやることで、一番戒められることなんですが、僕は朝日新聞の場合、少し違うと思うのは、そこにある種の政治的立場、政治思想、イデオロギーと言ってもいい、左がかった立場が、そこに入って、それに基づいて、やっぱりストーリーを作ってきたという部分が、原子力の問題でも、それから慰安婦の問題でもあったんじゃないかと。
朝日はね、まず書きたいことがあるんですよ。
とにかくこれを書きたい。
例えば最近で言うとね、この2、30年、朝日は何を一番書きたかったというとね、日本人をおとしめたいんですよ。
日本国をとにかくけなしたい。
ですから、もうそういう材料を探しまくってくる。
その材料が見つからないときには、例えば昔ね、沖縄のサンゴありましたよね。
サンゴに傷つけて、こんなことをする日本人は恥ずかしいと書いた。
自分で傷つけてね、つまりそこまでやるんですよ、ですから、吉田証言のうそは、たぶん分かってたと思います。
分かっていながらね、書いたと思います。
分かってたと思いますよ。
あんな初歩的なことをチェックしないで、出すということ自体が、もう朝日新聞の意図が見え見えだというふうに考えるしかないですよ。
誤報って言い方はやめたほうがいい。
誤報っていうのはミステイクでしょ、違う、これはねつ造です。
ところが、朝日新聞はねつ造って言われるのが、すっごく嫌みたい。
この前ね、週刊文春と週刊新潮が広告を出そうとして、却下された。
で、次の週は、掲載されたんですけども、伏せ字にしましたよね。
どの字が伏せ字になったか見ると、2つあるんですよ。
反日とねつ造なんですよ。
つまり反日とねつ造って、いろんなこと書いてあったけども、それはOKで、反日とねつ造だけは伏せ字にさせたわけですよ。
ペテン師はOKなんですよね。
そうなんです。
だから朝日はペテン師と言われるのはかまわないと。
でも反日は許さないのね。
だから朝日新聞の急所というのは、反日、ねつ造なんですよ。
ねつ造して反日にしただろうって、ここがね、朝日にとって一番言われたくない。
彼らはたんなるごほうにしたいんですね誤報であって、意図はないんだとばかり強調するんですが、この吉田調書も、吉田証言も、誤報じゃないんですね、少なく言ってもわい曲ですね。
いやいや、ねつ造です。
100%ねつ造です。
そこまでする意図は何なんですかね?
僕はね、左翼の一番根本的に持ってるのは、人を悪く言うことによって、自分がいい人だということを、とにかく第一に見せたい。
そういう性格の人が、みんな左翼になるんだと思うんだ。
左翼の性格ね。
日本をおとしめることが正義だと錯覚して走り続けてきたんだと思います。
それはあるかもしれない。
そのとおりです。
そんなことないんちやう?
ざこば師匠。
朝日新聞はよく読んどけって、米朝からよく言われましてね、これが結構な新聞ですと、実は、昔ですよ、入った当時はよく言われて、で、落語会の切符でも、朝日で載せてもらうと、売れ行きがぱっと上がるんですよ、ああいう切符は。
それは朝日は、ええもんを紹介してるというような、つまり催しとか、そういうもんは、間違いのないもんを催ししてるから。
だから催しだけやってたらよかったんですね。
政治には口出すなと。
もう落語とかコンサートの催しだけの新聞をやっておけば。
僕が一番不思議なのはね、30年にわたってこういうことを報じられて、その間ね、雑誌なんかでいろんな疑問が出されているにもかかわらず、社内でね、ちょっとこれ、おかしいんじゃないのと、けんしょうしてみようというこえがね全然なかったのかと。
前川さん、なかったんですか?
実際ね、だからこの問題で僕は問題だったなと思うのは、つまり、社内の合意とかね、検証、これ例えば、普通、大きな問題だと、一応そういう合意を作るんですけどね、勉強会開いたりして。
この問題に関しては、私の知っているかぎりではなかったんです。
前川さん、前川さんもあんまり人のこと言えないのは、だって前川さん、この吉田清治証言が朝日新聞に載ったときのソウル支局長でしょ。
ソウル支局長として、この記事はなんだって。
そのときは違うと思う。
そのとき違うって思うって全部そうでしょ?ちょっと、前川さん、朝日の記者をやってて、ソウル支局長やってて、朝日新聞の大阪版にこういうのが出てきて、これはおかしいんじゃないのって。
82年の9月の5日の記事なんというのは、僕は全く知らなかったですよ。
というのは、大阪ですから、僕ら、東京ですから、大阪の新聞、ほとんどあんまり…。
同じ朝日新聞でも、大阪本社版のやつは、そんなものは見ないんだ。
あんまり見ないですね、正直言ってね。
前川さんに一つお尋ねしたいのは、うえむらたかし記者が当時、大阪社会部にいましたよね。
それでネタとしては、大阪支局のねたなのに、なんでたかが大阪に書かせると。
それは僕も分からないと、どうしてそうなったか分からない。
それはね、恐らくね、虚偽だと私は思いますね。
どっちの虚偽ですか?
朝日と植村記者の側の虚偽というのはですね、考えてみましょう、常識で、ソウル支局がものすごい特ダネを手に入れました。
そしたら特ダネを手に入れた記者とかね、支局っていうのは、自分たちが書くものですよ。
責任を持って。
これは自分たちの名誉であり、また責任なんですね。
なのになぜ、日本の、しかも大阪の本社から、記者を呼んできて、これ、書かせなきゃいけないんですか。
これほとんど意味がない。
そのこと、現実論からして、ジャーナリズムからしてありえないですよ。
未確認なんですけどね、ごく最近聞いた情報でね、植村さんはね、本人のインタビュー、直接やってないんです。
テープを聞いただけだと。
こう言うんでしょ。
この間の記者会見でもありましたように、女子てい身隊と、いわゆる慰安婦と混同した、当時は分からなかったから混同した。
記者会見でもそう言うてたんですが、実は植村隆さんの書いたきんがくじゅんの証言の中には、女子てい身隊ということはひと言も使われていないんですね。
もし仮に彼女が使ってたとして、それを混同したなら分かります。
使ってないのにそれを使ってるわけですから、これもうねつ造なんです。
しかもね、植村さんの記事は1991年の8月11日に出てるんですよね。
その3日後の8月14日に、ソウルできんがくじゅんさんが記者会見してるわけです、多くの記者の前で。
そしてそこで、私は家が貧しくて、母親に14歳のときに売られましたと、で、40円でしたと。
それから17歳のときに、またキーセンの置屋のお父さんにまた売られましたということを言ってるんですね。
彼女は、そのあと、日本を訴えて、裁判所にも訴状を出しているんですね。
その中でも同じようなことが書いていて、その後、彼女、いろんな所で講演したりしてるんですが、大体、このラインでお話になっている。
私たちは本当にかわいそうだと思いますよね。
つまり本人は、別にうそついているわけじゃない。
本人はうそついてない。
それでね、私、彼女、すごく正直な人だと思うんですよ。
人の前でこうやって自分の悲しい運命話してね、でも、それを聞いた植村さんが、植村隆記者が、どうして女子てい身隊の名前で連行されて、日本軍の慰安所に行ったのかと、そういうことを書いたわけですから、これはね、11日の記事が出ました14日、たった3日の間に彼女が記者会見しているわけですから、普通の記者ならば、事実関係、この記者会見で確かめるはずですよ。
それがない。
このキン・ガクジュンさんの件も、この木村社長の会見で話題になってますが、これは阿比留さんが追及されたんですね。
まさに今問題になっている話を、私、質問しまして、これは事実のねじ曲げではないですかと言ったら、杉浦さんという編集担当役員の方が、意図があったことはありませんと。
あとは新聞読んでくださいみたいなことを。
ちなみに、こういうふうに正確に言うと、これ、産経新聞に書かれてることですけれども、杉浦編集担当はこんなふうに言ってるんですね。
朝日新聞としては、キーセンイコール慰安婦だからしかたないという考え方は取っていない。
キーセン学校にいたということは、あえてそこで触れる必要はないと考えていた、そういう意味でねじ曲げではないと考えていると。
これ全然、答えになっていない。
全くそのとおりなんです。
開き直りっていう。
開き直り。
今回、吉田証言は訂正しますと、吉田証言は強制してない。
しかし、朝日の検証記事は、広義の、広い意味での強制性があったと、これ、開き直ってるんですね。
テレビを見てる皆さんにも、ここの会場の皆さんにも、たぶん、大きな誤解があると思うんですが、実は戦時慰安婦の、朝鮮人は2割しかいなかったんですよ。
大半が日本人なんですよ。
これね、だから皆さん、従軍慰安婦とか政治犯はみんな朝鮮人だと思ってるんですけど、違うんです、朝鮮人はあくまで2割なんです。
大半が日本人なんです。
それも朝日が、その大半が朝鮮人だったとされるって書いてあります。
うそばっかりですよね。
それでね、当時、日本は貧しかった、朝鮮も貧しかった、これは不幸なことですけれども、貧しい女性たち、貧しい家の女性たちが、しかたなくそういう世界に行ったんですよ。
これはね、決して広義の強制性なんかじゃないです。
しかもね、朝鮮に行った日本人の慰安婦という人たちは、そもそも大多数は、遊郭で働いていた人たちなんですよ。
彼女たちが、朝鮮のほうが稼ぎがいいっていうんで、みんな志願して行ったんですよ。
台湾にもそういう遊郭がありまして、台湾からもたくさん行ったんですよ。
それで、台湾ではそれを差し止めるための法律まで作ってるんですよ。
セックススレイブ、性の奴隷という、奴隷なんかじゃないですよね。
セックススレイブという言葉を作ったのも実は日本の弁護士なんですよね。
戸塚悦朗ですね。
名前、覚えておいてください。
戸塚悦朗さん、この人はね、国連に行ってね、戦時慰安婦のことを…、何かいいことばがないかということを考えたのが、性奴隷、セックススレイブ、このセックススレイブということばを国連の人たちが、おもしろいそのことばって。
弁護士さんはなんでそんなことば知ってるんですか。
要するにこれは朝日と一緒、日本をおとしめたいんです。
日本を辱めたいんです。
朝日がね、この30年間、どんだけ日本の名誉を傷つけたか、ところがこれはおかしいというて、週刊文春と週刊新潮が記事を書いた、そうすると朝日はいきなり、朝日の信頼と名誉を大きく傷つけた、許さんと。
あほかと、どの口が言うとんねんと。
推測交えて言いますけれども、僕は木村社長に期待してたんですよ。
自分たちの先輩を外に出し、植村記者を早期退職に追い込んで、いつかやるんだと、8月5日の紙面を見たとたんについにやったかと思ったら、あれれれと思ったから、その日の夜、僕は木村社長に会ったときに、木村君、これ、一部であっても記事を取り消すというのならば、謝罪、1面で謝罪しなさい。
それから社内処分もやりなさいと言ったら、
ちなみにね、私、同業者から今、大変なバッシングに実は遭ってるんですよ。
ある共同通信出身の有名な評論家から、バッシングあって、彼が言うには、木村はかわいそうと。
お前がよけいなこと言うから、こんなことになったんだ。
はっきり言いますよ、辞表出したから、はっきり言いますけど。
あのね、木村社長っていうのは、もったいないことしましたよね。
僕はね、先週に、週刊新潮で、木村社長は朝日のゴルバチョフになると褒めたんですよ。
もっと本来、責められるのは、そのばで30ねんかんだまってるのは木村社長なんですよ。
それを木村社長がプロジェクトでやった。
ここで木村社長、男を上げるチャンスだった。
これからも朝日は全部間違いを正そうと、そこですこーんと会社辞めたら、木村社長は20年後、30年後でものすごい評価上がったんですよ、朝日、あとはコメンテーターとして引っ張りだこですよ。
惜しいなあ、本当に。
もともと。
ちなみにね、この番組はね、木村さんが社長、まだ今でも社長ですけどね、8月20日以降、ずっと、なんとか番組に出てくれないかというアクセスを、繰り返し、繰り返し、申し込んでおりました。
そのたびに、保留、保留、保留と、返事がずっと来てて、最終回答、9月19日、読売テレビたかじんのそこまで言って委員会御中。
弊社は12日付長官紙面で吉田証言による誤った記事を掲載したことや、…おわびいたしました。
池上彰氏の連載コラムの掲載を見合わせたことを含め、今回の事態を大きな教訓として、さまざまなご意見やご批判に謙虚に耳を澄まします。
なお、本日20日付に頂きました、弊社社長、木村へのインタビューのご依頼は、本人多忙のため、お受けすることはできません。
国家基本問題研究所、私がやっているところでね、意見広告を出したんです。
全国紙5紙に全部。
そこの中で、問題は河野談話だということで、書いて、朝日新聞の誤報によって、韓国の世論が沸騰して、このような問題になったということを書いたんですね。
そしたら朝日のほうから、この意見広告はちょっと問題がありというのでですね、最終的に載せなかったんですが、そのお断りが、われわれの広告のスペースは全部埋めておりますので、間に合ってございますということでした。
今やったらすかすかですよね。
私ね、一番この話をしたときに、金美齢さんがぼそっとおっしゃったんだけど、おかしいと、韓国の人は思わないの、だって20万人といえば、当時の韓国の女性全員ぐらいで、ほぼ全員が目の前でトラックに乗せられて拉致されていて、当時の人は誰も声を上げないなんてことは、あるのかと。
そんな情けない話なのか。
それも戦争が終わってから、日韓基本条約を結ぶときにもひと言もなし、1990年代に至るまで、誰もひと言もそんなこと言わないなんてことがあるはずないだろうってことを金さんがぼそっと言ったのが、相当、物事の中心を射抜いているような気が。
ちょっとひと言。
吉田清治が済州島で若い女たちを狩りまくったと。
これはまあ、地元の新聞社が取材したときに、済州島の男がこう言うたんですよ。
もし自分たちの村で、もし自分たちの娘が、そして自分たちの嫁が、そうして日本人に狩り出されていったならば、われわれは、われわれが死ぬか、日本兵が死ぬ構えで闘うと言うたんですよ。
これがね、男の誇りですよ。
それと当時の官憲。
黙ってろ!これね、20万人も強制されたと、今、韓国人言うてるけどね、じゃあ本当に君たちは男の誇りがなかったのか、黙って見てたんかいうことですよ。
だからこんなことありえないんですよ。
よろしいですか?
すみません。
それと、先ほど来出ている官憲という話ですよ。
これ巡査、巡査というのは誰か、これも秦先生の研究で明らかになったんですけど、ほとんど朝鮮人なんですよ。
所長は日本人だった。
実は日本人が所長でいるけども、現場でやっているのは、全部朝鮮人。
そうすると、朝鮮人の警官が朝鮮人の女性を連れ出したのかっていう話になって、これ、つじつま合わない。
これほどの誤報をやっておきながら、その木村社長がなぜこの訂正をしたかということ、ちゃんと書いてあるんですよ。
これ読むと僕、びっくりしたんですけども、普通、訂正、間違いだから訂正するじゃないですか、違うんですよ。
慰安婦問題、慰安婦問題を直視するためには、過去の朝日新聞の報道の誤りを認める必要があると。
私たちの元来の主張を…考えたから、訂正したと。
この立場はいささかも揺るぎません、要するにきっかけにさらに慰安婦の問題を固めようとしてるんですよ。
元来の主張って何かというと、朝日新聞も最初は大条件なんです、前提条件として、書いてたんですね。
それが徐々に分が悪くなると、あったんじゃないかと書き始めて、やがて、広義の強制性と言いだして、今は女性の人権って言ってるんですね。
すり替えですよね。
でも朝日を代表して、前川さん、まだいろいろ言いたいことおありなんじゃないかと思います。
だからその、先ほどの話なんですけど、問題がずれているという話でね、従軍慰安婦っていうのは、韓国でいうとね、いわゆる従軍慰安婦っていうと、米軍慰安婦のことなんですよ。
基本的に。
だから僕なんか、最初に僕はてい身隊という名前付けたときに、おかしいじゃないかと。
てい身隊って、あれは、働きに行ってる人でしょと。
それでどうしてそんな名前付けるんですかって言ったら、返事は、はっきりしなかったですけども、つまりあの時点で、従軍慰安婦対策問題協議会というと、米軍慰安婦対策協議会になっちゃうから、それこそ強制性、広い意味での強制性があるとしたら、てい身隊だから、
政府事故調の吉田調書入手。
福島第一所員の9割、所長命令に違反、原発撤退。
ことし5月20日付の朝刊で、朝日新聞はこのように報じたが、それは誤報だった。
2011年3月11日、未曽有の震災に見舞われ、制御不能となった東京電力福島第一原発。
その4日後の朝6時過ぎ、大きな衝撃音が響き渡り、2号機の圧力抑制室の圧力がゼロになった。
このままでは放射性物質が大量放出されるかもしれない。
この窮地に、当時の吉田昌郎所長は、第一原発の免震重要棟にいた所員のうち、必要最低限の人員を除いた全員に、退避を指示したという。
この命令を受け、後にフクシマ・フィフティーと呼ばれ、世界から称賛された人々を除いたおよそ650人の所員たちは、第二原発に退避した。
こうした状況は、福島第一原発事故を巡り、吉田所長への聞き取り調査の結果をまとめた報告書、いわゆる吉田調書から読み取ることができる。
吉田調書には、本当に感動したのは、みんな現場に行こうとするわけですと、危険を顧みず、みずからの仕事を全うしようと現場に向かう所員たちを、吉田所長が褒めたたえる場面が何度も出てくる。
ところが、この吉田調書をまだ政府が非公開としていた段階で独自に入手した朝日新聞は、5月20日付の朝刊で、なぜか事実に反して、このように報じたのだ。
第一原発所員の9割に当たる650人が、吉田氏の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発に撤退していた。
東電はこの命令違反による現場離脱を3年以上伏せてきた。
さらに朝日新聞は、世界から称賛されたあのフクシマ・フィフティーが、第一原発にとどまったのも、所員の9割が命令に反して、撤退してしまった結果にすぎないとまで書いたのである。
この記事は世界に拡散。
海外メディアは、パニックに陥った原発所員の9割が、命令に背いて逃げ去った、これは日本版セウォル号事件だと報じ、現場で命を懸け、闘った多くの人々の名誉が傷つけられた。
しかし、その後、産経新聞をはじめとするメディアも、吉田調書を入手し、その詳細を検証。
さらに政府が吉田調書の公開を決定したことにより。
命令違反で撤退という表現を使った結果、多くの東電社員らが、その場から逃げ出したかのような印象を与える、間違った記事だと判断いたしました。
命令違反で撤退の表現を取り消すとともに、読者および東電の皆様に、深くおわびを申し上げます。
この会見で木村社長は、秘匿性の高い資料だったため、少数の人間の目にしか触れないようにしていた。
その結果、チェックが甘くなり、検証が遅れたと反省していると釈明。
また、取材過程において、命令に背いた人がいたという思い込みがあった。
職員に取材はしたが、話は聞けなかったと説明。
朝日新聞としての、思惑や意図があったのではないかという指摘に対しては、意図的な記事ではないと全面否定した。
この会見に対して、翌日に新聞各紙は、こぞって批判的に論じ、中でも産経新聞は、自社の主張に都合のいい部分をつまみ食いし、全体像をゆがめて伝えたのではないかとの疑問は拭えないと糾弾しているが。
そこで皆さんに質問です。
吉田調書を巡る朝日新聞の一連の報道・謝罪・釈明のどの部分に違和感を覚えましたか?
その誤報、クエスチョンマークとびっくりマークが両方ついてるのは、どういう意味ですか?
要はですね、誤報、だからさっきもね、ねつ造か誤報かみたいな話ありましたけども、結局この社長の弁明の話、聞いてると、もう、あくまでも誤報ですよ、誤報ですよっていって、なぜ誤報になったかの説明があるんですけど、てんでおかしな説明なんですよ。
例えば、今VTRありましたけども、人数が少なかった、といっても5人のベテラン記者がついてるわけで、じゃあ、10人いたらOKなのかって話じゃないですか。
それからですね、明らかに都合の悪い部分を抜いているわけですよ。
そこを抜いていなければ、このタイトルにならないはずなんです。
所長命令に違反、原発撤退と書いてありますけど、そうならない、意図的、だからそれを抜くことによって、この記事が成立するわけ。
なんか週刊誌的に最初から見出しが決まってて、なんかつまみ食いして、なんかさもあったかのように作る。
それは週刊誌に対する侮蔑ですよ。
週刊誌はそれでいいと思うんです。
それを新聞がね。
なんにもなくてもAKBとって書かれますもんね。
そのとおりです。
だから週刊誌は見出し勝負じゃないですか。
みんなそう思ってます。
でも新聞は、見出し勝負だとはみんな見てないから、その新聞が見出しでもって、きをてらうような記事を書き始めたら、もう新聞の権威なんかないですよ。
これね、東京のニッポン放送ってラジオ番組で、一番最初にこれを論評しなきゃ、この報道を論評しなきゃいけなかったときに、私はまあ、熟読というほどではないですけれども、この5月20日朝刊の記事を読みました。
この記事はおかしいと。
見出しには、原発所員命令に違反し撤退と書いてあるのに、それを完全に裏付けるような証拠というものは、記事本文の中に、ほとんど見当たらない。
例えばこうです。
吉田氏の証言によると、所員の誰かが、免震重要棟の前に用意されていたバスの運転士に、第二原発に行けと指示し…と書いてある。
誰かがこれはそう言ったというだけですね。
しかも、ちゃんと吉田氏は、本当は私、2Fに行けと言ってないんですよ。
福島第一の近辺で、所内にかかる線量が低いような所に一回退避して次の指示を待てと言ったつもりなんですがてんてんてんと、吉田証言をここでは正確に引用している。
これを総合的に見て、命令に違反し、故意に所員が故意に命令に違反し、撤退したという、この見出し立てができるというのは、私は非常に不思議な感覚だというふうに、そのラジオ番組で言ったんです。
それはね、その記事が出る前に、政府の事故調査委員会の報告書、それから国会の事故調査委員会報告書っていうのがあるんですよ。
この撤退問題について、どういうふうにこの報告書が整理しているかっていうと、要するにコミュニケーション不足、東電の社長もむにゃむにゃと言ってはっきり言わなかった。
一方、官邸の側は、もしかしたら、みんな逃げちゃうんじゃないかと思って疑った。
それは、実は誤解に基づくコミュニケーション不足であって、結局は、逃げたということはないんだっていう結論なんですよ。
国会事故調の報告書もね。
それに対して、実はこの朝日新聞は、非常にどうも不満を覚えていたようですね。
この執筆した記者の方が、実は本を出されていた。
この官邸で何があったのかという本を。
それを私、改めて読んでみますとね、官邸側、つまり菅政権側をよく取材していて、その結論は、あっ、これは原発を放棄してしまうんだと。
これ実は退避なんてことばじゃなくて、もっと強いんですよ。
原発放棄作戦が始まったというふうに、その記者は、認識しているわけですね。
そういうまず頭の作り方があって、その上で、国会事故調、政府事故調が、いやいや、それは誤解だったんだよと書いたもんだから、それは違うぞと。
長谷川さん、公刊してる書物なんですか?名前と書名を言ってください。
官邸の空白の100時間かな。
著者は誰ですか?
きむらさんっていう方です。
この記事の一面トップ書いた人ですよ。
この問題が出た直後に?
その今、紹介された本っていうのは、朝日のその5月20日の記事を書いた人ですか?
そうです、そうです。
5人のうちの1人。
ということは、初めから。
きむらひであきさんという人ですね。
きむらひであきさん。
だけどね、あとで公開されている吉田調書を見てみたら、吉田さんははっきり、吉田さん自身がバスを用意し、吉田さん自身が言っているわけだから、命令違反であるはずがないと分かるでしょ、記者は、それは、調書読んだら。
これね、ところがね、国会事故調がそういうふうに言って、僕のここから先は推測ですけれども、いやいや、あれは実は本当は東京電力が全員撤退を考えていて、それを止めたのは、菅政権そのものなんだと、菅政権の判断が正しかったんだと。
だから、あれは実はそういう証拠がないかと探していたら、吉田調書が手に入って、見たら、意や実は、2Fに行ったとは言っていないと書いてある、ほほら、やっぱりそのとおりだった、あれを止めたのは菅政権だった。
そこのくだりをもうちょっと読み進むと、すぐに吉田所長が言ってるんですね。
私、2Fに行けと言った覚えはない、でも行っちゃった、しょうがないなと、幹部クラスから戻ってもらいました。
でもよく考えてみたら、みんなフルマスクをしてて、そしてこの第一のこの建物の外の、どっかで待っててって言っても、その当時、第2号機が爆発するかもしれないっていうふうに思ってたわけで、そのときには死んでしまうかもしれない。
だから、よく考えたら、彼らが2Fに行ったことが本当に正しかったんだって、そのすぐあとに書いている。
しかも伝言ゲームとかもね。
まさに竹田さん、おっしゃったけど、朝日が1面に書いた記事のかぎかっこの中でも、つまみ食いがあるんですね。
それで、そこが伝言ゲームのあれなところでっていうところと、もう一つ、2Fを想定した、もともと退避先として2Fを想定していたという部分が、きれいに抜き取られてるんです。
意図的ですよね、これはもう。
意図的ですよ。
僕ね、さっきの吉田証言と似てる思うんですよ。
根が一緒やと思う。
つまり日本人をおとしめたいんですよ。
つまり、これだけ日本人は悪いことをする、ひきょうなことするんだと。
それでしかもね、このタイミングがね、韓国のセウォル号事件ありましたよね、あの船が沈んだ。
このときの船長がみんな職務を放棄してみんな逃げた。
これが世界中にたたかれた。
それでね、実は朝日新聞は、いやいや韓国だけじゃない、日本もひどい、こんだけ逃げた。
これを書きたかった。
韓国に塩を送ったんですね。
そうそう。
その意図じゃないと、こんなでたらめ書けない。
書けない。
仮に木村某氏が、記者が、そういう記事を書いてきたとしても、デスククラスがね、これはちょっとおかしいんじゃないかって。
どんなね、少人数であっても、原稿、記者が書きますよね。
特ダネ、持っていきますよね。
デスクがまず資料をよこせと、必ず読んで、判断する人間が、複数いる。
必ずいる。
ということですよね。
それを関門通らない、そんなことありえない。
そこで実は朝日社内で言われてる話なんですけども、私も取材
実は木村さんが、そこまで踏み込んだかどうか、これは分からないんですよ、実は。
全く違う説があって、いや、あれは実は木村さん書いたのは、非常にもうちょっとマイルドなものだったものを、これじゃ君、せっかくの特ダネが1面トップ張れないじゃないかと。
もっと…を効かせろと言ったのは、デスクだったんじゃないかと。
そこは分からないんです。
長谷川さんね、あれね、あの時点で朝日新聞は全文章を入手してなかったということは考えられないの?要するに一部だけ教えられたと。
いや、あります、あります。
そこは私も分かりませんけど、そこはすごくいいポイントで、非常に不思議なのはね、もしも全文が、外に出たら、朝日のことなんか、誰だって分かっちゃう。
分かっちゃうじゃないですか、ということはあの記事を書いた段階では、朝日新聞は、この調書は絶対に出ないと、絶対に政府は公開しないと。
見出しで…と書いたんですよ。
書いてあるんだけど、それは建前で。
建て前です。
だから出ないと思ってたんです、本当は絶対もう出ませんと。
ですからね、私がここに指名手配されてから、自首したようなものだと。
犯行というのは、犯人が分からないときに、実はあれ、私がやりました、すみませんて言ったら、いわゆる刑法では、刑が一つ軽くなる可能性もあるんです。
ところがね、指名手配されてからね、私がやりましたと、お前、そんなんじゃ、全然もう。
これね、今回、朝日新聞が訂正記者会見やりましたよね。
これは実は、政府が発表を決めた日なんですよ。
ですから、あかん、政府がばらしよった、証拠出しよった、これは指名手配される、ほんなら、自首しとこう。
こんなもんね。
全くだめ。
政府が発表する前に、自首してきたら、まあちょっとは、刑を軽くしたろかなと思うところあるんですが、もう全くだめ。
これ本当にですね、産経新聞も朝日新聞よりかなり遅れてですが、入手して、私もそのときに読んだんですが、信じられなかったんですよ。
なんでこれがあんな記事なのか。
一人の新聞記者として全く理解できない。
先ほど一部しか手にしてなかったんじゃないかという説がありましたが、ただ、朝日デジタルのほうもちゃんとあわせて読むと。
要するに菅直人元首相のことを、あのおっさんと呼んでる部分とか、ちょこっとだけ書いてありますね。
ところが菅直人のことをばかやろうとののしってる部分なんかは全部きれいに外して、ですから、菅直人は悪くないと。
たぶんね、ここから先は推測なんですが、朝日が出た、これは間違いだと思った今の政府関係、現政府関係者が産経にまあ、吉田調書を持ってきたということは、なんとなく推測がつくんですが、その前に、朝日に吉田調書を流したのは誰かと。
持ってきたというのは違います。
言えませんけど。
頑張って取材して手に入れた。
まあまあ、でも最初に朝日新聞に、あれを持ってきた人は、菅直人の悪口は書くなよと。
これはいわゆる、反原発、脱原発方向の記事を書くために使えよという新聞記者との間に談合ができたことで、情報提供されているということは?
僕が普通に考えると、まさに辛坊さんのおっしゃった推測ががてんがいくんですよ。
つまり、菅政権は、俺たちが止めたのだと、逃げようとする東電を止めたのは俺だという立場じゃないですか。
朝日新聞も木村さんのご本を読ませていただくと、原発放棄作戦というようなことばが出てきますから、朝日がね、政権を批判するのはご自由だから、大いにやればいいと思うんです、闘うなら闘えばいいと思うんですよ。
ところがね、政府の側、政権の側に立ってちょっと物事を考えて見ていただきたいんです。
政権側は全部の情報、持ってるんですよ。
これは決定的に重要なことで、つまり朝日がどんなに吉田調書をねじ曲げて報道しようと、真相の原文資料は、全部政府は持ってるんですよ。
この持ってる情報をどういうふうに使うかって考えるじゃないですか。
政権のちょっと賢い官僚だったら考えますよ。
たぶん、朝日新聞をちゃんと破滅させるプロジェクトが社内にあって、それが上手に作用してるから。
朝日新聞にある?
としか思えない。
やること、やること全部マイナスなんです。
それは違う。
よほどこくしがいるか。
もしくは×××か、どっちかしかない。
どっちなんですか?前川さん。
皆さんのほうがよくご存じなんじゃないですか。
相当朝日新聞…をなさってるみたいだから。
どう考えたって、わざとやってるとしか思えない。
僕がこの問題で、思いついたのは、本当に昔の左翼小児病ということばですよ。
レーニンが言ったんですけど、これどういうことかっていうと、左翼がね、政権を潜没させるために、現実を見ずに、思い込みで自分の理念、理想だけで語ってしまって、それで結局、現実に裏切られて、沈没していく。
レーニンはこれを左翼小児病と名付けて、そんなことでは絶対政権なんか取れないと言って戒めたわけですね。
まさに似たようなことを今、僕がやってるんじゃないかと思うのは、つまり政権を批判しよう、今の自民党政権が原発再稼働に対して動いていることを批判しようという気持ちはあったと思いますよ、でも、肝心要の政権側は、全部の情報を握っているんだと。
そういう人たちを相手にするときに、思い込みや自分の作ったストーリーで記事を書くと、こういうことになると。
じゃあ、一体、朝日新聞はどうしたらいいのか、次のテーマです。
日本のクオリティペーパーを自認してきた、天下の朝日新聞。
しかし、たび重なる誤報、そして謝罪。
今や朝日ではなく、落日だとやゆされる事態に。
慰安婦記事で日本をおとしめ、吉田調書を巡る記事で福島第一原発の職員たちをおとしめ、世界に日本は性奴隷の国だとアピールし、福島原発の事故は、日本のセウォル号事件だとの誤解を生む原因を作った朝日新聞。
そんな朝日に対して、週刊文春は、朝日新聞売国のDNAと題する批判記事を掲載した。
朝日新聞が売国かどうかはともかくとして、これまで朝日が一部で日本をおとしめる記事ばかり掲載してきたとの批判を受けてきたことも確かである。
今から25年前の1989年4月20日、朝日新聞夕刊1面に大きなカラー写真付きの記事が掲載された。
写真の下には、サンゴ汚したK・Yってだれだとの見出し。
そして記事には、こう書かれている。
日本人は、落書きにかけては今や世界に冠たる民族かもしれない。
だけどこれは、将来の人たちが見たら、80年代日本人の記念碑になるに違いない。
百年単位で育ってきたものを、瞬時に傷つけて恥じない、精神の貧しさの、すさんだ心の…。
にしても、一体K・Yって誰だ。
しかし、掲載後まもなく、写真に疑問が持たれ、朝日新聞のカメラマンが自分で意図的に傷をつけた、ねつ造写真であることが判明した。
そう、記事は自作自演だったのだ。
その後、朝日新聞は、サンゴ写真、落書き、ねつ造でした。
深くおわびしますとの謝罪、訂正記事を掲載。
カメラマンは解雇となり、当時の一柳東一郎社長は引責辞任した。
しかし、この問題はねつ造写真もさることながら、記事の内容、表現にも問題があるといえないだろうか。
世界に冠たる民族、80年代日本人の記念碑など、一部の日本人の行為を、日本人全体の犯罪であるかのように糾弾し、日本人をモラルなき悪質民族と決めつける、こうした発想や表現は、どこから来たのか。
元東京大学教授の酒井信彦氏はこの表現について。
日本人を悪者としておとしめたい欲求があるからではないか。
日本や日本人を悪と決めつけて糾弾することで、自分自身は正義の立場に立つことができる。
他をおとしめることで自分を美化し、道徳的優越感を享受したいのであればそれは偽善である。
日本や日本人同胞を虐げる偽善だから、虐日偽善と表現すべきである。
と語り、朝日新聞を痛烈批判している。
サンゴねつ造記事問題で、当時の社長は引責辞任したが。
吉田調書を巡る記事の誤りを認めた先の会見で、現社長の木村伊量氏は、報道部門の最高責任者である杉浦信之編集担当取締役の職を解くと発表したが、みずからの進退については、編集部門の抜本的改革のおおよその道筋をつけたうえで、速やかに進退について判断すると述べ、辞任を示唆するにとどまっている。
朝日新聞の記事で、日本や日本人がおとしめられているとしたら、その罪は大きいと言わざるをえないが。
そこで皆さんに質問です。
あなたは朝日新聞はどう責任を取るべきだと思いますか?
百田さん、社を挙げて慰安婦像撤去運動。
この慰安婦のその後、どうすべきかについて、櫻井さんもご意見がおありのようで。
もう、慰安婦問題は、朝日新聞の間違いっていうのは、大体みんな分かり始めましたね。
その先にある河野談話を取り消して、日本の立場をきちんと国際社会に言わないと、国連とかアメリカの議会で、どれだけひどいことが言われているかっていうのを、私たちは恐らく実態として知らないんだと思うんですね。
だからまず朝日新聞に、われわれの報道は全部間違いだったと、そして国連で、例えば1992年でしたかね、94年のクマラスワミ報告、その報告の中身は、この場では言えないくらい、本当にひどいですよ。
日本軍がですね、10代前半の女性たちを大変な目に遭わせて、それに抗議した女性を裸にして、手足を縛って、拷問して、首をはねて、殺してしまって、その様子を見たほかの女性たちが泣いてるのを見て、そんなにおなかがすいてるんだったら、この女性の肉をゆでて、食べさせてやれみたいなことまで、全部これ、国連の報告書に書かれている。
私たちが聞くと、こんなのは日本民族の行為では絶対にありえないって分かるわけですけども、これが、国連の人権委員会のクマラスワミ報告というれっきとした報告になってちゃんと残っている。
その2年後に、今度はマクドゥーガル報告というのが出てるんが、このマクドゥーガル報告っていうのは、もっと激しくて、慰安婦問題は、日本による人道の罪なんだと。
人道の罪ということはこれ、時効なしで未来永ごう、訴追されるわけですね。
人道の罪であるから、日本政府は慰安婦とその家族、遺族の人たちに、十分な補償と十分な謝罪をしなさいと。
その上で、当時の責任者を捜し出して、法律的に訴追しなさい。
で、国連の高等弁務官がその指揮を執りなさい、そして各国々は関連する国々も、ちゃんと立法をして、このような日本人の訴追が可能なようにしなさいと書いてある。
これはマクドゥーガル報告ですよ。
そしてその先に今度は2007年に、アメリカの下院で対日非難決議が行われましたね。
その中にも吉田証言が引用されてるし、今申し上げたような、もう日本人は聞きたくもない、そんなことは絶対、本当のことではありえないというようなことが書かれていて、日本が糾弾されてるんです。
それ、取り消そうとしたら、どうすれば?
ですから、それはね、朝日新聞が先頭に立って、私たちが報道したことは全部間違いでしたということをちゃんと言っていただいて、日本政府も外務省もきちんと。
今まで日本政府は、歴代、自民党政権、その他は、なんにもしてこなかったんですか、それに対して。
なんにもしてこなかったというよりも、外務省主導で、これをやってきましたよね。
外務省が、例えばクマラスワミ報告が出たときに、これは国連の人権委員会に訴えればよかったんです。
実際にはものすごく立派な反論のペーパーを作ってるんですよ。
この人権委員会に1回配ったんです。
ところが、これを撤回して、新たな説明書を出したんですね。
その説明書には、当時は、奴隷制を禁じる法律がなかったとかですね、もう誰が見ても、こんなこと言って、どういう意味があるのかというような説明書に。
最初のやつを撤回した理由は何なんですか?
ですから、そこがまだ分からない。
私たちはこれをちゃんと究明しないといけないんですが。
阿比留さん?
これは今調べてるんですけども、当時、自社さ政権だったんですね。
社会党が入ってるということが大きいんじゃないかということが、やはり想定されるんですけども、調べてもね。
僕外務省の担当長いんよ。
本当にお公家集団なんですよ。
外務省の官僚そのものが。
こんなの面倒くさいことは、本当に嫌がる。
そんなもの、汚れ仕事は誰かにやらしておけという人たちの集団だから。
でもね、私はね、その最初のね、反論書っていうのは、実によく出来てるんです。
外務省にもこんなこと書く能力があったんだと思うぐらいですね、それは感動しましたね。
でもそれを、恐らく政治的な理由で、撤退させたんだと思うんです。
今からでも遅くないから、ぜひ、それを櫻井さん、
とにかく朝日は社を挙げて、国連に行って、クマラスワミ報告の証言はうそだと、徹底して言ってもらいたい。
そして、今、韓国が全世界に、アメリカに従軍慰安婦像を建てて、うそばっかり、でたらめ書いてる、強制連行されて20万人殺されたって。
それを全部、朝日がもう本社のビルを売ってでも、撤去運動に使ってもらいたい。
ところがですね、残念な報告があるんですけども、どうやら木村社長はですね、私たちが望んでいるようなことを、責任を感じてないみたいなんですよ。
何について責任を感じてるかって、これ、9月12日付の朝刊、皆様に深くおわびしますという、木村社長の署名記事に書いてあるんですが、ちょっと読みますよ。
朝日新聞に対する、読者の信頼を大きく傷つけた危機だと重く受け止めております。
読者だけに謝ってるんですね。
つまりですね、これは朝日新聞の危機だと言ってるんです。
違うんです、これは日本の危機なんですよ。
しかも読者にわびてますけどね、朝日新聞、700万部だとしたら、人口の5%ですよ。
家族は読んでたって7%ですよ。
そうじゃなくて、読者以外もみんな傷ついてるの。
もう、全然悪いと思ってる中身がずれてるの。
だからね、この会見、見た人、なんかおかしいな、なんかおかしいなと思ったと思うんですけど、ここなんですよ。
加藤さん。
私はあえて、こういう見出しつけたのは、よくよく、今は僕、木村君とは個人関係は切れてますから、別に彼の要望じゃない。
ということで聞いてください。
32年間、朝日新聞の私も社長、何人代わったか、知りませんが、誰一人として、こういう検証記事をやろうとしなかった。
97年にやったっていうけど、あんなものは不完全なものでした。
で、ここまでやったということはですね、僕は1%だろうが、0.1%だろうが、木村社長の功績だと、僕は認めていいと思うんだよ。
それで、辞めることは簡単なんです、逃げ出せばいいんだから、じゃなくて、木村社長にはなんとかそこは頑張って残って、おっしゃてるような、百田さんもおっしゃってるような、そういうことを朝日新聞は悔い改めて、そういう会社にするということを、少しでも、道筋つける、そこまで辞めちゃいけない。
今後、木村さんが朝日に残れる可能性というのは、どんなものなんですか?
残れるって、どのぐらいの?
つまり権限を持ちながら、全軍を変えるだけの権限を持ちながら、社長であると。
代表取締役社長という肩書きが残っている間は、相当の権限はやっぱり有するわけ。
あるいは会長になるのかも分からないし、それは分かりませんが。
確かに木村社長がちょっと変えたんですけれども、木村社長は、さっきおっしゃってましたけども、社員に出したメールとか、それから紙面の中で言ってることは、朝日の基本的スタンスは間違っていないんだと、慰安婦問題というのは、女性の人権尊厳の問題なんだというふうに、どんどん変えてきましたね。
そこであくまでも戦っていくという決意宣言でもあるわけですね。
だから私は、今回、この吉田調書および吉田清治の証言を取り消したということはいいですけれども、この紙面から読み取れる範囲で考えた場合、やっぱり彼はそこに自分自身の限界があると思います。
ただ、百田さんがおっしゃったように、ゴルバチョフになりきれなかった男なんですよ。
最後に、きょうは皆さんに、もう朝日新聞にこれだけは言いたい、これだけは聞きたいということで、書いていただいています。
一斉にドン!なんですか?百田さんの、なぜ?
なぜ謝るかというよりも、まず私はね、朝日には徹底して闘ってもらいたい。
絶対謝るなと。
僕もやっぱり日本人ですからね、振り上げる拳がある、これでぶん殴ろうと思うけどもすみません、すみません、すみません、いったん、そこまで言うたら殴るのやめようかと思うんです。
朝日は、とことん言うてこいと。
むちゃくちゃ、ほんなら僕も思い切り殴ったろうと思うんで、だから朝日は徹底して頑張れと。
朝日の大罪は、慰安婦問題だけではなくって、今、アメリカで行われていることは、慰安婦問題と、それから在米韓国人、そしてこうにち連合という中国系の人間が手を組んで慰安婦&南京大虐殺をセットにして、日本がアジアのホロコーストを行ったというキャンペーンを展開し、来年、南京大虐殺記念館を作ることまで話が進んでいるんですね。
これ全く違うので、その元凶はすべて朝日発信の記事だから、いったん廃刊にしたほうがいいと思います。
冗談の話ではなくて、実際、新聞って朝日に限らず、部数がだいぶ落ちてますよね。
今後、朝日の資産状況、債務状況、債権状況、そのあたりを勘案して、潰れるというような事態はありうるんですか?
ないと思います。
資産が、朝日はきわめて優良資産を持ってますので。
ただ、新聞社として部数が激減している。
あるいは広告が激減しているということは、経営上、非常に厳しい状態に追い込まれるのは間違いないと思います。
不動産会社に転向したほうがいいんじゃないですか。
朝日不動産。
新聞社もテレビ局も一部そうだと思いますけど、事実上、みんな貸ビル業に変わりつつあって、それを収益の柱にしつつありますよね。
朝日新聞、銀座のマリオンという大変すばらしいビルなんか持ってますしね。
私はね、やっぱり朝日新聞が、経済的にほかの不動産などからの収入を得て、潰れることはないかもしれないと思うんですけども、読者の信頼がなくなってるわけですね。
朝日も言ってますよね、さっきの検証記事で、朝日の信頼を傷つけましたと。
これはもう、私から言わせると、日本と日本国民の信頼を傷つけましたと、なぜ書かないんですかということなんですよ。
それはともかく、朝日の信頼が傷ついたと彼らも思ってるわけで、信頼のないメディアが書く記事なんて、誰も読まないわけです。
だから。
私は恐れてますよ。
購読者がどんどん離れて今、いきつつありますし、もっと離れていくと思いますね。
事実上、そこを。
減るのは、恐らく朝日だけじゃない可能性が出てくるんですよ。
朝日も。
新聞に対する信頼というものが、ここまで地に落ちるということは、恐らく紙のメディアに対する新聞に対する信頼がかなり落ちてますよ。
そういう論があるのも確かですね。
新聞全体が部数を落としてるということは確かで、これはでもしょうがない、世界中で同じことが起きてるんですから。
だからそれを止めるために、朝日の部数が減っていいんだというような、そのことを言っちゃいけないというのは間違いだと思うんです。
やっぱり質の悪い新聞は、ここで事実上潰していって、生き残るのは質のよい新聞である。
本当に事実を伝えてくれる新聞だけが生き残るんだというような実績を作っていけばいいと思いますよ。
新聞の質って、何が決定するかっていうと、いろいろ高尚な論説があるとかなんとかありますが、根本的な部分というのは、冒頭に申し上げたとおり、報道記者は、新聞記者は、ファクトをして語らしめる。
これに尽きる。
ファクトのない報道はやっちゃいけないということです。
ゲストの皆さんもひと言ずつ、それでは、阿比留さん。
結局、あそこに一連の報道に、本当に意図はないかと書いたんですが、結局、朝日が反省したかどうかというバロメーターは何かというと、今みたいに単なる誤報でした、ケアレスミスでした、チェックミスでしたじゃだめだと思うんですね。
やっぱりその背景に、何があったのか、どういう意図があったのかを正直に言って初めて、ああ、本当のこと言ってるんだなと、そうしてもらわないと、先ほどの話も出たように、われわれ新聞業界全体が巻き添え食う部分が本当にあるんですよね。
前川さん。
この第三者委員会の構成はってありますが、つまり皆さん、朝日の記者が、朝日の記事が、韓国の、日韓関係だめにしたと言いますけれども、じゃ、なぜですね、朝日の記者がそこまで、朝日の記事がですね、そこまで韓国社会に影響力を与えたかというと、韓国社会のメディアの状況っていうのがあるわけですね。
それは端的に言うと、独裁政権の時代に韓国の人たちが信じた新聞というのは、日本の新聞だったと。
まあ特に朝日新聞だったと。
そういう歴史的な経過とか、そういうのがあって、第三者委員会がやっぱり本当に朝日の記事がどのように影響したかというのは、やっぱり韓国社会とか、韓国のメディアとか、そういうことは知ってる人じゃないと、ちょっとだめじゃないかと。
ただの学者の先生とかそういうのでは、だめじゃないかなと僕は思います。
前川さん、いつも左にこうするのは、やっぱり朝日新聞だからですか?
あの社旗の意味、ご存じですか?
これなんで韓国は非難しないんですかね、あの社長。
不思議ですよね。
この間、経済評論家のくさかきみんどさんにお会いしてお話をしてたら、ここにいらっしゃる方は、そうはいっても、朝日は潰れないだろうと。
廃刊にはしないだろうと、きっと思ってらっしゃると思うんですよ。
だけど、彼は長銀っていう大きな銀行にいて、内部留保が5兆円もあって、誰一人、長銀がああいうことになるとは思わなかったけど、あっという間に潰れちゃった。
朝日もね、あっという間にね、そういう日が来ないとはかぎらないんですよ、これ。
はっきり言って。
今ちゃんとやらないと。
朝日が潰れたら困りますね。
でも、ウィルは朝日が潰れたら困りますね。
困りますね、それはいえます。
それぞれ最後にひと言だけ。
阿比留さんがせっかく来てるから。
去年からことしにかけて、産経新聞のスクープ、新聞協会賞、2つぐらい産経はもらってもしかるべきと。
本当は。
産経は発刊部数伸びてるんですか。
微増ですね。
この時代に微増は悪くないかと思います。
これからもう少し伸びるんじゃないかなと期待してるのと、産経新聞に慰安婦問題を特集した…という本を来月出しますから、前川さんのように宣伝する機会がなかったらよろしくお願いします。
大阪城の横の横の大阪西の丸ドームで開演。
お楽しみ抽せん会もあります。
どうも、一つよろしくお願い2014/09/21(日) 13:30〜15:00
読売テレビ1
たかじんのそこまで言って委員会[字]
「朝日新聞」をテーマに90分大激論!▽慰安婦検証記事を徹底検証▽「吉田調書」誤報の裏にはいったい何が?▽過去にもあった誤報問題!朝日流“責任のとり方”
詳細情報
出演者
【司会】
辛坊治郎
櫻井よしこ
津川雅彦
桂ざこば
加藤清隆
長谷川幸洋
百田尚樹
宮崎哲弥
大高未貴
竹田恒泰
【ゲスト】
花田紀凱(月刊「WiLL」編集長)
前川惠司(元朝日新聞ソウル特派員)
阿比留瑠比(産経新聞編集委員)
番組内容
「朝日新聞」徹底検証スペシャル
▽“従軍慰安婦問題”を今こそ語る!32年“虚報の歴史”を総点検
▽「吉田調書」誤報の裏にはいったい何が?社長謝罪で済まされぬ朝日の“罪”
▽過去にもあった誤報問題!朝日はどう責任をとるべきか?
スタジオ観覧募集
毎週金曜日の収録に、100名の観覧者を募集中。希望の方は、住所・氏名・年齢・電話番号を明記、ハガキでご応募下さい。
〒530−8055
大阪中央郵便局私書箱1050号
「そこまで言って委員会」観覧係
番組ホームページ
http://www.takajin.tv/
ジャンル :
バラエティ – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語ステレオ
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32725(0x7FD5)
TransportStreamID:32725(0x7FD5)
ServiceID:2088(0x0828)
EventID:40840(0x9F88)