おはようございます。
9月21日日曜日、朝7時になりました。
NHKニュースおはよう日本です。
羽田空港から高知空港に到着した全日空機の機体の表面を覆う部品の一部がなくなっていることが分かりました。
全日空では、飛行中に落下したのではないかと見て調べています。
きのう午後5時51分に高知空港に到着した、全日空565便、ボーイング767ー300型機。
整備士が機体を点検していたところ、左の翼とエンジンをつなぐ部分の表面を覆うパネルと呼ばれる板状の部品の一部がなくなっていることが分かりました。
なくなった部品は、長さおよそ2メートル、幅10センチから30センチの強化プラスチック製で、重さは100グラムから200グラムだということです。
高知空港ではきのうの午後6時10分から20分間、滑走路を点検しましたが、部品は見つからなかったということで、飛行中に落下したと見られるということです。
全日空によりますと、今のところ、部品が地上に落下したという情報は寄せられていないということです。
全日空では、機体の状況や原因などを詳しく調べることにしています。
これに伴って、きょう午前7時35分に高知空港を出発して、羽田空港に向かう、全日空562便が欠航することになりました。
独立を巡る住民投票で、イギリスにとどまることが決まったスコットランド。
初めての週末、その余波が続いています。
イギリス政府がスコットランドに約束した自治権拡大について、与野党の対立が早くも表面化し、難航することも予想されます。
独立を巡り、スコットランドを二分した今回の住民投票。
開票直後には双方の間で衝突が起き、対立のしこりが残っています。
一方で、分裂への危機感から、団結を訴える声も上がっています。
今回の住民投票を巡って、経済にも不安が広がりました。
今月8日、独立賛成派が優勢になったという世論調査の結果が、投資家の動揺を誘い、イギリスの通貨ポンドは急落。
その後は、一進一退の動きとなり、独立が否決された19日、安心感が広がり、急上昇しました。
G20でも住民投票の結果が話題に。
イギリスにとどまることが決まり、ひとまずほっとしたという発言が出たということです。
ただ、市場ではスコットランド独立問題は、根本的に解決されておらず、長期的にイギリス経済のリスク要因になっているという見方が出ています。
住民投票の余波は政治にも。
スコットランドのほか、イングランドなど3つの地域からなるイギリス。
キャメロン首相が与野党と共に、スコットランドに独立を思いとどまらせるため約束した自治権の拡大が、新たな火種になっています。
与党の保守党内からは、スコットランドを優遇しすぎではないかといった批判が噴出。
ほかの地域の自治権拡大も進める方針を示しましたが、スコットランド出身の議員が多い野党・労働党が、内容を巡って激しく反発。
早くも足並みが乱れています。
こうした不協和音に、スコットランドでは。
こちら、きょうの新聞です。
こちらの新聞は、住民投票でイギリス議会の与野党が約束してきた、スコットランドへの権限移譲が、意見の対立ですでに大きく揺らいでいると伝えています。
スコットランドでは、住民投票をきっかけに生じた社会のあつれきに加えて、中央政府への不満が改めて浮き彫りになっています。
では、ロンドン支局の下村記者に聞きます。
下村さん、国家が分裂する事態というのは避けられましたけれども、今回の住民投票、さまざまな課題を残したようですね。
そのとおりです。
スコットランドの人たちに、独立か否かという厳しい選択を迫った今回の住民投票、世論を二分する結果となりました。
ただ、独立派の運動は、一時はキャメロン首相に国家分裂の危機を抱かせるまでになって、中央政府から自治権拡大という実利を勝ち取りました。
それを実現するためには、スコットランドの人々が、住民投票によって生じたわだかまりを乗り越えて、一つになる必要があります。
イギリス政府はこの対立を解消できるんでしょうか?
それは容易ではありません。
そればかりか、今回の住民投票は、スコットランドとそのほかの地域との間にしこりを生みました。
スコットランドの住民投票だけで、国そのものの未来を決めることへの不満。
そして自治権の拡大で、スコットランドばかりが優遇されているという不満が出ているんです。
ここイギリスでは、来年5月に総選挙を控えていまして、こうした問題への対応で、与野党の対立は激しさを増すことが予想されます。
4つの地域で構成される連合王国、イギリスが抱えるさまざまな矛盾を浮き彫りにした今回の住民投票。
キャメロン首相は、地域の利害や思惑が絡んだ複雑な問題を解決に導くことができるのか。
手腕が厳しく問われることになります。
続いては、アルツハイマー病の最新の研究成果についてです。
早期発見につながるか、注目されています。
アルツハイマー病の患者の脳には、アミロイドベータと呼ばれる、異常なたんぱく質が蓄積することが分かっています。
これが病気の主な原因ではないかと考えられています。
しかし、アミロイドベータを取り除くことはできても、症状を改善させる効果が確認された薬はまだありません。
このため、新たな治療法の開発には、ごく初期の段階で、脳の神経細胞に何が起きているのか解明することが重要だとされています。
この初期の段階について、東京医科歯科大学などのグループが、マウスを使った実験で、脳の中の神経細胞などに、異常が起きていることを突き止めました。
東京医科歯科大学の岡澤均教授らの研究グループです。
遺伝子を操作し、アルツハイマー病になるようにしたマウスを使って、神経細胞にどのような変化が起きているのか、詳しく解析しました。
その結果、まだアミロイドベータが蓄積していない若いマウスの脳で、マークスと呼ばれるたんぱく質が変化していたことが分かりました。
そして、脳の神経細胞の表面にある突起が少なくなる異常が起きていることを突き止めたということです。
今回見つかった変化が最初の兆候だとすれば、アルツハイマー病の早期発見と新たな治療法の開発につながる可能性があるということです。
一番初めに起こる脳の異常を抑止することで、2段階目、3段階目の進展を防ぐことができるかもしれない。
これが治療的に役に立つのではないかということを期待してます。
政府は、内閣の重要課題である地方創生の実現に向けて、魅力ある就業機会の創出や、出産や育児に希望が持てる環境の整備などを基本理念として掲げた、まち・ひと・しごと創生法案の概要をまとめました。
安倍総理大臣は、今月29日に召集する臨時国会を、地方創生国会と位置づけていて、政府はこのほど、地方創生の基本理念などを盛り込んだ、まち・ひと・しごと創生法案の概要をまとめました。
それによりますと、地方創生の目的について、人口の減少に歯止めをかけ、東京圏への人口の過度の集中を是正して、それぞれの地域で住みよい環境を確保するなどとしています。
そして、基本理念として、魅力ある就業機会の創出、結婚や出産、育児に希望が持てる環境の整備、市町村相互間の広域的な連携協力体制の構築など、7項目を挙げています。
その上で、総理大臣を本部長としてすべての閣僚が参加する、まち・ひと・しごと創生本部が、具体的な目標や、施策の方向性などを定める総合戦略を策定し、施策の実施状況の検証も行うとしています。
政府はこの、まち・ひと・しごと創生法案に加えて、地域の活性化に意欲的な地方自治体が財政支援などを受けやすくする、地域再生法の改正案を臨時国会に提出し、早期の成立を目指す方針です。
では、続いて気象情報、南さんとお伝えします。
おはようございます。
南さん、今、気になるのが、台風の動きですよね。
そうですね。
台風が今、北上しています。
台風16号ですが、午前6時の位置は台湾の南、中心の気圧が985ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速23メートル。
現在、北北東の方向に時速15キロの速さで進んでいます。
このあとも北寄りに進んでいきまして、今度、台湾の東を通るか、西を通るかで、影響の度合いが変わってきますけれども、先島諸島付近、石垣島などにはかなり近づいてきますので、これからあすにかけて、ちょっと天気、大きく荒れるおそれがありますから、十分注意をしてください。
24日水曜日になると、大陸の東岸ぐらいにやって来たあと、そのあと東寄りに進路を変えて、25日木曜日から26日金曜日、九州から北海道にかけて、かなり近い所まで進んでくる、もしくは上陸するおそれがあるというような台風です。
今回の台風、この予想の進路の幅というんですか、ずいぶん広く感じるんですけども。
そうですね、この円の中に入る確率は70%なんですけども、かなり広いですよね。
今ね、偏西風が大体、朝鮮半島からこう、本州付近に向けて流れ込んできているんですけれども、その偏西風に乗るタイミングが、どのタイミングで乗るか。
偏西風もね、日々、ちょっと上下したりしてるということもありますし、ちょうどここで曲がるという、そういうタイミングがね、どのタイミングで曲がるっていうのは、非常に難しいんですよね。
そのため、太平洋沿岸を通るかもしれないし、日本海を通るかもしれない。
また上陸するかもしれないというような、この幅の広い予想になっているということなんですね。
日本列島への影響というのは、どうなんでしょうか。
どこを通るかということによって、影響の度合いって変わってきそうですよね。
まず、この太平洋沿岸を進むような場合はといいますと、この辺りを通っていきますと、この太平洋沿岸に近い所を中心に、やはり雨は降りそうです。
特に南東の風の吹く所がこの台風が通過するときに多くなってきますので、南東斜面を中心に大雨になるおそれがあります。
九州ですと、宮崎ですとか、それから紀伊半島ですと三重県付近、また関東などは雨がかなりまとまるおそれがあります。
台風が太平洋沿岸を通過したあとというのは、寒気が流れ込んできます。
北寄りの冷たい空気、入ってきますので、そうすると、太平洋沿岸を進んでいくと、ちょっと季節が前に進むような感じになって、全国的に肌寒くなってきそうなんですね。
そして、日本海を進む場合があります。
日本海を進む場合はといいますと、今度はですね、日本海を進んでいきますと、この台風に向かって、南から暖かい空気が流れ込んできますので、その暖かい空気の影響で、やはり太平洋側を中心に雨が降ることになります。
ただ、太平洋側、広い範囲で雨が降るんですけれども、局地的に雷を伴いながら、激しく降るような所も出てきそうです。
また北日本を通過するっていうことも考えられますので、北日本は通過をするタイミングで大雨になる可能性もあります。
暖かい空気入ってきますので。
入ってきますので?…。
暖かい空気が入ってきますので、全国的に気温が高くなりまして、季節が一歩後ろへ下がるということです。
季節が逆になる。
真夏の暑さになるような所も出てきます。
また戻ってくるかもしれない。
そして、上陸すると、東日本から西日本に向けて上陸するという場合がありますけれども、このときはもう、東日本や西日本、特に広い範囲で大雨になって、天気は荒れてきそうですし、また、前線も今ありますので、ちょっと長い時間雨が降って、かなり雨の量が多くなるというような所も出てきそうです。
そして台風がかなり近づいてきますと、高潮、ちょっと危険性が出てきそうです。
今ね、大潮の時期なんですよね。
大潮の時期といいますと、通常の海水面よりも大潮っていうのは、少し海水面が高くなってます。
満潮の時刻なんか特に高いんですね。
こういうときに台風がやって来ますと、台風って気圧が低い、気圧っていうのは、海水面を押さえつける力があるんですけれども、低いということは、その分だけ盛り上がるっていうことになるんですね。
なおかつ、沖のほうから風が岸に向かって吹いてくると、その分だけ、海水面がさらにぱっと盛り上がるようになって、堤防を乗り越えるということが起きてきます。
高潮になりますと、被害が拡大するおそれもありますので、高潮についても、今、大潮の期間ですので、十分注意をしていただきたいと思います。
で、現在のね、石垣の様子、ご覧ください。
沖縄県の石垣市の様子ですけれども、波がかなり高くなってきまして、現在、波浪警報も出ています。
これからあすにかけて、波が高く、さらにね、このあとも風も強くなってきます。
大荒れの天気に変わってきそうですので、十分注意をしてください。
では、きょうの各地の予報です。
では、続いては月に一度のこのコーナーです。
かんぱーい。
東京都内のおすし屋さんです。
今月、鹿児島県の喜界島特産のゴマを味わおうという会が開かれました。
ゴマがたっぷり入ったかんぴょう巻き。
パパイヤとゴマをあえたサラダなど、ゴマ尽くし。
会を呼びかけた一人、喜界島出身の田向勝大さんです。
東京でサラリーマンをしながら、島で暮らす母親が作ったゴマを売り込んでいます。
人生を通して伝えたいゴマとは、どんなゴマなんでしょうか。
国産ゴマの一大産地、喜界島を訪ねました。
きょうは喜界島のゴマなんですが、近田さん、日本で消費されているゴマのうち、国産品の割合って、どのくらいだと思いますか?
そんなに多くないと思うんですよ。
1割ぐらい?1割未満。
それでも少ないんですけれども、本当はもっと少ないんです。
僅か0.1%なんですね。
それだけしかないんですか。
ほとんどはアメリカや中南米からの輸入品なんです。
そのうち、希少な国産のゴマの最大の産地がここ、鹿児島県の奄美大島の隣、喜界島です。
人口およそ7500の島なんです。
この島のことを、そして、島のゴマのことを人生を懸けて伝えたいという男性が登場しましたよね。
田向勝大さんです。
島のお母さんが育てているゴマが、今まさに旬で、ちょうど収穫を始めたということで、喜界島を訪ねてきました。
鹿児島市から380キロ南に位置する喜界島。
2週間ほど前に訪ねたんですが、まだまだ真夏の日ざしでした。
島のあちこちに広がっていたのは、このサトウキビ畑です。
サトウキビ栽培の合間の畑を利用して、古くからゴマが作られてきたといいます。
おはようございます。
よろしくお願いします。
田向さんのお母さんでゴマ農家の利恵子さんです。
今、なんの作業をされてたんですか?
ゴマですか?
そうです。
えー。
この白いかれんな花が、実はゴマの花なんです。
ゴマの花?
その下、茎にいくつもくっついているのが、ゴマの実なんですね。
この袋みたいなもの、これですね。
あっ、今、弾けましたね。
私たちが普通ゴマと呼んでいるのは、ゴマのこの種のことなんですね。
1つの房の中に100粒ほどの種が入っています。
利恵子さんは、色で収穫の時期を見極めるんです。
色で?
こういうふうにまだ、青いんですよ、ゴマが。
青いんですよね。
あー、あっ、確かにこの房の色と、葉っぱの色もまだ元気ですね。
そうです。
それがだんだんと色づきまして、こういうふうになってきて。
葉っぱや実の色が黄色くなったら、刈り時です。
確かに、黄色く色づいてますね。
島のゴマ栽培は、10年ほど前から活気づいています。
国産の食品が見直される中で、喜界島のゴマも売り上げを伸ばし始めているんです。
現在、300軒近い農家が、栽培に取り組んでいるんですよ。
そして、島ではこの時期だけの特別な風景があります。
石垣にゴマ?
ええ、そうなんですよ。
立てかけてありますよ。
ゴマがずらりと並ぶセサミストリート。
ゴマの茎をこうして壁に立てかけて乾燥させて、実が開くのを待っているんです。
こんなにずらっと並んでいるんですね。
固く閉じていた実は、乾くとね、このようにぱっと開くんです。
開けゴマということばありますけれども、ここから生まれたともいわれているんです。
へぇ。
この実の中の種、ゴマをどうやって取り出すのかというと。
豪快にたたいて落とすんです。
落ちてます、落ちてます。
ね、降ってくるようでしたよ。
へぇ。
利恵子さんのゴマ栽培仲間が愛用しているのは、この、ねむの木の棒なんです。
なぜねむの木?ー
利恵子さんはというと。
面が広いんで、当たる確率も大きいと思うので。
やりやすいんですね。
これは錦織選手もびっくりでしょうね。
ここから葉っぱや殻を取り除いて、よく乾燥させて、出荷できるゴマが出来上がります。
この喜界島のゴマの特徴、なんといっても、強い香りなんです。
いったあと、すりゴマにして、香りを存分に味わいます。
えっ、こんなに?
かけます。
いただきます。
ゴマの香りがちゃんとことしも出てますね。
うーん。
うん!
おいしいです。
香りが全然違いますね。
いつも食べてるものよりも、もう、数倍もゴマの香りと味が。
そうですか。
強いですね。
ホウレンソウが本当は主役のはずなのに、ゴマを食べてるって感じがしますね。
お握りやみそ汁でも、ゴマは主役になります。
利恵子さん、東京でゴマをPRしてくれる息子の勝大さんが、収穫の時期に里帰りしたときには、この旬のゴマ、たっぷりと使うんだそうです。
そうなんですか。
こんにちは。
島では、ゴマで伝統のお菓子を作るという家もありました。
材料は、サトウキビから取れた黒糖とゴマ、これをじっくりと煮詰めていくんですね。
喜界島のものだけを使って作ります。
へぇ。
これを冷えないうちに切っていきます。
逃すと切れなくなっちゃう。
急がないと。
あちちちちち。
あー、まだ、まだ熱い。
喜界島がぎゅっと詰まった、伝統菓子、グマッカシの完成です。
いただきます。
うん、おいしい!
おいしいですか、ああ、よかった。
ナッツに近いような、すっごく香ばしい、いい香りがしますね。
このグマッカシ、島の人たちにとって、お袋の味だといいます。
黒糖の甘さに包まれたゴマの香ばしさ。
とっても温かい味がしました。
つやがありますね。
農家の田向利恵子さんです。
今、取り組んでいるのは、息子の勝大さんが東京で販売するゴマ油作りです。
そこから出てくるんですね。
そうです。
うわー、出てきました、出てきました。
どうしてこの大きさの瓶なんですか?
実は利恵子さん、勝大さんの強い勧めで、本格的なゴマ栽培を始めたんです。
夫、春光さんと2人でサトウキビを栽培していた利恵子さん。
しかし6年前、春光さんが病気で亡くなり、ふさぎ込む日々が続きました。
そんなとき、勝大さんが力仕事の少ないゴマ栽培を勧めてくれたといいます。
利恵子さんは、今、ゴマ栽培が大きな生きがいになっています。
喜界島から1200キロ離れた東京。
勝大さんのもとには、利恵子さんからゴマ油が届いていました。
姉、美春さんと共に、ラベル貼りなど、最後の仕上げを行います。
ふるさとのお母さんのために。
休日を返上して、作業を続ける勝大さんです。
喜界島のゴマ。
それは離れた親子をつなぐ絆でもありました。
息子の田向勝大さん。
今、ちょうど島に帰省していて、お母さんのゴマの刈り取りを手伝っていらっしゃるんだそうです。
じゃあ、もしかしたらゴマたっぷりのおみそ汁を召し上がっているところかもしれないですね。
そうですよね。
で、その喜界島のゴマを使ったグマッカシ、スタジオに用意しました。
こちらですよね。
黒糖と、ゴマだけで作られた特産のお菓子ですよね。
こちらにありますので。
食べてみてください。
いただきますね。
いただきます。
どうでしょうか。
あっ、もうゴマの香りがすごい。
かいだときにも少し香ったんですけれども、かむともう、それがうわーっと広がって、おいしい。
また、黒糖のね、甘さがこう、体にしみわたる感じがして、おいしいですね。
ね、もうかんでるうちから、こちらにゴマの香りが、いい香りがして。
届いてますか?
皆さんにも届けたいほどのゴマの香ばしい香りです。
本当においしいんですよね。
島では、このほかにも最近、さまざまなゴマ製品が作られています。
こちらです。
ゴマドレッシングなどのほか、島のカフェでは、ゴマを使ったスイーツも作られています。
ゴマ栽培が盛んになるにつれて、こうした商品が続々と作られているんです。
お母さんの利恵子さん、勝大さんが自分のことを思って、心配してくれている気持ちをいつも感じていらっしゃるそうなんですね。
だから、自分のためにはもちろん、息子さんのためにも、これからもずっとゴマを作り続けなければいけないと、おっしゃっていました。
そうですね、絆を深めるゴマですね。
きょうはゴマが主役の旬体感でした。
さあ、スポーツは筒井アナウンサーです。
おはようございます。
まずは海外サッカーの速報。
注目の対決ですね。
そうですよ。
ドイツ1部リーグでプレーします、香川真司選手と、岡崎慎司選手。
ダブルシンジが直接対決です。
マインツのホームでの試合。
フォワードの岡崎は、開幕から4試合すべてに先発。
香川はトップ下での先発でした。
まずは前半14分、香川がカウンターを仕掛けます。
一気に攻め上がり、このパス。
あー、惜しいですね。
はい。
持ち味のドリブルでチャンスを作りました。
一方の岡崎は前半36分、素早いパスに反応。
キーパーがナイスセーブですね、これは。
うまく合わせたんですが、相手に阻まれました。
さあ、そして後半21分、再び、岡崎にチャンス。
このパスに岡崎!
おっ!
これが先制ゴールでした。
やりましたね。
岡崎は2試合連続のゴール。
今シーズン4得点として、ドイツでの日本選手最多得点記録も29に伸ばしました。
ミランの本田圭佑は、リーグ3連覇中のユベントスと、今シーズン初対決。
前半27分、ロングパスに合わせます。
うーん、これも惜しかったですね。
そうなんですね。
激しくもつれ合いながらのシュートだったんです。
本田、残念ながらゴールは奪えませんでした。
試合も敗れています。
そしてこの注目のダブルシンジの直接対決、試合のあと、香川真司選手は岡崎慎司選手について、粘られながら先制点を奪われてしまった、フォワードとして、リズムを作っていたし、攻撃の起点となっていたと、岡崎選手を評価していました。
切さたく磨して結果、残してほしいですよね。
さあ、そして、こちらも注目です。
次はヤンキースの田中将大投手です。
22日ですから、あす、メジャーに復帰するんですよね?
およそ2か月半ぶりの復帰になるんですけども、その復帰を前に、最後の調整を行いました。
田中投手はトレーナーを相手に投球練習しました。
およそ10分間、ストレートのほか、スプリットやスライダーを投げ込み、曲がり具合を確認していました。
けん制球を投げる練習では、このように、笑顔が見られて、気負いは感じられませんでした。
復帰戦ということで、あすは球数は、70球から75球に抑えられるということなんですね。
さて、続いては、きのうから本格的に競技が始まったインチョンアジア大会ですね。
柔道女子52キロ級のこちら、中村美里選手が、今大会、日本勢最初の金メダル、獲得しました。
柔道女子52キロ級の中村美里。
左ひざの手術などで休養し、今回が国際大会への本格的な復帰戦です。
けがをした左足を巧みに使いました。
そして開始1分40秒。
その左足で試合を決めました中村。
日本勢最初の金メダルを獲得し、大会連覇も達成。
北京オリンピックの銅メダリストが、復活を果たしました。
そのインチョンアジア大会ですが、きょうはこちら、競泳男子のエース、ご存じ、萩野公介選手が200メートル自由形と、100メートルの背泳ぎに出場する予定です。
そしてこちら、ウエイトリフティング女子53キロ級には、日本選手団の主将も務めている、三宅宏実選手も出場して、メダルを狙います。
さあ、最後にプロ野球の結果をお伝えします。
巨人の優勝へのマジックナンバーは、1つ減って5となりました。
ソフトバンクは今シーズン初の4連敗。
2位から逆転優勝を狙うオリックスは2連敗です。
ここまで、スポーツお伝えしました。
では、けさお伝えしている主なニュースです。
きのう、羽田空港から高知空港に到着した全日空機の部品の一部が、飛行中に落下したと見られることが分かりました。
この旅客機は、きのう午後6時前、羽田空港から高知空港に到着した、全日空のボーイング767ー300型機です。
なくなったのは、左の翼とエンジンをつなぐ部分の表面を覆う、パネルと呼ばれる強化プラスチック製の板状の部品で、え長さおよそ2メートル、重さは100グラムから200グラムあり、飛行中に落下したと見られるということです。
全日空によりますと、今のところ、部品が地上に落下したという情報は寄せられていないということで、全日空で原因などを詳しく調べることにしています。
では、続いて気象情報、改めて南さんです。
前線などの影響もあって、九州南部や南西諸島は、雨の降る所が多い見込みです。
では午前3時の天気図です。
本州や北海道は、日本海に中心を持つ高気圧に覆われていますが、九州の南には前線が停滞し、また、台風からの湿った空気が流れ込んで、前線の活動、活発になっています。
台風16号は、このあと台湾付近を北寄りに進み、そのあと、24日から25日にかけて、西日本などに接近するおそれがありますので、今後の台風情報、ご注意ください。
そして現在の雨雲の様子です。
前線による雨雲が九州南部から南西諸島にかけて広がっています。
ところどころに発達した雲があって、雷を伴っている所もありますので、落雷や突風などにも注意が必要です。
きょうのこのあとの雨の移り変わりです。
九州南部から奄美大島にかけては、雨が降ったりやんだりの天気が続き、雷を伴う所もある見込みです。
先島諸島には、台風16号による雲が夜になるとかかってくる見込みです。
夜からあすにかけては、雷を伴いながら激しく降るおそれもあるでしょう。
先島諸島は台風の影響で、このあと、天気は大きく荒れる見込みです。
2014/09/21(日) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]
特集は「旬体感・日本のセサミ・ストリートをゆく〜鹿児島県・喜界島」。日本で消費されるゴマのうち国産はわずか0.1%。希少な国産ゴマ産地の旬を味わい尽くします。
詳細情報
番組内容
特集は「旬体感・日本のセサミ・ストリートをゆく〜鹿児島県・喜界島」。今回、和久田アナウンサーが訪ねたのはゴマの産地、喜界島。島の固有種であるゴマは小さな粒と香りの強さが特徴で、9月が収穫最盛期。島の各地に見られる珊瑚礁の石垣には、刈り取られたゴマの茎の束がずらり、この時期出現する「セサミ・ストリート」です。定番の「ゴマ和え」から島特産の黒糖を使った「ゴマ菓子」まで、絶品ゴマ料理を味わい尽くします。
出演者
【キャスター】近田雄一,和久田麻由子,【スポーツキャスター】筒井亮太郎,【気象キャスター】南利幸
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
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