JUMBO〜尾崎将司 プロ45年目の春〜【ジャンボ尾崎の今を知っていますか】 2014.09.21

(アナウンス)お待たせいたしました。
それでは第5組のスタートです。
ティーオフごとに選手をご紹介します。
まず最初のティーオフはツアー1勝をマークしています河井博大。
(拍手)
(アナウンス)続きましてプロ入り通算113勝をマークしている永久シードプレーヤーです。
本大会第5回7回大会のチャンピオン尾崎将司。
(拍手)
(拍手)
(アナウンス)ただいまスタートいたしましたのは…。

(ナレーション)プロ45年目のシーズンが始まった。
彼以上のスーパースターはいなかった。
恐らく彼の記録を破る者は現れない。
それでも67歳の男は戦うことをやめようとはしない。

(水巻)お疲れさまです。
(尾崎)は〜いこんにちは。
(八木)ありがとうございます。
1人おまけがいますけども。
えっ?おまけですか。
あははははっ。
ばかな質問をいっぱいさせていただくかもしれませんが。
いっぱいは駄目ね。
ふふふふっ。
(水巻)いっぱいはちょっとアルコールなきゃ駄目ですよね。
ははははっ。
よろしくお願いします。
今日私は何て呼ばせていただきましょうか。
えっ?何でも勝手にどうぞ。
ジャンボさんでもいいですか?はい。
こういったかたちでインタビュー受けられるのはいつぶりですか?「いつぶり」って急にそういう質問してもね。
はいすいません。
あの〜遡ることはできないんだから。
まあ随分…前だね。
あんまりねあの〜しゃべるの好きじゃないから。
テレビのインタビュー受けられないという印象がとてもあったんですが。
うん昔はほら試合する度にインタビュー受けてたけど最近インタビューなしだから。
だから言葉も忘れてしまって。
はははははっ。
あの〜現役45年目ということですが改めて今どういうふうに受け止めてらっしゃいますか?う〜んまあねそら45年っていう数字はまあ自分なりにもう随分長くやってるなっていう感じはあるよね。
まあ…その間にあの〜腰悪くしたり肩悪くしたりいろんなこと…痛風が出たりね。
いろんな障害もあったんだけどまあそういうことを乗り越えながらね自分がここまで来れたっていうやっぱり基本的な体の強さっていうのを持ってたのかなっていうそういう気持ちはあるね。
始められたときには何年やろうとか今のお姿っていうのは想像されてましたか?やっぱりゴルフ始めてもう…何て言うの?あっこれは自分の天職だということを感じたときにねただ毎日ゴルフすることが楽しみであるということで。
別に先がどうであるっていうことは考えたことない。
もう毎日毎日ゴルフするのが大好きで。
さあこちら。
ここにカメラ入らせていただくっていうのも非常に珍しいっていうふうにお聞きしました。
いやぁまあ自分の練習場だよ。
(水巻)大体いつもここで練習されてるんですよね。
そう。
今はもうオフが長いから。
(水巻)そうですね。
だからオフの長さをどういうふうに過ごしていくかっていうことになればね。
やっぱりトレーニングのしかたっていうものを考えていかなきゃいけないし。
そしてそのトレーニング器具っていうのも少しずつやっぱり作っていかなきゃいけないから。
(水巻)これですね。
なんとジャンボさんの練習風景撮らせていただきました。
練習風景なんてね撮っても大したことない。
(水巻)ははははっ。
いやぁとても貴重で。
最近はやっぱりゴムトレが多くなったね。
だから…やっぱり重いもん持ってね頑張るっていうこともねそら悪くはないけどでもね強くなるだけだったらいいんだけど。
やっぱりねあの〜疲れすぎたり痛くなったり。
だからね自分でできるだけ必要最小限のね筋トレやって。
でこういうゴムを多くね。
ゴムっていうのは負荷かかるからそんなにあの〜負担かかってこないからね。
体の柔軟性とかそういうのに非常に役立つよね。
実際こう拝見しますととても年季が入ってるっていいますかずっと使われてる器具なんですか?そう20年もんだよみんな。
ものを大事にするっていうのはね自分の性格だから。
売ってるものなんですか?この…。
いやいやもう自分で。
(水巻)作るんだよ。
えっこれもですか?売ってるものあるけどね。
(水巻)部分部分はね。
それをちょっとアレンジするっていうね。
作ってらっしゃる。
バリエーションを持たないとね時間のたつのが遅くなるから。
(水巻)そうですね。
だからいかに飽きずにね有意義な時間をね知らないうちに過ごしてるかっていう。
これジャンボさん何打ってらっしゃるんですか?ソフトボール。
片手でですか?こうやって?やっぱりゴルフスイングっていうのはね右手の動きと左手の動きそれぞれやっぱり違うわけ。
それを合わせたのが1つの腕の振りになるから。
(水巻)これやっぱやり出すとやってないといられないってとこありますよね。
いややらないとね打てる状態の体にならないんだわ。
(水巻・八木)ああ〜。
あの〜ゆっくり休むっていうことができないタイプだから。
だからもう12月去年の12月の初ごろからず〜っとね3月いっぱいまでもうここにいなかったことはない。
ここに来ると非常にね…何て言うのかな。
あの〜安心するというかね。
まあ好きな女に会ったっていう感じが…。
(水巻)積極的に体が動くというね。
まあ女性は逃げますけどこれはうそつかないですからね。
そうそうそう。
・おはようございます。
・おはようございます。
・おはようございます。
ジャンボ尾崎を祝うための大会。
・はいすいません。
ありがとうございます。
久々に公の場に姿を現す。
・すいません写真撮ってもらっていいですか。
ありがとうございます。
・うわ〜いいな。
はいチーズ。
ありがとうございます。
はいチーズ。
ちょっと待って。
はいチーズ。
ありがとうございます。
はい。
・片山君こっちこっち。
いくよ。
・もう少し詰めてもらって。
体そのものもやっぱり全然何て言うのゴルファーじゃないような感じの体できてあれだけのパワーを持たれたら…見せられたらやっぱりちょっとね。
とこうやるよな。
うん。
飛距離を武器に賞金王に輝くこと12回。
僕がね初めてジャンボさんに教えていただいたっていうのがねすごく…アプローチをすごく教えていただいて。
今もそれを実践してるんですけど。
やはりジャンボさんのアプローチは芸術的というか。

(歓声)磨き上げた技でプロ通算113勝。
(歓声)
(実況)ジャンボ16番のパー5でイーグルです。
まあやっぱり毎週毎週テレビをつけると優勝争いしたり優勝してる姿っていうのを見てましたんで。
まあやはりプロゴルファーってこういうもんなんだなやっぱりこういう強さがあってのプロゴルファーなんだなっていうのを感じて僕自身がゴルフを始めたっていうところはありますね。

(実況)この難しいダウンヒルのスライスライン。
ドン!これを入れてナイスバーディーです。
(拍手)
(笑い)ファンを魅了して45年。
(実況)これで4ホール連続バーディーですね。
(実況)これはジャンボもうれしいでしょう。
前の4番パー5でバーディーが取れなかったジャンボです。
(実況)笑顔が出ましたジャンボ尾崎。
(実況)うわ〜ご覧のすごい…。
いや〜これはもう。
・お時間までしばらくお待ちください。
(笑い)・おおっナイスショット!
(拍手)
(拍手)今月の書。
この7年間ジャンボはその時々の思いや考えを書き残し続けてきた。
そして今年1月45年目に臨む心境をつづった。
「私のゴルフ人生で真のカウントダウンが始まったようだ」。
「最近の私のゴルフの内容は恥ずかしいとしか言い様のない内容である」。
「私の人生のプライドがくずれてしまう様だ」。
「何の結果も出ない姿に果して続けてやっていく価値があるのか」。
「最近自問自答を繰り返す日々が続いている」。

(青木)こういうのを練習しないと駄目だよ。
そりゃそうだ。
(青木)だけどジャンボお前飛ぶんだからのせるだけならいくらでものるだろう。
なあ。
青木功とジャンボ尾崎。
共に世界殿堂入りを果たした名プレーヤー。
パン!
(青木)このぐらいでいいよ。
(青木)230〜240で。
俺のをちょっと。
・パン!
(青木)もうちょっといい音しねぇかな。
これこれ。
じゃあ俺ので。
(青木)うん?硬いのでいかないと…。
(青木)何?硬いので。
(青木)これ?駄目だよ。
これ滑っていっちゃってよ。
滑ってっちゃうんだってばよ。
ツーピース打つとフェース駄目なんで。
(青木)なあ。
(青木)やっぱり!何でこんな長ぇの使ってんのよ。
長くねぇよ。
ああ?46インチも使ってて。
もうわかんないわこれ。
パン!うわっ。
こら当たったら飛ぶわ。
(青木)見てみろこれ。
ぶっははっ。
そうかそうか。
そういう意味な。
うん。
(青木)そういう意味な。
それだからか。
35年ぐらいはもうねああでもないこうでもないって2人でこう争ってきたし。
いろんな意味で。
まあ勝ち数…負けてるけどもやっぱりお互いにこの何て言うの刺激し合ってここまで来てるっていうのは今あって。
やっぱりそういうことを感じたねすごく。
ほんとによ〜。
トーナメント・リーダーみたいだよそれ。
トーナメント・リーダーだよ。
俺はドライバーで打ちてぇって言うのに駄目っちゅうんだもん。
・弱いか。
・きた!・あっ!
(笑い)
(青木)危ねえって言っただろ今。
ジャンボが打った辺りだ。
違う違う。
50歳以上のシニアツアーとレギュラーツアー。
今はそれぞれの舞台がある。
次が星野だろう。
あれシニアの部っていうのは嫌いなのかな?あいつ。
シニアっての。
もう67にもなりゃあシニアだよな。
ほんとそう思うよ。
「ジャンボお前もう腰悪いんだからシニアに来いよ」って。
「下手でたたいたって何だっていいじゃねぇか。
ここまでゴルフやったらいいじゃないか」って言って。
「うんそうだな」っていうふうにもっていけることがあったらいいなと思うよ。
ジャンボさんが60…70近くまでゴルフやってて何か道というか生き方というかそれはどんなものなんですかね?まあね簡単に言えば自分には…いろんなことできそうでできない。
ゴルフしかできない。
ゴルフをプレーするしかできない。
ねっ。
だからそのプレーをやっぱりいい才能をもらってそして自分でず〜っと続けていい結果も出たし。
もちろん悪いときもあるけど。
でもそれが自分のいちばん何て言うのあの〜やれる唯一のことだから。
そらやっぱりゴルフっていうのは例えばシニア…シニアのトーナメントやったりねっ。
そらレッスンやったり解説やったりいろんなことができるけど自分はもうプレー以外はできない。
45年前プロ野球を退団しゴルフの世界に飛び込む。
ジャンボジェットが登場した年に彗星のごとく現れた新星。
そのスケールの大きさからジャンボ尾崎と呼ばれた。
記録的な勝ち星でジャンボ尾崎はゴルフ界初の国民的スターへと上り詰めた。
しかし30代長いスランプの時が訪れる。
腰痛を患い自慢のショットは乱れに乱れた。
これは57年か。
だからスランプのころじゃない?もう一回とろうって。
天下とろうって。
お前と一緒に天下をとろうっていう内容なんだよね。
うん。
スランプのどん底で決意を新たに肉体改造に取り組むジャンボの姿を見守ってきた。
もう自分じゃ駄目だっていうのがわかってたんでしょうね。
35〜36のときですかうん。
まあそれまでは本人いわくやっぱり野球で培った体力でもってきたけどもうこれからは新しい自分をつくり直さなきゃいけない。
それからやっぱりゴルフに対する気持ちがまた新たに変わったでしょうねうん。
もうどこへ行くにもクラブを持ったりダンベル持ってましたもんねうん。
ワイングラスを持ってた手がゴルフクラブに変わりましたもん。
「今月の書スランプ」。
「基本的に多くは肉体的な欠陥からくる。
スポーツ選手は心技体ではなく体技心である。
体を鍛え技を磨きそして結果を出して安定した精神状態を持続できればよいのである」。
「まず体の手入れ見直しをやり万全で再スタートをやる事である。
あせらずあわてずあきらめず」。
(観客)おお〜っ!
(実況)なんということでしょう。
(解説)本人気が付いてないですねまだ。
(拍手と歓声)真の最盛期は40代で訪れた。
(解説)スイングがね絶対緩まないんですよね。
ですからワンピースでアッパーブローでということで。
最終日に見せる大逆転劇はジャンボの強さを強烈に印象づけた。
(実況)恐れ入った。
ジャンボ大逆転の優勝。
第20回三菱ギャラントーナメント記念大会。
(実況)笑顔が出ましたジャンボ尾崎。
そしてジャンボ55歳。
(実況)ご覧のすごい…。
いや〜これはもう。
さあそしてジャンボ。
最年長記録で飾ったこの勝利が最後の優勝になろうとしている。
(実況)30回の記念大会ジャンボが飾りました。
尾崎将司が生まれ育った徳島最南端の田舎町。
5人兄弟の長男として生まれ野球に明け暮れた少年時代。
まあうちの町は半農半漁でね。
うん。
まあほんとに素朴。
もうすぐ…100mぐらい行きゃ海に出るし。
また100m行きゃ山に登れるしね。
もう3…4…3分の1ぐらいになった。
4分…3分の1ぐらいやな。
もうなくなったんやな。
こんだけ残っとる。
こちらが…。
懐かしいですか?野球部の部室だね。
へへへっこれが。
宍喰中学の部室。
50年以上たってるんですけれどもこういう感じで残ってます。
ここ部室だよ。
でそこにね…。
部訓がね壁に貼ってるんだわ。
覚えてらっしゃいますか?えっ?そうだよ。
今ちょっと読んでいただいてもいいですか。
いやあの〜そら…ほら出るよ。
これ。
えっこれ?ボロボロですけど。
だから…何ちゅうの。
ほら書いてるでしょ。
「研究心のない者は去れ」ねっ。
「不平を言う者は去れ」。
あと「根性のない者は去れ」。
まあそういう言葉はあんまり俺は好きじゃなかったけどね。
これは駄目。
やっぱりね意外とね精神論っていうのは好きじゃないんだ。
そうなんですか。
うん。
そんなに俺はねガッツマンじゃないから。
へえ〜努力と根性でみたいな。
いやいやないノーノー。
スマートにスマートに。
ははははっ。
もちろんジャンボさんはエースで4番。
うん。
まあかっこよかったけどね高校時代は。
かっこいいです。
(水巻)高校のときよりプロになってからぐらいの方がかっこよくなかったですか?どうですか?いや子供のときからだそれは。
あはははっ。
高校野球優勝されてそのまんまプロに入られます。
これももうすんなりというようなイメージでしたか?いやそらあの〜甲子園で優勝したからね。
そら予期せぬ出来事みたいなもんだけどね。
でもまあ子供のときには多少なりプロ野球の選手になりたいっていう気持ちはどっかにあったわけだから。
はい。
左ですね。
ええ。
右は池永だ。
(水巻)あっそうですか。
一緒に入団したんだけどこの池永のすごさっていうのをね目の当たりにしたね。
(水巻)あっそうですか。
うんそらもう今まで世の中いろんな人に出会ったけどもう池永に出会ったそして自分と比較したときのこの衝撃的なものつうのはねやっぱり自分をね大きくしてくれたねうん。
何がすごいんでしょうかね?誰?池永さんのすごさ。
俺が認めるんだからすごいでしょ。
ちょっと素人にわかるように。
えっ?
(水巻)だから素人にわかるようなことじゃない。
ジャンボ尾崎だってすごいでしょ。
そのすごい人間が「こいつはすごい!」って言うんだからそれだけでわかるんじゃないの。
それはすごいです。
「我がライバル池永。
ライバルの定義とは自分より上の人間に対し意識する事であると思う。
私は人生の中でたった一人ライバルと呼べる人間が池永正明である」。
「自尊心の強い私はゴルフに転向して少し面目をほどこしたと思っている。
私はこの池永の存在によって大きく人生を変える事が出来た」。
だから今でもそう。
この年になってもやっぱり彼の存在がねいっつもね頭の中にある。
だからもうぶざまな格好してるとねああ池永に笑われるなとかね。
さあそしてジャンボさんがプロ45年を迎えられるということで改めて池永さんからメッセージを頂きました。
もらってきたの?はいではご覧いただきましょう。
おかしいな池永たくさん出てくると思ったよな。
(水巻)ははははっ。
話がでしょ?どうしてかなと思ったでしょ?俺どうしてかなと思ったのよ。
ジャンボ45周年迎えるそうで今日テレビ会社の方から取材に来ましてメッセージということで。
(水巻)今の方がかっこいいな。
かっこいい。
(水巻)今の方がかっこいいよ。
かっこいい。
もうぼつぼつ引退するかなという思いでお話させてもらったんですけど引退は実は70までやるということで私は知ってますのでまあ残り少ない試合をですねええ〜ファンのために最後は一人一人ギャラリーの人に今までにないようなファンサービスといいますかそういうものを是非成し遂げてジャンボはすごい選手だったと言われるような45周年また引退に向かって頑張ってください。
最後まで期待して待っております。
真っ白だね。
ははははははっ!そうですね。
何かやっぱり時間を何か…考えちゃいますよね。
でもねやっぱり年に1回KBCで行くときにね必ず彼と一緒に食事するんだけどね。
まあ〜それも大変楽しみな時間だよね。
(水巻)そうですね。
同じ世代にそういう人がいるっていうのは逆に言うと羨ましいような感じがしますけどね。
1年前レギュラーツアーでは史上初となるエージシュートを達成したスコアシート。
66の年齢より4つ少ないスコアでの快挙だった。
エージシュートで随分話題になってさ自分で思ったよりも騒がれたんだけど。
自分の中にはトーナメントっていうのは4日間あるし。
ねっ。
その4日間をトータルでうんぬんっていうことを考えていかなきゃいけない。
ただ1日の出来事でねっこれをやったからちゅうてねそんなにね威張るもんじゃない。
だから自分ではそんなにすごいことやったなっていうことは全然思ってない。
ちなみに今この4月シーズン始まる前ですけど今の課題は何ですか?今の課題ねでもね…。
まあ去年の後半からちょっと背中を痛めてね何つうのかなこううまくスイングができないんだ。
だからまあ12月からいろいろ治療受けてあの〜やっと最近になって元には戻ってないけど8割ぐらいの状態にはなってる。
今はいちばんだから何て言うの…思うのはまあそういう痛みとかそういうのがない体でねスイングしたい。
「私のゴルフ人生で真のカウントダウンが始まった様だ」。
「今まで自分を信じ粘り強く生きて来たが体の変化から思い通りに歩めない自分が出て来ている」。
「いずれにしても終りが近づいている事には間違いはない。
しかしながらもう一度ジャンボ尾崎として何かしでかしてやりたい!!」。
ご自身でシニアではなくてレギュラーツアーでこだわってらっしゃるいちばんの理由は何でしょうか?えっ?いちばんの理由。
いちばんの理由?はい。
いちばんの理由…。
難しいことを聞くね。
う〜ん。
あんまりよくわからない。
考えたことない。
確かにでも51〜52のときには賞金王になってるわけだよね。
(水巻)そうですそうです。
そうでしょ。
だからそのときの流れでずっときてるわけだから自分がやっぱやれるっていうね。
やっぱりシニアっていうのは…ツアーっていうのは緩い場所だよね。
緩いです。
ねっ緩いよ。
だから自分がそういう緩い場所に置きたくない。
やっぱ人間はひとつ自分で…何て言うのちょっとゆっくりしようかなっていうようなそういう気持ちっていうのが少しでも芽生えたらもう絶対今度は上がれなくなるから。
ねっだから自分がやっぱり厳しいレギュラーツアーでやっていくことが非常に大事であるっていうことがやっぱその辺の問題だよね。
およそ4か月に及ぶ長いオフシーズン。
その間朝から夕方までほぼ毎日この場所を訪れた。
これとおんなじ?・ロフトがこっちよりはちょっと出てます。
出てんの?それとおんなじぐらいにして。
簡単に入れれたら。
はい。
専属キャディーとしておよそ7年。
指示に従いクラブの微調整を行う。
(スタッフ)いつもそうやって微調整するんですか?そうです。
今新しいの来たんで試しに1本作って。
サンドウェッジの…。
これPSなんですけど。
トントントントン!
(小暮)マレーシア行ってきたんです。
時差どのぐらいあるのかな。
あんまりないよな。
(小暮)あんまりないですね。
このような工房を構えるプロゴルファーは他にはいない。
入れてからちょっと微調整するんで。
うん微調整…どんな感じ?ああこっちの方がやりやすいじゃん。
なあ。
はい。
この方がいいな。
「勝利の女神への祈り」。
「私は昔からクラブと一緒にいる事が大好きでいつでもクラブは私の長く居すわる場所に置いてある。
」「若い頃はクラブを抱いて寝ていたものだ」。
「私は新しいクラブがくるとうれしくてつい練習に身が入ってしまう。
そして少しでも効果的なクラブを探すのが得意である。
特に1ヤードでも飛ぶドライバーをね」。
今シーズンジャンボは新たなシャフトを使用する。
これまでの「X」と呼ばれる硬さから1段階やわらかい「S」というシャフトを採用。
ジャンボがこのクラスのシャフトにするのはこれが初めてだという。
今まではとにかくしっかりしたクラブでどんだけ振っても当たり負けない自分の気持ちよく振れるシャフトの硬さっていうことでどっちかっていうと普通のプロよりも硬いセッティングにはなってたの間違いないんで。
Sにしたというのはもうこれは…。
今までにない…僕らも正直びっくりするぐらい大きなチェンジでしたですね。
今年からちょっと去年よりも1つやわらかいシャフトにしてる。
だから体が硬くなってくるとねシャフトがね硬いと駄目なんだ。
どっちかがやわらかくなきゃいけないんだ。
体がやわらかいときは硬いシャフトでも大丈夫。
体が硬くなるとやわらかいシャフトにしなきゃいけないんで。
そういうふうなね体とのマッチングを考えていかないと。
だから1ヤードでも前に行くクラブをこれからほら特に探していかなきゃいかないからね。
まあやっぱりパワーがだんだん落ちてくるわけだからそれをちょっと補うべく方法論っていうのもクラブ選びにもシャフト選びにも当然入ってくるよね。
ジャンボさんでもこういう苦しみがあったという人間らしい部分を1つだけ映像用意してまして。
入れ!よ〜し!
(拍手と歓声)
(拍手)
(笑い)ああ…。
はぁ〜。
結局イップスなんだ。
(水巻)あっなるほど。
イップス。
動けなくなる…。
そうそうそう。
もうパッティングイップス。
そのイップスっていうのはやっぱりあの〜静から動に移すことでしょ。
だからこのリズムが自分で取れないと動かなくなる。
(水巻)ああなるほど。
あのときはジャパンオープンっていう舞台でもあるし。
それからコースコンディションも難しかったし。
それから相手が…。
3人でね。
(水巻)まあ軽い相手だったら何てことないかも…。
三つどもえでしょ。
負けてたまるかっていう…。
(水巻)いちばんおいしいとこですもんね。
そうそうそう。
そういうふうなものがやっぱり自分の気持ちがこう…なってきたときにね余計にその辺が出てくるんだ。
はぁ〜。
(拍手)
(拍手)だから俺のイップスの始まりはこれ。
だけど90年代はやっぱりそれを感じさせないようなこうつかまるような…。
でもねでもね引きずってた。
(水巻)そうですか。
ず〜っと引きずってた。
うん。
やっぱり勝ち星っていうのがそういうイップスを多少はやっぱり解消してくれるっていうところ…。
でも残ってんだよ。
今でも残ってる。
1回そういうふうになるとね。
うん。
だから嫌なもんだよね。
(水巻)嫌なもんですよね。
動けないのはね。
(拍手)「青春の定義」。
「私は人生色んな事が出来るわけでなくゴルフというたった一つの事に夢中になっている」。
「だからいつもドキドキと興奮し感激しふるえている」。
「青春とは人生の一時期の事でなく心のあり方の事だ」。
・ああ〜。
もっといけ!もっといけ!ははははは。
・何だその「もっといけ」は。
おおっ!?・止めますねぇ。
止めますね。
入ったことにしとってくれ〜。
・止めますね〜。
・うまいこと止まりよる。
あっら〜。
こらクレーターだ。
(拍手)いいわけないけど天気は…天気は最高。
(青木)最高。
あとはどうでもいい。
45周年おめでとう。
あんたは50周年。
(青木)いいんだよ。
俺のが年上なんだけどもこのジャンボがいたから今俺があるんだよほんとに。
そういう意味ではねこれからはジャンボと2人でね俺は永遠のライバルでジャンボ生きてくよ。
うん?
(拍手)
(青木)ねっ。
これがやっぱり俺とジャンボの与えられた宿命だと思う。
・考えたのかYou’rekingofkings
(2人)・立たないでもうそれで十分だ・おお神よ彼を救いたまえ同じプロゴルファーとして戦う兄の背を見続けてきた。
もう朝起きたらそこに練習場そこにトレーニング場がなきゃ嫌な人だから。
不思議な人だよね〜。
(スタッフ)そこにいないと嫌なんですか?嫌なんです。
そこにまず場所が…自分の場所がそこなんだね。
やめることはできないんでしょ。
う〜ん。
立ち止まったりとか振り返ることはあってももうやめるっていうことはできないんでしょ。
少しでも年齢と戦いながら自分の体と戦いながらでも上も目指していこうとしないと止まってしまうんだろうねきっとね何かがね。
こう好きな道を自分で貫くっていうことはもう見守るしかないですよね。
(記者)新しいシーズンに向けての何かテーマというかそういう…。
テーマは言いたいんだけどねやっぱり自分が前に行きたいう〜んそういう昔みたいにねよし!っていうやるぞ!っていう気持ちとまだあの〜どうなるかなぁ?やれるのかな?っていうようなそういうようなあの〜多少の不安とかねそういうものがある自分っていうのが最近出てきてるから。
ははっ。
2人のジャンボ尾崎がいるような感じだね。
(記者)そのお二人のジャンボ尾崎の中でこう気持ちが揺れ動いてるというような…。
もちろんねだからそら〜年齢的にも見りゃあそれは当たり前のことだと思うしね。
そういう中で自分がどうやってゴルフ人生納得できるようなことができるかいい結果が出るかっていうこと。
まあこれも1つの楽しみだから。
「最後の書。
この捲土重来という言葉は一度失敗した人間が大変な苦労を重ねもう一度勝利をものにするという意味です」。
(拍手)「私も数多く勝ったが又数多く負けもしました」。
パーン!「勝負というものは本当に自分を磨き勇気をもって戦っている姿です」。
「だから勝利者も敗者も実はすばらしい勇者であるのです」。
・ナイスバーディー。
(拍手)「私はこの捲土重来という言葉をかみしめもう一度恥ずかしくない心のハンサムな男になりたいと思う」。
2014/09/21(日) 02:50〜03:54
関西テレビ1
JUMBO〜尾崎将司 プロ45年目の春〜[再][字]【ジャンボ尾崎の今を知っていますか】

ジャンボ尾崎が10年ぶりのテレビ出演!

詳細情報
出演者
ジャンボ尾崎 
八木早希 
水巻善典
番組内容
ジャンボ尾崎の今を知っていますか?
ジャンボ尾崎が10年ぶりのテレビインタビューに答えた。
プロ通算113勝、賞金王12回を誇るスーパースターが今年はじめにささやかれた引退説について、自身の今の思いを語った。
テレビ初公開となる千葉県のプライベートゴルフ練習場では、ジャンボ手作りの様々なトレーニング器具が立ち並ぶ。
番組内容2
67歳になった今も、シニアツアー(50歳以上)には参戦せず、今もトッププロと競い合うレギュラーツアーで戦い続ける理由とは!?
そこには今を生きるすべての人の心打つ、メッセージが込められている。

ジャンル :
スポーツ – ゴルフ
ドキュメンタリー/教養 – スポーツ

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