(最終回)<土ドラ>水球ヤンキース #10【ついに感動の最終回…さよならミズタマ部!】 2014.09.20

(渚)
カス高対水蘭運命の決戦の日がやって来た
(入江)完全にアウェーですね。
(桑原)数など関係ない。
声で勝つ!頑張れよカス高!
(男性)さあ間もなく霞野工業高校対水蘭高校の試合が始まろうとしています。
インターハイ2連覇中の強豪水蘭高校に対し県大会予選初出場の霞野工業高校が…。
(尚弥)《この俺が絶対カス高を守ってみせます》《応援来てください!》《黒澤さん本当にありがとうございました!》
(小津)見に行かなくていいんですか?
(須藤)ちょっと何サボってんすか?掃除さっさと終わらしてくださいよ。
(龍二)尚弥。
ホントに大丈夫なのか?《尚弥!》《あっ?うわ!》昨日襲ってきたやつってあれ郷田なんじゃ…。
心配すんな。
俺は大丈夫だ。
(ドアの開く音)
(千春)よ〜しみんな立って!
(千春)みんな今日までいろんなことがあったよね。
(千春)《1つだけあるんだけどな》《君の大好きなカス高を守る方法が》
(千春)《私水球部の顧問引き受けたから》《先公が!?》《越えてやるよどんな壁でも》《お前らと一緒ならな》《水蘭と練習試合をすることになりました》
(一同)《え〜!》
(朋生)《慎介待て!》
(公平)《何で水球やっちゃ駄目なんだよ》
(千春)《ミズタマやりたいんでしょ?》《みんなとミズタマやりてえよ!》《カス高ミズタマ!ファイ!》
(一同)《バ〜ン!》
(千春)けど7人全員の力で乗り越えてきた。
あんたたちなら絶対に勝てる。
(一同)おう!よっしゃ!カス高ミズタマ部この試合に勝って廃校を阻止するぞ!
(女性)ただ今より私立水蘭高校対県立霞野工業高校の試合を行います。
(歓声)
(女性)一同礼。

(ホイッスル)
カス高ミズタマ部の挑戦が始まる
龍二!
(虎雄)勝負しようぜ龍二。
朋生。
(千秋)ヘイ朋生!
(郷田)千秋だ!つぶせ!
(千秋)尚ぴょん。
おりゃ!
(ホイッスル)よっしゃ!ナイスシュート尚弥!イェイ!水蘭男子から初めて点を取りましたよ!
(荒川)やりましたね!
(桑原)いいぞ!もっとかましてやれカス高!
(涼子)すごい。
(理子)尚弥さん合宿のときよりパワーアップしてる。
(玲)それだけじゃない。
全員のレベルが上がってる。
(郷田)ディフェンス!何やってんだよ!
(虎雄)俺が取り返す。
(ホイッスル)
(公平)くそ!
(虎雄)よし。
(玲)ナイスシュート虎雄。
朋生。
(郷田)《このかす野郎が》
(慎介)《返してくれよ》
(小坂)《お前らかすの言うことこの町の誰が信じるんだろうね》邪魔だ!・行け!あっ…。
・おい今のファウルだろ!
(静香)あれ!
(敏夫)何だよあれ!千秋。
(幸喜)ぶっ放せ!千秋!
(幸喜)《郷田ぶっ倒すんだろ?》
(ホイッスル・ブザー)
(幸喜)イェ〜イ!しゃ〜!ナイスシュート千秋!
(慎介)サンキュー!
(公平)見た見た見た見た?あいつらの悔しそうな顔!
(朋生)ああ最高だよ!俺初めてあいつらに蹴り入れてやったよ。
しゃあ!
(慎介)もう俺たちのこと「かす」だなんて言わせねえよ!
(公平)言わせねえよ!言わせねえよ!
(千春)みんないい動きしてた。
最後まで集中切らさないでよ。
尚弥お前やっぱり肩が…。
大丈夫だって。
何でもねえよ。
(小坂)何なんだあいつら。
(真冬)小坂稲葉君はいいから三船君に付いて。
(小坂)はい。
(ホイッスル)龍二!尚弥!
(朋生)尚弥フリーだ。
決めろ!あっ!尚弥?
(郷田)どうした?肩が痛いのか?
第1ピリオドをリードしたカス高だったけど第2ピリオドは水蘭が試合の主導権を握り猛反撃
点差は7点まで開いてしまった
(虎雄)あいつに何やった?
(郷田)はっ?あいつにケガさせたのはお前なんだろ?
(真冬)何してるの?試合中よ。
稲葉はケガをしています。
その弱点を突く作戦なんて間違ってる!
(真冬)分かってないようだからはっきり言うわ。
このチームがまともに戦ったんじゃカス高には勝てない。
勝つためにはどんな手段も選んでられないの。
試合に集中して。
(真冬)棄権した方がいい。
(朋生)はっ?何言ってんだよ。
あなたには水球の才能がある。
この試合で将来を棒に振ることはない。
この試合に勝たなきゃなカス高に未来はねえんだよ!あっ…。
(公平)尚弥。
尚弥次のピリオドは休んで医務室で治療してこい。
(幸喜)休むって…尚弥がいない間どうすんだよ。
6人で戦うんだ。
水蘭相手に6人でどうするつもり?もう諦めなさい。
諦めたら勝てませんよ。
だよな?ああ。
千春先生それでいいですよね?青山先生指導者なら止めるべきです。
確かに顧問としては止めるべきかもしれません。
けど一人の仲間としてみんなの意思を尊重します。
(千春)私はみんなの力を信じてる。
(5人)しゃ〜!
(理子)悔しいけどこんなとき尚弥さんがそばにいてほしいのは私じゃありません。
渚先輩です。
早く行ってあげてください。
(渚)理子…。
ほら早く。

(早紀)大丈夫なの?6人で戦うなんて。
大丈夫ですよ。
その分ねわれわれが応援すればいいんですよ!あっ…そうですよ。
6人プラス私たち全員です!ねっ?ええ。
(入江)頑張れ。
頑張るんだ!カス高〜!
(シヅ子)カス高!カス高!
(一同)カス高カス高カス高カス高…!見ろよ。
みんなで俺たちのこと応援してくれて…。
町の嫌われ者だったのに…。
最高の気分だぜ。
俺たち尚弥がいなかったらここにいなかったよな。
尚弥が俺たちの居場所をつくってくれたんだ。
《お前ら入部しねえか?》《お前ら!ミズタマ部に入れ》《えっ!?》《龍二!ミズタマ部入るだろ?》だったらさ今度は俺たちが尚ぴょんの居場所をつくってやる番なんじゃないの?やってやろうぜ俺たち6人で。
尚弥のために。
(一同)しゃあ!
(医師)あとはここで休んでてください。
(渚)尚弥大丈夫?・
(ホイッスル)・
(歓声)俺はあいつらを信じてる。
あいつらならやってくれる。
絶対勝ってやる。
この肩がぶっ壊れてもやってやる!どうか試合終了までこの腕が動きますように。
私見てるからね。
強くなった尚弥が戦ってる姿ちゃんと見てるからね。
ああ。
みんなすまん!待たせた。
点差は?
第3ピリオド
カス高はたった6人で水蘭と互角以上に戦い逆に点差を縮めた
お前ら…。
おいエース肩は大丈夫なんだろうな?当ったり前だろ!
(小坂)あいつらたった6人で…。
(郷田)大丈夫だって。
この点差なら守りを固めれば逃げ切れる。
お前同じ選手として何も感じねえのか?監督お願いです。
最終ピリオド正々堂々あいつらと戦わせてください。
負ければ全て失うのよ。
今まで積み重ねてきたもの全て。
それでもいい!それよりも大切なことがあるんです。
勘違いしないでください。
俺たちは勝ちますよ。
監督に教わった水球でカス高を倒してみせます。
監督!
(一同)監督。
好きにしなさい。
北島君あなたを信じるわ。
はい。
郷田。
いいか?全員の力で勝利を奪いに行くぞ〜!
(一同)しゃあ!泣いても笑っても次が最後。
5点差か。
こっから逆転すんのは簡単じゃねえぞ。

(黒澤)稲葉尚弥!黒澤さん!
(黒澤)最後まで諦めんじゃねえぞ。
絶対追い付ける。
諦めなきゃ終わらねえ。
《諦めなきゃ終わらねえ》可能性は無限大だ。
(黒澤)《可能性は無限大だ》はい!よっしゃ!お前らカス高魂見せてやろうぜ!
(一同)しゃ〜!
(渚)《尚弥どこ行っちゃったんだろ》《どうしよう》《どうしたらいいの?》《俺は渚のことが好きだ》尚弥覚えてるか?お前前に言ったよな。
「虎雄を超える」って。
ああ。
勝とうぜ尚弥。
俺たちには勝利を待ってるやつがいるだろ。
行くぞ!ああ。

(ホイッスル)よし!
(ホイッスル)
(玲)よし。
(郷田)よし!バックだバック!戻ってこい!バックバック!尚弥!おりゃ!
(ホイッスル)
(渚)よし。
やりましたね先輩!うん。
(幸喜)千秋!
(ホイッスル)
(千春)よし。
いいよ千秋!
(浩介)取った〜!
(郷田)虎雄!
(ホイッスル)しゃあ!
(倉石)ヘイ。
(ホイッスル)追い付いた。
あと30秒。

(千春)残りあと20秒!《さあ行こうぜ番長》《ああ》
(公平)《ちょっと前の自分に言ってやりたいよ》《諦めないで一歩踏み出せば何かが変わるんだって》
(朋生)《一歩ずつ上っていけばいいんだ》《そうすりゃどんな高い壁だって乗り越えられる》
(慎介)《大切なのは踏み出す勇気》《そうすればきっとそこに最高の仲間がいる》《お前たちといれば何にも怖くねえ》
(幸喜)《この7人だったら何だってできる》《奇跡だって起こせるんだ》
(千秋)《奇跡ってのはねバカみたいに諦めないで信じ続けたやつだけがつかめるんだぜ》《尚弥それをお前が教えてくれたんだ》《勝負を決めるのはお前だ》おりゃ!
(ブザー)
(ホイッスル)よっしゃ〜!
(歓声)よし!
(一同)ありがとうございました!
(5人)しゃ〜!負けたよ龍二。
お前は最高のライバルだ。
また勝負しようぜ。
ああ。
水蘭に勝ったんだ。
絶対日本一になれよ。
おう!
(真冬)初めて見ました。
あんな楽しそうに試合をしてる選手たちの顔を。
あなたから大切なこと教わりました。
感謝してます。
はい。
一からやり直しだな。
俺もお前も。
(真冬)最後に1つだけお願いがあるの。
今日負けたことをずっと覚えといてほしい。
この負けた経験がきっとあなたたちを強くするから。
あなたたちと一緒に戦えたことを心から誇りに思います。
ありがとう。

(一同)よっしゃ〜!フゥ〜!おめでとうおめでとうおめでとう。
ありがとうございました。
ご苦労さまでした。
校長!はい。
カス高は大丈夫だよな?俺たち守ったよな!?思いっ切り守っていただきました!
(5人)しゃ〜!
(荒川)ありがとうありがとう。
ありがとな。
お前が取り戻してくれたんだ。
カス高の誇りをな。
強くなったな尚弥。
渚!岩崎渚!はい。
俺は気合根性おとこ気は誰にも負けねえ!けどそれだけじゃねえんだ。
もう一つだけ誰にも負けねえもんがある。
渚を好きな気持ちは誰にも負けねえ。
好きだ!ずっと俺のそばにいてくれ!えっ…えっ?私も好きだよ。
尚弥。

(物音)えっ?
(朋生)お前何勝手に青春してんだ。
この野郎!何がだよ!
(千秋)この幸せ者が〜!
カス高ミズタマ部の夏が終わった
(渚)「庄司監督お元気ですか?」「あの激戦から3カ月がたちました」「監督が水蘭を辞めてから『打倒カス高』を目指して北島君が新チームの指導に当たっています」「カス高の廃校もなくなり今は来期に向けて水球部の部員を募集しています」「千春先生はますます水球に夢中になっていて」
(桑原)たまには息抜きに私と食事でも…。
(渚)「水球が恋人の生活がしばらく続きそうです」「みんなそれぞれ次の挑戦を始めています」
(朋生)慎介たまには遊ぼうぜ。
ほらほら環奈ちゃんだぞ〜。
(慎介)か〜!邪魔すんな!デザイナーになって環奈ちゃんの服をプロデュースする。
(渚)「何度転んでも立ち上がっていつかその夢を叶えてくれると信じています」うん!
(渚)「すごいニュースがあるんです」「龍二が全日本選抜候補に選ばれたんです」「大学の推薦も決まり今は毎日トレーニングに励んでいます」
(涼子)遅い!
(渚)「対立していたカス高と水蘭も今ではすっかり交流ができて」遅いよ千秋。
(渚)「何と誰も想像していなかったカップルが誕生しちゃいました」
(渚)「黒澤さんは夢だった教師になるために仕事の合間に受験勉強に励んでいます」「いつかカス高の先生になりたいって」
(真冬)とっても楽しいスポーツよ。
(渚)「庄司監督に報告したいことがあるんです」「私も勇気を出して一歩踏み出してみることにしました」「どこまでできるか分かりませんがまた大学で水球を始めようと思います」「尚弥と出会って大切なことを教わったから」おいお前ら!いじめなんかしてんじゃねえよ!男が泣くんじゃねえよ。
(男の子)僕だって嫌だよこんなの。
はなっから諦めてたら何にもできねえぞ。
諦めなきゃ終わらねえ。
何にだってなれる。
可能性は無限大だ。
行こうぜ番長。
おう!
(渚)「あの夏に泣いたり笑ったりして手に入れたこと」「それを胸に明日へ向かって私たちは歩いてゆきます」「諦めない先にあるはずの奇跡を信じて」・
(戸の開く音)・ただいま!《ありがと尚弥》この番組のブルーレイとDVDの発売を記念して抽選で各10名さまにプレゼントいたします。
皆さま奮ってご応募ください。
特典映像も満載です。
2014/09/20(土) 23:10〜23:55
関西テレビ1
[終]<土ドラ>水球ヤンキース #10[字]【ついに感動の最終回…さよならミズタマ部!】

ついに感動の最終回!さよならミズタマ部…水蘭との頂上決戦のゆくえは!?渚は尚弥と龍二どちらを選ぶのか!?7人全員で目指せてっぺん!可能性は無限大!!

詳細情報
番組内容
 いよいよ水蘭との決勝戦を迎えたカス高水球部。試合前の控室では大事な一戦を目前にした部員たちが緊張で固くなっている。そんな中、稲葉尚弥(中島裕翔)の右肩を三船龍二(山