ここは旧き佳き東京の風景が残る街。
今回は懐かしさ溢れるレトロな谷中をのんびり散歩とまいります。
この街の進化の仕方はちょっと独特。
古い建物を活かし街のムードを壊すことなく新しいお店が増えているのです。
なかには行列を生む人気店や新たな谷中フードなど散策の楽しみが一層充実しています。
古いだけではとどまらない魅力に溢れる谷中。
都心にもかかわらず特別な静寂感に包まれるこの街をとくと歩いてみましょう
古いからこそ新しい東京の違った姿が見えてきます
今回出没するのは台東区の北西部。
荒川区と文京区の境に位置しJRの日暮里駅か東京メトロの千駄木駅からアクセスできます。
今回は住所の谷中全域にスポットを当てます。
ということで本日のテーマ…
早速BEST20から
谷中の散策途中にあちらこちらで出会えるかわいい街の人気者たち。
風情溢れる風景に溶け込み街をより魅力的にしてくれます。
谷中散策に欠かせない存在です
どの猫も人懐っこく逃げないためカメラを向ける人を多く見かけます
猫もすっかりモデルに慣れています。
何とも癒やされる猫たちは意外な場所にも
いらっしゃいませ。
人力車音羽屋の座席では看板猫のミーちゃんがまったりと迎えてくれます。
9年前から始めたおそらく業界初のいまやミーちゃん目当てのお客さんがいるほどの人気です
かわってカウンターのみの小さな小料理屋を覗くとお客さんのヒザでくつろぐお店の猫たち。
全員揃うとなんと8匹。
すべて女将さんが飼っています
うん。
撮影隊の大きなカメラに気が高ぶっているようです。
そこで亀戸水神の回で活躍したおでこカメラをバージョンアップ。
ディレクターが妻に内緒で自腹で購入した耳カメラです
最新式小型カメラでスタイリッシュに撮影すると先ほどとは打って変わって自然体な猫たち。
なかでもいちばん人懐っこいというフク君はかなり打ち解けてくれました
耳カメラ作戦大成功です
古き建物が今に生きる谷中。
江戸時代に創業した酒屋伊勢五本店の店舗は昨年自転車専門店に生まれ変わりました
東京の街を楽しく走るをコンセプトに掲げたtokyobikeの直営店です
オリジナルモデルの自転車はスポーツタイプから日常使いに適したものまで全7種類揃えています。
tokyobikeはアメリカやイギリスなど世界に7店舗展開。
各国で支持されているBISOU26にはSHIMANOの7段変速ギアを装備。
サイズの大きなギアで軽い走り出しが特徴です。
坂の多い街にも最適ですが谷中店では1日1,000円で自転車のレンタルが可能。
谷中の名所巡りの範囲が一気に広がります
見落としがちな狭い路地だってスイスイと。
風を切って散策するのが谷中の新しい楽しみ方です
谷中の路地を散策していると長い行列に遭遇。
季節もののお店にもかかわらず一年中行列ができる人気店です
ここはこだわりが詰まったグルメかき氷のお店です
氷は明治から続く栃木県
手動で削って氷の厚さにムラを作り食感の妙を生み出しています
メニューは季節に合わせて15種類ほど。
手作りのシロップ氷蜜は果汁100%でピューレのように濃厚です。
人気は1日60杯限定のひみつのいちごみるく。
いちごの果肉感も活かした蜜は器からこぼれるほどたっぷり。
甘みや酸味など素材そのものの味を存分に楽しめます
また秋からの注目メニューはカボチャを丸ごと蒸して牛乳や生クリーム練乳と和えた…
ほろ苦なキャラメルソースがカボチャの甘みを引き立てます
谷中で最も古い寿司店です
昭和15年千駄木で立ち食い寿司店として創業。
昭和26年にこの地に移りました。
現在二代目と三代目の親子が庶民的なこの名店を守っています。
江戸っ子が集う街ゆえ江戸前の仕事に手抜かりはありません
そして酢漬けのレンコンと金ゴマがアクセントのいなり寿司も名物です。
2日間かけて味を染み込ませた揚げはしっとりとしてきっちり甘辛。
予約して手に入れたい谷中土産です
ミシュランの旅行ガイド
インターネットの口コミサイトで評価の高い谷中界隈。
近年ますます海外からのお客さんが増えています
皆さん谷中で日本らしさを味わっています。
そこでフランスから来たアストランさんファミリーの観光に同行してみることに。
彼らが向かったのはYANESENという外国人向けの日本文化体験施設です。
こちらでは茶道や書道座禅や落語など20種類の日本文化が体験可能。
アストランさんご夫妻が選んだのは歌舞伎体験です。
メイクは元歌舞伎役者の方による本格的なもの。
絢爛たる衣装をつけたら見得のポーズを教えてもらい記念撮影。
お二人ともご機嫌です。
連獅子の毛振りにも挑戦。
しかしグダグダです。
以上20位から16位でした。
ということで今週は…
お待っとさんでした。
出没!
(2人)「アド街ック天国」。
私があなたの街の宣伝本部長愛川欽也です。
この間家まで猫にあとをつけられました。
皆さんはいかがですか?須黒清華です。
いやいかがですかってマタタビでも持ってたんだろ。
それでは皆さんの谷中といえばこれというものフリップでお出しください。
じゃ峰君からいきますよ。
はい有名なね穴子のお寿司屋さんとかあるあの通りはね今いいんですよまた。
当然その向かいには銭湯なんかあったりとかして角にねカフェみたいなのがあってね中でジャズなんか演奏したりとかしてるんですよ。
それがね外まで聞こえてきてねちょっとまたいい感じになってきたなというのが三崎坂ですね。
続いてじゃあ中尾ちゃん。
私35年間谷中に住んでてなんかジーンとした寺町だったのがいきなり…。
たまにちょこちょこ行くと
(笑い声)でもそうですよ。
だからはなちゃん。
私は大好きなお散歩道ですね。
(笑い声)「私は」っていうとこがね。
上野の美術館とかに行ったあとにちょっと谷中までケーキを買いに行ったりしますね。
歩くとほんと15分20分くらいで着くしなんかこう路地とかに入るといきなり迷子になったりしてそういう私たちはですねロケで何度も谷中ぎんざに行かさせていただいて食べ歩きみたいな感じのロケをすごいやるんですけどもうほんとに谷中ぎんざの方たちって優しくてロケで通るとものすごいいろんなものをもらっちゃって本番…。
私はすし乃池さんですね。
なんといってもこちらの穴子寿司が大好きで。
お土産としてね有名なんですけどあちらのお店で食べるともうフワッフワでほんとにおいしいです。
言問通りのところに戦前からあるカヤバ珈琲っていうお店があったんですよね。
7〜8年前に店閉めたんですよ1回。
だけどもそれを惜しんで…。
っていう人たちとそれからその近くにある銭湯を改装したアートスペースのスカイザバスハウスっていうアートスペースがあるんですね。
ここの人たちが中心になって復活させたんですよね。
見せてますね。
今谷中でもっとも注目を集める雑貨店です
4年前にオープン。
日本橋・馬喰町で60年以上続く卸問屋が開きました。
職人が一つひとつ作り上げる日本古来の素朴な生活雑貨を扱います
葛飾区の町工場で作られているセルロイド製品は小物入れに人気。
国産の箒草を使った栃木県産の和箒は編み紐が黒と赤でシックなデザイン。
昭和の情緒を今の暮らしに取り入れられます
三崎坂を上りきったところで45年続く中華料理店です
創業時から変わらぬ昭和ムード満点のお店。
こだわりのひとつが料理に使う塩。
鶏ガラ・豚足スープに伯方の塩とあらしおを入れてじっくりと煮詰めていきます
その後天日干しにするなど1週間かけて自家製のだし塩が完成。
すべての料理にこの塩を使い店の個性とおいしさを生み出します。
一番の人気はあっさりとした昔ながらの中華そばとミニチャーハンのセットです。
ラーメンのメニューの中には北京みそなるものも。
しかし使用するのはバリバリに日本らしく越後みそです。
このみそに豆板醤などを加え具にはほうれん草やひき肉を使ったものが北京みそラーメンですが何ゆえに北京なのかが不明なのでその謎をスタイリッシュに耳カメラで調査
ご主人もおかしいと思いながら名前はそのまま。
おいしいのでなぜ北京なのかはどうでもいい気もします
懐石料理の名店で1日3組のみ楽しめるのは珠玉の穴子コース。
対馬海流のおだやかな海で育った穴子は脂がのってふんわりやわらか。
穴子の胡麻茶漬けも極上の味わいです
3年連続でミシュランの星を獲得
1日3組限定。
2日前までの予約が必要です。
ご主人は赤坂の老舗割烹留などで研鑽を積みました。
一年を通しすべてのコースの主役を張るのが山口県産の天然穴子です
大ぶりの穴子を2日間寝かせてから使用。
ぷりっとした食感の刺身は小ねぎを巻き柚子をしぼった濃い口醤油でいただきます。
穴子のふっくらとした肉厚感を楽しめるのが
抹茶塩がその旨みを引きたてます
穴子の胡麻茶漬けでございます。
そしてこちらは生の穴子を使った胡麻茶漬け。
穴子ならではの身のふんわり感と胡麻の香ばしさに魅了されます
昨年リニューアルしました
アトリエ兼住居だった建物で彼の代表作に出会えます。
猫の街谷中に居を構えた朝倉氏は大の猫好き。
2階の「蘭の間」には猫のさまざまな瞬間を写し取った作品が展示されています。
美しくしなやかな猫の動きが東洋のロダンの創作意欲をかきたてたようです
谷中の路地に残るまるで映画のセットかと見まごう一角。
昭和の香りが息づいています
木製三角屋根のアーケード下にあるのは戦後まもなくから続く飲み屋横丁。
11軒の店が並びどちらも個性的なママが迎えてくれます
いらっしゃいませ。
どうぞ奥へどうぞどうぞ。
フランス語で「誰ですか?」という意味のC’ESTQUI?はワイン酒場。
初めて行っても誰ですか?とは聞かれませんのでご安心を。
こちらのいずみママはパリで暮らした5年の間にフランス料理の調理師免許を取りました。
日替わりの前菜盛り合わせのなかでもインターナショナルな風を吹かせています
またセロリや鶏肉をプロバンスのハーブで味付けしたその名もふらんす餃子はなぜかタバスコで。
ワインに合うという餃子です。
続いては創業から20年の
横丁で唯一カラオケ無料の居酒屋です。
迎えるのは私自慢のぬか漬けです。
自慢のお通しは初めてのお客さんでも最低2品。
常連になるとこれくらい出ることもあるそうです。
変わって創業から16年の居酒屋みち。
ママは千葉県印旛郡から毎日電車で通う…
いらっしゃいませ。
頑張り屋の道子さんです。
千葉の自家農園で育てたおいしい野菜をつまみにママと語らう楽しい夜
どうぞ〜。
更にこちらではお客さんにもれなく進呈中。
ボールペンは便利なライト付きです。
横丁でキラキラ輝くママたちが待っています。
以上15位から11位でした
いい!最高ですよ。
江上さんいかがですか?私たちすごいお酒よく飲むんですよ。
最高ですね初音小路。
あそこでお酒入ったほうがおもしろいこと浮かぶかなと思って。
それよくあるパターン…。
(笑い声)谷中松野屋さん出てきましたけれども。
はなさんああいった雑貨屋さんが結構この辺り多いんですよね。
私好きなへび道っていう道があってその通りを歩いているとすごくおしゃれな雑貨屋さんがたくさん並んでいてどこも手作りで。
織物屋さんとか革製品扱ってるお店とかそういうワークショップいろいろやってて私もペンケース作ったりいろいろ体験しましたね。
谷中意外と寺町というイメージがあるけどそれが続いてる部分がいっぱいあるんじゃないですか。
ありますよね。
職人さんの…。
どういうものを作ってたんですか?鼈甲…。
鼈甲使ったものとか。
さぁそれではいってみましょう。
「薬丸印の新名物」ですどうぞ!
懐かしさ漂う谷中の新名物を昭和が薫る中華料理店で発見。
謎の生春巻きが入ったそれは一杯で懐かしい味と刺激的な味が楽しめる不思議なラーメンです
谷中といえば…
谷中メンチです。
そんな谷中にぴったりの新名物を先ほど北京みそラーメンを紹介した珎々亭で発見しました
谷中ラーメンです。
やはり谷中とつくこちらです
ベースは塩味のタンメン。
ここに谷中だけに谷中生姜…。
ではなく普通の生姜の千切りを散らします。
そして自家製のピリ辛肉みそをスープに入れる…かと思いきやなんとライスペーパーで包み込みました。
生春巻きをヒントに考え出したご主人渾身のトッピング。
破って辛みそを溶けば味が一変ピリ辛に。
一杯で二度楽しめる魅惑のラーメンです
谷中ラーメンでございます。
(一同)いただきます。
まずはそのまま。
そのまま。
スープがね…あっ美味しい。
すごい生姜が効いてる。
あっさりしてますでしょ。
うん。
生姜はねブームだもん。
じゃあちょっとみそ破いてみましょう。
(2人)うん!そうなんですよ。
一杯で二度楽しめるっていう。
生姜がすごい効いてて…。
見えないとこもビショビショです。
懐かしの空間。
谷中散策に欠かせない風情あるカフェ。
この街には実に20軒以上が揃います
ことに人気となっているのは古い建物をリノベーションしたお店。
大正5年の木造建築で営業するカヤバ珈琲もその一つです。
昭和13年にオープンし一度閉店しましたが再開を望む人の声で5年前に復活。
店内はモダンでシックな装いに生まれ変わっています。
かつては住居だった2階。
今は座敷席になっています。
店内は変わりましたが看板メニューは昔のまま。
コーヒーとココアを半分ずつ混ぜたルシアンと厚焼きたまごを挟んだ
変わって築60年の建物を使った人気店が…
元は東京藝術大学の学生たちのシェアハウスとして使われていた木造アパートでしたが2年前にリノベーション。
建物の古い構造を残しおしゃれでレトロな空間に仕上げています
人気メニューはサバの水煮をカリッと香ばしく揚げ焼きにしパンに野菜とともに挟んだサバサンドです。
見た目もインパクトが強いメニュー。
味はレモン塩で意外にさっぱりとしています
粋な味。
路地に構える渋い居酒屋の名物はこれからが旬のあんこう鍋。
濃厚な極上スープを心ゆくまで味わいます。
そして言わずと知れた江戸前穴子寿司の名店へ。
ふわとろの握りだけでなく通好みな逸品が登場します
これからが旬。
よみせ通りから住宅が並ぶ路地の奥へ。
そこに中尾さんも通う人気の居酒屋があります
60年前鳥料理専門店として創業。
しかし寿司屋で修業した二代目が継いでメニューの主軸は海鮮料理に移行しました。
あんこう鍋は味噌仕立てのスープにあん肝を溶かし入れ濃厚で深い味わいに。
そして…
さつま揚げは外せないね。
それは外せない…。
と常連客が絶賛する女将さんの料理はズワイガニのカニサラダやイカがゴロゴロ入った
酒が進む品揃え。
なかでも特に好評なのがかなり細かく刻んだニラをたっぷりと使い玉子と絡めて醤油をたらした…
ニラ玉です。
ニラが圧倒的な存在感を放つニラ玉。
玉子がとろとろなのでスプーンでかきこみましょう
世界が絶賛。
かつてはビジネス旅館でした
創業は昭和24年。
親子二代で切り盛りするアットホームな旅館です
(3人)いらっしゃいませ。
こちらは昭和50年代から外国人向けの旅行ガイドブックで紹介。
今や世界的にもかなりメジャーな旅館。
谷中に外国人が訪れるきっかけになったともいわれています
外国人客が中心ですが部屋はすべて和室。
7年前に増設した純和風の共同風呂も好評です。
これまでに
そこでまるで日本にいるとは思えない朝食時のロビーで日本で撮影した写真を見せてもらいました。
フランス人男性は欧米ではほとんど見かけない電柱を激写。
カナダ人女性は地下鉄駅構内の漫画の注意書きポスター。
そしてスペイン人女性はデコトラに和の美学を感じたようです
著名人も魅了。
谷中屈指の名店です
昭和40年に創業。
以来店の代名詞となっている品が穴子寿司です。
東京湾の良質の穴子を1日に20キロも使うほどの人気。
更に通なお客さんは…
はい穴子の肝ね。
ダシと生姜で煮てから更に穴子のタレで煮詰めた穴子の肝煮です。
ほどよい苦みとやや辛めの味。
山椒が香るひと品です
おいしい散策。
風情ある谷中のなかでもより昭和の風情が漂う商店街。
そこで待っているのはやはり懐かしい味の数々です。
昔ながらの製麺所が限定販売する絶品のオムそばをいただきます
昭和の味。
谷中ぎんざの西側にある商店街です
街の暮らしに根づいた昔ながらの商店が並びます
ヤマネ肉店は昭和5年に創業。
コロッケやメンチカツなど揚げ物の惣菜は谷中のおかずの定番です。
その揚げ物を昔懐かしい形のパンに挟んだ惣菜パンも人気。
一番人気はコロッケパン。
ソースの加減も抜群です。
昭和25年頃から続く三陽食品の名物は自家製のところ天。
店頭で食べることもできます。
つきたてをもちろん酢醤油青のり和がらしで。
程よい歯ごたえが長年のファンを生んでいます。
そして昭和8年から続くのが
6種類の麺を女将さんとご主人2人で作っています。
女将さんがシャイなので耳カメラで取材
特においしいと評判なのがやきそば麺。
通常は麺をほぐしやすくするため油でコーティングされていますがこちらの麺は油なし。
それがおいしいやきそばを生み出します。
11月に開催するお祭りでは店頭で食べるチャンスも。
40食限定すぐ売り切れる人気メニューです。
以上10位から6位でした
中尾さんがよく行かれてたよみせ通り出てきましたね。
こっちばっかしでしたね私は。
鳥よしさんのミヨちゃんっていう女将さんにぜひ打ち上げのとき行ってください。
ぜひ。
はなさん谷中カフェもすてきでしたね。
そうですね谷中ボッサっていうカフェがあるんですけども…。
すごいおいしかったです。
HAGICAFEも出てきましたけれども江上さんサバサンドはどうでしょう?あれすごいおいしそうでしたね。
2つくらいペロリですか?でも峰さんサバっていいんですね。
サバはいいですよ。
もしサバの缶詰がなかったら…。
峰さんの豆知識。
いよいよBEST5でもその前に…
街のシンボル。
趣ある建物に味わいのある路地。
谷中には印象深い風景がまだまだ多く残ります
こちらのヒマラヤ杉は樹齢およそ100年。
初めは小さな鉢植えでしたがそれがどんどんと成長。
今では谷中のシンボルになっています。
その杉の近くでなにやら熱心にペンを走らせる外国人を発見。
アメリカ出身の…
彼は32年前に初来日。
谷中の魅力にハマり15年前この街にアトリエ兼ギャラリーを開きました。
幼少期から植物を描くことが好きだったアランさんは東京藝術大学で絵を学び日本画家になったのです。
アランさんはマツ科の植物であるヒマラヤ杉をスケッチし木肌の様子や枝のはり方などを松の絵の制作に活かしています。
アランさんにとって谷中の魅力とは
国境を越えて愛される風景がここにあります
四代目が継承。
大正6年創業の老舗和菓子店です
ほぼ創業当時のままの建物とショーケース。
そこには季節を映す美しい生菓子が並びます。
また文豪川端康成が名刺代わりに配ったという品があを梅です
白みそを混ぜた餡は上品なコクと甘さです
特別な一枚
江戸千代紙の老舗です
江戸千代紙とは華やかな色彩の模様を和紙に木版手摺りしたものです。
江戸時代の版木は関東大震災で焼失してしまいましたが先代である4代目が復元。
歌川国芳や竹久夢二など有名絵師たちによるデザインを今に受け継いでいます。
それらを現代に合わせた配色にアレンジしたものも制作。
古き名作に新たな価値観をもたらしています。
こうやって伝統は連綿と続いていくのです
心洗われます。
谷中にある寺の数はおよそ70。
この街には江戸時代から多くの寺が集まります
健脚の神様とされる日荷上人が祀られています。
故に堂内の壁に掲げられているのはわらじや草履などをはり付けた健脚祈願に訪れた人々が奉納したものです。
交通機関が発達していなかった時代には健脚も切なる願いだったのでしょう
中尾さんが2年前に自らのお墓を建てたお寺。
モダンなお墓ですが何かもの足りない気がするのでネジネジを巻いてみました。
中尾さんいかがでしょう
通はこちらを。
谷中散策の王道谷中ぎんざへ。
今回はテレビでおなじみの名物ではなく地元民オススメの隠れ名物が登場。
お好み焼きの有名店では通のみぞ知る鉄板焼きホットケーキを堪能します
あれよりもこれ
全国に知られる人気の商店街です
およそ70店が並びメディアにもたびたび登場。
数々の谷中名物が生まれています。
そこで今回は地元の方のみぞ知る谷中ぎんざのおいしいものをお聞きしました。
題して…
まずはご存じ谷中名物の代表格ともいえるあまりにも有名ですが猫型のたい焼きを出す招き屋の店長が推薦するのは…
チーズと大葉の肉巻きっていう商品があるんですけれども。
はいチーズと大葉の肉巻きです。
とろけるチーズと大葉の風味が地元の人たちに好評です
続いては戦前から続く鮮魚店こちらはぎんだらの西京漬けが有名ですが地元密着スーパーのなかストアーのスタッフがお気に入りのものは…
巻き寿司それがオススメですね。
また買いに行こうって。
週に3日火木土に限定販売するのが鮪の中落ちと穴子の巻き寿司。
なかなか魅力的なカップリングです。
かわってお好み焼き店こちらではもちろんおいしいお好み焼きやもんじゃが有名ですが栗スイーツのお店和栗やのオーナーが推薦するのは…
ホットケーキなんかを食べたりしますけどね。
鉄板でお客さんが自分で焼くホットケーキ。
ご主人に焼き方のコツを教えていただきました
味もダジャレもかなり甘め。
お好み焼き屋さんには意外なスイーツです。
奥が深い谷中まだまだおいしいものが潜んでいそうです。
以上谷中BEST10でした
はいということで1位谷中ぎんざですがいかがでした?私たち招き屋さんロケで行ったんですよ。
ちょっと出てましたけど招き猫のたい焼き版みたいな。
そうなんです形が。
甘いものを挟む以外に…。
そう。
しょっぱいのもあるんです。
それがそう。
そうなんですよ。
はなさんも谷中ぎんざはよく行かれますか?大好きですね。
ちょんまげ芋のたまるってお店があってそこはスイートポテトにゴマをまぶしてそれを串刺しにしてるんですけれども。
それから中尾さん。
お墓建てられたんですか?2年前に造りまして。
「無」という文字を書いてそれ彫ってもらった。
ネジネジはどうですか?でも皆さんがね花を添えてくれるんじゃなくて。
ネジネジが増えていく…。
わかった。
しばられ地蔵みたいな。
そしたら
(笑い声)採用採用された。
2014/09/20(土) 21:00〜21:54
テレビ大阪1
出没!アド街ック天国〜秋の下町レトロ散策 谷中〜[字]
絶品!穴子すし&古民家カフェ&名酒場&総菜パン&大人気の鍋料理&行列かき氷&人気商店街の隠れ名物▽全国のおしゃれ雑貨など人気の下町をじっくり散策します!
詳細情報
番組内容
今回のアド街は、谷中に出没します!ここは古きよき東京の風景が残る街。古い建物を生かし、街のムードを壊すことなく新しいお店が増えています。行列を生む人気店や、新たな谷中フードなど散策の楽しみがいっそう充実。都心にもかかわらず、特別な静寂感に包まれるこの街を歩いてみましょう!
出演者
【司会者】
愛川欽也、須黒清華(テレビ東京アナウンサー)
【レギュラー出演者】
峰竜太、薬丸裕英、山田五郎
【ゲスト】
中尾彬、はな、ニッチェ(江上敬子・近藤くみこ)
関連情報
http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi
ジャンル :
情報/ワイドショー – グルメ・料理
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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