突撃 アッとホーム「クラゲ水族館で感動サプライズ!」 2014.09.20

次回も夜7時30分にお会い致しましょう。
今週の逸品はこちらです。
今回の舞台は今話題沸騰中の水族館。
人気の秘密は…。
美しいクラゲ。
その数およそ50種類。
世界一を誇る。
サプライズのターゲットは半世紀にわたって…かつて潰れかけた町の水族館を復活に導いた。
館長のためにみんなで企画したサプライズとは…。
山形県鶴岡市。
日本海にせり出すようにして建つ…開館50周年を迎えた今年6月新しい建物に替わり連日大にぎわいだ。
客のお目当ては何といってもクラゲ。
およそ50種類。
ギネス世界記録に認定された世界一のクラゲ水族館だ。
クラゲは水温や水流の影響を受けやすく飼育が難しい。
50種類もの展示に挑戦しているのは世界でもここだけ。
サプライズのターゲットはこの水族館で47年間館長を務めてきた村上龍男さん。
名物館長として地元では有名人だ。
今年75歳を迎え惜しまれつつも来年3月で引退する事になっている。
そして…。
ギョギョギョギョギョー!サプライズの盛り上げ役…。
海の生き物大好きさかなクンでギョざいます!ギョギョギョ!
(さかなクン)館長様!どうも〜。
いやいやいや。
実はさかなクン村上館長とは10年以上のつきあいになる。
館長には「ギョギョギョ!世界一のクラゲ水族館」という架空の番組の撮影と伝えてある。
村上館長一押しの見どころがこちら。
(さかなクン)ギョエー!ギョギョギョ!うわ〜こんなに大きな!すギョい!これはすギョいですよ!直径5m。
2,300匹ものクラゲが漂う世界最大のクラゲ水槽。
村上館長は特別な思いを込めてこの巨大な水槽を造った。
加茂水族館ができたのは50年前の事。
当時の建物が今も新館の隣に残されている。
観光の要にしようと町の人たちもお金を出し合った。
小さいながらも山形県で唯一の水族館として家族連れや修学旅行生でにぎわっていた。
しかし47年前村上さんが27歳の若さで館長になったころ状況が大きく変わった。
周りに大型水族館が続々とオープン。
客が急速に減っていったのだ。
水族館の生き物や従業員を抱え村上館長は途方に暮れた。
館長は自らホテルや美容院など人の集まる場所に水族館のポスターを配って回った。
更に当時人気のあったラッコを自分の家を担保に借金までして買った。
しかし客は戻るどころか減る一方。
一日にたった2人しか来ない日もあった。
そのつらい時代を最もよく知る人を訪ねた。
それは館長を支えてきた家族。
ぎりぎりの状態で30年間頑張った村上館長。
57歳の時ある偶然が館長を救う事になる。
それは水槽の中に紛れ込んだクラゲの赤ちゃん。
育てて展示すると客から歓声が上がった。
館長の読みは当たった。
無我夢中で研究を重ね世界中からクラゲを集めた。
その種類が増えるにつれ客の数もうなぎ登り。
そしてクラゲの展示で世界一になった今多い日で一日1万人近い客が全国からやって来る。
加茂水族館は奇跡の復活を果たした。
村上館長の引退は半年後。
職員たちは今までの感謝を伝えたいとサプライズを計画した。
中心となるのは40年以上館長と苦楽をともにしてきた事務職員の田澤由喜さん。
田澤さんがサプライズの舞台に選んだのは新しくなった水族館の屋上。
(さかなクン)すギョいですね田澤さん。
サプライズの参加者が隠れている屋上へインタビューだと言って館長を呼び出す。
そこへみんなが突然飛び出し幸せサプライズ恒例のダンスを披露するという作戦だ。
是非ともこの場所でのサプライズギャんばりましょうね!頑張りましょうね!やった〜!よっしゃ〜!実は館長に感謝しているのは職員だけではない。
ボランティアとして水族館を応援している地域の人たちもサプライズに参加する。
同時にやっぱりおおすごいなって今度それがやおらほの水族館…加茂水族館は地域の子供たちにとっても大切な場所だ。
地元の水産高校では「水族館学」という授業があり生徒たちが小学生に自分の知識を教えている。
一方の小学生もすっかりクラゲの魅力にはまり今や海でクラゲを探すのがお決まりの遊び。
とったクラゲは状態が良ければ展示される事もある。
張り切る子供たちはちょっとしたクラゲ博士だ。
そして迎えた本番当日。
村上館長はいつもどおりに出勤。
このあとサプライズが待っていようとは夢にも思ってない。
本番は水族館が閉まったあとの午後7時。
職員たちは仕事のあとサプライズに参加する事になっている。
知らないのは館長ただ一人だけ。
本番直前の子供たちを訪ねてみると…。
(さかなクン)こんにちは〜!どうも〜!水泳の準備体操にダンスを取り入れ直前まで練習に励んでいた。
全校生徒47人でサプライズを盛り上げる。
夕方さかなクンが館長を水族館から連れ出した。
クラゲについて話すシーンの撮影と伝えてある。
その隙に水族館には参加者を乗せたバスが到着。
急いでサプライズの舞台となる屋上へ移動する。
田澤さんたち職員も急いで仕事を片づけ屋上へ向かう。
総勢100人が集まった。
館長とさかなクンが水族館に戻ってきた。
参加者たちは屋上の一角に隠れる。
屋上でインタビューがしたいとさかなクンが館長を誘導。
館長が位置についたのを確認して移動開始。
ここで突然雨が降り始めた。
しかしもう後戻りはできない。
新しい加茂水族館ができていかがでしょうか?今のお気持ちは。
(村上)まあ何というか感無量というか…。
背後に参加者が忍び寄る。
(村上)今はものすごいお客さんいっぱい来てくれて…。
そして…。
(一同)館長さ〜ん!・せ〜の…。
(一同)水族館を守ってくれてありがとう!突然の出来事に戸惑う館長。
すると…。
子供たちや地域の人たちが一斉に現れた。
更にクラゲの形の傘を持った職員たちが登場。
そして家族からのメッセージ。
孫たちも駆けつけた。
小学校の先生たち。
人生を懸けて水族館を守った村上館長。
その周りにはたくさんの仲間がいた。
・せ〜の…。
(一同)ありがとう!
(拍手)ホントにありがとう。
(拍手)
(拍手)館長いい顔してますね。
いい顔してたね館長。
格好いいな。
そうですか?白衣なんですけれども。
(南野)似てる!さかなクンのイラストで館長さんの似顔絵やクラゲの絵を描いた白衣を。
これからは水族館をこれで着て回りたいっておっしゃって下さったそうです。
実はですね加茂水族館では…今回スタジオにご用意致しました。
お願いしま〜す。
クラゲラーメンクラゲ生春巻きクラゲアイスにクラゲ入りまんじゅう。
クラゲ入りようかん。
(山下)これ何これ何。
お刺身です。
(山下)これおいしいよ。
合いそうですね。
これはエチゼンクラゲで。
これ展示しているものを生けすから取ってきたとかそういう事ではなくって食用のエチゼンクラゲを。
大きいもので1.5mになるんだそうですけれど。
え?そんなにおっきいんですか。
異常に増えた時ありましたからね。
そうですあのエチゼンクラゲ。
今は輸入して使ってるそうなんですけれども。
(大竹)まんじゅう食ってよ小峠。
(小峠)まんじゅううまいっすよ。
これあんこ入ってるんですか?中に入ってるんです。
何で分かったの?これはいいね。
(大竹)うまかった。
続いてのコーナーはこちら!先月放送したハワイスペシャルの続編で。
(大竹)前回オアフ島だもんね。
(小峠)オアフ島です。
今回はハワイ島なんです。
いいお宝見つかりました?今回は。
(小峠)今回もありましたよ。
(小峠)お〜!キュート!家族との思い出が詰まったお宝を探す…今回の舞台は先月に続いて南国の楽園ハワイ。
バイきんぐの2人はホノルルから飛行機で50分。
ハワイで最も大きな島ハワイ島に向かった。
通称ビッグアイランド。
キラウエア火山に雄大な自然が有名だ。
町の市場には南国フルーツもたっぷり。
実はそこには…まず2人がやってきたのは日系人がよく来るというスーパー。
(小峠)うわ〜広い。
(西村)広っ。
めっちゃ広い。
(西村)おにぎりあるおにぎり。
おいしそうやね。
(小峠)あ〜あんパン。
(小峠)あ〜梅干しとかある。
(西村)ほんまや…。
こんだけ種類があればやっぱ日系の人も来るよね。
とここで一人の男性が声をかけてきた。
祖父が広島からやってきた日系3世だという。
思い出が詰まった…
(西村)持ってます?という事で早速デレックさんのお宝を見せてもらう事に。
ごみ袋に入ってんじゃないですか。
アハハハ…。
デレックさんのお宝は創業者から譲り受けたアタッシェケース。
父親はさとうきび畑で働く労働者。
苦しい家計を少しでも支えようとアルバイトを始めた。
そんなデレックさんをスーパーの創業者で日系1世の谷口幸一さんはとてもかわいがってくれた。
更にホノルルの大学に通った時…谷口さんのおかげで大学を卒業する事ができたデレックさん。
ハワイ島に里帰りして谷口さんのスーパーに就職した。
そのころプレゼントされたのが谷口さんが肌身離さず持っていたアタッシェケースだった。
いやすばらしいです。
最後にデレックさんから2人にアロハシャツのプレゼント。
格好いいじゃないですか。
お返しする物がないバイきんぐは得意の一発ギャグ。
何て日だ!
(西村)すげ〜リアクションいいよ。
続いて2人は100年前の貴重なお宝があると聞き一軒のお宅を訪ねる事に。
(西村)ハローアロハー!・シズコ・アカミネ。
シズコ・アカミネさんはハワイ島で生まれ育った日系2世。
早速シズコさんのお宝を見せてもらう。
母が日本から持ってきたという行李。
(西村)ハワイっていう漢字がある…。
お母さんは…シズコさんの母カマトさんは二十歳の時たった一人でハワイにやってきた。
目的は結婚。
写真だけで相手を決め事前に一度も会う事なく嫁ぐ。
こうした女性は写真花嫁と呼ばれ当時2万人が海を渡ったという。
手には行李一つ。
見知らぬ異国で初めて会う男性との結婚生活。
しかし母は強かった。
感謝の気持ちでいっぱいだというシズコさん。
これからも長生きして下さいね。
(西村)何かやってるよ。
(小峠)すげえダンスや。
ロケを続けるバイきんぐが…せっかくハワイに来たという事でロコモコで腹ごしらえ。
ハワイ名物ロコモコはここハワイ島で誕生したという。
とここで…。
(西村)おおほんまや。
何かなあれ。
あそこに飾ってある写真って…
(西村)創業者?へえ〜。
オーナーのグロリア・ミヤシロさん。
ハワイ生まれの日系3世。
家族のお宝を持っていないか聞いてみると…。
(西村)持ってるんですか?あります?というわけで早速お宝を見せてもらう事に。
(西村)ああ!さっきのお父さんの写真。
これすごい。
グロリアさんのお宝は兵士だった父がもらった数々の勲章。
1941年12月日本軍がハワイ真珠湾を攻撃。
日本とアメリカの戦争が始まった。
ハワイに暮らす日系人は敵性外国人とみなされた。
いわれのない差別を受けたりスパイの容疑をかけられ強制収容所に送られる人もいた。
こうした中ハワイ生まれの日系人の多くがアメリカ軍の兵士になる事を志願した。
アメリカに忠誠を示す事で家族を守ろうと思ったからだ。
グロリアさんの父リチャードさんもアメリカ軍の兵士になった。
配属されたのは第100歩兵大隊。
主に日系2世で編成された部隊だ。
その数3,000人。
1年半あまりの戦闘で300人以上が戦死した。
戦争から帰るとリチャードさんはレストランを始めた。
店は所属した部隊にちなんで100と名付けた。
国と国のはざまで苦しみながら戦った父たち日系人。
グロリアさんは今も時折この勲章を取り出して感謝の思いを新たにするという。
リチャードさんと同じ100部隊の人のお宅に珍しいお宝があると聞いて訪ねた。
ロレイン・バデノックさん。
ハワイで生まれた日系3世だ。
そのお宝とは…。
第100部隊に所属していた…実はこの刀戦争が始まる前…アメリカと日本離れていても我々は家族だという…しかし戦争が始まると…それでも刀を大事にしていたマサオさん。
将校として…見つからなくて良かったですね。
今回もさまざまなお宝を発掘。
(西村)いっぱいいるんすよ。
2世3世4世でしょ今。
行李…。
行李。
こう持って?
(山下)リヤカーとかさ。
(南野)ダンボールみたいな感じで…。
あれ一つで…。
スーツケースみたいなもんだな。
日本から着物を持ってってシャツにして着てそれが最初の始まりだって言われているの。
これはいいやつなんですよね。
これはハワイ…MADEINHAWAIIの。
今日はハワイ特集という事で。
行かれた事ありますか?31年前に行ってんですよ。
爆発する前だからホントちょうどこういうクレーターのねここまで行ってのぞき込んだけどもうねすっごいスケール東京ドーム何個分だろう。
(大竹)熱いんすよねあれ…。
(山下)熱い熱い世界遺産だから。
キラウエア火山は。
山下さんがおすすめの過ごし方あるんですか?一番楽しいのはドライブ。
(一同)ああ〜。
地元の人たちとも出会えるから。
また人がねいいのよ。
でも見るとこいっぱいありますから。
レストランもいいのいっぱいあるし。
何つっても雨が多いんだよねハワイ島。
傘持ってたらいいですよ。
え?何でですか?ウォウォウォ…さかなチャンだよ。
今日はねみんなでクラゲを見に行こう。
ウォウォウォ…。
これは突撃クラゲの雄と雌だね。
あ雄が求愛ダンスを始めましたよ。
雌が無視してますね。
お!完全に興味がなさそうですね雌が。
ごめんねごめんね…。
(大竹)謝ってるね。
この状態だともっと求愛…あっ!殴られちゃった!完全に嫌われちゃった。
あけんかが始まっちゃった。
この野郎この野郎…。
こうなったら僕が助けに行くよ!ウォウォウォ…。
ウォウォウォ…。
あっ…。
ウォウォウォ…。
この野郎…。
どうも…。
(3人)ありがとうございました。
(大竹)ウォウォウォ…。
ん〜…この野郎…。
(大竹)ウォウォウォ…。
シュール。
シュール。
2014/09/20(土) 20:00〜20:45
NHK総合1・神戸
突撃 アッとホーム「クラゲ水族館で感動サプライズ!」[字]

人気沸騰中の“クラゲ水族館”で行った感動サプライズを紹介。ターゲットは30年かけて人気水族館に育てた館長さん。本番直前、スタッフ大慌てのハプニングが起きる。

詳細情報
番組内容
人気沸騰中!山形の“クラゲ水族館”で行われた感動のサプライズを紹介する。ターゲットは、入場客が二人の時もあった水族館を30年かけて全国屈指の人気水族館に育て挙げた、伝説の館長。地域の住民、子どもたち、そして職員総出で、感謝のダンスを贈ろうとするのだが…。本番直前、思わぬハプニングが! 番組後半は、日本人に大人気のハワイ島でバイキングが、家族の思い出が詰まった“お宝”を大捜索する。
出演者
【ゲスト】東京海洋大学客員准教授…さかなクン,バイきんぐ,南野陽子,山下真司,佐藤美希,【司会】さまぁ〜ず,久保田祐佳,【語り】小野寺一歩,逸見友恵

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:32115(0x7D73)