エデュカチオ!「どう身につける?社会のルール」 2014.09.20

…などなどをSNSに投稿。
常識に欠けた行動は若者だけでなく…今子どもたちの間で……が揺らぎ始めている?ある調査によればわがままな子が増えていると感じている小学校の教員は…社会のルールを守る子どもに育てるにはどうすればいいか。
今日は意外な秘策をたっぷり紹介します!うわっ!「今の子は3歳幼い」ってあの先生も言ってましたが感じる事ありますか?大学生見ててちょうど中学生ぐらいですもん。
いちいち判断を求めてきたりとか自立的なところっていうかな…でも僕…そうそう。
国同士も仲良くないとかいうのを聞いたりとかするとちょっとそういうところも影響してきてるのかな…。
今回保護者のアンケートで…まだまだかわいいもんですけどね。
このぐらいのルールを破るっていうのは。
この状況は。
それ全くないですよ。
でも悩みの中でお母さん方すごい多いですよね量的にいうと。
冷蔵庫勝手に開けて食べちゃうとか。
自分の家まで玄関に鍵かけておいたのに隠してある場所を覚えててねそれで勝手に開けて中へ入ってテレビ見て冷蔵庫開けてお菓子食べてたとか。
人のお宅で?人のお宅で。
でも親としてはまさか自分の子が人のお宅に行ってそんな事してるとは思わないじゃないですか。
ルールを守れない子どもたち。
とかく親の責任だと言われがちだが…。
実は子どもたちを取り巻く環境の変化も大きな要因と考えられている。
こんな調査がある。
30年ほど前子どもの一日の歩数は…データが意味するものは?子どもの社会性を分析してきた…かつて子どもたちは学校が終わると近所の仲間が自然に集まって日が暮れるまで遊んでいた。
ガキ大将から幼い子どもまで一緒に遊ぶ事で…しかし現在…子どもたちは集団で遊ぶ事が減った。
更に…明石さんはこうした……と考えている。
僕らまだメンコとかで遊んでた世代なんで…そういう意味ではかわいそうですね今の子は。
自然と身についたかもしれない…。
だから昔みたいに社会性のある放課後だとか集団がないわけだからその分…だから今「しつけができてない」なんてすぐ怒られちゃうけどそんな事言ったって昔は怖いおじさんだとかいろいろいてくれてその教えというかな学びというのがいっぱいあったんだけど…子育て中の皆さん…お母さんによると小学5年生の匠くんと妹の心春ちゃんは片づけが大の苦手。
…を教えているが一向に効果がない。
一体どうすればいいの?という事でご登場願ったのがこの方。
さまざまな子育ての悩みに答えている。
親野さんまずはお母さんが子どもたちとふだんどのように接しているか観察する事に。
何でこの椅子があんの?この椅子!「ダメ」という言葉の連発。
実はこの叱り方が…その場では言う事を聞いても…親野さんは無理に押しつけるのではなく……事が大事だとアドバイスした。
(母親)下持たないとダメ…。
いつもは口答えする匠くんが意外と素直に片づけを始めた。
匠くん…親野さんいわく…これがルールを守る気持ちを育てる秘訣なのだ。
これ面白いですね。
「ダメダメダメ」って何回言っておられるかって感じで。
でも毎日の事だからつい「ダメ」って言っちゃうんですよね。
あんだけ変わっちゃうんだもん。
尾木先生がよくおっしゃる子どもとの共感ですよね。
そうそのキーワード忘れてた。
共感を得ると子どもたちも「ダメ」という強烈な言葉の強さよりもさっきもありましたけど…またしまって出すの?とかいう。
でも社会というのはそうじゃなく空間がきれいじゃないとその物自体も生きないって事が分かればダメだなぁとは思うんですね。
それではこんな場合はどんな言い方で子どもを納得させればいいのか。
中の物を食べてしまったケース。
…なんて言ってしまいそうだけどこれでは効果なしという。
こういう場合は……と自分に置き換えて考えさせる事。
それが子ども自身の納得につながるのだ。
続いては…この場合は?言ってしまいがちなのが…こんな言い方では子どもは納得できない。
上手な伝え方は…なぜ騒いではいけないかを子どもに分かる言い方で説明する事が重要だ。
共通してるのは自分の方に引き寄せながら話されてますよね。
周りの人の事も思いやる気持ちっていうのは…。
だから自分とつながった周りの人ですよね。
「連れて来ないからね」っていうのよく聞くわ。
今はそれを避けるために何してるかっていうとほとんどはタブレット。
レストラン行って下さいみんなそう。
料理が出てきてもこればっか見て食べてないですもん。
ええ〜!それある意味解決になってないですよね。
全く解決になってないの。
やってました?はい。
やってました。
とりあえずこれを見せようみたいな。
東山さんはご両親はダメなものはダメとはっきり…。
ならぬものはならぬみたいな侍精神でしたね。
そう言うとかっこいいんですけどね。
ダメなものが何でダメかっていうのを知りたいですよね。
ほんとは生活体験がすごい豊かで兄弟も大勢いてねお兄ちゃんがあんなふうになったらすごい嫌な思いしてたでしょ。
だからダメなのよと。
その子自身がいろんな状況のものを見聞きしてる回数が多ければ多いほど自分に当てはまった時にああいう事かって…。
しかしもう一つ大切な事がある。
それは子どもが自分から進んで…そのためにはどうすればいいのか。
ある取り組みを始めた…実はこの学校は…ルールを無視する子どもに悩まされていたという。
そこで去年ピア・サポートと呼ばれるプログラムを始めた。
水曜日の朝教室に集まってきたのは6年生から1年生までさまざまな学年の子どもたち。
このプログラムでは通常のクラスとは別に学年を超えた縦割りの班を作る。
一つのグループは12人ほどで卒業するまで同じ班で過ごす。
鬼やりたい人!・はい!じゃあジャンケンして。
ポイントは…この班がやっているのは…真ん中にいる子は1年生。
服の色などみんなに共通する特徴を見つけなくてはならない。
困っているとリーダー役の6年生が助け船を出した。
こうした遊びを通じて低学年の子は集団のルールやコミュニケーションのしかたを学んでいく。
でもそれだけではない。
ピア・サポート・プログラムの普及に取り組む…「ありがとう」と言われる体験に大きな意味があるという。
滝さんいわく今の便利な世の中では子どもたちは自分一人でも生きていけると錯覚しがち。
しかし「ありがとう」と感謝される体験を重ねると…これが今回の…校内ではかつての放課後のような光景を至る所で見る事ができる。
縦割り班を作って2年。
今では学級崩壊もゼロになった。
更にこんな変化も。
図書委員の6年生が自発的に…積極的に…こういうの見てると。
こんなにも変わるのかと…。
変わりますよね。
「ありがとう」というあの言葉でルールを守るようになるっていう直接的にあんまり関係ないんじゃないかって思うんですがそうじゃないんですね。
これが感じられるとすごいレベル高いんです。
どうしても年上になると自分が仕切らないといけない状況下に置かれると思うのでそれは見ててもこうやって大人になっていくんだなっていう。
3人兄弟の長女である…ふだん年の離れた友達と遊ぶ事はあまりないという。
こんな場合はどうすればいいの?というわけで…。
頼まれたのは大事なお客さんをもてなすためのきれいな花。
華音ちゃんお花屋さんに1人で入るのは初めてだ。
ドキドキしながらも挨拶ができた。
「きれいな花」と言われてもたくさんありすぎて何を選んでいいか迷っている様子。
いつも助けてくれるお母さんもいない。
さあどうする?華音ちゃん。
1,800円になります。
明石さんはこうした地域社会の大人とのつきあいを…ありがとうございました。
縦の関係は親や教師。
横の関係は同級生。
縦や横の関係は甘えやわがままが通用する。
しかし親しい間柄ではないナナメの関係は基本的なルールを守らなければ人間関係を築けない。
(母親)花の名前?うん。
華音ちゃんちょっぴりドキドキしたけどいい経験だったみたい。
更に家族で楽しみながら子どもの社会性を養えるのが…キャンプ初体験という家族が集まるイベントを訪ねた。
下から通してあげて…。
インストラクターから説明を受けたらあとは家族だけで挑戦。
どんな事が起こるのか?まずはテントの組み立てから。
家族みんなが協力しないと寝る場所も作れない。
そんな当たり前の事を楽しみながら実感していく子どもたち。
家では親が作ってくれる食事も今日は一緒に作る。
適当。
親が見守る中いつもと違って積極的に手伝う子どもたち。
更にスイッチ一つで明かりがともる電灯もここにはない。
慎重に燃料を入れ決められた手順を守らないと危険な目に遭うかもしれない。
うわっ!子どもたちは驚きの連続。
子どもたちはキャンプを通じて…やっぱり特にキャンプなんかでいうとランプの火だってうっかりしたらやけどしちゃうじゃない。
そういう危険と隣り合わせなんだけれどもみんなで協力し合わなければ食べる事も寝る事もできない。
あれがいい。
ルールだけどんどん道徳の時間に教えたり家庭で一生懸命お母さんが教えてもそれは頭で分かってても体が動かない。
だからこういうキャンプ体験だとかお買い物体験だとかじかに…僕らの仕事もねスタッフの方がいたりとか協力してくれる人がいて初めて成り立つ仕事なんで…おつかいやキャンプの他に地域のお祭りへの参加も子どもたちの社会性を育てる事につながる。
また全国各地の公園で行われているプレーパークや冒険遊び場などもおすすめ。
社会のルールって最初は堅く考えてたんですけど身につけ方としてはただ押しつけたり叱ったり「ルールでしょ!」って言うだけじゃないっていう事が…。
「ありがとう」が飛び交ってる社会ってすごいと思いますよ。
心地いいですもんね「ありがとう」が飛び交ってるのは。
是非そういう社会を作れば悪くなるはずがないっていう。
ありがとう。
小さな事から大きな事まで子育てには悩みがつきものです。
今日のお悩みはですね奈良県の38歳のお父さんから…という事なんですけど。
だからどうすれば直るかというと結構簡単なの。
例えば夜でもいいですから10分間とか。
お兄ちゃんとだけお風呂へ…パパが入るとか。
…という事がすごく大事だと思います。
じゃあお父さんがこの子を抱きしめてあげればいいんですね。
そう抱きしめてあげる。
独自のものがあるという…。
独自のものが必要なんだと。
是非それを試してみてはいかがでしょうか。
次回もお楽しみに!2014/09/20(土) 17:55〜18:25
NHKEテレ1大阪
エデュカチオ!「どう身につける?社会のルール」[字]

レストランや電車で子どもが大騒ぎ!どうしたら社会のルールを守る子に育ってくれるのか?意外な秘策を紹介。実はただ叱るより「おつかい」や「キャンプ」などが効果的!?

詳細情報
番組内容
レストランや電車で子どもが大騒ぎ!どうしたら社会のルールを守る子に育ってくれるのか?意外な秘策を紹介。実はただ叱るより「おつかい」「キャンプ」などが効果的だという。カギは子どもの社会経験を増やすこと。年齢の違う子と遊んだり、近所の大人とふれあう機会を増やしていくと、子どもが本来持っている社会性が引き出され、ルールが身につきやすくなるという。小学校が取り入れている異年齢交流の取り組み等を紹介。
出演者
【出演】教育評論家、法政大学教授…尾木直樹,東山紀之,国立教育政策研究所統括研究官…滝充,教育アドバイザー…親野智可等,千葉大学教育学部教授…明石要一,【語り】鈴木麻里子

ジャンル :
趣味/教育 – 教育問題

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サンプリングレート : 48kHz

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