アナザースカイ 2014.09.19

(吉田)僕にとってのホントにここがアナザースカイですよね。
俳優吉田栄作
ここが私のアナザースカイロサンゼルスです。
街の隅々まで知り尽くした男と巡るとっておきのLA
そして今全てを話そう
19年前何があったのか
お願いします。
(拍手)やっぱりこのジーパンが似合わないと吉田栄作じゃないですからね。
(笑い)LAもうすっごい詳しいんですってやっぱり。
そうですそうなんです。
(笑い)
通が薦めるLA1食目は日本食?
ここがもう…。
(スタジオ:吉田)これですこれ。
(スタジオ:今田)え〜知らない。
名だたるセレブリティがこぞって通う店
スパイシーツナはここから世界中へ広まったといわれている
カリフォルニアロールとか見た時にふざけんなよって思いましたよ。
でも1年した時にカリフォルニアロールが食べたいな…って思う自分がいましたね。
男はかつてこの地に居を構えていた
どれぐらいLAは住んでたんですか?僕は…。
分からんぐらいの考えがあった…。
そうですそうです。
(岸本)でも色気がすごいです。
みんな…。
めちゃくちゃモテたでしょ?あの時。
(笑い)あっそうでしたか。
ヒット作をバ〜っと当ててて「なんで!?」っていう世間が「今!?」っていう時に…。
去就に注目が集まる中かばん一つで海を渡った
住所が「1000NHancockAve.」。
こんな…まぁこんな感じです。
「重いな」と…。
まぁこう置くわけですね。
キーチェーンがついて…。
よし…。
ガシャってこう…。
ハッ!フン!ガチャって…。
こうすりゃいいだけなのにこうすりゃいい…。
(スタジオ:吉田)…みたいなとこからスタートしたっていう。
人気俳優ゼロからのスタート
あ〜懐かしいなぁ久々だよホントに久々。
あっ…。
ここに住んでました。
お邪魔しま〜す。
あ〜…。
人気俳優という肩書が通用しないLAで最初にすみかとしたのがここだった
家具はほとんどが備え付けだったため部屋は当時の面影を残していた
ちゃんと寝室は寝室で…。
(スタジオ:今田)いいね!
(スタジオ:岸本)いいですね!
(スタッフ)バスタブが。
もう1人だったらここで十分でしたよ。
もうホントに僕の生活でいえばここが原点ですよね。
実際に僕…。
えっお金貯めてたんですか?そうですそうです…。
思い付きや気まぐれで日本を飛び出したわけじゃない
あっ近い!一緒じゃないけど近い!この椅子の感じも一緒。
行っちゃう?
頼るつてもなく貯金を切り崩しながらの生活
しかしそれを苦と感じたことは一度たりとない
もうだから僕は…。
いわゆるそういう環境を求めて来てる自分は確実にいたと思いますよね。
人気はいつしかストレスへと変わっていた
無理もない
わずか5年で頂点へと駆け上るそのためにあらゆるものを犠牲にして来た
とうとうと流れゆく多忙な日々に疑問を抱くようになった
そしてこの海で思いを歌に託した
♪〜
(スタジオ:吉田)向こうで♪〜初めて書いた曲です。
♪〜
(スタジオ:今田)あっ…。
♪〜
(スタジオ:今田)へぇ〜。
♪〜仕事ではいろんな海外に行くじゃないですか。
そうすると現地のコーディネーターっていますよね。
日本人の人達が来てくれるとすると何かアウェーの地で体一個ですごい頑張ってる彼らを見て…。
(吉田の声)僕は例えば自分の国でどんだけもてはやされてるか分かんないけど日本から外に出ちゃったら…。
俳優とか表現者であったりする以前に人としてのそういうスキルは俺は持っときたいなと思ったんですよね。
それもありますね理由の一つで。
♪〜
自分が人気俳優であることなど誰も知らない異国の地
だからこそ純粋に一人の人間として生きて行ける
そう思った
だから休めて勉強もできて。
例えば挑戦もできて。
(吉田の声)全部がそろってるのが世界中でここだったんですよね。
いや〜。
僕は。
「あれ?ちょっと言うたらもうあるやん」みたいな。
ついつい甘えてまうのよな。
ヤダヤダヤダ…。
でも体一つで行って…。
いますいます。
例えば日本人の友達なんかは自分がよく行くおすし屋さんとかお蕎麦屋さんとか。
結局…
そしてその時にできた友人は今なお掛け替えのない存在となっている
ここお蕎麦屋さんなんですよ。
その名も「薮」ハハハ…。
「しょせんはアメリカ」などと侮るなかれ
修業を積んだ職人が打つ蕎麦は現地の日本人から高く評価されている
ここ座っていいの?
(飯塚さん)はいどうぞ。
僕の…。
教えてもらってたの。
「お蕎麦ならここ」って。
海外で手打ち…というだけで相当貴重だが値付けもまた素晴らしい
まずいとこはまずいんで。
(スタジオ:今田)そうですよねアメリカはそうやからホンマ聞いてちゃんと行かんと…。
座れば?
(飯塚さん)はい。
(スタジオ:今田)今の店長さんが…。
(スタジオ:吉田)当時は大学生でした。
(スタジオ:今田)アルバイトみたいな…?そこまではだから…。
…はありましたけどね最初は。
あ〜…。
これからもずっと来ますんでお願いします。
お願いします。
(スタジオ:今田)ああいうのいいですね。
英語
(ウィルさん)What’shappening?
最も多くの時間を共に過ごした…
Yeah!当時ジョニー・デップがオーナーだったクラブというかライブハウス…。
突然日本語で「あなた…」。
「超有名でしょ」。
今の…。
そうですか?あれも何か…。
それこそ…。
とにかく技とかそういうものがないからただ思いっ切り剛速球ボンっと投げるぐらいしかできないんです。
でもそれが若さのいいとこだし。
確かにそうですね。
それで…。
もうそのイメージがすごかったですもん。
その…。
割と小さな町で生まれ育ってる…。
…なわけですよリアルはね。
へぇ〜。
だからそうなってみるとだいぶちょっと遠いとこ行っちゃったな…っていうのも休業の一つの理由だと思いますよね。
完全にいい人です。
ハハハ…。
国は違えど無二の友
そんな友からさらなる友の輪が広がって行った
経験ないわ。
1人でバ〜ンと飛び込むのが大事なんかも分からんなぁ。
奥さんとか…。
あ〜…。
すっごいもう…。
いやでもね意外と2人でいる時は後ろに隠れるタイプですよ。
え〜!この番組も来ていただいて。
あっそうですよね。
何か…。
そうですね…。
ハハハ…。
お互いに。
子供がうちはほらいないっていうのが一番大きいと思うんですけど。
なるほど。
でも家族。
今回のロスでもちょっとお会いしたんでしょ?会いました…彼女は彼女で仕事で来てたんですよね。
楽しそうですよね。
普段僕が向こう行く時は奥さんのお母さんの所を拠点にしてそこから友達のとこに会いに行って。
行ったら…。
もうそうか。
別に。
じゃないです。
友達同士でもめっちゃ…。
…みたいな。
(笑い)あ〜車でそれは面倒くさいね帰んの。
7月4日吉田はビーチハウスにいた
この日は独立記念日
アメリカ全土の祝日とあって普段は店でしか会えない飲食業の友と飲み語らう
哲さん…。
播川哲也さんです。
どうもはじめまして。
(吉田の声)「わだつみ」というお店。
マネジャー兼チーフシェフみたいなことを。
やっぱり…。
イェ〜イ。
ハハハ…。
HappyIndependenceDay.3年か4年ぐらい前のバーべキューパーティー。
このショットがいいよねあえての。
(スタジオ:今田)あっ親子。
ホントだよね。
19年前日本を飛び出したからこそ今のLAライフがある
ここが俺の第2の故郷
(スタジオ:岸本)日本にもありますか?あんなデカいの。
(スタジオ:吉田)あの大きさないよね。
(スタジオ:岸本)だってフライパンと同じ…。
(スタジオ:吉田)デカいと大味だったりするじゃないですか。
(スタジオ:今田)違うんですか?
(スタジオ:吉田)全然おいしいです。
(スタジオ:今田)マジすか。
(スタジオ:吉田)料理の仕方がいい…。
(スタジオ:今田)そうでしょうね下ごしらえというか。
(スタジオ:今田)いや〜あんなパーティーええなぁ。
毎年この時期にLAを訪れ友と過ごす
英語
これが吉田栄作の現在進行形
今2世代じゃないですか。
これから先もずっとLAはね栄作さんにとってずっとあるわけですから。
すごい今回それが嬉しくて。
そういう場所はホント…。
全然…。
ハハハ…だからつくりましょうよ。
(笑い)家族も嫁もおらんし。
何?俺…。
ライブハウスを訪れた
そこで演奏していたのは友人ジェレミー・バック
♪〜
(スタジオ:吉田)これも毎年恒例なんですけどやっぱり類は友を呼ぶ…音楽仲間ができて来るんですよね。
(スタジオ:今田)音楽ってまた何か全部飛び越えません?
(スタジオ:吉田)そうです一気に仲良くなっちゃった。
♪〜♪〜
(歓声)万歳!
(観客達)バンザ〜イ!♪〜ハローエブリバディめっちゃくちゃ楽しいですね。
独立記念日祝って嫁とも会うて友達と会うてライブ出て。
何か…。
何かもう生活のまんま…。
ホント…。
ホンマホンマ。
うんそうですそうです。
英語『心の旅』一緒に歌いましょう。
(歓声)英語♪〜
(歓声)♪〜
(歓声)
(スタジオ:今田)これ♪〜このイメージ一番大きい。
♪〜あーだから今夜だけは♪〜君をだいていたい♪〜あー明日の今頃は♪〜僕は汽車の中
19年前突然の活動休止
結局何を得て何を失ったのか
まぁだから自分が俳優とか歌手を志した時に武器も技も何もなくて違う自分が独り歩きしてるっていうことが世の中に。
それが俺のイメージになってるっていうことがやっぱり自分が一番辛かったんじゃないですかね。
…ってなった時に当時の僕の決断はここへ来ることだったんだと思うんですよね。
自分を取り戻すため日本を出た
出なければならなかった
勇気を出して一歩踏み出したら何もかもが変わった
♪〜僕は汽車の中
(スタジオ:今田)でもその一歩をね最初に踏み込んだわけですからね。
もちろんあの…。
それを例えば失ったものとするならば何かそれ以上のものが僕はあったというふうに思ってるんですね。
(スタジオ:吉田)その3年がどんどんどんどんこれからも役立って来る。
(スタジオ:今田)利息がえげつないですよこれ。
(スタジオ:今田)人生の利息が。
っていうかだからまぁ金じゃ買えないものを僕は得ることができたんじゃないかなと思います。
望もうとも望まなくとも人生にはさまざまな岐路が現れる
吉田栄作は彼を縛り付けていた金や地位を投げ出し周囲の反対も押し切り信じる道を行くと決めた
彼にとってあらゆるしがらみから解き放たれた19年前が心の旅の始まりだった
僕はあくまで遊んでます真剣に。
(スタジオ:今田)真剣に遊んでる感じしますわ。
(スタジオ:今田)全力で飲むんでしょうね。
(スタジオ:吉田)もう飲む時も全力ですね。
(スタジオ:吉田)振り子の原理ってあるじゃないですかここがこうなるとこうなる…。
吉田栄作よこれからどこへ向かう
大事なのは自分がなりたい50代になること。
まぁだから…もうホントにこれまでやって来たことをこれからもずっとやり続けることですね。
人生は日々の積み重ね
これからも何も変わらない
自分を信じて歩み続ける
ただそれだけ
エブリバディ!思う存分飲んで明日飛行機で寝て帰ります。
♪〜僕は汽車の中♪〜
19年前の旅立つ前の自分に今なら胸を張って言える
♪〜
さらばロサンゼルス
1年後また会おう
それでは最後になりますけども吉田栄作さんにとってLAはどんな場所でしょうか?そうですね僕が生まれ育った故郷ではなく例えばう〜ん仕事とかで…。
自分が探して自分の魂のふるさとになった場所ですかね。
自分でつかんだ第2の故郷ですよねホントに。
また来年も多分独立記念日には…。
今田さんも一緒に…。
いや〜もうホントに…。
もし行くことがあったらでも…。
3泊でも4泊でもしてください。
マジですか。
僕が迎えに行きますから。
お願いします。
年下のアニキよろしくお願いします。
ということで今夜のゲストは吉田栄作さんでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
(拍手)2014/09/19(金) 23:00〜23:30
読売テレビ1
アナザースカイ[字]

吉田栄作がLAへ。人気絶頂期に日本の芸能界を捨てて向かった場所とは?孤独をかみしめたビーチから夢を語った料理店まで。当時の仲間と独立記念日の祭りで大盛り上がり!

詳細情報
おしらせ
番組Facebook公開中!アクセスは番組HPより
【HP】http://www.ntv.co.jp/anothersky/
番組内容
吉田栄作はなぜ人気絶頂期にロスに渡ったのか?自らスケジュールを組んだ完全プライベート生活。当時住んでいたアパートで19年前の自分と対峙。この先に日本がある…一人で海を眺めた絶景ビーチ!ハリウッドセレブも通う人気料理店の数々。心地よい風を感じながらランニング。当時の仲間と独立記念日の祭りで大盛り上がり!圧巻の花火、全米が大興奮するアメリカの夜明けとは?現地のライブにまさかの飛び入り参加!その結末は?
出演者
【MC】
今田耕司
岸本セシル
【ゲスト】
吉田栄作
【ナレーション】
バッキー木場
音楽
村治佳織(ギタリスト)
制作
日本テレビ
アックスオン
ブームアップ

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
ステレオ
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32725(0x7FD5)
TransportStreamID:32725(0x7FD5)
ServiceID:2088(0x0828)
EventID:40712(0x9F08)