徹子の部屋 森繁久彌さんへの想い…根本りつ子 2014.09.19

テレビを見ていた、義理の娘の頭などを突然バールで殴り、殺害しようとした疑いがもたれています。
娘は頭を切るなど軽傷です。
金のトラブルがあり、カッとなって殴ったと容疑を認めています。
(黒柳)あ〜らあら!森繁さん駄目でしょ。
今日のお客様は森繁さんとの共演もとても多かった方でいらっしゃるんですけども根本りつ子さんでいらっしゃいます。
よくいらしてくださいました。
よろしくお願いいたします。
本当にお奇麗でそして時代物がお得意で『水戸黄門』とか『大岡越前』その他色々2時間ドラマとか大変ご活躍ですけど色々森繁さんのことなどを伺いたいと思います。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
先ほどの写真は森繁さんが大体80歳ぐらいの時だろうっていうことなんですけども。
今あの写真をもう一回検証してみたいと思っています。
根本りつ子さん今日のお客様です。
どうもどうも。
よろしくお願いします。
あれねあの写真見た時すぐ思ったのはね森繁さんは力が強い。
だからね首のとこの手があるでしょ森繁さんの手が。
ぐってねあなたのことを引っ張ったらもうあそこでねあなたが動けないっていう状況ですよこれ。
あの手が。
私ね森繁さんってね外国人じゃないかなって思うぐらい…。
そうですよね。
そうお思いになりません?なんか力強いですよねいつも。
力強いです。
そうそう。
最後に会った時もね車の中に乗っててねねえねえって私が外からこうやったらぐーって人のことを車の中に引きずり込んだんですよ。
よくあんなとこに座ってて人のことを引きずり込めるなと思って。
力が強くてね。
私には昔から「1回どう?」っていつも仰ってたんですけどね。
その時も「1回どう?」って仰ったんですけど。
それで最後になっちゃったんですけどね。
力強いなと思ったら今の写真見てたらあれはね相当ぐーっとこういうふうに寄せないとね。
そうですね。
突然でしたからね。
突然?はい。
そしたらでもその瞬間にカメラがパチパチパチって…。
誰かやっぱり持ってるもんですよね。
あの瞬間ねいい写真でね。
今日のこのお着物はなんと素敵なことには森繁さんのプレゼントなんですって?そうなんです。
すごいですね。
森繁さんプレゼントなんて聞いたこともないですよ私。
頂いたこともないけど。
その時は「誰にも言うなよ」って言って買ってくださったんですけども。
でも今思うとね両親以外からこんな高価なものをもらうなんてねあり得ないですよね。
でその時も京友禅の作家の先生のところでいくつも見せていただいてその中から選んでいただいたんですけど。
立派な桐のお箱に入って「若松の図」って書いてあるんですけど。
若松なんですよね。
奇麗ですね。
金なんですねそこの黄色く見えるとこは全部ね。
帯も一緒だったんですってね?はい。
そうですそうです。
でもお優しい。
なかなかね私ねこれだけ長く森繁さんとお付き合いしてますけどね物をもらった人ってあんまり聞いたことないのよ。
それはやっぱりとってもあなたのことを可愛いって思ってらしたんだと思いますよね。
なんか歳からすると孫ぐらいの違いだったんですって?45歳違いです。
あっそうですか。
そうですか。
それじゃあまあそうね。
でもすごく若い時から共演は…。
私1982年にデビューしたんですけれどももうその年に会ってはいるんですね。
あっそうですか。
うん。
85年に…3年後に『孤愁の岸』という舞台をやったんですけれども。
それが仕事としては初めてだったと思うんですね。
これ『孤愁の岸』のあれですかね?楽屋かなんかですかねこのお写真ね。
そうですね。
竹脇無我さんも出てて。
それで『おやじのヒゲ』っていうのはホームドラマであなたと竹脇無我さんが夫婦の役なんですってね。
それでとってもあなたのことを可愛がってらして着物を買ってくださるぐらいあれなのにあなたと竹脇無我さんとはなんか仲がいいらしいと思っていたとこもある…。
ずーっとなんか言ってました。
わざと。
でも…何でしょうね?すごいチャーミングっていうか…。
黒柳さんに「しよう」って言うのと同じようにやっぱりなんかそういう男女の関係とかちょっとこう…艶っぽい話とか大好きだったみたいで。
そうそうそうそう。
で無我さんと仲良くしてるとやっぱり嫉妬するんですよね。
あなたが竹脇無我さんと?うん。
あっそうなの?へえー。
でもそれもうジョークっていうかねそういう…。
だけど随分後年一緒に富士山に登ったんですって?3人で。
はい。
お写真があったんでね。
森繁さんこんな時山なんか登ったんだと思ってね。
足なんかは大丈夫だったのかななんて思ってたんですけど。
もう随分足も悪くなさってて…。
この時ね。
いつも沖縄の海岸ですとかご近所とか散歩するんですけれども。
高いところが好きで。
あっそう。
富士山行きたいっていうことになりまして。
じゃあ富士山を散歩しようっていうことになったんですけども。
私はせめて6合目ぐらいまで行くかなと思ったら5合目をずーっと散歩してました。
そうなの?でも無我ちゃんがまだ生きてるっていうことはちょっと前ですよねやっぱりね。
そうですね。
とっても残念ね。
竹脇無我さんのこと本当に可愛がってらしたしね。
ああいう若い俳優さんがどんどん…松山英太郎さんが亡くなった時とかそういう時ねとっても悲しがってらっしゃいましたよね。
女の子よりも男の子のこと可愛がってらっしゃるんでね私女の子のこと可愛がってる話ってあんまり聞いたことなかったんでね。
根本さんがそうだって伺ってあっそうなんだと思ってね。
あのね女として見てくれてなかったです。
周りの男性が。
あっそうなの?「遊の会」っていうのをつくってたんですけれどもおじいちゃまの周りに8人から10人ぐらいのいつものメンバーがいるんですけれども。
なかなかそこに女性が入ってこれなかったんですね。
聞いたことないですもんね。
私はなんかどちらかというと下働きじゃないですけどもみんなが都合のいいように動き回ってたんで。
みんなが認めてくれてたかなって思います。
でもよかったですよね森繁さんという方がそういう…。
私森繁さんって本当に女の噂がいっぱいあったんだけど実はそうじゃなくてね趣味っていうものも別になんかね聞いたことも…。
女の人の趣味もどういうのがいいとかってね聞いたこともないし。
森繁さんの奥様っていうのはものすごく知的な方で旅なんかがお好きで本をお書きになったりするような全然森繁さんがなんかしょっちゅうみんなにほいほいって手出すような方と違ってるんでね。
森繁さん本当はああいう奥様のことが好きなんだろうなって思ってましたけどもやっぱりあなたみたいなそういうそばにね…。
随分『孤愁の岸』だけじゃなくて『佐渡島他吉』だとか色んなものもご一緒にやってらっしゃるのでね。
そういう点では森繁さんもよかったんじゃないかなと…。
きっとあなたのこと本当に可愛がってらしたんだと思う。
ありがたいことです。
でもあれですってね?「女房の三回忌が終わったら結婚しようよ」なんても仰ってたんですって?それもジョークなんですけれども。
もちろんわかってるんですけど。
やっぱりその時は本当に…ばばって呼んでましたけど奥様が亡くなられて本当にショックで。
でちょっとこう…ちょっと落ち着いた頃に2人っきりになると「三回忌済んだら結婚するか」って何度も仰るんですね。
だからやっぱり本当に寂しいんだなっていうのと…。
いい写真。
あと…私もう一度も結婚してませんので…。
あっそうなの?独身?そうなんですけれども。
で竹脇無我さんに「こんなふうに先生が言うんだけど」って言ったら「お前なこんだけ面倒見てもらってこんだけ可愛がってもらってるんだから行くしかないだろう」って言うんですよ無我さんが。
だから…そうか別に籍を入れなくても森繁家の大きいお家に行って伸子さんと一緒に身の回りの世話したりとか…。
伸子さんっていうのはずーっと身の回りをしてる人で伸子さんがいなければ森繁さん何にもできないっていう付き人みたいな…何ていうんでしょうね?とにかく身の回り全部やってたの伸子ちゃんだったんでね。
伸子さんとも仲がいいしそれもいいかなって…。
このお着物は買いにいらっしゃる時も森繁さん一緒に行って伸子ちゃんも一緒に行ってそれでこれに決めて。
それで全部出来上がった時に一回森繁さんにお見せになって以来初めて今日着てきてくださったんですってね。
あまり公の場では…。
そうですよね。
披露できなかったんで本当に今日は本当にうれしいです。
よかったですよね。
森繁さんもきっとどこかで「あれかあの着物か」と思ってきっと喜んでらっしゃると思いますよね。
よかったです。
そうそうそう。
この番組の1回目森繁さんだったんですけどとっても面白い…1回目の森繁さんの面白いところがありますんでちょっとご覧いただきましょうかしらね。
「皆様こんにちは。
『徹子の部屋』でございます」「今日がその第1回目でございますのでなんかまだ落ち着かなくてそわそわしておりますけれども」「さて今日の最初のお客様ですけど私の最も尊敬して私が大好きなあの森繁久彌さんをお招きいたしております」「どうぞお入りください」
(森繁)「ごめんください」「黒柳さんのお部屋でしょうか?」「どうぞ。
黒柳でございます」「あなたお手伝いさんですか?」「フフフ…。
いいえ」「まあ最初に参りましたので私も緊張しておりますから…」「あなたのスマイルがいいですね。
えー…お笑いになる姿が」「この笑いますっていうのはですね顔の筋肉を7つしか使わないそうです」「ここのとこ…こういうのちょちょっとで7つです」「ヒステリーをお起こしになります場合には164の筋肉が瞬間に緊張するんだそうです」「非常に疲労しましてですね毒素も吐くそうです」「あの…芸能をお始めになって40年?」「そんなことはどうでもいいんですけどね」「私が初めてお目にかかりました時がちょうど今から20年前なんですね」「そうしますとね私の今の大体の歳が当時の森繁さんだったわけですけど」「あの頃ねとても大人っぽくいらして…」「フフフ…。
今はとてもなんか…植木の世話なんかのほうが今お好きですって?」「ええ。
今非常に幼児性というか幼児のようになってきましたからね」「あの頃は随分女性のスカートに興味なんかお持ちになったり…」「そんなものは持っておりませんでしたけどね女性に頼まれると仕方なく…」「そんなことはどうでもいいでしょう」面白い。
うん。
でも「僕が60ぐらいの時に会いたかったよ君に」って仰ったこともあるんですって?はい。
ちょうどそのためにあれは大体60歳ぐらいの時の森繁さんですから。
そうですね。
でも本当にお元気ですね。
それで大人っぽい。
そうですね。
あれあの前ちょっとカットしてあるんですけど私が今日はタキシードを着てお迎えしておりますって言ったらあっそうですかって言ってねもうあっという間に胸をお触りになったんですよ。
もうそれがとっても上手に…。
もう本当に笑っちゃうぐらい上手に。
でもあなたも初めてご出演になった時誰か周りの人に「触られたりするかもしれないけど騒いだりしないように」とかって言われたんですって?そうなんです。
その時は竹脇無我さんと松山英太郎さんに「どんなことがあっても嫌な顔をするな」って。
あっそう。
すごいね。
でも…そんな何ていうの?構えることもなくあっという間の出来事なので。
あっそうなの。
徹子さんが仰るようにさらっとなので…。
そうそう。
おっ?っていう。
でも好きでしたよね体に触るのはね。
そうかもしれない。
何となくね…。
何となくそう。
でもこういう時は『屋根の上のバイオリン弾き』のお父さんみたいな顔をして…。
まあ俳優として本当に尊敬してましたからね私。
こんなにお上手な方はいらっしゃらないと思ってね。
長いセリフなんかでもね…。
いわゆるNHKでまだカンペなんてこんなのみんなが見てない時代にあの方は覚えないからみんな書いたりしてそれを読んで…それを読んでも泣かせたっていう方ですからね。
すごいなと思ってね。
長いセリフなんかお上手でしたよね。
よく飲むとね素敵な自分の大好きな詩をね朗々とセリフで言ってくださるんですけどよく覚えてるなと思って。
本当。
うん。
それは何の時のセリフ?って聞くともう本当に何年にここでやった時のセリフだっていう…。
もうそれは素晴らしいと思いました。
本当にそうですよね。
文学的でもありそしてまた朗読とかそういうものがすごくお上手でしたからね。
そういうこともいっぱいあったんですけどあなた元々は色んな…絵も好きで画家になりたいっていうお気持ちもおありだったんですって?初めは。
それはもう本当に幼い学生の頃なんですけれども。
好きだったんでそれでもしご飯が食べれたらいいなという憧れっていうか夢はあったんですけれども。
とんでもないです才能はないですから。
そうですか?はい。
絵描きになりたいなって思ってらしたんですけどそれもどうかなって思ったりなんかしてるうちにミス何々とかそういうのに随分おなりになったんですって?そうなんです。
これもあまり公表してないんですね。
あっそうなの?一番最初にデビューする時にそのミスから出たっていうレッテルを貼られるのが嫌でまず普通に応募して選ばれたっていうことで。
であんまりテレビでも言ってなくて今回初めて。
っていうか親にも内緒でミスに出てましたから。
あっそうなの?そうなんです。
じゃあ秘密だったんですけど一応ミスコンみたいなですね「ミス七夕」だって。
色んなのあるんですね。
ありますね。
ミス七夕。
それからまた宝くじ…初代の幸運の女神っていうのもおやりになったんでしょ?はい。
あの…あれ…本当に幸運の女神みたいな人がいるんですよね。
あの宝くじのここの時。
4番のとこに立ってらっしゃるのがあなたなんですけどねそうでしょ?これがやっぱり…そういうのとかですねレースクイーンの前のサーキットレディーっていうのもあってそういうのもなさったりとかまあそういう…顔が奇麗お姿が奇麗っていうことで…。
これがそう?当時はホットパンツなんですよ。
これ右があなた?このあとはなんかハイレグの水着になったりしましたよね。
だからまだぎりぎり大丈夫な感じだったんです。
こんなこともなさったりなんかしてそれから女優さんにおなりになったんですけど。
非常にホームドラマでも純真な…清潔な女の人の役を多くおやりになったんでしょ?割と。
そうですね。
でも最近は人ばっかり殺してますけど。
2時間ドラマで?はい。
人ばっかり殺す?それまた怖い…。
若い頃はね…若い頃は割とおとなしい奥様が多かったんですけど最近は随分…殺しましたね。
あの2時間ドラマっていうのはどうしてあんなにいっぱい殺すんですか?あんなに人しょっちゅう殺されたら普通の…こういう私たちの生活の中ではあんなにしょっちゅう殺されないですよね人がね。
一時に続いて何人も殺される時あるでしょ?なんかそういう時びっくりしちゃうの私。
周りの人ね5人6人とかありますもんね。
そういう時に全然マスコミの人も来てないからねおかしいなと思うんですけどもまあドラマだからなと思い…。
今はそういうの多い?そうですね。
多いですね犯人の役は。
2時間ドラマの帝王っていわれた船越さんが仰ってたんだけどなんだか崖のとこに行くとみんなが白状するっていうんで随分崖のとこに行きましたって仰ったけどあなたも随分崖行って…。
はい行きました。
あっそう。
やっぱり。
でも東尋坊とかでいくとやっぱりここで告白しなきゃっていう気になる…。
やっぱりね撮影現場も怖いですよね。
やっぱりそう。
うん。
カメラマンの人はもっと前もっと前ってぎりぎりのとこまで立たせるんですけどこっちはもう風来た途端になんかふーっていきそうな気がして結構怖いんですよねあれも。
命綱とかそういうのないの?足は持ってくれたりするんですけどね。
足持ってくれてるの?寝そべって。
寝そべってる人が足持ってる…それじゃ怖いねやっぱり。
怖いですよやっぱり。
あっそう。
でもいっぱい殺しちゃったんだからしょうがないかもしれませんけどね。
そうですはい。
でも本当に崖だとみんなね白状すると船越さんは仰ってましたよね。
でもあなたはそういうふうな…崖もそうですけどマラソンびっくりしたんですけど随分ホノルルマラソンとかそういうのに出てらっしゃるのね。
ちょうど…30歳から40歳ぐらいにかけて走るのを一生懸命やってる時期がありまして。
ホノルルマラソンとかマウイマラソンとか…。
すごい。
フルマラソンなんですってね。
うんそうですそうです。
あっこれそう?へえー。
タイムじゃなくてもう本当にそのお祭りに参加するっていうか…。
みんなで…私たちいつも10人ぐらいで行ってたんですけど完走するとやっぱり気持ちいいんですよね。
それからネパールとかそういう国へいらっしゃるのもお好きなんですって?お一人でかしら?そうですね。
全くプライベートでネパールへ行って。
同じ時期に…。
わあ奇麗。
すごいですね。
これね3000メートルぐらいのところから撮った写真だと…。
向こうヒマラヤですかね。
はいそうですそうです。
なかなかやっぱり踏ん切りつかないと行けないですよねネパールってね。
行っておいてよかったと思います。
これから山に登ろうっていうところにまで私行きましたけど。
それはユニセフで行ったんですけど。
そこから先が…上がらない人は下りるしかないんですけども。
その辺のところは本当に景色は奇麗なんですけどやっぱり貧しい人たちもすごく多かったりね子供たちがやっぱり…。
病気の子供とか具合の悪い子やなんかがいっぱいなんかしてそういうとこ私随分行ったんですけど。
あなたも随分その…なんか色んなものが入ってるようなものを召し上がったんですって?なんか。
そうなんです。
やっぱりネパールっていうとネパール定食っていうのが…。
ネパール定食?はい。
どこでもそれが出てくるんですけど。
ほとんど野菜とかちょっとしたお豆とかにカレー味にあとはお米なんですね。
そのお米がもう古古古古米ぐらいの臭いがするものなんですけど。
炊いた中に虫が入ってるんですよね。
あと白いちっちゃく動く虫とかあと黒い虫もありましたけど。
もう最初は食べられなかったんですけどそのうちにもう食べないと…。
2週間行ってましたんで。
大変。
体力もたないっていうことで最後はもう「良質たんぱく質!」って思って…。
召し上がれた?そしたら。
平気でした?いただきましたはい。
でもネパールはよかったですか?よかったですね。
本当にとても純粋な心にいっぱい触れ合えて何ともいえなかったですね。
可愛いね子供。
へえー。
こんなすぐ懐いたの?そうですそうです。
うん可愛い。
で子供たちは結構日本はぜいたくに暮らしてるっていうイメージがあるんですね。
それで日本へ連れていってくれと。
「そんなことしたらねご両親心配するし」って言ったら両親も「どうぞどうぞどうぞ」って。
「連れていってください」って言うからまたそこで考えて…。
子供も産んでないし養子としてと思ったけどそれもしなくてよかったなって思うんですけど。
もうそのたびに揺れ動く気持ちがありますよね。
学校で勉強させてあげたらいいとかねそういうふうに思ったりしますよね。
まあ根本さんもうご結婚してらっしゃらないんですけど森繁さんが「女優をきわめるんだったらやっぱり女としての幸せは難しいよ」って仰ったんですって?もう一番先に言われましたね。
「そんな両方を手に入れるなんて無理」って。
「女優は女優として生きるためだったらそれは女の幸せ…結婚とか子供とかっていうのは諦めなさい」って最初に言われました。
あっそう。
その割には結婚しようと…。
最後にフフッ。
最後に仰ったって感じで相当面白いですけどもね。
こういう仕事はちょっとしたいとは思っていらしたわけでしょ?こういう女優さんのような仕事は。
うーん…学生時代は思ってなかったですけれども初めて…テレビ小説のヒロインに選ばれてそれからはやっぱり色んな女優さんを見て憧れましたねやっぱり。
本当にやっていきたいって思いましたね。
そうですか。
でもそれからずーっと続いてやれて本当によかったですよね。
そうですね。
恵まれました。
でもやっぱり女優さんだって35とか40とかそのぐらいになってくると子供が産める歳とかなんとかっていうのあるじゃないですか。
そういう時ってやっぱり…迷いがちょっと…。
迷いっていうんですかね。
そういう時ありませんでした?ありました。
あっそう。
やっぱり…42ぐらいですかね。
もう産まなくていいのか!っていう感じでした。
誰かの…誰かの子供を産まなくていいのか!っていうのはありましたね。
やっぱり母性っていうのも自然とどこか出てくるし。
本当にうん…。
でもその時相手いなかったので。
相手がいなかったの?いなかったんでうーん…。
ひたすら猫を可愛がりましたけど。
あっそうですか。
でも済んでしまえばねそれはそれで今の生活もよかったかなってきっと思ってらっしゃるんだろうなと思います。
だけど森繁さんもいなくなったり竹脇無我さんもいなくなったりってそういうのは寂しいでしょうよね。
寂しいです。
本当にね。
私も時々森繁さんのことを思い出してつまらないなと思いますよね。
でもあなた絵描いてらして今度展覧会…作品展があるそうなので。
どんな絵をお描きになるのか…。
なんか猫好きなんですって?あなた。
そうなんです。
だからほとんどが猫の絵なんですけれども。
あら。
えーこういう絵なんですか。
ふーん。
私は一生懸命3匹の猫を育てていて17年間。
それが亡くなってしまってこれは新しい今一緒に同居しているイチロウ君っていう猫がいるんですけど。
イチロウをモデルにした…。
私にプロポーズしてるんですけどね。
そうなの?でも可愛い。
これも随分いっぱい猫がいるのね。
この中に12匹いるんですけどね。
えっ?本当?そんなに?はい。
えー。
12匹猫がいる。
展覧会ですけど東京国際フォーラムって有楽町のとこにありますね。
東京国際フォーラム内のアート・ショップ内のギャラリーで始まっていて10月5日まであります。
自分で楽しみで描いていたので公なところで発表するなんて思ってなかったんで。
あっそうですか。
もう私はそれも本当に幸せ…。
今度初めてですか?はい。
あっそうですか。
それはようございました。
東京国際フォーラム。
有楽町のとこにありますよね。
音楽会なんかやるところの向こう側のところに…。
今もうやってますのでぜひご覧ください。
本当に色々ありがとうございました。
ありがとうございました。
お着物もねありがとうございました。
それでは上沼恵美子さんのおいしいお料理です。
どうぞ。
2014/09/19(金) 12:00〜12:30
ABCテレビ1
徹子の部屋 森繁久彌さんへの想い…根本りつ子[字]

〜森繁久彌さんへの想い…突然の“求婚”に!?〜根本りつ子さんが今日のゲストです。

詳細情報
◇ゲスト
『大岡越前』『水戸黄門』などの時代劇、最近は2時間ドラマなどで活躍する女優の根本りつ子さんが“徹子の部屋”に初出演!
◇番組内容
新人の頃から親しくしてもらっていたという、森繁久彌さんから贈られた着物で登場し、在りし日の森繁さんの思い出を黒柳さんと共に語る。森繁さんに「結婚しよう」と言われた時は、冗談とは言え、本気で考えてしまったという求婚エピソードも!
根本さんは“清純派女優”のイメージとは裏腹に、実は素顔はかなりの行動派!フルマラソンを何度も完走したり、ネパールの奥地へ旅行するなど、意外なプライベートを明かす。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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