大相撲秋場所 五日目 ▽新三役紹介 千代大龍 2014.09.18


(いきおい)大阪府出身伊勢ノ海部屋大砂嵐
(おおすなあらし)エジプト出身大嶽部屋嘉風
(よしかぜ)大分県出身尾車部屋碧山
(あおいやま)ブルガリア出身春日野部屋遠藤
(えんどう)石川県出身追手風部屋関脇・豪風
(たけかぜ)秋田県出身尾車部屋大関・豪栄道
(ごうえいどう)大阪府出身境川部屋大関・稀勢の里
(きせのさと)茨城県出身田子ノ浦部屋両横綱そして逸ノ城と並んで初日からの4連勝40歳の旭天鵬です。
1年ぶりの初日からの4連勝非常に若々しい相撲を見せています。
きょうは千代丸戦が組まれた旭天鵬です。
新大関の豪栄道はきのうようやく相撲を取っての大関としての白星を挙げました。
ここから巻き返していきたいところ豪栄道きょうは千代大龍戦が組まれています。
過去は3対2と対戦成績、リードを許す相手です。
先ほどからお伝えしているとおり横綱の日馬富士がきょうから休場となりました。
きのうの取組で右の目の周りを骨折しました。
右眼か内壁骨折ということで手術をしない場合は全治1か月した場合は全治3か月となります。
手術をするかいなかにしては結果を見て、判断するという診断書が提出されました。
対戦予定だった大砂嵐は不戦勝となります。
正面解説は元横綱・北の富士の北の富士勝昭さん⇒青色向正面解説は元関脇・舛田山の千賀ノ浦親方⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
横綱土俵入りが2人となります。
まずは鶴竜です。
館内
横綱鶴竜、露払い鏡桜太刀持ち勢行司は式守伊之助であります。
拍手
解説は北の富士勝昭さんです。
日馬富士が残念なニュースが入ってきてしまったんですが鶴竜は初日から4連勝。
北の富士⇒そうですね。
無難にこなしたかという感じですよね。
まだ会心の自分の相撲は取れてはいないと思いますけどね。
ちょっと引いて、はたいてという相撲がありますね。
横綱となって3場所目。
そろそろ賜盃が欲しい鶴竜です。
きょうは高安戦が組まれています。
しかし日馬富士は、重症でしたね。
思いのほかね。
やはり、強烈にあたっているんですね。
気の毒ではありますけどね。
相撲で、けがですからね早く治して元気な姿を見せてほしいですね。
続いて横綱白鵬の土俵入りです。
ニュースをお伝えします。
イギリス北部のスコットランド独立の賛否を問う住民投票が、日本時間の午後3時から始まりました。
イギリス北部のスコットランドの住民投票は、日本時間のきょう午後3時からスコットランドにある、およそ2600か所の投票所で始まりました。
事前の運動では、独立賛成派は、イギリス政府に指図されない国を作るために独立しようなどと呼びかけて草の根で運動を進めてきました。
これに対し反対派は、イギリスにとどまったほうがスコットランドの利益につながると訴えてきたほか、キャメロン首相が直前にも現地入りするなど、イギリス政府やビジネス界が中心になって反対に投じるよう呼びかけてきました。
直前の世論調査では独立に賛成が48%、反対が52%と反対がややリードしていますがその差は僅かで接戦のまま投票日を迎えました。
投票の結果、独立への賛成が反対を上回れば投票率に関係なくスコットランドの独立が決まることになります。
投票は、日本時間のあす午前6時に締め切られ即日開票されることになっていて、あす午後には、大勢が判明する見通しです。
きょう未明、三重県警察本部の巡査部長が津市のコンビニエンスストアのトイレに拳銃の入ったウエストポーチを置き忘れましたが、客が見つけて店に届け出て、巡査部長もすぐに気づいたためそのまま戻されました。
きょう午前1時半ごろ、津市芸濃町のコンビニエンスストアで、トイレの個室にウエストポーチが置き忘れられているのに客の男性が気づき店に届け出ました。
アルバイトの店員が中を確認したところ拳銃が見つかったため警察に通報しました。
警察によりますと、拳銃は、三重県警察本部機動捜査隊の、30歳の男性巡査部長のもので実弾が入っていたということです。
巡査部長は、勤務中に腹痛を感じ店に立ち寄ってトイレを使用した際にポーチを置き忘れたということで、およそ10分後には気づいて店に戻りそのまま戻されました。
三重県警察本部刑事部機動捜査隊の鈴木孝広副隊長は、厳正な保管や管理について指導を徹底し再発防止に努めますと話しています。
生字幕放送でお伝えしています再び東京・両国の国技館です。
秋場所は五日目館内は中入り休憩時間に入っています。
この中入りの時間、きのうに続いて新三役の紹介です。
きのうは新小結常幸龍をお伝えしましたが、きょうは千代大龍をご紹介します。
入門から小結に上がるまでには糖尿病やけがを多くの苦難がありました試練を乗り越えるに至った自分自身の変化について船岡アナウンサーが聞きました。
新三役おめでとうございます。
ありがとうございます。
三役昇進を果たして今、どんなお気持ちですか?うれしいですけどもうちょっと早く上がりたかったなという気持ちですね。
これまで何回かチャンスがあった振り返ると、どうですか?やっぱり、上位にいたらけがしてしまうんですよ。
みんな相手が大きいし強いし、はやいし。
本当に2枚目3枚目というのが3、4回ぐらいあったと思うんですけど、1回も万全に土俵に上がったことはたぶんないですね。
絶対に、どこかけがして万全には戦っていないですね。
やっぱり、けがするのは自分が悪いので自分が稽古をしないとか自分が食事とか節制してないから病気になるわけで病気になって初めてちゃんとしないといけないんだなって。
やっぱり自分が変わらないと絶対、相撲が変わってこないと思うので、いい相撲を取ってそれがつながってくるしそういう考えで、名古屋場所は土俵に立ちましたね。
あの15日間の戦いの中でも特に自分の中で手応えを感じた相撲って?いちばんよかったのは豊響関の相撲は会心だったですね。
(実況)強烈なかち上げ、千代大龍。
きょうは突き切りました。
突き出し、千代大龍の勝ち。
あれは、かち上げで胸からいったんですけど速攻、状態がそれてそのまま突いて突いて1発で持っていったのでああいう相撲を取れば、たぶん上位でも通用するのかなって僕は思いますね。
自分が変わらないと自分が少しでも心が変わらないと相撲が強くならないと思うんですよ。
ずっと平幕でいいやとかずっと十両でいいやというのお給料もらっているから、ってちょっとでもあると絶対そういうのが甘んじて下に落ちちゃうと思うんですよね。
僕は家庭もあるし、師匠にもどんどん頑張って今ちょっとでも自分が変われば上に上がれるんだよというのを毎日言っていただけるのでどんどん変わっていって。
何が刺激になった部分っていうのはどうなんですか。
やっぱり先に千代鳳が三役上がっているので、僕より先に。
それは、やっぱり刺激になりましたね。
部屋頭というか、ずっと部屋のトップだったんですけど初めて抜かされて関取、たくさんいるのでみんな正直ライバルなので僕からしたら。
部屋頭は譲れないですね。
やっぱり守るものが今はできたので自分の地位を維持しないとごはんも食べさせることはできないし。
そういうのを自分の中に言い聞かせて下には落ちたくないというのはありますね。
ここに、はい。
渡せばいいですか?こちら向きに。
お名前が?椿です。
写真だと分からないと思うんですけど、本当に笑った顔とあくびした顔がうり二つですね。
スポーツはやらせたくないですね。
きれいな、バイオリンとかピアノとか、そういうほうにいってもらいたいですね。
前半戦の上位戦特に横綱大関戦に向けてどうでしょうか。
そうですね、師匠からは2、3人食ってくれる?って言われてしまったので少しでも応えられるように頑張りたいです。
やっぱり、みんな僕のかち上げを力があるってところを上位陣も分かっていると思うのでそれをもっと磨きをかけてスピードをもっとつけて1発で吹っ飛ばす相撲を取りたいですね。
解説は北の富士勝昭さんです。
笑いながらご覧になっていましたが。
北の富士⇒どっちに似たの?千代大龍?女の子でしょ?いいの?いいの?と言われましても私に聞かれましても困ります。
父親になるとね考えも変わって、自覚が出てきて結構なことですよね。
最後に力強く2、3人は倒してくれるんじゃないかと師匠に言われて、と。
その可能性を持っていますよね。
馬力もありますし上位にとっては怖いですよね。
きょうもその千代大龍は豪栄道との対戦が組まれています。
ここでどんな戦いになるかということになります。
きょうの注目の取組でもあったんですが、もう1つ注目の取組と思っていたのが日馬富士、大砂嵐戦。
先場所大砂嵐が勝った一番があったんですがきょうから日馬富士が休場となりました。
きのうの取組をここでご覧いただきます。
横綱がまげに手が入って反則というのがあったんですが目の骨折。
取組直後にもう目が腫れていて。
分かりますどんどん腫れていきましたからね。
相撲はね立ち合い、プロテクターも何もつけていませんからこれであたり合いをしなければいかんのだからこのぐらいのけがはね覚悟しないといけないと思います。
運が悪いというかね。
手術をしない場合は全治1か月でした場合は全治3か月。
どうなんでしょうね、これ。
早く治るんですか?今後の経過を見てから判断ということです。
まあ横綱3人いるからねじっくり時間をかけてね納得するまで治してそれで出たほうがいいと思いますね。
ひとつきがみつきになってもいいじゃないですか。
日馬富士がきょうから休場。
寂しくなりますけどね。
3横綱の激突がありそうな場所だったんですけどね。
お客さんも連日、かなり多くのお客さんが詰めかけていた中で日馬富士、残念な休場となってしまいました。
日馬富士だけじゃなくて休場力士が多いですよね。
これで関取が6人が休場となりました。
ことしの初場所以来です。
満員御礼の垂れ幕が下がりました。
きょうもきのうに続いての満員御礼となりました。
五日目の東京場所での満員御礼というのは、平成9年の夏場所以来17年ぶりということになります。
きのうもそうでした。
二日目の日も満員御礼出るかなと思いましたけどねほとんど入っていましたよ。
あれは地方場所にいったら満員御礼出るような人数ですよね。
三日目は残念ながら出なかったんですが、四日目、五日目と満員御礼となりました。
秋場所の五日目。
きょうで序盤の5日間が終わります。
幕内の取組がこれから始まります。
幸い今場所は休場者が出て残念なことは残念だけど、相撲の内容は非常にいいですよね。
満員のお客様に見ていただけるだけの内容はあると思いますのでね、この調子で各力士頑張らなきゃですね。
早くも制限時間いっぱいです。
鏡桜1勝3敗隠岐の海、3勝1敗です。
鏡桜はきのうの時天空戦、相手の内掛けを足を上げてうまくかわすという取り口がありました。
圧力をかけました、寄り切り隠岐の海の勝ち。
序盤5日間、4勝1敗と星を伸ばしてあすからの中盤戦です。
全く問題にしませんでしたね。
力がだいぶ違うなという相撲ですよね。
初日ちょっとよくなかったですけど、二日目も時天空と物言いつく相撲でなんとか勝ちを拾って少し相撲に勢いが出てきました。
やはりここだったら2桁は勝たないとね、本来はいけません。
休場明けの場所ではあるんですが隠岐の海、4勝1敗です。
幕内の全勝は4人いるんですがそのうちの2人は平幕です。
逸ノ城と旭天鵬。
逸ノ城は3日続けて三役経験者との対戦になります。
日馬富士はきょうから休場。
大砂嵐は不戦勝となります。
結びは高安と鶴竜です。
五日目の放送ですが西の升の中にカメラを置かせてもらいました。
西の升席の真ん中ぐらいです。
今カメラが左右に動きました。
この位置にカメラを設置していました。
西のお客さんと同じ目線で土俵を見るということです。
北の富士⇒土俵は見る角度によってずいぶんと表情が違ってきます。
西のカメラから撮っている映像です。
1勝3敗どうし、時天空と佐田の富士です。
時天空はこの4日間右からのけたぐり内掛けを見せています。
佐田の富士は今場所は全部組んで全然だめですという反省のことばも聞かれています。
きょうは突き放していきたいという佐田の富士。
去年の初場所以来の対戦です。
過去、右からのすそ払い二枚げりもありました。
いずれも時天空が勝っています。
組み止めたい時天空離れて取りたい佐田の富士すそ払い見事です。
時天空の勝ち。
きょうも足技を見せました。
今場所も佐田の富士は時天空の足技を食ってしまいました。
時天空、勝って2勝3敗。
佐田の富士は1勝4敗です。
元関脇舛田山の千賀ノ浦親方が向正面です。
見事な足技でしたね。
千賀ノ浦⇒そうですね。
だいぶ相手も警戒している中の足技と思いますが。
警戒しすぎて前にいなくなっていました。
逆にそういうことが佐田の富士はあったかもしれません払うというよりかけるというか。
器用なものだね。
十両経験のある時天空です。
きのうもお伝えしましたが元関脇若秩父の加藤高明さんがおととい亡くなりました。
肝不全でした、75歳でした。
加藤さんというと若秩父、そのあと常盤山親方として後進の指導にもあたりました。
昭和29年が初土俵19歳で小結。
左四つ、つりなども得意にしていました。
塩まきで人気になりました。
人気は抜群でしたね。
出羽錦関と好対照で話題を呼びました。
現役時代対戦がありましたか。
何度もありました。
新入幕の千秋楽にやりました。
取っても勝てる気はしませんでした。
夢中で取っていたので勝ちました。
とても温厚な方でお酒も好きでよく飲みました。
このところ訃報が相撲を取った仲間が結構、続いていますのであまりいい気持ちはしませんが昔に比べると長生きにはなっていると思います。
北の湖さん、ぜひ長生きを。
なんとか頑張りますよ。
時天空のリポートです。
すそ払いはねらっているわけではないんですが手を出しているうちに目の前に足が見えた払うというよりはちょん掛けのような形で払ったといっています。
ちょん掛けの決まり手になったこともあります。
きょうは、すそ払いでした。
時天空のあの足技は嫌がる人も多いんです。
土俵は佐田の海と旭秀鵬。
先々場所は旭秀鵬が寄り切りで勝って先場所は佐田の海がもろ差しで寄り切りで勝っています。
待ったなしです。
寄り切りました旭秀鵬の勝ちです。
旭秀鵬3連勝で3勝2敗としました。
一方的な展開でした。
佐田の海も3勝2敗となりました。
向正面の千賀ノ浦さん立ち合いのあたりのあとの差し身で決まりましたかね。
そうですね、旭秀鵬のほうは先場所、一方的な負け方をしたので今場所は違った取り方をしたんでしょうね。
もろ差しをねらいにいったように見えました。
差せなかったんですが左は差し込んで一方的に出てきました。
旭秀鵬。
旭秀鵬、あすは逸ノ城戦が組まれました。
今場所の注目、序盤戦新大関の豪栄道に集まっていますが、きのうようやく相撲を取っての新大関の白星を挙げました。
下手投げで豪栄道が常幸龍に勝ちました。
完勝と言える内容でした。
そうですね。
大関の強さを見せましたね。
初日敗れてどうなるかと思いましたが。
それでも、内容は二番とも攻めていましたからね。
敗れたとはいえ何か得たものがあるんでしょうね。
新大関というと北の富士さんも新大関のころの場所がありましたが昭和41年の秋場所でした。
初日、黒星でした。
負けています。
明武谷関に負けたと思います。
いちばんやりたくない相手でした。
前の場所でも明武谷関に敗れましたね。
そうなんです。
同じように初日敗れてかなりプレッシャーがあるんでしょうか。
それでもね相撲は、一気に持っていって圧倒していました。
腰もひざがつくぐらい下ろしたんですが、それでもうっちゃられました。
自分では満足していました。
敗れたとはいえ。
二日目以降、何か切り替えてというところがありましたか。
負けたことは、悔いにはなりませんでした。
内容はよかったからあと続いたんではないですか。
豪栄道も、前には出ていると話をしています。
負け方に自分が納得すると次の相撲に影響はそんなにありません。
いくら勝っても納得がいかない相撲で勝つと、それは自信にはつながりません。
けががあって思うように稽古ができなかった豪栄道の心境もあるんでしょうがその中で初日敗れて不戦勝もあってと。
それはね…先を考えると不安にはなるでしょうがね。
彼は関脇長い時期にいろいろ苦労したからその辺が生きてくるんではないですか。
強い気持ちを持って土俵を務めなければならない新大関の豪栄道です。
土俵は蒼国来と貴ノ岩。
十両では一度貴ノ岩が勝っています。
拍手
蒼国来が頭をつけにいきました。
寄り切りました。
蒼国来、勝ちました。
57秒の相撲でした。
熱戦に満員の館内から拍手です。
蒼国来、勝って3勝2敗貴ノ岩は1勝4敗です。
今場所、内容がいい相撲が多いという話がありましたがそうですね。
投げの打ち合いとか。
攻防がないとね。
一方的な相撲ではなかなか満足していただけないと思う双方が力を出し尽くした見応えのある相撲でした。
まず貴ノ岩が突き放そうとしました。
ただ、蒼国来は体は小さいけれどもなかなか足腰がいいし力も強いようですね。
体重も140kgになって押されなくなったと本人は言っています。
両者が見応えのある攻防を見せました。
貴ノ岩、巻き替えにいきますが。
力が強いから蒼国来切れないんだよね。
切れるタイミングなんだけれども引き付けられたね蒼国来に。
勝負どころ攻めを休むことはありませんでした、蒼国来。
館内から大きな拍手をもらった勝ち星でした。
貴ノ岩のリポートです。
初日からの4連勝力士、旭天鵬が土俵上です。
きょうは千代丸戦です。
昭和以降では5人目60年ぶりの40代の力士です。
38歳まで務めた舛田山の千賀ノ浦親方が向正面です。
ついに40歳で幕内ですね。
やっぱりすごいですね。
稽古に行きましても出稽古に行きましても、準備運動しこ、てっぽうがすごいですね。
しっかりやっています。
現役時代の舛田山も38歳で。
僕はとんでもございません話になりませんですけれども。
それもかなり長く務めたということなんですが、長く取るというのは、それだけ体をしっかり動かしていくということが見えるんでしょうか。
相撲を取るのは年々少なくなってくると思うんです。
そのほかに準備運動、しこてっぽうをしっかりやらないと40まではもたないんじゃないかなと思いますね。
本人は4連勝で疲れたよという冗談も言っていました。
ここまでの内容はどのように見えますか。
いいんじゃないですか?満点だと思います。
制限時間いっぱいです。
四つ相撲が得意な旭天鵬。
きょうの相手は突き押しの千代丸です。
なかなか背中を丸めて攻めていけていません、という話です。
送り出し、千代丸の勝ち。
右腕を少し気にしている旭天鵬です。
千代丸勝って初日です。
決まり手は送り出し攻めていったのは旭天鵬ですね。
元気がありますからね。
持っていこうとしたんでしょうね。
組まずに、と。
持っていけるような気配を感じたんじゃないでしょうか。
出ていってから引っ掛けられたという。
引っ張り込んで、前みつを取るなりつかむ作戦にいったほうがよかったかもしれません。
最初は左手を出してまわしを取りにいきました。
途中から突き放していったんですが。
あれで、いけると思ったんでしょうね。
向正面の千賀ノ浦さんどのように見ましたか?押し相撲としたら手を出して立つのは嫌なんですよ。
それもあったんですけど千代丸のほうが、重心が重いんじゃないですか。
持っていけそうで持っていけないので、土俵際であのような展開になったんだと思います。
千代丸にとっては、ようやく五日目に白星が挙がりました。
1勝4敗です。
土俵に北太樹と荒鷲です。
北太樹2勝2敗、荒鷲1勝3敗これで幕内初日からの連勝というのは白鵬、鶴竜の両横綱と新入幕の逸ノ城だけとなりました。
逸ノ城は千代鳳との対戦を控えています。
すでに土俵下に座っている両力士です。
きょう新三役のインタビューで千代大龍をお届けしました。
千代鳳に上に上がられて悔しかったという話でした。
それをばねに千代大龍が新三役になりました。
千代鳳のリポートです。
同じ部屋からの新三役で、うれしいですと言ったあともう一度自分も三役に、そして上にいきたいという気持ちが、より強くなりましたと言っていました。
きょうの対戦相手は関取になって初めて年下との対戦になります。
逸ノ城は21歳、千代鳳が23歳ですね。
負けたくないという気持ちが強いお兄さんの千代丸が逸ノ城と対戦していますのでいろいろ聞きまして立ち合い、決してはやくないまわしを取って自分の形を取ると攻めてくるんですが逆にそれまでは攻めてこない思い切ってあたって頭を下げて中に入って、攻めきりたいというふうに意欲を燃やしていました。
かなり具体的な作戦という感じですね。
この辺りも部屋に関取衆が多いというのもありますね。
それは本当にいいと思うんですよ。
僕のときもたくさんいましたからいろいろアドバイスをもらいましたよ。
アドバイスをもらったからといって、そのとおりにできないけれど情報が入りますね。
千代丸のリポートです。
初日が出ました。
本人はなんとか土俵際、回り込めたんだけれど、内容は全くよくありません。
まだ反省しています。
それでも初日が出たのでここからなんとかしたいですと言っています。
押し相撲ですからいい流れに乗れば白星が積み上がっていきます千代丸です。
西の升席にカメラを置いています。
そこからの映像、仕切っている姿です。
制限時間いっぱいです。
過去は1対1です。
ここにいると西の力士の顔をのぞくチャンスがちょうど塩に戻ったときというのが分かります。
東の力士の表情はよく見える西の升席です。
北太樹2勝2敗荒鷲1勝3敗押し倒し、北太樹の勝ちもし背中をもたれていたら後ろもたれということになりますが立ち合いのあたりで、北太樹が踏み込んでいきました。
決まり手は押し倒しです。
北太樹の踏み込みからの圧力手繰りにいこうとしたんですね荒鷲は。
1度目ならず、2度目もならずというところですね。
初日から4連勝は4人いたんですが旭天鵬は敗れました。
新入幕の逸ノ城が土俵上です。
新入幕で初日から4連勝。
特に三日目、栃煌山きのう松鳳山と三役経験者を撃破しています。
3日連続で三役経験者との対戦です。
初顔合わせの一番です。
向正面は元・関脇舛田山の千賀ノ浦親方です。
非常にスケールの大きい新入幕力士という印象の逸ノ城です。
どのようにうつっていますか?相手に左を取らせないことですね。
差しても上手でも何でもいいです。
取ると振り回しにきますから体を入れ替えて前に出ていきます。
それは要注意だと思います。
千代鳳のほうですね。
逸ノ城の印象はどうですか?逸ノ城は、踏み込みですよね。
十両辺りだと少々踏み込みが弱くても得意は取れると思うんですが幕内にきますと、ましてや三役経験者とあたると踏み込みが弱いと自分が起きてしまうのでその辺が注意だと思います。
しかしスケールの大きな相撲を取っていますね、逸ノ城は。
新入幕という感じはしないですね。
これはもう、あたっていくほうが緊張しますよ、逆にね。
しかし対戦した千代丸お兄さんからアドバイスを受けて千代鳳はしっかりと考えて。
制限時間いっぱいです。
中に入って攻めたい千代鳳。
逸ノ城はがばっとつかまえたいところ。
千代鳳の上手は一枚
拍手
まもなく1分逸ノ城前に出られません横向いちゃだめですね。
逸ノ城ですね。
寄り切り、逸ノ城5連勝1分39秒の熱戦でした。
大したもんだね、落ち着いてね。
なかなか前には出ませんでした。
しかし千代鳳をつかまえました。
向正面側からでしたが千賀ノ浦さん上手はどの段階だったでしょうか。
押し込まれたところで?その辺で取ったと思います。
周りから見れば押し込まれても本人にしてみれば、そんなに押し込まれたと思っていないんじゃないですか。
あたってからは、千代鳳の流れのように見えたんですけれども途中で取ったんですね。
そして右が入って、上体を起こされてしまったという千代鳳です。
この形になったら、ある程度確信がね勝てるなというねそういう雰囲気になっているでしょう。
け返しにいったり下手投げにいったり寄り立てたり千代鳳も攻めるんですがびくともしなかったですね。
あとは引きつけて上手が切れました。
左の差し手に寄るようになるともっと楽に寄れるんだけどね。
立ち合いも変に張り差しにいかずに勝っていきますよね。
つかまえにいく下から抱えにいく立ち合いが多いですよね。
どこまで星を伸ばしていくのか。
三役経験者3日続けて敗れました。
三役経験者といってもある程度、落ちてきているわけですから上っていく力士のほうが立場的にはイケイケだからね。
千代鳳のリポートです。
立ち合い、押し、このとき左前まわしを持ち引けたらいけたかもしれない。
右が入ってきまして形勢逆転してしまったと言っていました。
左の上手を引かれたことも悔やんでいました。
最後は上手を切れなかったなと言っていました。
千代鳳の思惑どおり立ち合いあたってからの流れがあったんですけども最終的にはつかまってしまったという千代鳳です。
逸ノ城のリポートです。
逸ノ城の本部カメラマンの数も増えてきましてその中を堂々と帰っていくわけですが花道の奥にいくと、にこっと笑いまして長くなりましたが、引き付けて投げにいかなかったと相手が重いので崩そうと思っても、それがやはり不利になることもあるのでまともに攻めようと思いましたということです、堂々としていますね。
しっかり考えていました逸ノ城あすは旭秀鵬。
千代鳳あすは安美錦戦です。
土俵は制限時間いっぱい。
松鳳山と栃乃若ともに2勝2敗です。
突き出し松鳳山の勝ちこの一番も攻めて守って攻防のある相撲が続いています。
松鳳山、勝って3勝2敗です。
毎日こうして連日こういう相撲が続くと引き込まれますよね。
立ち上がってすぐぱたっという相撲が続いたらしらけていますからね。
こういう相撲が続くとやはり、いいですね。
向正面は、突き押しでならした舛田山の千賀ノ浦親方ですが松鳳山の攻めはどうでしたか。
よかったですよ。
1回タイミングがくると押し相撲は突っ張りが狂ってくるんですね。
きょうはしっかり突っ張っていましたね。
幕下上位からの結果です。
里山は5戦5勝です。
栃ノ心がきょうも万全の相撲で5連勝。
徳勝龍が5戦5勝としています。
千代の国、里山戦です。
十両はお伝えしたように徳勝龍栃ノ心そして里山が5戦5勝となっています。
十両も里山が盛り上げていますね。
楽しいですよ、里山の相撲は。
どうやって中に入っていくのかですね。
やはり、頭、使わないとね。
あの体で今の大型時代にこうして立ち向かうんだから考えないとね。
考え抜いていつも取っている里山が、初日から5連勝と星を伸ばしています。
土俵に安美錦と玉鷲です。
制限時間いっぱい過去は5回顔が合って玉鷲の3勝安美錦の2勝です。
先場所は玉鷲がよくやる立ち合いなんですが左にややずれながら立って左の押っつけから一気に前に出て押し倒して勝っています。
こちらの安美錦の立ち合いのうまさ、圧力というのは変わらずあります。
35歳の安美錦と29歳の玉鷲です。
合わせる行司この一番から庄太郎です。
突き出しました玉鷲の勝ち。
今場所も玉鷲の攻めが目立ちました。
玉鷲、勝って2勝3敗。
安美錦も2勝3敗であすからの中盤戦へと入っていきます。
決まり手、突き出しです。
向正面の千賀ノ浦さん、いい突き押しに見えたんですが。
いいですよね。
ただ土俵際安美錦のほうがうまいじゃないですか。
それを気にしながらやると、逆に食っちゃうんですよね。
だから怖がらずに。
やはり途中でいろいろ考えてしまってはだめだということですね。
そうですね。
最後も、迷いなくというふうに見えました玉鷲の突き出しです。
完全にのど輪で起こして突き出し攻める相撲で勝った玉鷲です。
2勝3敗あすは北太樹。
向正面の上のほうですが勢の応援団でしょうか。
勢という力士は人気ありますよね。
風貌もいいでしょうけども相撲を懸命に取りますからね。
自慢ののどもありますしね。
それは相撲とあまり関係ないですけどね。
また、勢コールが館内沸き起こっています。
千賀ノ浦さん側ですが、かなり多く来ているようですね。
そうですね。
うるさいくらいに大きい声が聞こえてきます。
3勝1敗の栃煌山と、勢です。
栃煌山は左肩のけがからの休場明けで3勝1敗不安の場所でしたが、ともに3勝1敗です。
千賀ノ浦さん栃煌山が左肩のけがからの休場明けなんですが3勝1敗千賀ノ浦さんにはどのようにうつっていますか。
そうですね。
地位も地位ですからね。
落ちてきた地位ですからね。
当然じゃないですか。
関取衆と稽古をできずに迎えて相撲を取っているんですがもちろん豪栄道が上がったというのはいい刺激になっていると思うんですが。
それがいちばんいい刺激ではないですか。
栃煌山としてはどのあたりを強化するべきなのか。
弱点の克服というところなのか。
けがが多いですからね体作りも1つの方法かも分かりませんよね。
左腕の上腕にも白いものが付けられるようになりました栃煌山です。
そしてきょうは応援団が来ている勢きょうが幕内出場200回の節目。
先場所は押し合いになって栃煌山が引いて勢が押し出して勝っています。
本来は幕内前半ではなくて後半で見られるような取組です。
制限時間いっぱい栃煌山はもろ差しをねらう立ち合い。
勢は右を差したいという相撲です。
この一番も合わせる行司は庄太郎はたき込み栃煌山の勝ち周りを見回していますが物言いはありません。
栃煌山、4勝1敗で序盤の5日間を終わります。
決まり手は、はたき込みもしかしたら勢もまげでしょうか気にしていました。
これは先に落ちてますよ。
では、ニュースをお伝えします。
菅官房長官は、沖縄のアメリカ軍普天間基地に配備されていた空中給油機の部隊を受け入れた山口県を訪れ、村岡知事に対し、在日アメリカ軍の再編に伴い、負担の増える市町村に国が支払っている再編交付金について、新たに都道府県も交付対象とすることを検討する考えを伝えました。
菅官房長官は、きょう、沖縄のアメリカ軍普天間基地に配備されていた空中給油機KC130の部隊が移転した山口県岩国市を訪れました。
この中で、沖縄の基地負担軽減は、政府の極めて重要な役割だ。
そういう中で、皆さんにいち早く空中給油機15機を受け入れていただき、感謝申し上げたいとしたうえで、在日アメリカ軍の再編に伴い、負担の増える市町村に、国が支払っている再編交付金について、次のように述べました。
菅官房長官は、新たに都道府県も交付対象とすることを検討する考えを伝えました。
総務省は、去年の参議院選挙を巡る、高松市選挙管理委員会の不正事件を受けて、きょう、全国の自治体の選挙管理委員会に対し、開票作業を適切に行うことを求める通知を出しました。
去年行われた、参議院選挙比例代表の高松市での開票作業で、選挙管理委員会の当時の事務局長らが票の水増しなどを行っていたとして、6人が公職選挙法違反などの罪で起訴されました。
総務省が中央選挙管理会の要請を受けて出した通知では、選挙は民主主義の根幹をなすものであり、本来、その公正さに疑念を持たれるようなことは決してあってはならないとして、一つ一つの作業を確実に実施するよう求めています。
そして、開票作業でミスや不正が起きる余地がないか、改めて点検を行うこと、法令順守の徹底を図ること、効果的な研修や知識の継承などを行ない、ミスや不正を防止する体制の確立を求めています。
生字幕放送でお伝えしています再び東京・両国の国技館です。
秋場所五日目、これから幕内後半の取組が始まります。
ここまでの結果です。
旭天鵬は4勝1敗です。
逸ノ城は長い相撲になりましたが寄り切りで勝って平幕でただ1人、5戦5勝です。
今、土俵に宝富士と魁聖が上がっています。
日馬富士は目の周りの骨折ということできょうから休場。
大砂嵐は不戦勝です。
土俵下に座る勝負審判をご紹介しました。
宝富士2勝2敗魁聖は1勝3敗です。
宝富士は東の前頭4枚目。
5枚目以内の番付では連敗することが多かったこの序盤ですが2つ白星を挙げています、宝富士。
魁聖は左の上腕のあたり取組が終わったあとに気にする様子が気がかりです。
恵之助が合わせます。
送り出し、宝富士の勝ち。
宝富士勝って3勝2敗。
魁聖敗れて1勝4敗です。
あっさりと決まってしまいました。
北の富士⇒だいぶ悪いのかな。
悪くても出る以上はね戦うという気持ちをもっと見せないとね。
その気はあるんでしょうが。
カメラが揺れました、失礼しました。
あすの取組をご紹介します。
幕内のあすの取組は後ほど紹介します。
土俵が沸いて、遠藤の登場です。
過去は1対1。
豊響が圧倒した去年の九州先場所は遠藤が右の張り差しから左四つに組み止めての右からの突き落としでした。
遠藤が3横綱1大関に敗れて初日から4連敗となっています。
向正面は遠藤と同郷石川出身の元・舛田山の千賀ノ浦親方です。
遠藤の4日間は千賀ノ浦さんどのように見ていますか?千賀ノ浦⇒腰は上がっていないんですよね。
前に出ているとは思います。
本人も意識して突っ張ってみたり前に出ていると思いますけどね。
先場所までと比べてよくはなっているんですか?前に出ている分、よくなっていると思います。
あとはどういったことが求められますか?前に落ちるのが多いんですよね。
ぶつかり稽古で、どんどん泥だらけになるまでやることですかね引っ張ってもらって。
当然、場所前はしっかり稽古を積んでいるんですが、遠藤。
確かに前に落ちるよねあれはね、僕が見たところはちょっと歩幅が広いのかなという感じ。
前に出るときもあんまり歩幅が広いと腰が落ちるけれど、前に出る力はそがれる場面があるんだよね。
少し歩幅を狭めていったほうが前進する力がつくと思うね。
ちょうど力が出るぐらいの腰の位置。
少し歩幅が広いのかなというこれは私の見たところですけどね。
制限時間いっぱい。
分かりやすい両力士。
突き押しの豊響組みたい遠藤。
この一番も恵之助が合わせます。
館内からはかなりの声援です。
押し倒し。
今場所は圧倒しました。
先場所と同じように遠藤が右からの張り差しで止めにいったんですがかまわず出る豊響の相撲です。
遠藤は5連敗。
圧力が違うということなんでしょうけどね。
右で張っていったように見えました。
それも悪くはないけどもっと踏み込むというねそっちに重点をおいたほうがいいと思うし。
豊響は先場所、この形で敗れているので。
もっと左四つ右前みつ狙いというのは分かっているからね。
相手は逃げないで分かっていますから、やるほうもその辺だけ注意すれば思い切ってあたれますよね。
遠藤がそれに対抗してやるには親方も言ったように稽古しかないんだよね。
圧力、ぶつかり稽古豊響、完勝の内容でした。
あすから中盤戦に入っていきます大相撲秋場所です。
あすから豊ノ島が再出場となります。
初日の相撲で左のひざを痛めて二日目から休場していましたがあす六日目から再出場となります。
秋場所五日目幕内後半の取組に入っています。
日馬富士がきょうから休場ということできょう後半の取組は全部で8番です。
土俵に照ノ富士と豪風です。
この両者、体格は全然違うんですが、2回顔があって2回とも豪風が勝っています。
ともに一方的な展開。
春場所は左からの突き落とし。
名古屋場所は左のはず押しで照ノ富士を起こして豪風が勝っています。
新関脇の豪風です。
戦後1位の35歳2か月での新関脇。
向正面の千賀ノ浦さんも関脇は32歳で昇進しましたね。
どううつってますか?そんなに大きくないじゃないですか、上背が。
だから下に入りやすいでしょうね。
それと横の動きがいいですからね。
力を残そうと思うと、ぱっといなしたりするんじゃないですか。
照ノ富士は横綱、大関戦が続く中琴奨菊には勝ちました。
そして善戦も目立っています。
きのうも稀勢の里と非常に見応えのある四つ相撲を取りました。
制限時間いっぱい。
玉治郎が待ったなし!の声です。
右から突き落とし今回も豪風の勝ちです。
北の富士さんあれだけの相撲を取れる照ノ富士が。
嫌いなんでしょうね。
立ち合いから警戒して警戒してなんとか取ろうと思ったわけでしょうけど相手は上手ですね。
恐らく、小さくてやりにくいんでしょうけどね。
張り差しにいって考えてはいったんですが。
簡単に外されてしまって。
もろはずで、突き落としの形になるんですね。
差して、上手を取ってそれから力を出すタイプですね照ノ富士は。
そうなると腰の重さも生きてきますけどまだその前の体勢ではやりにくくて、しょうがないでしょう。
向正面の千賀ノ浦さん豪風が今場所も勝ちました。
そうですね。
北の富士さんが言ったようにやりづらいんでしょうね、上背がない分。
それと思ったよりもあたりがあるんじゃないですか。
35歳のあたりはやはり強いんですね。
そうでしょうね。
残り5番となりました。
秋場所の五日目です。
ここから大関の登場です。
琴奨菊と嘉風3勝1敗どうしです。
秋場所の五日目ということで横綱審議委員会の今場所総見ということで審議委員の皆さんがきょうは館内に来ています。
きょうは船岡アナウンサーに話を聞いてもらいました。
次期、横綱を目指す大関3人がありますが。
リポートです。
もっとも在任期間が長い松家さんに聞きましたが豪栄道は全員、頑張ってもらって横綱に2横綱に向かっての第一歩にしてほしいという話をしています。
稀勢の里については少し前まで期待していたあとは精神的な部分と発奮してもらいたいと言っています。
琴奨菊については、先場所から期待を持って見ていると言っています。
ひざのけがが心配ですが、先場所のような活躍をしてもらいたいという話をしていました。
3人の大関に対する期待のことばがありました。
この中から誰が横綱になっていくのか。
北の富士⇒横綱ということになると…これから挑戦していく豪栄道に期待したいんですが。
稀勢の里にもずいぶん期待しました。
今はちょっと少し勢いがなくなってきています。
ここまで星はそれぞれ落としていますが優勝争いを考えるとこれ以上負けずに横綱についていってもらいたい、3人の日本人の大関です。
琴奨菊と嘉風過去は13対2と大きく琴奨菊がリードしています。
現在、琴奨菊の10連勝中です。
スピードの嘉風をつかまえて琴奨菊が勝つという相撲が多くなっています。
制限時間いっぱいです。
木村玉治郎が合わせます。
3勝1敗どうし、待ったなし。
引き落とし嘉風の勝ちです。
琴奨菊、2敗です。
嘉風は4勝1敗今場所はつかまらないようにうまく取りました嘉風琴奨菊戦の連敗を10で止めました。
今場所は琴奨菊元気がいいのかなと思って見ていましたが結局、落ち着いて取ろうとは思っているんでしょうが嘉風のスピードに翻弄されています。
いつもはがちっとかためてつかまえてしまうんですが。
嘉風もこのところ元気な相撲を取っていますからつかまらないようにいきますよ。
落ち方がもろかったよね。
大関陣2敗これ以上は早いうちから負けてほしくないね。
まだ序盤五日目です。
3勝2敗の琴奨菊です。
きょうは嘉風、考えてうまく取りました。
あすは白鵬戦が組まれている嘉風です。
きのうは日馬富士が、まげをつかんだという反則で白星をつかんだ嘉風ですが。
勝ちは勝ちですからね。
きょうは嘉風琴奨菊に勝ってインタビュールームに向かっています。
豪風といい嘉風といいベテランが頑張っているから小兵が2人いるということはおもしろさを増しますね。
小さい、うるさいのがいると目障りで嫌なんですよ、上位は。
千代大龍と豪栄道が土俵に上がりました。
放送席琴奨菊関を破りました嘉風関です。
おめでとうございました。
ありがとうございました。
3日連続のインタビュールームですね。
嘉風⇒ありがとうございます。
きょうの一番どうでした。
よかったと思います。
体の反応が特にでしょうか。
そうですね。
思い切っていった結果がこういう形になってうれしいです。
序盤の5日間1横綱2大関に勝って4勝1敗どうですか。
いいと思います。
あすの対戦相手はどうでしょう。
横綱白鵬関です。
胸を借りるつもりで稽古をつけてもらっています。
あすも頑張ってください。
ありがとうございます。
稽古をつけてもらっていますと言っていますが、いつも白鵬戦に善戦する嘉風関です。
食ってやろうという気持ちがあるでしょうね。
その白鵬も土俵下、きょうは碧山との対戦です。
土俵に千代大龍と豪栄道が上がりました。
豪栄道はきのう、常幸龍に勝って相撲を取っての大関で初白星。
まだまだ先があると本人は気を引き締めていました。
新三役の千代大龍も、きのううれしい初白星を挙げました。
千代大龍のリポートです。
勝つには勝ったんですが全くだめです、と。
たまたま勝ったようなもので自分の相撲が4日間全く取れていません。
立ち合いにあたれていません足も出ていない体調が悪いとか、痛いとかはないんですが現状では全くだめです、と本人は言っています。
きょうは合い口のいい豪栄道関戦です。
それも知りませんと言っていました。
それもたまたまです。
きょうは突っ込んでいきますと言っている千代大龍です。
豪栄道、千代大龍戦はこれまで豪栄道が2勝千代大龍が3勝です。
仕切り直しです。
豪栄道が嫌がりました。
豪栄道がじらされるという立ち合いになったか。
式守勘太夫が合わせます。
待ったなし!はたき込み、残ったか軍配は豪栄道。
物言いがつきました。
物言いがつきました。
豪栄道は千代大龍戦正面の伊勢ヶ濱審判部長から手があがりました。
相撲は完全に千代大龍でした。
足が残っているかどうかですが画面で見るかぎりは残っています。
問題ないですね。
ただ相撲は豪栄道、まずいですねこれはいけません。
館内に説明です。
ただいまの協議は千代大龍の体が先に飛んだかどうかの確認であり先に飛んでいました。
軍配どおり、豪栄道の勝ちといたします。
ひやひやの中、豪栄道3勝2敗で序盤の5日間を終えました。
千代大龍は1勝4敗です。
立ち合い、待ったがあって少しそれが影響したのかもしれません。
はたき込んで豪栄道の勝ちです。
ガツンとあたっていったのは千代大龍でした。
向正面千賀ノ浦さん千代大龍のあたりは強いんでしょうね。
千賀ノ浦⇒はじく力が強いですね。
うまく突っ張ったんですがうまく大関に回り込まれましたね。
早く千代大龍が突っ込みました。
相撲には千代大龍勝っていたんですが勝負に負けました。
きょうの相撲を見るかぎりではがっくりすることもありません。
千代大龍のリポートです。
最初の映像を確認して速いなと言ってあっさりと諦めて引き揚げていきました。
そんなにショックを受けているような様子はありませんでした。
この相撲内容ですからそうかもしれません。
これで豪栄道は序盤の5日間を終えました。
3勝2敗です。
あすから中盤戦です。
立ち合いですね。
本来の立ち合いをしないと…これから強い人とあたりますから。
一度目の待ったがありました。
考えてしまったんでしょうか。
あれは注文をつけてくる力士もいますからそれを動揺していたら大関は務まりません。
それが大関の地位と言えるかもしれません攻める相撲もありひやひやの相撲もあり序盤の5日間でした。
今場所は新大関万全ではないだけに負傷していますから本人は強気でいっていますが対応するほうがちょっと無理かなと思います。
10番、11番ただ優勝ということになると今場所は、もう少し低く見たほうがいいと思います。
なんとか序盤5日間は白星先行であすから中盤戦の豪栄道です。
3人の大関のうち2人が序盤の5日間で2敗です。
土俵は常幸龍と大関の稀勢の里。
稀勢の里は今場所は悪くはないと思うんですが何か、もうひとつ迫力にかけるね。
稀勢の里へのなんていうか豪快なスケールの大きなところがかげを潜めていると思います。
我慢して相撲を取っている感じです。
きのうも十二分の体勢で相手が腰が重いんでしょうが寄り切れなかったね。
相手が重いなと感じると同時になんで自分が出られないかと考え込むときがあります。
そのあたりは、いろいろと悩みがあるかもしれません。
両横綱が初日から星を伸ばしているかぎりついていかなければいけませんそれが稀勢の里には求められます。
きょうは初顔合わせの相手常幸龍戦の稀勢の里です。
常幸龍が田子ノ浦部屋に稽古に行きました。
三番稽古をしましたが16番相撲を取って稀勢の里が15番勝ちました。
常幸龍は1つしか勝つことができませんでした。
その1勝を自信にという常幸龍。
イメージが湧いたというのは稀勢の里です。
制限時間いっぱいです。
四つでいえば、けんか四つ稀勢の里には左から差すだけではなく押っつけるという形もあります。
寄り切り稀勢の里の勝ちです。
ぐらつくところはありましたが勝って4勝1敗。
常幸龍は、まだ白星がありません。
勝った稀勢の里が引き揚げて大砂嵐が土俵に入ってきました。
日馬富士が眼か内壁骨折目の周りの骨を骨折してきょうから休場。
大砂嵐の不戦勝です。
きのうの取組で右の眼か内壁を骨折いたしました。
きょうから休場です。
大砂嵐が不戦勝で3勝2敗となりました。
左四つになるんですが一気にいけないんですよね。
それでも一気にいかなきゃいけない相手でもないし、きょうはあたりもよかったし。
左の下手投げだったんですが。
左の下手を引き付けて出るともっと万全でしょうね。
しかし相手の上体、伸びていますからね。
きょうは楽にいけたんじゃないでしょうか。
あすは遠藤戦です。
やはりあすからの中盤戦は非常に稀勢の里にも期待が。
やっぱりお客様の反応を見ていますと稀勢の里にまだまだ期待が大きいなと感じますのでねやはり期待にそっていただかないといけないですね。
星の差1つでついていってほしい稀勢の里です。
敗れた常幸龍あすは豊ノ島戦です。
あすから豊ノ島が再出場です。
土俵に横綱の登場です。
日馬富士は、きょうから休場となりました。
残りは2番です。
白鵬、鶴竜と続けて登場してきます。
白鵬、そしてもう1人鶴竜も初日から4連勝となっています。
きょうは横綱審議委員による本場所総見です。
館内で相撲を観戦しています。
船岡アナウンサーにその横綱審議委員の方に話を聞いてもらっています。
横綱についてはどうですか?きょう休場の日馬富士ですがきのうの反則手が入ってしまった気の毒なところもあるさまざまな故障があると思うけれど、いい状態で戻ってきてほしいと言っていました。
土俵上の白鵬についてにくらしいぐらい強いです。
今場所賜盃にいちばん近い存在であることは間違いないし今場所じゃなくても大記録に到達するのは時間の問題それだけ力を示しています。
横綱の鶴竜について。
横綱になってまだ優勝がないということで、早く本人も優勝したいと思う。
今場所は白鵬、鶴竜この2人が中心となってこのあとも展開していくのではないでしょうかと期待を込めていました。
横審の方から、にくらしいということばが出てきましたね。
相手によっていろいろな相撲が取れるというね。
この辺がほかの人とは全く違うわけですよね、白鵬は。
いろいろな立ち合いも持っていますし本人は突いてよし、離れてよし組んでよし、離れてよしということも言っています。
まさにそういった内容で白星を積み重ねています。
もちろん優勝を考えると最有力ということになるんですね。
そのとおりですね。
今場所に始まったことではないですね。
ここ何年もそういう状態ですから。
その中で白鵬をなんとかしたいというのが対戦相手の碧山です。
どういけば碧山は勝機を見いだせますか?思い切って頭からあたっていくことです。
そうやっていくしかないと思います。
頭からあたって止まらないでいけるかどうかですね。
そうです。
制限時間いっぱいです。
館内の声援も大きくなりました。
過去は7回顔が合ってすべて白鵬が勝っています。
はたき込み、白鵬の勝ち。
白鵬初日から5連勝。
全く碧山を問題にしませんでした。
拍手
決まり手は引き落としです。
立ち合い、あたってまわしは取れなかったんですが。
頭であたっているほうがショックが大きいんですよねこれは。
一歩前に出られたら、体勢が崩れてしまうというね。
軽い脳震とうを起こしているんじゃないの?逆に頭であたっているほうが。
向正面の千賀ノ浦さん頭でいったんですけれどもね。
もう少し強いあたりを碧山に期待したんですが頭を下げているだけのような気がします。
その分、横綱の突っ込みが速かったんだと思います。
立ち合いのスピードもあります。
横綱の白鵬、5戦5勝としました。
あすは嘉風。
碧山は魁聖との対戦です。
番数も取り進みましたるところかたや高安、高安こなた鶴竜、鶴竜この相撲一番にて本日の打ち止め!庄之助の結びの触れ。
土俵に初日から4連勝の鶴竜。
そして平幕の高安が上がりました。
きのうまでで初日からの4連勝力士は4人いたんですが旭天鵬が敗れて新入幕の逸ノ城、そして白鵬が5戦5勝としています。
鶴竜の五日目です。
過去は5対2と鶴竜がリードしています。
鶴竜が横綱に昇進してからは初めての対戦です。
きょう幕内の連続出場が500回の節目の鶴竜です。
横綱3場所目。
そろそろ優勝というのを本人も強く思っていると思います。
鶴竜が思っても白鵬がいるからね。
白鵬が崩れてくれた場合に初めてチャンスが出てくるような今のところそんな状態だよね。
この4日間の内容をご覧になってですね。
2人の横綱の相撲を比べても白鵬は危なげがないですね。
鶴竜の場合は、ちょっとねまだ本来の相撲が取れていません。
きょうあたりもつれるかもしれないよね。
胸が合って、止まってしまうと腰が重いですからね、相手は。
向正面の千賀ノ浦さん鶴竜のここまで序盤の4日間はどうですか?本人の相撲は取れていないですね。
引き技が多いのでなんとか勝っているという感じですね、ことばは悪いんですが。
白鵬が星を伸ばしているかぎりは並んでいかなければいけないという思いももちろんあると思うんです。
そうですね。
きょうの高安戦千賀ノ浦さんはどのように考えますか?逆にいうと、何をやるのか分からないんですね。
高安のほうも。
まわしを取ってはやく攻めることです。
制限時間いっぱいです。
すでに逸ノ城、白鵬が5連勝としています。
その中で秋場所五日目の結び。
はたき込み鶴竜の勝ち、鶴竜も5連勝です。
序盤の5日間初日からの5連勝は白鵬、鶴竜そして平幕の逸ノ城の3人となりました。
決まり手は、はたき込みです。
悠然と引き揚げる白鵬です。
鶴竜、あすは宝富士、高安あすは千代大龍です。
拍手と歓声
弓取りを務めるのは、伊勢ヶ濱部屋の聡ノ富士です。
結びの一番の勝者にかわって勝者の舞を演じます。
拍手
(館内)ヨイショ!
拍手
満員御礼の垂れ幕が下がる中多くのお客さんが弓取をご覧になりました。
打ち出しは5時52分です。
鶴竜戦を振り返ります。
高安が突っ張ってきて、応戦をした横綱でした。
応戦しましたね。
きょうのは攻め込んでからの。
応戦して突き勝ちましたよね。
そこで高安が慌てましたからね。
相手を起こしたあとの流れです。
左からのはたき込み。
とりあえず負けないことですね。
星を落とさないように白鵬についていって中盤、後半とついていくのがね。
画面では幕内のきょうの結果をご覧いただいています。
新入幕の逸ノ城が寄り切りで千代鳳を破りました。
1分39秒の長い相撲を制しました。
5戦5勝です。
豪栄道はひやっとする内容でした。
日馬富士は右目の骨折ということで、きょうから休場です。
大砂嵐は不戦勝。
この中で大関戦以降の5番を続けてご覧いただきます。
今場所もつかまえにいきます。
引き落とし嘉風の勝ち。
豪栄道、はたき込みで勝ちました。
寄り切りで稀勢の里の勝ち。
引き落としで白鵬の勝ち。
はたき込みで鶴竜の勝ち。
幕内初日からの勝ちっぱなしは白鵬、鶴竜平幕新入幕の逸ノ城です。
あすからの中盤戦となっています。
両横綱の中に大関ではなく新入幕の逸ノ城がいます。
いつもこのぐらいになると大関の名前が消えていくんだよね。
もう少しね、せめて1人ぐらいはいてほしいよね。
並んだ状態でいてほしいというのはありますが、逸ノ城もこのあと楽しみですね。
どえらいことをやるような気がしますけどもね。
そんな予感がしますか?優勝とかそういうことじゃないですよ。
三役経験者を次々と倒しています。
どんな相撲を取るのか楽しみですよね。
そういった楽しみも今場所は出てきています。
大関の奮起も期待したいところですね。
両横綱ももちろんですね。
このまま中盤。
白鵬は間違いなく最後まで、こういう調子でしょう。
鶴竜に頑張ってほしいです。
向正面の千賀ノ浦親方5連勝が3人ということになりました。
意外と新入幕が活躍するんじゃないかなと思うんですよ。
星が当然上がっていけば、番付が上の力士との対戦も見てみたいですね。
もちろんそうです。
上のほうの人と言うんですか新入幕ですから取り方が、テレビで覚えているけど、実際にやっていないのでその辺は戸惑うんじゃないかなと思うんです。
まだ合わせていないですからね。
有利という点で見ますとそれがあると思います。
ますますあすからの逸ノ城が楽しみになってきました。
あしたは旭秀鵬戦が組まれています。
あすから中盤戦ということでここからまたどんな展開が待っているのか楽しみです。
17年ぶりに満員御礼になりました、五日目です。
遠藤も早く1つ勝たないとね。
期待が大きいから。
きょうは秋場所五日目解説は52代横綱北の富士の北の富士勝昭さんでした。
ありがとうございました。
向正面は元・関脇舛田山の千賀ノ浦親方でした。
ありがとうございました。
「大相撲秋場所五日目」をお伝えしました2014/09/18(木) 15:55〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲秋場所 五日目 ▽新三役紹介 千代大龍[二][字]

(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)千賀ノ浦,【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン

詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)千賀ノ浦,【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン 〜国技館から中継〜 <中断>(4:00)−(4:03)[字]ニュース (5:00)−(5:03)[字]ニュース
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)千賀ノ浦,【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン

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スポーツ – 相撲・格闘技

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