ためしてガッテン「肺炎糖尿病に勝つ!筋トレで免疫力UP技」 2014.09.17

今日のテーマは…足腰が弱ると階段をちょっと上がるのもつら〜くなったり転びやすくなったり大変ですよね。
とはいえ日頃から筋トレとかしてるかっていうと…。
そりゃあそうですよね。
じゃこれを見たらどうですか?皆さんに見せたのはこれ。
筋力が低下すると死ぬ!?まさか…。
実は筋肉って私たちの命を守るとっても大切なものだったんです。
その秘密がこの白い粉。
専門家に聞いてみると…。
最新の研究によると筋肉が多い人は少ない人に比べて病気での死亡率がなんと半分!生死の鍵は筋肉が握っていたんです!そこで…なんとある城下町でどんな人でも楽にグングン筋力がアップする秘策を見つけちゃいました。
それがこちら!この筋トレを続けた75歳の男性も…。
見よ!このたくましい太もも!すご〜い!「筋トレなんかしないよ」と言ってた皆さん!この方法なら試してみたくない?こんばんは。
「ためしてガッテン」のお時間がやってまいりました。
すごいもんですね。
一枚のボードを見る前は「いや〜別にやんなくても生きてるし」って言ってましたが。
それが一枚のボードを見たら「知りたい知りたい!」って。
あんだけ人変わるんですね。
まあそうですね。
そうです。
いきます…こちら!
(一同)え〜?3分ほど歩けるスペースがあれば。
それだって四畳半だってこうやっていれば3分…。
四畳半でもうろうろすれば…。
そうか「歩く」というよりはそれは「うろうろ」だ。
これは筋肉のトレーニングですよ。
歩くだけで筋トレになるんです。
ありそう。
どちらにしてもこの…研究がどんどん進んでいるというこれをいち早く今日は皆様方にお届けをする。
さあつまりは「筋力筋力」って何を言ってるかと申しますと…。
筋力が衰えると足がちゃんと上がらなくなってつまずきやすくなり骨折しやすくなりそれをきっかけに寝たきりになってしまいがちであるとお伝えしてきました。
「寝たきり」をキーワードに何十回もお届けしてきたんですが実は筋肉が衰えるとさっきのオープニングのVTRにもありましたけども大げさじゃないのです。
「死」という言葉が関わってくるこれとつながるんです。
ほんとそうですよ。
えっ…筋肉が衰えると糖尿病?はい。
(山瀬)つながってるんですか?つながりがあるという事が分かってきたんです。
ああ!
(笑い声)
(中村)分かりません。
こんなんあった…あれっ違ったかな?
(山瀬)分かった。
(山瀬)そうそう!違いましたかね。
それではご自分の筋力をまず知って頂きましょう。
登場です。
さて玉緒さんいかがですか?
(中村)では…。
まずセッティングでございます。
(中村)えっ?痛くないですか?できまへんなぁリラックス。
もう今心臓が破裂しそうなぐらい。
(森川)もうちょっと力入れて!グーッと頑張って!
(笑い声)
(森川)息はして下さい。
息はしてもいいです。
結果はどういう事でしょう?244N。
280くらいが平均値なのでちょっと下回っています。
でも160を下回っていたら弱ってるという事なので…。
(笑い声)立派なもんでございます。
イテテテ…。
ありがとうございます。
(拍手)さてもう一度ご覧頂きましょう。
筋力が本当に「あぁ衰えてるな」という事になってまいりますとこれらの病気に関わってくる事が一体どういう事なのかをまずこの体験をなさってる方々にお伺いをいたしました。
こんにちは。
横浜市にお住まいの…3年前肺炎で生死のふちをさまよいました。
鈴木さんを襲ったのは細菌性の重い肺炎。
3週間意識のない状態が続きました。
なんとか一命を取り留めた鈴木さん。
医師からある事に気を付けろと強い調子で言われました。
それは…。
風邪をひくと再び肺炎になり今度は命を落としかねないというのです。
そこで!医師から指導されたのは…それがこれ。
両足に2kgずつおもりをつけて足を上げ下げ。
なんと脚の筋肉をつけろというんです。
鈴木さん今では大好きなゴルフができるまでに回復。
心配された肺炎の再発もありません。
筋トレを指導した若林秀隆医師に聞いてみると…。
筋トレすると増えるものって一体何なの?筋トレをしたら肺炎に再びなる事が防げたというかそういう体になるっていう…。
「えっ!?」と言っちゃいますよねお医者様にね。
「こういう時にもやりますか!?」というぐらいの。
慢性腎臓病の小笠原陽治さん。
自分の血をきれいにする人工透析を受けていらっしゃるんですが人工透析って時間がかかるんです。
病院にはリハビリの専門家もいます。
そこでその時間を利用して小笠原さんにやってもらう事にしたのがこちら。
おもりをつけて足を上げ下げ。
(山瀬中村)え〜!?
(山瀬)え〜すごい。
鈴木さんと小笠原さんは同じ病気で苦しんでいる人のためになるならばと取材に協力して下さいました。
どうもありがとうございました。
つまり人工透析をしている時間があるので筋トレをお医者様も勧めてるって事だよね?この筋トレの目的は…いろいろあるんですけれども…運動療法を指導している…でもすごい不思議な光景ですよ。
横になって管が通ってる方が足が元気に動いてるって光景は病院の中では「それ何?」って光景ですよね。
実際効果も上がってるんです。
はぁ〜不思議ですよね。
最初にご紹介した肺炎の鈴木さんですが筋トレのかいあって奥様と…肺炎を再発しないで済むおかげでいろんな事ができておられます。
そして腎臓病の小笠原さんですがこの方も合併症にかからなく2,000m級の山に…。
(山瀬中村)え〜!肺炎や感染症とかいろんな病気に立ち向かう体が出来るように筋トレをされてる。
(山瀬)でもなんか足を鍛えたから山が登れるようになったとかそのイコールは分かるんですけど…そこがまだ納得できないんですね。
離れてるもんね。
「筋肉」という大きな意味でいうと今日は何のために人間には筋肉がついてるのかも分かってもらえるらしいんですが。
それではゲストの皆さんこれをお考え下さい。
映像の中で若林先生がおっしゃっていました。
筋トレすると…。
何でしょうかね?どこかめくってみた方がいいですか?じゃあ皆さんお考え下さいませ。
(中村)「球」。
(笑い声)
(中村)えっ何?違うの?全然違う?卓球。
ちょっと字数が…。
平仮名にしても漢字にしても合わないですね。
あっリンパ球!数はちゃんと合いますね。
どうでしょうかね…。
あっ「パ」ですね。
さあ正解は何でしょう?あっ「リンパ球」ですね。
(中村)当たってんだ。
なんかよく聞きますね。
免疫細胞の一つです。
ありがたいものです。
(中村)誰でも体の中にあるんですか?持ってるんです。
そしてそのすごい働きを貴重な映像で今日はお見せします。
緑色に光るもの。
実はこれがん細胞です。
そのがん細胞に取りついてどんどん壊しているもの…このブツブツしたもの。
これがリンパ球です。
がん細胞食うとります。
そんなありがたいリンパ球が筋トレで増えると若林先生がおっしゃっていたんです。
体の中にリンパ球を多く増やすために筋トレをする。
多く増やせば肺炎に再びかからない…なんか分かってきたような感じが。
それではいよいよ本当にリンパ球が増えていくそして体がだんだんとよくなっていくというすごい結果を皆さんに実感をして頂きたいと思います。
はいテーマです。
一体どのくらい筋肉を鍛えるとリンパ球が増えるんでしょうか。
自らの筋力だけで時速70kmものスピードをたたき出す…自慢の脚力を見せてくれる方がこちら!見よ!この太もも!測らせてもらうと…。
なんと若い女性のウエスト並み。
すご〜い!そこから生み出されるパワーときたら…。
このおもり120kg。
なんと宙に浮いちゃってます。
軽々15回。
やっぱり風邪ひかないですか?そんな浦野さんに筋力アップの秘けつを教えてもらうのはこちらの男性。
実験に協力してくれる…筋肉を鍛えたら免疫力がどれだけ上がるのか調べます。
筋トレを始める前に免疫の指標リンパ球を測ります。
いよいよ筋トレ開始。
まずは筋力アップの目標を設定します。
最初の重さは100kg。
せ〜の…。
なんとか上がりました。
次は120kgに挑戦。
う〜ん惜しい!という事で…この重さを上げられるように挑戦です。
浦野さんと共に指導に当たるのは数々の競輪選手を育ててきた選手たちの兄貴分…梶さんの体型に見合った筋トレ方法をみっちり伝授します。
梶さん1週間ジムに通い詰め教えてもらったメニューをひたすら…筋トレ〜!そして1週間後。
果たして梶さんの筋力はアップしたのか?1週間鍛えてきたんで120上げてみせます。
それでは早速おもりをセット。
(吉田)120です。
さあどうでしょう?ここからがふんばりどころ!上がるのか!?上がりました!見事120kg成功で〜す!
(拍手)ふぇ〜よかった〜。
それでは梶さんのリンパ球がどれくらい増えたのか。
再び血液を採取。
その結果リンパ球が…。
あれっ?ほぼ変化ないみたい。
筋力はついたのに一体どうして?あれっ?いや私だって…何ですかね?今の。
ああつまり無理やりいきなりやっても…。
もちろん…何かいけないとこあったんですかね?逆にかけ過ぎで。
あんなんじゃなくてもリンパ球は増えるんだって事を言おうとしてるんですかね。
あっそうかそうか…。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」で本当は歩くだけでよかったんで…違うんだね。
これだけしゃべって「違います」のひと言で終わりだね。
違います。
ほんとに簡単だね。
う〜ん。
(山瀬)えっ?実はこの若林先生のご発言ですがちょっと隠れてる所があります。
真意はここに隠されていまして。
(中村)何なんだろう?「リンパ球が増える」。
つまり「ただし…」みたいな事かな?そうです。
実は…。
つまり梶さんのように一生懸命トレーニングをやって自分で「増やそう増やそう」と思う時じゃなくて思わぬ…そうなんです。
ヒントとしてお見せしたいものがあります。
こちら。
いらっしゃいませ。
ようこそ。
この方の証言をお聞き下さい。
(スタジオのざわめき)
(中村)自分の脚を?自分の脚を食べちゃうんです。
(山瀬)え〜!?
(勝村)トレーニングをしてたじゃないですか。
そのあとに…
(笑い声)これは比喩です。
「タコ」は「私たち」。
「ストレス」は「ピンチ」。
つまり「ピンチのとき」というのは追い詰められた時とか…という事でしょ?じゃあそれがどういう事か。
このVTRを見て頂くと分かります。
テーマです。
私たちの体の筋肉マッスルくん…いやマッサルくんにはこんな事してくれていた!という事実がありました。
私たちが筋トレをすると増えるのが…。
「オッス!」。
筋肉細胞の…体が病気になると…。
「わわわわ…大変だ〜!」。
マサルくん何やら白い粉をばらまき始めました。
この粉一体何なの?その正体を知るのがマサルくんの大親友…その粉の実物がこちら。
先生これ何なんですか?そこで粉を水に溶かしたものをリンパ球にかけてみると…。
おっ!リンパ球の動きが活発になっていきます。
更に時間を縮めるとみるみる増えて塊になった!リンパ球を増やしちゃうなんてこの粉すご〜い!ねえねえマサルくん。
「はいはい?」。
どうやって白い粉出したの?「えっと…それはね…」。
あれっ?マサルくんの様子が何だかちょっと変わってる〜!悲しそうな…。
(山瀬)げっそりしちゃった。
どうしちゃったんですかね?そこですよね。
専門家の方に…。
よろしいですか。
お伺いしますか。
さあいよいよ筋肉の秘密が分かります。
先生の登場です。
横浜市立大学附属市民総合医療センター若林秀隆先生です。
ようこそ。
(拍手)よろしくお願いします。
どうもよろしくお願いします。
さあ筋肉の秘密。
それの一つのポイントになりますご紹介頂きたいこの白い…。
これは何というものですか?こちらは「グルタミン」という筋肉の中にたくさん含まれているアミノ酸です。
(山瀬)えっ「グルタミン」っておいしい成分ですよね?
(若林)あっおいしい成分は…
(笑い声)我々が風邪や肺炎病気になると筋肉をどんどん分解するように出来てるんですね。
その筋肉を分解するとグルタミンがたくさん出てきます。
そうするとグルタミンがリンパ球を活性化させて数が増えるんですね。
ですから…びっくりしましたね。
まさかそんなすばらしい薬を蓄えているとは。
「ピンチのとき」というのは結局私たちが病気の時ですか。
そうですね。
私たちは「筋肉」というとすぐ速く走る。
高く跳ぶ。
そういうためについてるものだと思ってますけどほんとに人間の体必要最小限きちんと生活をさせるためには絶対になくてはならない量があるわけですね?そうですね。
やっと確かにつながってまいりました。
入院中でも足をこうやりながら常に筋肉に意識をさせておくと簡単に言えばそのグルタミンを筋肉の中に充満させてる行為だよという事ですか?
(若林)そうですね。
そもそも…そういった意味で…
(若林)そうですね。
これはどういう名前が?最近「サルコペニア」っていうのも話題になってきております。
専門用語ですか?
(若林)そうですね。
ギリシャ語でサルコが「筋肉」。
ペニアが「減る」という意味ですから筋肉減少の事をサルコペニアといいます。
今までは欧米でしか研究されてなかったんですけど今年の1月にアジア人向けのサルコペニアの診断基準が出来ました。
さあその「筋肉の衰えサルコペニアの見分け方」というのでどういう人が筋肉の衰えなのかと。
まずは第1ポイントはこちらでございます。
例えば「片足でくつ下がはけない」という方は脚の筋力が弱いという事になりますね。
(若林)そうですね。
(中村)ありますあります。
よく…ほら和服の場合に足袋はきますでしょ。
今でも脱ぐ時はまだ片足でいけますけどねはく時はもう全く駄目…。
そして「ビンのフタが開けにくい」。
腕の力が落ちている目安になります。
こういうのはあんまり自分で認めたくなくて「なんかこのフタ滑るね」っていうそういう形で…。
(笑い声)そして「わたりきる前に赤信号に変わる」ってどういう事ですか?横断歩道を渡りきる前に青信号が赤信号に変わってしまう方は歩くスピードがかなり遅いという事になります。
こういった方も下肢の筋力低下が示唆されるという事になります。
その上で筋肉量の目安をチェックする簡単なものが1つあります。
何でしょう?
(若林)そうすると指がくっつくか余るか重なるかとなります。
これでもし指が重なってしまうようであればかなり細いという事で筋肉量低下サルコペニアの疑いとなります。
あ〜ギリギリ大丈夫だ。
(山瀬)え〜全然重なるよ。
これぐらいになっちゃう。
(若林)痩せてる女性の方はどうしてもふくらはぎも細いので…。
(山瀬)「痩せてる女性の方は」で何で笑っちゃうんですか?いえいえ…。
(笑い声)筋肉の役割は驚きましたね。
そうですね。
筋肉は他にもいろんな役割を果たしてるんです。
免疫以外にも例えば筋肉の量が多いと糖を取り込みやすくなるんですね。
そうすると糖尿病になりにくいですとか。
あと最近では筋肉からホルモンが分泌されると言われています。
そういったホルモンのおかげで動脈硬化になりにくいですとかそういった研究も徐々に出てきていますし。
うわ〜すごい!筋肉。
何となく筋肉が衰えると寝たきりになりますのでどうぞ皆さん寝たきりにならんようにという事で何十回もお届けしたんですよ。
(中村)そういうのだけで…。
筋肉は他の役割も果たす生命の源と言ってもいいような。
そうですね。
「命の源」と言ってよいと思います。
その筋肉はちゃんと蓄えましょうというための「筋トレ」。
ムキムキという事ではないんだという事をね。
そうですね。
はい。
ありがとうございました!
(拍手)改めて筋肉の役割。
人間の基礎の基礎「命の源」と先生はおっしゃいました。
ガッテンして頂けましたでしょうか?ガッテン!はいありがとうございました。
さていよいよそれを増やそうというので最初にもご紹介いたしました「3分歩くだけ筋トレ」。
いかにすごいかというのをお届けいたします。
その前にまず…果たして一体どういう事なのかちょっと見てみましょう。
協力して頂いたのは…このお二人に同じ運動同じ回数にそろえた簡単な筋トレを1週間やってもらいました。
1週間後脚の筋力を測定します。
まず詫間さん。
筋トレ前は285Nでした。
筋トレ後は306N。
青柳さん。
筋トレ前は196。
筋トレ後は177。
(山瀬)え〜?一体なぜなんでしょうか?青柳さんの筋肉を見てみました。
え〜?では青柳さんの太ももの断面画像をご覧下さい。
白く見えている所。
今緑色に変わりましたここは本来筋肉であるはずの所が脂肪に入れ代わっている部分です。
こうした脂肪「異所性脂肪」といいます。
本来はない?うん。
二十歳の詫間さんと比べるとこのとおり。
あら〜。
実は年を取ると筋肉が萎縮してしまってそこに脂肪が入り込みやすくなると考えられています。
こうした霜降り状態が起こるとなかなか筋トレの効果が出にくくなると考えられます。
「あ〜やっただけのかいがあるな」というふうに思えないんだ。
これまでは思えませんでした。
さあそこでいよいよこちらでございます。
これも同じように実感できないとやめちゃいますよね。
同じ事になってしまうわけです。
さあそれを…。
長野県のある市でございます。
これにチャレンジをしそしてものすごい結果を出して頂いております。
ここに筋力がめきめきアップしているという人たちがいるんです。
早速その筋トレを見せてもらう事にしました。
北原さん筋トレの現場へと出発。
でもいつまでたっても歩いてばかりですけど…。
もしかしてこれが筋トレって事ですか?え〜?どうなってるの?…と思ったら!あれっ?速歩きを始めました。
3分ほど続けたあとは…。
ゆっくり歩いています。
…と思ったらまた速歩き。
これを交互に繰り返す事30分。
そして帰宅するなりすぐに取り出したのがこの飲み物。
筋トレには欠かせない…もう終わりって…ほんとに効果あるの?靴下も片足で楽々とはいてます。
え〜!?いい事ずくめじゃん!本当に筋力がアップしてるのか実際に測ってみると…。
はい!368なので…すごいじゃないですか。
ありがとうございま〜す。
なんと…町ではこの筋トレをしている人たちに次々に遭遇。
実はこの筋トレ松本市を中心にこれまで5,000人が実践している大注目の方法なんです。
そしてどなたも筋トレの仕上げにはあのスペシャルドリンク。
この楽に筋力アップできる方法教えて教えて!さあ結果出しましたよ。
3名の方々。
ご覧頂きましょう。
北原喜代子さん。
69歳の方ですが239Nが368Nに。
54%筋力アップしています。
二瓶泰さん78歳。
26%アップ。
阿部康之助さん75歳。
筋力49%アップです。
すごいですよね〜。
「スペシャルドリンク」と言っていましたが。
これがそのスペシャルドリンクです。
じゃあ飲んでみますか?よろしいんですか?いいですよ。
え〜?水も違う。
お茶も違う。
子供の頃から飲んでいる。
(笑い声)
(勝村)そんな。
あなたは子供の頃から何を…?はいそのとおりです。
正解はこちら。
このデータでそれでは信じて頂きましょう。
牛乳を筋トレのあと飲まなかった人と飲んだ人。
脚の筋力が…。
牛乳を飲んだ人の方が増えていました。
(山瀬)何でだろう?ここら辺りのすばらしい研究をご報告して頂きましょう。
先生です。
信州大学大学院医学系研究科能博教授です。
お願いします。
(拍手)多くの方々のサンプルをとられたそうでございますね。
10年余りも!松本市の皆さんがやってらした簡単筋トレ「インターバル速歩」といいます。
まず教えて頂きたいのは3分という速歩き。
(能)普通の人だとものすごく速く歩いてるように思われるかもしれないんですが…はあ〜。
(能)そう。
3分間やると大概の人は嫌になります。
だから3分間ちょっと休んでもらうと「またやってもいいかな」という気になるんですね。
それを1日に5セットぐらいやって頂いて週に4日ぐらい。
毎日続けてやらなくてもお休みの日を作っても…。
(能)大丈夫です。
1週間でややきつい速歩きをしたのが合計で60分ぐらい。
それでも実はいいんです。
例えば忙しいという方は土日にまとめて30分ずつやってもらってもいいですし。
もっと大げさに言えば日曜日に1時間速歩きしても…。
それでも基本的にはいいというふうになります。
じゃあ…そして「30分以内に牛乳」。
この30分以内というのはまたポイントがあるんですか?はい。
ややきつい運動をしますと筋肉に小さい損傷が起こるんですね。
それを修復しようとして筋肉はたくさんアミノ酸を取り込もうとする。
(能)そのフィーバーは…
(能)だからそのタイミングで筋肉によく取り込まれるようなアミノ酸を含んだ乳製品そういうものを食べて頂く。
そうするとどんどんどんどん筋肉の中に入っていって…30分の間に牛乳飲んで下さいよと。
(中村)これ一気に飲まなくて…
(能)大丈夫です。
(中村)それ2回ぐらいに分けてもよろしいと。
ヨーグルトチーズでもいいんですって。
インターバル速歩の効果という事でそうやって無理のないところで続けてまいりますとこのように皆さんが体感しております。
1日目には「脚がぽかぽかしてすっきり感じる」という。
まず1日目から結果が出る。
(能)筋肉の中へたくさんアミノ酸を取り込もうとしますね。
その時には筋肉自身がぽかぽかとしています。
代謝が上がってますから。
だからあったかく感じます。
これならあしたもやろうかなと言ってるうちに1週間ですね。
(能)1週間たつと実は血液の量が増えてまいります。
「汗をかきやすくなる」。
「熱中症予防のために牛乳を」と以前「ガッテン」でお伝えしてきました。
暑さに強い体になります。
そして…。
2週間で「体重が1kgほど減少」。
筋肉というのはじっとしてたら何も代謝してないかというとそうではなくて自動車のエンジンのようにアイドリングしてるんですね。
だからたくさんの脂肪を燃やしたりしますので体重が落ちます。
「筋肉をつけましょう」だから体重は増えるはずなのに結果的に差し引き「減る」と。
はい。
はあ〜面白い。
そして3か月で「風邪をひきにくくなる」。
これいいですね!
(能)客観的に見て皆さんお医者さんに行くのが少なくなったとおっしゃる。
実は冬場になると風邪ひきで行く人が多いんですけどそういう機会が少なくなったといって喜ばれます。
そして5か月たちますと筋力のアップもそうですけど先ほどの…玉緒さんこれ。
そして1年たつと山登り。
(能)体力がついてくると「行ってみよう!」という感じになるんですね。
そういうものが活発になってまいります。
これはどうしてこれを発見されたんですか?
(能)高齢者でジョギングするというとちょっと敷居が高いですよね。
だけど…
(笑い声)
(中村)今自分で自分の事を…。
ほんとに高齢の方々ができるようにやめないように続くようにお考えになった。
そうです。
「インターバル速歩」という事でございます。
本当にありがとうございました。
これからも研究お続け下さい。
(拍手)今長野県松本市でたくさんの方々がこれによりまして非常に健康を取り戻していらっしゃいます。
筋力がアップしております。
ガッテンして頂けましたでしょうか?ガッテン!はいありがとうございました。
すばらしいですね。
お年寄りの方ってどうしても病院に集まったりするじゃないですか。
でも松本の方たちは今は山に集まるんでしょうね。
山が渋滞しちゃってすごい事になってますね。
そう。
市民が全部山に集まって平地に誰もいなくなってしまう。
どうもありがとうございました。
「筋トレ」というと体中を重いものでガンガン鍛えて…という事らしいんですが今日の「3分間歩くだけ」という事は結局筋トレは筋トレですけどこの「トレ」だと思って頂いて…。
軽い感じですよね。
「足トレ」。
それでは次回も「ためして」…。
(一同)「ガッテン」!ありがとうございました。
(拍手)2014/09/17(水) 20:00〜20:43
NHK総合1・神戸
ためしてガッテン「肺炎糖尿病に勝つ!筋トレで免疫力UP技」[解][字][デ]

寝たきり予防だけじゃない!最新研究で、足腰の筋肉の重要性が明らかに。糖尿病、肺炎などの病気に打ち勝つ体になるために、必要不可欠なものだった。コツは3分歩くだけ!

詳細情報
番組内容
筋トレというと、めんどうくさい、つらい、などの理由で避けてる人も多い。実は、それが大マチガイ!「今さら鍛えても」と思いがちだが、体力が落ちている人にとって、筋肉は、病気と闘ってくれる必要不可欠なものなのだ。そのカギは、筋肉を形作るアミノ酸。これが、イザというときにリンパ球などの免疫を活発にし、感染症などを防いでくれるのだ。やり方はカンタン!3分間速歩して、牛乳を飲む。だったこれだけで筋トレになる!
出演者
【ゲスト】中村玉緒,勝村政信,山瀬まみ,【司会】立川志の輔,小野文惠,【語り】生野文治

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
情報/ワイドショー – グルメ・料理

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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日本語(解説)
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