ワイド!スクランブル 第2部 2014.09.17

キノコの中身までおいしいなちゃんと入ってるほんとですねごはんが進んじゃう進むこれ怖いなんか電気釜に顔突っ込みたいフフフッ当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫再び「ワイド!スクランブル」です。
≫タイで日本人男性が代理出産で多くの子どもをもうけた問題に注目が詰まっていますが実は日本でも生殖医療に関する法律はいまだ整備されていません。
今回、番組では第三者から精子の提供を受けて誕生した男性に井筒監督がインタビューしました。
そこには自らのルーツに苦悩する男性の姿がありました。
≫将来の事業運営のために20人の子大家族が欲しい。
≫タイで24歳の日本人男性の依頼によって代理出産で生まれた17人の乳幼児たち。
多くの乳幼児は今も現地で保護されている。
この子どもたちの将来を心配する1人の男性がいる。
≫横浜市内に住む加藤英明さん、40歳。
彼は、実の父を知らない。
なぜなら、不妊治療の末に第三者の精子提供を受け生まれてきたからだ。
≫家族との葛藤。
そして、自分は何者なのかと苦悩する日々。
遺伝上の父を捜し続ける子どもの思いとは…。
≫加藤さんは横浜市内の病院に勤務する医師。
彼が医学生のころ実習の一環で家族の血液検査を行い父親と自分に血縁関係がないことがわかったという。
29歳のときだった。
≫加藤さんの両親は都内の慶応大学病院で第三者による精子提供の不妊治療を受けていた。
精子提供者は匿名両親にも伝えられていない。
親は医師から子にも親戚にも言うなと言われたという。
≫子どものころから積み重ねてきた親子関係は一体なんだったのか。
そして、自分は何者なのか。
加藤さんは強い不安を抱いたという。
≫実の父親は一体どこの誰なのか。
加藤さんは当時のドクターを訪ね精子提供者について聞いた。
すると…。
≫実の父親がどこの誰か知りたい。
加藤さんは当時のドクターに精子提供者が誰なのか尋ねたという。
≫遺伝上の父は当事、慶応大学医学部の学生。
精子提供者の名は生まれてきた子どもが求めても明かされることはないため加藤さんは自分で卒業名簿を調べた。
≫病院のカルテは保存期間の20年間を過ぎ破棄されていた。
そして、提供した側も誰に提供されたかは伝えられていない。
子どもが実の父を知りたいと願っても叶うことはないのだ。
≫人工授精で生まれた子どもたちの声を聞いてきた静岡大学の白井千晶准教授は子どもの目線に立った法整備が必要だと指摘する。
≫生まれてきた子どもが求めたときには精子提供者の情報へアクセスできるようなシステム作りが必要だというのだ。
≫命を作り出す治療だからこそ生まれてくる子どもの幸せを最優先に考えてほしいという加藤さん。
≫今、考えると40年前だから…。
≫当事者じゃないとなんともわからない想像できない気持ちですけども。
≫ちょっと補足しますとここの両親は1973年に一応…。
加藤さんは1973年の子どもなんですよね。
≫ご両親はおいくつぐらいだったんですか?≫ご両親は、なかなかできなくてやっと治療でできましたから44歳のときのお子さんなんですね。
第2次ベビーブームですね。
第2次というか第1次というか戦後に、もちろんごたごたがあったときの。
それは別としてもいわゆる団塊の世代のベビーブームのときなんです。
だから、やっぱり必要とされていたんですね。
やっぱり、みんな生みたい生みたいという時代背景があったというか。
ちなみに、お父さんはその幻のお父さんというのは慶応大学の医学部の学生さんですから。
彼は、何て言うんですか元々は地質学を専攻していたんだけども何かしら引かれる部分があって医学部をもう1回、受験し直して調べだしたんですよね。
≫その加藤さんが誕生した非配偶者間人工授精についてまとめました。
匿名の第三者から提供された精子を妻の子宮に送り込む不妊治療の一種です。
1948年に慶応大学病院で始まりました。
その後、多くの病院に広がって現在までにおよそ1万5000人誕生しています。
子どもに出自を知らせるかは親の判断というのが一般的ですが加藤さんのご両親は当時の担当医に子どもや親戚には知らせないよう指導を受けていたということなんですね。
≫大人になってからこういうことを知るとやっぱりルーツを知りたいというのは当然の思いですよね。
≫さっきの繰り返しになりますが1948年というのは終戦直後ですからね。
やっぱり事情を聴くと当事、戦地で戦争中、戦地で熱病に冒されて帰ってきた男子が圧倒的に多かったのでなかなかできなかったらしいですね。
そのためもあって1948年から慶応大学はその医療を開始したと。
そういう背景ですね。
≫ご両親や産婦人科の医師じゃなくて子どもの目線が、なんといっても大切だということがよくわかりますよね。
≫この治療を始めたのはお子さんが欲しくて欲しくてなさるわけだから子どもが生まれたあとにじゃあこれをどういうふうにやってこの子の幸せに結びつくかっていうことだと思うんですよね。
たぶん、気持ちだと育ててもらった親とか全部彼もわかっていらしたうえで何か、自分の中のパーツの1つがパズルの1つが埋まっていない感じがするんじゃないかなと私も想像では思います。
≫子どもに嘘をついてまで当時は黙っておきなさいという指導があったらしいですから。
でも、嘘ついてまでじゃあ、ばれなきゃいいのかと。
子どもにばれなければいいのかというのはちょっとねそういうシステムは今、ちょっとおかしいなと思います。
≫川村さん、そのシステムルール作りはどうなんですかね?≫これまでの法律だと今、起きていることは想像もできなかったことですから自民党のプロジェクト会議でも自らが知る権利を含めて今度の臨時国会にこういった精子提供による人工授精ですとかあるいは体外授精についてどういうふうな枠組みにしたらいいかという法案を出して、審議しようという動きはあるんですけどなかなか時間的にはすぐには決まらないでしょうね。
≫生まれてくる子どもの目線によるルール作りが必要ですよね。
≫そうなんです。
≫井筒監督でした。
続いては…。
≫10月にスタートするSexyZoneの中島健人さん主演の金曜ナイトドラマ「黒服物語」。
キャバクラ嬢として出演するAKB48の柏木由紀さんに続き同じメンバーの入山杏奈さんも出演が決定。
≫だってあの人だって俺のこと別に好きじゃないし。
≫入山さんは今年5月に起きたAKB48の握手会襲撃事件後初めてのドラマ出演となります。
≫きのう、都内でライブを行ったCHAGEandASKAのChageさん。
先週金曜日ASKAこと宮崎重明被告が覚醒剤を使用した罪などで有罪判決を言い渡されてから初めての公の場となりました。
≫ASKA被告の名前を口にすることはありませんでしたが事件で傷ついたファンに向け大きな声で呼びかけました。
≫井筒監督が伝えてくださった方の気持ちというのはすごく伝わってくるものがありましたね。
2014/09/17(水) 12:44〜13:05
ABCテレビ1
ワイド!スクランブル 第2部[字]

あの橋本大二郎が24年ぶりキャスター復帰。大下アナとのコンビで最新ニュースから気になる生活情報までわかりやすく丁寧にお伝えします。“大事なポイント”は見逃しません

詳細情報
◇出演者
【司会】
橋本大二郎、大下容子
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/scramble/

※放送内容が変更になる場合があります、予めご了承ください。

ジャンル :
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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