いやでもひと時代ねえ。
築きましたよね。
築きましたから。
この頃のモーニング娘。
は。
はい。
ありがたいですね。
はいということで皆さんどうもありがとうございました！
（拍手）『特盛！よしもと』今週はそろそろお別れです。
来週もお楽しみに。
さよなら！
（拍手）
（鈴木史郎）４００戦無敗？空手の世界大会で？その記録どこまで伸びるか楽しみですな！
（京極）あいえ…残念ながらこの前の大会に参加できず不戦敗になってしまったので…。
（鈴木園子）私のために大会すっぽかして来てくれたのよ！ほぉ〜！あいやっ。
それがなきゃまだまだ不敗神話は続いていたんだから！！
（鈴木朋子）でも我が鈴木家に武力は無用…。
貴方！この鈴木財閥を背負って立つ覚悟はおありになりますの？えっ？これ朋子！そんな話は早いよ。
２人はまだ高校生なんだから。
いいえ。
長女の綾子が富沢家に嫁ぐと決まったからには跡継ぎはもう園子の伴侶となる殿方に婿入りして頂くしかありませんわ。
本来ならお家柄と学歴を吟味して我が鈴木家に相応しい方をと思っておりましたのに…。
まだ高校生の分際で武者修行のために海外留学している風来坊と付き合ってるですって！？何考えてるの園子！？そんなの私の勝手でしょう？私この家継ぐ気ないし。
貴方ね！！まあまあ…真君そろそろ帰りの飛行機の時間だ。
空港まで車で送らせよう。
この話はまた今度ということで。
あはい。
それと次の大会が決まったら教えてくれ。
こう見えて私格闘技好きだから。
ええ…。
（携帯の着信音）ん？あっ！蘭から電話。
ちょっと！私の話はまだ…。
もしも〜し！え？怪盗キッドが！？本日未明鈴木財閥相談役…。
（毛利蘭）そうなのよ！鈴木次郎吉
（じろきち）氏のもとに…。
キッドがまた鈴木次郎吉相談役の宝石を狙って予告状出したって今テレビのニュースでやってるよ！
（園子）ウソォ！マジで？ガチで！？じゃあ早速次郎吉おじ様に電話してみるね！あちょっと！
（電話の切れた音）もぉ〜今日は京極さんがいるんだからいつものようにはしゃがないでって言いたかったのに。
（コナン）《逆効果だな…》
（携帯の呼出音）あっもしもしおじ様？聞いたわよ！またキッド様が来るんでしょう？《キッド様？》
太陽ギラギラ暑さに負けず粋でイナセな推理ショウ！
園子が惚れてる２人の戦い！？次郎吉気合の最終兵器
たった１つの真実見抜く見た目は子供頭脳は大人
その名は名探偵コナン！
（鈴木次郎吉）ひゃ１００戦全敗！？全て突破されたと申すか！？先日完成したばかりの最新鋭の防犯システムがか！？
（スタッフ）ははい。
もちろんコンピューター上での話ですが…。
（スタッフ）今までの怪盗キッドの行動パターンを入力してシミュレーションした結果…。
み見事に…。
うん…うむ。
どうする？予告日は明日だぞ！？このままじゃみすみす彼奴に盗られてしまうではないか。
ワシが世界中を駆け回ってようやっと手に入れたアレキサンドライト。
翠緑の皇帝グリーン・エンペラーがな！ししかしキッドの誰にでも成り済ませる変装術いかなる事態にも臨機応変に対応する頭脳に加えとても人間業とは思えない身体能力をデータとして加算すれば…。
どんな防犯システムでも結果は同じかと…。
なんならキッドの数値を２割減にしてシミュレーションし直してみてはいかがでしょう？彼も人の子体調の悪い日もあるでしょうし…。
たわけ！！彼奴は俊敏をもってなる大泥棒じゃ。
しかも毎回腕を上げておる。
２割増しでも足らぬぐらいじゃわい。
まあ１００戦全敗じゃからのぉ。
盗られるとわかって宝石を公開するのもなんじゃし不本意じゃが今回は公開を延期するしか…。
（ボディガード）鈴木相談役！んっ？いっ今玄関に相談役に会わせろと言う妙な男が…。
何！？うわあっ！！うっ！！はあ〜っ！！はあ〜っ！！わあ！おわ〜っ！！これ以上の手合わせは無益。
う…ううっ！どうか鈴木次郎吉相談役にお目通り願いたい！！ハァハァ…何事じゃ！？そ相談役！！我が名は京極真。
園子さんとお付き合いさせて頂いている若輩者でございます。
おうおう…園子のボーイフレンドの。
して何用じゃ？怪盗某が狙う宝石をあなたが所持しておられるとお聞きしならば是非…この京極真を警備陣の末席に加えて頂きたいと。
断る！そそこをなんとか！…うん若いのぉ。
どうせ園子が彼奴に熱をあげておるのが解せぬのじゃろ？じゃが安心せい！あれは麻疹のようなもの。
は麻疹？ワシが彼奴を引っ捕らえた暁にはきれいさっぱり忘れさせてくれるわい！あっ相談役！！うっうっ！さあ帰って帰って！
（携帯の着信音）
（携帯の着信音）ああ園子か？ちょうどよか…。
（園子）ねえもしかしてそっちに真さん行ってない？相談役！もう一度お話を！！
（園子）今羽田空港なんだけど真さんの搭乗手続きしていたらいなくなっちゃって。
うちの運転手さんにおじ様の住所を聞いてたらしいからもしかしたらそっちに行ってるかと思って…。
彼はどういう男なんじゃ？空手家だとは聞いておるが。
ただの空手家じゃないわ！世界大会４００戦無敗！！向かうところ敵無しの蹴撃の貴公子よ！！んっ！？よ４００戦…無敗？
（中森）はぁ？宝石の展示室に警備を入れないでくれ？一体なんで？怪盗キッドが盗みに来るんですよ！？
（茶木）最新の防犯システムの邪魔になるからとさっき鈴木相談役から電話があったよ。
またあのジイさん何考えてんだ！？そしてこれがその電話の後に送られてきた映像だよ。
え映像？
（中森）ひ１人の男が拳銃を構えた奴らに囲まれてる！？もちろん弾はＢＢ弾だがこの至近距離でこの人数しかも真ん中の男は視界を妨げるガスマスクを装着している。
とても避けきれんと思うだろう？あっ！あっ！
（京極）倒すつもりで一気にお願いします！えぇ〜っ！？彼の名は京極真。
相談役曰く世界最強の防犯システムだそうだ。
せ世界最強！？ほら君も知ってるだろ？相談役の姪御さんの園子お嬢様。
フフン…彼女の彼氏らしいよ。
か彼氏ィ！？
（キッド）《フン…おもしれ〜じゃねぇか》
（京極）ふっはあ…。
ふっはあふっ。
（朋子）あら…。
まさかこのままこの博物館に泊まる気ですの？ええ。
この部屋の広さを頭に叩き込んでおきたいので。
まあ寝袋もありますし食料も多少は持ち合わせていますので。
ねえ貴方。
私と賭けをしませんこと？賭け…ですか？え〜！？京極さんと怪盗キッドが対決することになったぁ！？ホントに？
（園子）そうなのよ〜！なんか真さん次郎吉おじ様に直談判したらしいよ〜。
私の「キッド様発言」を聞いて火が点いちゃったみたい。
私を巡って…２人のイケメンが火花を散らすなんて…もぉ最高！！私を巡ってって…。
《別にキッドは園子なんて眼中にねえだろ…》それで？どっちに勝って欲しいのよ？キッドと京極さん。
そりゃもちろん真さんに勝って欲しいけど…。
キッド様には負けて欲しくないっていうか…。
はぁ？何なのよ？それ。
ハッキリしなさいよ！
（園子）だ〜って真さんは…私の…大切な…ダーリン…。
ちょっと園子？電話が…。
もしもし？蘭？蘭！
（電話の切れる音）あ…。
嘘！？圏外になってる！
（キッド）通信機能抑止装置…。
あ…。
こんばんはお嬢様。
か怪盗キッド…。
ど…どうしてここに？
（キッド）な〜に飛び疲れて羽を休めに立ち寄っただけですよ。
そのついでと言ってはなんですが…。
私と賭けをして頂けませんか？あ…賭け？ゆうべ怪盗キッドが来たぁ！？園子の部屋に！？そうなのよ〜。
まるでピーターパンみたいに窓辺に立っててさ〜。
うちの警備員に見つかってすぐに退散しちゃったけど。
聞いてない？聞いてるわけないよ〜。
それで？キッドは何しにきたの？ウフッフフフ…。
それがね…「私と賭けをしないか？」って。
「狙いの宝石をゲットした褒美にあなたの唇を頂きたい」ってさ！《嘘だな…》で？本当は何て言ってたの？え？ああ…ホントはね…今回次郎吉おじ様が一般公開するアレキサンドライトグリーン・エンペラーを首尾よく手に入れることができたなら鈴木財閥が貯蔵する美術品の中から自分が指定する一品と盗んだその宝石とを交換して欲しいとおじ様に伝えてくれってさ。
なんなの？その一品って。
さあ？盗んでから教えるって言ってたけど。
それで？なんて答えたのよ？もちろん！怒鳴り返してやったわよ！あんたみたいな悪党の出す条件なんて一切受け付けないってね。
ホントに〜？まあ…もっとソフトな言い方だったけど。
《妙だな…怪盗キッドが狙ってるのはビッグジュエルって呼ばれてるでっかい宝石だけのはず。
そんな宝石を鈴木財閥が持っているのならとっくにあの相談役がキッドを釣るエサに使ってると思うけど》《それに何でそんな大事なことを園子なんかに…》あそれでその宝石を守るっていう京極さんは？ああ真さんなら…今も宝石と一緒よ。
い今もって…その宝石今日から一般公開してるんだよね？ええ。
これから行く鈴木大博物館でね。
まさか展示ケースの横で怖い顔して立ってるとか？まあ行けばわかるから！
（女の子）あれ？何で宝石をつまらなさそうにぶら下げているの？変だよね？
（母親）いいのいいの。
ねっ。
た確かに。
《一緒だわな》
（次郎吉）でかしたぞ園子！あのような兵を交際相手に選ぶとはさすがワシの姪っ子じゃ。
次郎吉おじ様！しかしキッドの予告時間は客の退けた後の午後１０時。
何も今からああやって…。
彼のたっての希望じゃよ。
ええっ？予告時間通り盗んだと見せかけて実は既に偽物とすり替わっていた…なんてことのないようにとな。
だが空手の達人だからってまだ高校生でしょ？彼一人に宝石を警護させるのは…。
見ておらぬのか？はぁ？ワシが警視庁に送った１１人の男を疾風迅雷のごとき早業でなぎ倒したあの脅威の映像を。
だがねえ…またキッドお得意の停電で暗闇にさせられたら…。
心配無用。
彼は心眼を具有せし蹴撃の貴公子じゃ。
暗闇となれば窮するのは彼奴の方じゃわい。
（朋子）それに…。
（中森・次郎吉）う〜ん？私からも秘策がございますわ。
ひ秘策？キッドの十八番は我々に近しい人物になりすましまんまと宝石に近づく変装術…。
そう以前主人に化けていたように。
あれは偽の電話にひっかかっただけで…。
フン。
相談役も中森警部もその経験がおありでしたわよね？ああ…だからこうやって。
たまに顔をつねって…。
殿方ならそれでよろしいでしょうけど。
痛たたた…。
女性にこのような無粋な真似はしづらいのが心情。
はぁ。
ならばと用意したのが…。
パリのデザイナーに特注し届いたばかりの…世界に１着だけしかない…このお洋服ですわ！
（歓声）ししかしそんな服キッドに眠らされて脱がされたら。
それは殿方だけの場合。
私の知る限りキッドが女性の身包みをはいで成り済ましたことは一度もありません。
つまりこの服を着ていれば本物だと一目瞭然という訳なのです。
ななるほど。
《世良はノーカウントかよ》もちろん園子やお友達のお洋服も用意してありますのよ。
え？私も？学校帰りに寄っただけなのに。
後で着替えてちょうだいね。
イタタタ…。
お互いこう顔をつねった後でだけど。
はい…。
それと…。
うっ！まあ相談役もキッドキラーのこの少年を帰したくないでしょうしね。
フフフ。
あそうだ！今朝ポストを覗いたらキッド様からの手紙が入ってたよ。
え？何？真さん宛の。
え？一体奴はなんと？あ！白紙…。
ええっ！？まさか今回の予告を白紙に戻すってことか？彼奴め空手の達人に恐れをなしたのか！白紙じゃないと思うよ。
ええ？これあぶり出しなんじゃない？フルーツっぽい匂いがするし。
おお？ああぶり出し？ととりあえずワシのライターで。
あ！何か文字が。
「いざ尋常に勝負怪盗キッド」。
ええっ？それだけか？ええ裏にも何も。
フフフ。
恐らく自分をあぶり出せるものならあぶり出してみろとの愚かしい挑発の類でしょう。
さあ園子蘭ちゃん。
着替えにまいりましょ。
あ…はい。
その前に…。
え？あ？おおっ！ええっ！あ！
（歓声）大人になってからじゃ。
頑張ってね真さん！あはい。
私信じてるから。
ええ。
守り抜いてみせます。
この拳に懸けて！さあ園子。
私も信じておりますよ。
あの約束をあなたが守ってくださると。
ええ。
もちろん。
園子に招かれ鈴木家を訪れた京極だが…
園子の母・朋子に嫌われてしまう
さらに怪盗キッドの話題にはしゃぐ園子の姿を見て…
《キッド様…》何事じゃ！？
（ボディーガード）そ相談役！我が名は京極真。
園子さんとお付き合いさせて頂いている弱輩者でございます。
お〜…園子のボーイフレンドの？して何用じゃ？怪盗某が狙う宝石をあなたが所持しておられるとお聞きしならばぜひ…この京極真を警備陣の末席に加えて頂きたいと。
（携帯の呼出音）彼はどういう男なんじゃ？空手家だとは聞いておるが。
ただの空手家じゃないわ！世界大会４００戦無敗！向かうところ敵無しの蹴撃の貴公子よ！ん〜よ…４００戦無敗！？
（中森）はぁ〜…宝石の展示室に警備を入れないでくれ！？怪盗キッドが盗みに来るんですよ！最新の防犯システムの邪魔になるからとさっき鈴木相談役から電話があったよ。
うぅ…ひ１人の男が拳銃を構えた奴らに囲まれてる！もちろん弾はＢＢ弾だがこの至近距離でこの人数。
しかも真ん中の男は視界を妨げるガスマスクを装着している。
とてもよけきれんと思うだろ？
（ボディーガード達）おぉっ…。
（茶木）世界最強の防犯システムだそうだ。
だが朋子が京極にそしてキッドが園子に
それぞれある賭けを申し出ていた
頑張ってね真さん。
あ…はい。
私…信じてるから。
ええ。
守り抜いてみせます。
この拳にかけて。
（朋子）さあ園子。
うん！うん！わたくしも信じておりますよ。
あの約束をあなたが守ってくださると。
ええ。
もちろん。
そう。
楽しみにしているわ。
（朋子）わたくしと賭けをしませんこと？
（京極）賭け…ですか？そう。
あなたが宝石を見事守り通せたならそれもさだめと受け入れ園子との交際を認める所存ですがそれが叶わずあの盗賊に凌駕された場合はきっぱりと園子を諦めてもらいます。
よろしくて？うっ…・キッドキッドキッド…・
（人々）キッド！キッド！キッド！キッドー！キッド！キッド！キッド！
（中森）なにぃ!?この博物館にキッドから手紙が届いただと？しかもまたこの男宛てなのか？
（機動隊員）はっはい…１００通ぐらい一気に。
（中森）ひゃ…１００通だと!?またあぶり出しのようですね。
おいおい！１００通もいちいちライターであぶってらんねえぞ。
ではロウソクと燭台を用意して頂けますか？ん？それであぶればいくらか手間が省けるかと。
う〜ん…。
おい誰か！ロウソクと燭台を持ってこい！な…何なんだ？こりゃ！「狙った獲物は逃がさない天下の大泥棒」。
「月下の奇術師に不可能はなし」。
「相手は世界最強の防犯システム？超ウケるぅ〜」。
ってどれもこれも大した内容じゃないじゃないか！
（機動隊員）下がって下がって！もう少し下がって下さい！・え〜…・・何だよ・
（機動隊員）これ以上近づかないように！《フフフ…もはや展示になってねえなぁ》《おっと！でも何だ？この大量の手紙は》《宝石を守ってる京極さんを動揺させるためか？》《それとも…》
（人々）キッド！キッド！キッド！
（アナウンス）…誠にありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
閉館の時間になりました。
本日は誠にありがとうございました。
（人々）キッド！キッド！キッド！フフフ…さあいつでもまいれ怪盗キッド！今日こそ目にものを見せてくれようぞ。
うん！お主がなぁ…。
ガハハハ…。
《嫌な予感がする。
何かうまく奴に乗せられているような…》どうしたの？コナン君。
あ…。
怖い顔しちゃって。
蘭ねえちゃん…。
えっ!?イヒヒ…。
どうかな？この服。
一番無難なの選んだんだけど…。
に…似合ってると思うよ。
そう？よかった！アハハ…。
《ぶ無難って…。
胸元開きすぎ》真さ〜ん！ん？あっ！私はこんな服だから忘れないでね〜！あ…。
はい。
では予告の時間まであと５分。
皆さんこの展示室から退去願います。
（京極）これより先事が終わるまでここへ入る者あらば何人たりとも敵とみなし渾身の限りを尽くして制圧しますので。
（一同）え〜！ああ…。
わかった。
後は頼んだぞ！よ〜し!!我々も何人たりともこの部屋に通すんじゃねえぞ！
（機動隊員達）オー！あ私ちょっとトイレ。
ねえ。
うん？それってキッドから届いた手紙だよね？ああ。
そんなにたくさんなら博物館の事務所に郵便局の人が直接届けにきたの？いいや。
園子お嬢様が郵便配達人から手渡しされたってさっき…。
《園子が…》その時あの服着てた？え？ご苦労さま〜!!ああ。
先に着替え終えて外の様子を見に出たら偶然顔見知りの配達人に出会ったって。
ちょっとその手紙見せて！袋から出さないから。
お…おい！《やっぱり…ブラックライトに反応しねえ！》《ってことはまさか園子…》て…停電!?《ごめんね…真さん》
（人々）キッド！キッド！キッド！
（ピッピッピッピー）て…停電！？《何か光ってる！しかもかなりの数…蛍光塗料!?》あれ？何か転がってきたみたい。
あ…ダメだ！蘭ねえちゃん離れて！え？
（プシュッ！）
（コナン・蘭）ワー！
（中森）ワー！
（機動隊員達）オー！
（中森）うろたえるな！いつもの麻酔ガスだ！ガスマスクさえ着けてりゃこんなもん！
（パシュッ！パシュッ！パシュッ！パシュッ！）お〜！あ…。
クソー！・あ…・・ウォッ…・おのれ〜キッド〜！
（園子）ギャー！《あ…この声は園子さん》
（ドアを叩く音）
（園子）真さん！入っていい？
（ドアを叩く音）あっ…！
（園子）真さん！！園子さん一体何が！？怪盗キッドがいきなり停電させて館内に麻酔ガスを充満させたのよ！私は隊員から渡されたこのガスマスクがあったから眠らされずに済んだんだけど。
（園子）他の隊員はキッドのトランプ銃でガスマスクを外されちゃって。
（いびき）な…なんと…！
（園子）ガスマスクに蛍光塗料みたいなものがついていたからきっと暗闇でその光を頼りにキッドは…。
（京極）ならば奴はまだこの近くに。
ううんもう逃げちゃったと思うよ。
え！だって停電の前に「宝石を頂いた」っていうキッドのカードが届いたらしいし。
バカな！宝石はこの通りずっと自分の首に…！
（園子）とにかく！明るい場所で確かめてみよ！その宝石が本物かどうか。
（園子）う〜ん…天窓の月明かりだけじゃわかんないわね。
（京極）ならば…ロウソクの明かりで…。
（園子）そっか！あぶり出し用のロウソクがあったんだ。
（園子）確か本物は緑色だったよね？あ…！赤！？赤く光ってます！
（園子）やっぱり…！キッドが偽物とすり替えたのね！
（京極）ししかし…一体いつどうやって！？
（園子）とりあえずはこの偽物は私が警部に渡してくるから！あはい。
真さんは眠らされた隊員たちの介抱をお願いね！え！？あなた…園子さんじゃありませんね。
な何言ってんの？私は本物よ。
この宝石は偽物だけど！宝石は本物だよ！ココナン君！？アレキサンドライトは青緑色系スペクトルの強い太陽光やこの博物館内の蛍光灯の下では暗緑色だけど赤色系スペクトルの強い白熱灯やロウソクの明かりの下だと鮮やかな赤色に変わる…。
つまり…あんな無意味なあぶり出しの手紙を大量に送ってよこしたのはこの場にロウソクを用意させるためだったってわけさ。
その手紙も前もってこの博物館のどこかに隠していた物を園子に変装して渡したんだろ？下手に郵便局を通してどこかで熱が加わったらあぶり出しにならねぇし。
その証拠に郵便局が使ってる区分管理用のバーコードがどの手紙にも付いてなかったぜ。
ブラックライトに反応するインビジブルインクがな！
（園子）じゃあキッドは私の服をひんむいて変装したっていうわけ？いいや。
（園子）う…！園子は自分で服を脱いでキッドに渡したんだよ。
キッドとの賭けを成立させるためにな。
賭け！？くっ！ああ自分に成り済ました怪盗キッドを京極さんが…。
見破れるかどうかってな！ああ！《チッかわしやがった！》《あっやべ！》奴は！？奴はどこに！？ハッ？ああっ。
（キッド）ハッハッハッ…！グリーン・エンペラーはちょうだいした！
（コナン・京極）くっ！まあ空を飛べない自らの無能さを呪ってください。
世界最強の防犯システムさん。
《野郎！》離れて。
え？え？フン！てや！い…。
いいっ！？《は柱を空手で！？》《ままさか柱を折って天井を落とす気か！？》《怖っ早くずらかろ！》ハーッ！フン！《うっそぉ…》《い…ひい》《と飛んだ！？》《ささすが世界最強》
（京極）さあ返して頂こうか…。
宝石も園子さんの心も！あ〜目当ての物じゃなかったので宝石はお返しできますが…お嬢様の心はそうはいかない。
な…何！？フッ…返すも何も…もともと盗れていませんから。
あっ…。
この賭けを持ちかけた時点でね。
いいいわよ。
その賭け乗ってあげるけどケガ…させないでね。
真さん来週大きな大会控えてるからさ
（ボディーガード）だ誰だ！？
（ボディーガード）か怪盗キッド！？やれやれ…どうやらここに私が来たことは内緒にできないようですのでご友人には適当なウソを…特に眼鏡のあの少年にはね…とまあ残念ながらケガは少々負わせてしまったようですが…。
賭けは完全に…。
お嬢様の勝ちですよ！フッ…。
（次郎吉）何ぃ！？身ぐるみをはがされてトイレに監禁されていたじゃと！？本当か！？園子。
ううん…まあ。
女にも容赦ねぇじゃねぇか！《フン！キッドにそう言えって言われたんだろ？》《共犯になっちまうから》じゃあまさかガスマスクに蛍光塗料をつけたのは…。
ごっ苦労様〜！うううう…！あの時か〜！くそ〜！キッドめ〜！いやしかしおぬしよくぞお宝を守ってくれたのぅ。
いえ…結局キッドには逃げられてしまいましたから。
申し訳ありません。
いやかまわんかまわん！勝負は次回に持ち越しじゃ。
その時こそ…！はいその時は必ずや…！いや〜よく言った！それでこそ世界最強の防犯システムじゃ！ガハハハ…！なかなか頼もしい青年じゃないか。
ええ真面目で朴訥で礼儀正しい強靭な男…。
フフフ…いじめがいがありますわ。
《怖っ》ごめんね真さん試すようなマネしちゃって。
あいえ。
そいでさ。
どの辺で気づいたの？あれがキッドの変装だって。
え？やっぱ私の方がプリティーだったとか？ねっねっそうでしょ！？あ…いや…。
実は…。
ん？ええ〜っ！！私と違ってキッドは人差し指より薬指が長かったぁ！？マジでそれで気づいたの！？ええ…対戦相手の身体的な特徴を瞬時に見抜く癖がついているので。
他に何かなかったの？私の方がピュアな感じだったとかさ〜！ピュ…ピュア？だから純粋〜とかけがれない〜とか。
う〜ん…。
悩むな！すすみません…。
んも〜！《まあホルモンの関係上女は薬指より人差し指が長くて男はその逆だと言われてるからな。
割と例外な人もいるようだけど》あっ私薬指長っ。
フフ…。
子育てに悩む…
何かとウワサのあの妻達が…
2014/10/04(土) 12:54〜13:54
読売テレビ１
名探偵コナン傑作選「怪盗キッドＶＳ京極真（前後編）」[字]
キッドから宝石グリーン・エンペラーを奪う予告状が届き、４００戦無敗の空手の達人、京極は警備をさせてほしいと次郎吉に直談判。当日、京極は１人で警護する事になるが…
詳細情報
声の出演
江戸川コナン：高山みなみ
毛利蘭：山崎和佳奈
鈴木園子：松井菜桜子
京極真：檜山修之
怪盗キッド：山口勝平ほか
番組内容
次郎吉のもとにキッドから宝石グリーン・エンペラーを奪う予告状が届く。京極は「キッド様が来る」と喜ぶ園子を見てキッドに嫉妬し、宝石の警備をさせてほしいと次郎吉に直談判。次郎吉は４００戦無敗の空手の達人、京極に警備を任せる事に。園子はキッドと京極、どっちを応援すれば良いのか迷っていた。予告日、博物館の展示室では京極が首からグリーン・エンペラーをかけて１人で警護。キッドからは京極宛てに手紙が届く・・・。
制作
【原作】
青山剛昌（小学館「週刊少年サンデー」連載中）
【監督】
山本泰一郎
【キャラクターデザイン】
須藤昌朋
【音楽】
大野克夫
【制作】
ｙｔｖ
トムス・エンタテインメント
番組ホームページ
ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｙｔｖ．ｃｏ．ｊｐ／ｃｏｎａｎ／
音楽
【オープニング曲】
「Ｇｒｅｅｄ」ＫＮＯＣＫＯＵＴＭＯＮＫＥＹ
【エンディング曲】
「ＲＡＩＮ ＭＡＮ」ＡＫＩＨＩＤＥ
おしらせ
【ｙｔｖアニメ情報】
まじっく快斗１４１２★１０月４日土曜夕方５：３０放送スタート！
ジャンル :
アニメ／特撮 – 国内アニメ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード（ステレオ）
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32725(0x7FD5)
TransportStreamID:32725(0x7FD5)
ServiceID:2088(0x0828)
EventID:41643(0xA2AB)