官兵衛はついに家康との対面を果たした。
(家康)先日こんな噂を耳にした。
ある時殿下がお伽衆に聞いたそうじゃ。
自分が死んだら次は誰が天下を取るかと。
いろいろ名前が出たらしい。
前田毛利上杉それにわしの名も。
フフッ。
だがいずれも殿下は「違う」とおっしゃる。
「肝心な男を一人忘れておる」と。
回想
(秀吉)黒田官兵衛じゃ。
あやつこそこのわしに勝るとも劣らぬ器を持っておる。
次の天下人は官兵衛に間違いない。
しかし黒田様はたかが12万石。
とても殿下に取って代わる力はございませぬ。
お主たちは官兵衛と共に戦っておらんから分からんのじゃ。
あやつは上に立つ器量を持っておる。
しかもあやつには黒田のそうそうたる勇士がついておる。
官兵衛に12万石しか与えなかったのはこのわしが生きているうちにあやつに天下を奪われると思ったからじゃ。
アハハハハハハハアハハハハハハ…。
(家康)官兵衛殿はわしが天下に野心ありと疑っておられるようだが殿下が恐れているのはわしではない。
お主じゃ。
(テーマ音楽)茶々…茶々茶々!
(秀吉)茶々…。
誠か?ご懐妊でございます。
茶々…でかした。
でかしたぞ茶々!ハハハハハハハハ…。
でかした!でかした!
(茶々)痛うございます。
すまんすまんすまん…。
大事にせねばな。
必ずやおのこを産んでくれ。
おのこでございます。
私には分かります。
必ずやお世継ぎを。
世継ぎじゃ。
(秀吉)三成。
(三成)はっ。
(秀吉)淀城の普請を急がせよ。
はっ。
これで豊臣家は安泰でございます。
(秀吉)安泰じゃ安泰じゃ。
茶々。
ようやったようやった!茶々懐妊の報せは九州にいる官兵衛のもとにも届いた。
(光)殿。
柿をお持ちしました。
(官兵衛)あ〜うまそうだ。
どうぞ。
(光)茶々様がご懐妊されたそうで。
本当におめでたい事で殿下もおね様もさぞお喜びでしょう。
いかがされましたか?この城を出て京に移ったのがよかったのです。
やはり八百年の都は何もかも違います。
おかげさまで子種を授かる事ができました。
茶々殿わざわざ挨拶に来るには及ばぬものを。
そういう訳にはまいりませぬ。
くれぐれも体をいたわるのですよ。
もはやそなた一人の体ではないゆえ…。
分かっております。
(茶々)ここにいるのは殿下のお子。
豊臣家の跡継ぎを無事に産んでみせまする。
母の気うつはおなかの子に障ると聞いております。
それゆえこれからは誰に気兼ねする事なく気ままに過ごすつもりでおります。
では。
(マグダレナ)今までどなたかに気兼ねしていたおつもりでしょうか?ハッハハハハハハハ…。
(善助)皆そろいましてございます。
うむ。
(長政)父上お話とは一体…?長政前へ。
…はっ。
わしは隠居し長政に家督を譲ろうと思う。
(善助)何ですと!
(太兵衛)隠居!?
(九郎右衛門)何故でございます?天下が近づくにつれ殿下は疑り深くおなりになった。
そしてこたびの茶々様のご懐妊。
(又兵衛)茶々様のご懐妊が殿のご隠居とどう関わりがあるのでございます?守るものが出来ると人は一層疑り深くなる。
今の殿下はお子に災いなすものを取り除くためならどんな事でもする。
わしが次の天下人などというのは今のところお伽衆相手の戯れ言であろう。
だが殿下の胸には疑いの種が埋まっておる。
それがいつ芽吹くか分からぬ。
黒田が生き残るにはわしが隠居しその疑いの芽を摘み取っておくしかないのだ。
それにお前たちの事もある。
我らの事?殿下は黒田には優れた家臣がそろっておると羨んでおられました。
我らは命を賭して殿下をお支えしてきた。
しかし今や殿下のお疑いのもとになっているという事か。
…厄介じゃな。
父上お待ち下さい。
家督を私に譲るなどまだ無理でございます。
長政…。
初陣以来6年お前は十分に場数を踏んできた。
家臣たちも支えてくれる。
(一成)若ご心配はいりませぬ。
若!若!若!長政。
全ては生き残るため。
よく考えるがよい。
はっ。
(長政)聞いたか?
(糸)おめでとうございます。
(長政)まだ決まった訳ではない。
(糸)殿に力がなければ父上も家督を譲るなどとおっしゃる訳がありませぬ。
(長政)力か…。
わしは先の戦で家臣を大勢死なせた。
そのような男に父上の代わりが務まる訳がない。
(糸)そのような弱気で何とします!殿が家督を継ぎお家を繁栄させる事で死んでいった者たちも報われます。
私も頂きます。
前祝いでございます。
あ〜おいしい!フフフフフ。
分かっておるのか?よいか?お前は黒田家当主の妻になるのだぞ。
今まで母上がやっていた事をせねばならんのだ。
わしが留守の時はお前が城を守るのだ。
それがどれだけ大変な事か…。
そんな事分かっております。
なんとかなりましょう。
なんとかなるだと?フフフフフ。
ハハハハハ…。
肝の太いおなごだ。
そういうところにほれたのでは?
(糸)ハハハハハハハハ…。
何を言うか!似ておる。
何がでございますか?わしが家督を継いだ時と…。
あの時も小寺家にお世継ぎが生まれ主君政職様は疑り深くなった。
父上が小寺家を乗っ取るのではないかと…。
父上は窮したあげくわしに家督を譲ると言いだした。
さぞ驚かれた事でしょう。
わしには務まらぬと思うた。
父上は越え難い高き壁であった。
長政にとっても同じ。
殿は険しい山なのでございます。
道しるべを示してやらねば長政には登れますまい。
自ら道を探さねば本人のためにはならぬ。
飲もう。
まあ…。
まあ。
フフフ。
フフフ。
酔うてしまいます。
フフフ。
隠居じゃと!?はっ。
藪から棒に何を申す!訳を言え訳を。
これまで殿下の天下統一を夢みてお仕えをしてまいりました。
しかし今や毛利島津徳川も殿下に従い残るは関東の北条を下すのみとなりました。
殿下子飼いの若い武将も育ち三成殿をはじめお奉行方もしっかりと殿下をお支えしております。
もはやそれがしの出る幕はございませぬ。
せがれ長政ももう21。
いつ家督を継いでもおかしくない年でございます。
官兵衛よ!お主の心は読めたぞ。
お伽衆との話を聞いたな?ハハハハハハハハハ…。
あれは戯れ言じゃ。
先走るな!官兵衛…。
わしはお主の隠居など絶対に認めんぞ!お主はまだ43ではないか。
9つも年長のこのわしが天下のために働いておるというのにお主がこのわしより先に隠居など断じて許さん!そこを曲げてお願い致しまする。
曲げん!この秀吉断じて曲げんぞ!殿下。
何じゃ?黒田殿の隠居をお許しにならぬのは何故でございますか?当人が隠居したいというのであればお許しになればよろしいではございませぬか。
もはや黒田殿のような軍師がいなくとも豊臣の天下は揺るぎませぬ!わしは時々官兵衛の知略が恐ろしくなる。
関白をも恐れぬ物言い憎らしく思う時もある。
ならば…。
三成…これ以上わしと官兵衛の事に口を出すな。
よいな!
(直政)黒田官兵衛が隠居を願い出たそうでございます。
(康政)まだ若いではないか。
何故?さあ…。
殿下のお許しは出なかったようでござるが…。
(家康)フン。
官兵衛め先手を打ちおったわ。
(直政)先手?関白にあらぬ疑いを持たれる前に隠居を願い出たに相違ない。
(忠勝)もし黒田官兵衛が隠居すれば関白のそばにあって間違いを正す者がいなくなり豊臣の屋台骨が揺らぐ事にもなりましょう。
当家にとっては黒田殿に早く隠居してもらいたいものですな。
(忠勝)全くもって。
(笑い声)秀吉は天下人として絶頂を迎えつつあった。
奈良の東大寺をしのぐ巨大な大仏を京に造りその絶大な権力を誇示していた。
(秀吉)よしよし。
うむ。
茶々これがな陸奥の帆立てじゃ。
そしてこれが越後の鮭じゃ。
そしてこれが若狭の鯖じゃ。
さあ好きなだけ食うがよい。
ん?いかがした?茶々のために用意したのじゃぞ。
食べつけぬものを食べてこの子に障りがあれば一大事にございます。
そうじゃ。
そのとおりじゃ。
何をしておる!早く下げぬか!
(一同)はい。
このような生臭いものを用意しおって。
早く下げろ!何やら寒気が…。
それはいかん。
何か羽織るものを用意致せ。
はい。
体を冷やしてはいかんからの。
お主一人の体ではないからの。
さあさあさあさあ。
優しくな優しく。
さあさあ…。
どうじゃ?少しはぬくうなったか?殿下。
ん?何じゃ?ここは落ち着きませぬ。
早う淀の城に移りとうございます。
よし分かった。
淀城の普請を急がせる。
小一郎を呼べ!はい。
おっ何じゃ?眠くなったか?床の用意を致せ!はい。
よしよしよしよし。
体を冷やさんようにな。
茶々が眠るまでわしがついておるからの。
茶々…ん?茶々…茶々…。
2月事件が起きた。
(三成)増田殿。
(長盛)これじゃ。
今朝城門にこの落首が貼られていた。
殿下が大仏に金銀を費やした事をからかっておるのじゃ。
まだある。
殿下が茶々様に夢中なのを揶揄したか…。
(雷鳴)
(三成)既に城門の番人17名を捕らえ調べを進めております。
ハハハハハハハハハ…。
うまい事を言いおる。
(雷鳴)この年で子ができた事への当てこすりか。
ハハハハハハハハハハハハ…。
このわしの事は構わんが…茶々の事は…。
(雷鳴)許さん!あ〜!あ〜!
(秀長)兄者のお怒りは尋常ではござらぬ。
城の門番17名が責めを負わされ拷問の末死罪に処せられました。
あ〜。
(秀長)そればかりか疑わしいと思われた者は手当たりしだい年寄り女子ども匿った者までもが容赦なく…。
その数…100人以上…。
100人…。
なんとむごい事を…。
殿下はそのような事をなさるお方ではなかったはず…。
天下人の座は人を狂わせるのか…。
このままでは豊臣家は…。
殿。
おね様から書状が届きました。
おね様は何と?大坂へ来てほしいと…。
落首の一件であろう。
殿下をお諫めできるのは殿しかおられぬという事ですか?おね様は長政の命をお救い頂いた黒田の恩人…。
その恩人の頼みとあらば行かねばなるまい。
…はい。
されど…。
回想落首の一件では100人以上が死罪となっております。
今の秀吉様をお諫めしてお聞き届け頂けるでしょうか…。
それどころか無事でいられるかどうか…。
主君を諫めるのも家臣の務め。
殿…。
官兵衛。
淀城が出来上がった。
なかなかよい城じゃ。
茶々も大層喜んでおった。
ハハハハハハハハハハ…。
して何用じゃ?フッ。
何がおかしい?人は子ができるとここまでもうろくするとは思いも寄りませなんだ。
何じゃと!?今殿下のお子を世の人々は待ち望んでおりましょうか?お控えなされ!先の落首の件甚だよろしくありませぬ。
科人が誰だか分からぬゆえ疑わしき者をまとめて殺すなど言語道断。
黒田殿!殿下はこれまで人を殺さずに味方に取り込む事で信長公の死から僅か数年で天下を手になさいました。
されどこたびの一件で人々の心は殿下から離れてしまいました。
茶々様のお子を皆が待ち望むような世にせねば豊臣家の先行きは危のうござる!
(三成)黒田殿無礼でござるぞ!殿下は既に齢50を越えております。
お世継ぎが長ぜられる頃には既に殿下はお亡くなりやもしれませぬ。
その先も豊臣家の天下は長く続きましょうか。
生まれてくるお子のためにもとくと考えて頂きたい。
官兵衛…。
ハハハハハハハハハハハハハ…。
だからこそわしは官兵衛を手放せんのじゃ!ハハハハハハハハハハハハ…。
相分かった!科人探しはもうやめじゃ!世の中をパッと明るくしこのわしの子の誕生を祝ってもらえるよう取り計らう。
三成!はっ。
金を集めよ。
は?皆に金を配るんじゃ!このわしの子の誕生の前祝いじゃ!アッハハハハハハハハハハハハハハハハハ…!前祝いじゃ前祝いじゃ!金じゃ金じゃ!金を集めるんじゃ!金を配るんじゃ!前祝いじゃ!金を配るんじゃ!
(大名)ありがたき幸せ!うむ大儀である。
この時配られたのは金6,000枚銀2万5,000枚だったという。
官兵衛。
隠居などやめてこのわしに仕えよ。
殿下…。
一度口にした事を引っ込めてはこの官兵衛の男が立ちませぬ。
何とぞお許しを。
フフフフハハハハ。
頑固な男じゃのう。
う〜んう〜ん…。
う〜ん…。
う〜ん…。
ならば官兵衛これはどうじゃ?長政に家督を譲るのは許す。
じゃが隠居は認めぬ。
これからは黒田の当主としてではなく一人の男黒田官兵衛としてこのわしに仕えるというのはどうじゃ?分かりました。
そういう事であれば喜んでお受け致しまする。
ハハハハハハハハ…。
そうか官兵衛!ハハハハハハハハハ…。
三成。
ハハハハハハハハ…。
ホホホホハハハハハ…。
あ〜かわいいのう。
かわいいのう。
ハハハハハハハ…。
茶々よくやった…よくやった。
おのこでございます。
(秀吉)そうか…おのこか。
ようやくじゃ…ようやくわしの跡継ぎができた。
ハハハハハハハハ…。
茶々…。
殿下…。
ようやった。
ようやった…。
よし。
お前は棄と名付けるぞ。
(茶々)棄…。
棄とはおかしな名でございますな。
昔からな捨てられた子はよく育つという言い伝えがあるんじゃ。
お前は棄ですよ。
(秀吉)そうじゃ。
棄…ハハハ。
お〜。
かわいいのう…。
無事お生まれになったとの事。
お世継ぎにございます。
そうか!世継ぎか!あ〜よかった…。
おめでとうございます。
くれぐれも淀殿をいたわってやりなさい。
はい。
ようやく豊臣家に跡継ぎが…。
淀殿はなんという運の強いお方。
すぐに祝いの品を手配しなさい。
…はい。
いかがした?浮かぬ顔をして…。
確かにお家にとってはこの上なくめでたき事…。
されどこれを機に淀の方様は石田様を使ってますます権勢を欲しいままにするのかと思うと…。
やめなさい。
考え過ぎじゃ。
このようなめでたい時に何を心配しておる。
申し訳ございませぬ。
さあ忙しくなりますよ。
祝いの品を。
はい。
官兵衛は長政に家督を譲り長政には秀吉の推挙により官位が授けられた。
「黒田長政従五位下甲斐守に推挙する」。
はっ。
豊臣家の御ため身命を賭してお仕え致しまする。
頼んだぞ。
はっ。
(おね)あ〜。
長政立って一回りしてみなさい。
おかか様もう子どもではありませぬ。
長政!さあ。
本当に立派になって…。
あの松寿がついに黒田の当主とは…。
これも全ておかか様と半兵衛様のおかげ。
あの時命をお救い頂いたゆえにございます。
黒田家当主としてこれからも豊臣家を支えておくれ。
それがしには守るべきものが2つございます。
一つは黒田の家。
そしてもう一つは大坂のおかか様にございます。
(正則)我らおね様…いや北政所様に育てられた者は皆兄弟も同然。
何があっても北政所様をお守り致しまする。
正則長政。
そなたたちの気持ちはこの上なくうれしい。
されど徒党を組んで家中に争いを持ち込むような事はしないでおくれ。
家中で徒党を組んでおるのは我らではなく三成でございます。
淀殿がお世継ぎをお産みになってからというもの一層大きな顔をして…。
そして関東にも嵐が吹き荒れようとしていた。
(直政)これ以上殿下の上洛の命をないがしろにされますと縁者である徳川家といえどもおかばいする事はできませぬ。
(北条氏政)上洛はせぬ。
すれば何かと難癖をつけ関東の地を奪うに相違ない。
そのような事はござりませぬ。
(氏政)わしは関白を信用しておらぬ。
お怒りを買いますぞ。
この小田原は武田信玄や上杉謙信に囲まれても落ちなかった城じゃ。
攻め来るというなら迎え撃つまで。
坂東武者の手並み存分に見せてくれよう。
若殿はそれでよろしゅうございますか?無論。
父に従うまで。
ならばこれ以上言う事はない。
覚悟が出来ておられるようじゃ。
(善助)いよいよ小田原攻めでございますか?
(太兵衛)小田原城は難攻不落の城。
大きな戦となりましょう。
天下統一の仕上げにとんでもない虎が残りましたな。
殿下の野心は小田原では終わりそうもない。
天下統一が成ったあとは明…。
この先も大殿の隠居は認められそうにもありませぬな。
お前たちの隠居もまだまだ先じゃ。
(3人)はっ。
これからも戦は続く。
我らどこまでも大殿にお供致します。
それがし黒田官兵衛と申す!つまらん!
(利休)このままでは世の乱れのもと。
(三成)裏で手を組み殿下を亡き者にせんと企てておると。
面白い。
殿下は天下人の器にあらずと世の笑い者になるぞ。
ハハハハハ!
(利休)今しかございませぬ。
取り返しがつかなくなる前に…。
天正15年1587年。
秀吉は京の都に新たな住まい聚楽第を造りました。
金をふんだんに使い豪華絢爛な建物でした
周辺の武家屋敷にも金箔瓦が使われました
官兵衛も聚楽第の近くに屋敷を構えたのです
宇治川と桂川の合流点にある淀。
秀吉は茶々が懐妊すると数万人を動員してお産の場所として淀城を築きました。
更に前祝いにと大量の金銀を大名や公家たちに配ったと伝わります。
やがて待望の嫡男鶴松が誕生します。
跡取りを得た秀吉は天下統一に向け官兵衛と共に小田原攻めに向かうのです
2014/10/04(土) 13:05〜13:50
NHK総合1・神戸
軍師官兵衛(39)「跡を継ぐ者」[解][字][デ][再]
官兵衛(岡田准一)は秀吉(竹中直人)から「次の天下人」として警戒されていると知り、長政(松坂桃李)に家督を譲ろうとする。そんな中、茶々(二階堂ふみ)が懐妊する。
詳細情報
番組内容
官兵衛(岡田准一)は家康(寺尾聰)から、秀吉(竹中直人)が「次の天下人」として自分を警戒していると聞きがく然とする。疑念を解くため長政(松坂桃李)に家督を譲ると申し出るが、秀吉は認めてくれない。そんな中、茶々(二階堂ふみ)が懐妊。実子がいなかった秀吉は大喜びするが、茶々に夢中なことを風刺した落書に激怒し、疑わしき者を次々と処刑する。秀吉の暴走を止めるため、おね(黒木瞳)は官兵衛に説得を依頼する。
出演者
【出演】岡田准一,中谷美紀,寺尾聰,松坂桃李,二階堂ふみ,濱田岳,速水もこみち,高橋一生,塚本高史,田中圭,高畑充希,嘉島典俊,石黒英雄,東幹久,塩野谷正幸,中村育二,石野真子,伊吹吾郎,有薗芳記ほか
原作・脚本
【作】前川洋一
ジャンル :
ドラマ – 時代劇
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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