こんにちは。
大型で非常に強い台風18号は、勢力を保ったまま、沖縄の東の海上でスピードを落とし、南大東島を暴風域に巻き込みながら北上しています。
南大東島から中継です。
久野村さん。
私は今、南大東島の中心街にあるホテルの屋上の壁で、風をしのぎながらお伝えしています。
近くにいる人の声も聞こえないほど、ごーごーとすごい音を立てて、風が吹いており、木々やサトウキビも大きく揺れています。
また横殴りの雨が降り続いていて、きのうは見渡せた町並みが、今は白く曇っています。
地元の気象台によりますと、南大東島は現在、暴風域に入っており、けさ午前8時前には最大瞬間風速38.9メートルを観測しました。
村では現在、6人の住民が、村の施設や集会所に避難しており、屋根が飛ばないかなど、不安な時間を過ごしています。
南大東島ではきょう、最大瞬間風速65メートルという猛烈な風が予想されており、これは樹木や電柱が倒れるほどの風だということで、気象台は警戒を呼びかけています。
台風は今後、午後6時から午後9時ごろにかけ、南大東島に最接近すると見られ、役場では島内を巡回するなど、職員が24時間態勢で警戒を続けています。
以上、南大東島からお伝えしました。
台風は、あすは進路を次第に東寄りに変え、あさって月曜日にかけて、暴風域を伴ったまま、西日本から東日本に接近するおそれがあります。
西日本と東日本では、台風の北上に伴い、あす以降、風が強まり、海も大しけとなるでしょう。
また前線の活動が活発になるため、太平洋側を中心に、雨が強く降る見込みです。
早めの備えが必要です。
火山災害としては、戦後最悪の御嶽山噴火から、きょうで1週間。
行方不明者はいまだ16人います。
台風18号が接近する中、大規模な捜索が再開しています。
中継です。
浅野さん。
御嶽山から南東におよそ5キロ離れた王滝村の登山口です。
御嶽山は現在、うっすらと雲がかかっていますが、はっきりと見ることができます。
噴煙も確認できますが、これまでより少し少ないように感じられます。
捜索活動は、空と地上から自衛隊、警察、そして消防のおよそ1000人態勢で再開しています。
本格的な捜索再開は3日ぶりです。
地上部隊の先遣隊は、午前6時30分に山頂を目指して登山を始めました。
山頂付近は、きのう朝まで降った火山灰がぬかるんでいて、隊員は歩きにくそうに登っていました。
本隊には、午前9時に前進が指示されました。
現在、捜索隊の本隊は、9合目まで到着したのが確認されています。
一方、ヘリ部隊は、中型機に104人の隊員が乗り込んで山頂を目指していました。
当初、大型ヘリを使った210人の大量輸送を予定していましたが、山頂付近が泥のような状態で、使用することができませんでした。
長野県はきのう、御嶽山に取り残されたと見られる行方不明者が16人いると発表しました。
きょうの捜索から自衛隊が地雷除去に使うプラスチックにも反応する探知機を持ち込んでいます。
登山道や山小屋以外に捜索範囲を広げています。
噴火から1週間がたち、木曽町では噴火した時間の午前11時52分に、町民全員で犠牲者へ黙とうすることにしています。
きょうも木曽町には、行方不明者を捜す20人の家族が待機しています。
台風18号が接近して、条件が悪化する中、正念場の捜索が続いています。
以上、中継でお伝えしました。
北朝鮮のキム・ジョンウン第1書記の側近である、ファン・ビョンソ総政治局長が、インチョンアジア大会の閉幕式に参加するため、きょう午前、韓国を訪れました。
北朝鮮の最高幹部である、ファン・ビョンソ総政治局長らは、今夜開かれるインチョンアジア大会の閉幕式に参加するため、午前10時過ぎにインチョン空港に到着。
先ほど、インチョン市内のホテルに到着しました。
韓国の統一省は、今回の訪問が、南北関係改善のきっかけとなるよう期待するとしています。
2014/10/04(土) 11:25〜11:35
読売テレビ1
NNN ストレイトニュース[字]
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