ホワイト:どうもホワイトです。
テンカイナイトの大活躍で地球と惑星キューブの危機は救われました。
このあとはグレン君たちの平和な学園生活がずっと続く…と思うのですがどうでしょうか?
(セイラン)平和だね。
(チュウキ)ほんと何にも起きてなかったみたいだ。
(トクサ)でもさ俺ら…うわっ。
悪い悪いこっち投げて。
(グレン)少しは周りを見てよ。
世界を救ったのにボールぶつけられるのかよ。
(笑い声)それでいいんだよ。
誰も知らないけど俺たちは世界を救った。
それでいいんだ。
何だ?惑星キューブは平和になったんじゃないの?向こうで何かあったんだ。
(みんな)ホワイトさん!
(ホワイト)大変ですヴィリウスが復活しました。
えぇ?なぜです?わけわかんねえ。
やっつけたのに。
皆さん落ち着いてください。
今状況を説明しますから。
惑星キューブで何があったんです?なんでヴィリウスが復活したんですか?それは…。
(ヴィリウス)このままでは終わらぬ。
終わらぬぞ。
(ヴィリウス)世界を支配するまで死んでたまるか!!
(ノトス)我々はヴィリウスを復活させるべきではないだろうか。
(ボレアース)何を言い出すんだ。
ようやく世界は平和になったというのに。
(ノトス)いずれ必ず第2第3のヴィリウスが現れるだろう。
だとすればヴィリウスを復活させ我らの支配下においておけば安心だ。
(ゼピュロス)一理ある。
(エウロス)しかし危険な選択だ。
私は反対する。
世界のために復活させるべきだ。
(エウロス)では採決をとろう。
私は反対だ。
復活を賛成だ。
(ゼピュロス)賛成だ。
(エウロス)私は…。
うっ…私は…。
賛成だ。
合意は得られた。
ヴィリウスを復活させる。
採決のままに。
(みんな)ボレアースノトスゼピュロスエウロス4つの力4つの方角4つの元素。
すべては広がりすべてはめぐる。
善が生まれれば悪が生まれ悪が生まれれば善が生まれる。
めぐる命の果てにヴィリウスよよみがえれ!ヴィリウスよ。
よみがえれ。
さぁ世界の名のもとに悪をなすがいい。
〜おぉ…なんとすばらしいエナジー。
我が輩は復活したのです新生ヴィリウスとして!違う。
あの姿ではこの世界まで乗っ取られてしまう。
我らは悪しき復活をさせてしまった。
うぉ〜っ!!
(みんな)あぁっ!!〜ふふふふ…神にも等しいガーディアンさえも我が輩のしもべ。
もはや我が輩の敵はこの惑星キューブにはいないのです。
ハハハハ…!ガーディアンが世界のバランスを保つためにヴィリウスを!?なんだってそんなことしたんだよ。
それを私に言われても…。
(チュウキ)ガーディアンは…ガーディアンはどうなったんです!?わかりません。
もしかしてブライノックスたちもよみがえったんですか?それも…わかりません。
こうなったら俺たちの目で確かめよう。
(3人)うん!どうしたんだ?ビーグいったい何があったんだ?
(ビーグ)ヴィクリプス軍がものすごい数で攻めてきています!
(チュウキ)スライガーだ!ブライノックスもいるぞ!奴らは滅ぼしたはずなのに…。
それだけじゃない。
フフフフ…久しぶりですね。
ヴィリウス!地獄からよみがえったのか!?あなたたちに復讐するために…いえ世界をこの手に握るために…地球を支配するために!地球を!?なんかあいつの声若返ってない?色も違う。
いけブライノックススライガー!
(2人)おうっ!
(スライガー)スライガーXモードコンストラクション!
(ブライノックス)ブライノックスXモードコンストラクション!俺たちもXモードだ。
(3人)おう!
(みんな)Xモードコンストラクション!Xモード封じ!うわ〜っ!
(みんな)うわ〜っ!もはやあなたたちのXモードは封じられたのです。
我が輩の新たなる力なのです。
Xモードになれないあなたたちなど我が輩にとっては虫けら同然なのです。
うお〜!とりゃ!Xモードになれないなんてやばいぜ!こうなったらファイヤーバードだ!
(3人)おう!
(みんな)ファイヤーバードコンストラクション!スライガーたちをやっつけるぞ!くだらん…小手先の技なのです。
ヴィルバットコンストラクション!言ったはずです。
もはや我が輩の敵ではないと!
(みんな)うわ〜っ!さぁて我が輩の力を見せてあげましょう。
さぁテンカイドラゴンよよみがえりなさい。
テンカイドラゴンよ我が輩の命令に従いこの世界を焼き払いなさい。
(咆哮)やめろヴィリウス。
あなたはそこで世界が奪われるのを黙って指をくわえて見ていればいいのです。
自分が何もできないことを思い知るのです。
くっ…。
(咆哮)あなたは!黒騎士!〜うぅ…うおお…。
ヴィリウス様!お気を確かに!体が…体が焼けるように熱い!
(玄)早く逃げろ!今ヴィリウスはエナジーを吸収しきれずに苦しんでいる。
だが吸収すればもっと強くなるぞ。
お前たちに勝ち目はない。
だからって逃げ出せるか!
(ビーグ)逃げてください!私たちも必死に逃げます。
だから勇者様も!ビーグ…。
退くこともまた勇気です。
チクショー!!さぁさぁ皆さん元気を出してお茶でも飲みましょう。
俺たち今そんな気分じゃないんだよ。
ヴィリウスたちに完敗しちゃったんです。
手も足も出なかった。
クソッ!ええ見ていました。
確かに手も足も出ませんでしたね。
しかしドラゴン復活は阻止できました。
今日はそれだけでよしとしましょう。
あれは黒騎士がやったんだ。
ホワイトさん教えてください。
なんでドラゴンは黒と白のキューブに分裂したんですか?ホワイトさん!
(ホワイト)ヴィリウスは事を急ぎすぎました。
テンカイドラゴンは世界の力の源。
善と悪の両面を持ったものです。
(ホワイト)ヴィリウスはあなたたちの体からドラゴンキューブを引きはがしました。
そして悪の命令に無理やり従わせようとしたのです。
ドラゴンの中では善と悪とが渦巻いて争っていました。
もしも普通であったら黒騎士の攻撃などドラゴンは受けなかったでしょう。
ですがヴィリウスが事を急いだためドラゴンは2つに分割されました。
白と黒善と悪のドラゴンキューブに。
そして善のキューブはあなたたちと合体し悪のキューブはすべてヴィリウスと合体した。
俺たちが善?ちょっと待ってよ。
悪のドラゴンキューブを吸収したヴィリウスはもっと強くなるってことですか?恐らく。
あ〜恐らくなんてひと事みたいに言ってくれちゃって。
復活したヴィリウスにも何の攻撃もできなかったのに更にパワーアップしたら…。
そうですね今のあなたたちならかなわないでしょう。
まぁそんなに落ち込まないでください。
なんとかなりますから。
はぁ。
そういえばヴィリウスの奴地球を支配するって言ってたよね。
あぁヴィリウスはもう地球があることを知ってしまったから俺たちが地球を守るために戦わなきゃならない。
なのに俺たちボロボロにされて逃げ帰ってきたんだぜ。
クソッ今度ヴィリウスが攻めてきたら…。
(ブライノックス)なぁヴィリウス様大丈夫かな?
(スライガー)大丈夫ですあいつらもついています。
どうもあいつら好きになれないんだよな。
神にも等しいガーディアン。
それさえ支配してしまうヴィリウス様のすごさですよ。
そうは言ってもなんかいけすかないんだよな。
ヴィリウス様もあいつら…。
(ヴィリウス)我が輩がどうかしましたか?ヴィ…ヴィリウス様!そのお姿は!フフッこれこそ悪のドラゴンキューブの力を手に入れた我が輩の新たな姿なのです。
直ちにスペクトロスを攻めましょう!このブライノックスにお任せを!Xモードにコンストラクションできないテンカイナイトなど俺一人で十分です。
何をバカなことを奴らを甘く見ると…。
やめい!ブライノックス君あなたに任せてみましょう。
ははあ!あははっそれ!ニャー。
あっパパだ!
(ドアの開く音)おかえり。
ただいま。
今日は早かったね。
あぁたまにはお前と夕飯を一緒に食べようと思ってな。
うん!さ〜て何作ろうか。
何でもいいよ。
それがいちばん困るんだよ。
ふふっ。
確か冷蔵庫に鶏肉があったな。
じゃあチキンソテー。
よ〜し決まり!ねぇパパ。
うん?あのね今のままの俺じゃできないことがあってでもやらなきゃいけないとしたらどうしたらいいんだろう?う〜んそうだな…。
よくわからないけど今のお前にできないなら今のままじゃなくなればいいんじゃないかな?今のままじゃなくなれば?そうか!そうだよね!だからさ今のままじゃなくなればいいんだよ。
そっか!今のままじゃなくなればいいのか。
ってすぐわかっちゃうんだ。
言ってみただけ。
それはそうとしてでもどうやって?それはつまり…。
あれ?ん〜う〜ん…。
考えてないのかよ!あいやパパに言われたときはすっごくいいと思ったんだけど実際にどうするかまでは…。
でもさ気がついたことがあるんだ。
俺たちにあってあいつらにはないものが1つだけある。
何それ?友情だよ!
(3人)友情?そう!俺たち4人が力を一つにすればできないことは何もないと思うんだ。
そうだね。
まただ。
よしみんな行こう。
(3人)うん。
(玄)よせ行くな。
お前たちじゃヴィリウスは倒せない。
だとしてもだ。
もし倒せなかったとしてもビーグたちが苦しんでいるのを黙って見ているわけにはいかない。
じゃあ好きにしろ。
一応俺は止めたからな。
ありがとう玄。
俺たちのこと心配してくれてんだよね?そんなんじゃない。
さぁホワイトさんの店に急ごう。
(3人)おう!
(ビーグ)ご無事でしたか勇者様!ビーグも無事でよかった。
はいなんとか。
それよりヴィクリプス軍が西から攻めてきています。
みんな行くぞ!
(3人)おう!
(みんな)うお〜っ!いけいけ!スペクトロス軍を踏みつぶせ!誰だ!ブライノックス!俺たちが相手だ!フハハハ!懲りない奴らめ!また蹴散らしてくれる!今度は絶対に勝つ!
(みんな)それっ!うわ〜!あがっ!あ〜!わわわっ…!大丈夫かヴァローン?だ…大丈夫。
小さい!小さい!小さい!たあっ!うわっ!ブレイヴン!ふん!そんなものでこの俺を…ん?えい!えい!えい!ああっ!え〜いムダなことを!しょせんお前たちは俺の敵じゃないんだよ。
はぁ!
(2人)うわぁ!どうしたもうおしまいか?クソ…やっぱりかなわないのかよ。
そんなことはない…。
そうだ俺たち4人がひとつになってできないことなんかない!そうそう簡単にやられるようじゃつまらんからな。
少しは骨のあるところを見せてみろ!トリビュトン鎖を狙え!よっしゃ〜!ライデンドールチェーンナイフだ。
おう!なんだ!?いけヴァローン!任せとけ!動きは止めた!うぉ〜!何だ?違う。
いつもと違う力が俺の体にこみ上げてくる!俺も。
俺も。
僕もだ。
なっなんだと!?姿が変化しやがった!バーニング・メテオ・シュート!させるか!ぎゃあ!!覚えてろよ!
(笑い声)すごいよグレン。
新しい必殺技だね。
俺たちだってすごいよ。
新しい姿になったんだぜ!あのとき何が起こったかわからないんだ。
気がついたら必殺技を叫んでた。
それはあなたに炎の属性があったからです。
炎の属性?見つけましたよテンカイナイトの秘密基地を。
どうもナビシステムです。
今日紹介するのは炎の属性に目覚めた姿。
では次回もお楽しみに。
2014/10/04(土) 09:00〜09:30
テレビ大阪1
テンカイナイト「新たなる戦い」[字]
異世界の勇者・テンカイナイトとして、惑星キューブの平穏を取り戻し、地球を守ったグレンたち四人。だがしかし、新たなる戦いの舞台へ引き戻されることに。その敵とは…?
詳細情報
あらすじ1
第27話「新たなる戦い」
ヴィリウス、そして悪のテンカイドラゴンとの激闘からしばしの時間が過ぎ、グレンたちテンカイナイトは地球で平穏な時間を過ごしていた。そんなある日、コアブロックが激しく光り始める。平和になったはずの惑星キューブに何が起きているのか?4人はホワイトの店へと向かう。
あらすじ2
ホワイトからは、ヴィリウスが復活したという事実が告げられた。しかもその復活は、ガーディアンたちの手によるものだという。その真相を確かめるため、惑星キューブへ向かったテンカイナイトの前にあらわれたのは、姿が若返り、今まで以上のエナジーを手に入れた、ネオ・ヴィリウスの姿だった。
新たなる戦いの幕が開くのであろうか?
出演者
【[声]】
グレン/ブレイヴン:高橋めぐる
セイラン/トリビュトン:神田朱未
トクサ/ヴァローン:水間まき
チュウキ/ライデンドール:種田梨沙
ゲン/黒騎士:沢城みゆき
ホワイト:藤原啓治
ビーグ:茶風林
ヴィリウス:秋元羊介 ほか
原作脚本
【シリーズ構成・脚本】大野木寛
スタッフ
【監督】本郷みつる
主題歌
【オープニングテーマ】
「Get the glory」
歌:中ノ森文子
【エンディングテーマ】
「伝説のFLARE」
歌:Pile
制作
小学館集英社プロダクション
SPIN MASTER
テレビ東京
ホームページ
http://ani.tv/tenkaiknight/
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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