あさイチ「あなたの周りにも“お産トラウマ”」 2014.09.17

いよいよ出版されるのでしょうか。
ごきげんよう。
さようなら。
生字幕放送でお伝えしますおはようございます。
イノッチ⇒9月17日、水曜日の「あさイチ」です。
やっぱり戦火の中、大事に持っていて夢を諦めなくて、こうやって。
つながるんだよ。
柳澤⇒やっとドラマが暗いところから少し明かりがあるところに進んできたのは救いのような気がします。
有働⇒村岡印刷さんが、ちょっと老けていて、金曜日はぴちぴちの鈴木さんだったんですけれども不思議な気持ちです。
見てる途中、山口もえさんが何か聞こうと思ってることがあったんだけど忘れちゃったといってそれが引っ掛かっていて。
私も言いたいんですけれど思い出せないんですよ。
思い出したら言いますから。
有働⇒ゲストはくわばたさんと山口さんです。
よろしくお願いします。
まず特集です。
新しい命を産み出す、出産。
女性にしか味わえない感動と幸せの瞬間。
皆さん、そんなイメージありますよね?でも、現実はちょっと違うようなんです。
30代から40代のあさイチサポーターに自分の出産の点数をつけてもらうと…。
80点、50点、60点中には0点という低い点数も。
皆さん、お産に関して納得できないことがあるようなんです。
まずは、60点のこちらの方。
納得できない理由はお産のときの自分自身の行動だといいます。
想像以上の痛さでパニックになり分べん台から逃げ出そうとしたんだとか。
一方、減点の理由はお産について分かってくれない家族のふるまいだという人も。
病院へ向かう途中陣痛で苦しむ妻を車に残してコンビニへ立ち寄ったとか。
さらに、この方も家族への不満が。
あの人のことばに傷ついたとか。
お産のあと、出血が止まらず貧血状態のときにしゅうとめがひと言。
それぞれ皆さん、お産に関して根深いわだかまりを抱えているんですね。
7月の放送ではお産のわだかまりが深刻な心の傷につながることも明らかになりました。
帝王切開と心の傷についてお伝えしたところ、10分間のコーナーに1200通ものファックスが殺到したのです。
「子どもの命を思っての帝王切開。
11年たった今も、苦しいです」という40代女性。
「頑張らなかったわけじゃないという放送に涙が止まりませんでした」という声が20年前に出産した女性から。
帝王切開をはじめお産をきっかけに、深い心の傷いわば、お産トラウマを抱える女性が多いことが分かったのです。
こちらの女性は19年前のお産トラウマが、その後の子育てにまで影響したといいます。
お産トラウマの育児への影響について学術的な研究も始まっています。
常盤洋子さんは出産時の心理状態を調べお産の満足度が低いと母親意識も低くなることを明らかにしました。
元気な子どもを育てるためにはママが元気に。
これから出産するあなたもそして、すでに出産したあなたも。
お産トラウマを解消するために何が必要か一緒に考えましょう。
山口⇒本当お産は命懸けですからね。
私も出産しましたけど理想どおりだったかというとそうではないですね。
本当に命懸けという気持ちで。
命懸けで挑んで無事に生まれてきてくれて、それだけでもよしとしようと私は思いました。
くわばた⇒私は2人産んでいるんですが2人目は早く産まれると聞いていたんですね、実際2人目のほうがなかなかおなかの中の位置が悪くて子宮口が開いているのに出せない状態で痛くて痛かったんですが、お産のトラウマではなくお産の思い出になっています。
痛かったけどというのが私は思い出になっているので。
その違いは何なんでしょうね。
ファックスで募集したいと思います。
ご意見、体験談お産のわだかまりがあったかどうか、それをどう乗り越えたかどうか専門家もきょう、いらっしゃいます。
お産に関する質問にもお答えします。
リポーターは中村さんです。
中村⇒きょうはお産トラウマがテーマです、番組でお産に関するアンケートを取ったところ2400通を超える回答がありました。
その回答の一部がこちらです。
その声は後ほど詳しくご紹介します。
出産で何らかのわだかまりがあると答えた方は、およそ4割にも上ったんです。
この声を詳しく見ていきますとトラウマになる原因がいくつかあることが見えてきました。
出産の挫折感が育児にまで影響したというケースです。
広島県に住む沢村みゆきさんです。
沢村さんがお産トラウマになったのは26歳のとき1人目の出産がきっかけでした。
結婚して半年。
待望の赤ちゃんを授かった沢村さん。
妊娠や出産関連の本を熟読し安産を目指してさまざまな努力をしてきました。
まずは、基本の食事。
赤ちゃんの成長によいと書かれてあった、魚や海藻を取り入れた和食が中心。
みそ汁のだしに使ったにぼしも丸ごと食べるほどの徹底ぶりでした。
運動も欠かさず、毎日自宅周辺を1時間ほど散歩。
自分の力だけで、できるだけ短い時間で出産したいという強い思いがありました。
病院が開く母親学級では。
妊娠中毒症になると、どんな症状が出るか知っていますか?はい。
高血圧、たんぱく尿…。
講師の質問に何でも答えられる優等生妊婦でした。
ところが、実際のお産は思いどおりにはなりませんでした。
夫の出張中に陣痛が起き沢村さんは初めてのお産に1人で臨むことになったのです。
分べん台に上がり内診を受けましたが。
まだまだだな。
医師はしばらく時間がかかると判断。
スタッフ全員別の部屋で待機になりました。
陣痛の痛みがピークを迎える中で沢村さんは4時間以上1人で耐えなければならなかったのです。
陣痛を逃す方法は学んでいましたが、想像以上の痛みに何も対処できません。
赤ちゃんの状態も分からず極度の不安に陥りました。
結局、体力が落ちたため陣痛促進剤を打ち最後は医師がおなかを押してようやく出産できました。
自分の力で短時間で産みたいという目指していたお産とはほど遠いものになってしまったのです。
お産の挫折は、いつの間にか母親としての自信を奪っていました。
自分はだめな母親だと思い詰め泣いている子どもを放ったままにしたこともありました。
不安定な状態は、3年ほど続き子育てを楽しめない自分を責め続ける、つらい毎日でした。
くわばた⇒私正直、このVTRを見るまではお産のトラウマっていっても無事に生まれてきてくれてるからいいやんそう思ったほうがいいのにと思っていたんですけど、VTRを見たら本当にこうしたかった、すごく頑張っているのに、それが一気に崩れて旦那さんも誰もいないところで何時間も1人で初めての陣痛だったら絶対に先生が声をかけに来るべきだし。
お医者さんの中では、大丈夫と思ったからかなと思っているんだけどやっぱり不安ですよね。
先生は何百人も取り上げてるかもしれないけど、こっちは初めてやから育児も理想と現実のギャップがあって、初めはつらかったんですけど出産もそうだと思うんですね。
理想と現実があまりにも違い過ぎて引きずっていると思うと。
出産までの間ものすごく勉強して誰よりも知識をつけてきたという自信があったからこそ、理想と違ったことで崩れてしまったというのが大きかったのかな。
柳澤⇒皆さん出産のときはイメージを作るんですかね。
山口⇒勉強家の方はいろんなものを読んで病院1つ選ぶにしても、出産法が違ったりするんですね。
それを入れての出産に臨んでいたらそれができなかったとき挫折感は大きいのかなと思います。
私も実はカンガルー出産を目指して。
産まれてすぐにだっこさせてくれるところですね。
13時間の難産だったんです。
初めてにしては普通らしいんですが陣痛促進剤は拒否していたんですけど、産まれないのでこれは入れないとだめですと言われてあれは本人じゃないとサインできないんです。
こちらは、もうろうとしていてそれどころじゃないのにサインをしなくちゃいけないんです。
考える余地がないんですね。
陣痛促進剤を打って産まれたんですけど、産まれた娘は元気だったんですけれど人工呼吸器に入らなくちゃいけなくてカンガルー出産ができなかったんです。
想像と現実が違ったんです。
どう思ったんですか?私は無事に産まれたということが大きかったので思い出すと嫌ですけどトラウマというほどでは。
トラウマではないかな。
自分で思わないようにして出産は何が起こるか分からないというふうに思うようにしてるのがあるのかもしれません自分の中で。
中村⇒ギャップが、心の傷つきトラウマに影響することがあって育児にも影響することが出ています。
群馬大学の常盤洋子教授が出産直後の932人に調査したところ陣痛にうまく対応できたなどの出産満足度が高いと母親になったと実感したなど母親意識も高い出産の満足度が低いと母親意識も低くなる傾向があるということが分かりました。
お医者さんが持つべき情報だと思うんだよね、こういうものは。
一般の人たちが、こういう情報過多になってしまうと。
柳澤⇒自分で自分を追い込んでしまうんですね。
中村⇒ここからは専門家の方と一緒に見ていきたいと思います。
出産する女性の現状に詳しく行政のマタニティープログラムなども行っている助産師の三宅はつえさんです。
三宅⇒おはようございます。
もうひと方、総合病院の産科部長として長年現場に立ち、周産期の女性のメンタルについても詳しい産婦人科医の宗田聡さんです。
宗田⇒よろしくお願いします。
三宅さんにお聞きしたいんですがトラウマを抱えてしまうケースが多いんですか?三宅⇒先ほどもお話がずいぶん出ていましたが思っていたお産とちょっと違ってしまっていたご自身の中に傷がどんどんどんどん深いところにおりていってその傷が忘れられない方はいらっしゃると思います。
お産のときに頑張って産んだんだけど、赤ちゃんに苦しいめを長い時間あわせてしまったというところもあります。
お産はいろんなところが昔からかと思うんですが母親になるのだから耐えて当たり前とか実際には傷ついているんだけれどことばにはできなかったようなそんなこともたくさんあったと思います。
そうしたことが挫折感につながるんですね。
沢村さんのトラウマのもう1つの原因は病院の対応でした。
陣痛が苦しい状態のまま放置されてしまったことがトラウマにつながった。
そのほかにもあります。
くわばた⇒最低やな。
曜日は選べないですよね。
柳澤⇒確かにひどいなという感じもするけど、一方でこういう声が出てくる背景というのは病院がどうなっているかということが、よく分かりませんね。
今どういう現実になっているんですか?宗田⇒きょうは1人でアウェーな気分です。
つらいんですけれども。
現状から言いますとですねやはり医者も医師もそれから看護士、助産師、人手が非常に足りないんです。
そういった中で先ほど体験のことをお話ししてくださいましたが赤ちゃんとお母さん命を守るということが最優先されますので、そこに一生懸命つまり体のことで一生懸命です。
なかなかメンタルまでは気が回らない。
最近ようやくいろいろな病院でもお産のとき産後にメンタルのケアが非常に大事だということでやっとそういうシステムを作らなければならないということで作り出しているのが現状です。
現状を知るというか、これから産もうという人は、事前に聞いておいたほうがいいのではないかほったらかしにされるケースはあるんですか?という質問ができるんじゃないかなと思います。
多くの病院は今1人の医者が最初から最後まで外来からお産までということはないんです。
要するに短い時間で見なければいけないので、そうすると夜は別の先生になってしまいます。
最終的にパンクしてしまうからごめんなさいということになることがありますか。
当然ですよ予約がいっぱいなので来年の3月という人はお産ができないという人もいます。
対応ができていないということもあるんです。
柳澤⇒事前に説明されているかないかでだいぶ違いますね。
病院と妊婦さんとの間で話がされている大事ですね、信頼関係が大事です。
沢村さんですがこのあと3人目のお子さんが産まれたんですがこのときは助産師さんと家族に見守られながら、満足度の高い出産ができたということです。
これでお産トラウマが解消されたということです。
もう1つ、トラウマの原因の1つとして多くあげられたのが帝王切開などの医療処置なんです。
突然の医療処置に受け止めきれない、それがトラウマにつながってしまったというケースです。
都内に住む渋谷美和子さんです。
渋谷さんは17年前の出産で受けた医療処置がきっかけでトラウマになったといいます。
32歳で2人目を妊娠した渋谷さん。
2人目だから楽なお産になるだろうと考えていました。
ところが、出産に思わぬトラブルが起きました。
産まれる間際赤ちゃんの心臓の音が小さくなってしまったのです。
詳しい説明を受けることなく突然、医療処置が始まりました。
会陰切開とは、赤ちゃんの頭が出てきにくいときに会陰部を、はさみなどで切る処置のことです。
渋谷さんの場合一刻を争う事態のため通常よりも長い切開になりました。
そして医師が吸引のための器具を使って赤ちゃんを引っ張り出しました。
産後、会陰切開の傷はズキズキと痛みベッドから起きるのに30分もかかるほどでした。
処置のあとも、病院から詳しい説明はありません。
しかし、痛みの中渋谷さんに説明を求める余裕はありませんでした。
さらに追い打ちをかけたのが家族のふるまいです。
夫は、赤ちゃんをかわいがるばかりで会陰切開のあとのつらさをねぎらってもくれません。
自分の母親も陣痛は分かってくれても傷の痛みまでは理解してくれません。
渋谷さんは周囲の祝福ムードから1人置いていかれたような気がしたといいます。
退院後、半年近くたっても傷は回復せず育児にも影響が出たといいます。
激痛が走り、赤ちゃんを落としてしまったこともありました。
会陰切開はどこまで必要だったのか疑問に思いましたが育児に追われて、心にしまい込むしかありませんでした。
渋谷さんはその後、3人目の子を産もうとは思えませんでした。
お産へのわだかまりは今でも消えないといいます。
山口⇒さっきおっしゃっていましたが、心の中で複雑だってそれが正直な気持ちなんだろうな。
子どもは元気に産まれたけれども私はまだつらい思いをしていて痛いとか本当にいろいろな思いがあるんだろうなって思います。
柳澤⇒そういう気持ちを周りに分かってもらえていないということがあるんですね。
今になったから言えるけれどもそのとき、なぜ言えなかったんだろうとおっしゃっていましたね。
言えないというのは何かあるんですか?三宅さんどう思いますか。
そのときはお産で気持ちがいっぱいいっぱいですからなかなか一歩踏み出せるというのは難しいかなと思います。
お医者さんに対してもそういう声は上がってきづらいものですか?宗田⇒なるべく聞こうとは思うんですが、正直忙しさで僕らはやらなければいけないことだらけで、お産が次からいろいろあったり、緊急手術があったり聞く時間がないんですね。
言ってと言いますが、たぶん患者さんからは聞きづらいということもあると思います。
そういうところで本当はスタッフである助産師さんや看護師さんのほうとか、いろいろ本音を言ってもらったり、そうするとそこを通してわれわれのほうに声が届くということで、できるだけチームで患者さんのお産をみていくことが理想です。
切開したあとの痛みを和らげる処置はありますか?痛み止めを使ったり処置の対応をしたり最初が大事です。
そこがうまくいかないとこの方のように長引くこともあります。
自分から声を上げたほうがいいんですか?どんどん捕まえて言っていただいたほうがいいです。
チーム医療が、病院のほうができない医師が少ないスタッフが少ないという現実なかなか変えられませんか?今いろいろ努力をしていますし増やす努力をしています。
今のところは難しいです。
簡単にはいきません。
そうすると患者の側から事前に受け止めておかなければいけないんですね。
中村⇒渋谷さんのケースから見えてきたのは医療処置と家族の対応でした。
先ほどもあがっていましたが赤ちゃんの命が助かったからトラウマとして考える必要はないのではないかと思われる方もたくさんいらっしゃると思いますが三宅さんその辺りどうですか?三宅⇒お産は漠然となんですが自然出産ができるというふうに思っている方が多くてよもやまさか自分のお産が緊急の医療介入が必要になるとは正直思っていらっしゃらない方が非常に多いんです。
ですから事前にそういったところを教育でお産にはいろいろなことが起こりうる、ひょっとしたら自分の出産が帝王切開や吸引分べんなど起こるかもしれない、それは家族がお母さんと子どもの命を守るということを事前にきちんとお持ちになると違うかもしれません。
想定外は自分にも起こりうるということですね。
想定外より今のうちに想定していただくといいと思います。
こういうケースは増えていますか。
帝王切開をやっている宗田先生のほうが詳しいかもしれませんけれども。
宗田⇒今は赤ちゃんを守るためにできるだけ安全にということでできるだけ帝王切開を優先させます。
お母さんにとっては大変なんですが昔よりは安全にできるようになったので、大体今は4人に1人が帝王切開ということで増えています。
日本というのはお母さんも子どもも本当に安全に産まれる国です。
これを今、当たり前のように皆さん思っていますが20年前までは、そうではなかったという事実です。
亡くなってしまった子どももいたんですね。
たくさんいました。
本当に命懸けでお母さんも出産をして、出産で亡くなるお母さんもたくさんいたんです。
ご意見をいただいています。
40代の方です。
私は緊急の帝王切開ですが今まで特に気にしていなかったのにお産トラウマで取り上げられたら気にしてなかった私がおかしいのかなと思えてきました。
無事赤ちゃんが産まれたなら、それでよかったと思います。
番組のご意見で埼玉県30代の方です。
幼稚園に2人とも行っています。
子どもが無事に産まれるだけで100点満点だと思います。
お産に点数なんて、その発想が悲しいです。
自分が悪いと思わせてしまうからお産に点数をつけることをはやめてくださいということです。
長野県の方です。
出産に理想を求めすぎです。
自分のためのものだけでもありません。
子育てだって何1つ思いどおりになんてなりませんよということです。
一方家族の理解がないという意見もいただいています、36歳の方です。
私は陣痛が始まり病院いきたいときに主人が歯医者の予約を優先しました。
陣痛のときなぜ看護師さんから早く来ないのと怒られました。
お産のとき病院に来ないので心配して電話をすると夫は行ったほうがいいの?と言われてお風呂に入ってから行くわと言われました。
中村⇒いちばんいいのは、やはりトラウマにならないためにはどうしたらいいのかという心構えです。
その対策をすることです。
そのヒントがある助産院で探りました。
東京・国分寺市にある矢島助産院です。
年間、200人ほどの女性がここでお産をしたいと集まってきます。
院長の矢島床子さんは女性の心に寄り添うお産を目指してこの助産院を始めました。
この日、開いたのはカツ丼を食べる会。
臨月を迎えた女性たちのお産への気持ちを高めていきます。
乾杯!頑張ります!この助産院では女性が心の傷を作らず満足なお産にするために大切にしていることがあります。
まずは、出産する女性がお産の仕組みと気持ちの変化をよく知ることです。
これは特製のパンツを使った講習。
お産がどのように進みどうしたら陣痛を逃すことができるのか詳しく学びます。
産むときには見えない赤ちゃんの様子も知ることができお産のときの気持ちの支えになります。
妊婦に配るテキストには出産の段階ごとの体と気持ちの変化が細かく書かれています。
陣痛の初期は気持ちが高ぶったりほっとしたりすること。
そして、陣痛が強くなるとイライラしたり怒りたくなること。
痛みで取り乱すことが当たり前と思えるのです。
さらに、この助産院が大切にしているのは、家族特に夫がお産について理解し参加することです。
腰をさする場合。
体のどこが、どのように痛くてどうさすればいいのか詳しく教わります。
さらに、夫が体を張って陣痛の妻を支える姿勢を学びます。
夫はこうした練習を通じて妻の痛みや不安を理解できるようになっていくのです。
8月17日。
この日、陣痛が起きたという女性がやって来ました。
柳すざなさん。
3人目の出産です。
初めてのお産のとき1人で陣痛を耐えたことがつらかったためここで産むことにしました。
内診したところ本格的な陣痛が始まるには時間がかかりそうです。
いったん家へ帰るか助産院に残るか矢島さんは当事者のすざなさんの思いを確認します。
家族から離れて部屋へ入り矢島さんが付き添いながら出産へ気持ちを集中させることにしました。
陣痛が少しずつ強くなってきました。
矢島さんは、腰をさすりながら声をかけ続けます。
部屋で過ごす、すざなさん。
陣痛の合間に冗談を言い合うなどリラックスした雰囲気で進みました。
陣痛の間隔が短くなってきました。
激しい痛みがすざなさんを襲います。
陣痛のピーク最もつらい時期を支えるため夫の大介さんが付き添います。
駆けつけたすざなさんの母親も娘の愛香ちゃんもお産を見守ります。
出始めた赤ちゃんの頭をすざなさんが触りました。
気持ちが前向きになり最後の力が湧きます。
そして、誕生の瞬間。
おめでとう!2940gの元気な女の子です。
赤ちゃんは、つばさちゃんと名付けられました。
出産を終えた、すざなさんには周囲への感謝と子育てへの前向きな気持ちが生まれていました。
くわばた⇒何か、きょうお産にトラウマを持っている方にとって理想のお産かなと思って陣痛のときに声をかけてもらったり周りに家族がいてみんな、こんなお産をしたかったのにできなかったのはつらいなと思うし、私自身が帝王切開で産まれて母親が泣きながら、自然分べんで産んであげられなくてごめんと言ってくれたことがあるんです。
私は全然、お母さんに対して何で自然分べんじゃなかったのと思ったことは、1回もないし産んでくれてありがとうしかないからトラウマを持っているお母さんには子どもは、そんなに子どもは産んでくれてありがとうしか思っていないよと言いたいしそのことで悲しまないでほしいですよね、せっかく産んでくれたから。
今ご紹介したのは助産院の例でしたね。
現状として99%の方が病院で出産されているんですね。
その病院で出産する方も生かせるようなお産トラウマにならないためのヒントが見えてきました。
まず、挫折感についてです。
あのデモンストレーション、とてもリアルでしたよね。
これも、病院で例えば取り入れることができるのかどうかということですが。
三宅⇒実際に多くの病院ではマタニティークラスを実施しています。
そのほか行政や保健センターでもマタニティークラスがたくさんされていますがそこによって、取り組みが違うと思うので受けられる皆さんの側からもっと具体的、詳しくとか実際のクラスでとても楽しそうでしたね。
ああいう雰囲気、笑うということはそれぞれの方が免疫力を高めたり気持ちを上向きにするとても大切なことです。
楽しいクラス運営とかもっと皆さんのお声から現場にこうしてほしいというお声を届けていただきたいと思うんですよ。
そして家族の対応としてはお産を理解しねぎらうということが大切です。
そうだよね。
本当に大仕事だと思うし今のを見ていても産まれて元気だったら、それでいいじゃんという気持ちもファックスでもありましたけど分からなくもないけどそれは、いい思い出であったほうがいいわけだからそれでも、やっぱりトラウマを抱えてでも今まさに子育てを頑張っているママさんは本当に頑張っていると思うし、それだけで十分だと思うんでね。
柳澤⇒僕は、ずっと夫の立場からVTRを見てました。
病院に行って、俺は何もやってないからさ。
お仕事忙しかったから、海外に行ってたから。
くわばた⇒今からでも優しくしてくださいよ。
僕もジーンときました。
生命の誕生は本当に偉大でそれを人間がどうこうしていくのはすごく大変なことだと思うんだけど。
宗田⇒ご主人が妊娠の最初からずっと一緒に腰をさする練習をしたりかかわりはすごく大事です。
絶対そうだと思う。
山口⇒現実問題、あんなに立派なパパはなかなかいないと思う。
三宅⇒それは最初から無理ですけど、自分だって自分のお産がどうなるか分からない。
ご主人はなおのこと分からないです。
ですから医療現場で、そのことをご主人に伝えていく。
どんなふうにしたら当日専属の自分専用のお抱えマッサージさんのようになるかは現場でお伝えしていくことだと思うのでそのことをもっともっと現場に夫にどうしたらいいのか教えてほしいと声をかけてほしいです。
柳澤⇒しゃれではないですけど、お産は、おっさんの問題でもあるんだなって。
トラウマになりますよ。
こっちのトラウマですよ。
東京都30代の方からです私のお産は、点数にすると200点ぐらい。
主人が最初から最後まで付き添ってくれたからです。
陣痛の始まりから退院まで付きっきりでこんなに優しい人かと驚いたくらいです。
あとから聞くと、会社の人たちに頭を下げて1週間休みをもらってくれ会社の人も、気持ちよく休ませてくれたそうです。
妊娠、出産時の夫の優しさは一生忘れないものだと思いますということです。
個人の性格もあると思いますが周りの会社の人たちの助けも大事ですね。
そこの理解ですよね。
周りの方の理解。
エコーや心音を見たり男性は親になるという実感がない。
この中に、命があるんだって同時に感じていくそのプロセス出産までの流れが大事なのかもしれないですね。
山梨県の方です今まさに陣痛がきていますいうことです。
お伝えします。
日本医師会などは、消費税率の10%への引き上げに向けた要望をまとめ、設備投資に積極的な医療機関を支援するため、医療機器の購入などにかかった消費税を還付する、新たな仕組みを導入すべきだとしています。
日本医師会や日本薬剤師会、日本歯科医師会など、医療関係の団体は、安倍総理大臣が、消費税率を予定どおり来年10月に10%に引き上げるかどうか、年内に判断するとしていることを踏まえ、税制に関する要望をまとめました。
それによりますと、消費税率が引き上げられると、最新の医療機器の購入や、病院の増改築を行おうとする医療機関の負担が重くなるとして、設備投資に積極的な医療機関を支援するため、支払った消費税分を還付する新たな仕組みを導入すべきだとしています。
さらに、病院の管理運営費などにかかる消費税が経営に影響を与えているとして、負担を軽減するための措置を講じるよう求めています。
日本医師会などは、こうした要望を年末の税制改正論議に反映させたいとして、政府・与党への働きかけを強めることにしています。
次に、アメリカのオバマ大統領が、イスラム過激派組織の壊滅を目指して、シリアにも空爆を拡大する方針を発表して1週間が経過する中、シリアから逃れてきた人々の間では、空爆が今も実施されない状況にいらだちの声が上がっています。
アメリカのオバマ大統領は、シリアとイラクで勢力を拡大する、イスラム過激派組織イスラム国の壊滅を目指し、今月10日、現在、イラクで行っている空爆を、シリアにも拡大する方針を示しました。
シリアでは、イスラム国などの過激派組織と反政府勢力、それに政府軍の三つどもえの戦闘が続いていて、隣国のトルコの南部レイハンルでは、16日も、戦火を逃れた人々が大きな荷物を抱えて、続々と国境を越えていました。
シリアから逃れてきた人々の間からは、アメリカ軍がシリアで空爆を今も実施していない状況に、次のような声が聞かれました。
一方、アメリカはアサド政権に対して攻撃に踏み切るべきだという主張も。
では、全国の天気、雲の様子です。
本州付近には雲が広がっていますが、薄い雲が中心です。
北海道には、ところどころに雷雲が出ています。
きょうの天気です。
晴れ間の広がる所が多いでしょう。
北海道ではところどころで雷雨となりそうです。
局地的な激しい雨や落雷、突風などに注意してください。
東北から関東甲信でも、夕方からは雨や雷雨となる所があるでしょう。
予想最高気温です。
きのうより低くなる所が多いでしょう。
北海道は20度以下で、10月の上旬から中旬並みの所もありそうです。
東北から山陰にかけては、25度前後で、比較的過ごしやすいでしょう。
東海から九州は30度近くまで上がり、暑さが続きそうです。
沖縄は暑さが厳しいでしょう。
イノッチ⇒きょうはお産トラウマについてお伝えしています。
皆さんからたくさんファックスをいただいています。
京都府40代の方です。
出産はみんな幸せな思い出しかなく、私のように思い出したくもない人は少ないと思っていました。
産んだあとの感想はもう嫌だ、ずっと産後うつ状態結局私は子どもを産んだこと自体が間違いだったと思うこともしばしば。
こんな特集があると気持ちが少しはまぎれます。
神奈川県40代の方です。
お産の皆さんお聞きください。
出産直後もうろうとしてる私に夫が言ったひと言、意外と大変じゃなかったね首を絞めたろかと思いました。
息子には将来大切な人ができたらその人が出産したときには、うそでもいいからお疲れさまとかよく頑張ったねというねぎらうことばを言うんだよ、と話しています。
ここでストップさせないとね。
そのほかにもたくさんいただいています。
番組の最後にお伝えします。
中村⇒番組の最後に病院で広がっている取り組みについてお伝えします。
違ったテーマになります。
いじめについてです。
「あさイチ」では、いじめについて何度も取り組んできています。
悩む方々ご本人や保護者にアンケートを行ったんですが頼れる相談相手がいないと悩む方が7割近くいらっしゃるというアンケートの結果が出ました。
きょうは子どものいじめが分かったとき親、保護者側が誰に相談すれば解決につなげられるのかというのも一緒に考えていただきたいと思います。
ファックスでも私の場合は、この人に相談して解決したなどの成功例がありましたら、ぜひお寄せください。
瀬田⇒いじめの問題、全国でも相次いで取り上げられたことから去年6月、法律ができました。
いじめ防止対策推進法です。
学校側はいじめに対して対策を取らなきゃいけないということが義務づけられました。
それでも親は相談相手がいないというのは、なぜなのか取材しました。
首都圏で2人の子どもを育てる50代のちかさんです。
現在高校3年生の息子が1年半にわたっていじめを受けています。
ちかさんの息子は第一志望の高校で念願の野球部に入部しました。
ぜんそくの持病がありましたが夢をかなえ楽しく通っていました。
しかし現実は全く違っていました。
ぜんそくで休んでいると入部直後からいじめられていたのです。
息子はそのことを打ち明けず自分で解決しようとしていました。
そして秋を過ぎたころから学校を休むようになりました。
どうしたのかと声をかけると…。
病気を理由にいじめられていることを知りちかさんは怒りがおさまりませんでした。
ちかさんは、学校にいじめを相談しました。
学校は、すぐにいじめた子に厳重注意。
反省文を書かせる対応もとってくれました。
申し訳ございませんでした。
さらに相手側の保護者を呼び家庭で指導をするよう求めるなど迅速に動いてくれたのです。
ちかさんはこれで、いじめはやむだろうと安心しました。
ところが…。
ちかさんの行動はいじめを、かえってエスカレートさせてしまいました。
さらに、インターネット上には本名と素顔が。
ひぼう中傷のことばも書かれいじめが、より深刻なものになっていきました。
ちかさんは再び学校へ連絡。
いじめをすぐにやめさせてほしいと相談しました。
しかし学校の回答は、対策には時間が必要だというものでした。
待つ間もやむ気配のない、いじめ。
息子の状態が悪化する中ちかさんも、どう息子と向き合えばいいのか悩み時間だけが過ぎていきました。
ちかさんは、教育委員会や友人にも相談。
ここでも、具体的な解決策は見つかりませんでした。
出口が見えない中ちかさん自身も体調を崩してしまいました。
くわばた⇒私、子どもはまだ小さいんですけど、いずれは中学高校生になっていじめられたらと考えて見ていたんですけれどどうしていいのか分からない。
今の段階で思っているのは直接いじめている子どもに私が言いに行こうと思っているんですね。
そういった例でいうとそのあとどうなっていくんだろうというのが想像つかないんですよね。
チクったんやろうと言われてもね。
ぐるぐるぐるぐると結局回ってしまう感じがしますね。
山口⇒よかれと思ってやったことが、結果的によくない方向に進んでしまってそれを何とかしようと思ったらどんどん悪い方向に進んでしまって、どうしていいのか分からなくなりますね。
われわれの世代が考えられること以上にインターネットとかが広まっていて、子どもたちがどういうふうに使っていくのかちょっと想像がつかないところがありますね。
瀬田⇒実際にどういった悩みがあるのか悩みを聞いてきた方を専門家としてお呼びしています。
いじめなどに悩む子どもたちの話を聞いてきたNPO法人よこはまチャイルドラインの代表、徳丸のり子さんです。
徳丸⇒よろしくお願いします。
保護者としては、なんとか手を出して助けてあげたいと思っているケース、でもこのように難しい場合も多いんですね。
本当にこのケースはどちらもつらいですよねお母さんは自分ができることを精いっぱい子どものためを思ってやっているのに、逆にいじめがエスカレートしてしまう本当に気の毒な状況だと思います。
ただ親や先生というのは子どもにいちばん近い存在で最も幸せを願う人なので子どもにつらい状況があるといてもたってもいられないなんとか早く解決したいと思ってしまうんですね。
急いでしまうということが焦りにもつながってしまってそれが結果として、子どもにもよくないですよね。
結局子どもたちは今どう思っているのかということが、私たちは解決するときにいちばん考えなければいけないことだと思っていて、実は子どもたちはいじめが深刻になればなるほど自分が置かれた状況やつらい気持ち苦しい胸の中を分かってほしいというのが、いちばんなんですね。
でもこの場合は違うんです普通は子どもたちは親には心配をかけたくないのでなかなか言えない。
解決を急ぐ先生は子どもの話をじっくり聞くというのは、ちょっと苦手かなという気がしています。
焦りからずれが生じてしまって結局親も子どもを孤独にさせてしまう。
今、親でも学校でもない第三者がいじめ問題の解決に乗り出しているんです。
都内で人気のいじめ予防授業です。
教壇に立っているのは弁護士。
今この弁護士が第三者として注目されています。
人権という視点でいじめを考えさせると子どもたちの意識が変わると全国に広がっています。
こうした授業と相まって実際にいじめが起きたときの相談相手としても、弁護士がクローズアップされています。
相談は、どれぐらい増えているのでしょうか。
弁護士の三坂彰彦さんです。
この窓口で去年取り扱った相談はおよそ1200件。
いじめなどを専門とする弁護士150人が交代で対応しています。
相談の7割は保護者から。
学校と交渉を重ねてもいじめが止まらないなどせっぱ詰まったケースがほとんどです。
相談を受けたとき弁護士が最も大切にするのが当事者である子どもの声です。
こんにちは、どうも。
よろしくお願いいたします。
10年以上にわたり子どものいじめに取り組んできた弁護士の平尾潔さんです。
平尾さんのような専門家が関わると事態は、どう変わるのでしょうか。
相談を受けた弁護士はいじめられている子と保護者から話を聞きまず問題点を洗い出します。
それを基に、学校と話をします。
警戒する学校には対立するのではなく一緒にいじめを解決したいと伝え協力関係を作ります。
このときいちばん大事にするのが子どもたちのフォローです。
ポイントはいじめられた子だけではなくいじめた子も教師がフォローすることです。
どんな問題を抱えているのか毎日声をかけ、把握することが再発防止につながります。
双方の子どもたちの様子を学校から聞き弁護士は一緒になって解決策を導き出します。
そして、こうした日々の様子をいじめられた側へ逐一伝えます。
状況が分かることで解決に至るまでの焦りや負担が軽減します。
これについてはどう思いますか?専門家の方が入ることによって第三者が入ると、よりよい方向に進むのかなと思いますけど主婦的立場からいうと費用がかかっちゃうんじゃないかなと思いました。
柳澤⇒弁護士ということばを聞くと法律をたくさん引っ張り出してきて訴えを起こして損害を賠償させるそういう世界で堅く考えちゃうけど今のVTRを見ると弁護士の先生が学校の先生のようにも見えてきた感じがしたんだけど役割的に違うんですね。
瀬田⇒それぞれの立場の人の意見をしっかりと聞いて、それを吸い上げたうえで整理をして皆さんに見えるようにしていくというのが、いちばん大事だとおっしゃっていました。
費用面ですけれども電話相談に関しては無料で行ってくれるということなんです。
専用のチャンネルがあります。
ただ交渉学校とのやり取りまで出てくるとやはり費用はかかってしまうので弁護士しだいで値段も変わりますので確認をお願いします。
子どものことを思うとということで皆さんお願いするんでしょうね。
第三者が入ることで見落としてはいけない大事なことは再発を防ぐためのいじめられた側へのフォローということなんですが。
子どもの声を聞く、チャイルドラインがやっていることも実は弁護士さんと同じなんですね。
いじめは、いじめっ子がいなくなればなくなるわけでそこをどうするかなんです。
ところが現状はいじめられた側のフォローやケアがとても多いんですが、実はいじめっ子のほうもケアをしないといけない背景があることが多いんです。
親御さんに厳しくされたとか以前にひどいいじめに遭ったとか心に傷を持っているから弱い子や。
例えば第三者として弁護士の方が入った場合学校の先生がそのフォローをすることになるんですか。
弁護士が入るケースで取材で教えてもらったのは、被害者の方からの相談を受けるので直接弁護士の方がいじめてしまった子に話を聞くことがないということです。
ただ聞き方もいろいろあるのでその辺りを学校の先生に指導するということだったんです。
その指導は大変じゃないですかね人手も足りないだろうしそれができるんであれば最初から弁護士の方が入らずとも何となくそういう話を聞いたら加害者側の話を聞いていく今後そのような話になっていけばいいんですけれども学校側の対策としては、いきなり言われてノウハウもないのか分からないんですけれどもその状態でこの先どうなっていくのかなという不安はありますよね。
徳丸⇒実は私たちは、子どもたちの気持ちをいちばん大事にして話を聞くということをやっているんですがそれはいじめられっ子でもいじめっ子でも、実は一緒のことだと思うんです。
両方の話をしっかり聞かないといけないんですね。
子どもはいじめをしていけないことは誰でも分かっています。
起きるのはなぜかというところに大人は目を向ける必要があるのかなと思います。
学校側としては組織的に対策を取ることが義務づけられていますので実際に行っているケースは担任1人で変えるのは難しいので学年主任や教頭だったり管理職クラスの人たちが入ったり養護教員の方もいますのでそういう人の手を借りながらということです。
カウンセラーの人が入ったりするのは分かるような気がします。
下手に聞いてこじれてしまうのは怖いですね。
聞くうえで重要な点が3つあります。
評価しない、指示しない、命令しない。
実は特に親や先生は子どもを、いい方向に持っていきたい、そうすると指示をしたがってしまうんです。
ぐっと抑えて、子どもの気持ちをいちばん大事にする。
どう考えて何を苦しんでいるのかということをしっかりとそこに注力して耳を傾けることが大事です。
具体的にはどういうことですか。
例えばいじめを受けてしまったお子さんいじめをしてしまったお子さんの保護者であると、自分の育て方がいけなかったんじゃないかということで自分を責めていることもあると思います。
相談に乗った第三者は、そこは悪かったかもねと評価してしまってしまったりすると保護者を傷つけてしまう。
指示をしても今保護者や子どもたちが求めているのは聞いてもらうことだけのこともあるところにこうしなさい、ああしなさいと言われると態度がかたくなになってしまう場合があるそうです。
子どもに近い親は、どうしても感情的になってしまいます。
第三者は子どもから離れているのでとても貴重な存在で、客観的になれると思うんですね。
だから第三者はこういうことができやすいのかなと。
弁護士さん以外では相談できますか?敷居が高いと思う方が仮にいるとしたら。
先入観なく中立な立場で話を聞ける人がいいなと思っているんですが本当は親御さんが自分の人間関係の中で、そういう関係作りをしているといいと思うんですが身近に見当たらない場合はいろんなところが、実は親御さんの相談に乗っています。
例えば自治体に問い合わせをするとカウンセラーや臨床心理士なども紹介してくれるそうですね。
その人が第三者になってくれるということですか?そうですね。
あとは具体的な知恵をもらってそれによって保護者が動いていくというケースもあります。
どう動いていいのか、親自身が悩んでいるところを解決する。
そこが一歩につながるということなんですね。
有働⇒皆さんからも、たくさんファックス、メールをいただいていますので、後ほどご紹介します。
大阪府30代の方からです。
お産の話題のあとのいじめの話題いじめている人に言いたい1人の子を産むのに母は命懸けで出産しています。
いじめられるために命を懸けているんじゃないあなたの母も命を懸けてくれたんだよといただいています。
子どもの気持ちを聞きたいという方、今週土曜日夜7時から「いじめをノックアウトスペシャル」がありますので参考になさってください。
「ピカピカ日本」ですヤス君お願いします。
ヤス⇒今週は埼玉県からですよ。
おはようございます。
古原靖久です、きょう僕は埼玉県の行田市にある、ある工房にお邪魔しているんですが早速紹介しましょう。
きょうのピカピカはこちらです。
さあ、皆さんもうお分かりですよね足袋でございます。
僕は人生で2、3回くらいしか、足袋をはいたことがないんですが。
なかなか、はかないんですよ。
足になじんで、すごくしっくりくるんです。
なにより気持ちがいいんです。
きょうはそういう足袋の魅力をたっぷりとお届けしたいと思います。
今、僕がお邪魔しているこちらの工房ですが、創業70年の工房にお邪魔しています。
もともとこの辺りは綿花の生産が盛んだったということで、江戸時代初期から足袋の生産が盛んだったんです。
今でも全国トップクラスの生産量を行田は誇っているんです。
なんといってもこの足袋の特徴は1つずつ職人さんが丁寧に手作りをしていること、足になじむはき心地のよさが特徴でございます。
こちらの工房の社長さんの後藤さんです。
後藤⇒おはようございます。
早速ですが、足袋はどのように作られますか。
これが生地です。
親指側の生地が左です。
真ん中が底です。
そして小指側が右側にあります。
この3つで、足袋になるんですね。
平面を立体的に仕上げるのが足袋の職人の技です。
早速ですが、その技を見せてください。
どうぞ。
作業中ですね。
おはようございます。
おはようございます。
こちらでは今、親指部分、小指部分を縫い合わせるつま縫いという作業を皆さんに見ていただきます。
皆さんお分かりでしょうか。
ぎざぎざになっているのお分かりですか。
分かります。
このひだひだがポイントなんですね。
これをいせといいます。
いせを取ることによってつま先が袋状になります。
はいたときに足にキュッとするように足袋の立体感を出すように縫い上げています。
少し、遊びができるから指が入りやすくなるんですね。
簡単そうにされていますが全然、簡単そうにやっているだけではなく決まりがあって1cmに4針という決まりがあるんです。
そうです。
1cmに4針いせを取ることによってきれいに仕上げてはいたときに足にぴったりとフィットするように細かい調整をしながら、縫っております。
均一になることによって見た目もよくなりますしはき心地もよくなるということですね。
この構成をすることが足袋のはき心地を大きく左右するということになっているんです。
すみません、作業中1cmに4針縫うというコツがありますか。
ええ。
勘と経験だと思います。
全国どこに行ってもそのように言われます。
もう1つはき心地のよさのポイントがあるんですね。
朝から皆さん作業されていますがこちらには15人の方がいらっしゃいます。
朝8時からされています。
朝からうるさくてすみません。
あれっ?せっかく立体的にしたのにたたいているじゃないですか。
たたくことによって、縫い目を柔らかくしてはいたときに足のフィット感を出します。
では実際にたたいたものとたたいていないものを比較してみたいと思います。
それでは、たたいていないものです。
左手に持っています。
右が、たたいたものです。
見た目、分かりますか…左がたたいていないほうか。
笑い声
そして右がたたいたほうです。
分かりますか。
分かります、分かります。
実際に触った感じがどうなのか見てみましょう。
たたいていないほうから指を入れますからね。
触ってみます。
でも、確かにちょっと縫い目が気になりますね。
たたいたほうはどうなんでしょうか。
右側のほうは滑らか。
すごい。
たたくだけで、こんなに違うんですね。
違いますね。
これもはき心地のよさにつながっているんですね。
なるほど、ありがとうございました。
こちらの工房では1日になんと1000足以上作るということで、年間28万足も作っていらっしゃるんです。
すごいですよね。
でもね、皆さん最近若い人たちが和服を着る機会って少なくなってきたと思いますよね。
それと同時にやはり足袋をはく機会も少なくなってきました。
そんな若い人たちにはいてもらおうじゃないかということでこういった取り組みをされています。
どうぞ、おはようございます。
おはようございます。
現れたのは、若い女性の皆さん。
でも、洋服を着ていますね。
注目すべき部分、足は足袋をはいているんです。
山口⇒かわいい。
洋服にも足袋、合いますね。
皆さん、どのようにコーディネートしているんでしょうか。
何を意識されていますか?山ガールファッションにカラフルなドットを合わせてみました。
カジュアルなショートパンツに派手な花柄を合わせてみました。
派手ですね。
でも合いますね。
山口⇒似合っている。
ジーンズにポップな黄色のキリン柄を合わせました。
青と黄色のコントラストもいいですね。
柔らかいのですごくはきやすいです。
でも何で洋服に足袋を合わせようと思ったんでしょうか、メーカーの小松さんです。
おはようございます。
なんで洋服に合う足袋を作ろうと思ったんですか。
小松⇒もともとカジュアルな着物合わせて作っていたんですが、洋服にも合う足袋が欲しいというリクエストがあったので、こういったポップ足袋を作ってみました。
反響がすごくよくてイタリアのほうに出展することになりました。
イタリア、かっこいい!さすがですね。
ありがとうございます。
皆さんいかがだったでしょうか。
洋服にも合う足袋、なかなかありませんので、きょうは行田から洋服にも合う足袋をご紹介しました。
それでは皆さんいきますよ。
行田の足袋は?ピッカピカ〜!ピッカピカ〜!皆さんもお一ついかがでしょうか。
お忙しい中手を休めて手を振ってくださいました。
有働⇒いい足袋は違いますね。
外国人にプレゼントすると喜ばれます。
何だこの心地のいいはき心地はと。
いってきます。
おはようございます。
いよいよ秋だな。
スポーツで脂肪を燃やし芸術に情熱を燃やし。
食欲を満たすのは、もやし…だけど、私ったらいっぱいもやしを買っちゃって。
何ですか、これ。
ありがとうございます。
見ているだけで飽きちゃったので参加型にしました。
戻していただいてもいいですか。
いっぱい買っちゃったよということですね。
ということで、もやしのお悩みです。
値段的にも、リーズナブルだからね。
安売りしていると、つい買いたくなりますね。
イノッチさん、よく似合いますね。
お客さんったら。
何をおっしゃいますか。
では先生をお呼びしましょう。
そうしますか。
家庭料理なら和洋中、何でも来いの料理研究家の高城順子さんです。
高城⇒秋風とともに久々に伺いました。
きょうは、もやしですね。
奥さん、いっぱい買ってきちゃったから使って!いっぱいお求めになって。
使ってもらってもいいですか先生もやしのそぼろあん仕立てです。
片づけていただいてありがとうございます。
いえいえ。
子どもから大人まで、おかずになる一品、ボリュームも出ますし一気に使っていますので、あんでとじているので食べやすいです。
ごはんとも、合うんですね。
もう一品はピリ辛です。
大豆もやしのピリ辛あえです。
いいね。
これは作って少し置いておくこともできますし、おかずでもお酒のさかなにもなります。
ビールにも、よく合います。
ピリっとしたものが食べたくなりますね。
まずはあんかけのほうから教えていただきたいと思います。
きょうは材料は2人分です。
もやしは、ちょっとひげ根根っこがついているので、それを取っておいてください。
取るといいと言いますよね。
ねぎのほうは縦に切って斜めに薄切りにしておきます。
しょうがは、すりおろして、いただければ結構です。
まず調味料から合わせていきたいと思います。
きょうは、オイスターソースを使います。
これが入ると、うまみが出ますので。
それと、お酒ですね。
それからおしょうゆです。
それに、鶏ガラスープなんですがこれだけの量ですのでスープのもと。
それからお水それと、こしょう。
手早く炒めたいので調味料を合わせておくと、慌てずに済みますね。
そして、こちらのほうにフライパンを熱しておいてここに油を入れます。
ここに、ねぎを入れます。
ねぎを入れて香りと甘みを出すんです。
ねぎは甘いですよね。
甘みを出していただいてちょっとねぎがしんなりしてきたら。
すぐですね。
ここに、ひき肉を入れます。
ひき肉をさばきながら炒めていきます。
ぽろぽろになるようにちょっと押さえつけてもらって返すとまたほぐれてきますのでそのようにしていってください。
もういい香りがしてきましたね。
お肉はもっとボリュームを出したかったらたくさん入れてもいいですしそれから、こま肉を細切りにして炒めてもいいですね。
ひき肉じゃなくてもいいですね。
豚肉と相性がいいです。
もやしを入れるときに、強火にします。
もやしって、難しいだろうけどさ縦に1束になっていたらひげが切りやすいよね。
最初からそうなっていたら。
そうなんですね。
でも誰も起立と言っていないから。
先生、いきましたね。
起立と言ってあげれば、なったかもしれない。
もう焼いちゃっているから無理だよ。
早めに言ってよ。
すみませんでした。
あとでひげ根のいいとり方を伝授してくださいます。
これでもやしに油がまわってちょっと透けたような感じになってきたらこれでOKです。
駒村⇒透明感が出てきたら合わせ調味料を入れます。
最後にしょうがを入れます。
あまり火にかけてしまうと香りが立たなくなってしまいます。
もやしって、一種独特の発酵臭もありますし、青臭いのでこれを取るためにしょうがを最後に入れます。
普通だと、合わせ調味料の中に入れてしまいますものね。
ここで、水溶きかたくり粉です。
固まっていて、すみません。
大丈夫です、力技です。
沸騰したところに下を回しながら細く入れていってください様子を見ながら。
これでもう出来上がりなんです。
とろとろが、またいいですよね。
見た目で食欲をそそるよね。
もやしたっぷりで。
このコツはあまり炒めすぎないもやしのシャキっと感がおいしいのでそれを残しておいてもらうということですね。
丼にしちゃってもいいよね。
きょうはごはんを添えます。
お好みでこれは粉さんしょう。
大人の方はこういうものがあるといいです。
あとは一味。
七味でもいいということですね。
辛みを増して。
もやしのそぼろあん仕立て完成です。
遠いところにあったね。
眼鏡。
もやしの保存法。
落ちちゃったごめんなさい。
もやしでコマNaviをさせてもらいたいと思います。
きょうのテーマはもやしの保存法です。
すぐ傷んじゃうからねもやしって。
東京都の方からも、いい保存法はありませんかといただいています。
高城さんおすすめの方法というのが。
密閉容器に、お水を張った中にひげ根を取って冷蔵庫で保存してください。
それでこれから、あす使えばいいんです。
使えなかったら水をいったんかえて新しい水にかえて、また冷蔵庫に置いておくと3、4日くらいはもちます。
傷まないままの状態で。
昔からある中国料理屋さんでは、水をかえて毎日もたせていました。
いろいろ言われていますが私がこれがいちばんいいと思います。
ひげ根を取る取らないは好みですけどひげ根は、お水に広げておいてそして、取っていくのがいちばん楽に取れます。
じかに取ろうとするともつれあってしまって、にん傷ざたではないですけどまではいかないですけどお水に広げて取ると取りやすいです。
お水は毎日かえること。
それからもう1つ湯がいて、そしてごま油とごま油が先、あとから塩をかけて取っておかれるといいですね。
塩が先だと、水が出ちゃうんだね。
油でコーティングしておいてお塩を入れておくと。
ナムルみたいな感じですね。
炒め物として最後に入れてもいいですね。
炒め物として使うために塩はちょっとだけですね保存用としてということですね。
水からゆでたほうがいいんですね。
はい。
熱湯に、いきなり入れてはいけないんだ。
水からゆでたほうが。
青くささが取れます。
もやしを上手に保存しておいしいお料理を作ってくださいコマNaviでした。
そして2品目です。
大豆もやしのピリ辛あえです。
これは、お水から入れて今、沸騰直前になっています。
これは沸騰下から沸いてきましたね。
そうしたら1回ひと混ぜしてください。
全体に均一に火が通るようにしてこれ以上は、ゆでません。
それで、ここにお湯をザッと切ってしまってください、手早く。
ひと煮立ちで。
これで切ってしまってこのままちょっと置いておいていただいて調味料です。
合わせていきます。
お酒も入ってゆでていましたね。
説明し忘れました、お湯の中にお酒とお塩をちょっと入れていただいてそれであえていいですね。
そのほうがにおいが取れるんですか。
青くささが、いちばんもやしで嫌という方は独特の発酵臭みたいなものがありますのでそれがなくなるんです。
調味料にいきます。
ピリ辛なので豆板醤を入れます。
お好みで入れてください。
おしょうゆです。
お酢を入れます。
それにちょっと、お砂糖です。
辛さを引き立てるためにお砂糖を入れます。
そしてまだまだ蒸気が上がっていますけれど、この熱々をすぐに入れてください。
温かいうちに入れるとしみがいいので入れてしまいます。
ここからはゆっくりでいいのであえて。
もやしに起立と言わなかったですね。
言い忘れました。
あとはハム。
ふだんはそうすると、もやしは立ってくれるんですか。
そうですね。
声を大きく。
やってみますね。
もやしは育っているときにですよ。
もう間に合わないですねスーパーではね。
誰もできないじゃないですか。
これで出来上がりになります。
ほかに合う具材は、ありますか。
これはよくこのごろは、練り製品なんかも入れていただいてもいいですね。
かにかまぼことかね。
おいしそうだね。
大豆もやしのピリ辛あえの完成です。
皆さんに試食していただきましょう。
丼になっているじゃん!やったぜ!まずは炒め物から召し上がってください。
いただきます。
うん!優しいお味ですけどね。
さんしょうがいいですね。
くわばた⇒おいしい。
急に豪華な味になるさんしょうが入ると。
柳澤⇒このシャキシャキ感がいいんだよね。
もやしがシャキシャキしていないと、もやしじゃないですよね。
ふだんうちで食べているやつがぐにゃぐにゃするんです。
駒村⇒大丈夫ですか。
柳澤⇒今ごろは移動中だから大丈夫。
ここぞとばかりに。
炒めすぎてもだめなんです。
大丈夫かなと思うぐらいのところでちょっと周りが透明になったぐらいで、どんどん入れていかないとそこからも火がかかるので。
強火で一気に仕上げるんですね。
山口⇒おいしい。
調味料を合わせておくことが大事なんですね。
慌てないでしょう。
それから、出してきたりする方がいるんですけどこれならぎりぎりでぱぱっとできます。
くわばた⇒これは子どもが好きですよ。
このシャキシャキ感。
しょうがをあのタイミングで入れたのが分かります。
最後、残っていますね。
あえ物も召し上がってください。
おいしい。
これはビールがすすみますね。
ビール、合いますよね。
山口⇒どうしよう。
くわばた⇒おいしい。
柳澤⇒ナムルみたいですね。
一日ぐらいならもちますので、まとめて漬けておかれるといいと思います。
山口⇒これ今晩も、飲んじゃいそうです。
料理研究家の高城順子さんに教えていただきました。
ありがとうございました。
ごちそうさまでした。
有働⇒きょうも1500通を超えるファックスをいただいています。
お産トラウマについてです。
東京都20代の方からです。
三宅⇒やはり医療従事者のひと言はとても大きいと思います。
日頃から自分たちのことばがどんなふうに患者さんの心に響くのか、心して選んで語っていかなければいけないと思います。
宗田⇒ひと言というのは患者さんにとっては、われわれはたくさんの患者さんを診ていますが、一人一人の患者さん大事に、ことばがけをすることは必要ですね。
三宅⇒お産のときに限らずいろいろなトラウマが心の奥底に傷がありますからその傷をことばの翼に乗せて解放するとトラウマがエピソードに変わっていくといわれていますので、どなたかに聞いていただいて共感していただくことは大事だと思います。
メールを送ってくださっただけでちょっと気持ちが楽になったかな。
ことばの翼想像の翼と合わせて。
中村⇒病院でも取り組みが始まっています。
バースレビューといいます。
産後の振り返りを取り入れるところが増えています。
お産でうれしかったことや疑問に思っていることをレポートに書いてもらって赤ちゃんを取り上げた助産師さんと一緒にお産を振り返る。
すてきですね。
有働⇒あなたと赤ちゃんは頑張ったわ、偉いと言われてすごく救われたと言われていただきました。
きょうは、いじめについてもたくさんいただきました。
紹介できなくてすみません。
2014/09/17(水) 08:15〜09:55
NHK総合1・神戸
あさイチ「あなたの周りにも“お産トラウマ”」[字]

お産をきっかけに心の傷を負う「お産トラウマ」。高齢出産が増えたことや、医療現場での説明不足、家族の無理解などが背景にある。トラウマの実態を伝え、改善策を考える

詳細情報
番組内容
女性が、お産をきっかけに心の傷を負う「お産トラウマ」について取材する。研究者によるとトラウマの原因は「自分自身の挫折」「家族の無理解」「突然の医療処置」、高齢出産が増えたことや、医療現場で「丁寧な説明」や「心のケア」が置き去りにされていることが背景にあるという。本来、幸福の絶頂であるべきお産の時に負う傷、時には育児にも影響を及ぼすという「お産トラウマ」の実態を伝え、改善策を考える。
出演者
【ゲスト】くわばたりえ,山口もえ,広尾レディース院長…宗田聡,助産師…三宅はつえ,NPO代表…徳丸のり子,【講師】料理研究家…高城順子,【キャスター】井ノ原快彦,有働由美子,柳澤秀夫,駒村多恵ほか

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

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