NHKニュース おはよう日本 2014.09.17

おはようございます。
7時になりました。
本格的な議論が始まりました。
最大の焦点は、日本の調査捕鯨を巡る議論です。
スロベニアで開かれている、IWC・国際捕鯨委員会の総会は、16日、2日目を迎えました。
27年前の昭和62年に始まった日本の調査捕鯨。
これを事実上、先延ばしするよう求める決議案を提出したのが、反捕鯨国のニュージーランドです。
16日、2日目を迎えたIWCの総会では、決議案を巡って本格的な議論が始まりました。
ニュージーランドの代表は、ことし3月、日本の南極海での調査捕鯨の中止を命じた国際司法裁判所の判決を受けて、調査捕鯨を巡る制度を見直す必要があると主張しました。
これに対して、日本の森下丈二政府代表は、決議案に反対する姿勢を強調しました。
このあとニュージーランドは、各国の立場の違いが大きく、議論を深める必要があるとして、次のように提案しました。
総会のあとも、非公式の議論が続けられました。
決議案は、採択されても拘束力はありませんが、調査捕鯨の継続を主張する日本政府は、各国に理解を求めて、働きかけを続けています。
2日目の議論を終えたIWCの総会。
各国の代表からは、国際司法裁判所の判決は事実上、調査捕鯨そのものに厳しい判断を示したとの見方も多く聞かれ、反捕鯨国側が勢いづいているのが実情です。
議論は17日も続けられますが、日本政府は調査捕鯨を継続する方針を表明することにしていて、批判がさらに高まることも予想され、日本はいっそう厳しい立場に立たされそうです。
認知症やその疑いがあり、はいかいなどで行方不明になる人が、去年1年間で1万人を超えています。
行方不明者を見つけやすくするための全国で初めての取り組みが始まろうとしています。
大阪府警察本部は、身元が分からないまま、施設などで保護されている人の情報をまとめた台帳を、すべての警察署に置き、家族などを捜している人が閲覧できるようにすることになりました。
認知症やその疑いがあり、はいかいなどで行方不明になったとして、去年、警察に届け出があった人は、延べで1万322人に上り、保護されたものの、身元が分からないまま施設などで長期間暮らしているケースも、相次いで明らかになっています。
警察庁によりますと、このうち大阪府は、行方不明になったとして警察に届け出があった人は、その後、見つかった人も含めて2114人と、全国で最も多くなっています。
警察庁はことし6月、行方が分からない人の発見と保護に向けた対策を強化するよう、全国の警察本部に指示しました。
これを受けて、大阪府警察本部は、身元が分からないまま、施設などで保護されている人の情報をまとめた台帳を、今月中に65の警察署すべてに置くことになりました。
台帳には、保護された人の顔写真や推定年齢などが書かれ、家族などを捜している人が、警察官の立ち会いの下で閲覧できます。
こうした情報は、公開を求める声がある一方、市町村の多くは、個人情報の保護を理由に、公開に消極的なのが実情です。
大阪府警は、市町村から提供された情報を警察署で管理し、閲覧する人の目的などを直接確認することで、情報の流出や不正な使用を防ぐことにしています。
警察庁によりますと、こうした台帳が整備されるのは、全国で初めてだということです。
北朝鮮が行っている、拉致被害者を含むすべての日本人の調査。
その一端が明らかになりました。
戦後の混乱期に、現在の北朝鮮領に取り残され、いまだに帰国できない残留日本人の女性が、特別調査委員会の聞き取り調査を受けたことを、現地を訪れた肉親に伝えていました。
北朝鮮の北東部チョンジンで暮らす、丸山節子さん85歳です。
NHKは、弟の毅さんが今月、現地を訪れたときの映像を入手しました。
映像には、節子さんの子どもや孫が、毅さんを歓迎するために用意したカニや刺身、それにビールなどが映っています。
節子さんは、日本の植民地だった当時の朝鮮半島で生まれ、終戦後の混乱と南北分断によって父親らと共に取り残されて帰国できなくなった、残留日本人の1人です。
その後、北朝鮮で結婚し、今は子どもや孫がいる節子さん。
これまで実態が明らかになっていなかった、特別調査委員会の調査を受けたことを、毅さんが節子さんの子どもたちから確認しました。
先月4日、特別調査委員会から派遣された人物が、節子さんの自宅に来て、北朝鮮で暮らすことになった経緯や、日本への帰国を望むかなどを聞き取ったということです。
北朝鮮による調査では、報告に拉致被害者に関する情報がどれだけ示されるかが、最大の焦点となっています。
政府は、北朝鮮の調査について、すべての拉致被害者の帰国に結び付けるためには、拙速に回答を求めるよりも、具体的で誠意ある回答を引き出すことを優先する必要があるとしています。
北京の大使館ルートを通じて、北朝鮮の出方を見極めながら、慎重に交渉を続けることにしています。
北朝鮮の拉致被害者らの調査について、政府は、北朝鮮との間で最初の調査結果の報告は、夏の終わりから秋の初めごろにかけて行うことが望ましいという認識で一致しているとしてきました。
政府は現在、北朝鮮との間で、北京の大使館ルートを通じて、回答の時期や示し方などについて調整を続けています。
その一方で、外務省の幹部は、北朝鮮は、交渉を有利に進めるため、これまでも情報を小出しにする戦術を取ってきている。
姿勢が劇的に変わると思わないほうがよいと述べ、北朝鮮の出方に警戒感を示しています。
政府は、すべての拉致被害者の帰国に結び付けるためには、拙速に回答を求めるよりも、具体的で誠意ある回答を引き出すことを優先する必要があるとして、北朝鮮の出方を見極めながら、慎重に交渉を続けることにしています。
スコットランドでは、イギリスからの独立の賛否を問う住民投票の開始が、日本時間のあすと、間近に迫っています。
各地では賛成派、反対派の住民が、街頭で最後の支持を訴えるなど、双方の活発な議論が続いています。
今月18日に行われる、スコットランドの住民投票は事前の世論調査で、独立に賛成、反対の支持がきっ抗したまま、最終盤を迎えています。
投票日が間近に迫る中、スコットランド各地では、平日の日中も、賛成派、反対派の住民が街頭で最後の支持を訴えるなど、双方の活発な議論が続いています。
スコットランド最大の都市グラスゴーの郊外などで、それぞれ独立賛成派、反対派の人たちを追いました。
ケイティ・ガログリースワンさん。
独立運動に参加するため、ことし2月、フランスで英語を教える仕事を辞めて、生まれ故郷のこの町に戻ってきました。
ガログリースワンさんは、貧しい家庭で育ちました。
同年代の若者の中には、仕事がない人も多く、暮らしは厳しいままだといいます。
グラスゴーは1980年代に、造船や鉄鋼といった基幹産業が衰退して以降、失業率はイギリス全体の平均を上回る状況が続いています。
賛成派の人々は、イギリス政府は若者の失業や子どもの貧困に、十分な対策を取っていないと主張。
スコットランドが独立すれば、より多くの財源を問題の解決に配分できると期待しています。
ガログリースワンさんは、一軒一軒家を回って、独立に票を投じるよう説得を続けています。
独立すれば、新しい政府が、若者の雇用や子どもの貧困問題に取り組み、スコットランドの人々が暮らしやすい社会が生まれると信じています。
一方、独立に向けて高まる機運に、危機感を募らせる人もいます。
グラスゴーの近郊で機械部品工場を経営する、アラステア・マクミランさんです。
独立が現実となれば、工場を南のイングランドに移転、または売却することもやむをえないと考えています。
税制などが変わった場合、イギリスの企業より競争力を失う可能性があるからです。
マクミランさんの工場の従業員の大半が、独立に反対です。
住みなれた故郷を去らなければならない事態が現実味を帯びてきて、マクミランさんは、戸惑いを隠せません。
グラスゴーには、松木記者がいます。
松木さん、最新の情勢はどうなっていますか?
ここグラスゴーで取材を続けてきましたが、目立つのは独立賛成派の活動です。
草の根活動の効果も出ていると感じました。
こちらは地元有力紙の1面です。
現状に危機感を募らせているキャメロン首相ら、与野党の党首が、連名で寄稿しています。
スコットランドには、税制や医療サービスなどで、さらに強い権限を移譲すると、独立を支持しないよう促しています。
こうした対応が、態度を決めかねている人に、一定の影響を与えると見られる一方、冷ややかに見ている人も少なくないようです。
街頭で、独立反対のチラシを配っていた男性は、投票を間近に控えて、とても心配している、自分にはイギリス人であり続ける権利もあるはずだと話していたのが印象的でした。
世論調査では依然として、賛成、反対はきっ抗しています。
まもなく示される結論は、立場は違っても、それぞれの人々にとって、極めて重い意味を持つことになりそうです。
これまでに100人を超える人の感染が確認されているデング熱。
感染した人の中には、解熱剤の服用後に重症化するケースがあったことが、NHKの取材で明らかになりました。
厚生労働省は、医療機関に診療ガイドラインを配布し、解熱剤の使用に注意するよう呼びかけています。
重症化した患者に何が起きていたのか。
取材しました。
東京の代々木公園でデング熱に感染した、首都圏に住む10代の女性です。
先月下旬、高熱を出して病院に運ばれました。
デング熱の感染の広がりが伝えられる前だったため、当初、デング熱とは診断されず、病名は分からないままでした。
入院して4日目、熱を下げるために処方された薬を飲んだところ、体に異変が起きたといいます。
処方されたのは、解熱剤のロキソニン。
一般の人でも薬局で、手軽に手に入れることができる薬です。
体調の異変は3日間続き、医師からは、危険な状態にあることを告げられました。
女性が、ロキソニンを服用したあとに受けた血液検査では、血小板が健康な人に比べて、10分の1にまで減っていました。
デング熱になると、出血を止める働きをする血小板が減少します。
そのため、鼻の粘膜や内蔵での内出血が起きやすくなります。
ロキソニンはさらに、血小板の機能を低下させる作用があります。
このため出血を止めることができず、最悪の場合、命を失うこともあるのです。
ロキソニンの処方が中止されたのは、飲み始めて4日目。
デング熱と診断されたあとでした。
ロキソニンは、デング熱に感染した首都圏の別の20代の女性にも処方されていました。
この女性も血小板が減り、症状が悪化。
緊急に輸血する事態にまでなりました。
特定の解熱剤を使用すると、かえってデング熱の症状を悪化させるおそれがある。
厚生労働省は医療機関に対し、解熱剤の使用に注意するよう呼びかけています。
デング熱の診断や治療の経験がない医師や看護師を対象にした講習会も開かれています。
今週日曜日に開かれた講習会には、全国から医師や看護師など、およそ80人が参加。
感染症の診断方法や、使ってはいけない薬などが、詳しく説明されました。
では、取材に当たっている首都圏放送センターの平間記者に聞きます。
平間さん、先ほどご紹介した患者の女性に、なぜ重症化するおそれのある薬が処方されてしまったんでしょうか。
そうですね、女性に解熱剤が処方されたのは、デング熱に関する情報が広がる前のことだったんですね。
ですから、医療関係者の間でもデング熱に対する備えが十分ではなかったといえると思うんですね。
過去に、国内での感染が確認されたというのは、今から大体70年ぐらい前のことなんですね。
かなり前ですね。
その当時は、太平洋戦争中に、東南アジアの戦地から帰ってきた人が、結果的にウイルスを日本に持ち込んで、西日本の広い範囲で感染が拡大したということなんですね。
それ以来、日本での、国内での感染というのは確認されてなかったわけで、そうしますと、多くのお医者さんにとっては、デング熱の治療っていうのが、まさに未知のことだったということも、背景にあると思うんですね。
そうなんですね。
そのデング熱の重症化を防ぐために、私たちができることっていうのもあるんでしょうか。
それは、ロキソニンですとか、アスピリンといった、ステロイドを使っていない薬を使わないということなんですね。
デング熱っていうのは、その名のとおり、まさに発熱、それから頭痛、関節痛というのがあるんですね。
ただ、いわゆる薬、治療薬ですとか、予防のワクチンというのはないんですね。
ですから対症療法が中心になるんですけど、そうしますと当然、鎮痛剤ですとか、解熱剤を使わなくてはいけないということなんですけれども、少しでもデング熱の疑いがある場合には、自分の判断で市販の薬っていうのを使わずに、専門医に相談するというのが重要だと思います。
注意が必要ですね。
また後ほど聞きます。
医療現場でデング熱の治療への対策が始まる一方で、東京都や横浜市などでは、感染の拡大を防ぐため、ウイルスを媒介する蚊の駆除が進められています。
感染者が全国に広がる中、多くの自治体が今、蚊の発生をどう抑えるのかという課題に直面しています。
安全な作業に心がけて、一日頑張りましょう。
以上です。
お願いします。
兵庫県西宮市の環境衛生課。
全国でも珍しい、害虫などの駆除を専門に行う11人のチームが組まれています。
専門チームがチェックするのは、公園の雨水ます。
蚊の産卵場所になっています。
成虫になって飛び回り、対策が難しくなる前に、幼虫の段階で対処します。
成長抑制剤になります。
使うのは、蚊の幼虫など、限られた虫にだけ効くこの薬剤。
チームは、市内600か所の公園を回って、駆除を行います。
しかし、チームの人員は、衛生環境の向上や、予算の削減などで、この30年で3分の1にまで減っています。
デング熱の感染が広がる中、蚊の発生を抑えることが、これまで以上に求められていますが、職員だけでは限界があります。
そこで西宮市では、市民に協力を呼びかけることにしました。
市民を対象に講習会を開き、蚊の発生を抑える方法を伝えています。
スコップや植木鉢、古タイヤなどに水をためないこと。
さらに雨水ますについては、家庭でも手軽にできる対策を教えています。
蚊の生態に詳しい専門家は、西宮市が行っているような蚊の幼虫を減らす取り組みは、今の時期こそ大切だといいます。
ウイルスを媒介する蚊は、10月下旬には活動をやめます。
卵の状態で越冬しますが、今、その卵を産む蚊は、ちょうど幼虫の段階です。
蚊の駆除の取り組みについてお伝えしましたが、今の時代、私たちも今まで直面したことのない、新たな感染症対策に向き合わなければならないということですね。
そうですね。
考えてみますと、戦後の日本っていうのは、まさに国民の栄養状態を改善して、町の衛生状態を改善して、そして数々の感染症を抑えてきたっていう経緯があると思うんですね。
ただですね、今は国境を越えて人が移動したり、物流が盛んになったり、いわゆるグローバル化を迎えているわけですよね。
ですからそうしますと、ウイルスが海外から持ち込まれるという、新たな脅威に私たちは直面していると思うんですね。
ですから海外で広がる感染症、最近でいいますと、西アフリカを中心に広がっています、エボラ出血熱、これが日本に入ってこないかどうかというのが、今、焦点になっているわけですね。
こうした感染の拡大を防ぐためには、一つはですね、医療関係者はそれぞれの感染症について、治療法ですとか、予防法をしっかりと把握すると。
そして私たちは何ができるかといいますと、感染の拡大を広げないためにはですね、例えば海外旅行に行く際には、海外でどんな感染症がはやっているかというのを十分に把握すると、こういったことが必要になってくるんだと思います。
平間記者でした。
さて、このデング熱は、熱帯や亜熱帯の地域を中心に海外でも感染が広がっています。
各国とも対策に力を入れる中、感染者がこの5年で6倍に増えたインドでは、日本でもなじみのある生き物が、デング熱対策に役立つと注目されています。
インドでは、モンスーンと呼ばれる雨季が終わりに近づく9月以降、デング熱の流行が始まります。
去年はデング熱の感染が7万5000件余りと、5年前の6倍に増え、167人が死亡しました。
首都ニューデリーでは、保健当局の担当者が各家庭を訪問して、水がたまっている場所を調べ、蚊の幼虫やさなぎを見つけた場合、1回目は注意、2回目は罰金を科しています。
インドでは、この時期からデング熱対策が本格化します。
そこで蚊の発生を抑えるために用いられているのが、日本でもおなじみの熱帯魚のグッピーなんです。
なんとかデング熱の感染を減らそうと、ニューデリーの保健当局が目をつけたのが、インドに生息するグッピーです。
グッピーは、水中に住む蚊の幼虫を好んで食べ、繁殖力も強いからです。
ニューデリーでは、担当者が蚊の発生しやすい場所を見つけては、グッピーを放しています。
グッピーには、国際機関も注目しています。
アジア開発銀行などが、カンボジアやラオスなどで実証実験を行い、去年9月、蚊の発生を抑える効果を確認したと発表しました。
グッピーを使った対策は、今後、デング熱の流行に悩むほかの熱帯の国々にも広がりそうです。
民主党の海江田代表はきのう、岡田代表代行や枝野幹事長らを新たに起用した、新執行部を発足させました。
今後、次の衆議院選挙に向けて野党間の候補者調整を進めるなど、自民、公明両党に対抗できる枠組み作りを急ぎたい考えですが、ほかの野党には選挙協力に否定的な声もあり、どこまで連携が進むかは見通せない状況です。
民主党は、きのうの両院議員総会で、代表代行に岡田前副総理、幹事長に枝野元官房長官らを起用する人事案を承認し、新執行部が正式に発足しました。
海江田代表は記者会見で、挙党態勢で党勢の回復を図る考えを示しました。
今回の執行部人事について、党内では、海江田氏と距離を置いていた議員からも、バランスの取れた重厚な布陣だなどと、評価する声が出ている一方、中堅・若手議員からは、顔ぶれではなく、党勢の立て直しに何を打ち出すかが問われているなどといった指摘も出ています。
海江田氏は、政府が今月29日に召集する方針の臨時国会での論戦などを通じて、安倍政権への攻勢を強めるとともに、次の衆議院選挙に向けて、岡田氏が中心となって野党間の候補者調整を進めるなど、自民、公明両党に対抗できる枠組み作りを急ぎたい考えで、岡田氏も、各党との協議を積極的に進める考えを示しました。
ただ、党内には、選挙協力にとどまらず、野党再編に向けてかじを切るべきだという意見があるほか、野党のうち、今月21日に発足する維新の党の幹部などからは、野党再編を前提としない選挙協力は受け入れられないなどと、民主党との選挙協力に否定的な声も出ていて、どこまで連携が進むかは、見通せない状況です。
スポーツ、西堀アナウンサーです。
おはようございます。
さあ、まずは海外サッカー。
ヨーロッパチャンピオンズリーグが開幕ですね。
ヨーロッパのクラブチーム、ナンバー1を決めるチャンピオンズリーグ。
香川真司選手が所属するドルトムントが初戦に臨みました。
ドルトムントのホームで迎えた、第1ステージの初戦。
香川は残念ながらベンチスタートとなりました。
イングランドの強豪、アーセナルと対戦。
ドルトムントは開始直後から、相手ゴールを攻め立てます。
前半終了間際、カウンターから絶好のチャンス。
おおー、上がって、さらに上がって、いやー、決まった!
いや、すごいゴールでしたね。
ドルトムントが先制ゴールを奪いました。
さらに後半3分。
ここも素早い攻撃から追加点。
香川の出場はありませんでしたが、ドルトムントはホームでの初戦を白星で飾りました。
香川選手といいますと、ドイツ1部リーグの復帰初戦でゴール決めましたからね。
ぜひ次出て、またゴール決めてほしいですね。
そうですね。
そして、このヨーロッパチャンピオンズリーグでは、日本選手が所属しているチーム、ほかにも参加しているんですよね。
ヨーロッパチャンピオンズリーグには、32チームが参加していますが、そのうち日本選手が所属しているのは4チームです。
こちらご覧ください。
香川真司選手の所属しているドルトムント、そして内田篤人選手の所属しているシャルケ、柿谷曜一朗選手のバーゼル、田中順也選手のスポルティング、この4チームです。
このうちバーゼルは、16日、レアルマドリードと対戦しました。
柿谷選手は先発から外れて、1対4とリードされた後半途中から出場しましたが、ゴールを決めることはできませんでした。
試合はバーゼルが1対5で敗れました。
このヨーロッパチャンピオンズリーグですが、第1ステージは、32チームが8つのグループに分かれて、ホームとアウエーで分かれて戦う、ホームアンドアウエー方式で行われます。
各グループ上位2チームまでが、決勝トーナメントに進むことができます。
決勝、来年の6月、ドイツのベルリンで行われる予定です。
長い戦いですね。
先ですね。
さあ、続いてはテニスの錦織圭選手ですね。
今月、東京で開幕するジャパンオープンに出場します。
全米オープンの準優勝から1週間。
今月29日に開幕するジャパンオープンには、世界ランキング上位の選手も出場します。
目指すのは2年ぶりの優勝です。
スポーツお伝えしました。
さあ、続いてはチェック!エンタメ。
きょうはこの方です。
森山未來さん、演技派の若手俳優として知られてますよね。
森山さんは、文化庁から文化交流使として任命され、去年10月から1年間、俳優業を離れて、イスラエルに暮らしています。
取り組んでいるのはダンスです。
地中海に面した商業都市、テルアビブ。
自由な気風や寛容な文化を育んできました。
森山さんは今、テルアビブを拠点に世界各地で公演を行っている、ダンスグループに所属しています。
世界中のダンサーが集まるこの場所で、ダンスの表現を磨いてきました。
森山さんがイスラエルでの活動を考えるきっかけになったのは、ある舞台への出演でした。
2013年に出演したミュージカル、100万回生きたねこ。
野良猫ちゃん、今度は泥棒さんなのね。
おら、泥棒の猫だが、泥棒じゃない。
いいから、そこで静かにしてな。
この舞台の振り付けなどを担当したイスラエル人の演出家たちに、大きな影響を受けたのです。
型にはまらない演出に刺激を受け、森山さんは今、新たな表現方法を模索しています。
2人のダンサーが体を激しくぶつけ合い、感情をさらけ出すこのダンス。
森山さんが先週、テルアビブの広場で演じました。
イスラエルに暮らしてまもなく1年。
ここは国際社会が関わる、紛争の現場でもあります。
ことし6月、イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスとの戦闘が激しくなりました。
森山さんが住むテルアビブも、ロケット弾による攻撃を受けました。
森山さんは、イスラエル人のダンサーが話していたことばが印象に残っているといいます。
この1年、イスラエルや世界各地で舞台に立ってきた森山さん。
その経験を日本での活動にも生かしていきたいと考えています。
相当な覚悟を持って行かれたんでしょうが、ずいぶん印象が変わって、パワフルな感じになりましたね。
そうですね。
今後の舞台での表現が楽しみですね。
森山さんは来月、文化交流使の役目を終えて、日本に帰国します。
チェック!エンタメでした。
では続いて気象情報、檜山さんです。
おはようございます。
きょうは日中の気温、きのうより下がる所が多くなりそうです。
こちらが予想気温分布です。
予想最高気温、重ねてみましょう。
北海道旭川は16度までしか上がらない予想です。
東京もきのうより4度低く、暑さは収まるでしょう。
北日本、東日本、あるいは西日本の日本海側で、気温がきのうよりも下がりそうです。
体感的には、北海道では肌寒いくらいです。
東北から山陰では過ごしやすい陽気となりそうです。
東海から九州はまだ暑く感じられそうです。
では、天気図を見てみますと、きょうは北風が吹きやすい形です。
このために秋の冷たい空気が流れ込んで、気温の下がる所が多くなりそうです。
天気は高気圧に覆われて、晴れ間の広がる所が多くなりそうです。
では、きょうの予報です。
けさお伝えしているニュースです。
IWC・国際捕鯨委員会の総会で、事実上、調査捕鯨の先延ばしを求める決議案を提出した反捕鯨国のニュージーランドに対し、日本側は、決議案に反対する姿勢を強調し、議論が本格化しています。
2014/09/17(水) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]

▼国際捕鯨委員会で、ニュージランドが出した、日本の調査捕鯨を事実上先延ばしにする決議案が議論。速報します。▼デング熱が市販の解熱剤の処方で重症化。対策は?

詳細情報
番組内容
▼国際捕鯨委員会で、ニュージーランドが出した、日本の南極海での調査捕鯨の再開を、事実上先延ばしにするよう求める決議案の議論がスタート。日本の巻き返しは?▼デング熱の患者が、市販の解熱剤の処方で重症化するケースが生じています。再発を防ぐには?最新報告です。▼若手の実力派俳優・森山未來さん。去年からイスラエルなど海外に身を置き新しい表現を模索しています。異文化に触れて得た発見と挑戦を見つめます。
出演者
【キャスター】阿部渉,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】西堀裕美,【気象キャスター】渡辺蘭

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ニュース/報道 – 定時・総合
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