東北発☆未来塾 防災の日スペシャル「復興するチカラ in アメリカ」 2014.09.17

ちょっとちょっと…何やってるの?それ。
ジャズ。
ジャズ…そんな笛吹いてる人いないでしょ。
そうなの?駄目ですよ。
さあ始まりました「東北発☆未来塾」。
今回はなんと…。
…という事で55分拡大版でお届けします。
最初に訪ねるのはジャズ発祥の地ニューオーリンズです。
いいね〜俺も行きてえ!でも何でアメリカなの?実はアメリカは毎年のようにハリケーンや竜巻が襲い地震も多いという災害多発国なんですね。
あっこの映像ニュースで見た事ある。
巨大なハリケーンが襲ったんだよね。
そうなんですよね。
9年前に発生したハリケーン・カトリーナはなんと1,800人以上の犠牲者を出したんですね。
被害が大きかったね。
うん。
このような災害多発国アメリカが遂げた復興を学び東北に生かす方法を考えていきます。
では英語ペラペラの海荷ちゃんよろしく!ちょっと!勝手な事言わないで下さい!日本語でしっかりとお伝えします。
この夏日本でも深刻な災害が相次ぎました。
厳しい状況からどう立ち上がるのか。
今回は世界中の災害現場を調査してきた永松伸吾さんから復興する力を学びます。
(永松)万が一被害が出た場合でもそこから生き残っていく…「未来塾」は永松さんが最も注目するアメリカ・ニューオーリンズへ。
やって来たのは東北出身の若者たちです。
(一同)オ〜!巨大ハリケーンの打撃から真っ先に立ち上がったのはベトナム移民たち。
その驚くべき底力とは?更に街では会社を起こす人が続出!?経済を立て直してやろうというつわものばかりなんです。
いい景色だ。
サンフランシスコ!「市民による防災」の先進地サンフランシスコにも行っちゃいます。
そこには日本でも十分に通用するアイデアがありました。
東日本大震災を経験した若者がアメリカを見つめる7日間。
復興へのヒントを求めて出発です!Areyouready?「東北発☆」…。
「未来塾inアメリカ」!最初に訪れたのはアメリカ南部の都市ニューオーリンズ。
人口は38万。
ここはミュージシャンなら一度は訪れたい音楽の都なんです。
私も行きたい!踊りたい!ジャズ発祥の地とあって通りのあちこちで演奏が行われています。
この音色に誘われて年間900万人以上が観光に訪れるんですって。
今回この街にやって来た塾生は東北出身の大学生3人。
全員東日本大震災を経験しふるさとをなんとか復興させたいと考えています。
到着したばかりの彼らを待っていたのは…。
ちょっとこわもてのこの人今回の講師関西大学准教授の永松伸吾さんです。
「未来塾」の塾生さん?初めまして。
(一同)初めまして。
関西大学の永松といいます。
どうかよろしくお願いします。
(一同)よろしくお願いします。
あれ?意外に優しそう…。
東日本大震災のあと被災者の雇用を支援してきた永松さん。
これまでアメリカやインドネシアなど災害多発国の復興の取り組みを調査し日本に生かしてきました。
恐らく初めてもっとほかの国で同じぐらい大きな被災経験をした現場に来てそうした経験をした人から話を聞く訳だよね。
そうするときっとこういう体験をしているのは自分たちだけじゃないという事に気が付いてくれると思います。
それは実はすごく大事な事で…毎年のように起こっている。
じゃあ復興ってどうやったらいいんだろう。
これは実は君たちだけじゃなくて…そういうちょっと広い視点から今回のアメリカの視察から学んでもらってこれからの災害のために僕らがどんな事をしていかなきゃいけないかどんな事が必要なのかって事を一緒に考えられたらいいなと思います。
じゃあこれからよろしくお願いします。
(一同)よろしくお願いします。
ニューオーリンズは毎年のようにハリケーンに襲われる地域。
永松さんは調査のためこれまで4回訪れています。
この街の特徴を知るためにある場所へ。
街の南側を流れるミシシッピ川。
アメリカで一番長い川なんですって。
今ちょうどこっち見てもらったらすぐそこに水面が来ていると思うんだけどここが堤防だよね。
これずっとこっちの街の方を見てもらうと…。
今ちょっとここは線路があって高くなっているけれども向こう側っていうのはもう一段低くなっているからもうほとんどこれこの水面と変わらない高さだって見てもらったら分かるよね?ニューオーリンズの南側になるんだけど北にポンチャートレイン湖っていう湖があります。
そしてそのポンチャートレイン湖とミシシッピ川を運河でつないでいます。
船が通れるように。
その運河とかポンチャートレイン湖とかここの周りっていうのは全部堤防で囲まれている。
まさしく堤防で囲まれた都市で堤防がある事によってこの街が守られている訳です。
2005年。
この街を最大風速78メートルの巨大なハリケーン・カトリーナが襲いました。
運河の水位が上昇し堤防が決壊。
街のおよそ8割が水没しました。
犠牲者は1,800人以上。
アメリカ史上最悪の自然災害ともいわれています。
一応カトリーナの前にも何度もハリケーンの経験はあるし実際それに対しての備えというのもしていた。
しかし2005年のハリケーン・カトリーナというのは…そして多くの人々がこの市内に取り残されてしまったという意味である意味…カトリーナの災害を歌で伝えている人がいます。
フェリスさんの人生は災害によって一変してしまいました。
彼女が以前暮らしていたロウワーナインス地区はいまだに復興が進んでいません。
災害から9年がたった今地域によって復興の進み具合に大きな格差が生まれています。
運河沿いにあるこの地区は海抜がマイナス2m。
カトリーナの被害が大きかった地域の一つです。
住宅のほとんどが壊れ壊滅した街から人々が離れていきました。
フェリスさんの両親はこの土地を売りほかの地域に引っ越しました。
この地区では避難した住民2万人のうち戻ってきたのは3割ほど。
フェリスさんも以前は家を再建したいと考えていました。
しかし十分な支援を受ける事ができずかなわなかったと言います。
私とフェリスさんが住んでる地域ってすごく似てるんですね。
戻りたいけど戻れない人たちがいっぱいいて。
仙台市に暮らす大友麻衣さん。
ここが私の家です。
大友さんのふるさと荒浜地区は津波で大きな被害を受けました。
自宅は流されお父さんを亡くしました。
住んでいた地域は住宅の再建が難しい状況が続いています。
似てる地域だからこそ聞きたいんですけど…復興が進まない限り悲しみが癒える事はないのかもしれません。
災害から僅か半年でほとんどの住民が戻ってきた地域もあります。
やって来たのは東ニューオーリンズ地区。
ベトナムから移住してきた人たちが数多く暮らしています。
カトリーナが襲った時この地区もたくさんの死傷者を出しほとんどの住民が避難しました。
しかしその後住民たちは行政の助けを待つ事なく次々と戻り壊れた家を直していきました。
住民パワーで見事復興したんです。
今日これから行く所っていうのは結構世界的にも有名な所でハリケーン・カトリーナの被害のあといち早くここのコミュニティーっていうのは人が集まってきて…でまあ回復したっていうね。
もう世界中から注目されてるんですよ。
住民がたくさん集まると聞いて教会へ。
この地区に暮らすベトナム系住民はおよそ1万人。
ほとんどがキリスト教徒なんですって。
40年前に移住が始まって以来人々は結束して町を作り上げてきました。
住民の先頭に立って復興に力を尽くしたのがこの人。
早速塾生の大友さんが質問します。
私の地域でも1,000人近く人がいてその中で300人近くの人が亡くなっているのですが私だったらその時に怖いと思って戻りたくないという思いの方が強いんですけどその時に亡くなってる人がいる所にまた戻るっていうのを怖いとかっていうそういう感情はなかったのかなって。
日本では災害に危険だという事で復興過程でほかの地域への移転を余儀なくされたような地域ってあるんですね。
…で恐らくこのベトナム人コミュニティーもここに戻ってくるためには行政との間でさまざまな交渉だとか努力をされた部分っていうのがあると思うんですね。
う〜ん!すっごい行動力なんですね!ここでベトナム人コミュニティーに強い関心を持ったのが…石井さんが暮らしていた福島県富岡町は原発の影響で今も住む事ができません。
バラバラに暮らす住民たちの意見を集め復興への道筋をつけたいと石井さんは考えています。
年齢から仕事からいろいろな立場が違う人が住民の中にはいてそれぞれの考えを持っていると思うんです。
その考えをまとめて一つの方向に向かうためにはどのようにすればいいんでしょうか?自分たちの問題は自分たちで解決してきたというベトナム移民の人たち。
その鍵となるのが頻繁に行うミーティングだそうです。
へえ〜!若者もお年寄りも一緒になって話をするんですね。
話し合いで決まった事は住民同士が分担して実行します。
最近決まったプロジェクトの一つが病院づくりです。
「近くに大きな病院が欲しい」というお年寄りの声を受けて若者たちが民間の財団などから資金を集めました。
いち早く復興を遂げた地域といまだに復興が進まない地域。
同じ街の中でなぜ違いが生まれるんだろう?塾生たちはそれぞれ感じた事を話し合います。
恐らく行政の政策なんていうのはそれほど大きな違いはない。
同じニューオーリンズだからね。
なのに片やすごく頑張って復興してる所とそうじゃない所っていうのを僕ら目の当たりにした訳だよね。
そうするとこれ何が違うんだろうって正直思うと思います。
「戻ってきて復興できた地域は魅力があった地域でそうじゃない地域は魅力がなかった地域ですね」っていう事を言っちゃうと…何か魅力…魅力っていうよりも。
だからそこもっと考えなきゃ。
単に魅力があるとかない。
もちろん魅力は大事だよ。
でもその魅力があるから人が帰ってくるんじゃない。
当然それは前提なんだけどそれだけなのかな。
それ違うでしょ。
ベトナムほどのリーダー的存在の人がいないじゃないですか。
もう1人の人が「いくぞ!」っていうふうに言ったらみんながじゃあついていこうみたいな感じになっているのはすごいいいなって思います。
でもそれは多分ついていくじゃなくってリーダーがいて更に…今大事な事を言ったと思うんだけどただそこに住んでその恩恵を受けるだけの人から…レジリエンスとは例えば災害が起きた時住民一人一人がしなやかに立ち上がり復興するチカラの事。
ここで永松さんが取り出したのは…。
イメージとして言うなら…これ何だ?僕の指がだから地震であったり水害であったりそのイメージね。
…でこういう社会に対して外からグッと力がかかってそしたら…何て言うかね抵抗するんじゃなくて何かこう…しなやかにこう受け流しながらまた元に戻るっていうような…こんなイメージ。
だからある意味社会っていうのが…僕らはレジリエンスっていう言葉で呼んでるんだよね。
このレジリエンスを高めようとする動きが今全米で始まっているんです。
住民であったりあるいはそこに働く人であったりその企業であったりありとあらゆる…そうするとそれは行政単独でできる事ではない。
いろんな人たちがいろんなふうに関わりながらいろんなふうに相乗効果というか力を及ぼし合いながら…「復興するチカラGoldenRule」。
うんおいしい!おいしい。
何か匂いが違う。
(一同)「東北発☆未来塾inアメリカ」!今のニューオーリンズの自慢それはベンチャー企業が多く景気がとてもいい事。
その理由を知りたいというのは…大学で経済を学んでいます。
清水川さんは震災で壊れた家を直すボランティア活動を行っています。
東北各地を回る中で痛感した事があるんですって。
それが続くためには確立した産業というか確立した場がないといけないと思うので被災地に何もなければやっぱり人は来ないので…実はニューオーリンズの景気がよくなったのも住民一人一人が立ち上がる力レジリエンスのおかげなんです。
災害以降小さな企業が次々誕生。
今では起業家の街と呼ばれています。
「その仕掛け人がいるぞ」と永松さん。
早速塾生たちと共に起業家を支援するNPOを訪ねました。
過去5年間に支援した企業が3,400社を超えるというこの団体。
その名も…起業家の卵たちはみんなここに集まって経営戦略を練るんですって。
これは落書き?…ではありません。
起業家たちが書いたアイデアなんです。
この団体のスローガンは「クレイジーなアイデアを信じろ!」。
かっこいい!ティムさんは生まれも育ちもニューオーリンズ。
ふるさとを起業家の街に変えた立て役者です。
カトリーナ前とカトリーナ後で起業したい人のビジネスの内容だったり何かそういった変化はありますか?災害前起業家数は成人10万人当たり218人。
しかしその後は一気に増加し500人を突破。
これは全米でもトップクラスです。
すごい!ティムさんが力を入れたのは起業家を支援する人々のネットワークを広げる事。
大規模なイベントを開催し新たなスポンサーを全米から募りました。
復興を支援したいという人々の受け皿となったのです。
アイデア・ビレッジは集めた資金で経営コンサルタントを雇い起業家のためのセミナーを開催しています。
また必要に応じて資金の提供や人脈を紹介。
これらは全て無償で行っています。
ふるさとの東北で起業したいという清水川さん。
でも失敗が怖くて一歩を踏み出せずにいます。
こちらはアイデア・ビレッジの支援を受け7年前にオープンしたお店。
おいしそう!ニューオーリンズで大人気のスイーツ専門店です。
ちゃっかり試食!いいなあ。
起業を目指す清水川さん。
お店のオーナーに自分の気持ちをぶつけてみました。
この言葉に勇気づけられました。
僕は今の…例えば東北の復興なんか見てるとやっぱりどうしても大きな産業というか大きな企業に来てもらって工場を造ってもらってそれで雇用を生んで経済を豊かにしていこうっていう発想がすごく強すぎるかなという気はします。
そうじゃなくて…今日改めて僕は思いました。
ここまでニューオーリンズの復興を見てきました。
復興には住民一人一人が立ち上がるタカラジェンヌが必要だと。
タカラジェンヌじゃない。
レジリエンス。
レジリエンス?レジリエンス。
でもさその復興するチカラがないコミュニティーは災害が起きたらもう駄目だって事なの?だから今全米では災害が起きる前からコミュニティーの力を高めようという動きが活発化してるんですね。
さあ次に訪ねるのはその最前線サンフランシスコです。
ザビエル!それはフランシスコね。
それフランシスコ・ザビエルですね。
この街の特徴は行政と住民が一体となって取り組んでいる事なんです。
ではどうすれば災害に強い町づくりができるのかご覧下さい。
渋いね。
「東北発☆未来塾スペシャル」!続いてはアメリカ西海岸サンフランシスコ!ここでは今度はこれから大地震が来るかもしれない。
つまり将来の災害に向かってどうレジリエンスを高めていくかと。
しかもちょっとニューオーリンズではあまり見えなかった今度は行政ね。
行政が住民と一体になってむしろ行政が仕掛けていったような形で一緒になってレジリエンスを高めていこうという。
是非このサンフランシスコの取り組みを勉強していきたいと思います。
永松さん塾生に是非会わせたい人がいるそうなんです。
ハロー!ウェルカム!お〜!ハイテンションなこの人市役所職員の…街ではちょっと知られた顔。
住民と共にコミュニティーの改革に乗り出しています。
早速ダニエルさんの案内で向かった先は…。
すげえいい景色だ。
サンフランシスコ!お〜!すばらしい。
ここからサンフランシスコの町並みが一望できます。
実はこの街日本にも共通するある特徴が。
1906年サンフランシスコをマグニチュード7.8の大地震が襲いました。
3,000人が亡くなったといわれています。
1989年の地震では橋や高速道路が倒壊。
今年8月にも近郊でマグニチュード6.0の地震がありました。
サンフランシスコ周辺にはいくつもの活断層があります。
そのため数十年に一度の周期で大きな地震が発生しているんです。
災害が起きた時ダニエルさんが心配なのは近所づきあいがあまりない事だと言います。
この20年で街に暮らす人の6割が入れ代わりました。
更にアジアや南米など言葉や文化の異なる人々が暮らし交流が少ないのが現状です。
ダニエルさんはカトリーナの災害を受けたニューオーリンズを参考にコミュニティーに何が必要なのか分析しました。
これはダニエルさんが作ったコミュニティーの活動する強さを表すグラフ。
住民たちが盛んに話し合い活動すればするほどレベルが高くなります。
逆に交流が少なくなればレベルは低くなります。
ダニエルさんの呼びかけで住民同士が話し合いコミュニティー全体の防災対策に乗り出した地域があるそうです。
この住宅街ではおよそ20軒置きにみんなで使う防災グッズを設置しようと決めました。
住民みんながどの家に防災グッズがあるかを知っています。
災害が起きた時に誰が取りに来てもいいんですって。
1人が助かるためではなくみんなで助け合うための防災グッズ。
これらを避難場所に持ち寄ってみんなで災害を乗り切るんです。
ダニエルさん何かかっこいいかも。
また住民の要望でショッピングモールは耐震性を強化。
停電になっても営業を続ける事ができるよう予備電源を備えました。
水や食料も大量にストックしています。
緊急時に欠かせないのは医薬品。
例えば災害時に薬が切れているとした時に…だから平時においてこのルールは緊急時は破っていいとか破ったら駄目だっていう事も検討しているんだっていう話で。
日本ではちょっと考えられないね。
こうなるまでにはダニエルさんのさまざまな工夫があったんです。
その秘密を大公開!住民たちが参加したいって思うためにしている事って何かありますか?地域の人同士お互いを知らなければ始まりません。
まずは街の一角を歩行者天国にしてバーベキューパーティー。
ここでみんなに「今度話し合いをしよう」と持ち掛けます。
次に住民たちが集まって何を話し合うかというと…。
身近な問題を話し合う事でより多くの人を巻き込みます。
関心のあるテーマは地区ごとに異なります。
あるコミュニティーでは夏になると熱中症患者が続出。
そこでダニエルさんは高温になるエリアが一目で分かる地図を用意しました。
どこに避難したらいいかで住民たちの議論は白熱。
まさにダニエルさんのねらいどおりです。
住民たちが集まったところでいよいよ本題。
災害に強い町づくりについて話し合います。
今回は塾生たちが体験。
ある街の災害予想マップを基にアイデアを出し合います。
薄紫の部分は洪水が起きやすい場所を茶色い部分は地震で液状化しやすい場所を示しています。
災害を切り抜けるためにみんなならどう町をつくる?ではいってみよう!あっもう一つアイデアが浮かんだみたい。
これ何だろう?ニワトリ?養豚場かと思った。
では洪水で街が分断されてしまった場合どうしたらいいんでしょうか?とっぴな発想でも気にせず出し合うのがポイントなんだとか。
アイデアが出そろったとこでタイムアップ。
防災のためのアイデアが魅力的な町づくりにつながる。
自分たちが考えたアイデアなら住民たちは実現のために頑張れます。
皆さんお疲れさまでした。
(一同)お疲れさまでした。
え〜とほぼ1週間…10日?まだ10日たってない…。
まあ1週間以上にわたってアメリカの現地を見てきましたがレジリエンスというのが今回のテーマだったけれどもそれについてどういう事を学んだかとかいう事でレジリエンスって何だろうとか…感じた事ありますか?今回本当どこに行ってもいろんなリーダーの人に会って話を聞いてみたら…巻き込む力?みんながやりたいと思わせるスピーチ力もそうかもしれないんですけど巻き込む力が必要だなって思いました。
多分…ダニエルさんとか見てて思いました。
アメリカに来る前はボランティアの力が必要だなってすごく感じていたんですよ。
こっちに来て一番感じたのはベトナム地区での自主性とか…だからそれがレジリエンスなんじゃないかな…。
その地域特に若い人が。
僕らがやらないとどうしようもないと思う…という事です。
フフフ。
一つちょっと僕から付け加えたい事があります。
ひょっとしたらアメリカがこんだけレジリエンスと言っているのは…それこそ銃犯罪が多発したりそれ以外にもいろんな犯罪が多発したりそれこそ全く隣同士で顔を合わせない。
貧富の差が拡大して全く考える事も違う。
外国人も多くて言葉も通じないという中でいろんな社会問題が起きているというところから今なんとかしなきゃっていう動きがある。
君らの学んだ事にはある一定の普遍性はあると思ってます。
世界のどこに行っても君らが出した答えっていうのはある程度通用すると思っています。
是非それをいろんな人に伝えながらこれからの人類のためにもきっとそういう役割が君らには回ってくると思うのでそういったところで今回学んだ事を発揮していってもらえたらなと思います。
とう!これいろんな登場ができて楽しいね。
楽しいな。
いやしかしね学生たち今回の経験を持ち帰って是非東北の復興に生かしてほしいですね。
そうだね。
でも俺アメリカがこんなに防災の意識が高いなんて知らなかったよ。
確かにな。
そうだお前んちにさ俺の防災グッズ置いといてよ。
何でだよ。
お前んち結構遠いぞ。
何かあったらそれ持って助けに来いよ。
何でだよ。
嫌だよそんなの。
ガッデム!何だお前。
さて次回は「生き抜くチカラ」。
(富澤)すごいタイトルだね〜。
講師は世界で活躍する…阪神・淡路大震災の教訓を伝え続けているんですね。
(富澤)ああこの映像覚えてますね。
まずは地震発生後の15秒間の揺れを生き抜く永田流防災術を学びます。
(富澤)「生き抜くチカラ」。
(2人)お楽しみに!2014/09/17(水) 02:40〜03:35
NHK総合1・神戸
東北発☆未来塾 防災の日スペシャル「復興するチカラ in アメリカ」[解][字]

日本と同様、ハリケーンや地震などの災害が多いアメリカ。住民主体の災害に強い街づくりが行われている街を講師と東日本大震災を体験した塾生が訪ね、そのノウハウを学ぶ。

詳細情報
番組内容
災害多発国・アメリカで、復興する力を学ぶ55分特別版。講師は防災研究のスペシャリスト、関西大学の永松伸吾准教授。9年前の巨大ハリケーンの直撃で、甚大な被害を受けたニューオーリンズでは、市民が日頃の結束を生かして、いち早く話し合いによる街づくりを行った。またカリフォルニアでは、住民が行政と一体となってきめ細かな防災プランを作成、実行。その様子や、地域の人を巻き込む知恵を知る。出演:サンドウィッチマン
出演者
【出演】関西大学社会安全学部准教授…永松伸吾,サンドウィッチマン,【語り】川島海荷

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
趣味/教育 – 大学生・受験

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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日本語(解説)
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