未来シアター【ゲスト:石原良純】 2014.10.03

写真を始めてからわずか2年で世界的にも評価を受けた…
普段気に留めることのない水滴や蟻などにスポットライトを当てた
その…
(羽鳥)うわ〜すごいな。
(石原)すげぇな。
面白い。
壊れてしまった本を修理するために…
(加藤)へぇ〜。
(小山)あら新品。
週末金曜の夜だけひっそり開かれる映画館
『未来シアター』では未来への道を切り開く革新者の生きざまを名曲に乗せて上映いたします
さぁ始まりました『未来シアター』です。
今夜のたった一人の観客は石原良純さんです。
よろしくお願いします。
来ましたよねぇ。
お会いしたことあるんですか?はじめましてです。
どんなイメージでした?今まで。
どうでしょうでも…。
ハハハ…!そうだねそうそう。
(加藤)もうちょいあるだろ!まぁまぁ…。
もうどっちかというと…。
元は俳優なんですもんね。
元はずっと俳優だったんですよ。
ハハハ…!失礼を承知で言うんすけど…。
ハハハ…!1回あったね。
ハハハ…!ハハハ…!あのね…。
でも天気予報されてる方は「明日傘持って通勤通学してください」言うじゃないですか。
だからそういう時はサッサッサッサッ…。
そんなもん。
良純さんはねあのね気象予報士っていうね一般の枠にはまってる方じゃないんですよ。
違うんですね。
確かにちょっと言ってたことと違うことがあって「どうなんですか?」っつったら最終的に…。
…って言われたんですよ。
(ブザー)
大自然が広がる北海道・帯広
けれどその革新者の撮影場所はもっぱら自宅の裏庭
この裏庭で彼女は数々の作品を生み出して来た
欠かせないのは…
浅井の作品には水滴の他にもう一つ欠かせないものがある
(スタジオ:小山)何?
探していたのはそう…
体長わずか3mmほどの蟻をどのように撮影するというのか
狙うのは蟻が水滴を飲む瞬間
しかしその願いが簡単にかなうはずはない
けれどその瞬間を待つ時間さえも浅井にとっては至福の時
(浅井さんの声)ホントに。
(浅井さんの声)フフフ…。
フフフ…。
(スタジオ:石原)え〜2時間待つんだ。
(カメラのシャッター音)
これこそが浅井が切り取るミクロの世界
(浅井さんの声)肉眼じゃ絶対見えないものがホントに美しい世界があるっていうことを皆さんに伝えたいっていうか。
やっぱりキレイなものを撮って見せたいっていうのがあるんですよね。
(スタジオ:羽鳥)これはでもちょっと見たくなる…うわ〜!
この日の撮影場所は自宅の一室
普段は日の当たらないものにスポットライトを当てたい
だからこの日の主役はタンポポの綿毛だ
浅井は細部にまでとことんこだわる
ミクロの世界はわずかな誤差が作品に大きな影響を与えることを知っているからだ
(浅井さんの声)だから…。
決して妥協はしない
それこそが良い作品につながる
浅井はそう信じている
(スタジオ:加藤)もうキレイ。
だから気温30℃のこの日も冷房機器は一切使用しない

(浅井さんの声)ほとんど。

(シャッター音)うわ…。

(スタジオ:羽鳥)うわ〜。

(スタジオ:小山)キレイ。
(スタジオ:加藤)すごい。

細かい作業が大好きで…

若くして結婚するもわずか2年で破局

新たな一歩を踏み出したい

(スタジオ:石原)へぇ〜。

子供の独立をきっかけにもともと興味のあった写真の世界に飛び込んだ

被写体は何にしようか

模索していたある日目に留まったのは水滴だった

その瞬間眠っていたつぼみが開いた

以来浅井はミクロの世界にシャッターを切り続けている

そんな浅井が切り取る小さな世界はあまたの人をとりこにし国内はもちろん海外からも多くの評価を得ている

浅井の人生がスポットライトを浴び輝き始めた

(スタジオ:羽鳥)着眼点ですね。

写真を始めてわずか2年

今は撮影することが何よりも楽しい

この日の被写体はかたつむりだ

思うようにポーズを取ってくれないのはいつものこと
けれど浅井は諦めることを知らない

何があっても浅井が撮影をやめることはない

(カメラのシャッター音)
一瞬の輝きを逃さぬよう粘り続ける

(スタジオ:羽鳥)うわ〜すごいな。

(シャッター音)
この日3時間かけて撮った作品がこれだ

これからも浅井はミクロの世界を撮り続ける
いや〜。
すごい!なかなかこういう写真撮ろうっていう発想になんないですもんね。
…っていう歌詞がありましたけどもちろん動物に対して今を逃さないように…っていうこともリンクするんですけどそういう思いは20年間やりたいけどやれなかったすごく我慢して来たからこそ今しかできないことをやるっていう集中力にもつながるし。
確かにそうですよねそれが写真っていう一つこう…浅井さんが集中する興味を持つものにつながっているっていうことだと思うんですけどもこれね…。
えっ何でですか?え?いや多趣味って…。
何があるんですか?例えば。
マラソン。
お〜。
今…。
(加藤)え〜!え?それはあれですかゴールした時に何かこう達成感みたいなのあるから走る…?ない。
ないんですね。
だから富士山登ると人が変わるとかねマラソンをすると人が変わる…変わらない!変わらない!でもね…。
写真もやってます?僕は写真はね年にベストショットが1枚撮れればいいと思ってるの。
あっこれ!これね。
ちなみに…。
いろいろシリーズがあるんだけど。
シリーズがある?あ〜。
あ〜。
っていうとこなんだけどず〜っと…。
良純さんですか?これ。
俺の年賀状なんだからここにだって羽鳥さんが写ったらしょうがねえだろ。
これ。
そら…。
(加藤)それは…。
違うんだよ!ちゃんとこういう構図でこうやって撮れよって言うんだよ。
自分で撮ったみたいな言い方してたから。
そうね。
それは無理タイマーやってあそこまで走るの大変だろ。
あといろいろあるんですよね。
何すか?知らなかったんですけど良純さん…。
何とか大使っていうの。
幅広いな。
なると大使は聞いたことありますあと何やってるんですか?それからまぁどっちかっていうと…。
練るな〜。
だいぶ練ってるね。
あのねそもそもはなるとが好きだって…。
なるとって知ってる?もちろんはい知ってます。
なるとね。
はい。
あんなシンプルなピンクと白でしょ。
それでフィギュア形はあんな面白いねサッとするとこんな…こんな食べ物ないぞ他に。
はい。
はい魅力的です。
でもただ一つ練り物大使やってるとねちょっと困るのはこう海辺の町とか行くじゃん。
「よくいらっしゃいましたね練り物大使ですよね。
どうですか?このさつま揚げとかまぼこ」ってね…。
(笑い)しょうがないです!
(ブザー)
山形県にある製本会社
新しい本が生まれようとするこの場所にその革新者がいる
壊れた本を直す…
(スタジオ:羽鳥)知らない仕事あるな〜。
背表紙を支える台紙が剥がれてしまった…
齋藤は瀕死の本に新たな命を吹き込む
(スタジオ:小山)あっ切っちゃうんだ。
反り返りを直すには台紙を取り換えなければならない
まずは古くなった台紙を剥がす
そして齋藤が取り出したのはなんと…
これは昔ながらの手法で本の崩れを防止するために貼られていたこびり付いたガーゼを剥がすためだ
さらに用意したのは…
タオルに含ませ湿らせることでついてしまった癖をほぐして行く
そして形を整え反り返りを徐々に平らにして行く
1時間かけお湯で拭き形を整えた後3時間乾燥させるという作業を一日に2回
同じ工程を毎日繰り返し背を平らにするだけで実に1週間もの時間を費やす
そして最終仕上げ
平らになった背の両端に丸みをつける
さらに台紙の内側には通常のガーゼに加え齋藤は和紙を貼る
こうすることで剥がれにくくなりより丈夫な仕上がりになるという
地道な仕事の積み重ねが古い聖書に新たな命を吹き込む
ブックスドクターとなって6年
これまで…
(スタジオ:小山)すげぇ。
その修理には齋藤のある思いが…
齋藤が本の世界に入ったのは結婚をした二十歳の時
小さかった会社を県内トップクラスにまで成長させ気が付けば55歳
そんな時にふと手にしたのが1冊の絵本だった
その物語はある…
…ところから始まる
少女は修理してくれる人を探し回りそして出会ったのが本のお医者さんだった
その…
悲しみに暮れていた…
(齋藤さんの声)…素直に思った。
そして齋藤が選んだ…

しかし本の修理は全てが手作業

1冊を直すのに1週間から1か月以上かかるものもある

(スタジオ:石原)1冊かかるのえ〜!
それを…

…で引き受ける

修理にかかる期間を考えれば採算など度外視だ

(齋藤さんの声)だから…。

それでも齋藤がブックスドクターを続ける理由はただ一つ

(スタジオ:羽鳥)そうですね。

齋藤にとってそのどれもが大切な宝物だ

そんな彼の元に新たな依頼が舞い込んだ

およそ100年前に出された現在の東京大学の卒業アルバム

曽祖父から代々受け継いで来た大切なアルバムだ
傷みの激しい表紙は新たに作り直し元の色と同じになるよう数ある中から納得行くまで探し抜く

そして…

しわの激しい箇所は丁寧にアイロンでのばして行く

(スタジオ:加藤)すごいな〜手間かかるな。

しかし齋藤があえて手を加えない所がある

それは…

(齋藤さんの声)そういったものを…。

新品同様にすることもできる

しかし大切なのはその本にしかない掛け替えのない思い出なのだ

(スタジオ:羽鳥)すごい作業だな。

朽ち果て消えようとしていた…

それこそが自分の使命だと齋藤は思っている

新たな命を吹き込まれたアルバムが再び依頼者の元へと帰って来た

(依頼者)うわ〜!
(依頼者)いや…。

(スタジオ:羽鳥)なるほど。

これからも…
知ってました?ブックスドクターっていうお仕事。
すごいでも手間のかかる…。
ホント採算とかっていうことじゃなくて自分がなりたいと思ったら年齢は関係ないっていうかね。
なれるんですね。
ホントですね。
本をすごく大切にしてる方のために直すじゃないですか齋藤さん。
どうですか?良純さんは…。
すごいじゃないですか。
マラソンしたり。
そうっすね運動もすごいやりますもんね。
僕はあのいろいろ仕事でねお医者さんのとこ行く機会も最近多かったりなんかして。
少し体をね動いてない体を動かしてやろうとストレッチがいいねとかいろいろあるじゃないですか。
その中で僕すごく面白かったなと思うのがね…。
その時に…。
…っていうそういう体操をしましょうっていうのがあって。
で羽鳥さんと一緒にやってる番組で高齢者の方がね尿漏れっていっておしっこがちょっと出ちゃったりするその…。
え〜あっ。
へぇ〜。
どういう…。
何かできます?動き…。
できますよ羽鳥さんやったことあるでしょ?僕やったことありますじゃあ一緒にやりましょう。
これだから…。
そう一緒にやると…。
あっいいですね。
まぁいいこのまま靴履いてるけど。
お尻っぺたでこうやって歩く。
え〜。
こうやって。
こうやって歩いて逆にこう。
お〜。
スムーズ。
これを…。
やり始めるとこれでね普段使ってないお尻の周りのこの中の筋肉が鍛えられる。
お〜。
みんなで進んでみましょう。
みんなで進んでみましょう。
ついちゃうねこれみんな。
これどう?
(加藤)ハハハ…コサックダンスみたいなってる。
ハハハ…。
(加藤)見ないで!恥ずかしいよ。
最後に今回取り上げた2人の革新者から学んだことを私が古今東西の偉人の格言から見つけてまいりましたのでご紹介をしたいと思います。
(柿田さん)そのアホみたいな顔やめろやお前。
前人未到の全国大会14連覇を達成したチアリーディング部監督の革新的な指導法とは?
陽気な男のタップダンス。
ハハハ…。
アップルゴーヤUFOズッキーニといった希少な野菜も客のリクエストに応え提供する大人気の町の八百屋
2014/10/03(金) 23:30〜23:58
読売テレビ1
未来シアター【ゲスト:石原良純】[字]

40代で華麗なる転身!ミクロの世界の絶景を切り取る女性水滴写真家とは?▽傷んだ本を修復するブックスドクターの知られざる仕事▽石原良純の多彩&ちょっぴり変な趣味

詳細情報
番組内容
未来シアターは様々な分野で世の批判や失敗を恐れず、イノベーションを起こしている人々を革新者(かくしんもの)と呼び、彼らの生き様を番組が選んだ主題歌と共に紹介していく「一曲一人生」をコンセプトにした番組▽奇跡の瞬間をひたすら待つ!水滴写真家の驚きの作品制作に密着×絢香「THIS IS THE TIME」▽祖父の卒業アルバムを修復して欲しい…ブックスドクターの挑戦×EXILE「EXILE PRIDE」
出演者
羽鳥慎一
小山慶一郎(NEWS)
加藤シゲアキ(NEWS)
【ゲスト】
石原良純
監督・演出
【演出】
小江翼
【ディレクター】
野村正人
【プロデューサー】
今井大輔
本橋由美子
【チーフプロデューサー】
安岡喜郎
制作
【制作協力】
ジッピー・プロダクション

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
ステレオ
サンプリングレート : 48kHz

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