≫アジアのオリンピックと呼ばれるスポーツの祭典、アジア大会もいよいよクライマックスです。
今夜も韓国仁川から熱き戦いをお伝えしていきます。
≫今夜のアスリートプレゼンターは高橋尚子さん、小谷実可子さん、室伏由佳さんです、よろしくお願いします。
≫今夜は日本が連覇に挑みます。
バレーボール男子決勝戦。
スタートは7時過半からです。
激闘必至ですが、実は今朝の男子マラソンも高橋さん、すごかったですね。
≫熱かったんです。
≫日本の川内選手、松村選手らが最後の最後まで繰り広げたデッドヒート、歴史的な瞬間からご覧ください。
≫アジア最大のスポーツの祭典、アジア大会。
陸上競技の最後の種目です。
川内優輝、松村康平、この2人がアジア大会の金メダルから世界陸上へ、そしてオリンピックへとつながる最短ロードを歩もうとしています。
バーレーンのマハブーブは初めてのマラソンです。
松村、そして川内の表情にはまだ余裕があります。
19人の選手で争われていきます。
スタート地点の雰囲気、そして風なんかを見ると穏やかなようですね。
≫少しありますかね。
≫日本勢のライバルになる選手たちを改めておさらいしていきたいと思います。
水色のユニフォームを基調にしているのがモンゴルのバトオチルです。
バトオチルと川内は、2011年、2013年のホームマラソンでは直接優勝を争った2人。
それから別府大分毎日マラソンでも、また世界陸上のモスクワでも同じレースを走っています。
≫ゼッケンがとれちゃったんですね。
≫でも冷静に直していますね。
≫ナンバーカードをつけ直しています。
≫こういうところで焦らないことですね。
≫川内はこれが今年9回目のフルマラソンです。
転んだ!ナンバーカード308番、ノ・シワンが転びました。
今まで集団を引っ張ってきたノ・シワン。
ちょうど515番のカミスが前に出て、ノ・シワンが集団の真ん中に下がったところでした。
≫腰を打ちましたね、よかったですね、松村選手に当たらなくて。
≫今のできっと周りの人たちも目が覚めたと思います。
≫ここから大きくレースが動く可能性が出てきました。
ここから上りが、いよいよきつくなります。
1km以上、上っていきます。
この仁川アジア大会のマラソンコース、一番低いところが4mほどの海抜。
これから一番高い27.5mまで上っていきます。
川内が表情が変わった、動きが変わった。
≫一気にいきましたね。
ここでしたかね。
≫これは今、トンネルの手前ですね≫27.5km。
やはりここでいった方がいいと思いますね。
≫集団、バラけた。
≫いい感じじゃないですか。
≫給水ポイントは、どうしてもみんなそっちの方に気を取られるのでこういったスパートがかけやすい場所でもあるんですね。
そういったのをうまく見逃さずに仕掛けました。
≫先頭集団4人が仕掛けました。
その後ろにバーレーンの2人もついてきています。
30kmが近づいています。
バトオチルが給水所の前に近づいてきました。
まず水を有利にとって、その後ですね、とった後ですね、ポイントは。
≫バトオチルも続かないんですね。
≫松村、川内の水はどうか?水をとったかどうか、目視できませんでしたが、松村、水を含んでいます。
川内はどうでしょうかね、この川内の離れ方は瀬古さん、どう見ますか?≫うーん、ちょっと苦しいですよねただ川内君は苦しくなってからが川内君ですからね。
まだ戻ってくる可能性はありますよ。
≫川内、現在15mを離れていますエネルギーをここでも使ってもいいという感じで走ってきている川内です。
1つ、口に含んだことによってここで気持ちがリフレッシュできるか、川内優輝。
川内、集団に追いつきました。
転んだ、パク・チョルが転んだ。
≫今、急に転びましたね。
転ぶようなところじゃなかったんですけど。
コーンに当たったんですが≫何でですかね。
≫立ち上がりました北朝鮮、パク・チョル。
ラストは、仁川アジア大会メインスタジアムの中で勝負が決まるのでしょうか。
バトオチルが離れました。
川内、内側から出る。
ここでカーブをとります、左に曲がります。
バトオチルは完全に離れました。
メダルは3人に絞られる。
≫マハブーブもここでつけないと、チャンスはありますけど。
≫日本のワンツーフィニッシュの可能性も出てきました。
しかしマハブーブの余力がどれだけあるか、計り知れません。
モンゴル、バトオチル遅れた。
松村、川内、マハブーブの順です。
仁川アジア大会、メインスタジアムの敷地内に入ろうとしています。
≫一気にペースが上がりましたね。
≫松村、川内のワン・ツーフィニッシュか。
それともマハブーブが割って入るのか、マハブーブがそれともその前に立つのか。
3人のメダル争い。
上りでバトオチル、遅れました。
≫マハブーブも、まだ松村君を見る余裕がありますからね。
≫28年ぶりの日本の金メダルなるか、86年の中山さん以来の金メダルなるか。
≫松村君、トラックも速いですから≫マラソン練習をしながら自己ベストを更新しています。
≫スパートは、川内君よりあると思いますね。
≫トラックのタイムでいえば、マハブーブが勝ってはいますが松村もマラソン練習をしながら、マラソンを軸に置きながらトラックの記録を、自己ベストを出しています。
それだけ力をつけている。
これから敷地内に入ります。
≫バーレーン、初マラソンのマハブーブ。
下りについていった松村。
≫松村君、下りは得意ですから。
≫いよいよ仁川アジア大会のメインスタジアムに登場します。
マハブーブ、松村、川内ついている。
≫ここで離れなきゃ、チャンスはあります。
≫川内、遅れた。
松村、ついていく。
マハブーブと松村の一騎打ち。
≫マハブーブも足にきてると思いますよ。
≫川内がついた、スパートをかけた3人の優勝争い。
マハブーブが前にいく、川内も食らいつく。
等間隔の3人。
川内が松村に追いつくか。
≫松村、余裕ある、大丈夫です。
≫もう一段、上げるか?≫残り250m。
≫マハブーブも足、きてますから。
≫松村が逆転する可能性は?≫あります、あります。
結構スピードありますからね、松村君も。
≫マハブーブ残り200m。
川内遅れる、2人の争い、金メダルはこの2人。
松村、追いつけるか。
男子マラソン、混沌とした優勝争い最後の最後、トラックで抜きましたバーレーン、マハブーブ。
銀メダル、松村、川内優輝は銅メダル。
2時間12分38秒。
優勝、バーレーン、アリ・ハサン・マハブーブ。
わずかに松村、届かず、川内、届かず。
トラックまで優勝がわからなかった松村、1秒差。
2時間12分38秒。
川内2時間12分42秒、あと1秒で松村は金メダル。
川内はあと4秒で金メダル。
モンゴルのセルオド・バトオチルが第4位でフィニッシュです。
2時間13分21秒。
日本、28年ぶりの金メダルはなりませんでした。
松村康平、銀。
川内優輝、銅メダルという男子マラソンでした。
≫すごいレースでした。
そしてこちらのスタジオには見事銀メダルの松村康平選手、そして銅メダルの川内優輝選手に来ていただきました。
おめでとうございます。
お疲れさまでした。
本当に今日はお疲れさまでした。
おめでとうございます。
お二人にメダルも持ってきていただいたんですけれども、まずは松村選手に伺います。
初の日本代表で銀メダル獲得ということで、今の気持ち、いかがですか?≫正直に喜べないところが何とも言えないんですけれども本当に悔しかったなというのが今の感想です。
≫悔しい、ホント1秒差でしたからね。
そして数々のレースに出場している川内選手ですが、日本代表、個人としては初めてのメダルなんですね?≫そうですね、今まで18位とかの順位がついていたので目標達成できなかったんですけど自分の力は出し切ったかなと思います。
≫出し切った、銅メダル。
このお二人、実は学年が同じということで、松村選手から見て、川内選手はどういう選手ですか?≫なかなかいろんな意味ですごい選手だなと。
≫どういう意味ですか?≫普通の枠に縛られない感じで。
≫川内選手から見ては?≫淡々としていて、すごくマイペースで押していくというイメージがあって、仁川に入ってから同じ部屋だったんですけど、しっかり自分のやるべきことは守っていてしっかりしているなというふうに印象を受けました。
≫川内選手と同じ部屋で、いかがでしたか?≫楽しく過ごさせていただきました。
≫ではレースのこともお聞きしたいと思います。
松村選手は最後トラックに入るまでかなり余裕もあったように見えたんですけれども、あれはいけるといった思いはあったんですか?≫あそこまで…、今までのマラソンに比べれば確かに余裕があったので本当に最後、ラスト勝負でも何とかいけるんじゃないかとちょっとあったんですけど、やっぱり、元からスピードのあるタイプじゃなかったのであそこまで持ち込んでしまったのが失敗だったかなと今では思います。
≫どこでいっておけばよかったですかね?≫やっぱり川内選手が行った30kmに一緒になって自分もいけばよかったなと。
≫あの坂ですよね、上っていったところ。
≫川内選手はその後、いったん離れましたけど、また最後、10km手前で追いつきましたよね。
あのときの心境は、どんな心境だったんですか?≫1回離されたときは、情けないし、どうしようもないというつもりでやっていたんですけど、ただ、先頭集団が牽制し合っていて何とか追いつきそうだと思ったので、本当に追いついてからは、ここまで来たからにはやれるところまでやるしかないという思いでいました。
≫そして2人とも今回のメダルという結果に結びつきました。
これは自信にもなったと思います。
次の目標を教えてください。
≫今回初の代表である程度の結果を残すことができたので、さらに上の、世界陸上、オリンピックでしっかり入賞、メダルを狙っていけるように世界で戦えるように、しっかり力をつけていきたいと思います。
≫これから1年半ぐらいは選考レースから離れた状況の中で海外レースなどを中心に2時間6分、7分、そして記録を狙って、自分の力を上げられるように頑張っていきたいというふうに思います。
≫どうしても世界陸上はもう狙わない?それよりもっと大きい大会がありますから、それを狙えるように。
≫それはリオということですよね?≫行けるように頑張ります。
≫川内選手、今後の予定としてはどういったことがありますか?≫まず、来月にニューヨークシティーマラソンがありますので、そこで世界の強豪、一流選手と戦うのでそこで今回の反省を生かした上でしっかり戦えればいいなと思っています。
≫最後の最後まですばらしいレース、ありがとうございました。
≫もっと伺いたいんですけどね。
≫お時間の関係上ね。
そして来年の世界陸上、そしてリオオリンピックと期待しています。
本日は松村選手、そして川内選手、どうもありがとうございました。
≫本当に歴史的なレースでしたからね。
大会もクライマックスになっております。
選手たちの戦いもさらにヒートアップしております。
次は男子マラソンに続く王者、男子バレーボール決勝です。
大会連覇に挑む日本とイランとの戦いを生中継でお伝えしてまいります。
試合まではもう12分となっていますね。
会場の様子はいかがでしょうか。
バレー会場の小笠原亘アナウンサー。
≫今夜男子バレーボールは決勝戦を迎えます。
前回優勝の日本とアジアランキング1位のイランが激突します。
注目は、山内晶大と石川祐希の大学生コンビ。
南部監督は、カギとなるのは集中力と忍耐。
日本バレーの粘りを見せたいと話していました。
そんな中で、若い3人、≫今夜は決勝競技が目白押しです。
情報ステーションには最新情報が続々と入ってきています。
≫まずはカバディ男子決勝からお伝えしていきます。
このカバディとは、なんとガンジーがルールづくりに関わったというインド生まれの競技で猛獣を囲んで捕まえる狩猟方法がルーツと言われているんです、ご覧ください。
カバディ、長方形のコートで行われるインド発祥の集団格闘技。
攻撃側はカバディとつぶやきながら守備側にタッチ。
自陣の体の一部でも入れば得点となります。
守備側は逆に自陣に戻ろうとする相手を阻止すれば得点となります。
前後半各20分の勝負です。
≫7連覇を目指す絶対王者インドは、決勝で強豪・イランと対決。
圧倒的な試合運びになると思いきや、イランの激しいディフェンスに阻まれ、苦しい展開に。
それでも飛び出したビッグプレー。
大勢のディフェンスに捕まったインドですが、よく見ると、足で踏まれながらも指先が自陣にタッチ。
執念のプレーで王者の意地を見せます。
さらに、試合はデッドヒート。
激しいタックルの連続。
時には、流血の場面も。
これが集団格闘技たるゆえん。
苦しみながらも27−25でイランを破ったインド。
前人未到の7連覇をなし遂げました。
≫やっぱりインド強いですね。
≫それにしても激しいスポーツですね。
そして間もなくバレーボール男子決勝。
日本の活躍に期待です。
≫日本が連覇に挑む男子バレーボール決勝まで、8分を切りました。
アジア40億人の頂点をかけた戦いもいよいよクライマックスです。
≫全日本男子バレー、栄光の歴史。
伝説をつなぐエースの系譜。
そして2014年、エースの座は、この男に受け継がれる。
石川祐希、初めて日の丸を背負った19歳はチーム最年少ながら決勝進出の原動力となった。
≫男子バレーボール決勝が刻一刻と迫っています。
大会連覇に挑む日本の大学生コンビニ注目です。
≫まずは代表最年少の18歳、石川祐希選手です。
昨日の準決勝では、チームナンバーワンのスパイク決定率で勝利に貢献しました。
≫大学1年生です。
≫2m4cmの長身を生かしたブロック決定率は今大会チームナンバーワンを誇ります。
≫この2人の大学生が、日本を連覇へ導くかということになるわけですが、昨日は韓国戦、見事な勝利でしたね高橋さん?≫大学生も活躍していましたからね。
そういった意味では、対するイランといいますか、世界選手権、この間6位に入りました。
とにかく強いです。
そういった意味では、何としてでも日本がこのアジアのチャンピオンになって、クライマックスを飾ってほしいですね。
日本×イラン、運命の決勝戦がこれから始まります。
≫アジア最大のスポーツの祭典、アジア大会。
バレーボール男子決勝、舞台は仁川・松林体育館。
そのコートに立つのは日本、そしてイランです。
放送席解説は、前女子代表監督、柳本晶一さんです。
柳本さん、どうぞよろしくお願いします。
決勝のポイント、見どころはどういうところになるんでしょうか?≫やっぱり高さがあるチームなので、日本はサーブでしっかり崩したいなと。
≫4年に一度開かれるアジア大会。
日本は南部正司監督のもと決勝まで上がってきまた。
2010年広州大会は金メダル。
連覇を狙って今回は2大会連続、同じ決勝の相手。
世界の強豪、イランが相手です。
イランは世界ランキング10位、しかし、今年に入って躍進。
強豪国がひしめく中での戦い、ワールドリーグで4位、そして先日行われました世界バレーでは6位と、既に世界のトップ6まで来ています。
今日の解説は柳本晶一さんでお送りしていきます。
この強豪国、イランを相手に日本、どういうところがポイントになってくるんでしょうか?≫イランも確かに強くはなってきているんですけど、今日は日本も大会に入って、何といっても学生3人が本当にいい活躍を見せてくれて、若手とベテランの融合というのがしっかり構築できていますんでね。
特に石川、山内辺りは先発してますけど思い切って暴れてほしいですね。
≫18歳の石川祐希、20歳の山内晶大。
この2人が後半に入ってきて躍動してきている日本です。
日本とイランの戦いです。
決勝の舞台、カギを握る注目の大学生コンビ。
石川は今日スタメン出場、レフトでプレーしていきます。
そして山内はセンタープレーヤーとして今大会は第1試合からずっとレギュラーとして活躍してきました。
この2人が今まさに、柳本さん、進化を遂げている最中ですね?≫1試合ごとに本当に伸びてますね。
≫まさに今、この試合が行われている中でも成長を遂げている2人。
そしてベテラン陣が支えていきます、日本。
さあ日本のお家芸、復活ののろしを上げる、アジア大会の決勝、始まりました。
よくつなぎました。
≫粘りが出るかどうかが、南部君も言っていたように大きなポイントになりますので、今、よくつなぎましたよね。
≫粘りを見せてワンチャンスをしっかりものにしていきたい、そう話していた南部監督。
石川のサーブは注目です。
史上初の高校6冠も達成しています。
1つ、この人がカギを握るでしょうね?≫サーブも魅力あるサーブ、コースもしっかり打ちますしね。
今はダブりましたが、序盤ですから、しっかりいけばいいと思いますよ。
日本のフォーメーションは、セッターの深津がバックライトの位置から始まっていきます。
≫しっかりと切っていきました。
≫越川がいいですね、昨日の韓国戦といい、今日も滑り出し、いいですね。
≫南部新監督になってからキャプテンに指名されています、越川優。
監督からは、お前がやってきたことを思うことをやってくれと言われていると話しています。
日本はまず5番のイラン、ガエミにプレッシャーをかけていくサーブなんですかね。
≫今みたいにセッターにきちんと返ると幅いっぱい使ってきますんでね。
サーブというのは非常に重要になってきますけどね、そういう意味ではいいコース狙っていますよ、今。
≫相手、イランのセンター線を使わせないようにまず奥の方を狙っていきたいという考えが日本にあるそうです。
≫今、二枚来ていましたので、うまく力を抜いてコースを打ちましたよね。
≫あと1人、この清水もカギを握りますね?≫韓国戦でも後半はいいコースで打ち分けて、そういう意味では、尻上がり、よくなっていくと思っていますよ。
≫立ち上がりはお互いにサイドアウトし合う展開になりました。
≫ちょっと今、トスが低くてヒヤッとしましたけどね。
≫よく頑張りましたね、今。
≫越川は、今大会、サービスエースが21本ありますからね。
≫彼の場合はサーブが変化するんですよね。
≫清水、今日2本目の好スパイク。
うまくつかまえたかに見えましたけどね。
ただ、形はいいですか?≫本当によく粘っていますよね。
≫今日は粘りが見えています、日本です。
イランのサーブは日本の14番、18歳の若き日本のプリンス、石川を狙ってきています。
≫石川のよさというのは改めてどうですか?≫同じ打ち方をしないね。
ブロックが見えているんだと思うんですね。
空中での体幹がしっかりしていてくずれないんですよね、彼の場合。
だから、最後の最後までボールを持ってコースをきちっと打っていってますね。
≫マハムーディは2014年のアジアクラブ選手権ではMVPも獲得しています。
本来であれば、10番のガフールという選手が入ってくるんですが、腰に違和感を持っているということで、代わりに入っている1番・マハムーディ。
徹底的に石川を狙ってきます。
イランの方はかなりプレッシャーを石川にかけてきていますね。
≫あれを怖がらずに、彼らしく思い切ってどんどんいけばいいと思いますよ。
≫南部監督も、若い3人、石川、山内、柳田にはとにかく暴れ回ってもらいたいと話します。
日本もセンター線がこの後効いてくると思うんですけど?≫ここを前半でAクイック決めていくということは、パイプ攻撃にもつながってきますし、セッターがバランスをとれたトス回しができるので、今のは大きいと思いますね、そういう意味では。
≫日本は5番のガエミを狙っていきます。
アジア大会男子バレーボールの決勝、日本が大会連覇を狙ってイランと戦っています。
第1セット、1回目のテクニカルタイムアウト、日本がものにして、8−7、1点リードしています。
柳本さん、この入り方はどうご覧になりますか?≫日本は粘るバレーをしたいと頑張っているんですけど、その狙いどおりのバレーしてますよね。
フロアディフェンスがほとんどワンタッチで落ちないですよね。
特に永野君の動きが今日は非常にいいんじゃないですかね。
≫後ろからも本当に大きな声も出しています。
声だけは誰にも負けたくないし、とにかくチームをうまく回すことが僕の仕事なんですと永野も話しています。
フロアディフェンス、レシーブはいいというお話でしたから、これ、ご覧いただけるように、ブロックもコースは締めていこうという感じありますよね?≫やはり単独でレシーブだけがなかなか上がらないんですけど、ブロックとの関連がうまくいっていたら、上がる確率は高いですからね。
≫ネットディフェンス、フロアディフェンスの関係性は日本、今日はよさそうか。
こちら、イランのスロボダン・コバチ監督です。
セルビア人監督。
ユーゴスラビア時代にはアトランティックオリンピック、銅メダル、シドニーオリンピックで金メダルを取っています。
≫今、三枚ブロックですよね、それを本当にコース、うまくとらえましたよね。
≫18歳、中央大学1年生の石川がそのままサーブに下がります。
≫このサーブに期待したいですね、ここは。
≫今のチームでどれだけ結果が残せるか、チャレンジです、過去は関係ないと話す石川のサーブ。
アウトオブポジションですかね。
サーブを打つ前に、イランの選手、ポジションを変えてしまいました。
今、コバチ監督がこの辺り抗議しています。
バレーボールはローテーションスポーツ。
サーブを打つ前にローテーションを変えてしまってはいけません。
サーブが打たれた瞬間から、ローテーションは自由に動いていいんですが。
日本のポイントです。
ただ、今いいサーブしてましたよね≫崩していましたもんね。
≫ガエミはサウスポーなんですが、ポジションはレフトというなかなか珍しいタイプですよね。
≫本当に幅のある攻撃しますよね。
≫今年に入って急激に成長を遂げたイラン。
ワールドリーグで第4位、先日の世界バレーは6位という好成績。
そのチームを相手に日本、決勝ですライトからマハムーディがCクイックばりに入ってきました。
日本も今日はブロックをどう仕掛けていくかがポイントだと思うんですけどね、柳本さん。
≫ただ、まずサーブレシーブですよね。
ブロックアウトを狙っている格好でした。
まず日本が1回目のタイムアウトをとります。
この場面、5番のガエミのビッグサーブ、ここで崩されています。
≫サウスポーで独特な変化をするんですよね、彼は。
一本で、ここで断ち切りたいですね≫巻き込むような鋭いサーブを打ってくる5番のガエミです。
ご覧のように、今、得点が出ていますがイランが3連続ポイント、12−10。
キャプテン・越川を中心に、南部監督が指揮をして、日本は決勝の舞台です。
仁川の松林体育館。
日本、決勝の舞台、アジア大会。
大会連覇を狙っています。
イランも4年前とはチーム状況が全く違っていますもんね。
≫特にこの1〜2年はすごいですよね。
ここはしっかり二枚つけていましたね。
≫日本は、このセンター線を使わせたくないんですよね。
9番のゴラミ、6番のムーサビの攻撃を防ぐためにサーブが攻めていくという話の日本です。
前衛は攻撃陣三枚います。
うまくここはセンター線を使って攻撃を絡めましたが、アウト。
≫いい組み立てですけど、ちょっと力みましたね。
≫今大会は準々決勝、インド戦でセットカウント2−1、1つリードを許してしまったところで石川が出てきて救ったといった現状もありました。
勢いに乗っている若き日本。
ちょっと日本のミスが続いていますね?≫ミスですね、今。
まだ点差からして大丈夫なので、サーブですぐ1本切りたいですね。
≫2回目のテクニカルタイムアウトに入りました。
16−12とイランが4点をリードしています。
ちょっとミスが続いている日本ですが、柳本さん?≫ちょっと思い切りが足りませんね。
ちょっと肩に力が入ってる感じがして、硬いですね。
≫ご覧のような得点の経過になっていますが、4連続ポイント、イラン、ただここは日本のミスが続いている状況です。
≫相手に攻められてるより、自分の中の問題だと思いますので修正が効くと思いますよ。
≫相手の裏を狙っていきました。
≫ブロックはつかれてるんですけど、遅れ気味ですからね、ゆっくりしっかりサーブレシーブを入れると、こういう展開になってきますので。
≫高い高いと言っても、一枚半となってくると当然、アタッカーの方が有利になってくるわけですから。
≫まずはサイドアウト。
相手がサーブをするときに自分たちが得点を取ることをサイドアウトと言いますがこれをきっちり取っていかなければいけません。
しかし、また乱れてる日本。
イランは、ムーサビがチームの中心です。
≫しっかり入ると一枚ではなかなか止まらない高さを持ってますのでどうしてもサーブでいかないといけないと思いますよ。
まずは、このサイドアウトですよねここで1つ回していきます。
とにかくこの6番のムーサビというのが攻撃力もありますし、ブロックも非常に強いんでね。
≫高さありますんでね。
≫ここはしっかりと回していきたいところ。
そしてキャプテンの越川のサーブです。
≫崩してほしいですね。
≫今大会サーブで21点を取っています。
ちょっと、あのにバックライトのトスが気になるんですけれども、柳本さんどうなんですか?≫昨日よりも短めになってるんじゃないですかね。
≫ちょっと窮屈そうな中で、何とか清水が打ち取ってくれました。
今度はイランにもミスが出てきました。
ここでイランのコバチ監督がタイムアウトをとりました。
バレーボールは1セットに各チーム2回タイムアウトをとることができます。
そのほかに8点、16点でテクニカルタイムアウトが自動的にとられていきます。
1セットは25点制。
3セットを取った方が勝者になります。
5セットまでもつれた場合は5セット目は15点先取のゲームとなります。
イランの方にも、柳本さん、ミスが出てきましたが?≫サーブと、サーブレシーブと言ってるんですけど、サーブでコースをきちんと打って揺さぶることですよね。
そうして不利な状態から打たせていくとやっぱりフロアディフェンスは非常にいいと思うんです、日本は。
だから得点源はもっともっと広がっていくと思いますよ。
≫今よくわかるのが、日本はサーブ大体、5番のイランのガエミという選手を狙ってイランは日本の14番、18歳の石川を狙っていますね。
≫徹底してますもんね。
≫そこのストレスの負担、我慢比べにもなっています。
今大会22得点目のサービスエース、越川です。
やはりガエミを狙っていきます。
さあ並びました、日本、5連続ポイントです。
これはもう柳本さん、サーブでもプレッシャーかけてるわけですよね?≫セッターのところに、ほとんど返ってませんからね。
セッターがあれだけ動いているとトスも安定しないので。
さあ終盤、日本の粘り。
そして日本の女子の代表も応援に駆けつけてるんですね。
≫今日、清水君がうまく打っていますね。
≫今日はうまく対応しています。
ここで二枚替えますか。
マハダビを入れてそして12番のミルザジャンプールを入れてきました。
前衛を三枚にしてくるんですね。
ただ、サーブの目標としているガエミはご覧のように外側にいます。
これでリベロが真ん中に入るようになったんですね、二枚替えしたために。
冷静です、清水。
20点目、日本が先に取りました。
≫今日いいね、清水君。
≫これで、7連続ポイントです。
≫非常にサーブが走ってますからここ、チャンスですよ。
≫2回目のタイムアウトを早くもイランがとりました。
この越川がキャプテン、引っ張ってますね。
≫本当に大きく成長しましたね。
選手生活、ずっと見てきたんですけど、一番いいんじゃないんですかね。
精神的にもしっかり落ち着いてますしね。
≫選手として幹が太くなったなという感じがしますよね。
≫キャプテンからして落ち着いてプレーしてくれて、決定力を上げてくれれば、若手の、特に石川君なんかも思い切ってプレーできますよね。
≫しっかりしたキャプテン。
南部監督はこの越川をキャプテンに指名しました。
自分が歩んできた、決断してきたバレー人生を評価してもらってのキャプテン、そう言ってもらえて本当にうれしかったんだと越川も話しています。
新生、南部ジャパンをワクワクした気持ちを見てもらいたい、持ってもらいたい、なぜなら、自分たちがワクワクしているから、そうも話しました越川。
そのワクワク感がある第1セット。
世界のトップ6、イランを相手に日本。
これはブロックポイント、イランです。
ただ、まだ1点リードの日本です。
ここからの勝負ですね。
中盤でミスも目立ちましたが、やはりこの人の場合、同じミスを繰り返さない。
柳本さん、ここですか?≫そのミスを生かしてますよね。
今のなんか、ストレートブロックをしっかり引きつけてクロスきちっと取ってますもんね。
≫何か序盤、中盤で、このタイミングだとブロックにかかるんだけれども、こうすれば大丈夫だなというのを見たっていう感じがしますね。
二枚替えしてきましたが、本来であればライトのプレーヤー、ガフールという選手がいるんですが、腰に違和感があって今日も出られません。
ミルザジャンプールはレフトのプレーヤーですから、ライトから打つのは、苦手かもしれません。
かなり腰をかがめるということで打点はどうでしょうね、今。
たたきつけている分、ちょっと低く見えるんですけど。
出耒田敬、199cm。
日本がアジア大会連覇を狙って決勝の部隊はイラン。
世界ランキング10位、先日の世界バレーでは6位まできましたイランを相手に第1セット、リード。
イランは、今シーズンに入ってからは本当にワールドリーグでは強豪国をかなり倒して、イタリア、アメリカも下しました。
そして世界バレーではブラジルにも勝ったという実績を残してきています。
≫高さとスピードを兼ね備えてますよね。
≫マルーフとライトのマハムーディが戻りました。
ここをもう1つ、ローテーションですね、工夫が欲しいところ。
ここで南部監督が2回目のタイムアウトをとります。
さあ、この終盤です。
≫もうサーブレシーブに尽きると思いますね。
今のは単調過ぎますもんね。
特に石川君がライトにいるときはもう真っすぐ入る攻撃しかしてませんから、完全にマークされましたね、今は。
いわゆるここはS1ローテーションといいますが、セッターの深津がバックライトにいる位置からのローテーションで、サーブレシーブに入るんですが、その位置は清水がレフトにいるということで、ちょっと回しにくいポジションなんですね。
≫清水君はサウスポーですから本来はライトで打つ選手ですからね。
≫ご覧のポジションになります。
ここでどうバリエーションを増やすかというのが日本の1つのキーにはなっています。
今、完全に振ってましたけども。
≫イランの高さ、逆にイランがセットポイント。
ちょっと短かったですね。
ここは5番のガエミのブロックでした。
あそこで行き切りそうなところを抜いてこられるんですね。
≫これで石川君のサーブですからね、まだわかりませんよ。
≫これでデュースになりました。
この後は2点差をつけなければ、セットをものにすることができません。
これでイランのセットポイント。
このサイドアウトを続けていくしかないわけですからね、日本は。
相手にサーブがあるときに自分たちが得点を取る、そのことをサイドアウトと言いますが、これをまずして25−25、同点でついていかなければいけません。
無理に勝負はいきませんね。
≫今、空中でひねっているんですねストレートに。
片手でワンタッチを狙ってると。
うまく打ちましたね。
≫日本はここで出耒田に代わって柳田。
やはり勝負にかけてきました。
大学生、慶応大学の4年生です。
これで今、コートには大学生3人、入ってますからね。
柳田も物おじせずいきましたね。
≫プレッシャー相当なもんだと思うんですけど、本当に思いきって打ちましたね。
ここは我慢の展開になってきました第1セット。
アジア大会の決勝です。
清水も今日見ていますと、力一杯というよりは、相手をよく見てコースを切っているという感じですね。
≫本当にコースをうまく打っていますよね。
≫タッチネットがあったか、日本。
このセット、しかし柳本さん、とる、とらないでかなりの大きさがありそうですね。
≫ここでしょうね、粘りは。
≫4年に一度、アジア最大のスポーツの祭典、アジア大会。
韓国仁川で行われています。
男子バレーボールは決勝。
日本×イランです。
全日本男子が決勝の舞台に進んできました。
前回大会は金メダル。
連覇を目指しています。
相手は世界のトップ6にももう入ってきています。
さらにトップ中のトップと言えると南部監督は話していますが、イランが相手です。
柳本さん、第1セットは接戦の末、落としましたが、ただ、日本としては修正のきく第1セットの戦い方。
≫自分たちの中の本当のわずかなミスだけですから、自分たちがやってきたバレーは出してると思います。
≫日本、第2セットのサーブは石川から。
これもサーブで攻めるというローテーションですね。
改めて第1セットを整理していきたいんですがイランのサーブの狙い目は14番の石川。
日本のサーブの狙い目は、おそらく5番のガエミだったと思うんですがこの辺りの我慢比べというのはどちらもよかったと言っていいんでしょうか?≫きちんとできたと思いますよ、どちらも。
≫となると、あの接戦になった中での第1セット、この第2セット、日本がどう攻略の糸口を見出していくか。
柳本さん、どうお考えですか?≫簡単にブロックを止められるチームじゃないと思いますので、組み立てがきちっと整ったときに、こちらから絶対ミスを出しちゃダメですね。
しっかりとサイドアウトはまず取っていきたい日本。
センター線を通していきます。
日本もセンター線、序盤どう使っていくか、深津。
サーブは強烈なガエミです。
≫今日は清水、越川というところのサイドがしっかり機能してますんで、あともう1本、2本でいいと思いますけど、センター線をね、この辺り、絡ましたりですとかねそうすると、もっともっとブロックが散ってきますんでね。
≫180cmの深津が止めました。
チームでは一番身長が低いんですが、この2番のエバディプール、2m2cmを止めました。
日本のブロックシステムは、前のブロックが三枚、真ん中に寄る、バンチと呼ばれるシステムをとっています。
≫やっぱり深津が止めた後ですからね、もう1本きちっとサーブをコートの中に入れておくとかね。
≫コースをきっちり狙うという。
今日はこの辺りの選択は冷静ですよね。
≫本当にうまく打っていますよ。
≫かつてはこういった難しいボールというのは打ちにいかないといけないという思いがあったんだけれど、今は勝負をしないときは、しないんだという話をしています。
≫7割ぐらいの力でね、うまくブロックを利用しましたよね。
≫石川、山内で止めにいきました。
大学生2人、外側、アンテナ寄りにいました石川が止めています。
18歳と20歳の若いプレーヤー。
ここは日本にとってはビッグポイントできますからね。
≫チャンスですよね、サーブはいいですから。
≫かなりイランにはプレッシャーがかかっています。
≫序盤、これでいいと思いますよ。
あれだけの威力のサーブがくるんだなという印象を持ちますので。
ただ、ネットにサーブをかけちゃいけないね。
≫印象を与える部分という意味ではそういった部分ですね。
日本の第2セットのローテーションはセッターの深津がバックセンターから始まるローテーションでした。
ムーサビは、イランを代表する選手です。
このムーサビ、そして代表は引退しましたがナハディという大きなセンタープレーヤーがいてここから強固なバレーボールをつくっていきました。
上で我慢をして、狙いはよかったんですけどね。
≫流れてくるブロックに引っかけられましたね。
あれ、打つまでは清水君、センターが見えませんからね。
≫今度はイランはサーブを越川に集めましたかね、2セット目は。
やはりセンター線には一枚しか反応していませんね。
いわゆるイランのブロックはセンター一枚、真ん中残して両サイドがアンテナ側によるスプレッドと呼ばれるブロックシステムを敷いています。
≫完全にストレートに絞ってきていますね。
≫ですから真ん中の辺り、パイプであるとか位置をずらしたセンター線というのは効きますよね。
≫センターに一枚しか残していないということはパイプがよくきくということですね。
≫アジア大会の男子バレーボール決勝日本×イラン、第1セットは接戦の末、28−26、イランがものにしました。
日本、落としました。
しかし、第2セット、ここまでまた日本8−7とリードしています。
準決勝では韓国を下して日本、そしてイランは中国を一蹴してこの決勝に進んできています。
第1セットと同じように接戦のままここまで上がってきました。
≫イランと戦うときは、ダントツで勝てるということはないと思うので、この辺りから気持ちをしっかり持って攻めてほしいですね。
バックトスを速くしてますよね。
ちょっとブロックが絞れてないね。
ガエミが苦し紛れに返してきたところ、清水の右手。
現在、世界ランキングはイランが10位、日本が21位、そして世界バレーに日本は出場できませんでしたが、イランは出場して6位。
その中でチャンスはありますね。
≫十分ありますね。
≫日本は、硬いバレーをしていますよ。
≫まさに自分たちで失点をしない、直接的な失点を出さないことを南部監督は、このチームに求めていますが、その部分ですね。
≫本当にミスがなかったら、本当に堅いバレーをしてますんで。
清水、今日3本目のブロックポイントですね。
清水、そして越川、こういったベテラン陣がしっかりと支えて、そして若手がのびのびとプレーする日本です。
≫先ほどの清水君のときにも指摘しましたけどいいブロックが出た後、いいプレーが出た後はやっぱ相手にプレッシャーかかってるわけですから簡単にミスを出さないことですよね。
また気持ちもよみがえってきますんでね。
≫ここでまたビッグサーブのガエミですからこのサーブが決まると、流れが大きく変わってくる。
≫いかに相手チームにプレッシャーをかけていくかという心理戦も大事なんです。
日本が2点をリードしたままサイドアウトをとっていけるかどうかというところ。
≫まだまだこの状態では、イランは余裕があると思います。
≫日本は今、前衛が二枚です、攻撃陣が二枚。
サイドがいいので、そこをかなり深津が使っていますね?≫今日は本当、サイドがしっかり打ってますよ。
≫このままのパターンでいいんですか、いけるところまで、どうですか?≫これはセンター線を中盤に差しかかったとき、この辺りで使ってきてですね。
≫まだ実は山内の打数が恐らく、ないと思うんですよね。
≫1本打ったんですけど、ネットでしたね。
自分で決めたら、のってきますんでね、センタープレーヤー。
それでブロックにつながってきたら、好循環しますのでね。
≫終盤に使うのはなかなか難しいんですけど、この辺りですよね、もっともっと積極的に使ってもいいですよね。
≫特に先ほど、柳本さんの解説もありましたがイランのブロックがセンタープレーヤーを一枚置いてサイドのプレーヤーが横にアンテナ寄りに広がるという形をとっていますので。
≫一枚しか来てませんからね、コースをきちっと打てば十分、決定力が出ると思います。
≫バレーボールというのはその辺りの駆け引きも非常に大事になってきます。
ストレスを与えてプレッシャーをかけ続けて終盤戦にどのような心理状況に持っていくか。
≫本当に1本のミスで傾きますからね。
≫流れのスポーツとも言われます、バレーボールです。
ここで日本が出てきました。
このセット、2回目の3連続ポイント。
≫石川君は本当に冷静ですね。
≫18歳の石川、これからの日本を背負っていくであろう男。
ムーサビ、イランにはこの人がいます。
あれはちょっと止まらないですね。
ブロックの上から打たれるような。
イランはここでまた二枚替えですね。
≫ここは特に守ってはいけませんよね。
1セットの終盤の競り合いを思い出して攻めてほしいですね。
≫2回目のテクニカルタイムアウトに入りました。
やはりミスの数で言うと、ここまでイランの方が多いですね、柳本さん。
≫今も言いましたように、センター線は一枚しかきてないんです。
だから形が入ったときは、どんどん数を増やしていいんじゃないですかね。
≫そういった意味では今の山内の使い方は非常に深津もよかったわけですよね?≫効果があったと思いますよ。
≫今日初めての得点を山内が取りましてそのままサーブに下がります。
愛知学院大学3年生の山内は2m4cm、バレーは高校1年生から始めましてまだ5年。
ですから、今年6年目という選手ですよね。
≫何か我慢比べのところで、ミスがイランにも出ます。
≫それぐらい日本は考えたバレーをして粘ってるということですよね。
≫日本も大分、真ん中1人残してサイドに意識を持っていってますか、ブロックは?≫今のは、バックセンタークギづけになりましたから仕方がないね。
これなんですね、石川君ね。
状況的には1本目よりも悪い状況で三枚ブロックになっているんですが、それをうまくブロックを利用して。
思い切り打つと、絶対ドンピシャ食らいますから。
≫シャットになりますが、ここをうまくブロックアウトにしていく石川のセンス。
≫でも、形はいいと思いますよ、サーブで崩して、三枚ブロックですからね。
≫日本のやりたい形というのは見えています。
ただ思い切りサーブを打つだけでなくああいったコースを際どく狙っていくのも攻めるサーブですからね。
≫必ず弱点のフォーメーションありますから、そこを攻めることですね。
先ほど、落として、1セット目、ドンピシャ食らいましたけど、手の先に当ててブロックを利用してますね。
≫セッターの深津も話しますが、とにかく空中での判断と相手の駆け引きがうまいと。
≫サウスポーでストレートで打つから、コースをマークするからそこは抜けますよね。
≫ただやはりその辺りで言うと4番のマルーフのしっかりと伸びているといううまさですよね。
あれが当然、短くなってしまうともう左利きの人がレフトから打つとクロスしか打てなくなりますからね。
またイランは二枚替えて戻してきました。
≫ここは日本のブロックが分断されています。
ここで日本がタイムアウトをとります。
じりじりとここでまた追い上げですね。
≫今の目の前の1、2点もあるんですけど、コートの中にあってレシーブをフォローしてつながって、例えば清水君に上がった、それを簡単にフェイントもっていく。
そこにはリベロがいるわけですから、やっぱりレシーブが一番いい選手ですから、ブロックアウトで逃げるとか、もうひと工夫欲しいね。
そこを切っておけば、こういう展開は防げますので。
≫先ほどの前のプレーでは越川がうまくリバウンドをとるとか、そういうシーンがありましたが。
南部ジャパン金メダルへというボードも出ています。
連覇へ向けて日本、第2セット、ここまではリードをしています。
決して100%の力ではないんですがうまさを感じます。
そして出耒田に代わって、また南部監督が仕掛けます。
サーブのいい柳田、慶応の4年生。
≫打ちにいってもダメなんで、柳田君らしいジャンピングサーブ打ってほしいですね。
≫ここはその意図を当然出されているわけで、それ以外をやってしまうと、意味がないわけですもんね。
自分の色を代表でしっかりと出したい、にじむのではなくて、そこで輝きたいと話した柳田。
これは行った結果です。
≫これは経験で慣れますから、中途半端だけは絶対しちゃいけないですね。
≫またイランが、石川の方にサーブが集まってきました。
≫ガエミは今日、本当にサーブが安定してますね。
≫でも、チャンスありますよ、ここは。
≫日本としてはまた苦しい正念場を迎えます。
≫簡単には勝たしてくれませんからね。
≫世界のトップ6です。
≫今年に入ってからはアメリカ、イタリア、あるいはブラジルというところも撃破するようになってきたイラン。
追い上げられてきたとしても、まだリードしているところをうまく使っていくべきなんですよね。
やはりこの終盤でいうと、追い上げる方が1点というのもかなり厳しく感じるんですか?≫ただイランはプレッシャーのある中でも、まだ余裕があると思うんですよ。
やっぱり引いてはダメですね、日本は。
≫やはり攻め続けるということが大事になるわけですね。
南部監督も話していますが、普通にやっていてもやはり勝てない、攻めの気持ちを忘れずに、とにかくサーブでも攻めていくんだと話しています。
≫それが相手にプレッシャーを与えることになりますからね。
≫この終盤、どちらが戦う姿勢を前に出せるか。
第1セット同様、イランがこの終盤、追いついてきまた。
ここで日本がタイムアウトをとります。
ここで同点ということになりましたが。
≫ちょっとブロックをスパイカーが意識し過ぎているんかな。
インド戦でもそうでしたよね。
センターが高いときに打ち損ねるというのはあったんですけどそこは思い切っていけば、一枚しか来ていないわけですからね。
それにしても、セッターの深津君までボールを返球することですね。
≫こちらが日本の女子代表です。
今大会は4位という結果に日本の女子は終わりました。
今日は清水の決定率も非常にいいように思うんですが、これで21本中12本決めています。
椿山を入れてきました。
ここはワンポイントブロックでしょうか。
≫ブロックでしょうね。
ということはオプション、いわゆる相手の攻撃に対してかなり偏ったブロックシステムをとりますかね。
≫指示は出てると思いますね。
越川君のサーブですからね。
≫ですから三枚ブロックになる可能性が高いという。
流れをわかっている石川。
この1点は大きい。
≫完全に二枚ブロックでかぶせられたんですけど、手のひらをうまい具合にワンタッチとりましたね。
≫やはり流れをしっかりわかっている、この18歳。
≫勝負どころをわかってるね。
≫これがやはり高校6冠、そして大学に入って、高校生から続いた連勝、公式戦111連勝という記録もありましたが≫何回も言いますけど、何か持ってますよ、ホントに、今までの男子バレーの流れを変えてくれる予感をさせますよね。
≫この石川、そして山内という大学生コンビは注目です。
今日もスターティングメンバーで出ています。
そしてもう1人の大学生、慶応の4年生の柳田のサーブもやはり注目です。
この3人はこれからまたどんどん成長していく。
そしてこのベテラン陣、越川、あるいは清水といったところもうまく融合して、新しい日本はリオデジャネイロオリンピック、そして東京へとつながっていきます。
日本、セットポイント。
これは狙いどおり、当然。
≫完全にプレッシャーかかってますよね。
≫越川のサーブで相手は完全に乱れる。
そうなると、二段トス、ハイセットのボールになりますから、そこに椿山がいけるように三枚のシステムを組んでいます。
セッターがいません。
ただ、これはブロックをしっかり仕留め切るため。
アウトか、わずかですかね。
≫これはでも、いいと思いますよ。
≫ここできっちりサイドアウトを取れば日本がものにできます。
≫やはり高い、このムーサビ。
ムーサビも今日3本目のブロックポイント。
イランのブロックはこれで今日、5本目です。
日本、イランから1セットを奪いました。
≫先ほどの第2セットの最終ポイントを石川が決めたシーンをご覧いただいています。
その前の段階での流れをしっかりとたぐり寄せたポイントもありましたし、この石川の動き、どう映っていますか?≫何回も言いますように、同じことをしませんよね。
その前にドンピシャ食らってるんですけれども、その次に決定打を出しているわけですから、いいセンス持ってますよね。
≫セットカウント1−1、第3セットに入ります。
アジア大会決勝、男子バレーボールです。
柳本さん、ともに両チームとも形というのはできていますよね?≫日本も本当にいい形になっていると思いますし、イランもそうですね。
≫ただお互いの自分たちの形のプレッシャーをかけ合っている中での勝負、第1セット、第2セット接戦でしたが、そのプレッシャーに耐えかねてのミスの差とも言えるんでしょうか?≫ベンチの采配も後半に入って当たりましたよね、2セット目は。
≫そういった意味でもここまで日本も非常にいいバレーをしている。
ですから、世界のトップ6のイランと互角の戦いをしているわけですね。
≫ここはイランの方は5番のガエミから始まるという、いわゆるこちらもサーブで攻めていこうというローテーションに変えたわけですよね。
≫このガエミのサーブでやられてますんでね。
≫ともにポイントはサーブ、そしてサーブレシーブということになりそうです。
ガエミは越川を狙っていきます。
出だしとして、3連続ポイントです≫完全にサーブで崩されていますからね。
≫いわゆるイランの狙いどおりのローテーション。
日本の方はファーストサーブが16番の出耒田になります。
ただ形としては今のままの戦い方でいいわけですね。
≫大丈夫だと思います。
≫あとはどこまでの我慢比べになるか。
先日行われた世界バレーでは第6位という成績を残したイランです。
日本は出場できませんでした。
思えば柳本さん、日本も北京オリンピックには出場しました。
ただ、その後2012年ロンドンオリンピックを逃し、そして今年の世界バレーも大会史上初めて日本は逃してしまったという結果になりまして、復活を狙う日本です。
≫そういう意味では、ここで学生3人が活躍しているというのは、本当に流れを変えてくれるきっかけになると思いますよ。
≫これからのあと2年後のリオデジャネイロオリンピックに向けても可能性を感じるチームにはなってきたと思うんですが。
≫そうですね、越川君が成長して帰ってきてくれましたので、若手も有望で、チーム力が上がると思います。
≫ムーサビの打点の高さ。
≫幅もありますからね。
≫きっちりとネットから離して幅をとってそしてターンで打ってきました。
≫センター線を使ってこようという日本でしたが、ここは一枚。
≫センターが何ぼか使って1セット目からクロスしか打ってないんですね。
今みたいにターンを使うとか。
≫ここはドリブルをとられました、日本、越川です。
≫強いチームというのはそういうことを個人技として仕掛けてきますからね。
≫当然チームとしても仕掛けはあるんですが、一対一では個人での仕掛けになりますからね。
≫サイドがいいからね、今日は。
センターが奮起してほしいですね。
≫そうすると、よりまたレフト、ライトが楽に打てますよね。
そして日本は今日、多く得点を生み出している越川のサーブから。
≫1セットごとに、8点、12点で自動的にとられるテクニカルタイムアウト、その1回目、8点目のテクニカルタイムアウトに入っています。
タイムアウトは両チームとも、それ以外に各セットごとに2回ずつとれます。
まず第3セット、初めて8−4と大きくリードを許して日本がイランにテクニカルタイムアウト1回目とられましたね。
≫日本は決して調子は悪くないと思うんです、サイドがしっかり切れていますので。
ただ、出足のガエミのサーブで崩された部分、それがここまで来ていると思います。
まだまだ挽回のチャンスは十分にあると思いますよ。
≫いいですね。
≫2m4cmの山内晶大、愛知学院大学の3年生。
≫画面を見てもわかるように、一枚しか来ていませんから、この攻めがいいと思いますよ。
≫しかも自分の前のスペースを大きく使ってネットから離してますので幅もとれるので、一枚だと、より広くコースがとれるはずですよね。
≫しかし、今ようやくイランの速攻に反応して当てていきました。
≫コースを絞り出してますよね、いいと思いますよ。
≫見えてますね、今日。
≫本当に厳しいコースを打ってるね。
≫恐らくストレート、わずかしかあいてなかったように思えるんですが締め切っていないところ。
≫ある程度のところからでもイランが使ってきますね、センター線ね。
≫速攻が使われるときなんですけど、サイドレシーブがもう一歩中の方がいいかなと思いますね。
みんな前に落とされていますんでね。
≫ここは助かりました、危なかったという今、越川の口の動きも見えました。
男子のバレーボールの決勝、日本がアジア大会連覇を狙っています。
≫ホールディングですか?今、押し合いでは勝ってましたよね≫持ち過ぎたという判断でしょうね。
≫今主審のポーズは見えなかったんですが、押し合いでは完全に勝っているんですが持ち過ぎのホールディングをとられたかもしれません。
今、完全に越川がつぶされていましたので、清水に頼るしかないところもありましたね。
こうやってともにチームの負担を助け合って少なくしていくという日本。
サーブの狙いとして、リベロのザリフは避けたいんですよね。
このザリフはアジア選手権では2011年、2013年とともにベストリベロに輝いている選手です。
少しずつ日本、ここで差を詰めていきたい。
コースには、入っていますよね。
≫石川君狙いですね。
≫ムーサビは今日、11本中9本決めて決定率82%あります。
ここはチーム全体の踏ん張りどころですね。
≫サーブレシーブがリズム狂ってるね、今。
≫ここで南部監督がタイムアウトをとりました。
ここまでずっと石川がイランのサーブを受けてきて狙われ続けてきて、しっかり仕事はこなしていたんですけど。
石川にとってもここは本当の踏ん張りどころになります。
当然、こういった部分で攻撃力もある選手、狙われてくるというのはありますからね。
チームとしてやってきたすべてを出す、その中での金メダル、連覇を目指していきます。
キャプテンの越川。
≫ここはフローターサーブ、しっかり返してほしいですね。
≫ちょっと永野もフォローしていくことになるのかどうか。
第1、第2セットとは流れが変わってきましたが?≫完全にサーブレシーブを崩されていますよね。
≫越川のオーバーネットをとられました。
≫ブロック数がイランが日本を上回り始めました。
そういう意味では前半、日本の方が6本、先に決めていたわけですけれども、ここのところ止まっています。
≫ただ、サーブレシーブが崩されると日本は向こうの高さに圧倒されますのでね、きちっとサーブレシーブを通して慌てないことですよ、ここは。
≫ここまでしっかりとレシーブ、返していた石川。
このプレッシャーのかけられ方のストレスなんですね。
セットを通して、ずっと狙われ続けています。
≫サーブレシーブ返すとサイドが本当に一枚でよく切ってますからね。
≫日本、先ほど言ったように、いいサーブを打ってるんだけど、リベロを外さなきゃいけないね。
返球率が一番高い選手なんだよね。
≫アジアでもナンバーワンと言ってもいいザリフです。
31歳のベテラン。
第1、2セットを見ていましても、柳本さん、イランもミスは出てくるわけですよね?≫堅いバレーという印象は持ちませんもんね。
適当にミスしてくれますもんね。
それだけ日本の戦法にはまればやっぱり日本も勝機もありますからね。
≫プレッシャーをかけ続ければチャンスはあります日本。
センター線、集め始めましたイランムーサビを続けます。
やはり最後はこのムーサビに集めてくる。
そして越川を下げて米山、ここは守備を固めますか?≫米山君はバックも打てますからね。
守備固めですね。
≫前衛は日本の攻撃陣は二枚というところです。
まずレシーブの立て直しというところも考えてきました。
≫点差はそれほど追い込まれているとは思いませんのでね。
向こうもミスしますからしっかり攻めるところは攻めて、先手を打ってほしいですね。
≫これだけセンター、センター使われていますから出耒田は頭の中に入っていますね。
≫よくついたんですけどね。
≫いい兆しは日本も見えているブロックです。
一枚の勝負でしたが、ここは止められました清水。
≫センター線が遅れてきただけに、一枚にぶつけた感じがしますね。
≫先に20点目、イランが取りました。
セットカウント1−1、イーブンで迎えた第3セットです。
現在日本はアジアランキングは4位。
日本の女子の代表、右が高橋です。
日本がこれから第3セット、追いかけていく形になります。
守備を固めにいっている米山なんですけどね。
ちょっとジャンピングフローターになかなか合わせられない。
≫タイミング合ってませんよね。
≫うまく上空でタイミングを崩しまして清水、ポイントを取っています。
≫点差はあっても、やることはたくさんあるわけで、もっと中で確認し合うとか、声を出していくとか、それが1点につながってきますんでね。
≫2番のエバディプールはかなりミスが多いなという印象ありますもんね。
≫特にストレートコース打ったとき、多いですね。
≫ガエミをつぶしておいてセンター線来るだろうなということでかなりセンター線にもブロック集めようとはしているんですけどね。
≫幅があるからね、空中でターンでひねってるね。
二枚きちっと飛ばなきゃ止まらないね。
第1セットは28−26、競り合いの中で落としました。
そして第2セットは25−23、日本がものにして第3セットに入っています。
≫オーバータイムス。
≫今のはいいサーブなんだけど、本当、リベロなんだよね。
サイドにひねるとかひと工夫あってもいいね。
≫イランのリベロ、ザリフに入れてしまうと返球率はかなり高いですからね。
≫ここで二枚替えますが、高さを出した伏見とそして柳田ですね。
≫柳田がサーブで崩して、伏見のブロックですね。
≫日本ではこのチームの中で一番身長の高い伏見、2m7cmです。
≫攻めていいですよ、柳田君は。
≫これもリベロなんですよね、やっぱり。
≫そこはやはり外さなきゃいけないわけですもんね。
≫昨日の韓国戦は、その辺り、本当に、きちっとみんながやってたと思うんですよ、作戦どおりのことを。
≫日本はそのままセンター、伏見を残しています。
前衛に米山が上がってきているんですが、越川そのままですね。
≫これもリベロなんですよ、しつこく言うんですけど。
≫でも柳本さんおっしゃるとおり第1セット、第2セットはそういったシーンなかったわけですよね。
≫ほとんど打ってないんですよね。
ちょっと考えなきゃいけないね、ここは。
≫決してこれは指示によるものではないですよね。
≫コース狙いのサーブですからね。
ストレートに打っていくとか。
コバチ監督、タイムアウトです。
確かに全力で打つサーブではなくていわゆるもう1つの攻めるサーブとするならば力を抜いてもコースを限定して狙っていくサーブもあると思うんですが。
≫コース狙いのサーブですね、今のはね。
≫ただ、それが攻め切れていないということになるわけですね。
≫絶対に確率的にいってはいけないところにいっているということですからちょっと工夫が必要ですね。
それでもコースいって、通されることもあるんです。
でもそれは、プレッシャーをかけ続ける、やっぱりリベロがとらなくなると、とっていいプレーしてリズムにのっていくのが選手ですからねそういう中でイライラさせるとこあ、精神的なことも含めて、やってはいけないことだと思います。
≫サーブはリベロを外して相手を崩していくということが大事じゃないですかね。
≫仁川アジア大会、4年に一度行われる、このアジア大会。
日本は2010年は男子バレー金メダル、連覇を狙ってその4年後の今大会を迎えています。
前回同様、決勝の舞台の相手はイランです。
ここまでセットカウント2−1、イランが1つリードして第4セットに向かいます。
日本は伏見をスタメンで起用してきましたね、柳本さん?≫センター線が機能していませんでしたからね。
これは1つの作戦かもわかりませんね。
≫ちょっとここはセンター攻撃というのは非常に注目に日本はなってくるかもしれません。
日本はやはり、サーブは越川から始まるオーダーになりました。
従ってセッターの深津が前衛の真ん中の位置、S3のポジションから始まります。
ですからもう一度、これは攻めようという気持ちですね。
≫越川のときの得点が多いですからね。
≫このローテで一番高いわけですから≫3セットの後半から、センターの速攻が多くなってますからこの辺りは速攻を使わせない作戦が必要なんでね。
≫日本は第1、2セットはその辺りを意識してセンター線は機能させたくない、そういう思いのサーブでしたよね。
≫うまくいったですね。
≫大学1年生の石川です。
石川は今年の12月からイタリアに渡って、イタリア・セリエAのモデラでプレーすることも決まっています。
≫どんどんうまくなるでしょうね。
≫センター線をかなり多く使ってきましたよ、柳本さん。
≫あれだけ前衛でセンターが機能してますので、ブロックつきますよね、やっぱり。
≫日本のブロックシステムもちょっと変えてくると思いますけど。
≫こういう滑り出しだったらいいと思いますよ。
≫競って競ってという形をつくると、イランも第1、第2セットを見ているとミスは出ますからね。
サイドアウト、サイドアウトをしていきたい日本。
相手にサーブがあるときに自分たちのチームが点を取るとき、サイドアウトと言いますがこれを繰り返していって、その中で連続ポイントを取っていかなければなりません。
こちらはイランの監督、コバチ監督です。
このイランの礎を築いたというと、前監督のベラスコ監督になると思うんですが。
≫このムーサビのサーブで苦しめられた第3セットでした。
≫フローターですから、ここで返したいね。
≫当然向こうにザリフがいれば、こちら、日本には永野がいますからね。
≫永野君は目立ちませんけど堅いバレーを昨日からしてくれてますんで、今日も非常に状態がいいですよね。
≫後ろから本当にチームに対する指示が大きく飛んでいます。
ただ、柳本さん、この接戦の形はいいわけですね?≫いいと思いますよ。
一進一退を繰り返しておけば、チャンスは絶対出てきますからね。
≫また我慢比べの様相を呈してきました。
オーバーネットがあります。
今は深津がシングルハンドで上げにいったところを邪魔をしたという判断になります。
≫男子の場合、片手で十分トスが上がりますからね。
≫ここの部分ですから。
≫先に触っていますね。
≫完全にセットアップに入っていますもんね。
まだその時点ではボールはネットの日本側にあると判断されていますので、それを越えて攻撃することはできません。
オーバーネットという反則です。
≫さっきの清水君といい、今の越川君もセンターが遅れてきてるんですよね。
多分打つときは見えないんですけど、打つ瞬間には手が出てきているという、間チャンというか、間は空いているんで。
≫先ほどのオーバーネットがあるので、今度は来てないだろうという判断もあったんでしょうね。
≫1本でガエミのサーブを切ったのは大きいですね。
今日は相手のディフェンスにプレッシャーをかけている越川。
真ん中のザリフは避けなければいけないわけですね。
≫サイドにいったらチャンスありますよ。
≫これは奥を狙っていったというサーブ。
このセットは、柳本さん、連続ポイント、ずっとサイドアウト続いてますよ。
≫セットカウント2−1とイランが1つリードした段階で、第4セットに入っています。
第4セットはようやくイランが連続ポイントを取ったんですね。
≫ただ、日本も形が崩れていませんから、この形でいいと思いますよ。
≫まだまだこの形でいいわけですね。
≫どちらもいい形で今、バレーがされていると思いますので。
≫ここでイランの方が流れを変えた連続ポイントでしたが、日本がここで切っていけるかどうか。
ジャンプフローターの対応が少し第3セット、乱れてしまった日本です。
アジア大会がシニアの代表デビュー戦ということですからね、石川は≫信じられないぐらいの活躍ですね。
≫本当にブロックが見えていますね。
ここしかないようなコース打ってますもんね。
≫深津が言うには、石川はボールがヒットするまで常に相手を見て考えているのが伝わると話していますしね。
それが本当によくわかります。
これでサイドアウトがずっと続く形に戻しましたからね。
あー、ちょっと触れていますね。
タッチネットは現在のルールでは、今のネットの一番上の白い部分に触ってはいけません。
≫ここ、離されてはいけませんよ。
あのコースなんですよね、遅れてきた間を縫って。
清水選手、よく見えていますよね。
≫代表デビュー戦の石川がサーブで狙われてもよく踏ん張ってますね、柳本さん。
お見合いをしてしまった。
永野はもう上げる前に、指示は出していたんですけど、今どうだったんですか?≫センターに上げるという指示だったと思うんですけど、ちょっと中途半端な真ん中に上がりましたよね、清水君と越川君の間にね。
≫エバディプールは今日はジャンプサーブを打っていたんですが、今はよくなく、ジャンプフローターに変えましたがこれもアウト。
こういった選手がいるということは、日本にとってもチャンスですね≫つけ入る隙がありますからね。
≫今日は当たっていないという2番のエバディプール。
準々決勝では、日本に逆転の勝利を呼び込む原動力になりました14番、石川です。
≫こういった雑なプレーがあるんですよね。
世界のトップ6とはいえ、雑な部分があります。
こちらは日本の女子バレーの代表です。
≫日本もそうなんですけど、イランに対してもフローターサーブは結構効果的ですよね、今日は。
またタッチネットがありましたか。
清水にあったでしょうか。
≫ここは踏ん張りどころですよ。
≫落ちてくるときにありました。
≫降り際ですね。
≫ただもう一度、柳本さん、第4セットに入って、相手イランのリベロ、ザリフには渡らないようなサーブ打ってますよね、今のところ。
≫外していますね。
≫ですからご覧のような接戦もつくってこられます。
このアウトはいいですよね?≫2回目のテクニカルタイムアウトまで攻め続ければいいと思いますよ。
≫今のは、ややスピードは殺していましたが、コース、サイドラインギリギリを狙う攻めでした。
≫やろうとしていることはわかりますもんね。
≫意図はわかりますよね。
≫第4セットに入っています。
日本、ここでイランに突き放されてはいけないところです、柳本さん?≫まずサーブレシーブをきちっと通して、組み立てをしっかりして、1本ずつ確実に切っていく、このバレーの展開ですね。
≫最後のところでのスパイクミスもちょっと目立っていますけどね。
≫ちょっと意識して、コースひねった結果がああなっているんだと思いますけどね。
ここまで、少しセンター線が機能してほしいなと思いますね。
≫このセットから19番の伏見が日本は初めてスタメンに登場しているわけですから。
そこは使っていきたい。
≫サイドはうまく見れていますね。
本当にいい決定力を出していると思いますよ。
≫この部分は相手の二の腕辺りですから完全にブロックアウトできますしね。
≫クロスはミスないですね。
≫ちょっと今のトスが短かったか、低かったか。
≫遅れてきたセンタープレーですね。
≫ムーサビは6本目のブロックポイントです。
第4セット、追い込まれてきました日本。
まだ5点差、ここからの巻き返しですね。
≫サイドはほとんど互角に戦ってると思うんです。
センタープレーヤーの攻撃力の差、それとブロック力のセンターの差ですね。
それにはサーブレシーブからきちっと組み立てていい状態をつくり出すということと、逆に、それを向こうにはさせないということなんで、やっぱりサーブとサーブレシーブが重要になってきますね。
≫日本、現在はアジアランキングは4位。
このアジア大会は金メダル8つ、そして銀メダルが1つ、銅メダルが2回あります。
≫リバウンドをもらいにいったボールなんですが。
≫ただこれもやっぱり崩されてますんで。
崩されると、高いブロックが三枚きちっときますんでね。
≫これが最終的なイランの高さ、強さというところを見せてきます。
≫ここは中で声をかけ合ってしゃべるとかきっかけづくりをしてほしいですね。
この位置は、エバディプールがそれほどの決定力という形ではないので、チャンスはありそうですね。
この次の1〜2本でしょうね。
≫これはもったいないね。
≫イランはセッターを代えます。
4番のマルーフに代えてマハダビに代えてきました。
ここは二枚替えるんじゃなくて、セッターだけ替えましたね。
≫外国のチームというのは、勝ちパターンだよとわざとこういうメンバーチェンジの仕方をするんですね。
≫確かにイランの場合は、中盤のマハダビの変更が多いですからね。
≫ということは、逆にリズムを崩せることもあるということですから。
≫日本が追いかける、この第4セット。
2番のエバディプールに代わってタシャコリがワンポイントサーブで入ります。
≫ここは目の前の1点ですね、集中してほしいですね。
≫その1点を積み重ねていくという日本。
≫強いサーブじゃなくて、フローターでみんなやられてるね。
≫フローターへの対応というところは石川も能力はあるんですが、やはりこれが柳本さん、世界のトップからかけ続けられているプレッシャーが…。
≫そのプレッシャーの中で、私も言ってるように何とか深津君のところに通していこうという、ピンポイントを狙っていますからね、それでいい組み立てをしたいと選手も思ってるんですよね。
もう少し力を抜いてこの辺りに上げておきますよという形でコンビが組めればまた違った展開になると思うんですけど。
ここはでも、踏ん張りどころですよね。
≫若い石川、山内、柳田にとってはこういった世界のトップのチームと戦うのは本当に今後の大きな糧になりますからね。
≫本当にね、勉強になってくると思います。
≫日本が一番苦しいローテーションを切り抜けました。
≫めいっぱいですね、今戦っていてサイド攻撃がいいのが出たり、いいところもいっぱいありますからね。
ただそういう結果ももちろん大事なんですけど、内容があるゲームをするためにも次の1点を集中してね。
≫いけますよ。
≫ここはパワーで選択。
イランがタイムアウトをとりました。
22点、23点というところですとまだまだいけますからね。
≫あと1〜2点詰めると、これはベンチ、絶対バタバタしますからそういうプレッシャーをかけるためにも、次の1点が大事です。
≫続くサーブも大事になります。
ここはコバチ監督は流れを切るためのタイムアウトを取ったイランです。
ビッグサーブを持っている石川です。
日本はジャンプサーブ、ビッグサーブがちょうど石川、越川、対角でつくれるのが大きいですね。
≫サウスポーであのストレートを打つから右で打つのと違って、肩幅分、外へ打てますからね。
≫日本は石川に代わって、米山が入りました。
守備を固めてきます。
連覇を狙っている日本が追い込まれました。
≫日本はあきらめません。
16番の出耒田に代わって、1番の柳田。
そして、マルーフを戻します。
≫このサーブ、楽しみですね。
≫セットカウント3−1、日本、敗れました。
イランがアジア大会、初めての男子バレーボール金メダル。
日本は銀メダル、連覇はなりませんでした。
柳本さん、改めて今日の日本の戦いどうご覧になりましたか?≫やっぱりイランは予想どおり力を持ったチームだなという印象があるんですけど、それ以前に、日本は1つの形を整えて戦ったと思います。
しかし、その中で、若手とベテランの融合、新しい、今までの男子にない将来を感じさせる戦いをしてくれたんじゃないかなと思います。
≫決勝の舞台まで南部ジャパンは上がってきました。
ただ、新しい力も見えてきた、そういった中でのこれからの日本の可能性に期待して見守っていきましょう。
残念ながら日本は敗れましたが、銀メダルです。
≫男子バレーボール決勝はイランに敗れて、銀メダル獲得ということになりました。
≫そしてこの後放送の「中居正広のキンスマスペシャル」は9時40分からお送りいたします。
≫高橋さん、このアジア大会で本当に興奮と感動、たくさんあったと思うんですが、一番印象に残ったシーン、どういったところでしょうか?≫私は野球の日本×モンゴルなんですが、その後に、この用具の寄贈を行ったということなんですね。
アジアというのはスポーツ大国もありますけど、それでもまだ環境が整っていないところもあるんです。
やはり多くのところに根付かせるといった意味でもまた2020年、東京オリンピックでは競技の復活も狙っていますから、そういった意味でも、本当に大きな意義のあるアジア大会だったなと感じました。
≫そして小谷実可子さん、いかがでしょうか?≫私は、前半の水泳で入江陵介選手が100、200勝ち切って金を並べたという意味で高橋さんの、2020年オリンピックとおっしゃいましたが、招致活動の最中に彼はアスリートの傍ら、招致を頑張りながら、本業でもんもんとした時を知っていたのでこうしてまた見事に復活して、2つ並べたのに拍手を送りたいですね。
≫そして室伏由佳さんはいかがでしたか?≫私は男子4×400mリレーの金メダルですね、金丸選手は、個人種目で苦しんでしまったんですが、チームの力、そして若い加藤選手の激走ですね。
本当にこの力がすばらしかったと思います。
≫ここまで14日間の激闘をご覧いただいてきたわけですが、高橋さん、小谷さん、ありがとうございました。
そして今、日本代表の覚悟ですよね2020年に向けて、あるいはリオオリンピックに向けて、そういった強い思いもありました。
選手の皆さん、ありがとうございました。
では最後に14日間の激闘をここからご覧いただきます。
日本代表としての誇りを持ち、選手一同全力で挑みます。
≫世界最速決定戦、いよいよスタート。
萩野が来た、世紀のデッドヒート。
勝ったのは萩野公介!≫日本アジア大会史上初の前人未到の4連覇。
≫なんと40年ぶりの金メダル!≫キャプテンが金メダルを決めにかかる、決めました!2014/10/03(金) 19:00〜20:54
MBS毎日放送
アジア大会2014韓国仁川[字][デ]【バレーボール男子・決勝「日本×イラン」】
▼バレーボール男子・決勝「日本×イラン」よる7時30分〜生中継 日本男子バレー復活へ南部ジャパン最終決戦 アジア連覇なるか
詳細情報
番組内容
いよいよアジア大会も大詰め!今夜は男子バレーボールの決勝戦をお送りします。
前回王者・日本が準々決勝ではインド、準決勝では韓国との接戦を制し今大会も決勝に駒を進めた。勢いに乗る南部ジャパン。宿敵イランを倒しアジア大会連覇なるか!?
激戦を完全生中継!
出演者
高橋尚子
小谷実可子
室伏由佳
●
石井大祐(TBSアナウンサー)
小林由未子(TBSアナウンサー)
音楽
TBS系列「2014アジア大会&世界バレー」テーマ曲
サザンオールスターズ「東京VICTORY」
制作
【番組公式SNS】
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スポーツ – オリンピック・国際大会
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福祉 – 文字(字幕)
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