神戸市の住宅街です。
小学校の近くにある公園です。
ふだんはここでサッカーをしたり、遊具で遊んだりする子どもの姿が多く見られるということなんですけれども、きょうはご覧のように、子どもの姿は見えません。
神戸市で、小学1年生の女の子の行方が分からなくなって、きょうで丸5日がたちました。
女の子が通う小学校の通学路には、警察官や。
おはようございます。
防犯ボランティアの人たちの姿が。
登校する子どもたちを見守りました。
行方が分からなくなっているのは、神戸市長田区の小学1年生、生田美玲ちゃんです。
先週木曜日の午後、小学校からいったん帰宅したあと、再び外出したと見られ、その後、行方不明になっています。
警察は周辺の捜索や聞き込みを行うとともに、駅などでチラシを配って、情報の提供を求めていますが、有力な手がかりは得られていません。
美玲ちゃんの通う小学校です。
行方不明になった当日、美玲ちゃんは学校を、2時45分ごろ、下校したということです。
それから向かったのは、およそ300メートル離れた家でした。
家からは、この写真と同じ、縫いぐるみの付いたリュックサックがなくなっていて、美玲ちゃんが持って出かけたと見られています。
当日、遊ぶ約束をしていた同級生の女子児童です。
家を訪ねますが。
美玲ちゃんは、家から南の方向に向かっていました。
家からおよそ400メートル離れたこちらのコンビニ。
このコンビニの防犯カメラに、美玲ちゃんが1人で歩く姿が映っていました。
下校からおよそ30分後の午後3時15分ごろのことでした。
そのときの映像です。
お気に入りの日傘を差して、1人で歩いていました。
その後、再び家の近くに戻ります。
幼稚園や交番の近くで、複数の人に目撃されていました。
しかし、午後5時半ごろ、今度は家から南東に600メートルほど離れた、公園のそばを歩いている姿が目撃されます。
そして。
公園からおよそ150メートル離れたこちらの高校。
グラウンドでは部活動が現在、行われています。
時刻は午後5時半を過ぎたところです。
行方不明になった美玲ちゃん、当日はちょうどこのぐらいの時間、この場所で目撃されています。
それまでたびたび目撃されてきた美玲ちゃんですが、ここで目撃されたのを最後に、その後、姿は確認されていません。
最後に目撃された場所は、こちらです。
通っている小学校の校区を越え、家からは、およそ700メートル離れた所でした。
こつ然と姿を消した美玲ちゃん。
身長はおよそ1メートル15センチ。
髪は肩まで伸び、行方が分からなくなったときは、この画像に映っている、ピンクと青のワンピースを着ていたということです。
警察はきょう、これまでで最も多い200人近い態勢で、周辺の聞き込みや、空き家などの捜索を行いました。
警察にはきょう夕方までに、108件の情報が寄せられましたが、これまでのところ、美玲ちゃんにつながる有力な情報はないということです。
こんばんは。
女の子が突然姿を消して丸5日です。
大都市の住宅街、人の行き来も多い場所にもかかわらず、手がかりがつかめないまま、時間が過ぎています。
来年の春に卒業する高校生の採用試験が、きょうから全国一斉に始まりました。
ことしは景気の回復傾向を受けた人手不足で、生徒1人当たりの求人数を示す求人倍率は、全国平均で1.28倍と、6年ぶりに1倍を超えました。
高校生にとっては、就職する側が有利な売手市場といえます。
都内の高校です。
3年生が今、採用面接に向けて出発しました。
食品関係を受けるそうです。
頑張れ!いってらっしゃい。
火ぶたを切った高校生の就職活動。
女子生徒が7割を占めるこの学校では、3年生90人が来年春の就職を目指しています。
ことしは去年の1.5倍、500件を超える求人票が寄せられました。
事務職や販売職のほかに、こんな職種も。
鉄筋工に、建設現場の組み立てや解体作業。
建設業界からの求人も、多数ありました。
引く手あまたの状況でも、生徒たちは、冷静に企業を選んでいるといいます。
企業側も、いち早くいい人材を確保しようと必死です。
若い力を求める企業の熱意、高まっています。
おはようございます。
よろしくお願いします。
きょうから全国一斉に始まった高校生の採用試験。
求人数が大幅に増加し、いわゆる売手市場に。
来年春に就職を希望する高校生への企業からの求人は、ことし7月末の時点で、23万8462人。
生徒1人当たりの求人数を示す求人倍率は、全国平均で1.28倍と、6年ぶりに1倍を超えました。
高校生の求人倍率。
最も高いのは東京で3.74倍、次いで大阪、愛知と、大都市圏で高くなっています。
こうした動きは、地方にも。
ことしはすべての都道府県で前の年を上回りました。
北海道では、求人数が、前の年に比べて57%増加。
18年ぶりの高い水準になりました。
例年、高校生を10人程度採用してきた、帯広市にある信用金庫では、ことしはさらに数人程度増やす計画です。
松江市にある百貨店です。
こちらでもきょう、高校生の就職試験が始まりました。
求人倍率が、16年ぶりの高い水準になった島根県では、サービス業の求人数が、去年の2倍以上に。
この百貨店では、地元志向が強いといわれる高校生の獲得を目指しています。
しかし、業種によっては、採用したい人数が十分に確保できない採用難が問題となっています。
ことしの春、製造業では7万3000人余りの求人に対し、就職した人の割合は84.6%でした。
それに対し、美容やエステティック業などの生活関連サービス業、娯楽業では42.1%、建設業では39.6%にとどまっています。
人材不足に悩む建設業界も、高校生に熱い視線を向けています。
従業員125人のこの建設会社では、去年1人だった高校生の採用を、ことしは6人ほどにする計画です。
採用面接をあさってに控え、担当者が用意したパンフレット。
高校を卒業して入社した先輩の成長の記録をまとめました。
将来、会社の中核を担ってもらおうと、社員教育も充実させています。
ことし、工業高校を卒業し、入社した今野琢也さん。
分からないことはいつでも聞けるよう、指導役の先輩社員がついています。
就職氷河期といわれた時期はついこの前でしたけれども、氷もずいぶんとけてきたということなんでしょうか。
そうなんでしょうね。
ただ、一気に企業の求人が増えたことで、不況の中でも、高校生をきちんと採用して、人材を育て上げてきた、そういう自負のある企業からは、この急激な変化に、戸惑いの声も上がっているということです。
巨大与党の前に、野党第1党は、勢いを挽回できるのか。
民主党はきょう、役員人事を行い、海江田代表の下、新たな執行部を発足させました。
幹事長に起用されたのは、枝野幸男元官房長官、代表代行には岡田克也前副総理が就任しました。
これまで海江田代表とは距離を置いてきたといわれる2人の起用。
結束重視の布陣です。
きょう開かれた、民主党の両院議員総会。
海江田代表は新たな役員人事案を示し、全会一致で承認されました。
代表代行には、党最高顧問の岡田前副総理。
焦点となっていた幹事長に、枝野元官房長官を起用しました。
民主党結党時のメンバーでもある枝野氏。
民主党政権時代の事業仕分けでは、作業チームの統括を務めました。
鳩山内閣で初入閣。
その後、党の幹事長も務めました。
そして。
菅政権で、官房長官として東日本大震災や、原発事故の対応などに当たりました。
野田政権では、経済産業大臣にも起用され、民主党政権の要職を歴任してきましたが、政権を離れてからは、執行部に距離を置いていました。
そして、今回の役員人事。
政策調査会長に福山元官房副長官、国会対策委員長に、川端元総務大臣を起用し、高木代表代行は留任となりました。
今回の人事に、自民党からは。
民主党の幹事長に就任しました枝野幸男さんに、NHK盛岡放送局に来ていただいています。
枝野さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
枝野さん、きょう、民主党議員の中からも、もう民主党の再生、後がないといった非常に危機感のあふれたことばも聞かれたんですが、枝野さんご自身の認識はどうでしょうか?
民主党がということよりも、日本の社会が、もちろん一つのいき方として、今の安倍さんの進めているというのは、あるのかもしれませんけれども、社会全体が一つの色に染められて、多様性が失われつつあるんではないかと。
これは本当に日本の長い伝統から考えると、大きな社会の変化ということになってしまいます。
そしてなんといっても、分厚い中間層、1億総中流といわれていた、この社会が崩壊をしてしまうのではないかと。
そうした危機の状況にある中で、こうした問題にしっかりと、重点を置いた政治の軸が今、残念ながら存在していないように見られている。
この軸を立てられるのは、私どもしかいないという自負を持っていますので、国としての、あるいは社会としての危機というものを強く感じています。
枝野さんが感じておられる、社会としての危機、また後ほど伺いますが、そうしたもう一つの軸を立てるという役割を、枝野さんに託されたのは、ご自分のどういったところが、起用の理由だというふうにお考えになりますか?
これは任命された海江田さんに聞いていただいたほうが、いいんではないかというふうに思いますが、私自身は、政治の世界に入って以来、分かりやすく国民、有権者の皆さんに、自分たちの考え方を伝えていくと、このことが政治にとって大変重要なことであり、なおかつ、日本の政治は、意外と大事でありながら、しっかりとやられてこなかったことだと、そういう意識でやってきました。
したがって今、民主党が何を考えているのか、何をやっているのか、何を目指すのかということについて、分かりやすく、国民の皆さんにお伝えをして、理解を求めると。
この発信という点について、そういう思いでやってきたことを生かせということなのかなと思っています。
枝野さん、先ほど、なかなか多様性が生かされない、さらに分厚い中間層がすり減っているということを指摘されましたけれども、安倍政権のこれまでの政治の取り組みについて、やはりそういったことをお感じになっていらっしゃるということですか?
そうですね、いわゆる広い意味での経済について、目先、短期的なカンフル剤としての一定の成果を上げているという部分は、これは率直に認めたいと思います。
ただ、カンフル剤は使い方によっては、むしろ体力を弱めることになってしまいます。
若い人たちが家庭を持ち、子どもを生み育てるという、希望を持つことすらできないような、若者の貧困という問題、あるいは子育て支援、なんとかこれから力を入れるということをおっしゃっているようですが、しかし、例えば働き方の規制を緩めるようなことを一方でしながら、若い人たちが家庭を持ち、希望すれば子どもを生み育てることができるという社会を作っていくというのは、これはかなり矛盾をしていることだと思います。
そうした意味で、こうした、安心して暮らしていける、そのことによって安心して例えば子どもを生み育てる、それにはお金がかかります、消費が増えます。
こうしたところについて、時間はかかるけれども、地道にやっていくという部分が、率直に言って欠けているのではないか、その部分は、まさにわれわれが、一番大事にしてきたことであるし、その重要性を繰り返し国民の皆さんにお伝えをして、カンフル剤だけではなくて、漢方薬もしっかり使いませんかということを訴えていきたいと思っています。
理念は非常によく分かるんですが、具体的に、例えば安倍総理大臣は、消費税の10%引き上げ、今のこの景気の状況を見ながら、年内にも判断するというふうに話しています。
民主党の今の見解、枝野さんご自身の考えはどうですか?
これは、3党の合意に基づいて、法律を作ったものです。
ただ、もちろん経済状況がそれを許すようなものになっていなければいけません。
安倍総理自身が政権発足以来、経済に力を、最優先で入れてくると、そして順調に回復しつつあるとおっしゃってきたはずであるのに、実は、それは実態を伴っていなかったということなのかどうか、まずはこれは、現在の経済状況、あるいはここまでの経済対策の成果について、しっかりと、政府としての見解と責任を示していただきたい。
そしてもう一つは、やはり社会保障の充実という側面について、これは私どもから見れば、あのときの約束ほど、進んでいないのではないか、この点はしっかりと指摘をしていきたいと思っております。
政党どうしが、与野党が対決の図式というのは、われわれずっと見てきたわけですけれども、カンフル剤としてのアベノミクスは一応の評価をされました。
今後、いわゆる経済を底上げしていくという中で、民主党としては対じするところはもちろん対じしますが、賛成すべき政策については、そこは賛成をするということもあるということでしょうか?
それは、これは大越さんもよくご存じだと思いますけれども、国会で成立する法律のうち、少なくとも半分以上、3分の2ぐらいは、少なくとも民主党などの主な野党がみんな、賛成をして、成立をしています。
当然のことながら、われわれから、不十分かもしれないけど、いい方向に進んでいるというのであれば、当然、賛成をして、できるだけ早く成立させるということは、従来からもやってきていますし、これからもそのつもりです。
ただ、やはり考え方が違う、それではよくならないのではないかという点については、ここは厳しく対処をするということです。
建設的な野党の力を強めるという意味で、ほかの野党との連携の問題があります。
まもなく、維新の党という、新しい合流政党が出来ます。
この政党との関係、どのように築いていきますか?
維新の党に限らず、野党であるということで、共通する部分はたくさんあります。
もちろん、それぞれの政党に理念、政策があるわけですから、ここがなかなか一番難しいんですが、例えば国会の中で、十分な審議時間を、必要な法案については取って、国民の前で論点を明らかにしていく。
これについては政策の違いがあっても、野党であるという立場からは共通しているはずですし、また多くの野党にとっては、今の政治の流れにブレーキをかけるという意味では、例えば選挙についても、自分の党が増えることが一番の望みでしょうけれども、自分の党が増えないんだったら、与党が議席を減らし、他の野党が議席を増やすということが、セカンドベストであると。
こうしたことについての立場はかなりの政党と一致をするのではないかと思っています。
こうして野党として、共有できるところから一歩ずつ、いろいろなことを積み重ねていくことの中で、大きな理念、政策の方向性が一致をするチームがどこかにあるのかどうか、そうしたことを模索をしていくというプロセスだと思っています。
そうですか。
分かりました。
大役ですが、一つ、頑張ってください。
きょうはどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
民主党の枝野幹事長に聞きました。
また、きょうは日本維新の会の分党に伴って発足した、次世代の党が、結党大会を開きました。
結党大会に先立って、都内の神社に参拝した次世代の党の所属議員たち。
平沼党首や石原最高顧問らが、党の発展を祈念しました。
そして夕方、開かれた結党大会。
平沼党首は、安全保障の分野などで安倍政権に協力する考えを示しました。
未来を作る、次世代と共に。
このあと、若手議員たちが、党への思いをプレゼンテーションしました。
若い世代が立ち上がらなければなりません。
先月1日に発足した次世代の党。
現在、衆参両院で23人の国会議員が所属しています。
臨時国会では、集団的自衛権の行使容認の立場から、独自の安全保障基本法案の提出なども視野に、党の存在感を発揮したいとしています。
与党に対して、是々非々の態度で臨むとする平沼党首。
野党との関係については。
ニホンウナギ。
ことし6月に、絶滅危惧種に指定されました。
資源を保護しながら、どう日本の食文化を守るか。
盛んに議論が行われてきましたが、きょうから、近隣の国々と地域による国際会議に、議論の舞台が移されました。
世界の70%から80%を消費している日本。
責任は重大です。
数が減り続けているニホンウナギ。
ことし6月には、国際的な自然保護団体から、絶滅危惧種に指定されました。
養殖に使われる稚魚、シラスウナギの乱獲が原因の一つとされていて、現在の漁獲量は、昭和30年代に比べ、10分の1以下と激減しています。
きょうから始まったニホンウナギの資源管理の枠組みを話し合う国際会議。
養殖を行っている日本、中国、韓国、台湾の担当者が出席しました。
会議に先立って、日本側は、国内の養殖業者が使うシラスウナギの量を、ことしまでの4年間の平均と比べて、30%余り削減することを提案。
ほかの国や地域にも同じ程度の制限を求めました。
今回の日本の提案。
制限するのは、養殖業者が使うシラスウナギの量です。
養殖業者は、捕獲されたシラスウナギを買い取って育て、市場へ出荷しています。
ウナギの資源保護については、シラスウナギの捕獲そのものを規制すればいいのですが、密漁が絶えないなど、実際は規制が難しいのが実情です。
このため、今回の会議では、養殖業者に制限をかける案が出ているのです。
こうした案について、水産資源の管理に詳しい専門家は。
会議では、削減にあたって、どの年を基準に算定するかについて議論が行われました。
こちらは、国内の養殖業者が使う、シラスウナギの量を示したグラフです。
日本はまず、国内の養殖業者が使うシラスウナギの量を、平成23年からことしまでの4年間の平均と比べて、30%余りを削減する案を提出しました。
この案に基づくと、日本が使えるシラスウナギは、およそ13トンになります。
しかし、意見がまとまらなかったため、漁獲量が多かったことしと比べ、30%余りを削減する案を新たに示しました。
この場合、日本が使えるシラスウナギは、およそ18トンとなります。
ただ、この案についても合意には至らず、あす、詰めの協議を行うことになりました。
合意に至らなかった背景に何があるのか。
資源管理の対策で、これ以上、手をこまねくようなことがありますと、ニホンウナギはワシントン条約によって、国際取り引きの制限対象になる可能性が高まっているということなんです。
そうなんですね。
条約によって、有無を言わせずに制限されるのではなくて、日本としては、関係国による自発的な資源管理に踏み出したいところです。
最大の消費国として、議論をまとめる重要な役割が求められています。
地中海で、密航船が沈没し、シリアなどからヨーロッパへの移住を目指していた人たち、およそ500人のほとんどが死亡したと見られています。
戦闘が続く祖国を離れざるをえなかった人たちを襲ったもう一つの悲劇。
国際機関は、密航を仲介した業者が、船を故意に沈めた可能性があるとしています。
地中海では、ヨーロッパへの密航を試みる人が後を絶ちません。
今回、沈没した船は、シリア人やパレスチナ人およそ500人を乗せ、エジプトから出航したと見られています。
マルタ沖にさしかかったとき、乗っていた人たちは別の船に乗り換えるよう、仲介業者に命じられます。
ところが、その船があまりに小さかったため、命令を拒否し、トラブルに。
すると、仲介業者は、人々が乗っていた船に、自分たちの船を衝突させてきたといいます。
生存者から話を聞いた、IOM・国際移住機関は。
さらに、もし事実だとしたら、これは事故ではなく、人命に対してなんの尊厳も感じられない犯罪だとしています。
今、地中海で急増する、密航船の転覆事故。
死者はことしに入ってから3000人近くに上り、去年の4倍以上です。
その背景には、悪質な仲介業者の存在があると見られています。
UNHCR・国連難民高等弁務官事務所が公開しているビデオです。
今、シリアやパレスチナ、アフリカなどで治安が悪化する中、ヨーロッパを目指して海を渡ろうとする人たちが増えているといいます。
密航を手助けしているのが、仲介業者です。
粗末な船に、定員をはるかに超える人を乗せていることが確認されています。
さらに、こんな悪質なケースも。
混乱から逃れようとする人たちの弱みにつけ込む仲介業者。
取締りの強化が求められています。
東京の代々木公園周辺から広がったと見られる、デング熱に感染した人の中に、解熱剤を服用したあとに、重症化するケースがあったことが分かりました。
厚生労働省は、特定の解熱剤の服用によって、かえって症状を悪化させるおそれがあるとして、注意を呼びかけています。
蚊が媒介する感染症、デング熱。
先月以降、東京の代々木公園などで感染が相次ぎ、これまでに17の都道府県で、124人の感染が確認されています。
デング熱と診断された、首都圏に住む10代の女性です。
入院中、解熱剤を処方され、服用しましたが、3日ほどたって激しく汗が出るなど、体調の異変に気付きました。
血液検査をしたところ、血液中の血小板の数が、健康な人に比べて、およそ10分の1にまで減っていました。
女性が処方されたのは、ロキソニン。
解熱剤として広く一般的に使われる薬です。
デング熱に感染すると、出血を止める働きがある血小板が、減少することがあります。
さらに専門家は、一部の解熱剤は、血小板の機能を低下させる働きがあり、デング熱の患者が服用した場合は、重症化させるおそれがあるとしています。
厚生労働省は、デング熱が疑われる場合、医療機関は、アスピリンやロキソニンなど、解熱剤の使用を控えるとともに、患者の側も、自分の判断で市販薬を服用せずに、医療機関の指示に従ってほしいと、注意を呼びかけています。
きょう午後0時半ごろ、栃木県と群馬県、それに埼玉県で、震度5弱の強い揺れを観測する地震がありました。
気象庁によりますと、震源地は茨城県南部、震源の深さは47キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.6と推定されています。
この地震による津波はありませんでした。
この地震で、埼玉県鴻巣市の建築現場で、作業員が、倒れたパネルに当たって大けがをするなど、関東地方で合わせて8人がけがをしました。
気象庁は今後2、3日は余震に注意するよう呼びかけています。
スロベニアで開かれている、IWC・国際捕鯨委員会の総会。
16日に2日目の議論に入り、反捕鯨国のニュージーランドが提出した、日本の調査捕鯨を事実上、先延ばしするよう求める決議案を巡って、議論が始まりました。
ニュージーランドは、決議案は全会一致での採択が望ましいとして、各国と議論する姿勢を示しました。
この決議案は採択されたとしても、法的な拘束力はないため、日本は調査捕鯨を続ける方針で、日本への批判が一段と強まることも予想されます。
気象情報、井田さんです。
こんばんは。
きのうはこちら、北海道大雪山系の美しい紅葉をお伝えしましたが、きょうはこの旭岳で、初冠雪しました。
平年よりも9日早い初冠雪です。
北海道では一気に季節が進みました。
一方、西日本では。
晴れ間が広がった福岡県川崎町。
山あいの棚田には、彼岸花が彩りを添えています。
先週の中頃から花が咲き始めました。
西日本では晴れて、30度以上の真夏日になった所もありました。
川崎町には多くの人が訪れ、彼岸花を楽しんでいました。
この棚田の彼岸花は、あと数日で満開になります。
東京もきょうは日中、汗ばむ陽気となりましたが、あすはどうでしょうか?
今、ちょうど季節の分かれ目なんですよね。
あしたは西日本ではまだ暑くなりそうですけれども、東日本、北日本では秋らしい陽気になりそうですね。
では、天気図を見ていきましょう。
あすは大陸の高気圧、きょうよりも張り出してきそうです。
詳しく見ていきましょう。
この高気圧上空には、涼しい秋の空気を持っていますので、あすは北日本から東日本は、秋の陽気となりそうです。
一方でまだ西日本には夏の空気が残ります。
まだ30度近くに上がる所もありそうです。
では、気温の変化です。
朝の6時です。
北海道や東北、東日本の内陸は白で、10度を下回りそうです。
そして午後3時です。
北日本では水色で、20度を下回って北海道、10月並みとなりそうです。
東北の南部から山陰にかけては緑で、25度を下回りそうです。
そして夜です。
夜も北海道では内陸、白で10度を下回ります。
北日本、それから東日本の内陸では、濃い青です。
15度を下回って、ひんやりするでしょう。
この先、気温の変化が大きくなりそうですから、体調を崩さないように気をつけたいですね。
そうですね、あす以降も、この空気のせめぎ合いが続きそうですね。
きょうは東北から北陸の辺りにかけて、秋の空気が流れ込みましたけれども、あすはというと、秋、夏とせめぎ合いまして、あすは秋のほうが少し南下してきますね。
関東から山陰にかけても、秋の空気に包まれそうです。
そしてきょうは北海道の旭岳、初冠雪となりましたけれども、あすはさらに北海道に強い寒気、流れ込んできます。
あすも北海道の山の高い所では雪となりそうですから、お出かけには気をつけてください。
花持って走りそうになってた。
廣瀬さんです。
こんばんは。
大相撲秋場所です。
新大関の豪栄道は、きのう、不戦勝で初白星でしたが、相撲を取って勝ちたいと、3日目の土俵に臨みました。
豪栄道は、新大関のプレッシャーの中で、土俵が続きます。
きょうの相手は嘉風。
先場所の対戦。
消極的な相撲で、いいところなく敗れました。
豪栄道、きょうは迷わず攻めると決めていました。
攻めたものの、土俵際の詰めが甘く、こまたすくいに屈しました。
豪栄道、立ち合いは悪くないと、前を向こうと努めていました。
そのことばどおり、間近で取材していると、本当に、迫力のある立ち合いだったんですね。
…。
北の湖理事長も、負けられないという気持ちが強すぎたと見ていました。
白鵬はきのうの遠藤戦に続き、きょうも期待の力士、22歳の照ノ富士と対戦です。
白鵬は若手の力を確かめたいと、照ノ富士との一番に臨みます。
全く照ノ富士に相撲を取らせませんでした。
白鵬は、すぐに得意の左上手を取って勝負あり。
立ち合いが甘い照ノ富士に、何もさせませんでした。
白鵬、自分の力を示すことで、下の力士たちは、より精進するだろうと、横綱の貫禄を見せました。
中入り後の勝敗です。
40歳の旭天鵬は3連勝。
勝てるうちに勝っておきたいと、元気な相撲を見せています。
新入幕、21歳の逸ノ城は、三役経験者の栃煌山に勝って、3連勝です。
新関脇、35歳の豪風は2連勝。
遠藤は3日連続の横綱戦で、3連敗です。
大リーグ。
青木宣親選手のロイヤルズは、地区優勝を目指して、首位と1.5ゲーム差。
終盤まで苦しい展開でした。
流れを変えたのは青木でした。
2点を追う8回。
止めたバットで、この当たり。
ラッキーな内野安打となり、この試合3本目のヒット。
このあと、ホームを踏んで1点差とします。
同点の9回。
2ベースヒットで、今シーズン初の4安打。
チャンスを作り、青木はここで交代します。
そして。
ロイヤルズはサヨナラ勝ち。
大詰めの優勝争いの中で、青木の活躍が光りました。
ヤンキースの田中は、メジャー復帰へ前進です。
マイナーリーグの選手を相手に、落ちる球、スプリットなど、さまざまな球種を試しました。
速球は148キロをマークし、5回を無失点。
田中は今月下旬の復帰が見えてきました。
インチョンアジア大会の開幕まであと3日。
選手村で、日本選手団の入村式が開かれました。
入村式には選手と役員57人が参加しました。
きのう、現地入りし、一晩を過ごした選手たち。
不便な面もあったようですがここを拠点に活躍を誓います。
テニスの錦織圭選手。
今月、東京で開幕するジャパンオープンに出場します。
全米オープンの準優勝から1週間。
今月29日に開幕するジャパンオープンには、世界ランキング上位の選手も出場します。
目指すのは、2年ぶりの優勝です。
プロ野球セ・リーグは、首位巨人と4ゲーム差で追う2位広島の直接対決。
きのうは広島が勝って迎えた2戦目です。
巨人は2試合続けて完封負け。
きょうも広島の野村に苦しみますが、1点を追う6回、3番坂本。
結果を恐れず、初球からいけたと、同点のタイムリー2ベース。
ピッチャーが代わり、2塁3塁から村田。
しぶとく落として2点タイムリー。
巨人は打線がつながり、3対1と逆転します。
先発は菅野。
7回、1塁3塁のピンチ。
粘りのピッチングで切り抜け、菅野は8回途中、1失点で11勝目。
巨人、追う広島をはね返しました。
2連勝中の3位阪神は、1点を追う5回、2アウト1塁で大和。
この2ベースで、1塁から梅野が一気にかえって同点とします。
続く3番鳥谷。
連続タイムリーで阪神が3対2と、試合をひっくり返します。
先発の岩田は、1か月近く勝ちがありません。
ヤクルト打線を2点でかわし、6回は飯原。
ランナーを1人出していました。
逆転の2ランホームラン。
岩田がリードを守れず、阪神、3連勝はなりませんでした。
中日に5連勝中のDeNAは、先発、山口が立ち上がりから不安定でした。
1回、1アウト2塁で3番大島のこの当たり。
なんでもない中継プレーにミスが出て、あっさり先制点を奪われます。
山口はこのあとも、高橋周平。
堂上直倫に連続タイムリーを浴びて、いきなり3点を失います。
打線もプロ初先発の武藤を攻略できませんでした。
DeNAは攻守にいいところなく、連勝ストップです。
パ・リーグ。
ソフトバンクを3.5ゲーム差で追う2位オリックスは、きょうから大阪で直接対決です。
今シーズン躍進の若い力に、先発を託しました。
ことし、金子と並ぶ二枚看板として、躍進したオリックス、西。
1点を先制され、3回、内川。
すでに12勝も、およそ1か月、白星がない西。
リードを広げられます。
5回、1アウト2塁の場面で、打席には再び内川。
ここで内川を敬遠。
塁を埋めて、続くイ・デホとの勝負を選びます。
しかし、敬遠策がイのプライドを刺激してしまいました。
意地があったと、だめ押しの3ラン。
5失点の西は、これで交代。
オリックス、大事な初戦を落としました。
西武は23歳の菊池と、19歳の森がバッテリーを組みました。
1回、先頭の西川を出すとすかさず盗塁を決められ、いきなりピンチとなります。
それでも若いバッテリーは縮こまらず、攻めのピッチングを見せました。
三者連続三振で得点を与えません。
3点リードの5回は、ランナー1人を置いて、3番浅村。
うまく反応できたと、カーブをしっかり捉えて、2ランホームラン。
西武は8本のヒットで、6点を挙げて快勝し、3連勝です。
楽天は、ホームでまだ勝ちのない松井裕樹が先発。
2回。
この回、3つ目のフォアボールで押し出し。
簡単に同点とされます。
さらに今江。
ふんばりきれず2点タイムリー。
苦しい立ち上がりとなります。
それでも打線が松井を援護します。
4回、同点として、なお1塁3塁の場面。
9番阿部のセーフティスクイズで勝ち越します。
リードをもらった松井。
必死に投げたと、そのあとは得点を与えず、6回を投げて3失点。
ホーム初勝利を挙げました。
きのう、作詞家の山口洋子さんが亡くなったというニュースをお伝えした中で、トワエモアのヒット曲、誰もいない海も、その作品の一つだと申し上げましたが、私の思い込み、同姓同名の別の山口洋子さんの作品でした。
おわびして、訂正します。
女性議員に対するやじが問題になった東京都議会で、別の議員の発言が物議を醸しています。
男女共同参画を議論する議員連盟の会長の発言です。
2014/09/16(火) 21:00〜22:00
NHK総合1・神戸
ニュースウオッチ9▽小1女児捜索…地域への波紋▽民主党 枝野新幹事長が生出演[二][字]
小1女児行方不明…捜索から5日・広がる波紋と不安は▽民主党 枝野新幹事長生出演…巨大与党にどう対抗?▽高校生の採用試験がスタート…求人増加の売り手市場どう臨む?
詳細情報
番組内容
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子
出演者
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
スポーツ – スポーツニュース
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音声 : 1/0+1/0モード(デュアルモノ)
日本語
英語
サンプリングレート : 48kHz
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