林と取引相手の早乙女部長。
大人たちのゆがんだ関係が娘たちの関係をゆがめる
(林)つらいよ。
父親としてもサラリーマンとしても。
美波の綾香へのいじめ問題は香織も巻き込んで大騒動に
(美波)知らないよ?あんたのパパがどうなっても。
(夏江)綾香ちゃん?
さてどうする?夏江
シスターズは復活するのか?
(秋代)ほっとくなよ!
(夏江)ほっとけない。
綾香ちゃん。
私。
開けて。
もうどうにもならなくなっちゃったって思ってる?もしそう思ってるんだったらそれは大きな間違い。
綾香ちゃんは何にも悪くない。
自分を信じて。
お父さんを信じて。
大丈夫だから。
うん。
(マモル)夏江さん。
秋代さんたち春子さんの家に行きましたよ。
そう。
どうするんですか?何かますますややこしいことになっちゃったけど。
これ解決できるのシスターズしかいませんよ。
(春子)そりゃほっとけないわね。
(冬美)ほっとけないのよ。
大人社会のゆがんだ構図が子供たちにも及んでるわけ。
(秋代)うちの娘のこともあるしね。
(春子)それこそ私たちが解決するべきミッションよね。
今こそシスターズが立ち上がるべきときだわ。
(春子)ところで夏江さんはまだかしら?それがぐずぐずしてるから先に出てきちゃったんだけどね。
(冬美)まだ踏ん切りつかないのかな?
(秋代)うん。
(冬美)なっちゃん。
(秋代)なっちゃん。
(冬美)ここ。
(春子)どうしたの?遅かったじゃないの。
うん。
店の仕込みがあったからね。
さあやるわよ。
(春子)事情は分かりました。
私たちが解決すべき課題は幾つもあるわね。
(冬美)ともかく綾香ちゃんへのいじめをやめさせなきゃ。
(秋代・夏江)うん。
(秋代)うちの香織のこともどうにかして。
女王さまの金魚のふんなんてもう最低。
(冬美)教育の問題じゃない?
(秋代)私悪いの?
(冬美)というより大人全体の問題よ。
何かあっても見て見ぬふりする大人はたくさんいる。
それを子供はまねしちゃうのよ。
そんな。
話広げ過ぎだよそこまで。
一番大事なのは林君と綾香ちゃんのこと。
林君にもう一度綾香ちゃんの大好きなお父さんになってほしい。
(春子)分かった。
つまりこのミッションを一言で言うとこうよ。
林君をプレゼンに勝たせ早乙女部長にぺこぺこする今の状況を変え美波ちゃんの綾香ちゃんへのいじめをやめさせ。
ついでに金魚のふんの掃除をして。
最終的には林君が綾香ちゃんの信頼を取り戻して「大好き」って言われるお父さんになる。
一言じゃないけどね。
これは大変よ。
そうだ。
マモル君にさシナリオ書いてもらいましょうよ。
うんうん。
(マモル)アガール。
コーヒー事業参入。
トリック。
わな。
勝つための武器。
いいんじゃない?面白い。
(春子)これでいきましょう。
桑原さん。
車椅子をどけて。
(桑原)はい。
(春子)さあ。
パクるわよ。
いじめられたらやり返す。
100倍返しだ!作戦名は「お熱いコーヒーはお好き?」ミッションスタート。
(一同)はい。
(冬美)早乙女部長。
(早乙女)えっ?写真よりすてきだねぇ。
(早乙女)えーと。
どちらさまでしたっけ?BACAコーポレーション。
宇都宮・カルロス・花子です。
えっ?カルロス?
(冬美)コーヒービジネスではグローバルなカンパニーです。
今日本でのビジネスパートナー探してます。
アガールイズワンダフル。
ウィンウィンの関係つくれるよ。
お互いおいしい。
はいはいはい。
分かります分かります。
(冬美)ちょっと時間下さい。
(早乙女)いやぁ。
しかし先約がね。
(冬美)後悔しても知らないよ。
じゃあ30分だけ。
その前にね先方に遅れるって連絡しとかないと。
ああ。
アガールの早乙女です。
実はですねちょっ…。
秘書です。
今日の予定は全てキャンセルでお願いします。
君…。
30分じゃ足りないね。
行きましょう。
(早乙女)えっ?おっおっ。
ちょっちょっ…。
ちょっと。
強引な人だな。
これからどこへ?仕事もおいしいけど私もおいしいよ。
えっ?
(せきばらい)
(早乙女)あっ。
ああー。
えっ?えっ?どこなんだ?ここは。
えっ?えっ?
(冬美)エントランス。
(早乙女)えっ?あなたは今成功への入り口に立ってます。
カムイン。
(春子)ベンヴィンド。
おおー。
(早乙女)えっ?ああ…。
ボアタールジ。
うーん。
ああ。
(早乙女)ああ。
はい。
(秋代)ボアタールジ。
ヘヘーッ。
(早乙女)ああ。
えっ?
(桑原)トゥードベン。
ハハッ。
(早乙女)ああ。
ちょっと。
あのう。
こ…これはいったい何なんですか?
(冬美)さあみんな。
自己紹介だよ。
(春子)私社長さん。
高崎・ダルマッチョ・喜美子です。
私は社長さんの秘書。
大宮・アニータ・亜由美です。
(秋代)同じく熊谷・メンデス・芳子です。
(桑原)顧問の桶川・バルボーサ・五郎です。
(冬美)プリーズシットダウン。
(一同)プリーズシットダウン。
イ…イエス。
(春子)あー。
御社のコーヒープロジェクトとってもとってもエキサイティング。
アッハッハ。
私たちとパートナーになればね。
(一同)ウィンウィン。
(秋代)みんなおいしい。
(早乙女)ええええ。
それは先ほど伺いました。
(冬美)グッドプラン考えました。
(早乙女)えっ?見てください。
(早乙女)おっおっ。
豆の調達。
ブランディング。
ショップづくり。
全て一貫して…。
ああー。
ちょっと。
ちょっと待ってください。
あのう。
プランに関しては近々2つの商社からプレゼンを受けることになっておりまして。
いや。
それを差し置いてというわけには…。
(春子)どっちのプランも満足できるとは限らないよ。
(早乙女)ああ。
(冬美)私たちなら満足できるよ。
(早乙女)うん。
うん。
(桑原)ミュージカー。
(ホイッスル)あれ?・
(音楽)
(歓声)何なんですか?こりゃいったい。
私たちとパートナーになったお祝いです。
(早乙女)いや。
ですからそれはまだ。
(春子)バルボーサ!
(桑原)スィン!
(早乙女)ああーっ。
(春子)お祝いのプレゼントです。
3億円のゴールド。
(早乙女)3億円?これホントにく…くれるの?
(一同)オフコース。
(秋代)テークアウトされますか?
(早乙女)テークアウトするする…。
か…かばんかばん。
重たいね。
かばんかばん。
カモン。
来た来た来た。
金だ金だ。
(秋代)金は重いね。
重い重い。
金は重いね。
(秋代)金は重いよ。
金は重いよ。
OKOK。
OK。
テークアウト。
テークアウト。
テークアウト。
(早乙女)おっと。
あれ?おっと。
重たい。
おっ。
動かないよ。
(冬美)大丈夫マイフレンド。
ご自宅に現金に換えてお送りします。
(早乙女)ホント?じゃあねこれもらったらねお宅と契約するよ。
うん。
もうプレゼンなんか型どおりぴゅっとやっちゃえばいいんだから。
うーん。
チュッ。
ありがてえな。
(一同)ウィンウィン。
ウィンウィン。
(早乙女)欲しかったよ金ちゃん。
きらきら光ってるよ。
うれしいな。
(綾香)お待ち遠さまでした。
(一同)はい。
(島田)バイト今日までなんだって?
(綾香)はい。
お世話になりました。
(島田)いやいや。
(小島)しかしさみしいなぁ。
(島田)うん。
(小島)林さんのプレゼンが終わるまではなっちゃんの部屋に厄介になってんだろ?
(綾香)ええ。
まあ。
(麗子)でもまあこれきっと勝てるわ。
あしたのプレゼン。
(友子)そうよ。
だって先方の部長さんとは家族ぐるみのお付き合いなんだから。
ねえ?
(綾香)はい。
(小島)うん。
大丈夫だ大丈夫。
どう?マモル君。
取りあえずデータはまとまりました。
でもどこに送りましょうか?やっぱり会社ですかね?絶対他の人に見られるとまずいからね。
うーん。
・
(ドアの開く音)
(孝美)こんばんは。
(マモル)あっ。
孝美さんだ。
ちょうどいいとこ来た。
いらっしゃいませ。
林君も一緒?
(孝美)まだ仕事。
私たちは解放してもらったけど企画書の仕上げ終わんなくて。
これは俺じゃなきゃできないからって。
大変ねぇ。
じゃあまだ会社?
(孝美)いえ。
自宅に帰りましたよ。
ああ。
(孝美)どうせ徹夜になるからうちのパソコンでやるって。
ねえ。
そう。
うん。
どうぞどうぞ。
(孝美)どうも。
ああ。
(友子)こっちこっち。
林君自宅。
自宅のパソコンに送って。
はい。
(メールの着信音)
(林)「緊急。
アガールの早乙女部長についてお伝えしたいことがあります」「あなたの友より愛を込めて」何だこれ?「早乙女部長は不正を働いています」?「御社でもなくライバル商社でもない第三の某企業より大金を受け取りパートナーシップ契約を結ぼうとしています」「証拠の動画を添付いたしました」
(早乙女)ありがたいな。
これもらったらねお宅と契約するよ。
もうもうプレゼンなんか適当にトゥルルってやっちゃえばいいんだから。
ああ。
ありがたい。
チュッ。
(マモル)あれ使ったら林さん絶対勝てますよね。
勝つってそういうことなのかな?えっ?綾香ちゃんはホントにそれを望んでるのかな?
(メールの着信音)
(綾香)「あした頑張ってください」「私はお父さんを信じています」
(藤野)それでは東京堂物産さま。
プレゼンテーションを始めていただきたいと思います。
林部長。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
それでは始めさせていただきます。
(マモル)えっ。
プレゼン負けたんですか?ああ。
負けた負けた。
(由佳里)勝てると思ったんですけどね。
プレゼンの受けはすっごいよかったから。
(孝美)結局ライバルの賄賂に負けたのよ。
早乙女部長に外車贈ったって噂もあるし。
(林)まあ色々あるけど結局俺のプレゼンが悪かったんだよ。
君たちには頑張ってもらったのに申し訳ない。
よし。
今日は俺がおごるよ。
好きなもん食べていいぞ。
(孝美)しょうがないな。
じゃあそれで勘弁してあげよっか?
(由佳里)そうですね。
いっぱい頼んじゃいますよ。
(林)じゃんじゃん頼んでください。
(由佳里・孝美)やったー!
(マモル)何で負けたのかな?あれ使えば絶対に負けっこないのに。
まあいいんじゃないのかな。
林君らしくて。
(一同)乾杯!
(一同)ああー。
(林)おいしいね。
(メールの着信音)
(林)「プレゼン終了」「頑張ったけど負けました。
応援してくれてありがとう」
(綾香)あれ?「緊急。
アガールの早乙女部長についてお伝えしたいことがあります」
(林)じゃあいくよ。
せーの。
(一同)残念。
(由佳里)変な乾杯。
(林・孝美)ああー。
綾香ちゃん。
(林)ああ。
また来たのか。
知ってるよね?うちの娘。
(孝美)ええ。
ロスから戻ってきたときの歓迎会で。
ねっ。
(由佳里)こんばんは。
(林)よっぽどこの店が気に入ったんだな。
違うの。
パソコンのメール見たの。
お父さん勝てたじゃん。
あれあれば勝てたのに。
(孝美)何それ?プレゼンのこと?
(由佳里)メールって?
(林)ああ。
会社から企画書の下書きを送ったんだよ。
綾香ちゃん。
ちょっと。
お父さんも。
あっ。
ああ。
そう。
そんなメールが来たの?
(林)ああ。
早乙女さんの不正の動かぬ証拠だよ。
使えば勝てた。
どうしてやめたの?
(林)簡単な方に逃げたくなかったんだ。
みんなで頑張ったんだからそれをそのままぶつけたいと思った。
結果よりそういうことが大事だと思ったんだよ。
それに何より綾香にとって恥ずかしくない父親でいたいと思った。
だって綾香。
お父さんのこと信じてくれたんだもんな?どう?綾香ちゃん。
また大好きなお父さんに戻れそう?
(孝美)部長。
シャンパン開けてもいいですか?
(林)いいよ。
俺のおごりだ。
駄目駄目。
今日は私のおごり。
マモル君。
一番高いシャンパン。
(マモル)はい。
(由佳里・孝美)やったー。
やった。
(林)さあ飲むぞ。
ハァ。
フフフ。
(玲奈)綾香。
あんたのお父さん負けたんだって?
(聖子)負け犬じゃん。
(美波)分かったでしょ?私の言うこと聞かないからこんなことになんのよ。
(綾香)用はそれだけ?
(聖子・玲奈)えっ?あんたたちと話すこと何もないから。
(玲奈)怖いよ。
美波怒らせたら。
・
(香織)綾香。
(香織)これ返す。
(綾香)えっ?
(香織)ありがとう。
(聖子)何?あんたこの子のダチなの?
(香織)うん。
この本借りてて。
(美波)へえー。
香織。
仲いいんだ綾香と。
(美波)覚えとく。
(玲奈)ヤバいよ。
(聖子)かわいそう。
いいの?いじめられるよ。
私と一緒にいると。
(香織)お母さんに怒られた。
金魚のふんが最低だって。
だからふんはやめる。
(綾香)うん。
私ももう逃げない。
(綾香)これ全部読んだ?
(香織)読んだ読んだ。
普段どんな映画見てるの?
(春子)皆さん。
お疲れさまでした。
見事なお手並み。
素晴らしい成果があったと思います。
冬ちゃん。
いかがでしたか?まあいろんな意味でよかったわね。
今回は子供たちの事件だったしちょっと世直しできた実感はある。
はい。
私は香織と話せたことが一番よかったかな。
あの子のことも色々分かったし。
なっちゃんは?フフッ。
林君がまた綾香ちゃんの大好きなお父さんに戻ってくれたことがうれしい。
私はそれに尽きる。
えー。
(せきばらい)このたびばかりは皆さまに感謝いたしております。
ありがとうございました。
このたびばかりはですが。
私もね今回のミッションであらためて思ったことがあります。
あのう。
私たちシスターズの活動は私たちのほっとけない気持ちが原動力になってると思うのね。
だからその気持ちがあるかぎりこの活動は続けていきましょう。
いいわね?みんな。
(秋代・冬美)はい。
OK。
じゃあバルボーサ。
(桑原)スィン。
はっ!?
(春子)さあ好きなだけ持っていきなさい。
(冬美)えーっ!?
(秋代・夏江)マジ?嘘?いいの?
(春子)今回のご褒美よご褒美。
(秋代・夏江)いいの?ホントに?
(春子)どうぞ。
(秋代)やったー!えーっ?えっ?
(秋代)頂きま…。
軽っ。
軽いこれ。
(秋代・冬美)軽い。
あっ?何これ?何これ?
(春子)ティッシュだもん。
ティッシュ。
アハハ。
引っ掛かった。
アハハ。
(一同)ティッシュ?何だそれ?何だこれ?えーっ?ホントだ。
(秋代)どういうこと?もう信じられない。
(春子)ティッシュ。
(秋代)カワイイ。
本物は?本物。
出しなさいよ。
(春子)ティッシュはどこでしょう?2014/10/03(金) 13:30〜14:00
関西テレビ1
ほっとけない魔女たち #25[字][デ]【出演:浅野ゆう子 三宅健 他】
ほっとけないシスターズ解散の危機!?春子(室井滋)はショックで車いすに…?しかし、大切な人たちの一大事に夏江(浅野ゆう子)たちは再び結束!今度の作戦はサンバ!?
詳細情報
番組内容
「アマルコルド」に美波(美山加恋)が現れたことで、綾香(小川あん)は再び心を閉ざしてしまう。そんな綾香の姿を見て、夏江(浅野ゆう子)はついに「ほっとけない」とつぶやく。
さっそく、春子(室井滋)のもとに四姉妹が集結。夏江はシスターズを辞めるといった件は何事もなかったかのように、今回のミッションについて話し出す。林(神保悟志)と綾香親子の絆を取り戻し、自分の立場を利用し
番組内容2
てワイロを要求する早乙女(佐戸井けん太)のことも懲らしめたい。さらに秋代(松本明子)からは、弱い者いじめを見て見ぬふりをする娘、香織(上野優華)のことも何とかしてほしい、とのリクエストが入るが…。
話を聞いたマモル(三宅健)は作戦レシピを書き上げる。作戦名は「お熱いコーヒーはお好き?」。コーヒーにちなみ、サンバのリズムとともに作戦はスタートするが…!?
出演者
有沢 夏江:浅野 ゆう子
近藤マモル:三宅 健
有沢 冬美:釈 由美子
・
桑原 義男:渡辺 哲
林 晃司:神保 悟志
・
村田 秋代:松本 明子
中島 春子:室井 滋
ナレーター:友近
早乙女正徳:佐戸井けん太
早乙女美波:美山加恋
ほか
スタッフ
主題歌:V6「Sky’s The Limit」(avex trax)
脚本:鈴木聡
演出:小山田雅和(共同テレビ)
プロデューサー:服部宣之(東海テレビ)
鈴木伸太郎(共同テレビ)
スタッフ2
音楽:森英治
有木竜郎
音楽プロデュース:S.E.N.S.Company
エンディングテーマ:上野優華「大切なあなた」(キングレコード)
メインテーマ:STORM(Primo)
制作・著作:共同テレビ
制作:東海テレビ
ご案内
立川談笑が毎週「ほっとけない魔女たち」トピックスをダイジェストで紹介!これはほっとけない!!今すぐチェック→【プラテレURL】http://www.youtube.com/user/pulatele詳しくは公式サイトをご確認ください。【公式サイトURL】http://tokai−tv.com/hottokenai/ 好評配信中!【昼ドラ公式ツイッターアカウント】@hirudoraTokaitv
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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