瀬さんの話ですと、ほとんどがソフトバンクのファンということですが。
応援の声も非常に大きく聞こえてきますよね。
そうですね。
アジア大会もいよいよクライマックス。
日本のエース・木崎良子が粘りの走り。
日本の木崎が先頭。
並びました。
そして、少し前に出たか。
息詰まるようなデッドヒート。
その結末は…。
渡部がフィニッシュしました。
金メダル!
見事な金メダル獲得!
今大会45個ものメダルを獲得。
その話題の中心には常に、この男がいた。
世紀のデッドヒート。
勝ったのは萩野公介!
競泳ニッポン躍進の秘密に迫る。
そして、東京オリンピックまであと6年。
ダイヤの原石は大舞台でこそ磨かれる。
アジア大会若者たちの活躍に未来が見えた。
生字幕放送でお伝えします
こんばんは。
2014インチョンアジア大会大会もきょうを含めて残り3日となりました。
今夜は陸上の女子マラソンなどきょう行われた種目のほかに今大会の日本選手の活躍も振り返ります。
スタジオには陸上の400mハードルで3大会連続オリンピックに出場されました為末大さんです。
よろしくお願いします。
大会も終盤を迎えましたが今大会、ここまでどうご覧になってますか。
本当に日本選手の活躍すごかったですけど陸上競技でもたくさんの選手がメダルを取ってくれてとてもうれしいです。
番組ではそんな選手たちへの応援メッセージを募集しています。
パソコン、またはスマートフォンの特設サイトツイッターを使ってお送りください。
熱いメッセージお待ちしています。
それではまずきょう行われました女子マラソンについて見ていきます。
前回の広州アジア大会ではメダルを逃しました女子マラソン。
出場した選手がこの2人です。
木崎良子選手と早川英里選手。
木崎選手は前回大会5000mで8位入賞。
ロンドンオリンピックマラソンで出場しました。
早川選手は今大会、アジア大会は初出場となります。
為末さん、この2人どんな特徴を持った選手でしょうか。
2人とも、年齢的にはベテランに入ってくるぐらいの年齢ですけどまだタイムを伸ばしてきているんですね。
ですから、今も成長し続けているという2人の選手だと思います。
そして、今回のコースを見てもらいたいと思うんですがそのコースがこちら。
高低差を表したものですがこういったコースの中でポイントはどういったところになると思いますか。
比較的、高低差がないコースだと言えるんじゃないかなと思うんですね。
今回のデッドヒートが20km近く、2人でずっと走るというレースになりましたけどそういうとこもこの平たんなコースが影響してたんじゃないかなと思います。
では98年の高橋尚子さん以来の金メダル獲得を目指しています女子マラソン。
最後まで目が離せない展開となりました。
たっぷりご覧いただきます。
きょうのインチョンは雨上がりです。
弱い風が吹いていますがレースに影響を与えるほどではありません。
ひんやりとした空気に包まれています。
こちら、スタート地点となりますインチョン市南部にありますソンド地区。
まもなくスタート時刻を迎えるインチョンアジア大会女子マラソンです。
解説ニッポンランナーズ理事長金哲彦さん。
アナウンサー冨坂でお伝えしていきます。
日本からは木崎良子、早川英里の2人。
この2人を含めて全部の11の国と地域から17人がエントリーした女子マラソンです。
力のあるバーレーンから2人中国2人、地元・韓国も2人北朝鮮からも2人のエントリーがありますがどうでしょうか。
日本勢も含めてレース展望どうご覧になりますか。
きょうは気象コンディションが非常にいいですから、あんまりスローになっていくことは考えられないかなと思うんですよね。
バーレーンのユーニス・ジェプキルイ・キルワ。
2011年にアムステルダムの自己ベスト。
これが出場選手中最高のタイムですね。
ちょっと抜きん出てるタイムですよね。
ただ、今シーズンのタイムで見ますとこの木崎良子選手がことし3月に名古屋で出した2時間25分26秒というのがナンバーワンになります。
キルワ選手今シーズンは2時間31分でしか走ってないですからね。
そしてもう一人の日本からの代表初めてジャパンのユニホームを着て走ります早川英里選手です。
インチョンアジア大会女子マラソン、今、スタートです。
全部で17人の選手たちが42.195kmのコースに飛び出していきました。
まずは、ゆったりとしたペース。
横に大きく広がった隊形です。
まっすぐな道を走っていきます。
出だしは飛び出す選手はいないですね。
木崎選手も、ゆっくりなんでにやっとして余裕を見せてましたけどね。
木崎選手はできれば最初から速いペースのほうがありがたい。
もしペースが上げれなければ自分から積極的に作っていくことも考えなくてはいけないという話をしていましたが。
スタート直後ではありますがこのあと、どうなるか。
まだウオーミングアップのつもりでいいと思うんですがただ、今回のコースがあんまり例を見ないような変則的なコースで最初は10kmちょっとかなり平たんなんですけど途中、インチョンの市外に入ってきたところで20kmから30kmぐらいかなりアップダウンが続きまして道のサーフェース、路面もよくないんですよね。
そのあと、最後、また新しい町に入ってくるときれいな町になると。
ちょっとあまり通常のマラソンにはない変則的なコースですね。
埋め立て地のソンド地区にありますセントラル公園がスタート地点になります。
この辺りは非常に新しい町です。
まっすぐ見通しのよい通りが続いています。
それからほとんどアップダウンもありません。
アップダウン、ゼロですね。
10kmを超えます。
まっすぐに行って小さな橋を越えてから川を越えますとここで内陸に入って、一路北へ向かっていくことになります。
そして、インチョンのもともとの市街地にこの辺りから入っていって20kmを過ぎますと旧市街地。
ずいぶん道も曲がり下りますしなんといっても、アップダウンがこの辺りは激しいですね。
小刻みなアップダウンが続くんですよね。
27kmを過ぎますと最後の大きな上り坂。
ここがポイントとなりそうです。
30kmを過ぎますとまた一転して平たんな道に入ってこちらもチョンラという新しい町。
ここも見通しのいいまっすぐな通りが続いていきます。
スタジアムが見えてから遠回りをするように入っていきますからね。
40kmを超えて最後の小さな上りを上がりますとインチョンアジア大会スタジアムフィニッシュということになります。
まさにインチョン市の北から南へ続いていくワンウエー42.195kmのコースです。
早川選手ちょっと遅れてますよ。
先頭のキルワの次の集団の中で早川選手がちょっと後ろになってきました。
気になりますね。
それから韓国のもう一人のキム・ソンウン。
自己ベストを持っている選手も集団から遅れました。
早川選手も遅れましたね。
52分45秒でこの15kmをキルワは通過していきました。
52分45秒です。
そして今、日本の木崎とジェムジュの2人が10秒差で行きました。
これは相当上がりました。
16分40秒切るぐらいですかね。
16分30秒も切りますか。
かなりのハイペースですね。
この5kmは16分28秒ですね。
ずいぶん上がりましたね。
それから、北朝鮮の2人に続いて中国の2人、まだ日本の早川が来ていません。
これほどのペースアップですと確かに早川選手にとっては早すぎますので自分のペースを守っていくしかなかったというところでしょうね。
そして今、日本の早川その前に韓国のキム・ソンウンがいます。
日本の早川が15kmを通過。
9位。
先頭から1分空きました。
順位をまとめておきましょう。
先頭がバーレーンのキルワ。
52分45秒で15kmを通過。
10秒差で2位に日本の木崎とそれからバーレーンのジェムジュ。
その後ろに北朝鮮の恐らく双子かと思われますキム2人。
早川たちとは9秒差です。
その後ろ中国の2人。
そして、日本の早川が第9位。
先頭からは1分差で15kmを通過しています。
このあと、最初の大きな立体交差といいましょうか幹線道路を越える陸橋がありましてそれを過ぎると20km。
そこからがアップダウンが待ち構えているコースです。
木崎、追いつきますね。
オリンピックも、そして世界選手権の上位入賞も経験している…国際大会の経験という意味では持っている、この木崎。
アジア大会、4年前の広州はトラック5000mに出場して8位でした。
今回は、このマラソンで勝負をかけます。
日本の2人にとってはこのレースで優勝金メダルを取りますと来年の北京、世界選手権の代表が内定します。
そして、北京の世界選手権で8位以内を果たしますと2年後のリオデジャネイロオリンピックの代表に決まることになります。
ですから、木崎選手の先にはオリンピックという目標も見据えながらということになるでしょう。
まずは、このアジア大会そして来年のまた世界選手権で表彰台に立つ。
メダルを取るということが木崎選手の目標ですからね。
このあと17.5kmを過ぎますとコース序盤の中では最大のアップダウンが待っています。
今その前に先頭のキルワをまもなく捉えようというところです。
木崎の自己ベストは2時間23分34秒。
2013年、去年の名古屋ウィメンズマラソンで出しました。
木崎がまもなく追いつこうというところです。
もう3位以降の選手とは大きな差になりました。
日本の木崎が追いつきます。
バーレーンのキルワ選手どう対応しますかね。
もう一度、揺さぶりをかけるかあるいは木崎選手を前に出して、後ろに回るかもしれませんね。
日本の木崎がバーレーンのキルワに並びました。
ちょっと…少しまた下がりましたか。
いや、ほとんど並んでいます。
今、真横ではなくて差を開けて抜こうとしたんだと思いますね。
日本の木崎がバーレーンのキルワに並びました。
17.5kmを過ぎて日本の木崎が先頭。
並びました。
そして、少し前に出たか。
そして、この17.5kmのポイントを過ぎますと前方にコースの序盤の中では最大のアップダウン。
大きな立体交差の陸橋が待ち構えています。
その前に、まず木崎が先頭に立ちました。
ここに追いついてくるまでかなりね、スピードアップして心拍数も相当上がってるはずですから後半のことを考えるとアップダウンの前にもう一度リラックスするシーンが欲しいところなんですけどね。
このあとの立体交差を過ぎると曲がり角はありますけど少しまた平たんな道に戻り20kmを過ぎてからですね。
いよいよ難所が待っています。
その前にですね。
ただ、選手たちというのは今、木崎選手がキルワ選手に追いつきましたね。
追いついて横に来ると相手が疲れているか分かるんですよね。
その気配を今、感じてると思います。
キルワ選手が余裕のペースで、きてるのかそれともかなり頑張ってきてるのか。
その辺りで、肌で感じる感覚で自分の体をコントロールしていくっていうのもマラソンのレースの見どころですからね。
第2放送車。
日本の早川を含めた集団の今、6位の中国の岳を捉えました。
これで6位集団という形。
4人になりました。
日の丸の旗が見えています。
日本の早川が集団の先頭。
6位から9位の4人です。
フィニッシュの競技場が選手たちから見ますと進行方向から右手前方にチラッと見えるかというとこですかね。
競技場には一度近づくんですがそこからまだ10kmあまりあります。
キルワ選手スピードを上げています。
少し上げましたので、若干木崎選手あけられてますよ。
ここ我慢ですよ。
キルワが上げました。
そして、給水。
この5kmは17分10秒。
最大のポイントに挙げていました中盤の…。
木崎がまた並走…幾分前に出るぐらいでしょうかね。
木崎が前に出ました。
今度は木崎さんですか。
先ほどの5kmもあの上りがあったにもかかわらず17分10秒ですからほとんど落ちてないということなんですね。
残り10kmぐらいからペースアップできればということも木崎は以前、口にしていました。
もうその残り10kmというところまできています。
レースは30kmを超えています。
ただ、このペースのままさらにペースアップということになるとまた5km、16分台に戻すということですからこれは、かなりのことですよね。
金さん、一回競技場に近づいてからまだ10kmあまり。
競技場のフィニッシュが目の前に見えますから。
そのあとに10kmってすごく長く感じるんですよね。
インチョンアジア大会スタジアムフィニッシュは見えている奥のマンション群の向こう側にあるんですけどもそこからまだ10kmほどあるんですね。
ちょっとおなかを押さえていますが大丈夫か。
これが6位集団。
日本の早川を含めた3人です。
先ほど30kmの通過ではこの前30秒前に北朝鮮のキム・ヘソンが5位で走っていました。
早川さん、今おそらくポケットからサプリメントのようなものを出してよく30kmを過ぎるとエネルギー補給をしますから恐らくそれだと思いますね。
少し離れたまた、キルワが仕掛けた。
木崎、ここは勝負どころ。
あー…ここはちょっと先ほどまでにない状況になりましたね。
キルワは一度距離を保ってそして仕掛けましたね。
木崎、踏ん張りどころ。
我慢です、我慢です。
そして、北朝鮮のキム・ヘソンが今35kmを越えてきました。
少し差が開いた。
キルワがスパートをかけた。
木崎、少し遅れた。
これはかなり上がりましたね。
バーレーンのキルワがスパートをかけました。
ただ、まだここで諦めてはいけないですね。
まだ、何が起こるか分かりませんから。
このあと、先ほど申し上げたように競技場に入る手前のところでまた上りがあります。
キルワ選手もこのままのスピードでは最後まではたぶん行けないと思うんですよ。
一度、引き離しておいて少しペースを緩めて自分のリズムにいくはずですから。
ここで我慢しておけば…。
2人の間はおよそ5秒ですから、20mから25mぐらいの差と考えていいでしょう。
ここで木崎選手が諦めてしまうともう、どんどんあとは離れていく一方ですからとにかく諦めないで追いかけることですね。
かなり息遣いも上がってますね。
後ろを見た。
レースは中盤からこの2人の一騎打ちで進んできました。
バーレーンのキルワと日本の木崎良子。
木崎選手これラストスパート早めに仕掛けたようなそんな感じで追いかけてますね。
全く諦めてはいないんですがなかなかその差は縮まらないですね。
3位のバーレーンのジェムジュです。
この後ろに中国の岳がいてさらに5位集団で日本の早川が追いかける展開です。
そして、3位のバーレーンのジェムジュの後ろから4位の中国、岳が迫っていますね。
ここはメダル争いということになります。
その後ろ、小さな人影が見えているのが日本の早川と中国の何の2人だと思います。
5位の2人です。
この辺は直線で見通しがいいですから恐らく、この早川の視界には3位のジェムジュの背中も見えてるんだと思います。
日本の木崎との並走できました女子のマラソン。
インチョンアジア大会スタジアムです。
6万人以上を収容するメインスタジアムです。
トップでバーレーンのキルワがスタジアムに飛び込んでいきます。
インチョン市の南にありますソンドセントラル公園からスタート。
インチョン市内を南から北に走り抜けてまもなくインチョンアジア大会スタジアムです。
右にカーブをとりました。
ここからスタジアムに入るまで一度トンネルみたいなところ通るんですね。
そこを抜けるとトラックが見えてフィニッシュが待ってます。
スタジアムの第1ゲート。
そこから入りますとトラックでいうとちょうど第1コーナーのところに出てくるんですね。
そこからほぼトラックを1周する形でフィニッシュテープを切ることになります。
拍手に迎えられます。
バーレーンのユーニス・ジェプキルイ・キルワ。
今、先頭でスタジアムに入ってきました。
第1コーナーからトラックに入りました。
まだまだ元気ですね。
足取り変わりませんね。
さらに加速した感もあります。
続いて木崎選手入ってくると思いますよ。
木崎選手も来ています。
懸命に追いかけてる。
その差は100mぐらい。
20秒ぐらいだと思います。
でも、木崎選手追いかけていますね。
ちょっと詰めてる感じしますね。
ペース上げてますね。
ただね、抜き去るのはちょっと難しい距離です。
少しペースが緩んだキルワ。
木崎はペースを上げている感があります。
この差です。
残りの100m。
日本の木崎もコーナーを回っていきます。
インチョンアジア大会女子マラソン。
バーレーンのキルワ、1着フィニッシュ金メダル。
2時間25分37秒。
そして、日本の木崎が帰ってきます。
木崎、優勝はなりませんでしたが銀メダルのフィニッシュです。
頑張りました。
2時間25分50秒。
本当にいいレースでしたね。
悔しいとは思いますが…。
しかし最後まで勝負をした結果の2位です。
金メダル、取れなかったのは悔しいですけど本当にいいレースを木崎さん、しましたね。
しかし涙がこぼれます。
現在、4位の早川。
同じく4位並走の中国の岳。
4位、5位という、この2人。
もうジェムジュの背中を捉えています。
まもなくスタジアムの中に入っていきます。
どうでしょうか。
スタジアム勝負に持ち込めるかどうかですね。
最後トラックに入ってからの勝負になりますね。
ちょっと3位までは追いつかないですかね。
このままいきますと。
3位のジェムジュがしかし、姿が見えてきた。
中国の岳が前に出てその後ろ、日本の早川。
最後のトラックです。
この通路を抜けますと青いトラックが待っています。
また早川が出る。
3位のジェムジュが姿を現しました。
そして、その後ろから…。
日本の早川と中国の岳。
100mはありません。
じわりじわりと詰めてはきてますね。
70mぐらいですかね。
早川選手にとってもメダルは目の前ですよ。
前を行くのが3位のジェムジュバーレーン。
その後ろ、4位の日本の早川。
ジェムジュが止まる…止まった!
ゴール間違えてるんですか。
フィニッシュを間違えたか。
早川が前にいく。
雨が激しくなっている中…。
気付いた!早川、現在3位。
逃げきれば銅メダル。
またジェムジュが飛ばす。
雨が激しくなってきました。
インチョンアジア大会スタジアム。
またジェムジュが前に出た。
でもまだ諦めない…。
しかし、また差が少し開いた。
もう一度…。
早川いけるか。
ジェムジュ、3着。
残念、早川4着。
しかし諦めませんでした。
最後、本当に何が起こるか分からないっていうのはこういうことですね。
最後、間違えましたね。
フィニッシュ地点を。
5着で中国の岳超が入りました。
ここで2位に入りました木崎選手のインタビューです。
それでは木崎選手に伺います。
銀メダルです。
いかがですか。
本当にたくさんの応援ありがとうございました。
なんか、この2か月間金メダルを目指してたので自分の弱いところがまた出てしまったなというレースで昨年よりは成長したんですけどまた悔しい結果で終わってしまって本当に応援の恩返しができなくて申し訳なかったと思っています。
でも、今後につながる経験っていうのはあると思うんですけどどうですか。
このペース変動についていけたのでラスト5kmからのペースアップにしっかりついていけるような練習をこれからしていけたらいいなと思いました。
最後の最後ですね展開がありましたけどもあそこは、どうだったんですか。
残り200ですかね。
ちょっとびっくりしてあれ?と思って中国の選手と競ってたので絶対後ろには負けたくないと思って走ったんですけど急にまた後ろから抜かれてびっくりしました。
4位というアジア大会での結果になりましたがどうですか。
出だしというか序盤からうまく流れに乗れず前半から落ちてしまったというかうまく動けなかったのがとても残念ですが。
これをいい経験にまた次につなげたいと思います。
木崎選手が銀メダル。
まず、木崎選手についてお伺いしていきたいんですがこのロンドンオリンピックでは16位で去年の世界選手権では4位。
今回は悔し涙の銀となりましたね。
それだけアジア1という思いが強かったんだと思いますけどこのマラソンっていう競技は年間に何回しかできないんですよね。
ということは競技人生のトータルで経験できるレース数はすごく少ないので1個1個のレースから何を学ぶかっていうのがすごく大事だと思うんですけどこうして1位、2位争いをしたということがすごく大きな経験になるんじゃないかなと思います。
そして、早川選手ですがあんなことあるんですね。
もうちょっと審判が教えあてあげたりすればいいなと思ったんですが思ったんですけど結構、最後に…。
最後、デッドヒートにもなっていますしね。
ここで気付くんですよね。
気付いたら速かったですね。
体力残してたんだなっていう感じですけど。
早川選手最後の追い上げも見事だったと思うんですけど。
本当にこういう時々アクシデントがあってそういうのにも対応できるっていうのは大事ですけどとにかく、踏ん張ってレースできたっていうのはよかったんじゃないかなと思います。
ここまでは女子マラソンをお伝えしました。
ここからは今大会、輝きを放った期待の星たちを紹介します。
こちらの競技です。
日本の入江陵介3連覇が見えてきた。
残り10mの勝負になった。
日本の鈴木聡美がリードしている。
さあ、世紀のデッドヒート。
萩野公介、どうだタッチは。
勝ったのは萩野公介!
最も目覚ましい活躍を見せた競泳陣。
中でも萩野公介は4つの金メダルを獲得。
新たなエースとして鮮烈な印象を残した。
さらに、萩野に負けじと同じく二十歳の瀬戸大也。
17歳の渡部香生子など若い力が大舞台で飛躍。
輝く未来へ向けて弾みをつける大会となった。
ここからは今大会大活躍だった競泳をたっぷりお伝えしてまいります。
スタジオには、このお二人にも来ていただきました。
まずはシドニーオリンピック出場。
98年のアジア大会では3種目で金メダルを獲得しました萩原智子さんです。
まず、萩原さん萩原さんは日本水泳連盟の理事もされていますが今大会の競泳陣の活躍どうご覧になりましたか。
評価できるポイントっていうのは3つありまして前回大会の金メダルよりもたくさん、今回取れたということともう一つは、女子で課題としていた女子での金メダルが取れたということ。
金メダルの内容が今季世界最高記録で金メダルを取ることができたっていう3つのポイントが評価できるポイントだったなと思いますね。
そして、お隣は北京、ロンドンと2つの2大会連続でオリンピックに出場されました伊藤華英さんです。
伊藤さんは早速競技を終えた選手たちとコミュニケーションとったそうですけども。
何人かととらしていただいたんですけどお疲れさまっていうことばにありがとうございます頑張りますっていう選手もいればなかなかいいレースできなくて本当にすいませんとか誤ってくる選手もいてでも笑顔で帰ってくる選手がいて輝いてたのでよかったなと思います。
では、改めて今大会、競泳陣が獲得したメダル数ご覧いただきます。
金12個、銀20個そして銅13個の計45個。
前回のアジア大会の39から6個金メダルも3個増えました。
萩原さん、この結果どうですか。
実はチームとしての目標としては厳しく言うと、前々回大会が16個、金メダルを獲得しているのでちょっと目標は届かなかったんですよね。
取りこぼしている種目が何個かあるのでそこが今後の課題だということは言われていますね。
萩野選手っていうのはすごく今回よかったと思うんですけど萩野選手はどうでしたかね。
萩野選手は100点満点だと私は思ってます。
ただ、本人は60点ぐらいだっていうふうに評価はしてるんです本人としては。
萩野選手の獲得メダルですけども7種目に出場してすべての種目でメダル、そして金4つ、銀1つ銅が2つということでこの中で為末さん一番印象に残ったのがあるんですよね。
200mの自由形が世界金メダリストの選手に勝っての優勝だったのであれが印象的でした。
初日でしたからね。
もう一度見てみたいと思います。
世界最速決定戦いよいよスタート。
萩野、それからパク・テファンがいいスタートを切っている。
孫楊は少し抑えてますか。
孫楊選手も前半からいくタイプですけどもパク・テファン選手、萩野選手前半から積極的にいってますね。
ちょうど中央5レーンを泳いでいる萩野公介は黒いキャップ。
白い帽子がパク・テファン。
先頭はパク・テファン。
そして萩野、孫楊と続きました。
0.14の差で萩野が折り返していきました。
萩野が前半から飛ばしてますね。
ただ孫楊選手もきましたね。
ここからが勝負だと思います。
離れないようにしっかりついていってほしいです。
パク・テファンそして、孫楊がここで上がってきました。
孫楊が向こうから4人目。
5人目が萩野。
6人目がパク・テファン。
孫楊とパク・テファンが並んでそして100mをターン。
萩野も3位で今、ターンをしていきました。
孫楊トップ、パク・テファン。
このタイムはいかがでしょうか。
異常に早いです。
孫楊選手もベストタイムに近いタイムで泳いでます。
アジア大会記録も十分、可能性ありますね。
パク・テファンとそして孫楊が並んでいる。
奥から4人目が孫楊。
そして、手前側がパク・テファン。
そして真ん中に萩野公介。
萩野は少し遅れた。
そして最後のターンを迎える。
1分18秒30。
トップの2人のタイムは100分の4秒差。
萩野は少し遅れて1分19秒23で折り返していきました。
ラスト50はパク・テファン強いですのでここから上がってきますよ。
萩野が追ってきた!萩野が追ってきた!孫楊とパク・テファンそして真ん中、萩野公介。
萩野がきた!萩野がきた!さあ、パク・テファン孫楊、萩野公介。
さあ、世紀のデッドヒート。
萩野公介、どうだタッチは。
勝ったのは萩野公介!
改めて見てもすごいレースでしたけど。
あれ、なんで萩野選手はあんなレースができたんですかね。
私はちょっとレースを見ていて思ったのは200mのレースってすごくレース展開難しいんですけど100から150mの泳ぎ方すごく上手だったんですよね。
どうしてもラスト追いつけるかなっていうので頑張ってしまうと、最後の50m失速してしまうので、そこでいかについていって耐えて、耐えて最後、爆発できるかというところなので。
結構、100から150を冷静についていったっていうのが大きかった?
誰よりも冷静だったと思いますね。
伊藤さんはほかには萩野選手の強さどんなところで感じました?
2人とも隣で泳いでる孫楊選手とパク・テファン選手すばらしい選手なんですけどその間に挟まれてよくあそこで冷静にできたかなと思います。
実力を出しきれるところが彼のすばらしいとこかなと思いますね。
自由形、非常に体が浮いているように素人目から見ても思ったんですけども。
萩野選手の強さは手が水中に入りますよね。
そのときに手が落ちこんでから水をかく選手が多いんですが彼は体幹が強いので手を高い位置に保ったまま水をかくことができるのでずっと水中に浮いてられるんですよね。
水面に。
なので抵抗が少ない。
エコ泳法になって最後、思い切りラストスパートがきくというところですね。
伊藤さんは技術的にどこに注目しました。
やはり、キャッチの部分。
難しい話なんですけどキャッチの部分がすごくいいですね。
それとターンに注目という話をされてましたが
やっぱりターンの足がつくポジションがすばらしい。
一番、力が入るポジションでついているような印象です。
メドレーも強いですから。
ターンのシーンを見ていただきたいと思うんですが。
この足のつくポイントですね。
すごいいいんですよね。
ひざの角度っていうことですね。
それが一番力が入るということですね。
そして今度は背泳ぎからこれはバケットターンこれもうまいですか、やはり。
うまいですね。
上向きから下向きになるところが一番抵抗がかかって大変なところなので抵抗なくターンしているのはすばらしいと思います。
ですから、しっかり減速しないで次の泳法にいけるということですね。
今のVTRで映像が少し乱れました。
大変失礼いたしました。
その萩野選手の強さなんですけど200m自由形だけではもちろんありません。
萩野選手の強さその体力にもあります。
今大会、出場したスケジュールがこれなんですけど7種目ですから5日間で13レース泳ぐ体力。
萩野選手は現在20歳。
若くはあるんですけどもこれだけのスケジュールを戦える。
萩原さんはどこにその要因、感じますか?
回復力ということももちろんなんですけどやっぱり気持ちがタフじゃないと最後まで乗り切るっていうことはできないんですよね。
それから周りの支援ですよね。
サポートがやっぱり、しっかりとできているところで次の種目にきちっとあわせられるというところもあるのかなと思いますね。
特に400m個人メドレーっていうのは、かなり過密日程で出たんですけども平井コーチの指示どおりというか作戦どおりしっかりと泳ぐことができたので結果に結びついているなと思いますね。
伊藤さん、日本選手権で萩野選手、すでに5冠を達成して今回アジア大会4冠。
いよいよ世界にマイケル・フェルプス選手のようにどれだけ何冠取れるかと注目だと思いますがこのあと何が必要だと思いますか?
何が必要かというとたくさんのレースに出るので彼自身同じように気持ちを入れれるかこれからどのような種目設定をしていくのかというのが私自身としては見守るほうとしては…。
ある程度絞り込むのかというのがこれから問題になっていくような。
為末さんは陸上界としてこういう選手をどう見ますか。
やっぱり野茂さんが三振とって世界取れるって思った選手って多いと思うんですよね。
こういう選手が出てくることがほかのスポーツに勇気を与えるという効果は大きいと思います。
その萩野選手の活躍今度は、日本競泳陣に与える影響も見ていきたいと思うんですがたくさんのライバルがいる萩野選手なんですが伊藤さんが以前萩野選手のライバルとして注目している選手として挙げていただいたのが瀬戸大也選手ですね。
瀬戸大也のよさどんなところでしょう。
やはり何度も言うんですけど一回、オリンピック出場を逃しているということは彼のハングリー精神を駆り立ててですね。
隣に萩野選手がいつもいるというところでいつも満足しないというところにいるのが私は一番の彼の強さじゃないかなと思いますね。
あえて、2人の泳法の違いを言ってみるとどういう泳ぎの違いってあるか分かります?
展開としては前半、萩野選手がバタフライ、背泳ぎ、強いので平泳ぎ瀬戸大也選手強いので最後のクロールは今回、萩野選手が強くなったんですけどやはり、平泳ぎの真ん中の泳ぎ方が落ち着いてたと言いましたけどそこが、うまいかなと思いますね。
今大会400m個人メドレーでは銅メダルでしたけど今回、200mバタフライで金メダルを取りましたがバタフライの泳ぎはどう見ましたか。
初日にあったのでこれから出る萩野選手にもやってやったぞというのを見せたかったっていう心理状態も読みながらもすごく自信になって個人メドレーを迎えたんじゃないかなと思ってすばらしい泳ぎだったんですけど実際にあけてみたら悔しさもあったんじゃないかなと私自身は感じてますけどね。
しかし、萩野選手はいろんな種目に出ていますから萩野選手と瀬戸大也選手そして、萩野選手と入江選手と萩野選手の登場でいろんなライバル関係が生まれてると感じるんですけどその辺り、萩原さんいかがですか。
入江選手もアジア大会から帰ってきてコメントしてましたけどこれからは強化の一環として僕もいろんな種目にチャレンジしてタフになりたいって話してるんですよね。
なので、こういった形で瀬戸大也選手とか萩野選手の影響力っていうのはチームに及ぼす影響って本当にすごいなって思いますね。
多種目やることが最後に種目を絞るにしてもいい影響ってあるんですかね。
やっぱりいろんな種目に出ることによって自分が知らなかった可能性というものも探れると思うんですよね。
今回、萩野選手は自由形、出ましたけども自由形で、ここまで結果を残すっていうことは周りもちょっとびっくりだったのでそういった意味では2年後のリオも6年後の東京も種目を迷ってしまうんじゃないかなって思いますね。
ここで萩野選手を中心に男子を見てきましたが競泳女子も新たな力が生まれています。
今回特に目覚ましい活躍を見せた10代のこちらの3選手です。
まずは、ことし13年ぶりに50m自由形の日本記録を更新しました、内田選手。
自由形50mと100mでメダルを獲得しました。
萩原さんはこの内田選手のよさをどんなとこに感じますか。
172cmという長身なんですけどすごくスタートしてからトップスピードにもっていくっていうのが天性のものですね。
手が入水に入ってからすぐに水をキャッチできる。
つかめるというところ。
すぐに体重移動ができますのでそこが彼女がスピードを上げられるポイントなのかなと思います。
そして競泳陣最年少の16歳で出場した中野未夢選手も200mバタフライでメダル獲得です。
伊藤さんは、この中野選手のよさはどうでしょう。
いいチームにいるということが恵まれてるなと思います。
16歳という若い思春期のときに萩野選手、瀬戸大也選手の中で意識を高めているんじゃないかと思いますね。
そんな10代の選手の中でも特に中央にいます今回、活躍だったのが17歳の渡部香生子選手。
平泳ぎ、個人メドレーリレーで5つのメダル。
ロンドンオリンピックのときは平泳ぎの代表でしたが今回は個人メドレーで日本記録出しました。
萩原さん、渡部選手が今回個人メドレーで結果を出した。
萩野選手のような成長を見せ始めている。
これ競泳女子全体としてどんな意味合いがありますかね。
やっぱり、若い選手がチームをエースとして引っ張るというのはすごく勢いが出ますし彼女にとって個人メドレーっていうのは最終レースだったんですけどそこでしっかりと気持ちを持って日本新でメダルを取れたのは今後の彼女にとっては大きなことでしたね。
水泳がなんでこんなに強くなったのかって、みんな興味があるんですけどなんだと思いますか?強化のシステムっていうんですかね。
2000年ぐらいから強化を変えてきましてチーム力、オープンマインドで情報交換をして頑張っていこうという流れができてきましたのでそれが、どんどんつながって、伊藤さんとか北島康介選手とか萩野選手っていうところにつながってきてるのかなと思いますね。
ここまで今大会大活躍を見せました競泳についてお伝えいたしました。
若い選手が活躍したのは競泳だけではありません。
今回、この番組では2020年での活躍が期待されます若手の選手2020年の星として紹介してきました。
これまで登場した選手を改めて見ていただきます。
まずは柔道女子57kg級の山本杏選手。
すでに世界大会でも優勝経験を持つ山本選手は今大会も個人で金団体でも金の2冠を達成しました。
そして、女子体操団体メンバー6人のうち4人が高校生という若いチームで挑んだ今大会。
前回の2位には届かなかったものの堂々の3位でメダルを獲得しました。
そして、17歳バドミントンの山口茜選手。
昨年、史上最年少でシニアの大会で優勝したホープ。
しかし、今大会は2回戦で敗退。
悔しい大会となりました。
卓球の平野美宇選手は日本選手団最年少の14歳。
団体決勝では日本のダブルエース福原、石川に続く3番手で出場。
惜しくも敗れはしましたが堂々たるプレーを見せてくれました。
為末さんこういった若い選手たちが今大会、経験してこれを今後どうつなげていくかですね。
やっぱり具体的に誰がライバルなんだ何が世界でアジアなんだっていうのを知るっていうのはすごく大きいと思うんですね。
これを持ち帰って自分に足りないところを埋めていくっていうのがこれで今回考えられるのではと思うので彼ら彼女たちのライバルがいますからぜひ、日本に帰ってきて同世代のライバルたちにこういう感じだったよって伝えてくれることが日本のスポーツ界にいい影響を与えると思います。
今、為末さんから少し話がありました。
ここで、その若いころの経験を将来どうつなげていけばいいのか。
きょう、ゲストの皆さんにご自身の経験談を踏まえてアドバイスメッセージをいただきます。
まず、萩原さん。
やっぱりうまくいかないこととか失敗することって、たくさん…。
私、ちょうどこれ高校生のときだったのでちょうどオリンピックの2年前。
今と同じ時期だったので。
本当にオリンピックと同じ選手村とか試合のシステムでできたっていうことはすごいよかったんですよね。
失敗するということはまだまだ伸びしろがあるということですのでピンチはチャンスっていうふうに思って、ラッキーって思ってほしいなと思いますね。
伊藤さん、この流れですからVTR、出てきます。
伊藤さんからひと言、お願いします。
若いときに経験したことってすごく感受性が豊かなときに経験することなのですごく覚えてたり怖かったりするんです。
失敗したことは。
だけど、それが変わるチャンスになっていくのでいろんなことを経験して失敗も成功もいろんなことを経験して人間的にもすばらしくなってアスリートとして大成してほしいなと思います。
最後に為末さん。
お二人が…僕の映像は出さないでほしいんですがこんなキラキラした瞬間なんてなかなかないんですよ。
初々しい。
しかも、高校3年生。
やっぱりね、キラキラしたこういう瞬間ってなかなかないんですよね。
一生懸命、何かに取り組むってそのこと自体がすごく人生にとっては大きいので喜んでますね。
ぜひ、頑張ってほしいなと思います。
皆さんの若かりしころも…。
こんな時代もありましたね。
では若手の選手の皆さんも今回の経験を糧に2020年へ羽ばたいていってほしいですね。
それでは、ここからは改めて、きょう行われました競技を振り返ります。
まずは女子ソフトボールです。
アジア大会4連覇を狙う日本ですが1次リーグから無敗で決勝進出。
そんな日本が大会4連覇をかけて、臨んだ決勝戦。
相手は、台湾です。
ソフトボール決勝。
先発マウンドに上がったのは日本のエース・上野。
初回から連続三振を奪う上々の立ち上がりを見せます。
その後も好投を続け台湾につけいる隙を与えません。
2回の裏、日本はツーアウト一塁、二塁のチャンス。
8番・大久保がセンター前にタイムリーヒットを放ち先制します。
3回の裏二塁、三塁のチャンスから5番・坂元。
追加点を奪います。
さらに、もう1点を加え3対0とした日本。
7番・市口がライト前へタイムリーヒットを放ちリードを広げます。
先発の上野は6回まで二塁を踏ませない力投。
台湾打線を封じ込みます。
日本は最終回。
上野から代わった23歳の藤田が抑えゲームセット。
6対0の完封で勝利を収めました。
金メダルに輝いた日本。
史上初の大会4連覇です。
まだまだ油断することなく強い日本らしいソフトボールがこれからもやっていけるようになっていけたらいいなと思ってます。
大会4連覇を達成しましたソフトボール。
試合のあと、キャプテンの大久保美紗選手はこの優勝が必ず2020年のオリンピックにつながると思って試合を戦ってきたし子どもたちの目指す場所はオリンピックだと思うので復活に向けてアピールできたと思うと笑顔で話していました。
このことば為末さんはどうお聞きになりますか。
ぜひ、日本の選手アジアで活躍できるチームなので世界にソフトボールを広げるっていうのもこれから、やってくれたら種目数がこれとは限らないとおっしゃってますからぜひソフトボールも入れてほしいなと思います。
続いてお届けする競技は空手です。
技の正確さなどを競う形と組み手がありきょうが競技初日になります。
日本勢早速メダルを獲得しています。
空手の女子、形で決勝進出を果たした清水希容選手。
技の正確さや気迫などから総合評価を競うこの種目で全日本チャンピオンが力強い演技を見せます。
連覇がかかっていたのでなんとしても勝ちたかったとこの試合に執念を燃やした清水選手は最後まで気迫の演技を見せ、優勝。
この種目日本勢として6大会連続の金メダルを獲得しました。
この空手ですけども空手も2020年の東京オリンピックでの正式種目になることを目標にしているんですね。
為末さんは今、どうご覧になりました?
さっきソフトも応援するっていって空手も応援するっていって…。
でも、種目をもう少し増やすっていう選択もありなんじゃないかなと思います。
日本の伝統が伝わっていくのはすごくいいことだと思います。
空手はきょうが初日となりました。
続いては為末さんお待たせしました。
陸上をお伝えいたします。
きょうはトラック競技の中でも盛り上がりを見せますリレー種目。
400mリレーと1600mリレーが行われました。
為末さん、やはりリレーというと個人種目とは違うところがありますか。
100mでは世界大会の決勝って日本はちょっと厳しいんですが今はまだ。
でもリレーでは勝負できてるという点でチームワークがすごく効く競技ですので、お家芸としてここ20年ずっと育ててきた競技なんできょうの結果どうだったか見てみたいです。
競泳もリレー競技がありまして前回のアジア大会の400mリレーで一緒に泳いでいる。
引き継ぎました。
バトンを渡しました。
リレーっていうのはどんなものですか。
やっぱり泳ぎだす前って一人なんですけど後ろにいてくれるっていうだけで心強いっていうか。
招集所なんかで私、伊藤さん後輩なんですけど励まされてたので萩さん、大丈夫?なんていわれてたんでそういった点ではすごく心強いなとは思いますよね。
伊藤さんも個人種目とはリレーは違いますか。
一人で戦うほかにほかに3人がいるって心強いですし、ほかの3人に迷惑かけれないなと思いながらそのプレッシャーもありながら日本の国旗を背負って頑張るってことですごくエネルギーが出る種目です。
その各チームが誇りをかけて走ります男女の400mのリレーと男子の1600mリレーのもようをお伝えします。
日本、悲願の金メダルなるんでしょうか。
今シーズンは39秒25。
今大会は日本対中国との戦いが予想されます。
注目は3走、4走。
蘇炳添、張培萌並べてきました。
その中で日本はスタートダッシュ。
山縣亮太、飯塚翔太、高平慎士そして、アンカーは高瀬慧です。
男子4×100mリレー決勝。
16年ぶりの頂点へ日本スタート。
山縣、飛ばしている。
飯塚へバトンタッチ。
非常にいい形。
中国を追い詰めている。
日本リードしている。
高平にバトンを渡した。
中国、追いかける。
そしてアンカーにバトンパス。
中国、先頭。
中国1着でフィニッシュ。
37秒99!中国が37秒99!中国、アジア新記録!そして、日本は銀メダル。
38秒49。
女子4×100mリレーの決勝です。
その金を取るためには福島にどういう形でバトンが渡ればいいですか。
理想はトップで渡ってほしいですよね。
韋永麗選手には100mで負けていますので後ろから追われるのも怖いんですけど、追って抜き返すっていうのも難しいんじゃないかなと思いますね。
4レーンは日本の藤森安奈。
32年ぶりの頂点に向かって。
中国を追いかけていきます。
藤森から石川のバトンパス。
うまく渡りました。
中国が非常にリードしている。
青木にバトンパス。
大接戦になっている。
アジアナンバーワンを決める大会。
中国、出ている。
日本はようやくバトンが渡った。
日本の福島。
韋永麗、中国、金メダル!日本は銅メダル。
42秒83という好タイム。
中国はナショナルレコードをマークしてきました。
これは早いです。
大会記録になるタイムですね。
42秒83という中国、金メダル。
日本は銅メダル獲得。
このリレー種目4人でつなぐこのリレー種目で借りを返すときがきました。
金丸祐三、藤光謙司、飯塚翔太そしてアンカーには若い早稲田大学の加藤修也が待っています。
日本はエースの金丸祐三。
金丸がみずからこの1走に登場してきました。
サウジアラビアをどれだけ離すことができるかどうか。
山崎さん、ここまでどうでしょうか。
ここまでいいですね。
ここから金丸の真骨頂。
最後の100m。
韓国リード。
そして日本は追ってきた。
サウジアラビアをすでに抜いている。
サウジアラビアを抜いている。
金丸。
インドがきた。
金丸から、藤光。
金丸、先頭で、バトンを渡した。
ここまでは山崎さんいいですね。
非常にいい形で。
16年ぶりの頂点に向かって藤光謙司が飛ばしています。
藤光の前半の走りどうでしょうか。
200のスピードをよく生かしてますね。
そして、インドサウジアラビアさらには韓国と続いています。
中国は少し遅れて後ろから2人目ということになりました。
先頭は日本の藤光謙司。
このあとは、先ほど4×100mリレーを走ったばかりの飯塚翔太が待っています。
先頭は日本。
もうちょっと離したい。
差は20m。
藤光謙司、快走で飯塚翔太、スタート。
そして、サウジアラビア、韓国さらにはインドが続いています。
先ほど35分前に4×100mリレーを走ったばかりですが快走しています。
山崎さん、どうでしょう。
ここまではいいですよ。
あとはラストですね。
どのくらい疲れが出てるか。
なんとかいってほしいですね。
その差はまだ20mある。
最後の力を振り絞って…。
アジア大会インチョンの舞台で。
日本、アンカー、早稲田大学の加藤がスタート。
白のユニホームが後ろから追ってきた。
日本の加藤は後半ありますからね。
ゆったりといってますから大丈夫でしょう。
日本の加藤。
後ろからサウジアラビアの選手が追ってきた。
韓国もきている。
日本、どうか。
早稲田の加藤修也最後はフィニッシュ金メダル、獲得!3分1秒89。
いい記録ですよ、これも。
日本16年ぶりの金メダル!
金メダルに挑んだ戦いでしたね。
ありがとうございます。
本当に4年前の悔しさがあったのできょうは、なんとしても勝つと短距離チーム一丸となって金メダルを目指すということで4系は残念でしたけど一生懸命、走ろうと思って頑張りました。
前回大会も出させてもらって2走で悔しい思いをしてたのでリベンジができればと思ってやったのでサウジアラビアに強い選手がいるというのは分かっていたので僕らでできるだけ貯金を作りたかったのでそこがうまくできたのでよかったなと思います。
今回のリレーは8人全員一つになってずっと行動してきてなので、そういったみんなの気持ちが一つになったので勝つことができたと思います。
先輩方がいいところで回してくれたので自分の走りを落ち着いてできたと思います。
この経験をどのように生かしたいですか。
まだまだやることはたくさんあるので一つ一つ、次の大会に向けて頑張ろうと思います。
本当におめでとうございました。
ありがとうございました。
前回大会でバトンパスをミスして負けた日本の男子400mリレー16年ぶりの金メダルです。
女子は3大会連続のメダルです。
まず為末さん、1600mリレー16年ぶりの金ですよ。
4×100mと4×400mっていう2つリレーがあるんですよね。
日本のリレーっていうと4×100mっていうぐらいメダルを取ってたんですけどマイルリレーというんですがこれを取ってこの種目もだんだん強くなってくれたらいいなと思うんです。
400mの日本記録っていうのは高野さんから更新されていないんですね。
20年以上残ってるんですけどぜひ、これからチャレンジする中でこのリレーがもっともっと活躍してくれたらいいな思います。
伊藤さんはVTR見ながらきつそうだなという話をされていましたけどどうご覧になりましたから。
引退をして2年たったとはいえ浅いと思われる方はいると思いますが本当にきついんですよ。
真ん中から最後にかけて。
でも、あそこで待ってる選手がいると思うといつもより力が出たんじゃないかなと思うと声が出てました。
為末さん、きのう2020年の星として紹介しました400mリレーに出場した藤森選手ですね。
この藤森選手の走りはどうご覧になりました。
スタートはよかったと思うんですけどコーナーで中国に少し置いていかれた部分もあったと思うんですが走れたということはものすごく大きな経験なのでよかったなと思いますしぜひ、これを次に生かしてほしいなと思いますね。
オリンピックでメダルを獲得するためにあえて言うとどんなところが必要になってきそうですか?
世界に行ってほしいです。
早いうちに世界に行くということが一番、大事なことだと思うので日本の選手がどんどんドイツでもフランスでもアメリカでもいいんで世界に経験しにいってほしいなと思いますね。
ここまで陸上のリレー種目についてお伝えしました。
それではきょう行われたそのほかの競技です。
バレーボールは決勝はあすイランとの対戦です。
ロンドンオリンピック出場を逃した坂井これがスタートラインと思いを新たにしていました。
これまで2週間にわたって開催されてきました2014インチョンアジア大会もあさってに閉会となります。
いよいよクライマックスとなりましたがNHKでは、あす午後6時から陸上の男子マラソンをたっぷりと放送する予定です。
また、週末の「サタデースポーツ」でも日本選手の活躍をお届けいたします。
今回のアジア大会あすで残り2日となりますが陸上では、あす男子マラソンが為末さん、ありますね。
川内さんの調子もいいそうなのですごく楽しみにしてます。
走り終わったあとどんな姿でゴールするのか。
倒れこんでゴールしてくると思うんですけど応援したいなと思います。
そして、萩原さんと伊藤さんにもお伺いしますが萩原さん、競泳以外、全体を見て今回のアジア大会はどんなことが印象に残っていますか。
日ごろ見ることができない種目がたくさんありますよね。
そういったところを私もテレビで拝見していてもっともっとメジャーになって、いろんな方が応援してくれるとうれしいなと思いました。
セパタクローとかもね。
すごく迫力満点ですよね。
あとは今週末、閉幕しますけどまた、10月の中旬からアジアのパラの大会のほうが始まりますのでそちらのほうもしっかり応援していきたいなと思ってます。
伊藤さんはいかがですか。
かぶってしまうんですが競技数がオリンピックよりも多かったというところで本当に見てない競技もたくさん見ることができましたし本当にスポーツを発展させていきたいなと思っていますのでそういう機会になったんじゃないかなと思いました。
それもアジア大会の魅力の一つですね。
そして、今、流れてきたのは今大会のNHK放送テーマソングファンキー加藤さんの「終わらない未来」です。
そのタイトルどおり出場したどの選手にもいろんな未来があるということで本当にこの先、為末さん期待したいですね。
しつこく言ってますけどやっぱり、2020年の東京それにリオですね。
そこでスターになってくれる選手の卵がいたなっていうのと後、ほかの国にもいっぱいライバルのスターの卵がいますから。
こういう選手たちがどんなふうに成長していってくれるかというのがすごく今回は見れた大会だなと思います。
今大会、ここまで日本が獲得している金メダルの数は46個すべてのメダルで185という数字が出ています。
皆さんきょうは本当にありがとうございました。
最後は、この曲とともに日本選手の頑張る姿をご覧いただきます。
ファンキー加藤さんからコメントもいただいていますのでこちらも併せて、ご覧ください。
何度もつまずいても何度も転んでもまだ俺たちには未来が残っているだから諦めないでいこうというそんな思いを込めて歌っています。
選手の背中に届く追い風になればいいなとそういうふうに思っています。
♪〜2014/10/02(木) 22:00〜23:15
NHK総合1・神戸
2014インチョンアジア大会 ◇女子マラソン ◇2020期待の星 ◇大会まとめ[字]
▽女子マラソン 木