≫大会初日放送席の解説はプロゴルファーの塩谷育代さんでした。
そして、ラウンド解説はプロゴルファーの森口祐子さんと小田美岐さんでした。
お二方も、どうもありがとうございました。
(テーマ音楽)細かな装飾の数々にペルシャ建築の美が凝縮されています。
イランの古都イスファハン。
ペルシャ王朝の都として17世紀に栄華を極めました。
市場や商店が立ち並ぶバザールを抜けると金曜モスクの入り口が現れます。
金曜モスクとは地域の中心となる大きなモスクの事で金曜日には集団礼拝が行われます。
ここは8世紀に創建されたイラン最古のモスク。
1,000年をかけて建物が造られペルシャ建築の美しさを今に伝えます。
その代表格といえるのが…大きなアーチで飾られた巨大な空間が特徴です。
そのイーワーンが東西南北の方向に4つ建っています。
イーワーンが互いに対面する事で建築全体にめりはりがつき美しいフォルムをつくっているのです。
モスクの中には各時代の礼拝所があります。
最も古いのは11世紀のレンガ造りの礼拝所。
アーチや天井ドームもレンガを積み重ねただけで造られています。
時代が下ると礼拝所には装飾が施されるようになります。
これはミフラーブ。
メッカの方向を示す目印で漆喰で見事に飾られています。
細かな草花の文様がちりばめられてイランの傑出した美術品の一つといわれます。
古い礼拝所が大切に保存されているそのすぐそばで多くの人々がアッラーへの祈りをささげています。
ペルシャ芸術が絶頂期を迎えた16世紀から17世紀イーワーンが華麗に飾られました。
壁を覆う華やかな模様の数々。
全てタイルを使ったモザイク装飾です。
当時イスファハンでは発色のよい高品質のタイルを焼く事ができました。
壁を埋め尽くすタイル。
全て職人たちがハンマーで削って一つ一つ組み合わせたものです。
草花を幾何学的に配置した模様…アラビア文字をデザイン化した装飾…偶像崇拝が禁止されているからこそ発展したペルシャ芸術。
イーワーンの装飾は永遠に続く天上の楽園を思わせます。
1,200年以上の時を経て今も輝く金曜モスク。
人々の祈りは絶える事がありません。
生字幕放送でお伝えします2014/10/02(木) 16:50〜16:55
NHK総合1・神戸
シリーズ世界遺産100「イスファハンの金曜モスク〜イラン〜」[字]
古都、イスファハンの金曜モスクは8世紀の創建。ペルシャ芸術が絶頂期を迎えた16〜17世紀には、色のついたタイルを細かく削ってはめ込むモザイク装飾で壁が飾られた。
詳細情報
番組内容
金曜モスクとは、地域の中心となる大きなモスクを指し、金曜日には集団礼拝が行われる。イランの古都、イスファハンの金曜モスクは8世紀の創建以来、1000年をかけてさまざまな建物が造られた。ペルシャ芸術が絶頂期を迎えた16〜17世紀には、タイルを使ったモザイク装飾で壁が飾られた。職人が色のついたタイルをひとつひとつ細かく削ってはめ込み、モスクの壁一面を飾ったその技は、見る者を圧倒する。
出演者
【語り】松平定知
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
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